JP2002339203A - 2層編地およびその編成方法 - Google Patents

2層編地およびその編成方法

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JP2002339203A
JP2002339203A JP2001142199A JP2001142199A JP2002339203A JP 2002339203 A JP2002339203 A JP 2002339203A JP 2001142199 A JP2001142199 A JP 2001142199A JP 2001142199 A JP2001142199 A JP 2001142199A JP 2002339203 A JP2002339203 A JP 2002339203A
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Japan
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knitted fabric
knitting
knitted
pocket
stitch
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JP2001142199A
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Kazuyoshi Okamoto
一良 岡本
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Shima Seiki Mfg Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Mfg Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベース編地と一体的に編成することができ
て、ニット衣料などのデザインを向上させることができ
るようなポケット付編地を得る。 【解決手段】 ポケット編地3は、ポケット口4に臨む
周縁部5を、編目の向きがベース編地2の編目の向きと
直交するように編成して形成する。ポケット編地3の周
囲は、ポケット口4を除いて、ベース編地2に編成の過
程で連結され、一体化されている。ポケット口4の周縁
部5には、リブ編みなどを形成することもでき、補強す
ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポケット付編地な
どの2層編地およびその編成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、セータやカーディガン等のニ
ット衣料には、身頃部分にポケットが付加されることが
多い。本件出願人は、たとえば特開平3−240548
号公報や特開平6−2248号公報などで、ベース編地
から分岐してポケット編地を一体に編成する先行技術を
開示している。特開平3−240548号公報では、ポ
ケットの開口部にリブ編地を形成して補強する技術を開
示している。特開平6−2248号公報では、ポケット
編地の下側になるベース編地の部分を他の部分と同じか
表編み組織にして、ポケット編地の部分を貼付けられた
ように盛り上がった状態で編成する技術を開示してい
る。
【0003】なお、ポケット編地で開口部の周縁となる
部分は、横編み組織でウェール方向の終端部となるの
で、何らかの方法で編目がほどけないようにしなければ
ならない。編目がほどけるのを防止する方法としては、
たとえば特開平5−86560号公報に開示されている
ような方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−24054
8号公報や特開平6−2248号公報で開示している技
術で編成されるポケット編地は、編目の向きがベース編
地の編目の向きと平行である。このために、ポケットを
付加してもニット衣料としてのデザイン向上にはあまり
寄与させることができない。ベース編地とは別に、ポケ
ットの形状に編地を作成し、この編地をベース編地に縫
着してポケットを形成すれば、ポケットのデザインは自
由であり、編地も自由に選択することができる。ただ
し、縫着は人手の作業となり、手間がかかる。特開平5
−86560号公報に開示されているような方法で、ポ
ケットの開口部の周縁を補強しても、デザインには寄与
