JP5970869B2 - 電子写真感光体、画像形成方法、画像形成装置用プロセスカートリッジ、および画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明では、導電性支持体上に、感光層と表面層とを順に積層した電子写真感光体において、表面層は、メチロール基を2個以上有する物質とバインダ樹脂との反応物と、フィラーと、を含有する。バインダ樹脂は、ポリカーボネート樹脂もしくはポリアリレート樹脂のいずれかである。フィラーの体積平均粒径は10nm以上500nm以下である。メチロール基を2個以上有する物質と結着樹脂とは架橋している。なお、本発明では、メチロール基を有する物質を「メチロール化合物」と称する場合がある。
〔メチロール基を有する物質〕
本発明に係るメチロール基(−CH2OH)を有する物質としては、その物質が単独で熱による縮重合によって架橋構造を生じるものであることが最低限の要件となる。本要件を満たしていれば分子量・構造などは特に限定されない。但し、製造上の観点から120℃以下で縮重合が生じる物質を用いる場合には、架橋表面層用塗工液のポットライフが短くなったり、架橋表面層用塗工液の粘度低下が生じたりすることから好ましくない。
バインダ樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂等が挙げられる。
<ポリカーボネート樹脂>
本発明に係るポリカーボネート樹脂としては、カーボネート基(−O−(C=O)−O−)を有する化合物である。
ポリアリレート樹脂は、球形トナーのクリーニング性に優れるとともに、その構造上結晶性が高いことからポリカーボネート樹脂と比較して硬度が増す傾向がある。そのため、機械的摺擦による摩耗や微細な傷が付きにくい。その結果、安定的に高画質画像の提供が可能な画像形成装置を成すことが可能になる。
ここで用いられる溶剤としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、ジクロロメタン、モノクロロベンゼン、ジクロロエタン、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、アセトンなどが用いられる。これらは単独で使用しても2種以上混合して使用してもよい。
微粒子としては、例えば、フラーレン微粒子、無機微粒子等が挙げられる。
<フラーレン>
本発明において、メチロール基を2個以上有する物質の相互架橋、およびメチロールを2個以上有する物質とポリカーボネート樹脂との相互架橋によって強靱なバルク構造を形成することが一つの特徴となっている。
しかしながら、メチロールを有する物質の反応性は高いとは言えず、強靱な膜を得るためには充分な熱エネルギーを付与する必要がある。
本発明では、表面層の機械的耐久性の向上を目的として無機微粒子を含有させる。無機微粒子としては一般に知られるものであればよく、酸化チタン、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化インジウム、酸化アンチモン、窒化硼素、窒化ケイ素、酸化カルシウム、硫酸バリウム、ITO、酸化シリコン、コロイダルシリカ、酸化アルミニウム等が例示される。表面層の電気特性を勘案した場合、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化シリコン、酸化スズが好適に用いられる。または、有機無機複合微粒子を用いてもよい。
架橋表面層には電荷輸送性構造をもつ電荷輸送物質を含有していてもよい。電荷輸送物質としては、正孔輸送物質と電子輸送物質とが挙げられる。
また、架橋表面層に用いる電荷輸送物質として、メチロール基と架橋することが可能な官能基を付与してもよい。官能基としては、例えば水酸基、アルコキシシリル基、エポキシ基、カルボキシル基等の官能基が挙げられ、水酸基が好ましい。
(式中、Yは少なくとも1つの炭素原子に水酸基が結合した炭素数1〜6の置換又は無置換のアルキル基もしくはアルコキシ基を表し、Xは電荷輸送性分子構造を含んでなる1〜4価の炭化水素結合を主とする有機残基を表す。nは1〜4の整数を表す。)
本発明においては、電子写真感光体表面層はメチロール化合物/バインダを主成分とする有機材料が占める部分と有機材料中に分散された無機微粒子が占める部分とに大別できる。このうち、有機材料の傷耐性を高めるためにはメチロール化合物/バインダの配合比率が重要となるため、選択する材料に併せて適宜選択することが必要となる。
メチロール基を2個以上有する物質は後述するように本発明における反応の中核となるため、その配合比率は重要となる。発明者の検討によれば、メチロール基を2個以上有する物質とバインダ樹脂との相互作用によって優れた摩耗耐久性を示す結果が得られていることから、バインダ樹脂に対するメチロール基を2個以上有する物質の配合比率が重要になる。
また、架橋表面層への電荷輸送性付与のために電荷輸送物質を併用する場合には、架橋表面層中の電荷輸送物質の配合比率が電荷輸送性に影響するため重要となる。メチロール基を2個以上有する物質とバインダ樹脂とが反応した場合は、電荷輸送物質の配合比率は、メチロール基を2個以上有する物質およびバインダ樹脂の総量100重量部に対して30重量部乃至150重量部であることが好ましく、より好ましくは50重量部乃至140重量部である。
架橋表面層の形成に用いられる塗工液としては、多くの構成成分が常温で固体であることから、良溶媒に溶解して作製するとよい。溶剤としては、バインダ樹脂および電荷輸送物質を溶解し、均質な塗工液を作ることができれば特に限定されない。例えば、溶剤としてメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールなどのアルコール系、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル系、テトラヒドロフラン、ジオキサン、プロピルエーテルなどのエーテル系、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロエタン、クロロベンゼンなどのハロゲン系、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族系、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、セロソルブアセテートなどのセロソルブ系などが挙げられる。これらの溶媒は単独または2種以上を混合して用いてもよい。
前記方法で形成した表面層を加熱することによってメチロール基を2個以上有する物質を主反応種とする架橋・重合反応によって表面層バルクの機械的強度が高く、耐摩耗性に優れた架橋表面層を得ることができる。ここで、然るべき手段によらずメチロール基を2個以上有する物質、またはメチロール基を2個以上有する物質と表面層構成成分とを架橋させない場合には、メチロール基を2個以上有する物質が有するメチロール基の一部が大気中でホルミル基等の酸化物になることによって、電荷輸送性の低下を引き起こすことがあり好ましくない。また、メチロール化合物が低分子量の場合は、架橋に関与しないメチロール化合物が表面層中で可塑剤のような役割を果たすことによって、表面層の粘性低下や、経時で電子写真感光体表面にブリードアウトなどを引き起こすため、やはり好ましくない。
本発明に係る表面層が本材料系で充分な摩耗耐久性を有するためには、その弾性仕事率が41%以上であると良い。また、傷つき抑制を目的として表面層に無機微粒子が分散されているため、弾性仕事率が測定箇所により変動するが、充分な傷つき抑制の機能を持たせるためには表面に緻密に無機微粒子が配置されていることが好ましい。そのため、無機微粒子としては粒径の小さいものを添加するのがよく、電子写真感光体を用いるプロセスにもよるが、無機微粒子の添加量は後述する方法で計測する弾性仕事率の変動が小さくなるように設定することが好ましい。弾性仕事率の変動に対しては、弾性仕事率の変動係数が0.10以下であることが好ましい。変動係数が0.10を超えると、表面層表面の無機微粒子の配置に偏りがあり、または無機微粒子の添加量が少ないなどの原因により、最表面に露出している有機成分のドメインが大きく、比較的大きな擦過傷が付きやすい状態であるため好ましくない。また、変動係数下限値としては特に限定されないが、一般に0.01以上である。
