JP5959555B2 - ポケットを備える編地の編成方法 - Google Patents

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Description

この発明はポケットを備える編地の編成方法に関し、特にポケットの挿入口(開口)が斜め向きの編地の編成方法に関する。
特許文献1(特開2005-89887)は、セーター等の衣類の前身頃と後身頃との境界に、ポケットを無縫製で編成する方法を開示している。特許文献1では、筒状の身頃と筒状のポケットとを編成し、ポケットを前身頃と後身頃とに接合する。そして接合と同時に、ポケットの編地に減らし処理などを行い、ポケットの編地を成型する。そして編成後に、ポケットを身頃の内側へ押し込む。このようにすると、無縫製でポケットを身頃に取り付けることが出来る。ポケットには手などを入れるための挿入口があり、特許文献1ではポケットの挿入口はウェール方向を向き、セーターとしては真っ直ぐに上向きとなる。これは前身頃と後身頃との境界に筒状のポケットを接合して行くからである。
特許文献1はさらに、ポケットの下部で、挿入口の一部を前身頃の内側を向くように傾斜させることを開示している。そしてこのため、ポケットの接合の途中で、前身頃の端部の編目を減らして、ポケットと前身頃の端部とを接合することにより、ポケットの編目が前身頃の内側に入り込むようにする。またポケットの編目が前身頃の内側に入り込んでいる部分では、ポケットの編目の上部に前身頃の編目を形成する。このためポケットのウェールに前身頃のウェールが接続される。
特開2005-89887
特許文献1の編成方法では、ポケットの挿入口全体を斜めに向けるのは難しい。またポケットの挿入口全体でなくても、挿入口の大部分を斜めに向けることも難しい。
この発明の課題は、前身頃あるいはパンツの前部等のベース編地に対して、ポケットの挿入口を大きな範囲で、例えば挿入口全体を、斜めに向けることが出来る編成方法を提供することにある。
この発明のポケットを備える編地を編成する方法では、少なくとも前後一対の針床を備え、前後一対の針床間で編目の目移しが自在で、かつ少なくとも一方の針床を、他方の針床に対して、針床の長手方向に沿ってラッキング自在な横編機を用いる。そして横編機により、衣類のベースとなるベース編地に、挿入口が斜めを向くポケットが接合されている編地を編成する。針床は前後上下の4枚でも良く、またトランスファージャックベッド等の追加のベッドを備えていても良い。挿入口は例えば全体が斜めを向き、特に衣類の場合、前身頃の内側へ斜め上方を向いていると、手をポケットに入れやすい。編地は筒状編地、筒の前方等が開いているC字状編地、あるいは平編地のいずれでも良い。
この発明では、
a: ポケットの挿入口の編成が始まる個所まで、ベース編地を編成する。
b: 前後一対の針床中の一方の針床で、ポケットの挿入口とベース編地との接合部付近でベース編地の編目を減らしながら、ベース編地の編目を減らした個所よりも、挿入口から遠い部分のベース編地を挿入口側へ移動させると共にベース編地を編成し、かつ前後一対の針床中の他方の針床で、ポケットの挿入口とベース編地との接合部付近でベース編地の編目を、前記減らした編目の数と略同数だけ増しながら、ベース編地を編成する。
c: ポケットの編地を編成することと並行して、前記一方の針床のベース編地と、他方の針床のベース編地とに、ポケットの編地を接合する。
d: b,cを、ポケットの編成と挿入口のベース編地への接合とが完了するまで行う。
e: そして残りのベース編地を編成する。
ベース編地は、前身頃と後身頃、あるいはパンツの前部と後部などから成り、全体として筒状あるいはC字状などで、無縫製ニットすることが好ましい。しかしベース編地は平編地でも良く、例えば前身頃等のインテグラルニット用の編地でも良い。インテグラルニットの場合、例えば前身頃の側端よりもやや内側の領域を一方の針床のベース編地、それよりも側端寄りの領域を他方の針床のベース編地とし、それらの間にポケットの編地を配置する。この場合、ポケットの編成開始までは、前身頃全体を一方の針床で編成しても良い。またポケットは編地の左右双方に設けても、左右の片方に設けても良い。編成する編地はセーター、カーディガン等の他、パンツ等でも良い。この発明では、bで減らす編目の数と増やす編目の数は例えば同じであるが、数目以下の範囲で異なっていても良い。
