JP5974734B2 - 携帯端末の操作制限装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

携帯端末の操作制限装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、車両の運転者による携帯端末操作を制限する携帯端末の操作制限装置、及び携帯端末にインストールされるコンピュータプログラムに関する。
近年、法律で規制されているにもかかわらず、車両の運転中に運転者が携帯端末を操作することが問題となっている。運転中に運転者が携帯端末を操作することは、事故に繋がる危険な行為であるため、運転中は運転者が携帯端末を操作できないように制限することが望ましい。
特許文献1に記載のカーナビゲーション装置は、運転中において、タッチスイッチやパネルスイッチからの入力の受け付け及び、運転者によるリモコンスイッチからの入力の受け付けを禁止するとともに、助手席の搭乗者によるリモコンスイッチからの入力を受け付けている。
特開平9−292261
特許文献1は、カーナビゲーション用に特化されたリモコンスイッチからの入力の受け付けを、カーナビゲーション本体側で禁止しているものである。これに対して、携帯端末は車両に搭載された機器用に特化されたものではないので、カーナビゲーション装置ではそもそも携帯端末からの入力を予定していないし、カーナビゲーション装置により携帯端末の操作を禁止することもできない。
本発明は、上記実情を鑑み、車両用に特化されていない携帯端末が、運転者により運転中に操作されることを制限することが可能な携帯端末の操作制限装置、及びコンピュータプログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、携帯端末の操作制限装置であって、赤外線信号を受信可能な携帯端末と、車両の各座席に対して設置され、前記携帯端末により受信可能な赤外線からなる許可信号を送信する送信手段と、前記車両が走行中の場合に、前記車両の運転席に対して設置された前記送信手段による前記許可信号の送信を停止させる信号処理手段と、を備え、前記携帯端末は、自端末が前記車両内にあり、且つ前記許可信号を受信していないと判定したことを条件として、自端末の操作を制限する。
第1の発明によれば、携帯端末により受信可能な許可信号を各座席に対して設置された送信手段から送信し、車両が走行中の場合には、車両の運転席に対して設置された送信手段による許可信号の送信を停止させる。また、携帯端末は、自端末が車両内にあり、且つ送信手段から送信された許可信号を受信していないことを条件として自端末の操作を制限する。
よって、車両が走行中の場合には、運転者が所持する携帯端末は、送信手段から送信された許可信号を受信しないので、自端末の操作を制限する。したがって、車両用に特化されていない携帯端末が、運転者により走行中に操作されることを制限することができる。一方、走行中でなければ、運転席に対して設置された送信手段から許可信号が送信されるため、運転者による携帯端末の操作は制限されない。また、走行中であるかどうかにかかわらず、運転席以外の座席に対して設置された送信手段からは許可信号が送信されるため、運転者以外の搭乗者による携帯端末の操作は制限されない。それゆえ、安全運転を確保できるとともに、利便性を得ることができる。
また、第2の発明は、携帯端末の操作制限装置であって、赤外線信号を受信可能な携帯端末と、車両の運転席に対して設置され、前記携帯端末により受信可能な赤外線からなる規制信号を送信する送信手段と、前記車両が走行中であることを条件として、前記送信手段から前記規制信号を送信させる信号処理手段と、を備え、前記携帯端末は、自端末が前記車両内にあり、且つ前記規制信号を受信していると判定したことを条件として、自端末の操作を制限する。
第2の発明によれば、車両が走行中の場合には、携帯端末により受信可能な規制信号を運転席に対して設置された送信手段から送信する。また、携帯端末は、自端末が車両内にあり、且つ送信手段から送信された規制信号を受信していることを条件として自端末の操作を制限する。
よって、車両が走行中の場合には、運転者が所持する携帯端末は、送信手段から送信された規制信号を受信するため、自端末の操作を制限する。したがって、車両用に特化されていない携帯端末が、運転者により走行中に操作されることを制限することができる。一方、走行中でなければ、運転席に対して設置された送信手段から規制信号が送信されないため、運転者による携帯端末の操作は制限されない。それゆえ、安全運転を確保できるとともに、利便性も得ることができる。
第1実施形態に係る携帯端末の操作制限装置の構成を示す模式図。 第1実施形態に係る信号処理装置が行う処理手順を示すフローチャート。 第1実施形態に係る携帯端末が行う処理手順を示すフローチャート。 第2実施形態に係る携帯端末の操作制限装置の構成を示す模式図。 第2実施形態に係る信号処理装置が行う処理手順を示すフローチャート。 第2実施形態に係る携帯端末が行う処理手順を示すフローチャート。
