JP5849994B2 - アクチュエータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アクチュエータに駆動電流を通電するための駆動用スイッチング素子に対して、駆動周期毎にパルス状の駆動信号を複数回出力する駆動装置に関する。
エンジン制御における燃料噴射用インジェクタや燃料圧送用ポンプ,減圧弁開閉用のアクチュエータ等を駆動するため電流制御を行う制御回路については、一般に高速な応答性が要求される。そこで、制御回路としては、マイクロコンピュータ(マイコン)を介して特定用途向け集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)を制御し、駆動信号を出力する構成が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−107784号公報
近年、マイコンの処理性能が向上しており、また、部品を削減してコストダウンを図るという要請から、ASICを使用することなく、制御回路をマイコンのみで構成できれば望ましい。しかしながら、マイコンの処理性能が向上しているといっても、ASICのハードウェアによる極めて高速な処理を、単純にソフトウェアによる処理に置き換えて実現することは困難であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ソフトウェアによる処理を効率的に行うことで、マイクロコンピュータのみで制御を行うことができるアクチュエータ駆動装置を提供することにある。
請求項1記載のアクチュエータ駆動装置によれば、トリガA/D変換機能を有するマイクロコンピュータにより、アクチュエータに駆動電流を通電するための駆動用スイッチング素子に対して、駆動周期毎にパルス状の駆動信号を複数回出力する。前記マイクロコンピュータは、駆動信号のライズエッジ及フォールエッジをトリガとして電流検出手段により検出された駆動電流をA/D変換して読み込むと、駆動電流の履歴データとして保持する。そして、前記履歴データに基づいて駆動信号を補正する演算を行うと、補正した駆動信号を次の駆動周期に出力する。
このように構成すれば、マイクロコンピュータは、ある駆動周期で読み込んだ駆動電流の履歴データに基づいて駆動信号を補正するために行う演算を、次の駆動周期が開始されるまでに完了させれば良い。したがって、マイクロコンピュータが補正演算を行う時間余裕が確保されるようになり、ASICを併用することなく、マイクロコンピュータのソフトウェア処理のみでアクチュエータの駆動制御を行うことが可能になる。これにより、アクチュエータ駆動装置のコストを低下させると共に小型化を図ることができる。
この場合、マイクロコンピュータは、実際に駆動電流が変化するまでの応答遅れを考慮して、駆動信号を所定時間だけ遅延させた信号をA/D変換のトリガとする。すなわち、マイクロコンピュータが駆動信号を出力してから実際に駆動電流が変化するまでには、若干の応答遅れがあるので、駆動信号を遅延させた信号をトリガとすることで、駆動電流が変化するポイントに合わせてA/D変換を行うことができるようになる。
一実施形態であり、アクチュエータを駆動制御するECUの構成を示す機能ブロック図 処理内容を示すタイミングチャート マイコンによる処理内容を示すフローチャート(その1) 同フローチャート(その2) 同フローチャート(その3) 比較のため、従来マイコンとASICとの組み合わせで行った処理を、そのままマイコンによるソフトウェア処理のみで実行させた場合を示す図2相当図 マイコンによる処理内容を示すフローチャート
図1において、ECU1(Electronic Control Unit,アクチュエータ駆動装置)は、マイクロコンピュータ(マイコン)2と、マイコン2に外付けされる複数の駆動スイッチング素子等からなるドライバ部3とで構成されている。マイコン2は、CPU4,RAM5,タイマ6,A/D変換器7,DMAC(Direct Memory Access Controller)8等を備えている。CPU4は、図示しないROMに記憶されている制御プログラムに従い処理を行い、タイマ6を介してドライバ部3に駆動信号を出力する。CPU4の動作周波数(システムクロック周波数)は、例えば200MHz程度である。
