JP2009177997A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源 Download PDF

Info

Publication number
JP2009177997A
JP2009177997A JP2008016401A JP2008016401A JP2009177997A JP 2009177997 A JP2009177997 A JP 2009177997A JP 2008016401 A JP2008016401 A JP 2008016401A JP 2008016401 A JP2008016401 A JP 2008016401A JP 2009177997 A JP2009177997 A JP 2009177997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching circuit
switching
current
power supply
duty signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008016401A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4479800B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Kawase
義之 川瀬
Toru Itabashi
板橋  徹
Mitsuhiro Kanayama
光浩 金山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2008016401A priority Critical patent/JP4479800B2/ja
Priority to US12/360,219 priority patent/US8120339B2/en
Priority to DE102009006372.2A priority patent/DE102009006372B4/de
Publication of JP2009177997A publication Critical patent/JP2009177997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4479800B2 publication Critical patent/JP4479800B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/158Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load
    • H02M3/1584Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load with a plurality of power processing stages connected in parallel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】並列接続された複数のスイッチング回路の構成を簡略化できるスイッチング電源を提供
【解決手段】スイッチング電源1は、入力電圧Vinを昇圧して出力する昇圧部2と、昇圧部2を制御するためのデューティ信号を出力する制御部3とから構成される。昇圧部2は、互いに並列に接続された2つのスイッチング回路11,12を備える。スイッチング回路11(12)は、一端がダイオードD1(D3)を介して直流電源VBに接続され、他端がダイオードD2(D4)を介して出力端子4に接続されたコイルL1(L2)と、ドレインがコイルL1(L2)とダイオードD2(D4)との接続点に接続されるとともにソースが抵抗R1(R2)を介して接地され、制御部13からのデューティ信号がゲートに印加されるNチャネル型の電界効果トランジスタSW1(SW2)とを備えている。そして、抵抗R1の抵抗値は抵抗R2の抵抗値よりも小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のスイッチング回路が並列に接続されたスイッチング電源に関する。
車両用の電子制御装置には、クランキングなどのバッテリ電圧低下時においても動作電圧を確保するために、昇圧スイッチング電源が備えられている。近年、車両用の電子制御装置は、その大規模化・機能統合化に伴い、動作電流が増加している。このため、スイッチング電源の供給能力を向上させる必要がある。
従来、スイッチング電源の供給能力を向上させるための技術として、複数のスイッチング回路を並列接続し、1つの入力電圧を複数相のスイッチング回路を用いて1つの経路に供給するマルチ構成スイッチング電源(マルチフェーズDC/DCコンバータ)が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−6669号公報
しかし、上述の特許文献1に記載の技術では、スイッチング回路を複数相構成しているために、スイッチング回路の過電流を検出するための過電流検出回路、及びスイッチング回路に流れる電流を制限してスイッチング回路を保護するための電流制限回路をスイッチング回路数分設ける必要がある。このため、スイッチング電源のコストアップ及び回路規模の増加を招くという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、並列接続された複数のスイッチング回路の構成を簡略化できるスイッチング電源を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載のスイッチング電源は、外部電源から供給される供給電圧をスイッチング通電することにより、供給電圧の電圧値とは異なる電圧値を有する電圧を出力する第1スイッチング回路と、第1スイッチング回路に対して並列に接続され、外部電源から供給される供給電圧をスイッチング通電することにより、供給電圧の電圧値とは異なる電圧値を有する電圧を出力する第2スイッチング回路とを備えて、第1スイッチング回路および第2スイッチング回路の出力電圧を合成して出力するスイッチング電源であって、第1スイッチング回路は、第2スイッチング回路よりも高い電流を供給するように構成されることを特徴とする。
