JP5968979B2 - ステアリングホイールカバー及びステアリングホイールカバーの製造方法 - Google Patents

ステアリングホイールカバー及びステアリングホイールカバーの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ステアリングホイールカバー及びステアリングホイールカバーの製造方法に関する。
従来、自動車用のステアリングホイールカバーとして、例えば特許文献1に開示されたものがある。これは、ステアリングホイールのリム部に沿うようにカバー本体を環状に形成し、前記カバー本体の内周側に開口部を設けたものである。この構成によれば、ステアリングホイールカバーをステアリングホイールに被せた場合に、開口部が運転席から視認され難くなるため、美観性が損なわれることを低減することができる。
特開2012−254672号公報
ところで、デザイン面で他社製品と差別化を図る観点から、ステアリングホイールカバーのデザイン性を向上させる技術も進んでいる。例えば、ステアリングホイールのリム部に沿うように形成された立体形状のカバー本体に、所定のデザインを施した平面形状のタグを縫い合わせたステアリングホイールカバー(以下「タグ縫合カバー」ということがある。)が開発されている。
本願発明者の知見によれば、タグ縫合カバーの製造工程において、立体形状のカバー本体に展開形状が平面形状のタグを縫い合わせる際の縫合方法を変えると、前記カバー本体に縫合したタグにおける皺の発生状況が変わってくる場合があった。一般に立体形状のカバー本体に展開形状が平面形状のタグを縫い合わせるとタグに皺が生じるため、綺麗に縫合することは困難である。そこで本願発明者は、立体形状のカバー本体に展開形状が平面形状のタグを縫い合わせる際に、カバー本体とタグとの縫合方法を変えることによって、タグにおける皺の発生状況が変わってくることを突き止め、本発明に至った。
そこで本発明は、ステアリングホイールカバー及びステアリングホイールカバーの製造方法において、デザイン性を向上すると共にステアリングホイールカバーにおける皺の発生を抑制することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、ステアリングホイールのリム部を被覆するステアリングホイールカバーにおいて、前記ステアリングホイールカバーは、前記リム部の周方向の一部を被覆する第一被覆部材と、前記リム部において前記第一被覆部材と隣り合う部分を被覆するように前記第一被覆部材の一端部に縫合される第二被覆部材とを有するカバー本体と、前記カバー本体における前記第一被覆部材と前記第二被覆部材との縫合部を被覆するように前記第一被覆部材及び前記第二被覆部材に跨って縫合される第三被覆部材と、を備え、前記カバー本体は、前記第一被覆部材の前記一端部と前記第二被覆部材の一端部とを湾曲形状とし、湾曲形状とした前記第一被覆部材及び前記第二被覆部材の前記一端部同士を縫合して前記縫合部を形成することにより、前記リム部の周方向に沿う仮想軸線を有する立体形状とされ、前記第三被覆部材は、展開形状が前記仮想軸線と直交する断面の周方向に沿うように少なくとも二辺を有する形状をなす状態で、前記カバー本体の前記縫合部を跨ぐ位置に配置されており、前記第三被覆部材において前記仮想軸線の方向から前記縫合部を挟む位置の前記二辺が前記カバー本体の前記仮想軸線と直交する断面の周方向に沿って前記カバー本体に縫合されていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記カバー本体は、前記縫合部における前記第一被覆部材と前記第二被覆部材との継ぎ目が前記断面の周方向に沿って延びるように形成され、前記第三被覆部材には、前記断面の周方向の両側の二辺に折り目が形成されると共に、前記折り目を利用して前記カバー本体の裏面に折り返される折り返し部が形成され、前記第三被覆部材は、前記折り返し部における前記仮想軸線の方向の中心と前記カバー本体における前記継ぎ目とが、前記仮想軸線と直交する方向から見て重なるように配置されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、ステアリングホイールのリム部を被覆するステアリングホイールカバーの製造方法において、前記ステアリングホイールカバーは、前記リム部の周方向の一部を被覆する第一被覆部材と、前記リム部において前記第一被覆部材と隣り合う部分を被覆するように前記第一被覆部材の一端部に縫合される第二被覆部材とを有するカバー本体と、前記カバー本体における前記第一被覆部材と前記第二被覆部材との縫合部を被覆するように前記第一被覆部材及び前記第