ドライバ部3は、電源VBと、ソレノイド11a,11b(アクチュエータ)の一端側との間に共通に接続されるNチャネルMOSFET12,及びソレノイド11a,11bの他端側グランドとの間にそれぞれ接続されるNチャネルMOSFET13a,13bを有している。NチャネルMOSFET12のソースとソレノイド11a,11bの一端側との間には順方向のダイオード14が挿入されており、ダイオード14のカソードとグランドとの間には、逆方向のダイオード15(還流用)が接続されている。また、共通に接続されているNチャネルMOSFET13a,13bのソースとグランドとの間には、電流検出抵抗16(電流検出手段)が接続されている。
ソレノイド11a,11bは、例えば車両用のエンジン内に燃料を噴射するためのインジェクタを構成するもので、通常はエンジンの気筒数に合わせて4つ,或いは8つ等が設けられるが、図示の都合上2つのみ示している。尚、電源VBの電圧を昇圧したものを駆動用電圧としてソレノイド11に印加可能とするためのNチャネルMOSFETを、ハイサイドに別途配置しても良い。
マイコン2のタイマ6は、ハイサイドのNチャネルMOSFET12のゲートにパルス状の駆動信号TMOSを出力し、ローサイドのNチャネルMOSFET13a,13bのゲートには、それぞれ個別の噴射信号を出力する。マイコン2のA/D変換器7は、電流検出抵抗16の端子電圧と、電源VBの電圧(物理量パラメータ)とをA/D変換する。
A/D変換器7には、上記の駆動信号TMOSが、タイマ6の内部にある遅延回路9を介すことで、A/D変換を行わせるためのトリガ信号として入力されている。すなわち、マイコン2は、いわゆるトリガA/D変換機能を有している。A/D変換器7がA/D変換したデータは、DMAC8によりRAM5に対してDMA転送される。
次に、本実施形態の作用について説明する。先ず、マイコン2による処理の概略を説明する。図2(c,d)に示すように、マイコン2は、駆動周期毎に、駆動信号TMOSのレベルがハイ,ロー間の二値レベルで変化することに伴うライズエッジ,フォールエッジをトリガとして駆動電流をA/D変換器7によりA/D変換して読み込む。A/D変換したデータは順次RAM5に転送し、駆動電流の履歴データとして記憶させる。そして、駆動周期が終了すると、RAM5に記憶させた履歴データを読み出し、履歴データに基づき次の駆動周期に出力する駆動信号TMOSを補正するための演算を行い、次の駆動周期が開始されると補正した駆動信号TMOSを出力する。
尚、駆動周期は、エンジンの回転数に応じて変化するが凡そ100μs〜3ms程度のオーダーであり、駆動信号TMOSのパルス幅も、状況に応じて変化するが凡そ3μs〜10μs程度のオーダーである。
マイコン2は、図2(a)に示すエンジンのクランク信号が特定のタイミングで割り込みを発生させると((1)特定クランク割り込み)、図3に示す処理を実行する。先ず、前回の駆動周期における1段目駆動電流の履歴データ(AD値)の平均値を算出する(S1)。ここで、図2(d)に示すように、駆動周期の前半から中盤にかけて、駆動電流波形の振幅を比較的高いレベルに維持させる期間が「1段目」であり、駆動周期の終盤に、駆動電流波形の振幅を比較的低いレベルに維持させる期間が「2段目」となる。
次に、マイコン2は、ステップS1で得た平均値と1段目駆動電流の目標値との差分を算出すると(S2)、その差分を例えばPID(Proportional Integral Differential)制御演算するなどして1段目駆動電流の目標値(1段目目標値)を更新する(S3)。尚、ステップS2,S3で用いた平均値に替えて、例えば駆動電流のリップル幅や1段目の最小値を指標として用いても良い。
次に、マイコン2は、電源VBの電圧(駆動電源電圧)をA/D変換して読み込むと(S4)、その電圧データに基づいて、ステップS3で得た1段目目標値を補正する演算を行う(S5)。例えば電圧が低い場合は1段目目標値をより高くするように補正する。それから、1段目目標値を、1段目の駆動信号のPWM周期(パルス出力周期)に変換する(S6)。すなわち、目標値の高さに応じて周期を短くするように変換する。