このように構成された請求項1に記載のスイッチング電源では、第2スイッチング回路には、第1スイッチング回路に流れる電流よりも高い電流が流れない。このため、第1スイッチング回路に流れる電流(以下、第1スイッチング電流ともいう)の電流値を検出すれば、第2スイッチング回路に流れる電流(以下、第2スイッチング電流ともいう)の電流値を検出しなくても、第2スイッチング電流の電流値は、第1スイッチング電流の電流値よりも小さいということを確認することができる。
したがって、第1スイッチング回路および第2スイッチング回路の過電流を防止するために、第1スイッチング電流の電流値を検出するための回路を第1スイッチング回路に設ければ、第2スイッチング電流の電流値を検出するための回路を第2スイッチング回路に設けることを不要とすることができる。これにより、過電流防止機能を備えたスイッチング電源の構成を簡略化できる。
また請求項1に記載のスイッチング電源において、第1スイッチング回路が第2スイッチング回路よりも高い電流を供給するようにするためには、請求項2に記載のように、第1スイッチング回路に流れる電流を検出するために、第1スイッチング回路の電流経路に設けられる電流検出抵抗と、第2スイッチング回路に流れる電流量を制限するために、第2スイッチング回路の電流経路に設けられる電流制限抵抗とを備え、電流制限抵抗の抵抗値は、電流検出抵抗の抵抗値よりも大きいようにするとよい。
そして請求項2に記載のスイッチング電源では、請求項3に記載のように、電流検出手段が第1スイッチング回路に流れる電流を検出し、電流制限手段が、電流検出回路により検出された電流値である検出電流値が予め設定された電流制限判定値以上である場合に、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路に流れる電流量を同時に制限するようにするとよい。
このように構成されたスイッチング電源によれば、上記の電流制限手段を設けることにより、第1スイッチング回路に流れる電流量を制限する手段と、第2スイッチング回路に流れる電流量を制限する手段とを別々に設ける必要がなくなる。これにより、過電流防止機能を備えたスイッチング電源の構成をさらに簡略化できる。
また請求項3に記載のスイッチング電源において、電流量を制限するために、請求項4に記載のように、電流制限手段は、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路のスイッチがオン状態となる時間であるスイッチオン時間を、検出電流値が電流制限判定値以上になる前よりも短くするようにするとよい。
このように構成されたスイッチング電源によれば、スイッチオン時間を短くすることにより第1及び第2スイッチング電流を減らして第1及び第2スイッチング回路を保護することができる。さらに、スイッチオン時間を「0」に設定しないため、第1及び第2スイッチング回路の動作を継続させることができる。これにより、例えば、スイッチング電源に接続された装置の起動時などに短時間の過電流が流れた場合に、第1及び第2スイッチング回路に流れる電流を制限して第1及び第2スイッチング回路を保護するとともに、当該装置の動作を継続させることができる。
また請求項4に記載のスイッチング電源において、スイッチオン時間を短くするために、請求項5に記載のように、デューティ信号出力手段が、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路のスイッチング動作を制御するためのデューティ信号を出力し、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路は、デューティ信号がオン状態になっている間、スイッチがオン状態となるように構成され、電流制限手段が、デューティ信号のデューティ比を下げるようにデューティ信号出力手段を制御するようにするとよい。
また請求項3〜請求項5の何れかに記載のスイッチング電源では、請求項6に記載のように、スイッチング禁止手段が、検出電流値が電流制限判定値以上である状態が、予め設定された電流停止判定時間継続した場合に、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路がオン状態になることを禁止するようにするとよい。
このように構成されたスイッチング電源によれば、検出電流値が電流制限判定値以上である状態が電流停止判定時間以上になることを防止することができる。このため、電流停止判定時間を適切に設定することによって、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路に過電流が長時間流れることを防止することができる。これにより、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路が破損してしまうことを抑制できる。
また請求項6に記載のスイッチング電源において、オン状態になることを禁止するために、請求項7に記載のように、デューティ信号出力手段が、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路のスイッチング動作を制御するためのデューティ信号を出力し、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路は、デューティ信号がオン状態になっている間、スイッチがオン状態となるように構成され、スイッチング禁止手段が、デューティ信号出力手段にデューティ信号の出力を停止させるようにするとよい。
また請求項3に記載のスイッチング電源において、電流量を制限するために、請求項8に記載のように、電流制限手段は、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路のスイッチがオン状態となる時間であるスイッチオン時間を「0」に設定するようにしてもよい。
このように構成されたスイッチング電源によれば、スイッチオン時間を「0」に設定することにより第1及び第2スイッチング回路に過電流が流れるのを防止して第1及び第2スイッチング回路を保護することができる。
また請求項1に記載のスイッチング電源において、第1スイッチング回路が第2スイッチング回路よりも高い電流を供給するようにするためには、請求項9に記載のように、デューティ信号出力手段が、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路を制御するためのデューティ信号を出力し、第1スイッチング回路及び第2スイッチング回路は、デューティ信号がオン状態になっている間、スイッチがオン状態となるように構成され、デューティ信号出力手段が、第1スイッチング回路を制御するデューティ信号のデューティ比が、第2スイッチング回路を制御するデューティ信号のデューティ比よりも大きくなるように、デューティ信号を出力するようにするとよい。