させることはできない。
【0005】本発明の目的は、部分的に断面が2層構造
を有するポケット付編地などを一体的に編成することが
でき、ニット衣料などのデザインを向上させることがで
きる2層編地およびその編成方法を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1編地内
に、部分的に第2編地が重ねて形成され、断面が2層構
造を有する2層編地において、第2編地の少なくとも一
部は、第1編地の編目の向きと直交する編目の向きを有
する直交部となっており、第2編地の直交部の編み始め
側の周縁部分は、第1編地で該直交部に重なる部分と編
み始め側に隣接する部分との境界に形成される増し目ル
ープから編出され、第2編地の直交部の編み終り側の周
縁部分は、第1編地で該直交部に重なる部分と編み終り
側に隣接する部分との境界に編込まれて、それぞれ連結
して編成されていることを特徴とする2層編地である。
【0007】また本発明で、前記第2編地の直交部は、
リブ編みによって形成される編地を含むことを特徴とす
る。
【0008】また本発明で、前記第2編地は、開口して
ポケット口を形成する部分を除いて前記第1編地に接す
る周縁部が該第1編地に連結され、ポケットを編成して
いることを特徴とする。
【0009】また本発明で、前記第2編地の直交部は、
前記ポケット口に形成されることを特徴とする。
【0010】さらに本発明は、横編機を使用して、針床
の長手方向に平行なコースで編成される第1編地内に、
断面が2層構造となるように第2編地を重ねて形成しな
がら、第2編地の少なくとも一部に、第1編地の編目の
向きに直交する編目の向きで編成される直交部を有する
ように編成する2層編地の編成方法であって、第2編地
の編成開始位置まで、第1編地を編成するステップと、
第1編地で第2編地の直交部に重なる部分と、第1編地
で第2編地の直交部ににコースの一方側で隣接する部分
とをコース編成しながら、該重なる部分と該隣接する部
分とを該一方側に移動させるとともに、該重なる部分お
よび該隣接する部分の他方側の側端部に、それぞれ増し
目ループを形成することを繰返すステップと、第2編地
の直交部の編み始め側の周縁部分を、該一方側で隣接す
る第1編地の部分の側端部の増し目に続けて編み始める
ステップと、第1編地で第2編地にコースの他方側で隣
接する部分に、第1編地の重なる部分の側端部に形成さ
れている増し目と、第2編地の直交部の編目とを、順次
重ねながら編成していくことを繰返すステップとを含む
ことを特徴とする2層編地の編成方法である。
【0011】また本発明は、前記第2編地の直交部をコ
ース編成する際に、リブ編みを行うことを特徴とする。
【0012】さらに本発明は、自動横編機を使用して、
前述の2層編地の編成方法を実行するためのプログラム
である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるポケット付編地1の概略的な構成を示す。図1
(a)は部分的な正面視状態を示し、図1(b)は図1
(a)の切断面線B−Bから断面視した状態を示す。ポ
ケット付編地1は、第1編地であるベース編地2内に、
部分的に第2編地であるポケット編地3が重ねて形成さ
れ、断面が部分的に2層構造を有する2層編地である。
本実施形態のポケット編地3で、ポケット口4として開
口している部分に臨む周縁部5は、ベース編地2の編目
の向きと直交する編目の向きを有する。本実施形態のポ
ケット付編地1は、横編機で編成され、ベース編地2は
針床の長手方向がコース方向となるような編目の向きを
有する。ポケット編地3で周縁部5を除く本体部は、編
目の向きがベース編地2と平行である。周縁部5では、
編目の向きがベース編地2の編目の向きと直交してい
る。
【0014】ポケット編地3の編み始め部分および編み
終り部分は、ベース編地2と連結して編成されている。
ここで、ポケット付編地1の全体が図1の下から上に編
成される場合を想定すると、ポケット編地3の本体部6
は下縁側6aから編成を開始し、上縁側6bで編成を終
了し、周縁部5は一側縁5a側から編成を開始し、他側
縁5b側で編成を終了するようにして形成することがで
きる。ポケット編地3は、図1(b)に示すように、ベ
ース編地2の上に断面が2層となるように編成する必要
があり、かつ周縁部5と本体部6とは、編目の向きを直
交させなければならない。