以下、車両に適用した携帯端末の操作制限装置を具現化した各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る携帯端末の操作制限装置20の構成図であり、実線の矢印は有線通信、破線の矢印は無線通信を示している。本操作制限装置20は、信号処理装置10(信号処理手段)と、赤外線送受信部11a,11b,11c(送信手段)と、アクセスポイント13と、携帯端末14と、を備え、車両ECU12から車両情報を取得可能に構成されている。
車両ECU12(電子制御装置)は、車両の状態を制御するECUであり、CPUと、ROM及びRAMからなる記憶装置と、I/O等により構成されている。車両情報は車両の状態を表す情報であり、具体的には、車速や、エンジンの運転状態、アクセルペダルの操作状態、ブレーキペダルの操作状態、変速機の変速状態、駆動用モータの回転速度等である。後述する信号処理装置10は、車両ECU12にアクセスして車両情報を取得する。
アクセスポイント13は、信号処理装置10に接続されており、携帯端末14による通信を中継する電波中継機である。アクセスポイント13には、車両に設置されていることを示す識別コードが設定されており、アクセスポイント13は、アクセスポイント13に接続している携帯端末14に対して上記識別コードを送信する。そのため、アクセスポイント13に接続している携帯端末14は、自端末が車両内のアクセスポイント13に接続していることを認識する。このような車両内のアクセスポイント13は今後普及することが予想されるが、既存の車両にはアクセスポイント13を備えていない車両も多い。本操作制限装置20は、アクセスポイント13を備えていない車両にも適用できる。
赤外線送受信部11a,11bは、それぞれ運転席、助手席に対して設置されている。また、赤外線送受信部11cは、後部座席のそれぞれに対して設置されている。例えば、後部座席が3席ある場合は、3席のそれぞれに対して赤外線送受信部11cが設置されている。赤外線送受信部11aは、信号処理装置10からの指令に応じて、運転者が所持する携帯端末14により受信可能な赤外線からなる許可信号を送信又は停止する。同様に、赤外線送受信部11bは、助手席の搭乗者が所持する携帯端末14により受信可能な許可信号を送信し、赤外線送受信部11cは、対象とする後部座席の搭乗者が所持する携帯端末14により受信可能な許可信号を送信する。赤外線送受信部11a,11b,11cは、それぞれ対象とする座席の搭乗者以外が所持する携帯端末14により、それぞれが送信した許可信号を受信できない位置に設置されている。例えば、赤外線送受信部11bは、赤外線送受信部11bから送信された許可信号が、助手席の搭乗者以外が所持する携帯端末14により受信できない位置に設置されている。
また、赤外線送受信部11a,11b,11cは、携帯端末14から送信された赤外線からなるデータを受信することができる。よって、携帯端末14は、赤外線送受信部11a,11b,11cを介して、信号処理装置10にデータを送信することができる。
信号処理装置10は、CPUと、ROM及びRAMからなる記憶装置と、I/Oとを含んで構成される一般的なマイクロコンピュータである。信号処理装置10は、カーナビゲーションシステム等に組み込まれた装置であってもよいし、車両に搭載された専用の装置であってもよい。信号処理装置10は、運転席の赤外線送受信部11aに対して、上記車両ECU12から取得した車両情報に基づき許可信号を送信又は停止させる指令を送るとともに、運転席以外の座席の赤外線送受信部11b,11cに対して、常に許可信号を送信させる指令を送る。また、信号処理装置10は、アクセスポイント13により、車両情報を携帯端末14へ送信させる。
携帯端末14は、携帯電話やスマートフォン、タブレットPC等の赤外線信号を受信可能な携帯端末である。携帯端末14には、自端末が車両内にあり、且つ許可信号を受信していないと判定したことを条件として、自端末の操作を制限する機能を実現させるコンピュータプログラムがインストールされている。なお、上記コンピュータプログラムは、OSの更新等と同様に、強制的に携帯端末14にインストールされる。
次に、図2を参照して、信号処理装置10が実行する処理手順について説明する。まず、S11において、車両ECU12から取得した車両情報に基づき、車両が走行状態かどうかを判定する。具体的には、車速が0より大きい場合や、アクセルペダルが操作されている場合に、車両が走行状態であると判定する。車両が走行状態でない場合は(NO)、S12の処理に進み、車両が走行状態である場合は(YES)、S13の処理に進む。
S12では、全座席に対して設置されている赤外線送受信部11a,11b,11cに対して許可信号を送信する指令を送り、赤外線送受信部11a,11b,11cから許可信号を送信させる。