また請求項9に記載のスイッチング電源では、請求項10に記載のように、信号出力停止手段が、第1スイッチング回路に流れる電流の電流値が予め設定された出力停止判定値以下である場合に、デューティ信号出力手段に第2スイッチング回路へのデューティ信号の出力を停止させるようにするとよい。
このように構成されたスイッチング電源によれば、第1スイッチング電流の電流値が出力停止判定値以下の場合には第1スイッチング回路を使用するとともに第2スイッチング回路を不使用とし、第1スイッチング電流の電流値が出力停止判定値を超えた場合には第1スイッチング回路と第2スイッチング回路を同時に使用することができる。このため、第2スイッチング回路は第1スイッチング回路よりも使用頻度が少なくなる。したがって、第2スイッチング回路を、第1スイッチング回路を補助するための回路とすることができ、第1スイッチング回路と比較して第2スイッチング回路を小型化することができる。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態について図面をもとに説明する。
図1は、本発明が適用されたスイッチング電源1の構成を示す回路図である。
スイッチング電源1は、車両に搭載され、図1に示すように、直流電源VBから入力電圧Vinを入力し、この入力電圧Vinを昇圧して出力電圧Voutとして出力端子4に出力する昇圧部2と、昇圧部2を制御するためのデューティ信号を出力する制御部3とから構成される。
そして昇圧部2は、互いに並列に接続された2つのスイッチング回路11,12と、一端が出力端子4に接続されるとともに他端が接地された平滑コンデンサC0とから構成される。
これらのうちスイッチング回路11は、一端が電流逆流防止用のダイオードD1を介して直流電源VBに接続され、他端が電流逆流防止用のダイオードD2を介して出力端子4に接続されたコイルL1と、ドレインがコイルL1とダイオードD2との接続点に接続されるとともにソースが抵抗R1を介して接地され、制御部3からのデューティ信号がゲートに印加されるNチャネル型の電界効果トランジスタSW1(以下、スイッチング素子SW1という)と、スイッチング素子SW1に過電流が流れるのを防止するためにアノードがスイッチング素子SW1のソースに接続されるとともにカソードがスイッチング素子SW1のゲートに接続されたツェナーダイオードZ1と、一端がダイオードD1を介して直流電源VBに接続されるとともに他端が接地された入力コンデンサC1とを備えている。
またスイッチング回路12は、スイッチング回路11と同様に構成されており、一端が電流逆流防止用のダイオードD3を介して直流電源VB接続され、他端が電流逆流防止用のダイオードD4を介して出力端子4に接続されたコイルL2と、ドレインがコイルL2とダイオードD4との接続点に接続されるとともにソースが抵抗R2を介して接地され、制御部3からのデューティ信号がゲートに印加されるNチャネル型の電界効果トランジスタSW2(以下、スイッチング素子SW2という)と、スイッチング素子SW2に過電流が流れるのを防止するためにアノードがスイッチング素子SW2のソースに接続されるとともにカソードがスイッチング素子SW2のゲートに接続されたツェナーダイオードZ2と、一端がダイオードD3を介して直流電源VBに接続されるとともに他端が接地された入力コンデンサC2とを備えている。
なお、抵抗R1の抵抗値は抵抗R2の抵抗値よりも小さい。例えば、抵抗R1は0.1Ω、抵抗R2は0.2Ωに設定される。
このように構成されたスイッチング回路11(12)では、スイッチング素子SW1(SW2)がオフ状態であれば、出力端子4には、ダイオードD1(D3)を介して直流電源VBの電源電圧が印加されており、出力端子電圧値は電源電圧値と等しくなっている。そしてスイッチング素子SW1(SW2)がオン状態になると、コイルL1(L2)へ通電が行われ、コイルL1(L2)にエネルギーが蓄積される。その後、スイッチング素子SW1(SW2)がオフ状態になると、コイルL1(L2)に蓄積されたエネルギーがダイオードD2(D4)を介して出力端子4側に放出されることにより、出力端子4に電源電圧より高い電圧を発生させることができる。
つまりスイッチング回路11(12)では、制御部3からデューティ信号が出力されると、スイッチング素子SW1(SW2)がデューティ信号に従ってオン状態/オフ状態を繰り返すことにより電源電圧の昇圧を行う。
次に制御部3は、スイッチング素子SW1,SW2に対してそれぞれデューティ信号DT1,DT2を出力するスイッチングコントロール回路21と、抵抗R1に流れる電流の電流値を検出する電流検出回路22とから構成される。
これらのうちスイッチングコントロール回路21は、デューティ信号DT1,DT2をそれぞれ所定の位相で出力する位相コントローラ31と、CPU,ROM及びRAMなどを搭載した周知のマイクロコンピュータ(マイコン)を中心に構成されて、位相コントローラ31により出力されるデューティ信号DT1,DT2のオンパルス幅を制御するパルス幅コントローラ32と、デューティ信号DT1,DT2の出力タイミングを規定するための所定周波数の基準クロック信号を生成してパルス幅コントローラ32へ出力するクロック発振回路33と、昇圧部2に昇圧を行わせるための基準となる基準電圧V0(例えば、1.25V)を出力する基準電源34と、出力電圧Voutの電圧値に比例して電圧値が変化する比較用電圧Vcと基準電圧V0とを比較して、比較用電圧Vcが基準電圧V0よりも低い場合にその旨を示す信号をパルス幅コントローラ32へ出力する比較器35とを備える。
なお、電流検出回路22は、検出した電流値(以下、検出電流値という)を示す信号をパルス幅コントローラ32へ出力する。
このように構成されたスイッチング電源1において、パルス幅コントローラ32は、出力電圧Voutをフィードバックして出力電圧Voutを予め設定した電圧に保持するようにデューティ信号DT1,DT2のオンパルス幅を決定する処理と、スイッチング回路11,12に流れる電流を制限する電流制限処理を実行する。
ここで、パルス幅コントローラ32が実行する電流制限処理の手順を、図2を用いて説明する。図2は電流制限処理を示すフローチャートである。
この電流制限処理は、パルス幅コントローラ32が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