二被覆部材に跨って縫合される第三被覆部材と、を備え、前記第一被覆部材の前記一端部と前記第二被覆部材の一端部とを湾曲形状とし、湾曲形状とした前記第一被覆部材及び前記第二被覆部材の前記一端部同士を縫合して前記縫合部を形成することにより、前記リム部の周方向に沿う仮想軸線を有する立体形状の前記カバー本体を形成するカバー本体形成工程と、前記カバー本体形成工程の後、展開形状が前記仮想軸線と直交する断面の周方向に沿うように少なくとも二辺を有する形状をなす前記第三被覆部材を前記カバー本体の前記縫合部を跨ぐ位置に配置する第三被覆部材配置工程と、前記第三被覆部材配置工程の後、前記第三被覆部材において前記仮想軸線の方向から前記縫合部を挟む位置の前記二辺を、前記カバー本体に対して前記カバー本体の前記仮想軸線と直交する断面の周方向に沿って縫合する第三被覆部材縫合工程とを含むことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記第三被覆部材配置工程では、前記第三被覆部材において前記断面の周方向の両側の二辺に折り目を形成し、前記折り目を利用して前記第三被覆部材を前記カバー本体の前記縫合部を跨ぐ位置に取り付けることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記カバー本体形成工程では、前記縫合部における前記第一被覆部材と前記第二被覆部材との継ぎ目を前記断面の周方向に沿って延びるように形成し、前記第三被覆部材配置工程では、前記第三被覆部材において前記断面の周方向の両側の二辺に折り目を形成し、前記折り目を利用して前記第三被覆部材を前記カバー本体の裏面に折り返して折り返し部を形成し、前記折り返し部における前記仮想軸線の方向の中心と前記カバー本体における前記継ぎ目とを、前記仮想軸線と直交する方向から見て重なるように配置することを特徴とする。

請求項1に記載した発明によれば、第三被覆部材を展開形状が仮想軸線と直交する断面の周方向に沿うように少なくとも二辺を有する形状をなす状態でカバー本体の縫合部を跨ぐ位置に配置することで、第三被覆部材により縫合部を隠して見栄えを向上できるため、ステアリングホイールカバーのデザイン性を向上することができる。又、第三被覆部材において仮想軸線の方向から縫合部を挟む位置の二辺をカバー本体の仮想軸線と直交する断面の周方向に沿ってカバー本体に縫合することで、第三被覆部材の四辺全てをカバー本体に縫合する場合と比較して、第三被覆部材における皺の逃げ道を、仮想軸線の方向から縫合部を挟む位置の二辺と交差する二辺で確保できるため、第三被覆部材における皺の発生を抑えてステアリングホイールカバーにおける皺の発生を抑制することができる。
請求項2に記載した発明によれば、第三被覆部材を、折り返し部における仮想軸線の方向の中心とカバー本体における継ぎ目とを、仮想軸線と直交する方向から見て重なるように配置することで、カバー本体に第三被覆部材を縫合する際の位置決めをすることができる。そのため、カバー本体に第三被覆部材を縫合する際に第三被覆部材の縫合位置がずれたり縫合ラインが歪んだりすることを抑制でき、第三被覆部材の縫合精度を向上することができる。
請求項3に記載した発明によれば、カバー本体形成工程の後、展開形状が仮想軸線と直交する断面の周方向に沿うように少なくとも二辺を有する形状をなす第三被覆部材をカバー本体の縫合部を跨ぐ位置に配置することで、第三被覆部材により縫合部を隠して見栄えを向上できるため、ステアリングホイールカバーのデザイン性を向上することができる。又、第三被覆部材配置工程の後、第三被覆部材において仮想軸線の方向から縫合部を挟む位置の二辺をカバー本体の仮想軸線と直交する断面の周方向に沿ってカバー本体に縫合することで、第三被覆部材の四辺全てをカバー本体に縫合する場合と比較して、第三被覆部材における皺の逃げ道を、仮想軸線の方向から縫合部を挟む位置の二辺と交差する二辺で確保できるため、第三被覆部材における皺の発生を抑えてステアリングホイールカバーにおける皺の発生を抑制することができる。
請求項4に記載した発明によれば、第三被覆部材配置工程では、第三被覆部材において前記断面の周方向の両側の二辺に折り目を形成し、折り目を利用して第三被覆部材をカバー本体の縫合部を跨ぐ位置に取り付けることで、縫合部を跨ぐ位置に第三被覆部材を仮止めすることができる。そのため、カバー本体に対して第三被覆部材を縫合する際に第三被覆部材の縫合位置がずれたり縫合ラインが歪んだりすることを抑制でき、第三被覆部材の縫合精度を向上することができる。