尚、ここでは、PWM信号のキャリア周期を変化させることを想定しているが、これに替えて、キャリア周期は一定としてPWM信号のデューティを変化させるように変換しても良い。続くステップS7〜S12については、駆動周期における2段目駆動電流の履歴データについて、ステップS1〜S6と同様の処理を行う。
次に、図2(a,b)に示すように、(1)特定クランク割り込みより所定時間が経過して(2)噴射信号ON割り込みが発生すると、マイコン2は、対応するNチャネルMOSFET13a,13bの何れか一方に噴射信号を出力する。そして、図4に示すように、1段目,2段目それぞれのPWM周期をタイマ6にセットする(S21,S22)。続いて、A/D変換器7にトリガ信号を出力するタイミングを調整するため、遅延回路9における遅延時間をセットすると共に、A/D変換器7からRAM5にデータを転送させるためDMAC8に転送パラメータをセットする(S23)。尚、前記遅延時間は、駆動信号TMOSの出力に対して実際にソレノイド11に通電が行われ、駆動電流が変化するのに応答遅れがあるので、駆動電流を最適なタイミングでA/D変換するために設定する。
次に、図2(a,b)に示すように、(2)噴射信号ON割り込みより所定時間が経過して(3)特定時間後割り込みが発生すると、マイコン2は図5に示すように、ステップS31〜S33において、ステップS10〜S12と同様の処理を再度行う。そして、ステップS22と同様に、2段目のPWM周期をタイマ6に再度セットする(S34)。図5に示す処理は、図3に示す処理を実行した段階から電源VBの電圧が変動している可能性もあるので、2段目の駆動電流については、目標値の補正及び設定を再度行うようにしている。
図2において、(1)特定クランク割り込みは、前回の駆動周期の終了時点から次回の駆動周期の開始時点までの間に発生する。この間隔も変動するが、例えば少なくとも100μs以上ある。したがって、マイコン2は、図3に示す目標値の補正演算を、次回の駆動周期が開始するまでの間に余裕を以て行うことができる。
ここで、比較のため、従来のようにマイコンとASICとの組み合わせによって行われていた処理を、そのままマイコンによるソフトウェア処理のみで実行させることを想定すると、どのようになるかを示す。すなわち、図6(b)に実線で示すように、ASICでは、1段目,2段目の駆動電流について、それぞれ上側の閾値(上側スレッシュ)と下側の閾値(下側スレッシュ)とを設定している。そして、1段目,2段目の駆動電流が、対応する閾値の幅内に収まるように、各駆動周期毎に駆動電流をリアルタイムでA/D変換して読み込み、閾値と比較する。
上記の処理をそのまま、マイコンのソフトウェア処理のみで実行させると、図6(b)に破線で示すように応答遅れが生じる。すなわち、図7に示すように、マイコンは、噴射信号のONに同期して、ハイサイドNチャネルMOSFETのゲートに出力するパルスをONにすると(S41)、1段目の駆動電流値をA/D変換して読み込む(S42)。そして、読み込んだAD値を1段目の上側の閾値と比較し(S43)、AD値が閾値以下であれば(NO)ステップS42に戻る。一方、AD値が閾値を超えていれば(YES)、ゲートに出力するパルスをOFFさせる(S44)。
続いて、再び1段目の駆動電流値をA/D変換して読み込むと(S45)、次は読み込んだAD値を1段目の下側の閾値と比較し(S46)、AD値が閾値以上であれば(NO)ステップS45に戻る。一方、AD値が閾値未満であれば(YES)、ゲートに出力するパルスをONさせる(S47)。
次に、噴射信号がOFFしていなければ(NO)、駆動電流を2段目に切り換える時間が経過したか否かを判断し(S49)、経過していなければ(NO)ステップS42に戻る。一方、2段目に切り換える時間が経過していれば(YES)、続くステップS50〜S56において、2段目の駆動電流につきステップS42〜S48に対応する処理を行う。