この発明では、減らしの目数と増やしの目数に対する、挿入口の長さの比に応じて、挿入口は斜めを向く。言い換えると同じ挿入口の長さでは、減らしの目数と増やしの目数が多いほど挿入口は水平に近づく。そして減らしの目数と増やしの目数を一定にすると、挿入口が長いほど挿入口は垂直に近づく。また減らし、増やしの目数は、編成が可能な範囲で、挿入口の傾斜の程度に応じて定める。このようにして、例えば挿入口全体が斜めのポケットを編成する。また後述のfを行わない場合、ベース編地を横編機から外すまではポケットの開口は上下を向き、横編機から外すとポケットの開口は斜めを向くようになる。なお筒状編地の場合、編地の編幅はポケットよりも下部でも上部でもほぼ同じで変わらない。そして例えば前編地の内側を向くようにポケットを編成すると、後編地の編目に続いて編成した編目、即ち後編地とウェールが連続する編目が、例えばポケットの上部で前編地側に入り込む。
好ましくは前記のdとeとの間に、
f: 接合が完了した後に、挿入口側へ移動させた一方の針床のベース編地を、bと逆方向に移動させると共に、他方の針床のベース編地を一方の針床へ回し込むことにより、挿入口を斜めにする処理を行う。fで、一方の針床のベース編地を元の位置へ戻し、他方の針床のベース編地を一方の針床へ回し込み、これに伴って、ベース編地が横編機に係止されている状態で、ポケットは斜めになる。そしてfの処理を行うことにより、ベース編地への袖の接合等が容易になる。
また好ましくは、ベース編地を下部から上部へ編成すると共に、eで、ポケット挿入口の上部に、他方の針床で編成し回し込みを行ったベース編地の編目に続けて、一方の針床でベース編地をさらに編成する。fで他方の針床のベース編地が一方の針床へ回し込まれるので、ポケットの接合部の上部には他方の針床のベース編地の編目のウェールと接続する編目のウェールが形成される。
好ましくは、ベース編地は前ベース編地と後ベース編地とから成り、一方の針床では前ベース編地を左右に2分した状態で編成すると共に、他方の針床では後ベース編地を左右に分けずに編成する。そして前ベース編地と後ベース編地とが接続されて、全体としてC字状で前開きのベース編地を構成し、かつベース編地の左右の各々にポケットの編地を接合する。
さらにbでは、減らしの目数と増やしの目数を1:1とし、かつ一方の針床では前ベース編地を減らしの目数の2倍に相当する距離でポケットの編地側へ移動させると共に、増やしの目数に相当する距離で、ポケットの編地をベース編地から遠ざかる方向へ移動させ、
fで、前ベース編地を移動させると共に、後ベース編地とポケットの編地を前ベース編地側へ、前記他方の針床から前記一方の針床へと回し込む。
このようにすると、左右一対の斜め向きのポケットを、前開きのカーディガン、パンツ等に編成できる。
好ましくは、cで、ポケットの編地をベース編地にタックにより接合する。ここで好ましくは、ベース編地とポケットの編地をインターシャ編成し、各々に別の給糸口から編糸を給糸する。タックにより接合するので、重ね目により接合する場合に比べ編成が容易で、かつ接合部が厚くならない。ポケットの編地とベース編地を同一の編糸で編成することもできるが、ポケットの編糸をベース編地の編糸よりも細くし、薄くしなやかなポケットにすることもできる。またポケットは平編地等の単純な編組織により編成することが好ましい。さらにインターシャ編成では、ポケットの編地でのウェールの方向と、ベース編地でのウェールの方向が、ほぼ平行になる。これに対して特許文献1では、ポケットの編地でのウェールの方向とベース編地でのウェールの方向は直角である。
横編機の要部平面図 編地の編成過程を編地の半身分だけ示し、a)は完成した編地を示し、b)はポケットの編成中の状態を、c)はポケットの編成完了時の状態を、d)はポケットよりも上部の編成を示す。 カーディガンの編成過程を示し、a)はポケットの下部までの編成を、b)はポケットの編成を、c)はポケットの編成を完了し、後身頃を前身頃側へ回し込んだ状態を、d)は完成したカーディガンを示す。 図3のカーディガンの針床上での状態を示し、a)はポケットの下部まで編成した状態を、b)はポケットの編成中の状態を、c)はポケットの上端を伏せ目し、針床から外した状態を、d)は後身頃を前身頃側へ回し込んだ状態を示す。
以下に、発明を実施するための最適実施例を示す。
図1は用いる横編機2を示し、4は前針床、6は後針床で、キャリッジ8が針床4,6上を往復して編目の形成と目移しとを行い、編糸は図示しない通常の給糸口、あるいはインターシャ用の給糸口等から給糸される。また例えば前針床4あるいは後針床6は、図1の左右方向(針床4,6の長手方向)に沿ってラッキング自在で、ラッキングと目移しとにより、編地の移動や針床4,6間での回し込み(回転を伴う編地の移動)ができる。10は横編機2のコントローラである。またポケットを有する編地は例えばインターシャ編成する。