請求項5に記載した発明によれば、第三被覆部材配置工程では、折り返し部における仮想軸線の方向の中心とカバー本体における継ぎ目とを、仮想軸線と直交する方向から見て重なるように配置することで、カバー本体に第三被覆部材を縫合する際の位置決めをすることができる。そのため、カバー本体に第三被覆部材を縫合する際に第三被覆部材の縫合位置がずれたり縫合ラインが歪んだりすることを抑制でき、第三被覆部材の縫合精度を向上することができる。
実施形態に係るステアリングホイールカバーの斜視図である。 上記ステアリングホイールカバーの前面図である。 上記ステアリングホイールカバーにおいてタグが縫合される側の側面図である。 上記ステアリングホイールカバーをステアリングホイールに取り付けた状態を示す前面図である。 実施形態に係るステアリングホイールカバーの製造方法のフローチャートである。 上記ステアリングホイールカバーの製造方法におけるカバー本体形成工程を説明するための図である。 図6に続く、上記カバー本体形成工程を説明するための図である。 上記カバー形成工程の後のタグ配置工程を説明するための図である。 図8に続く、上記タグ配置工程を説明するための図である。 図9に続く、上記タグ配置工程を説明するための図である。 上記タグ配置工程の後のタグ縫合工程を説明するための図である。 第一変形例のタグの展開形状を示す図である。 第二変形例のタグの展開形状を示す図である。 第三変形例のタグの展開形状を示す図である。 第四変形例のタグの展開形状を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。尚、以下の説明に用いる図中適所には、ステアリングホイール50の径方向中心を示す点CP、ステアリングホイール50のリム部52の周方向に沿う中心軸線(以下「リム部の軸線」という。)を示す線RL、ステアリングホイールカバー1のカバー本体2において前記リム部52の軸線RLに沿う中心軸線(以下「仮想軸線」という。)を示す線FLが示されている。ここで、仮想軸線FLは、ステアリングホイールカバーをステアリングホイールに取り付けた状態において前記リム部の軸線RLと一致する。
図1は、実施形態に係るステアリングホイールカバー1の斜視図である。図2は、上記ステアリングホイールカバー1の前面図である。図3は、上記ステアリングホイールカバー1においてタグ3が縫合される側の側面図である。図4は、上記ステアリングホイールカバー1をステアリングホイール50に取り付けた状態を示す前面図である。
図1〜図4に示すように、ステアリングホイールカバー1は、ステアリングホイール50のリム部52を被覆するカバーであり、布及び皮革等により形成される。ステアリングホイールカバー1は、リム部52の周方向を被覆するカバー本体2と、カバー本体2に縫合されるタグ3(第三被覆部材)とを備える。ステアリングホイール50は、図4の前面視で、径方向中央に配置されるボス部51と、運転者が把持する円環状のリム部52と、ボス部51とリム部52とを連結する複数(例えば本実施形態では三つ)のスポーク部53とを備える。尚、図中符号30は、カバー本体2に縫合されるタグ3の縫い目を示す。
カバー本体2は、リム部52の周方向に沿って並んで配置される複数(例えば本実施形態では四つ)のサブカバー21〜24を縫合することにより形成される。カバー本体2は、リム部52の周方向の一部を被覆する第一サブカバー21(第一被覆部材)と、リム部52において第一サブカバー21と隣り合う部分を被覆するように第一サブカバー21の一端部21a(図7参照)に自身の一端部22a(図7参照)が縫合される第二サブカバー22(第二被覆部材)と、リム部52において第二サブカバー22と第一サブカバー21の反対側で隣り合う部分を被覆するように第二サブカバー22の他端部22bに自身の一端部23aが縫合される第三サブカバー23と、リム部52において第三サブカバー23及び第一サブカバー21の間の部分を被覆するように第三サブカバー23の他端部23bに自身の一端部24aが縫合されると共に第一サブカバー21の他端部21bに自身の他端部24bが縫合される第四サブカバー24とを備える。
カバー本体2において、第二サブカバー22、第三サブカバー23及び第四サブカバー24の径方向内側には、ステアリングホイール50のスポーク部53を通す開口部20hが形成される。カバー本体2において、開口部20hと周方向で隣り合う部分の内周縁20iは、ステアリングホイールカバー1をステアリングホイール50に取り付けた状態で縫合される。尚、図1〜4においては、便宜上、前記内周縁20iが縫合された状態を示す。