このように、ASICで行っていた処理を、そのままマイコンのソフトウェアで処理すると、図6(b)に破線で示すように、A/D変換により駆動電流値を読み込む処理による遅れに、ソフトウェア処理自体の遅れも加わるため、駆動電流波形に大きなオーバーシュートが発生するようになり、実用に耐え得るとは言い難い。これに対して本実施形態のマイコン2では、駆動周期中は駆動電流をA/D変換して履歴データを記憶させる処理だけを実行し、補正演算等については、駆動周期の終了から次の駆動周期が開始されるまでの間に行い、その結果を次の駆動周期に反映させるように処理することで、処理時間に余裕が確保でき、マイコン2のみによる処理が可能となっている。
以上のように本実施形態によれば、トリガA/D変換機能を有するマイコン2により、ソレノイド11に駆動電流を通電するためのNチャネルMOSFET12に対して、駆動周期毎にパルス状の駆動信号を複数回出力する際に、マイコン2は、駆動信号のエッジをトリガとして電流検出抵抗16により検出された駆動電流をA/D変換して読み込むと、それを履歴データとして保持する。そして、前記履歴データに基づいて駆動信号を補正する演算を行うと、補正した駆動信号を次の駆動周期に出力する。
これにより、マイコン2は、ある駆動周期で読み込んだ駆動電流の履歴データに基づいて駆動信号を補正するために行う演算を、次の駆動周期が開始されるまでに完了させれば良いので、補正演算を行う時間余裕が確保される。したがって、ASICを併用することなく、マイコン2のソフトウェア処理のみでアクチュエータの駆動制御を行うことが可能になり、ECU1のコストを低下させると共に小型化を図ることができる。
また、マイコン2は、駆動信号を遅延回路9により所定時間だけ遅延させた信号をA/D変換のトリガとする。すなわち、マイコン2が駆動信号を出力してから実際に駆動電流が変化するまでには、若干の応答遅れがあるので、駆動信号遅延させた信号をトリガとすることで、駆動電流が変化するポイントに合わせてA/D変換を行うことができるようになる。
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
ハイサイドの駆動用スイッチング素子に、PチャネルMOSFETを用いても良い。
物理量パラメータは、電源VBの電圧に限らず、駆動電流の電流値に影響を及ぼすものであれば何でも良い。
遅延回路9により付与する遅延時間は、一定であっても良い。
また、駆動信号の出力に対する駆動電流の遅れが問題にならなければ、遅延回路9は削除しても良い。
マイクロコンピュータの動作クロック周波数は、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
アクチュエータは、その他燃料圧送用ポンプや、減圧弁開閉用のアクチュエータ等を構成するものでも良い。
図面中、1はECU(アクチュエータ駆動装置)、2はマイクロコンピュータ、4はCPU、7はA/D変換器、9は遅延回路、11はインダクタ(アクチュエータ)、12及び13はNチャネルMOSFET(駆動用スイッチング素子)、16は電流検出抵抗(電流検出手段)を示す。

Claims (3)

  1. トリガA/D変換機能を有し、アクチュエータ(11)に駆動電流を通電するための駆動用スイッチング素子(12)に対して、駆動周期毎にパルス状の駆動信号を複数回出力するマイクロコンピュータ(2)と、
    前記駆動電流を検出する電流検出手段(16)とを備え、
    前記マイクロコンピュータは、実際に駆動電流が変化するまでの応答遅れを考慮して、前記駆動信号を所定時間だけ遅延させた信号の二値レベルが変化するライズエッジ及フォールエッジをトリガとして、前記電流検出手段により検出された駆動電流をA/D変換して読み込むと、前記駆動電流の履歴データとして保持し、
    前記履歴データに基づいて前記駆動信号を補正する演算を行い、補正した駆動信号を次の駆動周期に出力することを特徴とするアクチュエータ駆動装置。
  2. 前記マイクロコンピュータは、前記駆動周期において、前記駆動電流の電流値に影響を及ぼす物理量パラメータを読み込み、読み込んだ物理量パラメータを、前記駆動信号を補正する演算に使用することを特徴とする請求項記載のアクチュエータ駆動装置。
  3. 前記マイクロコンピュータは、前記物理量パラメータとしての駆動電源電圧をA/D変換して読み込むことを特徴とする請求項記載のアクチュエータ駆動装置。
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