図2は基本的な実施例を示し、a)は完成した前編地12(例えば前針床で編成)と、完成した後編地14(例えば後針床で編成)とを、半身分だけ示す。前編地12と後編地14とがベース編地に対応する。ポケット16では、挿入部18(手を入れるための開口)が、前編地12の側端(後編地14との境界)から前編地12の内側上部へ、斜め上向きに配置されている。矢印20は前編地12でのウェール方向を、矢印21は後編地14でのウェール方向を示し、例えばいずれも垂直上向きである。矢印22はポケット16でのウェール方向を示し、例えば挿入口18と平行に斜め上向きである。
b)では、編地12,14を、図示しない編出し部に続いて編成する。ポケット16の編成を開始するコースまで編成すると、表裏一対の編地から成るポケット16のインターシャ編成と、編地12,14との接合、及び編地12,14のインターシャ編成を行う。なお接合は例えばタックにより行う。接合部24の付近、例えば接合部24から10目までの範囲で、前編地12の編目を減らし、前編地12の編幅を減少させる。具体的には、b)のように、前編地12を、ポケット16と前編地12との接合部24へ向けて、図2の左側へ移動させ、重ね目を形成することにより編目を減らす。この結果、前編地12のウェール方向26は、図2の斜め左上向き、即ちポケット16側を向くように傾斜し、編目がない三角形の空白領域31が生じる。後編地14では、ポケット16と後編地14とを接合部25でタックにより接合し、接合部付近で増目して3角形の増目領域30を形成する。増目した目数だけ、後編地14を図2の右側へ移動させ、この結果、ウェール方向27は図2の例えば斜め右向きに傾斜する。なおポケット16でのウェール方向28は上向きである。また後編地14の増目と前編地12の減らし目は、例えば同じ目数だけ行い、目数の差は例えば数目以内とする。
c)のように、ポケット16の編成と、編地12,14との接合とを完了した時点で、ポケット16の上端まで編地12,14は編成されている。そして接合ライン29に沿って表裏のポケットの編地を接合することにより、ポケット16の編目を伏せ目し、ポケット16を針床の針から外す。この結果、ポケット16は、挿入部18が開いて他は閉じた袋となる。この時、後身頃14では三角形の領域32が図2の右側へ突き出している。
図2のd)で空白領域31を解消するように、前身頃12の編目を図2の右側へ移動し、これと並行して、後身頃14の増目領域30の編目を、前身頃12を係止している前針床側へ回し込む。この結果、挿入口18の上部には、後身頃14の編目に続いて形成した増目領域30とこれにウェールが連続する領域34の編目とが表れる。また編地12,14のウェール方向は例えば垂直上向きとなる。
この後、袖37,ネックホール36の周囲等の編成を行い、編地を横編機から外して、ポケット16を編地の内側へ入れると、通常のポケットとなる。なお筒状編地の左右一方にのみポケット16を設ける場合、領域32を前針床へ回し込んで、空白領域31を埋めても良い。
図3,図4はカーディガンの編成を示し、図2と同じ記号は同じものを表し、図2の実施例に関する説明は、原則として図3,図4の編成にも当てはまる。またベース編地には前身頃40と後身頃42とが対応する。図3のa)及び図4のa)では、ポケット16の編成直前まで前身頃40と後身頃42とを編成し、45は前身頃40中央部の開口である。図3のb)及び図4のb)では、ポケット16の編成等を行う。即ち、後身頃42を左右のポケット16、16に接合すると共に、接合部25の付近で編幅dに相当する増目を行う。このため後身頃42は編幅が左右に各々dずつ増加して、端部が開口45から離れる。前身頃40とポケット16を接合し、ポケット16との境界部で前身頃40の編目を編幅dに相当する目数だけ減らし、減らした編目数の例えば2倍だけ、前身頃40を開口45から離れるように移動させる。このため前身頃40の端部と後身頃42の端部は、針床上で向き合う位置に保たれる。そしてこれらの処理と並行して、ポケット16と前身頃40及び後身頃42のインターシャ編成を行う。後身頃42の編幅は左右双方に増加し、ポケット16を針床4,6に係止する位置は徐々に針床4,6の左右方向外側へ移動する。
前身頃40を減らす目数と後身頃42を増やす目数は例えば等しい。後身頃42では、左右両端で増やす編目を両外側へ移動させ、この結果領域32が生じる。前身頃40の両端は、後身頃42側の領域32,32の外側の端部と向き合った位置に保つ必要がある。このため前身頃40も左右の両外側へ移動させる必要がある。そして前身頃40の両端を、領域32,32の外側の端部と向かい合わせの位置に保つには、前身頃40を減らした目数分の長さdの例えば2倍だけ左右の両外側へ移動させる必要がある。このため、ウェールの向きは図3のb)のようになる。増目及び減らし目の目数分の距離をdで表すと、前身頃40を左右に移動させる距離は2dとなる。