測定装置:フィッシャースコープ社製H−100
測定モード:dF/dt=const
最大荷重:9.8mmN
負荷/除荷時間:各30sec
クリープ時間:5sec
〔感光層が積層構成の場合〕
積層型感光層は、電荷発生機能および電荷輸送機能をそれぞれ独立した層が担うため、感光層の層構成としては、少なくとも支持体上に電荷発生層、電荷輸送層が積層された構成を取る。積層順については特に限定されないが、多くの電荷発生材料は化学的安定性に乏しく、電子写真作像プロセスにおける帯電器周辺での放電生成物のような酸性ガスにさらされると電荷発生効率の低下などを引き起こす。このため、電荷発生層の上に電荷輸送層を積層することが好ましい。
電荷発生層は、電荷発生機能を有する電荷発生物質を主成分とする層で、必要に応じてバインダ樹脂を併用することもできる。電荷発生物質としては、無機系材料と有機系材料を用いることができる。
電荷発生層を形成する方法には、真空薄膜作製法と溶液分散系からのキャスティング法とが大きく挙げられる。前者の方法には、真空蒸着法、グロー放電分解法、イオンプレーティング法、スパッタリング法、反応性スパッタリング法、CVD法等が用いられ、上述した無機系材料、有機系材料が良好に形成できる。また、後者のキャスティング法によって電荷発生層を設けるには、上述した無機系もしくは有機系電荷発生物質を必要ならばバインダ樹脂と共にテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン、トルエン、ジクロロメタン、モノクロロベンゼン、ジクロロエタン、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、アニソール、キシレン、メチルエチルケトン、アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル等の溶媒を用いてボールミル、アトライター、サンドミル、ビーズミル等により分散し、分散液を適度に希釈して塗布することにより形成できる。また、必要に応じて、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル等のレベリング剤を添加することができる。塗布は、浸漬塗工法やスプレーコート、ビードコート、リングコート法などを用いて行なうことができる。
電荷輸送層は、電荷輸送機能を有する層であり、電荷輸送物質又は高分子電荷輸送物質とバインダ樹脂を主成分とする層である。
電荷輸送層は、電荷輸送物質およびバインダ樹脂、又は、高分子電荷輸送物質を適当な溶剤に溶解乃至分散し、これを塗布し、乾燥することによって形成できる。
電荷輸送層の構成成分はいずれも常温常圧下で固体であるものが多いため、塗工液作製においては各構成成分と親和性の高い溶媒を用いる。ここで用いられる溶剤としては、一般に塗装・塗工に用いられる公知の溶剤であれば特に限定されない。用いる溶媒は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
単層構造の感光層は、電荷発生機能と電荷輸送機能を同時に有する層である。感光層は電荷発生物質、電荷輸送物質、およびバインダ樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥することによって形成できる。また、必要により可塑剤やレベリング剤、酸化防止剤等を添加することもできる。
本発明の電子写真感光体においては、耐環境性の改善のため、とりわけ、感度低下、残留電位の上昇を防止する目的で、感光層、表面層の各層に一般に市販されている酸化防止剤、可塑剤、滑剤、紫外線吸収剤およびレベリング剤を添加しても良い。これら添加剤の添加量は、目的に応じて適宜選択すると良く、添加する層の総質量に対し0.01質量%〜10質量%が好ましい。
支持体としては、体積抵抗1010Ω・cm以下の導電性を示すものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルミニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、金、銀、白金等の金属;酸化スズ、酸化インジウム等の金属酸化物を蒸着又はスパッタリングにより、フィルム状もしくは円筒状のプラスチック、紙に被覆したもの、あるいはアルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレスなどの板およびそれらを押し出し、引き抜きなどの工法で素管化後、切削、超仕上げ、研摩などの表面処理を施した管などを使用することができる。また、特公昭52−36016号公報に開示されたエンドレスニッケルベルト、エンドレスステンレスベルトも支持体として用いることができる。
本発明の電子写真感光体を用いる画像形成装置は、電子写真感光体表面を帯電させるための帯電手段と、電子写真感光体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、静電潜像を現像してトナー画像を形成するための現像手段と、電子写真感光体上に形成されたトナー画像を転写体に転写させる転写手段と、電子写真感光体の表面に潤滑剤を付与する潤滑剤付与手段と、を有する。更に必要に応じて、その他の手段、例えば、定着手段、除電手段、クリーニング手段、リサイクル手段、制御手段等を有する。
潜像形成工程(静電潜像形成工程)は、本発明の画像形成装置に搭載した電子写真感光体上に静電潜像を形成する工程である。
帯電器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、導電性又は半導電性のローラ、ブラシ、フィルム、ゴムブレード等を備えたそれ自体公知の接触帯電器、コロナ放電を利用した非接触帯電器、などが挙げられる。
コロトン帯電器は、放電ワイヤの周囲に半空間を占めるケーシング電極とそのほぼ中心に置かれた放電ワイヤとから構成される。
スコロトロン帯電器は、前記コロトロン帯電器にグリッド電極を追加したものであり、グリッド電極は電子写真感光体表面から1.0mm〜2.0mm離れた位置に設けられている。
露光は、例えば、露光手段を用いて電子写真感光体の表面を像様に露光することにより行うことができる。
露光における光学系は、アナログ光学系とデジタル光学系とに大別される。アナログ光学系は、原稿を光学系により直接電子写真感光体上に投影する光学系であり、デジタル光学系は、画像情報が電気信号として与えられ、これを光信号に変換して電子写真感光体を露光し作像する光学系である。
露光手段としては、帯電手段により帯電された電子写真感光体の表面に形成すべき像様に露光を行うことができる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、複写光学系、ロッドレンズアレイ系、レーザ光学系、液晶シャッタ光学系、LED光学系、などの各種露光器が挙げられる。
なお、本発明においては、電子写真感光体の裏面側から像様に露光を行う光背面方式を採用してもよい。
現像工程は、静電潜像を、トナー乃至現像剤を用いて現像して可視像(トナー画像)を形成する工程である。
可視像の形成は、例えば、静電潜像をトナー乃至現像剤を用いて現像することにより行うことができ、現像手段により行うことができる。
トナー画像の形成に用いるトナーは、公知のものを用いることができる。すなわち、少なくとも結着樹脂、着色剤、および外添剤を含有してなり、好ましくは離型剤、帯電制御剤を含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
転写工程は、可視像を記録媒体に転写する工程であるが、中間転写体を用い、該中間転写体上に可視像を一次転写した後、該可視像を記録媒体上に二次転写する態様が好ましく、トナーとして二色以上、好ましくはフルカラートナーを用い、可視像を中間転写体上に転写して複合転写像を形成する第一次転写工程と、該複合転写像を記録媒体上に転写する第二次転写工程とを含む態様がより好ましい。