以下、カバー本体2を構成する第一サブカバー21及び第二サブカバー22の縫合を中心に説明する。尚、カバー本体2において、第二サブカバー22と第三サブカバー23との縫合、第三サブカバー23と第四サブカバー24との縫合、及び第四サブカバー24と第一サブカバー21との縫合については、第一サブカバー21と第二サブカバー22との縫合と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
カバー本体2は、図6に示す展開状態で第一サブカバー21の一端部21aと第二サブカバー22の一端部22aとを互いに対向する側に向けて凸をなす湾曲形状とし、湾曲形状とした前記第一サブカバー21及び第二サブカバー22の一端部同士を縫合して縫合部4aを形成することにより、図7に示す縫合状態で仮想軸線FLを有する立体形状とされる。
図1〜図4に示すように、タグ3は、カバー本体2における第一サブカバー21と第二サブカバー22との縫合部4aを被覆するように第一サブカバー21及び第二サブカバー22に跨って縫合される。カバー本体2において、第二サブカバー22と第三サブカバー23との縫合部4b、第三サブカバー23と第四サブカバー24との縫合部4c、及び第四サブカバー24と第一サブカバー21との縫合部4dは外部に露出する。尚、カバー本体2において、縫合部4b,4c,4dを被覆するように隣り合う二つのサブカバーに跨ってタグ3が縫合されてもよい。
タグ3は、図8に示す展開形状が矩形形状をなす状態で、カバー本体2の縫合部4aを跨ぐ位置に配置されると共に、タグ3において仮想軸線FLの方向から縫合部4aを挟む位置の二辺31,32がカバー本体2の仮想軸線FLと直交する断面の周方向(以下「縫合周方向」という。)に沿ってカバー本体2に縫合される。ここで、縫合周方向は、カバー本体2を仮想軸線FLと直交する面で切断したときのカバー本体2の環状の切断面2S(図1、3及び7参照)の周方向(図中矢印CV)を意味する。尚、縫合周方向CVは、カバー本体2を仮想軸線FLと直交する面で切断したときの仮想断面としての切断面2Sの周方向とも言える。
以下、実施形態に係るステアリングホイールカバーの製造方法について説明する。
図5は、実施形態に係るステアリングホイールカバーの製造方法のフローチャートである。図6は、上記ステアリングホイールカバーの製造方法におけるカバー本体形成工程を説明するための図である。図7は、図6に続く、上記カバー本体形成工程を説明するための図である。図8は、上記カバー本体形成工程の後のタグ配置工程を説明するための図である。図9は、図8に続く、上記タグ配置工程を説明するための図である。図10は、図9に続く、上記タグ配置工程を説明するための図である。図11は、上記タグ配置工程の後のタグ縫合工程を説明するための図である。
図5に示すように、実施形態に係るステアリングカバーの製造方法は、カバー本体形成工程S1と、カバー本体形成工程S1の後に展開形状が矩形形状をなすタグ3をカバー本体2の所定位置に配置するタグ配置工程S2(第三被覆部材配置工程)と、タグ配置工程S2の後にタグ3をカバー本体2に縫合するタグ縫合工程S3(第三被覆部材縫合工程)とを含む。尚、カバー本体形成工程S1はサブカバー形成工程及び縫合部形成工程を含み、タグ配置工程S2はタグ形成工程、折り返し部形成工程及び位置合わせ工程を含む。
先ず、カバー本体形成工程S1では、図6に示すように、展開形状で一端部が湾曲形状をなす第一サブカバー21及び第二サブカバー22を形成する(サブカバー形成工程)。具体的に、展開状態で第一サブカバー21の一端部21aと第二サブカバー22の一端部22aとを互いに対向する側に向けて凸をなす湾曲形状とする。
次に、図7に示すように、湾曲形状とした第一サブカバー21及び第二サブカバー22の一端部同士を縫合して縫合部4aを形成することにより(縫合部形成工程)、縫合状態で仮想軸線FLを有する立体形状のカバー本体2を形成する。
第一サブカバー21の一端部21aと第二サブカバー22の一端部22aとを展開状態で互いに対向する側に向けて凸をなす湾曲形状とすることで、前記湾曲形状に沿って前記一端部同士を縫合するだけで立体形状とすることができるため、第一サブカバー21の一端部21aと第二サブカバー22の一端部22aとを展開状態で直線形状とした場合と比較して、仮想軸線FLを有する立体形状のカバー本体2を形成し易くなる。
カバー本体形成工程S1では、図7に示すように、縫合部4aにおける第一サブカバー21と第二サブカバー22との継ぎ目5aを、縫合周方向CVに沿って延びるように形成する。尚、符号2aはカバー本体2の表面を示す。
次に、タグ配置工程S2では、図8に示すように、展開形状が矩形形状をなすタグ3を形成しておく(タグ形成工程)。タグ3の表面3aには、ステアリングホイールカバー1のデザイン性を向上させるべく、所定のデザイン6が施されている。タグ3は、長辺31,32及び短辺33,34の四辺を有する長方形状とされる。尚、符号3bはタグ3の表面3aとは反対側の裏面を示す。