S13では、運転席に対して設置されている赤外線送受信部11aに対して許可信号を停止する指令を送り、赤外線送受信部11aによる許可信号の送信を停止させる。この場合、運転席以外の座席に対して設置されている赤外線送受信部11b,11cに対しては、許可信号を送信する指令を送り、赤外線送受信部11b,11cから許可信号を送信させる。
信号処理装置10は、S11〜S13までの処理を所定の間隔で繰り返し実行する。
次に、図3を参照して、携帯端末14が実行する処理手順について説明する。まず、S21において、自端末が車両内のアクセスポイント13と接続しているかどうかを、アクセスポイント13から送信される識別コードに基づいて判定する。具体的には、自端末が、アクセスポイント13から車両に設置されていることを示す識別コードを受け取っている場合には、車両内のアクセスポイント13と接続していると判定する。一方、上記識別コードを受け取っていない場合には、車両内のアクセスポイント13と接続していないと判定する。車両内のアクセスポイント13と接続していると判定した場合は(YES)、S22の処理に進む。一方、車両内のアクセスポイント13と接続していないと判定した場合は(NO)、S23の処理に進む。
S21で車両内のアクセスポイント13と接続していると判定した場合は、S22において、アクセスポイント13を介して送信された車両情報に基づき、自端末が車両内にあるか否か判定する。詳しくは、車両の停止期間が所定期間より短いことを条件として、自端末が車両内にあると判定する。車両の停止期間は、例えば車速が0の期間から取得できる。車両の停止期間が所定期間より短い場合は、車両は駐車場等に停止している状態ではなく、一時的に信号停止しながら走行している状態であると判断できる。なお、車両の停止期間が所定期間より長い場合は、車両内からアクセスポイント13と接続していても車両内にあると判定しないが、そもそも運転に支障がないので問題ない。
車両の走行中に、携帯端末14と車両内のアクセスポイント13とが接続し続けている場合は、携帯端末14は確実に車両内に存在する。携帯端末14は、自端末が確実に車両内にあるときに限って、自端末が車両内にあると判定する。自端末が車両内にあると判定した場合は(YES)、S24の処理に進み、自端末が車両内にないと判定した場合は(NO)、S26の処理に進む。
一方、S21で車両内のアクセスポイント13と接続していないと判定した場合は、S23において、自端末が受信する電波の状態の変化に基づいて、自端末が車両内にあるか否か判定する。既存の車両には、アクセスポイント13が設置されていない車両も存在する。よって、S23では、アクセスポイント13が設置されていない車両を想定して、自端末が車両内にあるか否かを判定する。
携帯端末14が車両外から、車両のボディ等により遮蔽された車両内に移されると、携帯端末14が受信する電波の状態が変化する。そこで、自端末が受信する電波の状態の変化が、車両内に移動したパターンである場合は(YES)、自端末が車両内にあると判定して、S24の処理に進む。一方、自端末が受信する電波の状態の変化が、車両内に移動したパターンでない場合は(NO)、自端末が車両内にないと判定して、S26の処理に進む。
S22又はS23において、自端末が車両内にあると判定した場合は、S24において、車両モードをスタートさせる。詳しくは、赤外線通信機能をオンにして、自端末を、赤外線信号を受信する状態にする。
続いて、S25において、赤外線送受信部11a,11b,11cから許可信号を受信可能かどうか判定する。S13の処理で述べたように、車両の走行中は、運転席に対して設置された赤外線送受信部11aによる許可信号の送信は停止される。許可信号を受信できる場合は(YES)、S26の処理に進み、許可信号を受信できない場合は(NO)、S27の処理に進む。
自端末が車両内にあり、且つ許可信号を受信していないと判定した場合は、S27において、自端末の操作を制限する。
S22あるいはS23において、自端末が車両内にないと判定した場合、又は、S25において、許可信号を受信可能と判定した場合は、S26において、自端末の操作を制限せず通常の動作をさせる。
携帯端末14は、S21〜S27までの処理を所定の間隔で繰り返し実行する。
以上説明した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
・車両が走行中の場合には、運転者が所持する携帯端末14は、運転席の赤外線送受信部11aから送信された許可信号を受信しないので、自端末の操作を制限する。したがって、車両用に特化されていない携帯端末14が、運転者により走行中に操作されることを制限することができる。一方、走行中でなければ、赤外線送受信部11aから許可信号が送信されるため、運転者による携帯端末14の操作は制限されない。また、走行中であるかどうかにかかわらず、運転席以外の座席の赤外線送受信部11b,11cからは許可信号が送信されるため、運転者以外の搭乗者による携帯端末14の操作は制限されない。それゆえ、安全運転を確保できるとともに、利便性を得ることができる。
