JPH0829348B2 - H形鋼の矯正方法 - Google Patents

H形鋼の矯正方法

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JPH0829348B2
JPH0829348B2 JP63172646A JP17264688A JPH0829348B2 JP H0829348 B2 JPH0829348 B2 JP H0829348B2 JP 63172646 A JP63172646 A JP 63172646A JP 17264688 A JP17264688 A JP 17264688A JP H0829348 B2 JPH0829348 B2 JP H0829348B2
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淳 畠中
和郎 大森
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川崎製鉄株式会社
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、H形鋼のフランジ直角度の矯正方法に関す
る。
<従来の技術> 一般に、H形鋼は第8図に示すように同軸上に設けら
れたそれぞれ一対の左右垂直ロール2a,2bと上下水平ロ
ール3a,3bとを有するユニバーサルミル4により熱間圧
延成形されてから、所定の長さに切断され、クーリング
ベッドにおいて冷却された後、ローラ矯正機などにより
反りや曲がりが矯正される。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、圧延成形されたH形鋼1は、圧延時に
おける上下水平ロール3a,3bの摩耗度の差やガタ,弾性
変形などによってロールが軸方向に動くため、一例とし
て第9図(a)に示すように、H形鋼1のフランジ1aの
厚みは左右,上下で異なったり、またフランジ1aの内面
1a′と外面1a″との温度差やフランジ1aとウエブ1bとの
結合部1c,1c′とフランジ1aとの温度差、さらには冷却
過程における冷却条件の違いなどによって、第9図
(b),(c),(d)などに示すような変形を生じや
すい。
このようなフランジの形状不良が発生した場合は、通
常のローラ矯正機では矯正することができず、プレス矯
正とか加熱矯正などの特殊な手段を要することになるの
で、これらの作業はすべて作業者の熟練度に左右され、
作業性や生産性,省力,品質などの面で大きな問題とな
っているのが実情である。
このような問題に対処する手段として、例えば特公昭
55-3092号公報などに開示されているように、フランジ
を外側から押し込むことにより直角度を矯正する方法が
提案されている。
しかし、この方法では、フランジ直角度の矯正効果は
フランジ押し込みローラによって決定されるのである
が、このフランジ押し込みローラは矯正中の反力を受け
つつ押し込み量を制御するため、その動作機構が複雑に
なるという欠点があり、また、H形鋼の長手方向に直角
度不良量に差が生じてしまうため、各部におけるスプリ
ングバックに違いが生じて正確な矯正ができないなどの
問題があった。
本発明は、上記のような課題を解消すべくなされたも
のであって、自動化の可能なH形鋼の矯正方法を提供す
ることを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明は、H形鋼の直角度不良側のフランジを押し込
むフランジ押し込みローラと、もう一方のフランジをガ
イドするフランジガイドローラと、前記直角度不良側の
フランジに近接して設置しウエブを挟持するとともにウ
エブの幅方向に移動可能な一対のウエブ拘束ローラと、
H形鋼の直角度不良量を測定する形状センサとを備えた
矯正装置を用いてH形鋼のフランジ直角度を矯正する方
法において、前記形状センサの直角度不良量の測定値に
基づいて前記フランジ押し込みローラの角度を調整し
て、該フランジ押し込みローラの面を前記直角度不良側
のフランジの面に一致させる第1の工程と、前記直角度
不良量の測定値と予測されたスプリングバック量との関
係から前記ウエブ拘束ローラの拘束位置を決定するとと
もに、所定の拘束力でウエブの両側を拘束させる第2の
工程と、前記フランジ押し込みローラを所定の押し込み
量に設定して前記フランジの直角度を矯正させる第3の
工程と、からなることを特徴とするH形鋼の矯正方法で
ある。
また、前記第2の工程に、距離計を用いてウエブの一
方の表面までの距離を測定し、この距離信号に応じてウ
エブの一方の表面と前記ウエブ拘束ローラの面との間の
必要な間隙量を演算し、前記ウエブ拘束ローラを位置決
めする工程を付加するのがよい。