タグ配置工程S2では、図9に示すように、タグ3において縫合周方向CV(図7参照)の両側の二辺33,34(短辺)に折り目3mを形成し、図10に示すように、前記折り目3mを利用してタグ3をカバー本体2の縫合部4aを跨ぐ位置に取り付ける。具体的に、タグ配置工程S2では、図10に示すように、前記折り目3mを利用してタグ3をカバー本体2の裏面2bに折り返して折り返し部3uを形成する(折り返し部形成工程)。そして、前記折り返し部3uにおける仮想軸線FLの方向の中心3qと、カバー本体2における継ぎ目5aとを、仮想軸線FLと直交する方向から見て重なるように配置する(位置合わせ工程)。
尚、前記折り返し部3uにおける中心3q(例えば短辺33,34の長手方向中心)に予めマークを付してもよい。これにより、タグ配置工程S2において、カバー本体2にタグ3を縫合する際の位置決めを容易に行うことができる。
又、タグ3において仮想軸線FLの方向から縫合部4aを挟む位置の二辺31,32(長辺)に折り目を形成し、前記折り目を利用してタグ3を裏面3bに折り返して折り返し部を形成してもよい。これにより、カバー本体2にタグ3をしっかりと縫合することができる。
タグ配置工程S2では、図10に示すように、カバー本体2にタグ3を縫合する際の位置決めをする際に、カバー本体2の表面2a(図7参照、裏面2bとは反対側の面)とタグ3の裏面3b(図9参照、表面3aとは反対側の面)とを両面テープ等の仮止め部材7により仮止めする。尚、仮止め部材7としては、両面テープに限らず、糊及び接着剤等を用いてもよい。
次に、タグ縫合工程S3では、図11に示すように、タグ3において仮想軸線FLの方向から縫合部4aを挟む方向の二辺31,32(長辺)を、縫合周方向CVに沿ってカバー本体2に縫合する。具体的に、タグ縫合工程S3では、タグ3の四辺のうち縫合周方向CVに沿う二辺31,32(長辺)のみをカバー本体2に縫合し、前記縫合周方向CVの両側の二辺33,34(図10に示す短辺)についてはカバー本体2に縫合しない。図10に示すように、前記縫合周方向CVの両側の二辺33,34には、縫い目30のない開放部33h,34hがそれぞれ形成される。
以上の工程により、実施形態に係るステアリングホイールカバー1(図1参照)が形成される。
以上説明したように、本実施形態は、ステアリングホイール50のリム部52を被覆するステアリングホイールカバー1において、ステアリングホイールカバー1は、リム部52の周方向の一部を被覆する第一サブカバー21と、リム部52において第一サブカバー21と隣り合う部分を被覆するように第一サブカバー21の一端部21aに縫合される第二サブカバー22とを有するカバー本体2と、カバー本体2における第一サブカバー21と第二サブカバー22との縫合部4aを被覆するように第一サブカバー21及び第二サブカバー22に跨って縫合されるタグ3と、を備え、カバー本体2は、第一サブカバー21の一端部21aと第二サブカバー22の一端部22aとを湾曲形状とし、湾曲形状とした第一サブカバー21及び第二サブカバー22の一端部同士を縫合して縫合部4aを形成することにより、リム部52の軸線CLに沿う仮想軸線FLを有する立体形状とされ、タグ3は、展開形状が矩形形状をなす状態で、カバー本体2の縫合部4aを跨ぐ位置に配置されると共に、タグ3において仮想軸線FLの方向から縫合部4aを挟む位置の二辺31,32がカバー本体2の仮想軸線FLと直交する断面の周方向(縫合周方向CV)に沿ってカバー本体2に縫合される。
この構成によれば、タグ3を展開形状が矩形形状をなす状態でカバー本体2の縫合部4aを跨ぐ位置に配置することで、タグ3により縫合部4aを隠して見栄えを向上できるため、ステアリングホイールカバー1のデザイン性を向上することができる。又、タグ3において仮想軸線FLの方向から縫合部4aを挟む位置の二辺31,32をカバー本体2の仮想軸線FLと直交する断面の周方向(縫合周方向CV)に沿ってカバー本体2に縫合することで、タグ3の四辺全てをカバー本体2に縫合する場合と比較して、タグ3における皺の逃げ道を、仮想軸線FLの方向から縫合部4aを挟む位置の二辺31,32と交差する二辺33,34で確保できるため、タグ3における皺の発生を抑えてステアリングホイールカバー1における皺の発生を抑制することができる。
又、この構成によれば、タグ3を、折り返し部3uにおける仮想軸線FLの方向の中心3qとカバー本体2における継ぎ目5aとを仮想軸線FLと直交する方向から見て重なるように配置することで、カバー本体2にタグ3を縫合する際の位置決めをすることができる。そのため、カバー本体2にタグ3を縫合する際にタグ3の縫合位置がずれたり縫合ラインが歪んだりすることを抑制でき、タグ3の縫合精度を向上することができる。