電流制限処理が実行されると、パルス幅コントローラ32は、まずS10にて、電流検出回路22により検出された電流値(検出電流値)が電流制限判定値(例えば、3A)以上であるか否かを判断する。ここで、検出電流値が電流制限判定値未満である場合には(S10:NO)、S30に移行する。
一方、検出電流値が電流制限判定値以上である場合には(S10:YES)、S20にて、デューティ信号DT1,DT2のオンパルス幅を「0」に設定して、電流制限処理を一旦終了する。これにより、スイッチング回路11,12への通電が停止される。
そしてS30に移行すると、出力電圧Voutが昇圧停止判定電圧(例えば、8.5V)以上であるか否かを判断する。ここで、出力電圧Voutが昇圧停止判定電圧未満である場合には(S30:NO)、電流制限処理を一旦終了する。
一方、出力電圧Voutが昇圧停止判定電圧以上である場合には(S30:YES)、S20にて、デューティ信号DT1,DT2のオンパルス幅を「0」に設定して、電流制限処理を一旦終了する。
このように構成されたスイッチング電源1の動作を、図3を用いて説明する。図3はスイッチング電源1の動作を示すタイミングチャートである。
まず、クランキングにより入力電圧Vinが低下すると(図3(a)の時刻t0を参照)、出力電圧Voutも低下する(図3(g)の時刻t0を参照)。そして出力電圧Voutが昇圧開始電圧(本実施形態では8V)未満になると(図3(g)の時刻t1を参照)、基準クロックの立ち上がりタイミングでスイッチング素子SW1のデューティ信号DT1が所定オン期間OP1オン状態になるとともに(図3(c)の時刻t1,t3,t5を参照)、デューティ信号DT1の立ち上がりから所定ずれ時間TL経過後にスイッチング素子SW2のデューティ信号DT2が所定オン期間OP2オン状態になる(図3(e)の時刻t2,t4,t6を参照)。これにより、デューティ信号DT1(DT2)がオン状態の間はスイッチング素子SW1(SW2)に流れる電流I1(I2)が増加し、デューティ信号DT1(DT2)がオフ状態の間はスイッチング素子SW1(SW2)に流れる電流I1(I2)が低下する動作が繰り返され(図3(d),(f)の時刻t1〜t7を参照)、出力電圧Voutが昇圧開始電圧(8V)に保持される(図3(g)の時刻t1〜t7を参照)。
その後、クランキング復帰により入力電圧Vinが上昇すると(図3(a)の時刻t7を参照)、スイッチング素子SW1に流れる電流I1(以下、スイッチング電流I1ともいう)及びスイッチング素子SW2に流れる電流I2(以下、スイッチング電流I2ともいう)が急激に増加し(図3(d),(f)の時刻t7〜t8を参照)、スイッチング電流I1が電流制限判定値(図3(d)の閾値Ithを参照)以上になると(図3(d)の時刻t8を参照)、スイッチング素子SW1,SW2がオフ状態となる(図3(c),(e)の時刻t8を参照)。これにより、スイッチング回路11,12への通電が停止される。
なお、スイッチング電流I1が電流制限判定値以上になる前に出力電圧Voutが昇圧停止判定電圧(図3(g)の閾値Vthを参照)になった場合(図3(g)の時刻t9を参照)にも、スイッチング素子SW1,SW2がオフ状態となる。
このように構成されたスイッチング電源1では、抵抗R1の抵抗値は抵抗R2の抵抗値よりも小さい。このため、スイッチング回路12には、スイッチング回路11に流れる電流よりも高い電流が流れない。これにより、スイッチング回路11に流れる電流(以下、第1スイッチング電流ともいう)の電流値を検出すれば、スイッチング回路12に流れる電流(以下、第2スイッチング電流ともいう)の電流値を検出しなくても、第2スイッチング電流の電流値は、第1スイッチング電流の電流値よりも小さいということを確認することができる。
したがって、スイッチング回路11およびスイッチング回路12の過電流を防止するために、第1スイッチング電流の電流値を検出するための回路をスイッチング回路11に設ければ、第2スイッチング電流の電流値を検出するための回路をスイッチング回路12に設けることを不要とすることができる。これにより、過電流防止機能を備えたスイッチング電源1の構成を簡略化できる。
また、電流検出回路22がスイッチング回路11に流れる電流を検出し、電流検出回路22により検出された電流値(検出電流値)が電流制限判定値である場合に(S10:YES)、デューティ信号DT1,DT2のオンパルス幅を「0」に設定する(S20)。これにより、スイッチング回路11,12に過電流が流れるのを防止してスイッチング回路11,12を保護することができる。さらに、スイッチング回路11に流れる電流量を制限する手段と、スイッチング回路12に流れる電流量を制限する手段とを別々に設ける必要がなくなる。これにより、過電流防止機能を備えたスイッチング電源の構成をさらに簡略化できる。
以上説明した実施形態において、スイッチング回路11は本発明における第1スイッチング回路、スイッチング回路12は本発明における第2スイッチング回路、抵抗R1は本発明における電流検出抵抗、抵抗R2は本発明における電流制限抵抗、電流検出回路22は本発明における電流検出手段、S10及びS20の処理は本発明における電流制限手段である。
(第2実施形態)
以下に本発明の第2実施形態について図面とともに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態におけるスイッチング電源1は、電流制限処理が変更された点以外は第1実施形態と同じである。
次に、第2実施形態の電流制限処理手順を図4を用いて説明する。図4は第2実施形態の電流制限処理を示すフローチャートである。
電流制限処理が実行されると、パルス幅コントローラ32は、まずS110にて、電流検出回路22により検出された電流値(検出電流値)が、電流制限判定値(例えば、3A)以上であるか否かを判断する。ここで、検出電流値が電流制限判定値未満である場合には(S110:NO)、電流制限処理を一旦終了する。
一方、検出電流値が電流制限判定値以上である場合には(S110:YES)、S120にて、デューティ信号DT1,DT2のオンパルス幅を、検出電流値が電流制限判定値以上になる前よりも短くして、S130に移行する。これにより、スイッチング回路11,12に流れる電流が制限される。
そしてS130にて、S120の処理による電流制限が継続している時間(以下、制限継続時間という)を計測する。その後S140にて、S130にて計測された制限継続時間が電流停止判定時間(例えば、10秒)以上であるか否かを判断する。ここで、制限継続時間が電流停止判定時間未満である場合には(S140:NO)、電流制限処理を一旦終了する。