<作用> 以下に、本発明の原理について図面に基づいて説明す
る。
第3図に示すような直角度の不良量aなるフランジ1a
を矯正する場合、フランジ1aの下方でフランジの中心点
1cから距離dの位置A点に、例えばローラ2などにより
Fなる力でΔyだけ押し込み、その押し込み位置P(2
点鎖線で示すフランジの位置)とする。このとき、フラ
ンジのスプリングバック量をSとし、フランジが直角に
なる状態(点線で示す)から距離lなるウエブ1bの側面
の位置B点に、例えばローラ3,3によりRなる力で拘束
しておくものとする。
そこで、ウエブ高さ:600mm×フランジ幅:300mm×ウエ
ブ厚さ:12mm×フランジ厚さ:17mmのH形鋼を用いて、フ
ランジ押し込み力F,ウエブ拘束力Rを十分大きくして、
フランジが直角の位置(直角度不良量aが0の状態)か
ら押し込み量Δyを10mmの一定値として、ウエブ1bを拘
束する距離lとスプリングバック量Sとの関係を調べた
ところ、第4図に示すような特性が得られた。
この図からわかるように、スプリングバック量Sは、
押し込み量Δyを一定にすると、距離lの大きさによっ
て変化する。したがって、直角度を矯正するには、前記
距離lの大きさを制御することにより可能となる。
このウエブの拘束距離lの与え方について、第5図を
用いて説明する。
まず、矯正前のH形鋼の形状から、前出第2図に示す
直角度の不良量aを予め測定する。そして設定すべき距
離lをl0と仮定して、第5図からスプリングバック量S
を求め、ついで押し込み量Δyを決め、フランジの矯正
すべき位置Pを設定する。
このとき、直角度の不良量aがスプリングバック量S
よりも大きい場合、すなわち、a>Sの状態で矯正する
場合は、スプリングバック安定領域とみなせるから、フ
ランジ押し込み量Δyを図中に示すQ1点で与えればよ
い。ここで、たとえ不良量aが変動して押し込み量Q1
±ΔQ1だけ変動したとしても、スプリングバック量Sは
S1一定となって矯正すべき位置Pは固定されるので、矯
正後のフランジの形状は一定である。
しかし、実際には、直角度の不良量aはスプリングバ
ック量Sよりも小さい場合、すなわち、a<Sの場合が
多く、したがって、スプリングバック不安定領域で矯正
する場合が多いから、このような状態で押し込み量Δy
をQ2点で与える場合は不良量aが変動することになる。
いま、押し込み量Q2が−ΔQ2だけ変動したとすると、S
は当然のことながらS3と小さくなる。そこで、ウエブの
拘束距離lをl0からl2に変更して移動させることによ
り、スプリングバック量SをS2一定とすることができる
から、矯正後のフランジの形状は一定となる。
つぎに、上記のようなフランジ1aの直角度の不良量a
を矯正する場合に、第6図に示すように、ウエブ1bの表
面とローラ3の面との間にgなる間隙を設けたときのス
プリングバック量Sに及ぼす影響を調べてみた。
第7図は、ウエブ高さ:600mm×フランジ幅:200mm×ウ
エブ厚さ:11mm×フランジ厚さ:17mmのH形鋼を用いて、
フランジ中心点1cからの距離lが84mmの点にフランジ押
し込み量Δyを5mm一定として押し込んだときのフラン
ジ端Pと荷重点Aとにおける間隙量g(mm)とスプリン
グバック量S(mm)との関係を示したものである。
この図から明らかなように、間隙量gを変化すること
によって、フランジ端P点および荷重点A点でのスプリ
ングバック量SP,SAが大きく変化することがわかる。こ
のことは、ローラ3を一定位置に固定した場合に、間隙
量gの変動はウエブ厚さの変動と同一であるとみなすこ
とができる。
すなわち、間隙量gの変動量をΔgとし、スプリング
バック量Sの変動量をΔSとすると、それらの関係は
(ΔS/Δg)>1となり、間隙量gの変動がスプリング
バック量Sに大きく影響を与えることになる。
それ故、このような現象を利用してスプリングバック
量Sを調整すると、その移動量がフランジを矯正するロ
ーラ2を動かす移動量に比べて小さいから、矯正の応答
性が良くなるのである。
したがって、H形鋼の直角度矯正においては、フラン
ジ押し込み量Δyを調整するとともに、ウエブを拘束す
るローラ3の間隙量gを一定に保持することが必要であ
ることがわかる。
<実施例> 以下に、本発明方法に係る実施例について、図面を参
照して詳しく説明する。
〔実施例1〕 第1図は、本発明に用いられる矯正装置の第1の実施
例を示す正面図である。
図において、11は、直角度の不良なH形鋼1のフラン
ジ1aの中心1cからdの位置でフランジ1aを押し込み力F
によって押し込むフランジ押し込みローラであって、そ
の支持部材12の下面の一端が昇降ガイド13の上面の一端
とピン14で回動可能に結合され、その下面のもう一端が
