JP5970360B2 - レーザ加工装置及びレーザ加工システム、レーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置及びレーザ加工システム、レーザ加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5970360B2
JP5970360B2 JP2012267999A JP2012267999A JP5970360B2 JP 5970360 B2 JP5970360 B2 JP 5970360B2 JP 2012267999 A JP2012267999 A JP 2012267999A JP 2012267999 A JP2012267999 A JP 2012267999A JP 5970360 B2 JP5970360 B2 JP 5970360B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
workpiece
laser
liquid
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012267999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014113604A (ja
Inventor
千田 格
格 千田
克典 椎原
克典 椎原
秋葉 美幸
美幸 秋葉
角谷 利恵
利恵 角谷
摂 山本
摂 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012267999A priority Critical patent/JP5970360B2/ja
Publication of JP2014113604A publication Critical patent/JP2014113604A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5970360B2 publication Critical patent/JP5970360B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

本発明はレーザ加工装置及びレーザ加工システム、レーザ加工方法に係る。
金属材料、セラミックス、FRP(繊維強化プラスチック)などの切断加工プロセスとして、レーザ切断やウォータジェット切断が用いられている。レーザ切断は、レーザ発振器から照射されたレーザ光を光学系により集光して被加工体に照射し、照射部を加熱溶融させる。そして、その溶融部を空気や酸素などのアシストガスを用いて吹き飛ばすことで切断する技術である。
一方、ウォータジェット切断は、高圧で水を被加工体に噴出し、噴射した部分を吹き飛ばして切断する技術である。水だけの場合と、水に研磨材を混入して行う場合とがあり、後者の場合には噴出された水の運動エネルギに研磨作用が付加されて切断能力が向上する。
さらに、レーザとウォータジェットを組み合わせた切断技術がある(例えば、特許文献1参照)。この切断技術は例えば半導体基板など、比較的薄い被加工体を精密に加工する目的で用いられている。この方法では、レーザ光とウォータジェットを同時に加工部に当てることにより切断能力が増大すると共に、加工部が切断と同時に水冷されるために非常にきれいな切断面が得られる。
特許第3680864号公報
レーザとウォータジェットを組み合わせた切断では、厚みがある部材を切断加工する場合、切断がある深さに達するとそれ以上切断できないため、切断可能な厚みに制限があった。本発明が解決しようとする課題は、厚い被加工体の切断加工を可能とするレーザ加工装置及びレーザ加工システム、レーザ加工方法を提供することである。
上記課題を解決するため、実施形態によるレーザ加工装置は、被加工体に対して液体流を噴出し、液体流を導光材として被加工体にレーザを照射し被加工体を切断加工するレーザ加工装置であって、切断加工によって被加工体に生じた溝内に噴出した液体流の液体が、溝内に噴出している液体流の周囲に滞留することを防ぐ滞留防止手段を備えるものとする。
また、上記課題を解決するため、実施形態によるレーザ加工システムは、内部に液体を貯留する液体貯留手段を有し、液体貯留手段内部の液体を被加工体に液体流として噴出する施工ヘッドと、施工ヘッドに設けられ、ガスを噴出して液体流の周囲に気流を形成させるガスノズルと、液体貯留手段に液体を供給する液体供給手段と、ガスノズルにガスを供給するガス供給手段と、レーザ発振器と、レーザ発振器から出射されたレーザを施工ヘッドに伝送する光学伝送手段と、ヘッドに伝送されたレーザを集光し液体流に伝播させる集光光学系と、切断加工によって前記被加工体に生じた溝内に噴出した液体流の液体が、溝内に噴出している液体流の周囲に滞留することを防ぐ滞留防止手段と、被加工体が切断加工された深さを計測する計測手段と、計測手段の計測結果に基づいて滞留防止手段を制御する制御手段と、を備え、集光されたレーザを、液体流内部に伝播させることで被加工体の加工点へ伝送し、被加工体を切断加工するものとする。
また、上記課題を解決するため、実施形態によるレーザ加工方法は、被加工体に液体流を噴出し、液体流を導光材として被加工体にレーザを照射して被加工体を切断加工するレーザ加工方法であって、切断加工によって前記被加工体に生じた溝内に噴出した液体流の液体が溝内に噴出している液体流の周囲に滞留することを防ぐステップを備えるものとする。