一方、制限継続時間が電流停止判定時間以上である場合には(S140:YES)、S150にて、デューティ信号DT1,DT2のオンパルス幅を「0」に設定し、電流制限処理を一旦終了する。これにより、デューティ信号DT1,DT2はオフ状態が保持される。即ち、スイッチング素子SW1,SW2がオフ状態となり、スイッチング回路11,12への通電が停止される。
このように構成されたスイッチング電源1では、電流検出回路22により検出された電流値(検出電流値)が電流制限判定値以上である場合に(S110:YES)、デューティ信号DT1,DT2のオンパルス幅を、検出電流値が電流制限判定値以上になる前よりも短くする(S120)。これにより、スイッチング回路11に流れる電流とスイッチング回路12に流れる電流を減らしてスイッチング回路11,12を保護することができる。さらに、オンパルス幅を「0」に設定しないため、スイッチング回路11,12の動作を継続させることができる。
また、電流制限が継続している時間(制限継続時間)が電流停止判定時間以上である場合に(S140:YES)、デューティ信号DT1,DT2のオンパルス幅を「0」に設定する(S150)。このため、スイッチング回路11,12に過電流が長時間流れることを防止することができる。これにより、スイッチング回路11,12が破損してしまうことを抑制できる。
以上説明した実施形態において、S110及びS120の処理は本発明における電流制限手段、S140及びS150の処理は本発明におけるスイッチング禁止手段、位相コントローラ31は本発明におけるデューティ信号出力手段、デューティ信号DT1,DT2の1周期に占めるオンパルス幅の割合は本発明におけるデューティ比である。
(第3実施形態)
以下に本発明の第3実施形態について図面とともに説明する。尚、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第3実施形態におけるスイッチング電源1は、抵抗R1の抵抗値が抵抗R2の抵抗値と同じである点と、パルス幅コントローラ32がデューティ信号DT2のオンパルス幅をデューティ信号DT1のオンパルス幅よりも短く(本実施形態では、デューティ信号DT1の0.5倍)設定する点と、パルス幅コントローラ32がデューティ信号DT1とデューティ信号DT2の立ち上がりタイミングを同じにする点以外は第1実施形態と同じである。
このように構成された第3実施形態のスイッチング電源1の動作を、図5を用いて説明する。図5は第3実施形態のスイッチング電源1の動作を示すタイミングチャートである。
基準クロックの立ち上がりタイミングで(図5(a)の時刻t1,t2,t3を参照)、スイッチング素子SW1のデューティ信号DT1が所定オン期間OP11オン状態になるとともに(図5(b)の時刻t1,t2,t3を参照)、スイッチング素子SW2のデューティ信号DT2が所定オン期間OP12オン状態になる(図5(d)の時刻t1,t2,t3を参照)。なお、所定オン期間OP12は所定オン期間OP11の0.5倍の長さである。
これにより、デューティ信号DT1(DT2)がオン状態の間はスイッチング素子SW1(SW2)に流れる電流I1(I2)が増加し、デューティ信号DT1(DT2)がオフ状態の間はスイッチング素子SW1(SW2)に流れる電流I1(I2)が低下する動作が繰り返される(図5(c),(e)を参照)。
なお、抵抗R1の抵抗値が抵抗R2の抵抗値と同じであり、かつ所定オン期間OP12は所定オン期間OP11の0.5倍の長さである。このため、スイッチング電流I2のピーク時の電流値IH2は、スイッチング電流I1のピーク時の電流値IH1の0.5倍となる。
このように構成されたスイッチング電源1では、抵抗R1の抵抗値が抵抗R2の抵抗値と同じであり、かつデューティ信号DT1の所定オン期間OP11がデューティ信号DT2の所定オン期間OP12よりも長い。このため、スイッチング回路12には、スイッチング回路11に流れる電流よりも高い電流が流れない。このため、スイッチング回路11に流れる電流(以下、第1スイッチング電流ともいう)の電流値を検出すれば、スイッチング回路12に流れる電流(以下、第2スイッチング電流ともいう)の電流値を検出しなくても、第2スイッチング電流の電流値は、第1スイッチング電流の電流値よりも小さいということを確認することができる。
したがって、スイッチング回路11およびスイッチング回路12の過電流を防止するために、第1スイッチング電流の電流値を検出するための回路をスイッチング回路11に設ければ、第2スイッチング電流の電流値を検出するための回路をスイッチング回路12に設けることを不要とすることができる。これにより、過電流防止機能を備えたスイッチング電源1の構成を簡略化できる。
以上説明した実施形態において、デューティ信号DT1,DT2の1周期に占める所定オン期間OP11,OP12の割合は本発明におけるデューティ比である。
(第4実施形態)
以下に本発明の第4実施形態について図面とともに説明する。尚、第4実施形態では、第3実施形態と異なる部分のみを説明する。
第4実施形態におけるスイッチング電源1は、電流制限処理が変更された点以外は第3実施形態と同じである。
次に、第4実施形態の電流制限処理手順を図6を用いて説明する。図6は第4実施形態の電流制限処理を示すフローチャートである。
電流制限処理が実行されると、パルス幅コントローラ32は、まずS210にて、電流検出回路22により検出された電流値(検出電流値)が、出力停止判定値(例えば、2.5A)以下であるか否かを判断する。ここで、検出電流値が出力停止判定値以下である場合には(S210:YES)、S220にて、デューティ信号DT2のオンパルス幅を「0」に設定して、電流制限処理を一旦終了する。これにより、スイッチング回路12への通電が停止される。
一方、検出電流値が出力停止判定値を超えた場合には(S210:NO)、S230にて、S220の処理におけるデューティ信号DT2のオンパルス幅の「0」設定を解除し、電流制限処理を一旦終了する。これによりパルス幅コントローラ32は、出力電圧Voutを予め設定した電圧に保持するように、デューティ信号DT2のオンパルス幅を設定する。
