JP5967031B2 - H形鋼のフランジ直角度矯正方法及び装置 - Google Patents

H形鋼のフランジ直角度矯正方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、H形鋼のフランジ直角度不良を矯正する方法及び装置に関する。
H形鋼は、一般に、上下の水平ロールと左右の垂直ロールとを備えたユニバーサル圧延機によって熱間圧延成形される。熱間圧延成形されたH形鋼は圧延後に冷却され、冷却中に発生した長手方向の反りや曲りはローラ矯正機によって矯正される。
しかし、熱間圧延成形されたH形鋼は、熱間圧延時に上下の水平ロールがガタツキや弾性変形などによってロール軸方向に動くことにより、フランジの上下左右で厚みが異なることがある。また、フランジの内面と外面との温度差や冷却過程における冷却条件の違い、及び、ウェブとフランジのつけ根とフランジの厚みの差等により温度差が生じる。これらの結果、冷却後のH形鋼は、図1に示すようなフランジ12とウェブ11とが直角をなした断面形状とならず、図2に示すようなフランジ直角度不良(フランジ12がウェブ11と直角をなさず斜交した状態になる断面形状不良)を生じやすい。
このフランジ直角度不良をオンラインで矯正する方法としては、ウェブ上下面を水平ロールで拘束しつつ左右のフランジ外面を傾動可能に支持された竪ロールで押圧するフランジ直角度矯正装置を用いる方法が知られている(例えば特許文献1,2)。この方法では、フランジ直角度矯正装置の形鋼搬送方向上流側でH形鋼のフランジ直角度を測定し、その測定結果に基づいて竪ロールの傾動量を調整することにより、フランジとウェブとが直角をなすように矯正を行っている。
特開2007−152388号公報 特開平1−113123号公報
図2に示すようにウェブ反りが生じていないH形鋼(すなわち、ウェブ11が平坦なH形鋼)について、フランジ直角度を測定する場合には、フランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T1 を測定すれば、ウェブ11とフランジ12とのなす角度θの大きさを正確に把握することができる(ウェブ高さ方向距離T1 が大きいほど、フランジ直角度不良度が大きいことを意味する)。
これに対して、図3に示すようにウェブ反りが生じているH形鋼について、フランジ直角度を測定する場合には、フランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T2 は、ウェブ反り量δが加味されることにより誤差が生じて、見かけ上はウェブ高さ方向距離T1 よりも大きな数値となるため、ウェブ11とフランジ12とのなす角度θの大きさをウェブ高さ方向距離T2 から正確に把握することはできない。
また、H形鋼のフランジ直角度不良を冷間矯正する際には、竪ロールの押圧圧力によるウェブ11の座屈を防止するためにウェブ上下面を上下の水平ロールで挟んで拘束するが、反ったウェブ11が水平ロールで押圧されるため拘束時のウェブ反り量δは非拘束時よりも小さくなっている。よって、実際に竪ロールをフランジ外面に押圧する際のウェブ高さ方向距離T2 は、前記測定結果(非拘束時のウェブ高さ方向距離T2 )とは異なることとなる。
そのため、前記測定結果(非拘束時のウェブ高さ方向距離T2 )に基づいて竪ロールの傾動量を調整すると、矯正条件が適正ではないため、ウェブ11とフランジ12とのなす角度θを直角に矯正できない場合があった。
そこで、本発明は、上記のような従来技術が有する問題点を解決し、ウェブ反りが生じている場合でも、フランジ直角度不良を高精度で矯正することが可能なH形鋼のフランジ直角度矯正方法及び装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の態様は、次のような構成からなる。すなわち、本発明の一態様に係るH形鋼のフランジ直角度矯正方法は、少なくとも一対のウェブ用ロールでH形鋼のウェブを両面側から挟み拘束しつつ、傾動可能なフランジ用ロールでフランジ外面を押圧して前記H形鋼のフランジ直角度を矯正するH形鋼のフランジ直角度矯正方法であって、前記H形鋼のフランジ直角度を測定するとともにウェブ反り量を測定し、これらの測定結果に基づいて、前記フランジ外面を押圧する前記フランジ用ロールの傾動量を制御することを特徴とする。
