JP2009126448A - 革巻きステアリングホイール - Google Patents
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Abstract
【課題】皮革の端部同士の結合を縫製で行い、しかも皮革の裏側の糸による端部の盛り上がりを防止して、縫製による高い外観の意匠性を保持可能とした革巻きステアリングホイールである。
【解決手段】ステアリングホイールの少なくともグリップ部2の芯金3を被覆した被覆層4の内周面に凹状の溝8を設ける。端部7に折り返し片7aを有する皮革5を被覆層4に被せて端部7同士を突き合わせ、皮革5の表側で端部7のそれぞれを第1の糸11により突き合わせ部に平行に飾り縫いし、皮革5の裏側で端部7の第1の糸11同士を第2の糸12により裏縫いして結合し、突き合わせた端部7同士を縫合する。凹溝8の深さを端部7を縫製した皮革5の裏側の第2の糸12の太さに設定することにより、第2の糸12を凹溝8に収容でき、結合した端部7が第2の糸12により盛り上がることがない。
【選択図】図2
【解決手段】ステアリングホイールの少なくともグリップ部2の芯金3を被覆した被覆層4の内周面に凹状の溝8を設ける。端部7に折り返し片7aを有する皮革5を被覆層4に被せて端部7同士を突き合わせ、皮革5の表側で端部7のそれぞれを第1の糸11により突き合わせ部に平行に飾り縫いし、皮革5の裏側で端部7の第1の糸11同士を第2の糸12により裏縫いして結合し、突き合わせた端部7同士を縫合する。凹溝8の深さを端部7を縫製した皮革5の裏側の第2の糸12の太さに設定することにより、第2の糸12を凹溝8に収容でき、結合した端部7が第2の糸12により盛り上がることがない。
【選択図】図2
Description
本発明は、ステアリングホイールのグリップ部を皮革で覆った革巻きステアリングホイールに関する。本発明において、皮革とは、動物の皮を加工した天然物の皮革のみならず、人造皮革や毛皮を含み、さらには布を含む概念である。
従来より、グリップ部の芯金を被覆した被覆層に皮革を巻き付けた革巻きステアリングホイールが知られており、巻き付けた皮革の被覆層周方向の端部同士を突き合わせて手縫いするか、被覆層に接着剤を塗布して皮革を接着することでグリップ部に取り付けられている。
この接着剤による取り付けでは、車室内温度の熱負荷の変化で皮革の収縮劣化が生じると、皮革の突き合わせた端部が口開きして、商品性を損なう問題があることから、グリップ部の被覆層の内周面に凹状の溝をステアリングホイールの周方向に形成し、該凹溝内に接着剤を塗布して接着剤溜り部を設け、この接着剤溜り部で皮革の端部を被覆層に接着することが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
上記提案の技術によれば、接着剤溜り部により接着剤量を増やして皮革の端部をグリップ部の被覆層に接着するので、皮革端部の接合強度が向上し、また皮革端部のグリップ部からの盛り上がり量が減少し、革巻きステアリングホイールの見栄えも改善される。
しかしながら、上記提案では、皮革の端部を接着剤で接合するので、皮革の端部同士を縫製により結合したときのような高い意匠性は生じうべくもない。
本発明の目的は、上記現状に鑑み、皮革の端部同士の結合を縫製で行い、しかも糸による端部の盛り上がりを防止して、縫製による高い外観の意匠性を保持することを可能とした革巻きステアリングホイールを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、グリップ部の芯金を被覆した被覆層に皮革を被せ、前記被覆層の内周面側で該皮革の突き合わせた端部同士を結合した革巻きステアリングホイールにおいて、前記被覆層の内周面にステアリングホイールの周方向に沿って所定深さの凹溝を形成する一方、前記皮革の表側において前記突き合わせた端部のそれぞれに第1の糸によりステアリングホイールの周方向に飾り縫いを行い、前記突き合わせた端部の前記第1の糸同士を第2の糸により前記皮革の裏側で結合する裏縫いを行って、前記突き合わせた端部同士を縫合し、該第2の糸の前記皮革の裏側の糸目を前記凹溝に収容するようにしたことを特徴とする。
本願第1の発明によれば、皮革の表側で突き合わせた端部のそれぞれを第1の糸で飾り縫いし、その第1の糸同士を皮革の裏側で第2の糸により縫合して皮革の端部同士を結合しており、グリップ部に糸による縫製で皮革を取り付けているので、ステアリングホイールの意匠性が高い。このとき、被覆層の内周面に凹溝を形成しているので、この凹溝の上下方向の長さを第1の糸同士の間と同程度し、凹溝の深さを第2の糸の太さ程度とすることにより、第2の糸を凹溝内に該凹溝の周囲の被覆層の表面と面一に収容することができる。これにより、縫合された端部が皮革の裏側の第2の糸によって膨らむのを防止して、グリップ部に糸による縫製で皮革を取り付けたことによる高い意匠性をステアリングホイールに発揮させることができる。