定着工程は、記録媒体に転写された可視像を定着装置を用いて定着させる工程であり、各色のトナーに対し記録媒体に転写する毎に行ってもよいし、各色のトナーに対しこれを積層した状態で一度に同時に行ってもよい。
潤滑剤供給工程(潤滑剤付与工程)は、潤滑剤供給手段(潤滑剤付与手段)によって電子写真感光体上に潤滑剤を供給して塗布することによって、クリーニングブレードに対する電子写真感光体表面の摩擦係数を長期間にわたって低減することを主な目的として搭載する。
除電工程は、電子写真感光体に対し除電バイアスを印加したり、除電光を照射して除電を行う工程であり、除電手段により好適に行うことができる。
クリーニング工程は、電子写真感光体上に残留する電子写真トナーを除去する工程であり、クリーニング手段により好適に行うことができる。
リサイクル工程は、クリーニング工程により除去したトナーを現像手段にリサイクルさせる工程であり、リサイクル手段により好適に行うことができる。リサイクル手段としては、特に制限はなく、公知の搬送手段等が挙げられる。
制御工程は、前記各工程を制御する工程であり、制御手段により好適に行うことができる。
図1は、画像形成装置の一例を示す概略図である。
図1に示す画像形成装置は、ドラム状の電子写真感光体1と、帯電チャージャ3と、転写前チャージャ7と、転写チャージャ110と、分離チャージャ111と、クリーニング前チャージャ113と、を備える。
図2において、棒状にした潤滑剤(固形物)116をクリーニングブラシ114に押し当てており、該クリーニングブラシ114が回転する際に潤滑剤を掻き取り、ブラシに付着した潤滑剤が電子写真感光体の表面に塗布される仕組みとなっている。
図4に示す画像形成装置用プロセスカートリッジは、上述した画像形成装置に組み込まれる。画像形成装置用プロセスカートリッジは、電子写真感光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子写真感光体表面に形成された静電潜像の画像部にトナーを付着させる現像手段と、電子写真感光体表面に付着したトナーを記録媒体に転写する転写手段と、電子写真感光体表面に付着した不要なトナーを除去するクリーニング手段と、帯電前に電子写真感光体を除電させる除電手段と、からなる群から選ばれた少なくとも一つの手段を有する。画像形成装置用プロセスカートリッジは、画像形成装置本体に着脱可能である。
なお、以下、実施例1A〜16A及び21A〜32Aとあるのは、本発明に含まれない参考例1A〜16A及び21A〜32Aとする。また、以下、実施例1B〜16B及び21B〜42Bとあるのは、本発明に含まれない参考例1B〜16B及び21B〜42Bとする。
(実施例1A)
φ30mmのアルミニウムシリンダー上に、下記組成の下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、電荷輸送層用塗工液を順次、塗布、乾燥することにより、3.5μmの下引き層、0.2μmの電荷発生層、20μmの電荷輸送層を形成した。
・アルキッド樹脂:12重量部(ベッコゾール1307−60−EL、大日本インキ化学工業製)
・メラミン樹脂:8重量部(スーパーベッカミンG−821−60、大日本インキ化学工業製)
・酸化チタン:80重量部(CR−EL、石原産業社製)
・メチルエチルケトン:250重量部
・下記構造式(M)のビスアゾ顔料:2.5重量部
・ポリビニルブチラール:0.5重量部(XYHL、UCC製)
・シクロヘキサノン:200重量部
・メチルエチルケトン:80重量部
・ビスフェノールZポリカーボネート:10重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・下記構造式(N)の電荷輸送物質:7重量部
・テトラヒドロフラン:100重量部
・1%シリコーンオイルのテトラヒドロフラン溶液:1重量部(KF50−100CS、信越化学工業製)
次いで、導電性支持体/下引き層/電荷発生層/電荷輸送層からなる積層体上に下記組成の表面層用塗工液を用いてスプレー塗工法にて2μmの表面層を成膜し、150℃、30分の加熱を実施することによって本発明の電子写真感光体を得た。
・ビスフェノールZポリカーボネート:67.5重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・上記構造式(A)のメチロール化合物:7.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:52.5重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:22.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1A〜2Aのメチロール化合物を前記構造式(B)のものに変更した以外は実施例1A〜2Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例1Aで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:33.75重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:3.75重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Aで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:30重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:7.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Aで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:26.25重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:1.25重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Aで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:20.63重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:16.87重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例5A〜8Aのメチロール化合物を前記構造式(C)のものに変更した以外は実施例5〜8と同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例5A〜8Aのメチロール化合物を前記構造式(B)のものに変更した以外は実施例5A〜8Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7A、15Aの電荷輸送物質を前記構造式(L2−2)のものに変更した以外は実施例7A、15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7A、15Aの電荷輸送物質を前記構造式(L3−2)のものに変更した以外は実施例7A、15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7A、15AのビスフェノールZポリカーボネートをビスフェノールAポリカーボネート(C1400、帝人化成社製)に変更した以外は実施例7A、15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7A、15AのビスフェノールZポリカーボネートを下記構造式(O)のものに変更した以外は実施例7A、15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7A、15Aのフラーレンを下記のものに変更した以外は実施例7A、15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径500nm)、東京化成社製)