第1の実施形態のレーザ加工装置の概要を示すブロック図。 第1の実施形態における切断中のレーザ加工装置と被加工体を、切断進行方向から見た断面模式図。 (a)第1の実施形態において切断溝の側壁両方から超音波振動が印加されている切断溝の透視斜視図と(b)切断溝の側壁片方から超音波振動が印加されている切断溝の透視斜視図。 切断中に滞留水が水流に接触していない状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図。 切断中に滞留水が水流に接触している状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図。 第1の実施形態において水流W周囲の排水が細粒化している状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図。 第1の実施形態において水流W周囲の排水がミスト化している状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図。 (a)第2の実施形態において切断経路上の2方向から超音波振動が印加されている切断溝の透視斜視図と(b)切断経路上の1方向から超音波振動が印加されている切断溝の透視斜視図。 第3の実施形態において超音波振動を伝播している水流が切断溝内に噴出されている状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図。 第4の実施形態において切断溝内に流体流が噴出されている状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図。
以下本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図1乃至図7を用いて説明する。図1は、本実施形態のレーザ加工装置の概要を示すブロック図である。図2は、本実施形態における切断中のレーザ加工装置と被加工体を、切断進行方向から見た断面模式図である。図3(a)は本実施形態において切断溝の側壁両方から超音波振動が印加されている切断溝の透視斜視図であり、図3(b)は切断溝の側壁片方から超音波振動が印加されている切断溝の透視斜視図である。図4は、切断中に滞留水が水流に接触していない状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図である。図5は、切断中に滞留水が水流に接触している状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図である。図6は、本実施形態において水流W周囲の排水が細粒化している状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図である。図7は、本実施形態において水流W周囲の排水がミスト化している状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図である。
(構成)
以下、本実施形態の構成について説明する。図1に示すように、レーザ発振器11はレーザLを出射する。光学伝送手段12はレーザLを施工ヘッド13に伝送する。施工ヘッド13は被加工体2の切断加工する部分の上方に設けられ、レーザLが伝播される液体流である水流Wを被加工体2に上方から噴出する。水供給手段14は液体供給手段であり、水流Wを形成する水を施工ヘッド13に供給する。ガス供給手段15は水流Wの周囲を取り巻く気流Rを形成するガスを供給する。超音波振動子16は施工ヘッド13に設けられており、被加工体2に超音波を印加する。超音波信号生成部17は超音波振動子16が被加工体2に印加する超音波の基となる信号を生成する。
計測手段18は施工ヘッド13に設けられている。被加工体2の内、水流WとレーザLが照射されている部分を、加工点と呼称する。計測手段18は、被加工体2の切断された深さを測定する手段であり、具体的には、被加工体2の上面から加工点までの距離を測定する。この距離を切断深さと呼称する。計測手段18は例えば、レーザを用いた距離センサーや超音波を用いたセンサーである。制御部19は計測手段18に接続しており、計測手段18で得られた切断深さの情報に基づいて、レーザ発振器11や水供給手段14、ガス供給手段15、超音波振動子16、超音波信号生成部17などの稼働状態を制御する。
また、図示していないが、施工ヘッド13は被加工体2に対して相対的に移動可能な駆動機構を備える。この駆動機構は、被加工体2を固定し、施工ヘッド13を移動させるものでる。または、施工ヘッド13を固定し、被加工体2を移動させるものであってもよい。切断加工中、施工ヘッド13は被加工体2に切断加工を施す切断経路27上を往復移動する。
以下、各構成の詳細を説明する。まず、レーザ発振器11について説明する。レーザ発振器11が出射するレーザLは、水中でのエネルギの減衰が小さいレーザが好ましく、本実施形態ではYAGレーザ第2高調波(波長532nm)である。しかし、最終的に被加工体2に照射されるレーザが加工に十分なエネルギを有していれば良く、水による減衰を加味しても十分なエネルギのレーザを照射するものであれば良い。例えば、YAGレーザ基本波(波長1064nm)やUVレーザ(波長355nm)、ファイバレーザ(波長1070nm)等を用いることも可能である。