角度調整シリンダ15を介してフランジ押し込みローラ11
の面がフランジ1aの面に一致するように昇降ガイド13の
上面のもう一端と傾動可能に結合される。この昇降ガイ
ド13は、押し込みシリンダ16によって、フランジ押し込
みローラ11に所定の押し込み量Δyを設定するように昇
降可能とされる。また、17は、H形鋼1のもう一方のフ
ランジ1a′をガイドするフランジガイドローラであり、
支持部材18で支持される。
19は、矯正中のH形鋼1のウエブ1bをフランジ1aが直
角度になる位置からlなる距離の位置において、拘束力
Rで拘束するウエブ拘束ローラであり、その支持部材20
を介してウエブ拘束シリンダ21によって拘束力Rが調整
される。このウエブ拘束シリンダ21は、ウエブ拘束ロー
ラ位置決めシリンダ22によってウエブ1bの高さ方向に移
動され、直角なフランジ1aからのウエブ拘束ローラ19の
距離lの大きさが調整可能とされる。なお、このウエブ
拘束ローラは、ウエブ1bの両側に一対配置され、ウエブ
1bの両側が同時に拘束されるように構成される。
23は、矯正中のH形鋼1のウエブ1bを、前記ウエブ拘
束ローラ19からxなる間隔をおいて配置されてガイドす
るウエブ固定ガイドローラであり、その支持部材24を介
してウエブガイドシリンダ25によってウエブ1b面への抑
え力が調整される。なお、このウエブ固定ガイドローラ
23は、ウエブ1bの両側に一対配置され、ウエブ1bの両側
が同時にガイドされるように構成される。
なお、前記ウエブ固定ガイドローラ23は、図示しない
テーブルローラがフランジ1aを支持しているので必ずし
も必要としないが、寸法の大きいH形鋼1を矯正する場
合はウエブ1bに曲がりや極端な場合は座屈を生じさせな
いためには設ける方が好ましい。
26は、例えば距離計のような形状センサであり、フラ
ンジ1aの直角度不良量aを測定する。
27は、演算制御装置であり、前記形状センサ26の測定
信号を入力して、押し込みシリンダ16,角度調整シリン
ダ15を介してフランジ押し込みローラ11の押し込みの角
度θ,押し込み量Δyを調節するとともに、ウエブ拘束
ローラ位置決めシリンダ22を介してウエブ拘束ローラ19
の拘束位置を調節する機能を有する。
このように構成された矯正装置を用いて形状不良なH
形鋼1のフランジ1aを矯正する手順について、以下に説
明する。
(1)まず、H形鋼1のフランジ1aの直角度不良量a
を、形状センサ26で測定する。
(2)演算制御装置27において、この測定された直角度
不良量aに基づいて演算処理を行い、角度調整シリンダ
15を操作してフランジ押し込みローラ11の支持部材12の
角度θを調整して、フランジ押し込みローラ11の面をフ
ランジ1aの面に一致させる。
(3)また、スプリングバック量Sを予測し、フランジ
1aの直角度不良量aとの関係からウエブ1bの拘束位置l
を決めて、ウエブ拘束ローラ位置決めシリンダ22によっ
てウエブ拘束ローラ19をウエブ1bの高さ方向に設定し、
さらにウエブ拘束シリンダ21を操作して、ウエブ拘束ロ
ーラ19を所定の拘束力Rでウエブ1bの両側に拘束され
る。同時に、ウエブガイドシリンダ25を操作して、ウエ
ブ固定ガイドローラ23を所定の拘束力Rでウエブ1bの両
側に拘束させる。
(4)さらに、押し込みシリンダ16を操作して、フラン
ジ押し込みローラ11に所定の押し込み量Δyを設定す
る。
(5)このフランジ1aの矯正状況は、形状センサ26によ
って連続的に測定され、この不良量aの変化量とウエブ
拘束ローラ19の位置lとが制御装置によって比較され
て、常にスプリングバック後のフランジ形状が直角にな
るようにウエブ拘束ローラ19の位置がウエブ拘束ローラ
位置決めシリンダ22によって制御される。
(6)上記の(1)〜(5)の各手順を、H形鋼1を移
動ささせながらフランジ1aの長手方向に連続的に施すこ
とにより、フランジ1aの直角度不良度が矯正される。
なお、ここでフランジ1aの矯正中におけるウエブ拘束
ローラ19の移動方法について説明する。
フランジ1aに矯正力Fを加えて矯正する場合のウエブ
1bにおける反力(拘束力)Rの大きさは、矯正力Fの大
きさと同等かそれ以下であることが、矯正理論から明ら
かである。すなわち、ウエブ拘束ローラ19に作用する拘
束力Rは、矯正力Fとの間に以下の関係がある。
R=(d/x)・F 一般に、H形鋼はウエブ高さはフランジ幅よりも大き
いからx>dとなり、したがってR<Fとなる。そこ
で、ウエブ拘束ローラ19の移動に必要な力は、ウエブ拘
束ローラ19とウエブ1bとの摩擦係数をμとするとμ・R
で表されるから、比較的小さな力で移動することが可能
であることが分かる。それ故、ウエブ拘束ローラ19の移
動機構は、上記したようにコンパクト化することが可能