このH形鋼のフランジ直角度矯正方法においては、測定した前記フランジ直角度を、前記ウェブ反り量の測定結果を用いて補正し、補正された前記フランジ直角度に基づいて、前記フランジ外面を押圧する前記フランジ用ロールの傾動量を制御してもよい。
また、本発明の他の態様に係るH形鋼のフランジ直角度矯正装置は、H形鋼のウェブを両面側から挟み拘束する少なくとも一対のウェブ用ロールと、前記H形鋼のフランジ外面を押圧する傾動可能なフランジ用ロールと、を備え、前記H形鋼のフランジ直角度を矯正するH形鋼のフランジ直角度矯正装置であって、前記ウェブ用ロール及び前記フランジ用ロールに導入される前記H形鋼のフランジ直角度及びウェブ反り量をそれぞれ測定する測定部と、前記測定部が測定したフランジ直角度及びウェブ反り量に基づいて、前記フランジ外面を押圧する前記フランジ用ロールの傾動量を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
このH形鋼のフランジ直角度矯正装置においては、前記制御部は、測定した前記フランジ直角度を、前記ウェブ反り量の測定結果を用いて補正し、補正された前記フランジ直角度に基づいて、前記フランジ外面を押圧する前記フランジ用ロールの傾動量を制御してもよい。
本発明に係るH形鋼のフランジ直角度矯正方法は、H形鋼のフランジ直角度及びウェブ反り量の測定結果に基づいて、フランジ外面を押圧するフランジ用ロールの傾動量を制御するので、ウェブ反りが生じている場合でも、フランジ直角度不良を高精度で矯正することが可能である。
また、本発明に係るH形鋼のフランジ直角度矯正装置は、ウェブ用ロール及びフランジ用ロールに導入されるH形鋼のフランジ直角度及びウェブ反り量をそれぞれ測定する測定部と、測定部が測定したフランジ直角度及びウェブ反り量に基づいて、フランジ外面を押圧するフランジ用ロールの傾動量を制御する制御部と、を備えているので、ウェブ反りが生じている場合でも、フランジ直角度不良を高精度で矯正することが可能である。
フランジ直角度不良のない(フランジとウェブとが直角をなす)H形鋼の断面図である。 ウェブ反りが生じていないH形鋼のフランジ直角度不良を説明するH形鋼の断面図である。 ウェブ反りが生じているH形鋼のフランジ直角度不良を説明するH形鋼の断面図である。 H形鋼製造設備を説明する模式図である。 H形鋼のフランジ直角度不良を矯正する矯正ローラ装置を説明する図である。 H形鋼のフランジ直角度及びウェブ反り量を測定する測定部を説明する図である。 フランジ用ロールにより矯正するフランジ直角度の矯正量を説明する図である。 H形鋼のフランジ直角度不良の矯正結果を示すグラフである。
本発明に係るH形鋼のフランジ直角度矯正方法及び装置の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図4は、優れたフランジ直角度を有するH形鋼10を製造するH形鋼製造設備の模式図である。また、図5は、図4のH形鋼製造設備に設けられたフランジ直角度矯正装置6の矯正ローラ装置6Bを説明する図である。さらに、図6は、図4のH形鋼製造設備に設けられたフランジ直角度矯正装置6の測定部6Aを説明する図である。
ウェブ11及びフランジ12,12を有するH形鋼10は、例えば熱間圧延により製造される。図4は、H形鋼10を熱間圧延で製造するH形鋼製造設備であって、例えば断面矩形の鋼素材(図示せず)を加熱する加熱炉1と、加熱された鋼素材を熱間圧延して成形し、ウェブ11及びフランジ12を有する所定の断面形状の長尺なH形鋼を成形する熱間圧延装置2と、長尺なH形鋼を所定の長さに分割するための切断機3と、切断された短尺なH形鋼10を冷却する冷却床4と、冷却された短尺なH形鋼10の長手方向の反りを矯正する反り矯正機5と、反りが矯正された短尺なH形鋼10のフランジ直角度不良を矯正するフランジ直角度矯正装置6と、を備えている。
これらは、H形鋼製造設備の上流側から下流側に向けて加熱炉1、熱間圧延装置2、切断機3、冷却床4、反り矯正機5、フランジ直角度矯正装置6の順で配置されており、それぞれ搬送ライン9によって接続されている。
次に、図4のH形鋼製造設備によって、優れたフランジ直角度を有するH形鋼を製造する方法について説明する。