第2の発明は、前記第2の糸は、前記皮革の裏側で前記第1の糸を引っ掛ける縫い目を形成することにより、前記第1の糸同士を結合することを特徴とする。
これにより、皮革をグリップ部に高い意匠性で取り付けができる。
第3の発明は、前記第2の糸は、前記皮革の表側と裏側とに交互に位置する態様で、前記皮革の裏側で前記第1の糸を引っ掛ける縫い目を形成することにより、前記第1の糸同士を結合する。
これにより、皮革をグリップ部に高い意匠性で取り付けができる。
第4の発明は、前記皮革の端部は、折り返しのない切断したままの切断端であることを特徴とする。
これにより、糸による皮革端部の高い意匠性の縫製を適用することができる。
第5の発明は、前記皮革の端部は、内側に折り返して皮革の裏面に接着した折り返し片を有する折り返し端部であり、該折り返し端部及びこれが重なる皮革の部分を厚さ方向に斜めに対称に切断することにより、前記皮革の端部の厚さを該皮革の他の部分と同一にしたことを特徴とする。
これにより、皮革端部の結合部の見栄えが向上する。
第6の発明は、前記折り返し端部の自由端に前記第1の糸を通す糸穴を設けたことを特徴とする。
これにより、第1の糸が皮革の端部の折り返し片を縫わないで済むので、第1の糸による飾り縫いが容易になる。
本発明によれば、皮革の端部同士の結合を縫製で行い、しかも糸による端部の盛り上がりを防止して、縫製による高い外観の意匠性を保持することを可能とした革巻きステアリングホイールを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1において、革巻きステアリングホイール1は、少なくともグリップ部2の樹脂製の被覆層4の周囲に皮革5を被せて被覆してなっており、本実施形態では、さらに被覆層4はグリップ部2の芯金3を支持したスポーク6にも被覆され、皮革5はスポーク6の被覆層4にわたって被覆されている。以下、皮革5には、動物の皮を加工した天然物のものを使用した場合を示すが、人造皮革や毛皮、さらには布を使用する場合についても同様である。
皮革5の両端部7は、グリップ部2の被覆層4の内周面側で突き合わされ、突き合わされた端部7同士がステアリングホイール1の周方向に縫製されることによって結合され、スポーク6の箇所では、スポーク6の被覆層4の両側面の各側で皮革5の端部が突き合わされ、突き合わされた端部7同士がスポーク6の長手方向に縫製されることによって結合されている。
本実施形態によれば、図2(a)に図1のA−A断面を示すように、グリップ部2の被覆層4の内周面皮革5の端部7の結合部に所定深さの皿状の凹溝8を設けて、皮革5の端部7同士を縫製した裏側の糸12の縫い目が凹溝8に収容されるようにした。スポーク6についても、被覆層4の両側面にグリップ部2に続けて凹溝8を設けて同様にした。
さらに詳述すると、グリップ部2及びスポーク6の被覆層4に被せた皮革5の端部7は、結合部の見栄えを向上するために、図4に示すように、皮革5の先端側を内側に折り返えして、接着剤で皮革5の裏面に接着した折り返し片7aを有する折り返し端部に形成してある。この折り返し片7aを有する端部7は、折り返し片7aを図で上下に位置する自由端方向に向けて断面が薄くなるように、厚さ方向に斜めに切断するとともに、端部7の折り返し片7aが重なる部分を厚さ方向に対称に斜めに切断して、折り返し片7aを有する端部7の厚さが皮革5のその他の部分の厚さと同程度に設定されている。なお、ステアリングホイールの被覆に使用する皮革5は、普通、厚さ1.3mm程度である。また折り返し片7aの自由端までの長さは、皮革5の端部7の突き合わせ端面からの第1の糸11による飾り縫いの位置と同程度とされ、本例では約5mmとした。
そして図3に示すように、皮革5の端部7同士をグリップ部2の被覆層4の内周面側で図の上下方向に突き合わせて、その皮革5の表側において各端部7を折り返し片7aの自由端の位置の近傍で突き合わせ部に平行に第1の糸11により飾り縫いし、この飾り縫いをステアリングホイール1の周方向に沿って行う。スポーク6の箇所では、スポーク6の被覆層4の両側面側で皮革5の端部7同士を突き合わせて、上記グリップ部2に続けて第1の糸11による飾り縫いをスポーク6の長手方向に行う。この第1の糸11による飾り縫いはミシンによる機械縫製で行うことができる。
そして皮革5の表側から第2の糸12による裏縫いを行って、突き合わせた両端部7の第1の糸11同士を皮革5の裏側において第2の糸12により結合して、両端部7を縫合している。すなわち、図4に示されるように、皮革5の裏側において図で上下に位置する両端部7の第1の糸11の縫い目同士の間で、第2の糸12が直角及び斜めに交互に交差して第1の縫い目を引っ掛けることにより、両端部7の第1の糸11同士を結合して、両端部7を縫合している。この第2の糸12による裏縫いは人手による手縫いで行われる。