このように構成されたスイッチング電源1では、スイッチング回路11に流れる電流(第1スイッチング電流)の電流値が出力停止判定値以下である場合に(S210:YES)、デューティ信号DT2のオンパルス幅を「0」に設定することにより、スイッチング回路12へのデューティ信号DT2の出力を停止させる。このため、第1スイッチング電流の電流値が出力停止判定値以下の場合にはスイッチング回路11を使用するとともにスイッチング回路12を不使用とし、第1スイッチング電流の電流値が出力停止判定値を超えた場合にはスイッチング回路11とスイッチング回路12を同時に使用することができる。このため、スイッチング回路12はスイッチング回路11よりも使用頻度が少なくなる。したがって、スイッチング回路12を、スイッチング回路11を補助するための回路とすることができ、スイッチング回路11と比較してスイッチング回路12を小型化することができる。
以上説明した実施形態において、S210及びS220の処理は本発明における信号出力停止手段である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記実施形態においては、入力電圧を昇圧するスイッチング電源を示したが、入力電圧を降圧するスイッチング電源であってもよい。
また上記実施形態においては、パルス幅コントローラ32がCPU,ROM及びRAMなどを搭載したマイコンにより構成されたものを示したが、パルス幅コントローラ32がロジック回路により構成されたものであってもよい。
また上記第4実施形態においては、検出電流値が出力停止判定値以下である場合にデューティ信号DT2のオンパルス幅を「0」に設定するものを示したが、スイッチング素子SW1のデューティ信号DT1の所定オン期間OP11が出力停止判定期間(例えば、デューティ比80%に相当する期間)以下である場合にデューティ信号DT2のオンパルス幅を「0」に設定するようにしてもよい。
スイッチング電源1の構成を示す回路図である。 第1実施形態の電流制限処理を示すフローチャートである。 第1実施形態のスイッチング電源1の動作を示すタイミングチャートである。 第2実施形態の電流制限処理を示すフローチャートである。 第3実施形態のスイッチング電源1の動作を示すタイミングチャートである。 第4実施形態の電流制限処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…スイッチング電源、2…昇圧部、3…制御部、4…出力端子、11…スイッチング回路、12…スイッチング回路、13…制御部、21…スイッチングコントロール回路、22…電流検出回路、31…位相コントローラ、32…パルス幅コントローラ、33…クロック発振回路、34…基準電源、35…比較器、C0…平滑コンデンサ、C1,C2…入力コンデンサ、D1,D2,D3,D4…ダイオード、DT1,DT2…デューティ信号、L1,L2…コイル、R1,R2…抵抗、SW1,SW2…スイッチング素子、Z1,Z2…ツェナーダイオード

Claims (10)

  1. 外部電源から供給される供給電圧をスイッチング通電することにより、該供給電圧の電圧値とは異なる電圧値を有する電圧を出力する第1スイッチング回路と、
    前記第1スイッチング回路に対して並列に接続され、前記外部電源から供給される供給電圧をスイッチング通電することにより、該供給電圧の電圧値とは異なる電圧値を有する電圧を出力する第2スイッチング回路と
    を備えて、前記第1スイッチング回路および前記第2スイッチング回路の出力電圧を合成して出力するスイッチング電源であって、
    前記第1スイッチング回路は、前記第2スイッチング回路よりも高い電流を供給するように構成される
    ことを特徴とするスイッチング電源。
  2. 前記第1スイッチング回路に流れる電流を検出するために、前記第1スイッチング回路の電流経路に設けられる電流検出抵抗と、
    前記第2スイッチング回路に流れる電流量を制限するために、前記第2スイッチング回路の電流経路に設けられる電流制限抵抗と
    を備え、
    前記電流制限抵抗の抵抗値は、前記電流検出抵抗の抵抗値よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
  3. 前記第1スイッチング回路に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出回路により検出された電流値である検出電流値が予め設定された電流制限判定値以上である場合に、前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路に流れる電流量を同時に制限する電流制限手段と
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチング電源。
  4. 前記電流制限手段は、
    前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路のスイッチがオン状態となる時間であるスイッチオン時間を、前記検出電流値が前記電流制限判定値以上になる前よりも短くすることにより、前記電流量を制限する
    ことを特徴とする請求項3に記載のスイッチング電源。
  5. 前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路のスイッチング動作を制御するためのデューティ信号を出力するデューティ信号出力手段を備え、
    前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路は、前記デューティ信号がオン状態になっている間、スイッチがオン状態となるように構成され、
    前記電流制限手段は、
    前記デューティ信号のデューティ比を下げるように前記デューティ信号出力手段を制御することにより、前記スイッチオン時間を短くする
    ことを特徴とする請求項4に記載のスイッチング電源。
  6. 前記検出電流値が前記電流制限判定値以上である状態が、予め設定された電流停止判定時間継続した場合に、前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路がオン状態になることを禁止するスイッチング禁止手段を備える
    ことを特徴とする請求項3〜請求項5の何れかに記載のスイッチング電源。
  7. 前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路のスイッチング動作を制御するためのデューティ信号を出力するデューティ信号出力手段を備え、
    前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路は、前記デューティ信号がオン状態になっている間、スイッチがオン状態となるように構成され、