光伝送手段12は、レーザLをレーザ発振器11から施工ヘッド13に伝送するようレンズ、ミラー、テレスコープ、光ファイバ等の光学系部品で構成された光学伝送系であり、図1においては簡易的に単一のミラーのみを図示している。光伝送手段12としてミラーではなく、光ファイバを用いてレーザLをレーザ発振器11から施工ヘッド13に導いてもよい。
水供給手段14は水供給配管20を介して施工ヘッド13に接続されている。水供給手段14は被加工体2に水流Wとして噴出される水を水配管20を介してポンプ等により施工ヘッド13へ供給する。
ガス供給手段15はガス供給配管23bを介してガスノズル23aに接続されている。ガス供給手段15から供給されるガスは不活性で軽いガスが好ましく、本実施形態ではヘリウムガスを用いるものとして説明する。
以下、施工ヘッド13の構成について、図2を用いて説明する。施工ヘッド13の内部には液体貯留手段としての水室21が形成されている。水室21には水供給配管20が接続されており、水供給配管20を介して水供給手段14から供給された水で満たされる。水室21には被加工体2に向かって開口する水ノズル22が設けられている。水室21に満たされた水は、水ノズル22から噴出され、水流Wとして被加工体2に噴出される。
また、水ノズル22の近傍にはガスノズル23aが設けられており、水流Wに向かって開口している。ガス供給手段15から供給されたガスは、ガスノズル23aから水流Wの周囲に噴出される。
ガスノズル23aは水ノズル22の周囲に1個設けられるものとしてもよいが、複数を設けるほうが水流Wの周囲により均一な気流Rを形成することが可能であり望ましい。本実施形態では、ガスノズル23aは水ノズル22の周囲に等間隔に4個設けられている。そのうち2個のガスノズル22aは施工ヘッド13の移動方向に対して水ノズル22の前後に1個ずつ設けられている。または、ガスノズル23aは水ノズルの周縁外側に設けられ、水ノズルと同心円状に開口するノズルとしてもよい。水流W周囲に均一な気流Rを形成できるよう、ガスノズル23aの位置や形状は適宜定めるのがよい。
また、施工ヘッド13には集光光学系24とウィンドウ25が設けられている。ウィンドウ25は水室21に水密に設けられており、水室21と集光光学系24の間に位置している。光学伝送手段12によって施工ヘッド13に伝送されたレーザLは、集光光学系24で集光され、ウィンドウ25を介して水室21内の水を通り抜け、水ノズル22の開口部を通って水流Wに入射する。
また、施工ヘッド13には超音波振動子16が1個または複数設けられており、超音波振動子16は被加工体2に接し、超音波振動を被加工体2に印加する。図3において、Sは超音波振動子16が被加工体2に接している部分である。また、切断加工を施す経路を切断経路27と呼称し、レーザ切断加工によって切断経路27に生じた溝を切断溝28と呼称する。
超音波振動子16は、切断加工を行う際に被加工体2と超音波振動子16の接触部Sが切断経路27の脇を併走するように設けられている。超音波振動子16が2個の場合は図3(a)のように切断経路27の両側に設けられ、超音波振動子16が1個の場合は図3(b)のように切断経路27の片側に1個設けられることが望ましい。
(作用)
以下、本実施形態におけるレーザ加工装置1の作用について説明する。
まず、水流Wが噴出される様子について説明する。図2において、水室21は水で満たされ、水室21内の水は、水ノズル22から水流Wとして噴出され、被加工体2に噴射される。水室21は加圧されており、水流Wの流速は速い。高速で流れる流体の周囲の圧力は低くなるため(ベルヌーイの定理)、ガスノズル23aから噴出されたガスは水流Wの周りを追随するように流れ、気流Rを形成する。
水流Wには、レーザLを施工ヘッド13から加工点まで伝播させる導光材としての役割がある。レーザLの入射NA(開口数:Numerical Aperture)は、レーザ発振器11と集光光学系12により決定される。レーザ発振器11と集光光学系12の構成を調節することで、レーザLの入射NAを調節し、レーザLを水流Wに入射させる。
水流Wに入射したレーザLは水流W内部を透過し、水流Wと気流Rの界面では屈折角の違いにより全反射し、水流W内部に折り返す。レーザLは水流W内で全反射を繰り返しながら水流W内を伝播する。そして、レーザLは水流Wが噴射されている加工点に照射される。気流Rには、水流Wと気流Rの界面、すなわち水流Wの表面を安定化する作用があり、これによってレーザLが良好に伝播される。
以下、被加工体2が切断加工される様子を説明する。加工点はレーザLのエネルギにより溶融し、溶融部は水流Wの勢いで吹き飛ばされ、切断屑29として加工点から排除される。
切断加工中、施工ヘッド13の移動に合わせて、水流Wも被加工体2の切断経路27上に往復して噴射されている。図4において、施工ヘッド13及び水流Wは切断経路27を矢印26方向に往復している。水流Wが往復するたびに被加工体2は切断経路27に沿って少しずつ切断され、切断溝28が形成される。切断溝28の切断経路に垂直な方向の幅は水流Wの径よりも大きい。加工点は切断溝28の底部に位置する。
切断屑29は切断溝28内に水流Wとして噴出された水に巻き込まれる。切断屑29を巻き込んだ水は、水流Wにより水流W周囲から押しのけられ、そして、切断溝28の上端開口や切断径路27の終端から外部に排出される。この切断屑29を巻き込んだ水を、排水と呼称する。
