JP5978932B2 - 誘導性負荷制御装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載されている従来の装置では、リニアソレノイドに電流を流すための通電経路において、リニアソレノイドに対し直列に、PWM(パルス幅変調)信号で駆動される電流制御用のスイッチング素子を設けている。そして、上記通電経路に設けた電流検出抵抗により、リニアソレノイドに流れる電流に応じた電圧の電流検出信号を発生させ、その電流検出信号を、リニアソレノイドの電流波形をトレースするような短い一定時間毎に、A/D変換器によりA/D変換(アナログ/デジタル変換)している。そして更に、CPUが、PWM信号1周期分のA/D変換器によるA/D変換値を平均化することにより、リニアソレノイドに流れる電流を検出し、その電流の検出値が目標値となるように、スイッチング素子の駆動信号であるPWM信号のデューティ比を制御している。
第1手段は、誘導性負荷に流れる電流がPWM信号の1周期中において極小値になるときにA/D変換手段が動作するように、該A/D変換手段を起動して、該A/D変換手段による電圧信号のA/D変換値を、電流極小時のA/D変換値としてメモリに記憶する。
尚、本実施形態の電子制御装置(以下、ECUという)は、例えば、自動車のエンジンと変速機を制御するものであり、変速機の制御として、変速機の変速状態を切り替えるリニアソレノイドの制御を行う。そして、ここでは、主にリニアソレノイドの制御に関する部分について説明する。
そして、マイコン5は、CPU7と、CPU7が実行するプログラムや固定の制御データ等が記憶されたROM9と、CPU7による演算結果や演算対象データ等が記憶されるRAM11と、割り込みコントローラ12と、A/D変換器(ADC)13と、A/D変換器13がA/D変換を完了する毎に、そのA/D変換器13によるA/D変換値がソフトウェアを介さずに格納されると共に、CPU7からアクセス可能なレジスタ(A/D変換値用のレジスタ)15と、変速機の変速状態を切り替えるリニアソレノイド3をデューティ制御するための、PWM信号を生成して当該マイコン5の外部へ出力するPWM信号出力回路17と、PWM信号出力回路17がPWM信号を生成するのに用いるPWMデータが、CPU7によって書き込まれるレジスタ(PWMデータ用のレジスタ)19と、を備えている。
そして、図2に示すように、マイコン5は、初期化処理を開始すると、まずS110にて、タイマ割り込みの、初回の発生タイミングを設定する。
次に、マイコン5は、S230にて、レジスタ19内のPWMデータを更新する。
次に、S260にて、レジスタ15から電流検出信号のA/D変換値を読み出して、そのA/D変換値を、電流極小時のA/D変換値としてRAM11に記憶する。そして、その後、当該タイマ割り込み処理を終了する。
次に、マイコン5は、S340にて、レジスタ19にPWMデータのかたちで現在設定しているPWM信号の周期及びデューティ比に基づいて、PWM信号の次回のオン切り替わりタイミングよりも前述の所定時間Tbだけ前のタイミングを算出し、そのタイミングを、次回のタイマ割り込みの発生タイミングとして設定する。
次に、S360にて、レジスタ15から電流検出信号のA/D変換値を読み出して、そのA/D変換値を、電流極大時のA/D変換値としてRAM11に記憶する。そして、その後、当該タイマ割り込み処理を終了する。
次に、マイコン5が図2〜図4の処理を行うことによるECU1の作用について、図5を用い説明する。
以上のようなECU1では、ソレノイド電流がPWM信号の1周期中において極小値になるときにA/D変換器13が動作するように、該A/D変換器13を起動して、該A/D変換器13による電流検出信号のA/D変換値を、電流極小時のA/D変換値としてRAM11に記憶し、また、ソレノイド電流がPWM信号の1周期中において極大値になるときにA/D変換器13が動作するように、該A/D変換器13を起動して、該A/D変換器13による電流検出信号のA/D変換値を、電流極大時のA/D変換値としてRAM11に記憶している。そして、RAM11に記憶された電流極小時のA/D変換値と電流極大時のA/D変換値とに基づいてソレノイド電流を検出し、その検出電流値が目標値となるようにPWM信号のデューティ比を制御している。
また、制御対象の誘導性負荷は、変速機の変速状態を切り替えるリニアソレノイド3に限らず、流れる電流を制御すべき他の誘導性負荷であっても良い。