    前記スイッチング禁止手段は、
    前記デューティ信号出力手段に前記デューティ信号の出力を停止させることにより、前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路がオン状態になることを禁止する
    ことを特徴とする請求項6に記載のスイッチング電源。
  8. 前記電流制限手段は、
    前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路のスイッチがオン状態となる時間であるスイッチオン時間を「0」に設定することにより、前記電流量を制限する
    ことを特徴とする請求項3に記載のスイッチング電源。
  9. 前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路を制御するためのデューティ信号を出力するデューティ信号出力手段を備え、
    前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路は、前記デューティ信号がオン状態になっている間、スイッチがオン状態となるように構成され、
    前記デューティ信号出力手段は、
    前記第1スイッチング回路を制御する前記デューティ信号のデューティ比が、前記第2スイッチング回路を制御する前記デューティ信号のデューティ比よりも大きくなるように、前記デューティ信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
  10. 前記第1スイッチング回路に流れる電流の電流値が予め設定された出力停止判定値以下である場合に、前記デューティ信号出力手段に前記第2スイッチング回路への前記デューティ信号の出力を停止させる信号出力停止手段と
    を備えることを特徴とする請求項9に記載のスイッチング電源。
JP2008016401A 2008-01-28 2008-01-28 スイッチング電源 Active JP4479800B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008016401A JP4479800B2 (ja) 2008-01-28 2008-01-28 スイッチング電源
US12/360,219 US8120339B2 (en) 2008-01-28 2009-01-27 Switching power supply with switching circuits
DE102009006372.2A DE102009006372B4 (de) 2008-01-28 2009-01-28 Schaltnetzteil mit Schaltkreisen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008016401A JP4479800B2 (ja) 2008-01-28 2008-01-28 スイッチング電源

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009177997A true JP2009177997A (ja) 2009-08-06
JP4479800B2 JP4479800B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=40794686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008016401A Active JP4479800B2 (ja) 2008-01-28 2008-01-28 スイッチング電源

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8120339B2 (ja)
JP (1) JP4479800B2 (ja)
DE (1) DE102009006372B4 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012164788A1 (ja) * 2011-05-30 2012-12-06 パナソニック株式会社 電源装置
JP2014171351A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Toshiba Corp 電源回路

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8564271B2 (en) * 2010-06-01 2013-10-22 Lockheed Martin Corporation Method and means to implement a current follower operation of a buck mode, switching power supply
JP5163723B2 (ja) * 2010-09-24 2013-03-13 株式会社デンソー スイッチ監視装置、制御装置および制御方法
EP2673871B1 (en) * 2011-02-10 2015-11-04 PAI Capital LLC Digital phase adjustment for multi-phase power converters
US10003190B2 (en) * 2013-07-12 2018-06-19 Linear Technology Corporation Inrush control with multiple switches

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626473B2 (ja) 1988-02-27 1994-04-06 富士通電装株式会社 電流バランス型スイッチングレギュレータ
US5477132A (en) 1992-01-10 1995-12-19 Space Systems/Loral, Inc. Multi-sectioned power converter having current-sharing controller
DE19700100C2 (de) 1997-01-03 2000-05-25 Peter Moosbauer Tiefsetzsteller
JP2990133B2 (ja) 1997-11-18 1999-12-13 福島日本電気株式会社 スイッチング電源回路