排水が切断溝28内の水流W周囲から押しのけられ、切断溝28から排出される様子について以下に記す。水流Wは切断溝28の底部に衝突し、その反動で排水には上方向や切断径路27の前後方向など、切断溝28外部に向かう流れが生じ、排水は水流W周囲から押しのけられ、切断溝28外部に排出される。また、切断溝28内には連続して水流Wとして水が噴出されている。そのため、新たに流入してきた水に押し出されるようにして、排水は水流W周囲から押しのけられ、そして、切断溝28外部に排出される。また、水流Wは切断溝28内を往復しており、その動きによって、水流Wの進行方向前方の排水は押しのけられ、切断溝28外部に排出される。
しかし、切断溝28は、その開口部に至るまでが狭いため、流路抵抗が高く、排水が切断溝28の外部へ排出されにくい。そのため、切断溝28内の排水は最終的に切断溝28外部に排出されるが、その流れは切断溝28内で滞留する。
上記のように、切断溝28内で滞留している排水を滞留水30と呼称する。滞留水30は切断溝が深くなるほど、その量は増加する。
切断溝28が浅いうちは、水流Wの近傍には滞留水30が存在しない。しかし、図5に示すように切断深さが深くなると、水が切断溝外部へ流れ難くなって滞留水30の量が増加するため、水流のW周囲にも滞留水30が存在するようになる。すると、水流W周囲の滞留水30が水流Wに接触してしまい、これによって切断が阻害される。
以下、滞留水30が水流Wに接触することで切断加工を阻害する理由を、図5を用いてより詳細に説明する。なお、図5以降では切断屑29の図示を省略する。滞留水30が水流Wに接触すると、水流Wと気流Rの界面が消失する。そのため、界面で反射するはずだったレーザLが滞留水30へ拡散してしまって加工点まで伝播されず、加工点に到達するレーザエネルギが大きく減少する。そして、被加工物2の加工点は溶融しにくくなり、やがて切断できなくなる。
これに対して、本実施形態では滞留防止手段を備えており、水流W周囲での排水の滞留を抑制することができる。以下、滞留防止手段の作用について説明する。
超音波振動子16と超音波信号生成部17は、滞留防止手段である。超音波信号生成部17で生成された信号を基に超音波振動子16が超音波を発振し、超音波振動を被加工体2に伝播する。図3(a)、(b)に示すように超音波振動子16から発振される超音波は、切断溝28内の水流W近傍の側壁への指向性を有する。水流W近傍の切断溝28の側壁は超音波振動することで濡れ性が向上し、その表面に沿って水が流れやすくなるため、水流W周囲には排水が滞留しにくくなる。
そのため、水流W周囲では滞留水30の量が減少し、滞留水30と水流Wが接触しにくくなる。
また、超音波振動子16を調節することで、切断溝28内の水流W近傍の側壁から水流W周囲の排水に超音波振動を伝播させることが可能である。水流W周囲の排水を超音波振動させることで、図6に示すように、排水を細粒化することが可能である。細粒化された排水を細粒水31と示す。細粒水31の1粒毎の体積は小さいため、細粒水31は切断溝28内を移動しやすく、排水は水流W周囲には滞留しにくくなる。そのため、水流W周囲では滞留水30の量が減少し、滞留水30と水流Wが接触しにくくなる。
また、水流W周囲の排水へ伝播させる超音波の周波数、エネルギ等によっては、図7に示すように、水流W周囲の排水をミスト化することが可能である。ミスト化された排水をミスト32と示す。ミスト32の1粒毎の体積は細粒水31よりさらに小さくなり、ミスト32は細粒水31よりも切断溝28から排除されやすいため、排水は水流W周囲には滞留しにくくなる。そのため、水流W周囲では滞留水30の量が減少し、滞留水30と水流Wが接触しにくくなる。
また、細粒水31やミスト32は1つ1つが軽いため気流Rによって水流W周囲から排除されやすく、また仮に水流Wに接触したとしても、極端に多量でない限りは水流Wに合流するだけであり、滞留水30が水流Wに接触するのに比してレーザ光Lの伝送エネルギに与える影響が小さい。
なお、超音波振動子16は前述の通り1つでも複数でもよいが、複数用いることが望ましい。複数の超音波振動子16を用いることで、水流Wに対して複数の方向から超音波振動を印加することができる。すると、水流Wの周囲で、濡れ性の向上や細粒化、ミスト化等の効果を広範囲に均一に与えることができる。
また、水流Wの周囲だけでなく、より広範囲に、あるいは切断溝28全体に超音波振動を印加し、切断溝28全体に濡れ性の向上や細粒化、ミスト化等の効果を与えるものとしてもよい。この場合、切断溝28内の全体で排水が流れやすくなり滞留水30が減少する。
また、超音波振動子16から発振される超音波の指向方向は、計測手段18と制御部19により決定される。以下、計測手段18と制御部19の作用について説明する。
計測手段18で計測した切断深さに基づいて、制御部19は加工点の位置を把握する。そして制御部19は、水流W近傍の切断溝28側壁が良好に超音波振動するよう超音波信号生成部17や超音波振動子16を調節して、超音波に指向性を持たせる。また、制御部19は水流W周囲の濡れ性向上や、水流W周囲の排水の細粒化、ミスト化が生じるように超音波信号生成部17や超音波振動子16を調節する。
また、制御部19は、切断深さの単位時間当たりの変化量を基に、切断加工の成否を判断し、レーザ発振器11、水供給手段14、ガス供給手段15の稼働を停止させるものとしてもよい。また、切断深さに応じて最適なレーザLや水流Wを噴出するよう、レーザ発振器11、水供給手段14、ガス供給手段15の稼働状態を調節する機能を備えてもよい。