・携帯端末14は、自端末が確実に車両内にあるときに限って、自端末が車両内にあると判定する。それゆえ、車両の外側から車両内のアクセスポイント13に接続して携帯端末14を使用する場合には、携帯端末14は、自端末が車両内にあると判定しないので、許可信号を受信しなくとも自端末の操作を制限しない。
・携帯端末14は、自端末が受信する電波の状態の変化に基づいて、自端末が車両内にあると判定するので、携帯端末14は、自端末がアクセスポイント13を備えていない車両内にある場合でも、自端末が車両内にあることを判定できる。したがって、アクセスポイント13を備えていない車両を運転している場合でも、走行中に運転者による携帯端末14の操作を制限することができる。
・携帯端末14が車両内にない場合には、赤外線信号を受信する状態にしておく必要はない。よって、携帯端末14が有するバッテリの電力消費を抑制するためには、携帯端末14は、自端末が車両内にあると判定した場合に、自端末を、赤外線信号を受信する状態とすればよい。
・既存の携帯端末14でも、新たにハードウェアを追加することなく、コンピュータプログラムをインストールするだけで、自端末の操作を制限する機能を実現することができる。そして、このようなコンピュータプログラムは、OSの更新等と同様に強制的にインストールさせることができるので、携帯端末14に対して自端末の操作を制限する機能を強制的に実現させることができる。
(第2実施形態)
図4に、第2実施形態に係る携帯端末の操作制限装置120の構成図を示す。以下、第1実施形態に係る携帯端末の操作制限装置20と異なる点について説明する。
本操作制限装置120は、赤外線送受信部11が、運転席に対してのみ設置されている。赤外線送受信部11は、信号処理装置10からの指令に応じて、運転手が所持する携帯端末14により受信可能な赤外線からなる規制信号を送信又は停止する。
信号処理装置10は、赤外線送受信部11に対して、車両ECU12から取得した車両情報に基づき規制信号を送信又は停止させる指令を送る。
携帯端末14には、自端末が車両内にあり、且つ赤外線送受信部11から送信された規制信号を受信していると判定したことを条件として、自端末の操作を制限する機能を実現させるコンピュータプログラムがインストールされている。
次に、図5を参照して、信号処理装置10が実行する処理手順について説明する。まず、S31において、S11と同様に、車両ECU12から取得した車両情報に基づき、車両が走行状態かどうかを判定する。車両が走行状態でない場合は(NO)、S32の処理に進み、車両が走行状態である場合は(YES)、S33の処理に進む。
S32では、赤外線送受信部11に対して規制信号を停止する指令を送り、赤外線送受信部11による規制信号の送信を停止させる。
S33では、赤外線送受信部11に対して規制信号を送信する指令を送り、赤外線送受信部11から規制信号を送信させる。なお、運転席以外の座席に対しては、赤外線送受信部が設置されていないので、運転者以外の搭乗者が所持する携帯端末に対しては規制信号が送信されない。
信号処理装置10は、S31〜S33までの処理を所定の間隔で繰り返し実行する。
次に、図6を参照して、携帯端末14が実行する処理手順について説明する。S41〜S44では、S21〜S24までと同様の処理を実行する。
そして、S45において、赤外線送受信部11から規制信号を受信しているかどうか判定する。S33の処理で述べたように、車両の走行中は、運転席に対して設置された赤外線送受信部11から規制信号が送信される。規制信号を受信している場合は(YES)、S47の処理に進み、規制信号を受信していない場合は(NO)、S46の処理に進む。
自端末が車両内にあり、且つ規制信号を受信していると判定した場合には、S47において、自端末の操作を制限する。
S42あるいはS43において、自端末が車両内にないと判定した場合、又は、S45において、規制信号を受信していないと判定した場合は、S46において、自端末の操作を制限せず通常の動作をさせる。
携帯端末14は、S41〜S47までの処理を所定の間隔で繰り返し実行する。
以上説明した第2実施形態によれば、以下の効果を奏する。
・車両が走行中の場合には、運転者が所持する携帯端末14は、赤外線送受信部11から送信された規制信号を受信するため、自端末の操作を制限する。したがって、車両用に特化されていない携帯端末14が、運転者により走行中に操作されることを制限することができる。一方、走行中でなければ、運転席に対して設置された赤外線送受信部11から規制信号が送信されないため、運転者による携帯端末14の操作は制限されない。それゆえ、安全運転を確保できるとともに、利便性も得ることができる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。
