JP6004711B2 - レーザー加工装置 - Google Patents

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本発明は、ウォータージェットレーザー加工装置に関する。
従来、被加工物に高圧の液体を噴射して液柱を形成するとともに、この液柱内に透過(導光)させたレーザービームを被加工物に照射して所要の加工を施す所謂ウォータージェットレーザー加工装置が広く知られている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
そして、本出願人は、特許文献4に開示されるように、液柱を整流化することでレーザー加工溝幅を例えば50μm以下に形成できるウォータージェットレーザー加工装置を提案している。
この特許文献4では、透明窓を通じて液体室ハウジング内にレーザービームを入射させるとともに、液体室ハウジングに設けた噴射ノズルにて形成する液柱内にレーザービームを案内する構成としている。
また、液柱はパイプを通じて被加工物に対して噴射される構成としており、気体流入路を通じてパイプ内に吸引された気体(エア)が液柱を囲繞することによって液柱が整流される構成としている。
特開平2−1621号公報 特開2001−321977号公報 特開2006−255769号公報 特開2011−125870号公報
従来のウォータージェットレーザー加工装置では、液柱を形成した液体が被加工物の上面で反射して液柱を逆流し、液柱が通過するパイプの内部や、噴射ノズルの内部に付着することが懸念され、これにより新たに形成される液柱が乱されるおそれがある。
また、光学部品の組み付け位置ずれなどにより、レーザービームが噴射ノズルのエッジに照射されることで噴射ノズルが損傷し、噴射ノズルの損傷に起因して液柱が乱されるおそれがある。
更に、液柱を形成する液体に異物が混入した場合には、液柱に導光されるレーザービームが異物に照射されて液柱が乱されるおそれがある。
そして、以上のようにして液柱が乱れてしまうことにより、レーザービームの集光が揺らぎ、噴射ノズルのエッジにレーザービームが照射されて噴射ノズルを破損させたり、透明窓の焼きつきが生じたりするおそれがある。
加えて、液柱の乱れによってレーザービームがパイプに照射されると、パイプが溶解してパイプ穴が溶着して塞がるなどの不具合が生じる恐れがある。パイプ穴が溶着により塞がれてしまうと、液体室ハウジングから噴射された液体が気体流入路に流入して加工ヘッド自体が大きく破損してしまうという問題を引き起こすことになる。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、液柱の乱れによって加工ヘッドが破損してしまうおそれを防止するレーザー加工装置を提供することである。
請求項1に記載の発明によると、被加工物を保持する保持手段と、レーザー発振器と加工ヘッドとから少なくともなり、保持手段で保持された被加工物にレーザービームを照射するレーザービーム照射手段と、を備え、加工ヘッドは、レーザー発振器から発振されたレーザービームを集光する集光レンズと、被加工物に液体を噴射して集光レンズで集光されたレーザービームが導光される液柱を形成する液体噴射手段と、液体噴射手段で形成された液柱が通過するパイプと、液柱を囲繞して液柱を整流化する気体をパイプ内に流入させる気体流入路と、気体流入路を流動する気体の異常を液柱の異常として検出する液柱異常検出手段と、を備えたレーザー加工装置が提供される。
請求項2に記載の発明によると、液柱異常検出手段で液柱の乱れを検出したときにレーザービーム照射手段からのレーザービームの出射を停止する制御手段を更に備えることを特徴とするレーザー加工装置が提供される。請求項3に記載の発明によると、気体流入路に気体を流入させる気体流入口を更に備え、液柱異常検出手段は、気体流入口に流入する気体の流量を検出する流量センサ、気体流入口を流れる気体の音波を検出する音響センサ、気体流入口を流れる気体の圧力を検出する圧力センサ、のいずれかを有し、液柱が正常な状態の値を基準値として、基準値と実測値とを比較することで液柱の異常を検出することを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
本発明によると、気体流入路を流動する気体の異常を液柱異常検出手段にて検出することが可能となり、この検出結果を利用することで、液柱の乱れによって加工ヘッドが破損してしまうおそれを防止することができる。
具体的には、液柱の乱れが検出された際にレーザービームの出射を停止させることで、液柱が乱れたままでレーザービームが出射されてしまうことによる噴射ノズルやパイプの部位が損傷してしまうといった不具合の発生を防止できる。
本発明実施形態に係る加工ヘッド部分の縦断面図である。 レーザービーム発生ユニットのブロック図である。 図1で紙面に垂直方向に断面した加工ヘッド部分の一部縦断面図である。 加工ヘッドの気体導入部分の拡大縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係るレーザー加工装置の加工ヘッド部分の縦断面図が示されている。図3は図1を紙面に垂直方向に断面したレーザー加工ヘッドの一部縦断面図である。