まず、加熱炉1で加熱された鋼素材を搬送ライン9によって搬送し、熱間圧延装置2に導入して熱間圧延することにより、長尺なH形鋼を得る。熱間圧延装置2の構成は特に限定されるものではなく、一般的な構成を採用することができる。例えば、図4のH形鋼製造設備では、熱間圧延装置2は粗圧延機2Aと中間圧延機2Bと仕上圧延機2Cとで構成されている。仕上圧延機2Cとしては、例えばユニバーサル圧延機を好適に用いることができる。
次に、熱間圧延装置2で成形された長尺なH形鋼を、搬送ライン9によって切断機3に搬送し、所定の長さに切断する。切断機3における切断方法は特に限定されるものではないが、例えば鋸刃による鋸断があげられる。
そして、切断機3で所定の長さに切断された短尺なH形鋼10を、搬送ライン9によって冷却床4に搬送し冷却する。冷却床4においては、H形鋼10を200℃以下に冷却することが好ましい。これは、熱間圧延されたH形鋼10が十分に冷却され、曲りや反りに対する温度の影響がほとんどなくなってから矯正することが好ましいからである。200℃を超える温度のH形鋼10に対して反り矯正やフランジ直角度不良の矯正を実施すると、温度分布が残った状態で矯正が終了してしまうので、その後に室温まで冷却され温度分布がなくなるにしたがって、H形鋼10の断面形状不良が発生する場合がある。
このようにして製造されたH形鋼10は、長手方向の反りやフランジ直角度不良が生じている場合があるので、搬送ライン9によって反り矯正機5、フランジ直角度矯正装置6に搬送して、長手方向の反りやフランジ直角度不良を矯正する。まず、H形鋼10を冷却床4から反り矯正機5に搬送して、長手方向の反りを矯正する。反り矯正機5における反り矯正方法は特に限定されるものではないが、例えば、H形鋼10の搬送方向に沿って上下に千鳥状に配列した矯正ローラにウェブ11を通過させて該ウェブ11に曲げを繰り返すことでH形鋼10の反りを矯正する方法があげられる。
次に、反りが矯正されたH形鋼10をフランジ直角度矯正装置6に搬送して、フランジ直角度不良を矯正する。フランジ直角度矯正装置6は、フランジ直角度不良を矯正する矯正ローラ装置6Bと、矯正ローラ装置6Bに導入されるH形鋼10のフランジ直角度及びウェブ反り量をそれぞれ測定する測定部6Aと、測定部6Aが測定したフランジ直角度及びウェブ反り量に基づいて矯正ローラ装置6Bを制御する制御部(図示せず)と、を備えている。
矯正ローラ装置6Bは、図5に示すように、H姿勢のH形鋼10のウェブ11を上下両面側から挟み拘束する二対のウェブ用ロール31,31,31,31と、H形鋼10のフランジ12,12のウェブ11とは反対側の面(以下「外面」と記す)を外側から押圧する傾動可能なフランジ用ロール32,32と、を備えている。
ウェブ用ロール31は、ロール軸31aがH形鋼10のウェブ高さ方向と平行をなすように配されており、H形鋼10のフランジ直角度不良を冷間矯正する際にフランジ用ロール32の押圧圧力によってウェブ11が座屈することを防止するために、ウェブ11を上下両面側から挟んで拘束している。図5においては、ウェブ高さ方向に間隔をあけて二対のウェブ用ロール31が並べられているが、ウェブ用ロール31の数はこれに限定されるものではなく、ウェブ11を拘束することができるならば一対でもよいし三対以上でもよい。
また、フランジ用ロール32,32は、ロール軸32aがフランジ幅方向と略平行をなすように配されているが、ロール軸32aは傾動可能とされている。
一方、測定部6Aは、矯正ローラ装置6B(ウェブ用ロール31及びフランジ用ロール32)の形鋼搬送方向上流側に配されており、矯正ローラ装置6Bに導入されるH形鋼10のフランジ直角度及びウェブ反り量をそれぞれ測定するようになっている。
フランジ直角度及びウェブ反り量の測定方法について、図6を参照しながら以下に説明する。H形鋼10のウェブ反り量δは、非接触式の距離計21(例えばレーザー距離計や超音波距離計等)によって測定されるようになっている。すなわち、複数個(図6の例では3個)の距離計21が、H形鋼10の搬送ライン9の上方にウェブ11の上面に対向するように配置されており、ウェブ高さ方向に沿って並べられている。
そして、距離計21がレーザー距離計である場合は、各距離計21は下方のH形鋼10のウェブ11の上面に向けてレーザーを照射し、ウェブ11の上面と距離計21との間の距離を測定するようになっている。これにより、ウェブ高さ方向に異なる複数点における前記距離が得られる。