なお、水流Wの周囲だけでなく、切断溝28全体を超音波振動させる場合、超音波振動は切断溝28に伝播されればよく、指向方向は厳密に制御されていなくても良い。
(効果)
従来のレーザとウォータジェットを組み合わせた切断では、切断が深くなるにつれて滞留水30の量が増加し、やがて滞留水30が水流Wに接触して切断不能となるため、切断可能な厚みに限界があった。これに対して、本実施形態のレーザ加工装置1は、滞留防止手段として超音波振動子16及び超音波信号生成部17を備える。これらによって、水流W周囲で排水の排出を促進し、水流W周囲の水の滞留を抑制することで、切断可能な厚さを向上することが可能である。
また、本実施形態のレーザ加工装置1は制御部19と計測手段18を備えるため、超音波振動子16から発振される超音波に、水流W周囲への指向性を持たせることが可能である。切断加工により、水流W周囲の深さが変化しても、水流W近傍の切断溝28側壁に良好に超音波振動を印加することができる。
なお、水流W近傍の切断溝28側壁に印加された超音波振動は、水流Wには伝播されない。水流Wは切断溝28側面から離れており、また滞留水30と接触せず、水流Wと切断溝28側面の間には気流Rや大気が存在する。固体から気体や、液体から気体には超音波振動がほとんど伝わらないため、水流Wは超音波振動の影響を受けることがない。
また、制御部19は計測手段18から得た情報で各構成部の稼働状況を調節するものとしたが、単に計測手段18からの情報を表示して、オペレータが判断するものとしてもよい。
また、水室21を満たしレーザLの導光材となる液体は、水以外であっても良い。その液体で形成された液体流が、加工点に切断加工に十分なレーザエネルギを伝播可能であればよい。
また、レーザ光Lは施工ヘッド13に入射する前に集光光学系24によって集光されるとしたが、例えばウィンドウ25を集光光学系24としてもよい。また、集光光学系24を水室21内に設ける構成としてもよい。
また、超音波振動子16は施工ヘッド12に設けられているとしたが、施工ヘッド12から独立していても良い。しかし、水流W近傍の切断溝28側壁に超音波を印加するため、施工ヘッド12と共に被加工体2に対して相対的に移動するのが望ましい。
また、計測手段18は施工ヘッド13に設けられているものとしたが、施工ヘッド13から独立していても良い。しかし、切断深さをより正確に測定するためには、施工ヘッド13と共に被加工体2に対して相対的に移動するのが好ましい。
また、超音波振動子16の設置数や設置位置は、水流Wと超音波振動子16の距離や、水流Wと超音波振動子16の移動方向に対する前後関係は、水流W周囲の滞留水30の量がより減少するよう適宜定めるのがよい。
また、レーザ加工は切断経路27を往復して行うとしたが、往復でなく一方向の繰り返しであってもよい。例えば、開始点と終了点を定め、水流Wを開始点から終了点まで噴出し、再び開始点に戻り水流Wを開始点から噴出することを繰り返してもよい。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について図8を参照しながら説明する。図8(a)は本実施形態において切断経路上の前後方向から超音波振動が印加されている切断溝の透視斜視図であり、図8(b)は切断経路上の前方から超音波振動が印加されている切断溝の透視斜視図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(構成)
以下、本実施形態の構成について説明する。本実施形態のレーザ加工装置1は、図8に示すように、超音波振動子16が切断経路27上に設けられる。被加工体2と超音波振動子16の接触部Sは、切断溝28の上端開口上である。超音波振動子16は1個でも複数でも良い。超音波振動子16を複数設ける場合は、水流Wの前後に少なくとも一つずつ設けるのが望ましい。
(作用)
以下、本実施形態の作用について説明する。本実施形態の超音波振動子16は、測定部18と制御部19の作用により、切断溝28底面の加工点付近への指向性を備えている。切断溝28底面の加工点付近を超音波振動させることで、切断溝28内の水流W周囲の排水に超音波振動が伝播され、水流W周囲の排水が細粒化やミスト化される。細粒水31やミスト32は1粒毎の体積が小さいため切断溝28内を移動しやすく、排水は水流W周囲に滞留しにくくなる。そのため、水流W周囲では滞留水30の量が減少し、滞留水30と水流Wが接触しにくくなる。
(効果)
本実施形態のレーザ加工装置によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態では超音波振動子16が水流Wと同一の切断経路上を移動する。そのため、被加工物2上面の切断経路27周辺の面積が狭い場合でも、超音波振動子16を設けることができる。
なお、超音波振動子16が3個以上であるとき、3個目の超音波振動子16を設ける位置は、水流W周囲の滞留水30の量がより減少するよう適宜定めるのがよい。
また、第1の実施形態と同様に、水流Wの周囲よりも広範囲に、あるいは切断溝28全体に超音波振動を印加し、切断溝28全体に細粒化、ミスト化を生じさせてもよい。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態において超音波振動を伝播している水流が切断溝内に噴出されている状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図である。