実施例7A、15Aのフラーレンを下記のものに変更した以外は実施例7A、15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径10nm)、東京化成社製)
実施例7Aで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:31.5重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:13.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:45重量部
・フラーレン:1重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例15Aで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:31.5重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(B)のメチロール化合物:13.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:45重量部
・フラーレン:1重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.2重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Aで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:7.5重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:17.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:25重量部
・フラーレン:5重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:1.0重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例15Aで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:7.5重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(B)のメチロール化合物:17.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:25重量部
・フラーレン:5重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:1.0重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(A)のメチロール化合物:100重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
比較例1Aのメチロール化合物を前記構造式(B)に変更した以外は比較例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(A)のメチロール化合物:50重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:50重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
比較例3Aのメチロール化合物を前記構造式(B)に変更した以外は比較例3Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(A)のメチロール化合物:75重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(B)のメチロール化合物:75重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(A)のメチロール化合物:37.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(B)のメチロール化合物:37.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:100重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
比較例9AのビスフェノールZポリカーボネートをビスフェノールAポリカーボネート(C1400、帝人化成社製)に変更した以外は比較例9Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート50重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:50重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
比較例11AのビスフェノールZポリカーボネートをビスフェノールAポリカーボネート(C1400、帝人化成社製)に変更した以外は比較例9Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:75重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
比較例13AのビスフェノールZポリカーボネートをビスフェノールAポリカーボネート(C1400、帝人化成社製)に変更した以外は比較例9Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmにした以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート37.5重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
比較例15AのビスフェノールZポリカーボネートをビスフェノールAポリカーボネート(C1400、帝人化成社製)に変更した以外は比較例9Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例1Aの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmにした以外は実施例1Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(A)のメチロール化合物:15重量部
・ビスフェノールZポリカーボネート:35重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:50重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
比較例17Aのメチロール化合物を前記構造式(B)のものに変更した以外は比較例17Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7A、15Aの酸化アルミニウムを下記のものに変更した以外は実施例7A、15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径700nm)、東京化成社製)
実施例7Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:32.55重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:13.95重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:46.5重量部