本実施形態に係るステアリングホイールカバーの製造方法によれば、カバー本体形成工程S1の後、展開形状が矩形形状をなすタグ3をカバー本体2の縫合部4aを跨ぐ位置に配置することで、タグ3により縫合部4aを隠して見栄えを向上できるため、ステアリングホイールカバー1のデザイン性を向上することができる。又、タグ配置工程S2の後、タグ3において仮想軸線FLの方向から縫合部4aを挟む位置の二辺31,32をカバー本体2の仮想軸線FLと直交する断面の周方向(縫合周方向CV)に沿ってカバー本体2に縫合することで、タグ3の四辺全てをカバー本体2に縫合する場合と比較して、タグ3における皺の逃げ道を、仮想軸線FLの方向から縫合部4aを挟む位置の二辺31,32と交差する二辺33,34で確保できるため、タグ3における皺の発生を抑えてステアリングホイールカバー1における皺の発生を抑制することができる。
又、この方法によれば、タグ配置工程S2では、タグ3において前記断面の周方向の両側の二辺33,34に折り目3mを形成し、折り目3mを利用してタグ3をカバー本体2の縫合部4aを跨ぐ位置に取り付けることで、縫合部4aを跨ぐ位置にタグ3を仮止めすることができる。そのため、カバー本体2に対してタグ3を縫合する際にタグ3の縫合位置がずれたり縫合ラインが歪んだりすることを抑制でき、タグ3の縫合精度を向上することができる。
更に、カバー本体2にタグ3を縫合する際の位置決めをする際に、カバー本体2とタグ3とを仮止め部材7により仮止めすることで、タグ3の縫合精度をより効果的に向上することができる。
又、この方法によれば、タグ配置工程では、折り返し部3uにおける仮想軸線FLの方向の中心3qとカバー本体2における継ぎ目5aとを仮想軸線FLと直交する方向から見て重なるように配置することで、カバー本体2にタグ3を縫合する際の位置決めをすることができる。そのため、カバー本体2にタグ3を縫合する際にタグ3の縫合位置がずれたり縫合ラインが歪んだりすることを抑制でき、タグ3の縫合精度を向上することができる。
尚、上記実施形態では、タグ3の展開形状が矩形形状をなす場合を例に挙げて説明したが、これに限らない。タグは展開形状が仮想軸線FLと直交する断面の周方向(縫合周方向CV)に沿うように少なくとも二辺を有する形状をなしていればよい。以下、本実施形態の変形例について、図12〜図15を用いて説明する。
本変形例のステアリングホイールカバーの基本構成は上記実施形態と同一であり、タグの展開形状が上記実施形態と異なる。従って、本変形例では、ステアリングホイールカバーの基本構成の説明は省略し、タグの展開形状について説明する。
図12〜図15は、本変形例のタグ103,203,303,403の展開形状を示す図である。尚、図12〜図15においては、便宜上、所定のデザイン6の図示を省略する。
図12に示すように、第一変形例のタグ103は、縫合周方向CVに沿う直線状をなす二辺131,132と、縫合周方向CVの両側の曲線状をなす二辺133,134とを有する形状とされる。
第一変形例におけるタグ配置工程S2では、タグ103において縫合周方向CVの両側の二辺133,134に折り目103m(図12に示す破線部)を形成し、前記折り目103mを利用してタグ103をカバー本体2の縫合部4aを跨ぐ位置に取り付ける。具体的に、第一変形例におけるタグ配置工程S2では、前記折り目103mを利用してタグ103をカバー本体2の裏面2bに折り返して折り返し部103uを形成する(折り返し部形成工程)。そして、前記折り返し部103uにおける仮想軸線FLの方向の中心133a,134a(曲線状の二辺133,134の中心)と、カバー本体2における継ぎ目5a(図10参照)とを、仮想軸線FLと直交する方向から見て重なるように配置する(位置合わせ工程)。
第一変形例によれば、折り返し部103uにおける仮想軸線FLの方向の中心133a,134a(曲線状の二辺133,134の中心)を位置合わせの基準として利用することにより、タグ配置工程S2において、カバー本体2にタグ103を縫合する際の位置決めを容易に行うことができる。
図13に示すように、第二変形例のタグ203は、縫合周方向CVに沿う直線状をなす二辺231,232と、縫合周方向CVの両側のV字状をなす二辺233,234とを有する形状とされる。