なお、第1の実施形態または第2の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(構成)
以下、本実施形態の構成について説明する。本実施形態では、水ノズル22の下側、つまり、水ノズル22表面であって水室21の外側にドーナツ型の水ノズル用超音波振動子33が設けられている。水ノズル用超音波振動子33の内径は、水ノズル22の開口径よりも大きい。水ノズル用超音波振動子34は水ノズル22の開口部にはみ出さないように水ノズル22に設けられている。また、図示しないが、水ノズル用超音波振動子33が発振する超音波振動の信号を生成する超音波信号生成部が、水ノズル用超音波振動子33に接続されている。
切断中、水ノズル用超音波振動子33は、水ノズル22に水流Wが噴出する方向と平行な超音波振動を水ノズル22に伝播する。本実施形態において、水ノズル22には上下方向の超音波振動が印加される。
(作用)
以下、本実施形態の作用について説明する。施工中、水ノズル用超音波振動子33は水ノズル22を介して水流Wに超音波振動を伝播させる。水流Wに伝播された超音波振動も、水ノズル22の超音波振動と同様に上下方向の超音波振動である。水流Wに伝播された超音波は、水流Wが切断溝28の底面に噴出されることで、水流W近傍の切断溝28の側壁や水流W周囲の排水にも伝わり、それらを超音波振動させる。
すると、第1の実施形態で説明した水流W近傍の切断溝28の側壁の濡れ性向上や、水流W周囲の排水の細粒化やミスト化の作用を生ずる。
(効果)
本実施形態では、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態では超音波振動子16を直接被加工体2に接触させる必要がない。そのため、被加工体2上面が凹凸しており超音波振動子16を被加工体2に接触させることが困難な場合でも、切断溝28内の水流W周囲に排水が滞留することを防ぐことができる。
なお、水流Wの噴出方向と超音波振動の振動方向が平行であるため、水流W内を伝播する超音波は水流W内を伝播するレーザLに影響を与えない。
また、水ノズル用超音波振動子33は、必ずしもドーナツ型である必要はなく、中空の多角形状や、水ノズル22の開口部を囲むように複数の振動子を配置したものでもよい。なお、水ノズル22の開口部を囲むことは必須ではないが、水流Wに伝播させる超音波のエネルギ量の観点や、超音波を均一に伝播させるためには水ノズル22の開口部を囲むように配置することが望ましい。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について図10を参照しながら説明する。図10は本実施形態において切断溝内に流体流が噴出されている状態を示すレーザ加工装置と被加工体の切断経路に沿った縦断面図である。
なお、第1の実施形態乃至第3の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(構成)
以下、本実施形態の構成について説明する。本実施形態では滞留防止手段として、流体噴出手段を備える。流体噴出手段は、図10に示すように施工ヘッド13に取り付けられた流体噴出ノズル34と、流体噴出ノズルに流体を供給する流体供給手段を備える。また、流体供給手段は流体供給配管35を介して流体噴出ノズル34に流体を供給する。流体供給手段は図示していない。
流体噴出ノズル34は、切断時の施工ヘッド13の移動方向に対して、水ノズル22の前後に一個ずつ取り付けられている。流体噴出ノズル34は切断溝28内に流体を噴出可能である。流体噴出ノズル34は施工ヘッド13に回動可能に設けられており、流体が噴出される箇所と加工点の距離は可変である。
流体噴出ノズル34から噴出される流体は、気体であってもよいし液体であってもよい。気体の場合は、不活性な気体が望ましく、例えばヘリウムガスや窒素ガスを用いる。また液体の場合は、レーザを伝播する液体流と同一のものが望ましく、本実施形態では水流Wであるから、流体噴出ノズル34から噴出される液体は水が望ましい。
流体噴出ノズル34から噴出される流体の径は切断溝28の切断経路27に垂直な方向の幅よりも小さいものである。
(作用)
以下、本実施形態の作用について説明する。流体噴出ノズル34から噴出される流体を滞留水排除流体と呼称する。滞留水排除流体は切断溝28内の加工点付近に噴出され、その運動エネルギで水流W周囲に排水が滞留することを防止する。流体噴出ノズル34の角度や流速は制御手段19により調節されており、水流Wに接触しないよう制御されている。また、流体噴出ノズル34が回動可能であるため、排水の量や滞留水30の分布にあわせて、適宜噴出箇所を定めることができる。
(効果)
本実施形態によれば、流体噴出ノズル34から噴出する流体によって水流W近傍の滞留水30を排除し、水流Wと滞留水が接触することを防ぐことができる。これによって、従来よりも切断可能な厚さを向上することが可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。また、いずれの実施形態も組み合わせることが可能である。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、第2の実施形態において超音波振動は切断溝28底面に印加されているが、切断溝28の側壁まで超音波振動を伝播させることも可能である。