・フラーレン:0.1重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.14重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例15Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:32.55重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(B)のメチロール化合物:13.95重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:46.5部
・フラーレン:0.1重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.14重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:15.75重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:6.75重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:22.5部
・フラーレン:10重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:1.1重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例15Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例15Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:15.75重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(B)のメチロール化合物:6.75重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:22.5重量部
・フラーレン:10重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:1.1重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:32.25重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・下記構造式(P)のメチロール化合物:5.25重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:31.5重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・下記構造式(Q)のメチロール化合物:6.0重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・フラーレン:3重量部(C60(体積平均粒径300nm)、東京化成社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:26.25重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:11.25重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・炭化ケイ素:25重量部(GMF−15(体積平均粒径450nm)、太平洋ランダム社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Aの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Aと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・ビスフェノールZポリカーボネート:29.75重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(A)のメチロール化合物:12.75重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:42.5重量部
・窒化硼素 :15重量部(工業用窒化硼素(体積平均粒径300nm)、水島合金鉄社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1A〜31Aおよび比較例9A〜28Aについてカーボネート結合当量(C)に対するメチロール基当量(M)の比率を表5に示す。
実施例1A〜31A、比較例1A〜28Aで作製した電子写真感光体の表面層について、成膜可能性および膜質について評価を実施した。結果、実施例1A〜31A、比較例9A〜28Aについては均一な表面層を有する電子写真感光体が得られた。しかし、比較例1A〜8Aについては電荷輸送層表面で表面層構成成分がはじかれた状態になっており、表面層が斑状態で形成されていた。比較例1A〜8Aはポリカーボネート樹脂を構成成分として有しておらず、この結果から、メチロール基を2個以上有する物質のみでは成膜することができず、本発明に記載のとおり、少なくとも「メチロール基を2個以上有する物質」および「ポリカーボネート樹脂」が表面層を形成するうえでの必須要件であることが明らかとなった。
実施例1A〜31Aおよび比較例9A〜28Aで作製した電子写真感光体の摩耗耐久性の評価を以下の方法で実施した。
作製した感光体を電子写真装置用プロセスカートリッジに装着し、画像露光光源として655nmの半導体レーザを用いたリコー製imagio Neo 271改造機にて初期暗部電位を−750Vに設定する。その後、A4用紙の通紙ランニングを実施し、10万枚通紙後の感光体硬度、感光体摩耗量、感光体表面摩擦係数、露光部電位測定を測定し、さらに、出力画像の帯電ローラ汚れに由来する画像スジの有無を目視にて評価した。
・測定装置:フィッシャースコープ社製H−100
・測定モード:dF/dt=const
・最大荷重:9.8mmN
・負荷/除荷時間:各30sec
・クリープ時間:5sec
円筒形の感光体表面の外周1/4部分に、中厚上質紙を紙すき方向が長手方向になるように切断したベルト状測定部材を接触させ、その一方(下端)に荷重(100g)をかけ、もう一方にフォースゲージをつないだ後、このフォースゲージを一定速度で移動させ、ベルトが移動開始した際のフォースゲージの値を読みとり、次の式により算出する。
μs=2/π×ln(F/W)
ただし、μs:静止摩擦係数、F:フォースゲージ読み値(g)、W:荷重(100g)である。本評価結果を表6、表7に示す。
比較例21A、22A、25A、26Aの結果では、フラーレンの含有量が少なすぎたり、体積平均粒径が小さすぎたりすると、感光体摩耗量が多くなった。また、比較例27A、28Aでは、フィラーとして炭化ケイ素微粒子、窒化硼素微粒子を用いたが、この場合は、フラーレンを用いた実施例に比べて摩耗量が大きくなることが分かった。
次に、実施例Bを詳細に説明する。本発明は実施例Bに限定されるものではない。
一例として式(E)に示される構造を有するポリアリレートの合成例を示す。
試薬1として、イオン交換水中に水酸化ナトリウム110g、p−t−ブチルフェノール(0.025mol)、式(J)において、R1’およびR3‘がCH3、R2’およびR4’がHであるビスフェノールC型モノマー(1.0mol)を溶解させ、トリブチルベンジルアンモニウムクロライド(0.007mol)を添加し溶解させた。
次に、試薬1を20℃に保った反応槽に移し、攪拌しながら試薬2をゆっくりと添加させることで、界面重合を行った。反応が終了後、試薬2の有機相を分離しイオン交換水で充分に洗浄した。さらに、これにメタノールを摘果することによりポリマーを沈殿させてポリアリレート樹脂を得た。
他の構造を有するポリアリレート樹脂も同様の方法で合成することが可能である。
φ30mmのアルミニウムシリンダー上に、下記組成の下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、電荷輸送層用塗工液を順次、塗布、乾燥することにより、3.5μmの下引き層、0.2μmの電荷発生層、20μmの電荷輸送層を形成した。