レーザー加工装置のレーザービーム照射ユニット10は、レーザービーム発生ユニット12と、レーザービーム発生ユニット12を制御する制御手段としての制御ユニット15と、レーザービーム発生ユニット12から発生されるレーザービームを半導体ウエーハ等の被加工物11に照射するための加工ヘッド14と、を有して構成される。
図2に示すように、レーザービーム発生ユニット12は、YAGレーザー又はYVO4レーザーを発振するレーザー発振器16と、繰り返し周波数設定手段18と、パルス幅調整手段20と、パワー調整手段22と有して構成される。このレーザービーム発生ユニット12は、制御ユニット15によって制御される構成としており、例えば、パワー調整手段22が制御ユニット15によって制御されることによって、レーザーの出力の大小の調整や、レーザーの出力停止がなされるようになっている。なお、制御ユニット15は、レーザービーム発生ユニット12に一体化して設けられる構成とすることや、他の部位に設けられる制御装置に組み込まれる構成とすることとしてもよく、特に設置される場所については限定されるものではない。
レーザービーム発生ユニット12のパワー調整手段22により所定パワーに調整されたパルスレーザービームは、図1に示すように、加工ヘッド14のハウジング24に形成されたビーム導入口27から加工ヘッド14内に導入される。
ハウジング24内には、レーザービームを反射するミラー26と、レーザービームを集光する集光レンズ28が配設されている。ハウジング24と一体的に液体噴射ユニット30の液体室34を画成する液体室ハウジング36が形成されている。液体室ハウジング36は、円筒状側壁38と、該側壁38の上面及び下面をそれぞれ閉塞する上壁40及び下壁42とから構成されている。
液体室ハウジング36を構成する上壁40には透明窓46が配設されている。液体室ハウジング36を構成する下壁42の中心部には、噴射ノズル48が形成されている。
側壁38には液体室34に開口する液体導入口44が形成されており、液体導入口44は高圧液供給源32に接続されている。高圧液供給源32から高圧液体が液体室34内に供給されると、この高圧液体は噴射ノズル48の噴射口48aから噴射されて液柱50を形成する。
液体室ハウジング36の下端部には、気体導入ハウジング52が取り付けられている。気体導入ハウジング52は、液体室ハウジング36の下壁42に装着された円筒壁54と、円筒壁54の下端部に一体的に形成された環状底壁56を有して構成される。
環状底壁56の中心部に貫通穴60が形成されており、この貫通穴60中にパイプ62が圧入されている。円筒壁54と環状底壁56に囲まれる空間により気体流入路64が画成されており、エアは円筒壁54に形成された気体流入口66,67から気体流入路64に流入する。なお、気体流入口66,67は、大気に開放されていてもよいし、図示せぬ高圧気体供給源に接続されて気体流入口66,67を通じて加圧気体が気体流入路64に流入されるものであってもよい。
気体導入ハウジング52の環状底壁56の下面に形成された内壁58により環状の吸引口68が画成されており、この吸引口68が環状の吸引路70に連通され、図3に示されるように、環状の吸引路70は円筒壁54に形成された排出口71を介して吸引源72に接続されている。
図4の拡大断面図に示されるように、パイプ62の入口側の内周壁は入口側に広がるテーパ形状62aに形成されており、出口側の内周壁も出口側に広がるテーパ形状62bに形成されている。
符号13はレーザー加工装置の保持テーブル(チャックテーブル)であり、保持テーブル13に半導体ウエーハ等の被加工物11が吸引保持されている。11aは液柱50に案内されたレーザービーム25が被加工物11に照射される加工点である。
以上のように構成されたレーザー加工装置において、レーザービーム発生ユニット12のパワー調整手段22で所定パワーに調整されたレーザービーム25は、加工ヘッド14のビーム導入口27(図1)から加工ヘッド14内に導入され、ミラー26で反射されて集光レンズ28で加工点11aに集光される。
一方、高圧液供給源32から供給された純水等の高圧液体が、液体噴射ユニット30の液体室ハウジング36に形成された液体導入口44から液体室34内に導入され、液体室ハウジング36の下壁42に形成された噴射ノズル48から噴射されて液柱50を形成する。
この液柱50は、気体導入ハウジング52の内壁58の貫通穴60に圧入されたパイプ62内を通過して被加工物11の加工点11aに衝突して飛散する。集光レンズ28で集光されたレーザービーム25はパイプ62内を通過する液柱50に導光(案内)されて、加工点11aに照射されて被加工物11にレーザー加工溝を形成する。