すると、第2の実施形態においても濡れ性向上によって滞留水30が排除される作用を得ることが可能である。
また、同様に第1の実施形態において、切断溝28側面に印加した超音波が切断溝28の底面に伝播され、第2の実施形態の作用を得ることも可能である。
また、第1の実施形態乃至第3の実施形態において、超音波振動による濡れ性向上や細粒化、ミスト化はそれぞれ独立して生じるとは限らない。上記の現象が同時に生じることもある。
また、いずれの実施形態においてもレーザ加工装置1は被加工体2の上方に設けられ、上方から被加工体を切断加工するとしたが、切断加工する方向は上方からに限られない。例えば、被加工体2に対して、水流Wを水平方向から噴出して切断加工する構成としてもよいし、斜め方向から切断加工する構成としてもよい。
1・・・・・レーザ加工装置
2・・・・・被加工体
11・・・・・レーザ発振器
12・・・・・光学伝送手段
13・・・・・施工ヘッド
14・・・・・液体供給手段
15・・・・・ガス供給手段
16・・・・・超音波振動子
17・・・・・超音波信号生成部
18・・・・・測定手段
19・・・・・制御部
20・・・・・水供給配管
21・・・・・水室
22・・・・・水ノズル
23a・・・・・ガスノズル
23b・・・・・ガス供給配管
24・・・・・集光光学系
25・・・・・ウィンドウ
26・・・・・移動方向
27・・・・・切断経路
28・・・・・切断溝
29・・・・・切断屑
30・・・・・滞留水
31・・・・・細粒水
32・・・・・ミスト
33・・・・・水ノズル用超音波振動子
34・・・・・流体噴出ノズル
35・・・・・流体供給配管
R・・・・・気流
W・・・・・水流
L・・・・・レーザ
S・・・・・接触部

Claims (7)

  1. 被加工体に対して液体流を噴出し、前記液体流を導光材として前記被加工体にレーザを照射し前記被加工体を切断加工するレーザ加工装置であって、
    切断加工によって前記被加工体に生じた溝内に噴出した液体流の液体が前記溝内に噴出している液体流の周囲に滞留することを防ぐ滞留防止手段を備えるレーザ加工装置。
  2. 前記滞留防止手段は、
    前記溝内に噴出された前記液体流周囲の前記被加工体を振動させる超音波を発する超音波発生手段である請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記滞留防止手段は、
    前記溝内に噴出された前記液体流周囲に滞留する前記液体を振動させる超音波を発する超音波発生手段である請求項1に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記滞留防止手段は、
    前記溝内に噴出された前記液体流周囲に滞留する前記液体に流体を噴出する流体噴出手段である請求項1に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記被加工体の切断加工された深さを計測する計測手段を備える、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のレーザ加工装置。
  6. 内部に液体を貯留する液体貯留手段を有し、前記液体貯留手段内部の液体を被加工体に液体流として噴出する施工ヘッドと、
    前記施工ヘッドに設けられ、ガスを噴出して前記液体流の周囲に気流を形成させるガスノズルと、
    前記液体貯留手段に前記液体を供給する液体供給手段と、
    前記ガスノズルに前記ガスを供給するガス供給手段と、
    レーザ発振器と、
    前記レーザ発振器から出射されたレーザを前記施工ヘッドに伝送する光学伝送手段と、
    前記ヘッドに伝送された前記レーザを集光し前記液体流に伝播させる集光光学系と、
    切断加工によって前記被加工体に生じた溝内に噴出した前記液体流の液体が
    前記溝内に噴出している液体流の周囲に滞留することを防ぐ滞留防止手段と、
    前記被加工体が切断加工された深さを計測する計測手段と、
    前記計測手段の計測結果に基づいて前記滞留防止手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    集光された前記レーザを、前記液体流内部に伝播させることで前記被加工体の加工点へ伝送し、前記被加工体を切断加工するレーザ加工システム。
  7. 被加工体に液体流を噴出し、前記液体流を導光材として前記被加工体にレーザを照射して前記被加工体を切断加工するレーザ加工方法であって、
    切断加工によって前記被加工体に生じた溝内に噴出した液体流の液体が
    前記溝内に噴出している液体流の周囲に滞留することを防ぐステップを備えるレーザ加工方法。
JP2012267999A 2012-12-07 2012-12-07 レーザ加工装置及びレーザ加工システム、レーザ加工方法 Active JP5970360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012267999A JP5970360B2 (ja) 2012-12-07 2012-12-07 レーザ加工装置及びレーザ加工システム、レーザ加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012267999A JP5970360B2 (ja) 2012-12-07 2012-12-07 レーザ加工装置及びレーザ加工システム、レーザ加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014113604A JP2014113604A (ja) 2014-06-26