・アルキッド樹脂:12重量部(ベッコゾール1307−60−EL、大日本インキ化学工業製)
・メラミン樹脂:8重量部(スーパーベッカミンG−821−60、大日本インキ化学工業製)
・酸化チタン:80重量部(CR−EL、石原産業社製)
・メチルエチルケトン:250重量部
〔電荷発生層用塗工液〕
・前記構造式(M)のビスアゾ顔料:2.5重量部
・ポリビニルブチラール:0.5重量部(XYHL、UCC製)
・シクロヘキサノン:200重量部
・メチルエチルケトン:80重量部
・ビスフェノールZポリカーボネート:10重量部(パンライトTS−2050、帝人化成製)
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:7重量部
・テトラヒドロフラン:100重量部
・1%シリコーンオイルのテトラヒドロフラン溶液:1重量部(KF50−100CS、信越化学工業製)
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:67.5重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:7.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
(実施例2B)
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:52.5重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:22.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1B〜2Bのメチロール化合物を前記構造式(B)のものに変更した以外は実施例1B〜2Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
(実施例5B)
実施例1Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:33.75重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:3.75重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:30重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:7.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:26.25重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:11.25重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:20.63重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:16.87重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例5B〜8Bのメチロール化合物を前記構造式(C)のものに変更した以外は実施例5B〜8Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例5B〜8Bのメチロール化合物を前記構造式(B)のものに変更した以外は実施例5B〜8Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7B、15Bの電荷輸送物質を前記構造式(L2−2)のものに変更した以外は実施例7B、15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7B、15Bの電荷輸送物質を前記構造式(L3−2)のものに変更した以外は実施例7B、15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7B、15Bの前記構造式(D)のポリアリレート樹脂を前記構造式(E)のポリアリレート樹脂に変更した以外は実施例7B、15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7B、15Bの前記構造式(D)のポリアリレート樹脂を、前記構造式(E)のポリアリレート樹脂を60%、前記構造式(F)のポリアリレート樹脂を40%の比率で配合したポリアリレートに変更した以外は実施例7B、15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7B、15Bの酸化アルミニウムを下記のものに変更した以外は実施例7B、15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA05(体積平均粒径500nm)、住友化学社製)
実施例7B、15Bの酸化アルミニウムを下記のものに変更した以外は実施例7B、15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA02(体積平均粒径200nm)、住友化学社製)
実施例7B、15Bの酸化アルミニウムを下記のものに変更した以外は実施例7B、15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
・酸化アルミニウム:25重量部(NanoTekAl2O3(体積平均粒径31nm)、シーアイ化成社製)
実施例7Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:31.5重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:15重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:45重量部
・酸化アルミニウム:3重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例15Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:31.5重量部
・前記構造式(B)のメチロール化合物:15重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:45重量部
・酸化アルミニウム:3重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.2重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:17.5重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:10重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:25重量部
・酸化アルミニウム:28重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:1.0重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例15Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:17.5重量部
・前記構造式(B)のメチロール化合物:10重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:28重量部
・酸化アルミニウム:50重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:1.0重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7B、15Bで用いた表面層塗工液を、界面活性剤を用いずに作製した以外は実施例7B、15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:29.75重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:12.75重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:42.5重量部