である。
なお、上記の実施例では一方のフランジ部の矯正につ
いてのみ説明したが、反対側のフランジ部についても同
様に矯正を施すことが可能であることはいうまでもな
い。
〔実施例2〕 第2図は、本発明に用いられる矯正装置の第2の実施
例の要部のみを示す正面図である。
図において、28は、ウエブ1bの一方の表面までの距離
を測定する距離計であり、矯正装置の入側に設けられ
る。そして、その測定信号は演算制御装置27に入力され
る。
演算制御装置27においては、ウエブ1bの一方の表面と
ウエブ拘束ローラ19の面との間の必要な間隙量gを演算
して、ウエブ拘束シリンダ21を介してウエブ拘束ローラ
19の位置を設定する。
そこで、H形鋼1が矯正装置に送り込まれてくると、
前記した実施例1の動作に合わせて、距離計28が測定を
開始し、ウエブ1bの表面とウエブ拘束ローラ19の面との
距離が一定の間隙gが設けられるように、ウエブ拘束シ
リンダ21を調整し、ウエブ拘束ローラ19の位置決めを行
って矯正する。
このように、この実施例では、H形鋼1が矯正中にウ
エブ1bの厚さがたとえ変動しても、ウエブ拘束ローラ19
の面との距離を常に一定に保つことができるから、前記
した実施例1の直角度不良量の矯正と組み合わせること
により、その制御精度を高めることができる。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、矯正時におけ
るフランジのスプリングバック量を一定にするようにし
たので、精度の高い矯正を施すことが可能であり、また
矯正装置もコンパクトに構成することができるから、コ
ストの低減を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いられる矯正装置の第1の実施例
を示す正面図、第2図は、本発明に用いられる第2の実
施例の要部を示す正面図、第3図は、フランジ押し込み
量とスプリングバック量の関係の原理を説明する部分正
面図、第4図は、ウエブ拘束ローラの設定距離とフラン
ジのスプリングバック量の関係を示す特性図、第5図
は、フランジ押し込み量とフランジのスプリングバック
量の関係を示す特性図、第6図は、ウエブ面とウエブ拘
束ローラとの間隙設定の原理を説明する部分正面図、第
7図は、スプリングバック量に及ぼすウエブ拘束ローラ
の間隙の影響を示す特性図、第8図は、H形鋼の圧延状
況を示す正面図、第9図は、従来例における問題点を説
明する正面図である。 1……H形鋼,2……垂直ロール,3……水平ロール,11…
…フランジ押し込みローラ,13……昇降ガイド,15……角
度調整シリンダ,16……押し込みシリンダ,17……フラン
ジガイドローラ,19……ウエブ拘束ローラ,21……ウエブ
拘束シリンダ,22……ウエブ拘束ローラ位置決めシリン
ダ,23……ウエブ固定ガイドローラ,25……ウエブガイド
シリンダ,26……形状センサ,27……演算制御装置,28…
…距離計。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】H形鋼の直角度不良側のフランジを押し込
    むフランジ押し込みローラと、もう一方のフランジをガ
    イドするフランジガイドローラと、前記直角度不良側の
    フランジに近接して設置しウエブを挟持するとともにウ
    エブの幅方向に移動可能な一対のウエブ拘束ローラと、
    H形鋼の直角度不良量を測定する形状センサとを備えた
    矯正装置を用いてH形鋼のフランジ直角度を矯正する方
    法において、 前記形状センサの直角度不良量の測定値に基づいて前記
    フランジ押し込みローラの角度を調整して、該フランジ
    押し込みローラの面を前記直角度不良側のフランジの面
    に一致させる第1の工程と、 前記直角度不良量の測定値と予測されたスプリングバッ
    ク量との関係から前記ウエブ拘束ローラの拘束位置を決
    定するとともに、所定の拘束力でウエブの両側を拘束さ
    せる第2の工程と、 前記フランジ押し込みローラを所定の押し込み量に設定
    して前記フランジの直角度を矯正させる第3の工程と、 からなることを特徴とするH形鋼の矯正方法。
  2. 【請求項2】前記第2の工程に、距離計を用いてウエブ
    の一方の表面までの距離を測定し、この距離信号に応じ
    てウエブの一方の表面と前記ウエブ拘束ローラの面との
    間の必要な間隙量を演算し、前記ウエブ拘束ローラを位
    置決めする工程を付加することを特徴とする請求項1記
    載のH形鋼の矯正方法。
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