JP5970360B2 true JP5970360B2 (ja) 2016-08-17

Family

ID=51170182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012267999A Active JP5970360B2 (ja) 2012-12-07 2012-12-07 レーザ加工装置及びレーザ加工システム、レーザ加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5970360B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105195903B (zh) * 2015-10-21 2017-10-17 北京中科思远光电科技有限公司 一种用于涡轮叶片打孔的激光微水刀加工装置
US10340170B2 (en) 2016-02-12 2019-07-02 Asm Technology Singapore Pte Ltd Method and device for grooving wafers
JP6758413B2 (ja) 2016-12-22 2020-09-23 三菱電機株式会社 レーザ加工装置、レーザ加工方法及び半導体装置の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1598140A1 (de) * 2004-05-19 2005-11-23 Synova S.A. Laserbearbeitung eines Werkstücks
TW200934602A (en) * 2008-02-01 2009-08-16 Contrel Technology Co Ltd Laser processing machine having cutting and guiding functions
JP5936414B2 (ja) * 2012-03-28 2016-06-22 株式会社ディスコ レーザー加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014113604A (ja) 2014-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6063636B2 (ja) レーザ加工装置、レーザ加工システム、レーザ加工方法
TWI593498B (zh) 雷射加工裝置
US20090084765A1 (en) Laser machining apparatus using laser beam introduced into jet liquid column
JP6063635B2 (ja) レーザ加工装置、レーザ加工システム、レーザ加工方法
JP6797133B2 (ja) レーザーピーニングに使用できる送出装置および関連する方法
JP2007029980A (ja) ハイブリッドレーザ加工装置
JP3871240B2 (ja) ハイブリッド加工装置
JP5970360B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工システム、レーザ加工方法
KR101562843B1 (ko) 소포 장치
JP2011125870A (ja) レーザ加工装置
JP5287448B2 (ja) レーザ加工方法とレーザ加工装置
JP2019084543A (ja) レーザー加工装置
JP4123390B2 (ja) ハイブリッド加工装置およびハイブリッド加工方法
JP6101139B2 (ja) レーザ加工方法およびレーザ加工装置
WO2018135082A1 (ja) レーザピーニング加工装置及びレーザピーニング加工方法
JP5196298B2 (ja) レーザ加工装置
JP2009241119A (ja) 結晶性材料の割断方法及びその装置
JP5936414B2 (ja) レーザー加工装置
JP5083619B2 (ja) レーザ光照射方法およびその装置
JP5501099B2 (ja) レーザ加工装置
JP6592564B1 (ja) レーザ加工機及びレーザ加工方法
JP6004711B2 (ja) レーザー加工装置
JP5501100B2 (ja) レーザ加工装置
JP6000101B2 (ja) レーザー加工装置
JP5501098B2 (ja) レーザ加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150216

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160610

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160711

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5970360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151