ポケット16の上端まで編成すると、表裏一対の編地から成るポケット16の上端を伏目して針床の針から外す。この状態を図4のb)に示し、空白領域31,31を除くと、前針床4での編幅は後針床6での編幅よりも狭い。袖を取り付ける位置は、領域32と後身頃42との間が適切であるが、図4のb)のように身頃40,42と領域32とを針床4,6に支持させると、袖の接合が難しい。このため次ぎに前身頃40を開口45側へ戻すように移動させ、後身頃42の領域32を後針床6から前針床4へ回し込む。この状態を図3のc)と図4のd)に示し、前身頃40のウェール方向44は上向き、後身頃42のウェール方向43も上向きである。この後、袖37及びネックホール36まで編成し、カーディガンを完成する。編成後のカーディガンを図3のd)に示す。なおアームホールの下までしか編成しない場合、あるいはパンツなどで袖に対応するものがない場合は、図4のd)の処理は不要である。この場合は、図4のc)のように編地を針床4,6に支持した状態で、編地を編成すれば良い。
2 横編機
4 前針床
6 後針床
8 キャリッジ
10 コントローラ
12 前身頃
14 後身頃
16 ポケット
18 挿入口
20〜22 ウェール方向
24,25 接合部
26〜28 ウェール方向
29 接合ライン
30 増目領域
31 空白領域
32 領域
34 領域
36 ネックホール
37 袖
40 前身頃
42 後身頃
43,44 ウェール方向
45 開口

Claims (4)

  1. 少なくとも前後一対の針床を備え、前後一対の針床間で編目の目移しが自在で、かつ少なくとも一方の針床を、他方の針床に対して、針床の長手方向に沿ってラッキング自在な横編機により、衣類のベースとなるベース編地に、挿入口が斜めを向くポケットが接合されている、ポケットを備える編地を編成する方法において、
    a: ポケットの挿入口の編成が始まる個所まで、ベース編地を編成するステップと、
    b: 前後一対の針床中の一方の針床で、ポケットの挿入口とベース編地との接合部付近でベース編地の編目を減らしながら、ベース編地の編目を減らした個所よりも、挿入口から遠い部分のベース編地を挿入口側へ移動させると共にベース編地を編成し、かつ前後一対の針床中の他方の針床で、ポケットの挿入口とベース編地との接合部付近でベース編地の編目を、前記減らした編目の数と略同数だけ増しながら、ベース編地を編成するステップと、
    c: ポケットの編地を編成すると共に、前記一方の針床のベース編地と、他方の針床のベース編地とに、ポケットの編地を接合するステップとを実行すると共に、
    d: ステップb,cを、ポケットの編成と挿入口のベース編地への接合とが完了するまで行い、
    e: 残りのベース編地を編成するステップ、とを実行することを特徴とする、ポケットを備える編地の編成方法。
  2. 前記ステップdとステップeとの間に、
    f: 接合が完了した後に、挿入口側へ移動させた一方の針床のベース編地を、ステップbと逆方向に移動させると共に、他方の針床のベース編地を一方の針床へ回し込むことにより、挿入口を斜めにするステップを実行することを特徴とする、請求項1のポケットを備える編地の編成方法。
  3. 前記一方の針床では前ベース編地を左右に2分した状態で編成すると共に、前記他方の針床では後ベース編地を左右に分けずに編成し、前ベース編地と後ベース編地とが接続されて、全体としてC字状で前開きのベース編地を構成し、かつベース編地の左右の各々にポケットの編地を接合し、
    前記ステップbでは、前記減らしの目数と前記増やしの目数を1:1とし、かつ一方の針床では前ベース編地を前記減らしの目数の2倍に相当する距離でポケットの編地側へ移動させると共に、前記増やしの目数に相当する距離で、ポケットの編地をベース編地から遠ざかる方向へ移動させ、
    前記ステップfで、前ベース編地を移動させると共に、後ベース編地とポケットの編地を前ベース編地側へ、前記他方の針床から前記一方の針床へと回し込むことを特徴とする、請求項2のポケットを備える編地の編成方法。
  4. 前記ステップcで、ポケットの編地をベース編地にタックにより接合することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかのポケットを備える編地の編成方法。
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