Claims (2)
- 誘導性負荷(3)に電流を流すための通電経路において前記誘導性負荷に対し直列に接続され、前記誘導性負荷に流れる電流を制御するためにPWM信号で駆動されるスイッチング手段(21)と、
前記誘導性負荷に流れる電流に応じた電圧信号を出力する電流検出手段(27,29)と、
前記電流検出手段からの前記電圧信号をA/D変換するA/D変換手段(13)と、
前記A/D変換手段を起動して、該A/D変換手段による前記電圧信号のA/D変換値をメモリ(11)に記憶する電流値取得手段(5,S220,S260,S320,S360)と、
前記メモリに記憶されたA/D変換値に基づいて、前記スイッチング手段を駆動するための前記PWM信号のデューティ比を制御する制御手段(5,S410,S420,S230)と、を備え、
前記電流値取得手段は、
前記誘導性負荷に流れる電流が前記PWM信号の1周期中において極小値になるときに前記A/D変換手段が動作するように、該A/D変換手段を起動して、該A/D変換手段による前記電圧信号のA/D変換値を、電流極小時のA/D変換値として前記メモリに記憶する第1手段(5,S220,S260)と、
前記誘導性負荷に流れる電流が前記PWM信号の1周期中において極大値になるときに前記A/D変換手段が動作するように、該A/D変換手段を起動して、該A/D変換手段による前記電圧信号のA/D変換値を、電流極大時のA/D変換値として前記メモリに記憶する第2手段(5,S320,S360)と、からなり、
前記制御手段は、前記メモリに記憶された前記電流極小時のA/D変換値と前記電流極大時のA/D変換値とに基づいて前記誘導性負荷に流れる電流を検出し、その検出電流値が目標値となるように前記PWM信号のデューティ比を制御し、
前記第1手段は、
前記PWM信号が前記スイッチング手段をオフさせる方の非アクティブレベルから前記スイッチング手段をオンさせる方のアクティブレベルへ変化するオン切り替わりタイミングよりも所定時間前のタイミングであるオン直前タイミング毎に、前記A/D変換手段を起動することにより、前記オン直前タイミングから前記オン切り替わりタイミングまでの間に前記A/D変換手段を動作させ、該A/D変換手段による前記電圧信号のA/D変換値を、前記電流極小時のA/D変換値として前記メモリに記憶し、
前記第2手段は、
前記PWM信号が前記アクティブレベルから前記非アクティブレベルへ変化するオフ切り替わりタイミングよりも所定時間前のタイミングであるオフ直前タイミング毎に、前記A/D変換手段を起動することにより、前記オフ直前タイミングから前記オフ切り替わりタイミングまでの間に前記A/D変換手段を動作させ、該A/D変換手段による前記電圧信号のA/D変換値を、前記電流極大時のA/D変換値として前記メモリに記憶し、
前記第1手段と前記第2手段は、マイコン(5)によって実現され、
前記マイコンは、前記オン直前タイミング毎にタイマ割り込みを発生させ、そのオン直前タイミングで発生するタイマ割り込みの処理により、前記A/D変換手段を起動すると共に、該A/D変換手段による前記電圧信号のA/D変換値を前記電流極小時のA/D変換値として前記メモリに記憶することにより、前記第1手段として機能し、
前記マイコンは、前記オフ直前タイミング毎にタイマ割り込みを発生させ、そのオフ直前タイミングで発生するタイマ割り込みの処理により、前記A/D変換手段を起動すると共に、該A/D変換手段による前記電圧信号のA/D変換値を前記電流極大時のA/D変換値として前記メモリに記憶することにより、前記第2手段として機能すること、
を特徴とする誘導性負荷制御装置。 - 請求項1に記載の誘導性負荷制御装置において、
前記オン直前タイミングで発生するタイマ割り込みと、前記オフ直前タイミングで発生するタイマ割り込みは、1つの同じタイマ割り込みであり、
前記マイコンは、前記オン直前タイミングで発生するタイマ割り込みの処理にて、次回の前記オフ直前タイミングで前記タイマ割り込みを発生させるための処理(S240)を行い、前記オフ直前タイミングで発生するタイマ割り込みの処理にて、次回の前記オン直前タイミングで前記タイマ割り込みを発生させるための処理(S340)を行うこと、
を特徴とする誘導性負荷制御装置。
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