・酸化シリコン:15重量部(KMPX−100(体積平均粒径35nm)、信越化学工業社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例15Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:29.75重量部
・前記構造式(B)のメチロール化合物:12.75重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:42.5重量部
・酸化シリコン:15重量部(KMPX−100(体積平均粒径35nm)、信越化学工業社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:24.5重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:10.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:35重量部
・酸化亜鉛:30重量部(NanoTekZnO(体積平均粒径30nm)、シーアイ化成社製)
・界面活性剤:1.0重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例15Bで用いた表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:24.5重量部
・前記構造式(B)のメチロール化合物:10.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:35重量部
・酸化亜鉛:30重量部(NanoTekZnO(体積平均粒径30nm)、シーアイ化成社製)
・界面活性剤:1.0重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7B、15Bの電荷発生層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7B、15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔電荷発生層用塗工液〕
・以下に記載する合成例に従って作製したチタニルフタロシア二ン顔料:12重量部
・ポリビニルブチラール:8重量部(積水化学製:エスレックBX−1)
・シクロヘキサノン:266重量部
特開2001−19871号公報に準じて顔料を作製した。すなわち、1、3−ジイミノイソインドリン(29.2g)とスルホラン(200ml)を混合し、窒素気流下でチタニウムテトラブトキシド(20.4g)を滴下する。滴下終了後、徐々に180℃まで昇温し、反応温度を170℃〜180℃の間に保ちながら5時間撹拌して反応を行なった。
X線管球:Cu
電圧:50kV
電流:30mA
走査速度:2°/分
走査範囲:3°〜40°
時定数:2秒
なおこのチタニルフタロシアニンを用いた電荷発生層用塗工液中での平均粒子サイズを堀場製作所製CAPA−700で測定したところ0.29μmであった。
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(A)のメチロール化合物:100重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
比較例1Bのメチロール化合物を前記構造式(B)に変更した以外は比較例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(A)のメチロール化合物:50重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:50重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
比較例3Bのメチロール化合物を前記構造式(B)に変更した以外は比較例3Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(A)のメチロール化合物:75重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(B)のメチロール化合物:75重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(A)のメチロール化合物:37.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:25重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(B)のメチロール化合物:37.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:25重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:100重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:50重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:50重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:75重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1の表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmにした以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:37.5重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1Bの表面層用塗工液を下記のものに変更し、表面層膜厚を5μmにした以外は実施例1Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(A)のメチロール化合物:15重量部
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:35重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:50重量部
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
比較例13Bのメチロール化合物を前記構造式(B)のものに変更した以外は比較例13Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7B、15Bの酸化アルミニウムを下記のものに変更した以外は実施例7B、15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA07(体積平均粒径700nm)、住友化学社製)
実施例7Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:32.55重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:13.95重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:46.5重量部
・酸化アルミニウム:7重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.14重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例15Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:32.55重量部