これらの距離の測定結果は前記制御部に送られ、これらの距離の差から、ウェブ反り量δが算出される。なお、本発明におけるウェブ反りとは、図3に示すように、H形鋼10のウェブ高さ方向に沿ってウェブが湾曲することである。
また、H形鋼10のフランジ直角度は、非接触式の距離計22(例えばレーザー距離計や超音波距離計等)によって測定されるようになっている。すなわち、複数個(図6の例では、一方のフランジ12に対して3個)の距離計22が、H形鋼10の搬送ライン9の両側方にフランジ12の外面に対向するように配置されており、フランジ12の幅方向に沿って並べられている。
そして、距離計22がレーザー距離計である場合は、各距離計22は側方のH形鋼10のフランジ12の外面に向けてレーザーを照射し、フランジ12の外面と距離計22との間の距離を測定するようになっている。これにより、両フランジ12について、フランジ12の幅方向に異なる複数点における前記距離が得られる。
これらの距離の測定結果は前記制御部に送られ、これらの距離の差から、両フランジ12について、フランジ12の外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T2 が算出される。そして、これらウェブ高さ方向距離T2 から、各フランジ12とウェブ11とがなす角度θ’(フランジ直角度)がそれぞれ算出される。
制御部は、フランジ12とウェブ11とがなす角度θ’(フランジ直角度)の測定結果に基づいて、フランジ12とウェブ11とがなす角度を直角とする(フランジ直角度不良度をゼロにする)ためのフランジ用ロール32,32の傾動量(ロール軸32aの傾動角度Θ)及びフランジ用ロール32,32がフランジ12の外面を押圧する押圧圧力をそれぞれ算出し、フランジ12の傾きに対して逆向きにフランジ用ロール32,32を傾動させて、前記押圧圧力でフランジ12の外面を押圧してフランジ直角度不良の矯正を行うようになっている。
ただし、ウェブ高さ方向距離T2 から算出された角度θ’は、ウェブ反りの影響があるため、フランジ12とウェブ11とがなす実際の角度とは異なる。すなわち、図2に示すウェブ反りが生じていないH形鋼と、図3に示すウェブ反りが生じているH形鋼とでは、フランジ12とウェブ11とがなす角度θが同一であっても、ウェブ反り量δが加味されることにより誤差が生じるため、ウェブ高さ方向距離T1 よりもウェブ高さ方向距離T2 が大きな数値となる。
よって、ウェブ高さ方向距離T2 に基づいたフランジ直角度θ’によって、フランジ用ロール32の傾動量(ロール軸32aの傾動角度Θ)を算出すると、フランジ用ロール32によりフランジ直角度の矯正を行っても、矯正条件が適正ではないため、ウェブ11とフランジ12とのなす角度を直角に矯正できない場合がある。
そこで、制御部は、ウェブ高さ方向距離T2 に基づいて算出したフランジ直角度に対して、ウェブ反りによって生じるフランジ直角度の測定誤差分を、ウェブ反り量δの測定結果を用いて補正し、補正されたフランジ直角度に基づいて、フランジ用ロール32の傾動量(ロール軸32aの傾動角度Θ)及びフランジ用ロール32の押圧圧力を算出するようになっている。
以下、フランジ用ロール32の傾動角度Θの設定方法を、図7を参照して説明する。
図7は、ウェブ反りが生じているH形鋼10についてウェブ11の上面に対向させてウェブ高さ方向に等間隔で配列した3つの距離計21,21,21によりウェブ11上面までの距離LW1,LW2,LW3をそれぞれ測定し、図中の右側のフランジ12の外面に対向させてフランジ幅方向に等間隔で配列した3つの距離計22,22,22によりフランジ12外面までの距離LF1,LF2,LF3をそれぞれ測定する状態を示している。H形鋼10のウェブ11にはウェブ反りが生じており、フランジ12との接続部において角度αだけ水平方向から傾斜した状態となっている。
3つの距離計21,21,21でそれぞれ測定される距離LW1,LW2,LW3から、ウェブ反り量δは下記式(1)で求められる。
δ=[LW2−(LW1+LW3)/2]×W’/X ・・・(1)
ここで、W’はウェブの内法寸法であり、Xは右側の距離計21と左側の距離計21との距離である。