US6084790A (en) * 1999-01-07 2000-07-04 Astec International Limited Circuit to ensure equal current sharing and switching losses between parallel power devices
US6452366B1 (en) 2000-02-11 2002-09-17 Champion Microelectronic Corp. Low power mode and feedback arrangement for a switching power converter
US6674274B2 (en) * 2001-02-08 2004-01-06 Linear Technology Corporation Multiple phase switching regulators with stage shedding
KR100407045B1 (ko) * 2001-03-12 2003-11-28 삼성전자주식회사 고출력 전환수단을 구비한 전자레인지
JP2002291247A (ja) 2001-03-28 2002-10-04 Tdk Corp 電力変換装置及びこれを備えた自動車
US6424129B1 (en) * 2001-08-21 2002-07-23 Semtech Corporation Method and apparatus for accurately sensing output current in a DC-to-DC voltage converter
US7071660B2 (en) * 2004-02-20 2006-07-04 Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. Two-stage voltage regulators with adjustable intermediate bus voltage, adjustable switching frequency, and adjustable number of active phases
JP2006115637A (ja) 2004-10-15 2006-04-27 Sony Corp 電源装置
JP2007006669A (ja) 2005-06-27 2007-01-11 Mitsumi Electric Co Ltd 電流共振型マルチフェーズdc/dcコンバータおよびその制御方法
JP2008016401A (ja) 2006-07-10 2008-01-24 Sanden Corp 食品加熱装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012164788A1 (ja) * 2011-05-30 2012-12-06 パナソニック株式会社 電源装置
JP2014171351A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Toshiba Corp 電源回路
US9369044B2 (en) 2013-03-05 2016-06-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Multi-phase power circuit

Also Published As

Publication number Publication date
US8120339B2 (en) 2012-02-21
US20090189583A1 (en) 2009-07-30
DE102009006372A1 (de) 2009-07-30
DE102009006372B4 (de) 2023-10-05
JP4479800B2 (ja) 2010-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100913571B1 (ko) 스위칭 레귤레이터, 스위칭 레귤레이터의 제어 회로, 및스위칭 레귤레이터의 제어 동작 방법
JP4479800B2 (ja) スイッチング電源
JP5179893B2 (ja) スイッチング電源
US20140145698A1 (en) Dc-dc converter
JP2004364488A (ja) スイッチング電源回路およびその過電流保護方法
JP6002465B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JP2012139023A (ja) スイッチング電源装置
JP2008283787A (ja) スイッチング電源装置
JP4734382B2 (ja) Dc−dcコンバータ用集積回路
JP2007282354A (ja) スイッチング制御回路
TW201110516A (en) Switching power supply apparatus and semiconductor device
US20200072153A1 (en) Injection control device
JP2015104305A (ja) スイッチング電源装置および電子制御装置
JP2010011617A (ja) スイッチングレギュレータ及びそのスイッチングレギュレータを備えた半導体装置
CN111033999B (zh) 功率因数改善电路及半导体装置
CN107342680B (zh) Dcdc转换器
JP5609805B2 (ja) 負荷駆動装置
JP2010259222A (ja) スイッチング装置及びその制御方法
JP2009289690A (ja) リレー制御装置
JP4487649B2 (ja) 昇降圧型dc−dcコンバータの制御装置
JP2010213559A (ja) 直流電源装置およびdc−dcコンバータ
JP5228567B2 (ja) 昇圧型dc−dcコンバータ
JP2013101843A (ja) リレー駆動装置
KR100909317B1 (ko) Pfm 제어용 스위칭 레귤레이터 제어 회로
KR102576886B1 (ko) 스위칭 레귤레이터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100308

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4479800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250