噴射ノズル48から高圧液が噴射されて形成された液柱50は、パイプ62内を高速で通過するため、吸引力が発生する。従って、気体流入口66,67を介して気体流入路64内に取り込まれた気体(エア)は、図4で矢印Aに示すようにパイプ62内に吸引され、パイプ62内に吸引された気体が液柱50を囲繞して液柱を整流する。
噴射ノズル48から噴射されて形成された液柱50は気体によって整流され、液柱50に拡がりが生じることがないため、液柱50内を導光されて被加工物11に照射されるレーザービーム25のビーム径は広がることなく、被加工物11に形成されるレーザー加工溝の幅を50μm以下という狭い幅に抑えることができる。
パイプ62の内径は1mm以下が好ましく、より好ましくはφ0.5mm程度である。パイプ62の長さは5mm以上が好ましく、より好ましくは20mm程度である。また、パイプ62の出口から被加工物11の上面までの距離は0.4〜5mm程度が好ましい。液柱50の直径は0.15mm以下が好ましく、液柱50の流速とパイプ62内に流入する気体の流速はほぼ同一である。
レーザー加工により発生した加工屑(デブリ)の一部は、被加工物11の加工点11aに衝突して飛散した液柱50を形成した液体中に取り込まれ、吸引源72を作動することにより、加工屑を含んだ液体及び気体は吸引口68を介して被加工物11の上面から吸引され、吸引路70及び排出口71を通って吸引源72に吸引される。
上述した実施形態では、パイプ62の入口側のパイプ内周壁を入口側に広がるテーパ形状62aとし、パイプ62の厚みを入口側で薄くしているため、パイプ62の入口側に水滴が付着して流入する気体の気流を乱すことを防止できる。
また、パイプ62の出口側のパイプ内周壁を出口側に広がるテーパ形状62bとしているため、パイプ62の出口端で直径が急激に変化することで発生する気流の乱れを防止できる。更に、パイプ62の厚みを出口端で薄くしているため、パイプ62の出口側に水滴が付着して、付着した水滴が滴下することで液柱50を乱すことを防止できる。
被加工物11としてシリコンウエーハを用いた場合の加工条件は、例えば以下の通りとすることができる。
光源 :LD励起Qスイッチ Nd:YVO4レーザー
波長 :532nm
平均出力 :100W
繰り返し周波数 :40kHz
ノズル直径 :φ50μm
液圧 :30MPa(液柱形成用の水圧)
加工送り速度 :100mm/s
また、上記した加工条件において、ノズル出口とパイプ上端の距離を4mm、パイプ長さを20mmとした場合に、シリコンウエーハに深さ40μm、幅47μmのレーザー加工溝を形成することができることが確認されている。
以上のように、本実施形態のレーザー加工装置は、被加工物11を保持する保持テーブル(保持手段)13と、レーザー発振器16と加工ヘッド14とから少なくともなり、保持テーブル13で保持された被加工物11にレーザービームを照射するレーザービーム照射ユニット(レーザービーム照射手段)10と、を備え、加工ヘッド14は、レーザー発振器16から発振されたレーザービームを集光する集光レンズ28と、被加工物11に液体を噴射して集光レンズ28で集光されたレーザービームが導光される液柱50を形成する液体噴射ユニット(液体噴射手段)30と、液体噴射ユニット30で形成された液柱50が通過するパイプ62と、液柱50を囲繞して液柱50を整流化する気体をパイプ62内に流入させる気体流入路64と、を有する構成としている。
次に、本発明において特徴的な構成である、液柱の乱れによる加工ヘッドの破損を防止するための構成について説明する。本実施形態では、図1に示すように、気体流入路64を流動する気体の異常を液柱50の異常として検出する液柱異常検出手段を備える構成とし、この液柱異常検出手段を各種センサにて実現することとしている。
まず、気体導入ハウジング52の二箇所に設置される気体流入口66,67に、それぞれ、気体の流量を検出するための流量センサ81,82が備えられる構成としている。この流量センサ81,82によって気体流入口66,67に流入する気体(エア)の流量が検出できるようになっている。
また、気体導入ハウジング52の円筒壁54の内周壁部54aには、気体流入路64内の音を検出するための音響センサ83が備えられる構成としている。この音響センサ83によって気体流入路64を流れる気体(エア)の音波(dB(音量)、周波数、など)が検出できるようになっている。
また、気体導入ハウジング52の円筒壁54の内周壁部54aには、気体流入路64内の圧力を検出するための圧力センサ84が備えられる構成としている。この圧力センサ84によって気体流入路64を流れる気体(エア)の圧力が検出できるようになっている。
各センサ81〜84は、図2に示すように、レーザービーム発生ユニット12を制御する制御ユニット15に接続されている。制御ユニット15では、各種センサで検出されるデータの記憶やプログラムを記憶するためのメモリや、プログラムを処理する演算装置や、入出力インターフェースなどを備えて構成される。