・S22及びS42において、車速以外の車両情報に基づいて、携帯端末14が車両内にあるかどうか判定してもよい。例えば、エンジンの運転状態、アクセルペダルの操作状態、ブレーキペダルの操作状態、変速機の変速状態、ハイブリッド車両や電気自動車であれば駆動用モータの回転速度から、停止期間が所定期間より短く、一時的に信号停止しながら走行している状態であることを判断してもよい。
・S22及びS42において、携帯端末14の移動速度をGPSの位置情報から算出し、携帯端末14の移動速度の変化と車速の変化とが近似する場合に、携帯端末14が車両内にあると判定してもよい。また、携帯端末14の移動速度が所定速度よりも高い場合に、車両が走行中、すなわち携帯端末14が車両内にあると判定してもよい。
・S22及びS42の処理を行わず、S21及びS41において、車両内のアクセスポイント13と接続していると判定した場合は、携帯端末14が車両内にあると簡易的に判定してもよい。携帯端末が車両内のアクセスポイントに接続している場合は、携帯端末が車両内にある可能性が高い。よって、S22及びS42の処理を行う場合よりも判定精度は劣るものの、アクセスポイントから送信される識別コードに基づいて、簡易的に自端末が車両内にあるか否か判定できる。
10…信号処理装置、11,11a,11b,11c…赤外線送受信部、12…車両ECU、13…アクセスポイント、14…携帯端末、20、120…携帯端末の操作制限装置。

Claims (7)

  1. 赤外線信号を受信可能な携帯端末(14)と、
    車両の各座席に対して設置され、前記携帯端末により受信可能な赤外線からなる許可信号を送信する送信手段(11a,11b,11c)と、
    前記車両が走行中の場合に、前記車両の運転席に対して設置された前記送信手段による前記許可信号の送信を停止させる信号処理手段(10)と、を備え、
    前記携帯端末は、自端末が前記車両内にあり、且つ前記許可信号を受信していないと判定したことを条件として、自端末の操作を制限し、
    前記車両は、前記携帯端末による通信を中継するとともに、前記車両に設置されていることを示す識別コードが設定されたアクセスポイント(13)を備え、
    前記携帯端末は、前記アクセスポイントから送信される前記識別コードに基づいて、自端末が前記車両内にあるか否か判定することを特徴とする携帯端末の操作制限装置(20)。
  2. 赤外線信号を受信可能な携帯端末(14)と、
    車両の運転席に対して設置され、前記携帯端末により受信可能な赤外線からなる規制信号を送信する送信手段(11)と、
    前記車両が走行中であることを条件として、前記送信手段から前記規制信号を送信させる信号処理手段(10)と、を備え、
    前記携帯端末は、自端末が前記車両内にあり、且つ前記規制信号を受信していると判定したことを条件として、自端末の操作を制限し、
    前記車両は、前記携帯端末による通信を中継するとともに、前記車両に設置されていることを示す識別コードが設定されたアクセスポイント(13)を備え、
    前記携帯端末は、前記アクセスポイントから送信される前記識別コードに基づいて、自端末が前記車両内にあるか否か判定することを特徴とする携帯端末の操作制限装置(20)。
  3. 前記アクセスポイントは、前記信号処理手段に接続されており、
    前記携帯端末は、前記信号処理手段が前記アクセスポイントにより送信させる前記車両の状態に基づいて、自端末が前記車両内にあるか否か判定する請求項1又は2に記載の携帯端末の操作制限装置。
  4. 前記携帯端末は、前記車両の停止期間が所定期間より短いことを条件として、自端末が前記車両内にあると判定する請求項に記載の携帯端末の操作制限装置。
  5. 前記携帯端末は、自端末が前記車両内にあると判定した場合に、自端末を、赤外線信号を受信する状態とする請求項1〜のいずれかに記載の携帯端末の操作制限装置。
  6. 請求項1に記載の携帯端末の操作制限装置において、前記携帯端末にインストールされるコンピュータプログラムであって、
    前記携帯端末に、自端末が前記車両内にあり、且つ前記許可信号を受信していないと判定したことを条件として、自端末の操作を制限する機能を実現させ、前記アクセスポイントから送信される前記識別コードに基づいて、自端末が前記車両内にあるか否か判定する機能を実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  7. 請求項2に記載の携帯端末の操作制限装置において、前記携帯端末にインストールされるコンピュータプログラムであって、
    前記携帯端末に、自端末が前記車両内にあり、且つ前記規制信号を受信していると判定したことを条件として、自端末の操作を制限する機能を実現させ、前記アクセスポイントから送信される前記識別コードに基づいて、自端末が前記車両内にあるか否か判定する機能を実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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