【0015】図2は、図1に示すようなポケット付編地
1を構成するために必要な編地を、ベース編地2とポケ
ット編地3とに分けた状態を示す。ポケット付編地1を
図1の下方から横編機で編成する場合、ポケット編地3
の下端が編成されるまでは、ベース編地2の先行部分2
Aのみが編成される。ポケット編地3の本体部6に対応
するベース編地2は、横編機の針床の長手方向の一方
側、たとえば左から右へ、他方側部分2B、重なり部分
2Cおよび一方側部分2Dが編成される。重なり部分2
Cは、ポケット編地3の本体部分6の下層に編成され
る。他方側部分2Bおよび一方側部分2Dは、重なり部
分2Cと原則的に同一のコース数で編成される。ポケッ
ト編地3の周縁部5の編成に対応するベース編地は、他
方側部分2E、重なり部分2Fおよび一方側部分2Gが
編成される。他方側部分2Eおよび一方側部分2Gは、
重なり部分2Fと原則的に同一のコース数で編成され
る。ポケット編地3の編成が終了すると、ベース編地2
の後続部分2Hのみが編成される。
【0016】図3は、図2に示すように編地を区分し
て、図1のポケット付編地1を編成する方法の概要を示
す。横編機を使用して、針床の長手方向に平行なコース
でベース編地の先行部分2Aが最初のステップとして編
成される。ポケット編地3に編目の向きがベース編地2
の編目の向きと平行な本体部分6があるので、次のステ
ップとして、続いてベース編地2の他方側部分2B、重
なり部分2Cおよび一方側部分2Dとポケット編地3の
本体部分6とが編成される。重なり部分2Cと本体部分
6とは、たとえば袋編みで2層に編成することができ
る。本件出願人が特開平6−240548号公報で開示
しているような方法で、下層側の重なり部分2Cを編成
すれば、重なり部分2Cを表編み組織にすることもでき
る。
【0017】編成がラインPに達すると、次のステップ
として、ベース編地2でポケット編地3の周縁部5に重
なる重なり部分2Fと、ベース編地2でポケット編地3
の周縁部5にコースの一方側で隣接する一方側部分2G
とを編成する。コース編成しながら、重なり部分2Gと
隣接する一方側部分2Gとを一方側に移動させるととも
に、ベース編地2の重なり部分2Fと一方側部分2Gと
の他方側の側端部Y,Xにそれぞれ増し目を行う。
【0018】編成がラインQに達すると、次のステップ
として、ポケット編地3で編目の向きがベース編地2の
編目の向きと直交する周縁部5を、ベース編地2の一方
側部分2Gの側端部Xの増し目に続けて編み始める。
【0019】次のステップでは、ポケット編地3の周縁
部5を、コース編成しながら他方側へ寄せていく。周縁
部5の他方側は、先に編成されて、編針に保持されてい
る本体部6の終端側の編目に順次重ねられ、連結されて
いく。周縁部5の一方側は、浮いた状態となる。このと
き、リブ編みなどを行えば、周縁部5に表目と裏目とが
混合した編地を形成することができる。周縁部5にリブ
編み部分を編成すれば、デザイン性が向上し、補強も有
効に行うことができる。周縁部5の最終コースの編目Z
は、編針に保持しておく。
【0020】次のステップでは、ベース編地2でポケッ
ト編地3の周縁部5にコースの他方側で隣接する他方側
部分2Eを編成していくとともに、他方側部分2Eの一
方側の側端部に、ベース編地2の重なり部分2Fの側縁
部Yの増し目と、ポケット編地3の周縁部5の最終コー
スの編目Zとを端から順に重ねていく。このステップに
よって、ポケット編地3の編み終り部分がベース編地2
に連結される。
【0021】最後のステップでは、ベース編地2の後続
部分2Hが編成される。これによって、ベース編地2の
一部にポケット編地3が断面2層構造で形成され、一方
にポケット口4が開口するポケット付編地1が形成され
る。なお、ポケット編地2は、周縁部5として編目の向
きがベース編地2の編目の向きと直交する部分を有して
いるけれども、本体部6の中間部分や、ポケット編地3
の全体を直交する部分で形成することもできる。本実施
形態のように、周縁部5でベース編地2と編目の向きが
直交するようにすれば、ポケット口4の補強や、デザイ
ンの向上を有効に図ることができる。また、ポケット口
4の周縁部5をほどけにくくすることができる。
【0022】図4は、図3に示すベース編地2の他方側
部分2B、重なり部分2Cおよび一方側部分2Dとポケ
ット編地3の本体部6とを編成する際に、タック組織7
を入れる編成状態を示す。ヤーンキャリアは1つ使用す