・前記構造式(B)のメチロール化合物:13.95重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:46.5重量部
・酸化アルミニウム:7重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.14重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:15.75重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:6.75重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:22.5重量部
・酸化アルミニウム:55重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:1.1重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例15Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例15Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:15.75重量部
・前記構造式(B)のメチロール化合物:6.75重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:22.5重量部
・酸化アルミニウム:55重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:1.1重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:32.25重量部
・前記構造式(P)のメチロール化合物:5.25重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7の表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:31.5重量部
・前記構造式(Q)のメチロール化合物:6.0重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・酸化アルミニウム:25重量部(スミコランダムAA03(体積平均粒径300nm)、住友化学社製)
・界面活性剤:0.5重量部(BYK―P104、ビックケミー社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Bにおける表面層成膜後の加熱温度を100℃とした以外は、実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7Bにおける表面層成膜後の加熱温度を130℃とした以外は、実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
実施例7Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:26.25重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:11.25重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:37.5重量部
・炭化ケイ素:25重量部(GMF−15(体積平均粒径450nm)、太平洋ランダム社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例7Bの表面層用塗工液を下記のものに変更した以外は実施例7Bと同様にして電子写真感光体を作製した。
〔表面層用塗工液〕
・前記構造式(D)のポリアリレート樹脂:29.75重量部
・前記構造式(A)のメチロール化合物:12.75重量部
・前記構造式(N)の電荷輸送物質:42.5重量部
・窒化硼素:15重量部(工業用窒化硼素(体積平均粒径300nm)、水島合金鉄社製)
・テトラヒドロフラン:1330重量部
・シクロヘキサノン:570重量部
実施例1B〜42B、比較例1B〜25Bで作製した電子写真感光体の表面層について、成膜可能性および膜質について評価を実施した。結果、実施例1B〜42B、比較例9B〜25Bについては均一な表面層を有する電子写真感光体が得られていたが、比較例1B〜8Bについては電荷輸送層表面で表面層構成成分がはじかれた状態になっており、表面層が斑状態で形成された。比較例1B〜8Bはポリアリレート樹脂を構成成分として有しておらず、この結果から、メチロール化合物のみでは成膜することができず、本発明に記載のとおり、少なくとも「ポリアリレート樹脂」および「メチロール化合物」が成膜に対する必須要件であることが明らかとなった。
また、表8、9には、摩耗耐久性に関する結果も表示されている。実施例1B〜42Bおよび比較例9B〜25Bで作製した電子写真感光体の摩耗耐久性の評価を以下の方法で実施した。
Claims (8)
- 導電性支持体上に、感光層と表面層とを順に積層した電子写真感光体において、
前記感光層は、前記導電性支持体上に、電荷発生層と電荷輸送層とを順に積層してなり、
前記表面層は、メチロール基を2個以上有する物質とバインダ樹脂との反応物と、フィラーと、を含有し、
前記バインダ樹脂は、ポリカーボネート樹脂もしくはポリアリレート樹脂のいずれかであり、
前記フィラーの体積平均粒径は10nm以上500nm以下であり、
前記表面層は電荷輸送性構造を有し、該電荷輸送性構造は水酸基を有する電荷輸送性材料を含むことを特徴とする電子写真感光体。 - 前記表面層のマルテンス硬度は、150N/mm以上250N/mm以下であり、前記表面層の弾性仕事率平均値は41%以上、前記表面層の弾性仕事率の変動係数は0.10以下であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層の任意断面において前記フィラーが占める面積の割合は3%以上50%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子写真感光体。
- 前記フィラーがフラーレンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層のカーボネート結合当量(C)に対するメチロール基当量(M)の比率(M/C)が0.03以上0.3以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子写真感光体を用いて、少なくとも、前記電子写真感光体を帯電させる帯電プロセスと、前記帯電プロセスによって帯電させられた前記電子写真感光体表面に静電潜像を形成する潜像形成プロセスと、前記潜像形成プロセスによって形成された静電潜像の画像部にトナーを付着させる現像プロセスと、前記現像プロセスによって形成された顕像を被転写体に転写する転写プロセスと、前記転写プロセス後に電子写真感光体表面に残留したトナーを除去するクリーニングプロセスと、を繰り返し行うことを特徴とする画像形成方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の電子写真感光体を有し、前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、前記電子写真感光体表面に形成された静電潜像の画像部にトナーを付着させる現像手段と、前記電子写真感光体表面に付着したトナーを記録媒体に転写する転写手段と、前記電子写真感光体表面に付着した不要なトナーを除去するクリーニング手段と、帯電前に電子写真感光体を除電させる除電手段と、からなる群から選ばれた少なくとも一つの手段を有し、画像形成装置本体に着脱可能としたことを特徴とする画像形成装置用プロセスカートリッジ。
- 請求項7の画像形成装置用プロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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