本実施形態では、このように、皮革5の表側で端部7のそれぞれを第1の糸11で飾り縫いし、その第1の糸11同士を皮革5の裏側で第2の糸12により縫合して皮革5の端部7同士を結合しており、グリップ部2及びスポーク6に糸による縫製で皮革5を取り付けているので、ステアリングホイール1の外観の意匠性が高い。
このとき、縫合された端部7が皮革5の裏側の第2の糸12によって膨らむと、高い意匠性が損なわれるが、グリップ部2の被覆層4の内周面には、上述したように、皮革5の両端部7の接合部の箇所に皿状の凹溝8が設けてあるので、第2の糸12を凹溝8内に収容することができる。スポーク6の箇所についても同様である。
上記において、皮革5の縫製には、通常、太さ0.5〜2.0mmの糸が使用されるので、被覆層4に設ける凹溝8の深さは第2の糸12の太さに対応した0.5〜2.0mm程度に設定してある。また凹溝8は、皮革5の表側からの手縫いによる針の操作をし易くするために、開口が外側に開いた台形状としてあり、その開き角度は45〜80度程度に設定してある。また凹溝8の底部の図の上下方向の長さについては、皮革5の表側での第1の糸11による飾り縫いを、皮革5の端部7の突き合わせ部の端面から5mm程度の位置としてあり、第1の糸11間の距離が約10mmである。したがって第2の糸12の上下方向の長さは10mm程度となるので、凹溝8の底部の上下方向の長さは約10mmとしてある。
これにより、第1の糸11同士を結合した第2の糸12が凹溝8内から膨出したり、凹溝8内に没することなく、糸12を凹溝8の周囲の被覆層4の表面と面一に収容することができる。したがって、糸による縫製でグリップ部2及びスポーク6に皮革5を取り付けたことによる高い意匠性を、ステアリングホイール1に損なうことなく発揮させることができる。
本発明の他の実施形態について図5により説明する。本第2の実施形態では、図5に示すように、少なくともグリップ部2の被覆層4に被せた皮革5の各端部7は、折り返し片を有しない切断したままの切断端になっており、切断端の端面は切断によって丸めた形状に設けられている。
本実施形態のその他の構成は、図1〜図4を参照して説明した第1の実施形態と同様で、皮革5の両端部7を被覆層4の内周面側で突き合わせ、皮革5の表側において両端部7を第1の糸11により飾り縫いし、皮革5の裏側において第2の糸12により裏縫いして、第1の糸11同士を第2の糸により結合することで、皮革5の両端部7を縫合している。
本実施形態によっても、被覆層4の内周面に、第1の実施形態と同様な皿状の凹溝8を設けて、皮革5の両端部7の第1の糸11同士を結合した裏側の糸12の縫い目を凹溝8に収容することにより、第1の実施形態と同様、皮革5の縫合された両端部7が皮革5の裏側の第2の糸12によって膨らむのを防ぐことができ、皮革5を糸による縫製で取り付けたことによる高い意匠性を、ステアリングホイール1に損なうことなく発揮させることができる。
本発明のさらに他の実施形態について図6により説明する。本第3の実施形態では、第1の実施形態において、折り返し片7aを有する両端部7を皮革5の表側で飾り縫いした第1の糸11の縫い目同士の間で、第2の糸12を皮革5の表側と裏側とに交互に位置させる態様で、皮革5の裏側において第1の糸11の縫い目を引っ掛けることにより、両端部7の第1の糸11同士を結合して、両端部7を縫合している。
本実施形態においても、被覆層4の内周面に、第1の実施形態と同様な皿状の凹溝8を設けて、皮革5の両端部7の第1の糸11同士を結合した裏側の糸12の縫い目を凹溝8に収容することにより、第1の実施形態と同様、皮革5の縫合された両端部7が皮革5の裏側の第2の糸12によって膨らむのを防いで、皮革5を糸による縫製で取り付けたことによる高い意匠性を、ステアリングホイール1に損なうことなく発揮させることができる。
本発明のさらに他の実施形態について図7により説明する。本第4の実施形態では、第1の実施形態において、皮革5の各端部7の折り返し片7aの自由端に、図7に示すように、該自由端に開口した半円形の穴9を設けて、皮革5の表側で飾り縫いした第1の糸11の皮革5の裏面側における縫い目を穴9に露出させるようにした。本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態と基本的に同様で、図7において図3に付した符号と同一の符号は同一の要素を示す。
本実施形態では、第1の実施形態と同様な効果に加え、第1の糸11が皮革5の端部7の折り返し片7aを縫わないで済むので、第1の糸11による飾り縫いが容易になる効果がある。