3つの距離計22,22,22でそれぞれ測定される距離LF1,LF2,LF3から、ウェブ高さ方向距離T2 が下記式(2)で求められ、本実施形態ではこのT2 を仮の直角度として求める。
2 =(LF1−LF3)×F/Y ・・・(2)
ここで、Fはフランジ幅であり、Yは上側の距離計22と下側の距離計22との距離である。
距離計22の測定結果から求められるウェブ高さ方向距離T2 は、ウェブ反りの発生によりウェブ11の上下方向からの傾きαと、フランジ12とウェブ10との交差角度の直角度からのずれ角度θとの合計の角度θ’だけフランジ12が上下方向から傾いていることに基づいて求められる値である。したがって、ウェブ11の上下方向からの傾きαが存在していることによるウェブ高さ方向距離の発生分を差し引くように、仮の直角度として求めたT2 を補正し、直角度T1 を求める。
ウェブ11とフランジ12との交差角度の直角度からのずれ角度θが生じていることによる、ウェブ高さ方向距離T1 を求めれば、このT1 を0とできるようにフランジ用ロール32を傾動させればよい。T1 は、下記式(3)により求めることができる。なお、図7中において破線で示したフランジ12は、実際のフランジの傾斜角度θ’から角度αだけ傾斜を差し引いた場合の仮想傾斜フランジを示すものである。
1 =T2 −(δ×F)/(W/2) ・・・(3)
ここで、Fはフランジ幅であり、Wはウェブ高さである。
式(3)によりT1 を求めたら、このT1 を0に修正できるだけのフランジ用ロール32の傾動角度Θ(図5を参照)を設定する。ウェブ高さ方向距離T1 を0にするためには、フランジ用ロール32の押付けにより、フランジをθだけフランジの傾斜方向とは逆に曲げ変形させられる角度Θに設定すればよいが、変形時のスプリングバック量も考慮する必要がある。
なお、H形鋼10の搬送ライン9の上方には、H形鋼10全体の姿勢(傾き)を測定するための非接触式の距離計23(例えばレーザー距離計や超音波距離計等)も配置されている。すなわち、複数個(図6の例では2個)の距離計23が、H形鋼10の搬送ライン9の上方にウェブ11の上面に対向するように配置されており、ウェブ高さ方向に沿って並べられている。そして、これらの距離計23は、距離計21よりもウェブ高さ方向外側に配されており、これらの距離計23がレーザー距離計である場合は、ウェブ11とフランジ12との接続部分近傍にレーザーを照射するようになっている。
各距離計23は下方のH形鋼10のウェブ11の上面に向けてレーザーを照射し、ウェブ11の上面と距離計23との間の距離を測定するようになっている。これにより、ウェブ高さ方向に異なる複数点における前記距離が得られる。これらの距離の測定結果は制御部に送られ、これらの距離の差から、H形鋼10全体の姿勢(傾き)が算出される。ウェブ反りによって生じるフランジ直角度の測定誤差を、ウェブ反り量δの測定結果を用いて補正する際には、上記のようにして算出したH形鋼10全体の姿勢(傾き)の影響も加味されるようになっている。
このように、ウェブ反りによって生じるフランジ直角度の測定誤差が補正されて、ウェブ11とフランジ12とのなす正しい角度θが算出されるため、ウェブ11とフランジ12とのなす角度θに適した傾動量で傾動したフランジ用ロール32にて矯正が行われる。よって、H形鋼10にウェブ反りが生じている場合であっても、フランジ直角度不良を高精度で矯正することが可能である。その結果、補正を行わない場合と比較して、フランジ直角度が許容範囲から外れたH形鋼10が製造される割合を低減することができる。
以上のようにして長手方向の反り及びフランジ直角度不良が矯正され所望の形状の製品とされたH形鋼10は、搬送ライン9によって検査工程8に搬送され、寸法等が測定された後に出荷工程に搬送される。ウェブ反りの程度が許容範囲外である場合は、ウェブ反りを矯正するウェブ反り矯正機に搬送して、別途矯正を行うことが好ましい。
なお、本実施形態は本発明の一例を示したものであって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
例えば、本発明を適用できるH形鋼のサイズは特に限定されるものではなく、大型や小型など、あらゆるサイズのH形鋼に対して適用可能である。例えば、ウェブ高さが250〜1000mm、フランジ幅が125〜500mm、長さが6〜34mのH形鋼に対して好適である。