第二変形例におけるタグ配置工程S2では、タグ203において縫合周方向CVの両側の二辺233,234に折り目203m(図13に示す破線部)を形成し、前記折り目203mを利用してタグ203をカバー本体2の縫合部4aを跨ぐ位置に取り付ける。具体的に、第二変形例におけるタグ配置工程S2では、前記折り目203mを利用してタグ203をカバー本体2の裏面2bに折り返して折り返し部203uを形成する(折り返し部形成工程)。そして、前記折り返し部203uにおける仮想軸線FLの方向の中心233a,234a(V字状の二辺233,234の先端)と、カバー本体2における継ぎ目5a(図10参照)とを、仮想軸線FLと直交する方向から見て重なるように配置する(位置合わせ工程)。
第二変形例によれば、折り返し部203uにおける仮想軸線FLの方向の中心233a,234a(V字状の二辺233,234の先端)を位置合わせの基準として利用することにより、タグ配置工程S2において、カバー本体2にタグ203を縫合する際の位置決めを容易に行うことができる。
図14に示すように、第三変形例のタグ303は、縫合周方向CVに沿う直線状をなす二辺331,332と、縫合周方向CVの両側の凹状をなす二辺333,334とを有する形状とされる。
第三変形例におけるタグ配置工程S2では、タグ303において縫合周方向CVの両側の二辺333,334に折り目303m(図14に示す破線部)を形成し、前記折り目303mを利用してタグ303をカバー本体2の縫合部4aを跨ぐ位置に取り付ける。具体的に、第三変形例におけるタグ配置工程S2では、前記折り目303mを利用してタグ303をカバー本体2の裏面2bに折り返して折り返し部303uを形成する(折り返し部形成工程)。そして、前記折り返し部303uにおける仮想軸線FLの方向の中心333a,334a(凹状の二辺333,334の凹部)と、カバー本体2における継ぎ目5a(図10参照)とを、仮想軸線FLと直交する方向から見て重なるように配置する(位置合わせ工程)。
第三変形例によれば、折り返し部303uにおける仮想軸線FLの方向の中心333a,334a(凹状の二辺333,334の凹部)を位置合わせの基準として利用することにより、タグ配置工程S2において、カバー本体2にタグ303を縫合する際の位置決めを容易に行うことができる。
図15に示すように、第四変形例のタグ403は、縫合周方向CVに沿う直線状をなす二辺431,432と、縫合周方向CVの両側の凸状をなす二辺433,434とを有する形状とされる。
第四変形例におけるタグ配置工程S2では、タグ403において縫合周方向CVの両側の二辺433,434に折り目403m(図15に示す破線部)を形成し、前記折り目403mを利用してタグ403をカバー本体2の縫合部4aを跨ぐ位置に取り付ける。具体的に、第四変形例におけるタグ配置工程S2では、前記折り目403mを利用してタグ403をカバー本体2の裏面2bに折り返して折り返し部403uを形成する(折り返し部形成工程)。そして、前記折り返し部403uにおける仮想軸線FLの方向の中心433a,434a(凸状の二辺433,434の凸部)と、カバー本体2における継ぎ目5a(図10参照)とを、仮想軸線FLと直交する方向から見て重なるように配置する(位置合わせ工程)。
第四変形例によれば、折り返し部403uにおける仮想軸線FLの方向の中心433a,434a(凸状の二辺433,434の凸部)を位置合わせの基準として利用することにより、タグ配置工程S2において、カバー本体2にタグ403を縫合する際の位置決めを容易に行うことができる。
尚、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記ステアリングホイールカバー1には、ステアリングホイール50のリム部52を被覆するカバー全般が含まれ、図2の前面視で円環状のみならず、図2の前面視で楕円状又は矩形枠状の環状形状も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 ステアリングホイールカバー
2 カバー本体
2S カバー本体の仮想軸線と直交する断面
3,103,203,303,403 タグ(第三被覆部材)
3m,103m,203m,303m,403m 折り目
3u,103u,203u,303u,403u 折り返し部
31,32,131,132,231,232,331,332,431,432 タグ(第三被覆部材)における縫合部を挟む位置の二辺
33,34,133,134,233,234,333,334,433,434 タグ(第三被覆部材)における断面の周方向の二辺
4a 縫合部
5a 継ぎ目
21 第一サブカバー(第一被覆部材)
21a 第一サブカバーの一端部(第一被覆部材の一端部)
22 第二サブカバー(第二被覆部材)
22a 第二サブカバーの一端部(第二被覆部材の一端部)