そして、制御ユニット15は、液柱50の乱れによる加工ヘッドの破損を防止するために、各センサ81〜84で液柱50の乱れを検出したときにレーザービーム照射ユニット(レーザービーム照射手段)10からのレーザービームの出射を停止することとしている。
液柱50の乱れの具体的な検出方法としては、例えば、流量センサ81にて検出される気体流入口66における実測値(気体の流量)の変動に基づいて検出する。つまり、予め規定された基準値を基準として、所定の値、或は、割合だけ流量が増加、或は、減少するといった変化が検出された場合に、液柱50の乱れとして特定するものである。
例えば、気体流入口66における流量が、基準値から50sccm低下した場合に、液柱50に乱れが発生したとして、レーザービームの出射を停止するといったことが考えられる。
なお、「予め規定された基準値」とは、例えば、液柱50が乱れていない正常状態における気体の流量であり、この基準値をメモリ(制御ユニット15)に記憶しておくことで、適宜流量センサ81で測定される実測値との比較に用いることができる。
また、他のセンサ82〜84について検出される実測値についても流量センサ81と同様に液柱50の乱れの検出に用いることができる。即ち、流量センサ82の実測値については、流量センサ81の実測値と同様に基準値(気体の流量)との比較に用いることができる。また、音響センサ83の実測値については、液柱50が乱れていない正常状態における気体流入路64を流れる気体(エア)の音波(dB(音量)、周波数、など)との比較に用いることができる。また、圧力センサ84の実測値については、液柱50が乱れていない正常状態における気体流入路64を流れる気体(エア)の圧力との比較に用いることができる。
以上のようにして、制御ユニット15は液柱50の乱れを検出することができ、この液柱50の乱れを検出した際にレーザービームの出射を停止することで、液柱50の乱れによって加工ヘッドが破損してしまうおそれを防止することができる。具体的には、液柱が乱れたままでレーザービームが出射されてしまうことによる噴射ノズル48やパイプ62の部位が損傷してしまうといった不具合の発生を防止できる。
なお、以上の実施形態では、気体流入口66(第1気体流入口)から気体流入路64に流入する気体流量を検出する流量センサ81(第1流量センサ)と、気体流入口66(第2気体流入口)から気体流入路64に流入する気体流量を検出する流量センサ82(第2流量センサ)と、気体流入路64を流れる液柱の乱れによって生じる音波を検出する音響センサ83と、気体流入路64を流動する気体の圧力を検出する圧力センサ84の合計4個のセンサを設ける構成としているが、いずれか1つのセンサを設ける構成としてもよい。また、例えば、4個のセンサのうちの少なくとも2個のセンサにおいて液柱50の乱れが検出された際にレーザービームの出射を停止するなど、複数の実測値を組み合わせて異常検出をすることとしてもよい。
10 レーザービーム照射ユニット
11 被加工物
12 レーザービーム発生ユニット
14 加工ヘッド
15 制御ユニット
25 レーザービーム
30 液体噴射ユニット
48 噴射ノズル
50 液柱
62 パイプ
64 気体流入路
66 気体流入口
67 気体流入口
81 流量センサ
82 流量センサ
83 音響センサ
84 圧力センサ

Claims (3)

  1. レーザー加工装置であって、
    被加工物を保持する保持手段と、
    レーザー発振器と加工ヘッドとから少なくともなり、該保持手段で保持された被加工物にレーザービームを照射するレーザービーム照射手段と、を備え、
    該加工ヘッドは、該レーザー発振器から発振されたレーザービームを集光する集光レンズと、
    被加工物に液体を噴射して該集光レンズで集光された該レーザービームが導光される液柱を形成する液体噴射手段と、
    該液体噴射手段で形成された該液柱が通過するパイプと、
    該液柱を囲繞して該液柱を整流化する気体を該パイプ内に流入させる気体流入路と、
    該気体流入路を流動する気体の異常を該液柱の異常として検出する液柱異常検出手段と、
    を備えたレーザー加工装置。
  2. 前記液柱異常検出手段で前記液柱の乱れを検出したときに前記レーザービーム照射手段からのレーザービームの出射を停止する制御手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザー加工装置。
  3. 前記気体流入路に気体を流入させる気体流入口を更に備え、
    前記液柱異常検出手段は、該気体流入口に流入する気体の流量を検出する流量センサ、該気体流入口を流れる気体の音波を検出する音響センサ、該気体流入口を流れる気体の圧力を検出する圧力センサ、のいずれかを有し、
    前記液柱が正常な状態の値を基準値として、該基準値と実測値とを比較することで該液柱の異常を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザー加工装置。
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