また、本実施形態においては、フランジ直角度矯正装置6をH形鋼製造設備中に設置した例を説明したが、H形鋼製造設備外においてフランジ直角度矯正装置6を使用することも可能である。
さらに、フランジ直角度矯正装置6をはじめとしてH形鋼製造設備におけるH形鋼10の姿勢は、特に限定されるものではないが、本実施形態においては、ウェブ11が水平をなしフランジ12,12が鉛直をなす姿勢(いわゆるH姿勢)とした場合を例にして説明した。ただし、ウェブ11が鉛直をなしフランジ12,12が水平をなす姿勢(いわゆるI姿勢)とすることもできる。
フランジ直角度矯正装置6におけるH形鋼10の姿勢がH姿勢である場合は、図5に示すように、ウェブ用ロール31はロール軸31aが水平をなすように設置され、フランジ用ロール32はロール軸32aが鉛直をなすように設置されるが、I姿勢である場合は、ウェブ用ロール31はロール軸31aが鉛直をなすように設置され、フランジ用ロール32はロール軸32aが水平をなすように設置される。
〔実施例〕
以下に実施例を示して、本発明をさらに具体的に説明する。ウェブ反りによって生じるフランジ直角度の測定誤差を補正してフランジ直角度の矯正を行った場合と、該補正を行わずにフランジ直角度の矯正を行った場合とで、矯正結果を比較する試験を行った。結果を図8のグラフに示す。
図8の(a)は、前記補正を行わずにフランジ直角度の矯正を行った場合の結果を示すグラフである。すなわち、フランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T2 の測定結果は、ウェブ反りによって生じる誤差を含んでいるが、フランジ用ロールが修正するフランジの傾動量を、誤差を含むウェブ高さ方向距離T2 に基づいて算出した傾動量に設定して、フランジ直角度の矯正を行った場合の結果である。ここで、グラフ中の縦軸は矯正前後でのT1 の変化量を実測により求めた値であり、横軸はフランジ用ロールが傾動させたフランジの傾動量である。
図8の(a)のグラフから分かるように、フランジ用ロールによって傾動させた傾動量と、矯正によって生じたフランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T1 の変化量との間には、明確な相関性が見られなかった。これは、試験材によってウェブ反り量が異なるため、ウェブ反りによって生じる誤差の影響により、矯正の結果がバラバラになるためと考えられる。
これに対して、図8の(b)は、前記補正を行ってフランジ直角度の矯正を行った場合の結果を示すグラフである。すなわち、ウェブ高さ方向距離T2 の測定結果を補正して、ウェブ高さ方向距離T2 の測定結果が、ウェブ反りによって生じる誤差を含まないようにし、フランジ用ロールにより傾動させるフランジの傾動量を、ウェブ高さ方向距離T2 を補正したT1 に基づいて算出した傾動量に設定して、フランジ直角度の矯正を行った場合の結果である。
図8の(b)のグラフから分かるように、フランジ用ロールによって傾動させた傾動量と、矯正によって生じたフランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T1 の変化量との間には、明確な相関性が見られ、ウェブ反り量がどのような大きさであっても、フランジ直角度不良を高精度で矯正することが可能であった。
6 フランジ直角度矯正装置
6A 測定部
6B 矯正ローラ装置
10 H形鋼
11 ウェブ
12 フランジ
21 距離計
22 距離計
31 ウェブ用ロール
32 フランジ用ロール

Claims (4)

  1. 少なくとも一対のウェブ用ロールでH形鋼のウェブを両面側から挟み拘束しつつ、傾動可能なフランジ用ロールでフランジ外面を押圧して前記H形鋼のフランジ直角度を矯正するH形鋼のフランジ直角度矯正方法であって、
    前記フランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T 2 を測定するとともにウェブ反り量δを測定し、これらの測定結果に基づいて、下記式(3)によリウェブ反りがない時のフランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T 1 を求め、求めたT 1 を0とできるように、前記フランジ外面を押圧する前記フランジ用ロール傾動量を制御することを特徴とするH形鋼のフランジ直角度矯正方法。