50 ステアリングホイール
52 リム部
CV 縫合周方向(カバー本体の仮想軸線と直交する断面の周方向)
FL 仮想軸線

Claims (5)

  1. ステアリングホイールのリム部を被覆するステアリングホイールカバーにおいて、
    前記ステアリングホイールカバーは、前記リム部の周方向の一部を被覆する第一被覆部材と、前記リム部において前記第一被覆部材と隣り合う部分を被覆するように前記第一被覆部材の一端部に縫合される第二被覆部材とを有するカバー本体と、前記カバー本体における前記第一被覆部材と前記第二被覆部材との縫合部を被覆するように前記第一被覆部材及び前記第二被覆部材に跨って縫合される第三被覆部材と、を備え、
    前記カバー本体は、前記第一被覆部材の前記一端部と前記第二被覆部材の一端部とを湾曲形状とし、湾曲形状とした前記第一被覆部材及び前記第二被覆部材の前記一端部同士を縫合して前記縫合部を形成することにより、前記リム部の周方向に沿う仮想軸線を有する立体形状とされ、
    前記第三被覆部材は、展開形状が前記仮想軸線と直交する断面の周方向に沿うように少なくとも二辺を有する形状をなす状態で、前記カバー本体の前記縫合部を跨ぐ位置に配置されており、前記第三被覆部材において前記仮想軸線の方向から前記縫合部を挟む位置の前記二辺が前記カバー本体の前記仮想軸線と直交する断面の周方向に沿って前記カバー本体に縫合されていることを特徴とするステアリングホイールカバー。
  2. 前記カバー本体は、前記縫合部における前記第一被覆部材と前記第二被覆部材との継ぎ目が前記断面の周方向に沿って延びるように形成され、
    前記第三被覆部材には、前記断面の周方向の両側の二辺に折り目が形成されると共に、前記折り目を利用して前記カバー本体の裏面に折り返される折り返し部が形成され、
    前記第三被覆部材は、前記折り返し部における前記仮想軸線の方向の中心と前記カバー本体における前記継ぎ目とが、前記仮想軸線と直交する方向から見て重なるように配置されることを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイールカバー。
  3. ステアリングホイールのリム部を被覆するステアリングホイールカバーの製造方法において、
    前記ステアリングホイールカバーは、前記リム部の周方向の一部を被覆する第一被覆部材と、前記リム部において前記第一被覆部材と隣り合う部分を被覆するように前記第一被覆部材の一端部に縫合される第二被覆部材とを有するカバー本体と、前記カバー本体における前記第一被覆部材と前記第二被覆部材との縫合部を被覆するように前記第一被覆部材及び前記第二被覆部材に跨って縫合される第三被覆部材と、を備え、
    前記第一被覆部材の前記一端部と前記第二被覆部材の一端部とを湾曲形状とし、湾曲形状とした前記第一被覆部材及び前記第二被覆部材の前記一端部同士を縫合して前記縫合部を形成することにより、前記リム部の周方向に沿う仮想軸線を有する立体形状の前記カバー本体を形成するカバー本体形成工程と、
    前記カバー本体形成工程の後、展開形状が前記仮想軸線と直交する断面の周方向に沿うように少なくとも二辺を有する形状をなす前記第三被覆部材を前記カバー本体の前記縫合部を跨ぐ位置に配置する第三被覆部材配置工程と、
    前記第三被覆部材配置工程の後、前記第三被覆部材において前記仮想軸線の方向から前記縫合部を挟む位置の前記二辺を、前記カバー本体の前記仮想軸線と直交する断面の周方向に沿って前記カバー本体に縫合する第三被覆部材縫合工程とを含むことを特徴とするステアリングホイールカバーの製造方法。
  4. 前記第三被覆部材配置工程では、前記第三被覆部材において前記断面の周方向の両側の二辺に折り目を形成し、前記折り目を利用して前記第三被覆部材を前記カバー本体の前記縫合部を跨ぐ位置に取り付けることを特徴とする請求項3に記載のステアリングホイールカバーの製造方法。
  5. 前記カバー本体形成工程では、前記縫合部における前記第一被覆部材と前記第二被覆部材との継ぎ目を前記断面の周方向に沿って延びるように形成し、
    前記第三被覆部材配置工程では、前記第三被覆部材において前記断面の周方向の両側の二辺に折り目を形成し、前記折り目を利用して前記第三被覆部材を前記カバー本体の裏面に折り返して折り返し部を形成し、前記折り返し部における前記仮想軸線の方向の中心と前記カバー本体における前記継ぎ目とを、前記仮想軸線と直交する方向から見て重なるように配置することを特徴とする請求項3又は4に記載のステアリングホイールカバーの製造方法。
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