以上の実施形態では、いずれも、皮革5には、動物の皮を加工した天然物の皮革を使用した場合を説明したが、本発明は、これに限られず、人造皮革や毛皮にも、さらには布にも適用することができ、上記したのと同様な作用効果を奏する。
1 革巻きステアリングホイール
2 グリップ部
3 芯金
4 被覆層
5 皮革
6 スポーク
7 端部
7a 折り返し片
8 凹溝
9 穴
11 第1の糸
12 第2の糸
2 グリップ部
3 芯金
4 被覆層
5 皮革
6 スポーク
7 端部
7a 折り返し片
8 凹溝
9 穴
11 第1の糸
12 第2の糸
Claims (6)
- グリップ部の芯金を被覆した被覆層に皮革を被せ、前記被覆層の内周面側で該皮革の突き合わせた端部同士を結合した革巻きステアリングホイールにおいて、
前記被覆層の内周面にステアリングホイールの周方向に沿って所定深さの凹溝を形成する一方、前記皮革の表側において前記突き合わせた端部のそれぞれに第1の糸によりステアリングホイールの周方向に飾り縫いを行い、前記突き合わせた端部の前記第1の糸同士を第2の糸により前記皮革の裏側で結合する裏縫いを行って、前記突き合わせた端部同士を縫合し、該第2の糸の前記皮革の裏側の糸目を前記凹溝に収容するようにしたことを特徴とする革巻きステアリングホイール。 - 前記第2の糸は、前記皮革の裏側で前記第1の糸を引っ掛ける縫い目を形成することにより、前記第1の糸同士を結合することを特徴とする請求項1記載の革巻きステアリングホイール。
- 前記第2の糸は、前記皮革の表側と裏側とに交互に位置する態様で、前記皮革の裏側で前記第1の糸を引っ掛ける縫い目を形成することにより、前記第1の糸同士を結合することを特徴とする請求項1記載の革巻きステアリングホイール。
- 前記皮革の端部は、折り返しのない切断したままの切断端であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の革巻きステアリングホイール。
- 前記皮革の端部は、内側に折り返して皮革の裏面に接着した折り返し片を有する折り返し端部であり、該折り返し端部及びこれが重なる皮革の部分を厚さ方向に斜めに対称に切断することにより、前記皮革の端部の厚さを該皮革の他の部分と同一にしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の革巻きステアリングホイール。
- 前記折り返し端部の自由端に前記第1の糸を通す糸穴を設けたことを特徴とする請求項5記載の革巻きステアリングホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007305771A JP2009126448A (ja) | 2007-11-27 | 2007-11-27 | 革巻きステアリングホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007305771A JP2009126448A (ja) | 2007-11-27 | 2007-11-27 | 革巻きステアリングホイール |
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Family
ID=40817783
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JP2007305771A Withdrawn JP2009126448A (ja) | 2007-11-27 | 2007-11-27 | 革巻きステアリングホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103958322A (zh) * | 2011-06-22 | 2014-07-30 | 席佩克有限责任公司 | 用于机动车的方向盘和用于制造方向盘的方法 |
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DE102021201052A1 (de) | 2021-02-04 | 2022-08-04 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verbundkörper und Verfahren zum Herstellen eines Verbundkörpers |
-
2007
- 2007-11-27 JP JP2007305771A patent/JP2009126448A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
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