    1 =T 2 −(δ×F)/(W/2) ・・・(3)
    ただし、Fはフランジ幅であり、Wはウェブ高さである。
  2. ウェブ面に対向させてウェブ高さ方向に等間隔で配列した3つの距離計により、それぞれの距離計から前記ウェブ面までの距離L W1 ,L W2 ,L W3 をそれぞれ測定し、測定した距離L W1 ,L W2 ,L W3 から下記式(1)により前記ウェブ反り量δを求め、
    前記フランジ外面に対向させてフランジ幅方向に配列した2つの距離計により、それぞれの距離計から前記フランジ外面までの距離L F1 ,L F3 をそれぞれ測定し、測定した距離L F1 ,L F3 から下記式(2)により前記フランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T 2 を求めることを特徴とする請求項1に記載のH形鋼のフランジ直角度矯正方法。
    δ=[L W2 −(L W1 +L W3 )/2]×W’/X ・・・(1)
    ただし、W’はウェブの内法寸法であり、Xは、配列した3つの距離計のうち両外側の距離計間の距離である。また、L W1 、L W3 は、配列した3つの距離計のうち両外側の距離計で測定した距離計から前記ウェブ面までの距離であり、L W2 は、配列した3つの距離計のうち中央の距離計で測定した距離計から前記ウェブ面までの距離である。
    2 =(L F1 −L F3 )×F/Y ・・・(2)
    ただし、Fはフランジ幅であり、Yは2つの距離計間の距離である。
  3. H形鋼のウェブを両面側から挟み拘束する少なくとも一対のウェブ用ロールと、前記H形鋼のフランジ外面を押圧する傾動可能なフランジ用ロールと、を備え、前記H形鋼のフランジ直角度を矯正するH形鋼のフランジ直角度矯正装置であって、
    前記ウェブ用ロール及び前記フランジ用ロールに導入される前記H形鋼の前記フランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T 2 及びウェブ反り量δをそれぞれ測定する測定部と、前記測定部が測定したウェブ高さ方向距離T 2 及びウェブ反り量δに基づいて、下記式(3)によリウェブ反りがない時のフランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T 1 を求め、求めたT 1 を0とできるように、前記フランジ外面を押圧する前記フランジ用ロール傾動量を制御する制御部と、を備えることを特徴とするH形鋼のフランジ直角度矯正装置。
    1 =T 2 −(δ×F)/(W/2) ・・・(3)
    ただし、Fはフランジ幅であり、Wはウェブ高さである。
  4. 前記測定部は、ウェブ面に対向させてウェブ高さ方向に等間隔で配列した3つの距離計により、それぞれの距離計から前記ウェブ面までの距離L W1 ,L W2 ,L W3 をそれぞれ測定し、測定した距離L W1 ,L W2 ,L W3 から下記式(1)により前記ウェブ反り量δを求め、 前記フランジ外面に対向させてフランジ幅方向に配列した2つの距離計により、それぞれの距離計から前記フランジ外面までの距離L F1 ,L F3 をそれぞれ測定し、測定した距離L F1 ,L F3 から下記式(2)により前記フランジ外面のフランジ幅方向両端間のウェブ高さ方向距離T 2 を求めることを特徴とする請求項3に記載のH形鋼のフランジ直角度矯正装置。
    δ=[L W2 −(L W1 +L W3 )/2]×W’/X ・・・(1)
    ただし、W’はウェブの内法寸法であり、Xは、配列した3つの距離計のうち両外側の距離計間の距離である。また、L W1 、L W3 は、配列した3つの距離計のうち両外側の距離計で測定した距離計から前記ウェブ面までの距離であり、L W2 は、配列した3つの距離計のうち中央の距離計で測定した距離計から前記ウェブ面までの距離である。
    2 =(L F1 −L F3 )×F/Y ・・・(2)
    ただし、Fはフランジ幅であり、Yは2つの距離計間の距離である。
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