る。また、図5は、(a)でインテグラル編成によって
ポケット付編地1を編成する状態を示し、(b)でニッ
トウエアをシームレス状に編成しながらポケット付編地
1も一体的に編成する状態を示す。ニットウエアとして
のシームレス編成時には、ポケット編地3の編成に、編
目ループの預け置き方法を利用する。編目ループの預け
置き方法は、一方の層の編地の編成時に他方の層の編目
をホールディング機能を有する編針に預け置いておく。
このホールディング機能を有する編針も編成に使用する
ことができるので、多層の編地を編成することができ
る。
【0023】図6および図7は、図3と同様なポケット
付編地1を2枚ベッドの自動横編機で編成する場合の編
針の使用状態を示す。また、図8および図9は、主要な
ステップに対応する詳細編成図を示す。説明の便宜上、
A〜cで位置を示す編針は、極小数とする。また、ベー
ス編地2の他方側部分2B,2Eを身頃L、一方側部分
2D,2Gを身頃Rとし、ポケット編地3とともに、そ
れぞれ4ウェールとする。給糸を行うヤーンキャリア
は、2つ使用する。たとえば、1つのヤーンキャリアで
先行部分2A、他方側部分2B、重なり部分2C、一方
側部分2D,2Fおよび一方側部分2Gを編成し、他の
ヤーンキャリアで本体部6、周縁部5、他方側部分2E
および後続部分2Hを編成することができる。図4に示
すように、ヤーンキャリアを1つ使用して編成すること
もでき、また3つ以上使用することもできる。なお、こ
こで、ポケット編地3の下層に隠れるベース編地2の重
なり部分2C,2Fを裏目、それ以外の部分を表目で編
成する場合を想定する。前述のように、重なり部分2
C,2Fは、全部表目にしたり、表目と裏目とを混在さ
せることもできる。
【0024】図6および図7では、各記号は次のような
意味を有するものとする。 白丸…グランド(前身頃) 黒丸…ポケット編地 白
角…重なり部分 ∧…前増し目(掛け目) ∨…後増し目(掛け目)
【0025】図6は、図3で周縁部6の編成が終了し、
他方側部分2Eへ重ねる編成が開始されるまでの編成ス
テップを示す。なお、図3のラインP迄の編成は、公知
の技術を使用するので省略する。
【0026】1:図3のラインPまで編成した段階で、
編目の針床上での係止状態を示す。ベース編地2の身頃
Lである他方側部分2Bの最終コースの編目ループは、
前針床の編針A,C,E,Gに係止される。ポケット編
地3の本体部6の最終コースの編目ループは、前針床の
編針I,K,M,Oに係止される。ベース編地2の身頃
Rである一方側部分2Dの最終コースの編目ループは、
前針床の編針Q,S,U,Wに係止される。ベース編地
の重なり部分2Cの最終コースの編目ループは、後針床
の編針H,J,L,Nに係止される。
【0027】2〜4:ベース編地2の重なり部分2Fと
一方側部分2Gとを編成するステップを示す。重なり部
分2Fは、ポケット編地3の周縁部5に対して対峙す
る。一方側部分2Gは、ベース編地2の身頃Rでポケッ
ト編地3の周縁部5の一方側、即ち右側で隣接する。重
なり部分2Fおよび一方側部分2Gは、所定コース(た
とえば2コース)編成する毎に右に移動させるととも
に、移動する重なり部分2Fおよび一方側部分2Gの左
側端に、増し目Y,Xを(図6では掛け目を3回行っ
て)形成する。
【0028】5:上記ステップによる増し目が終了した
状態の編目ループの係止状態を示す。(図3のラインQ
に相当する)。前針床では、1のステップでの他方側部
分2Bおよび本体部6の編目ループに加えて、編針Q,
S,Uには増し目X、編針W,Y,a,cにはベース編
地2の身頃Rである一方側部分2Gの最終コースの編目
ループが係止される。後針床では、編針H,J,Lに増
し目Y、編針N,P,R,T,Vにベース編地2の重な
り部分2Fの最終コースの編目ループが係止される。
【0029】6:ポケット編地3の本体部6の編針I,
K,M,Oに給糸しながら、周縁部5の最初のコース編
成(これにより掛け目部分Xに続く編目が形成される)
を行うとともに、増し目された部分Xから編出されるポ
ケット編地3の周縁部5(3ウェール)を左に寄せるス
テップを示す。
【0030】7〜10:増し目された部分である周縁部
5(3ウェール)を所定コース(たとえば2コース)編
成する毎に左へ寄せていくステップを示す。このとき、
増し目された部分の左端の編目ループは、前針床の編針
I,K,M,Oに係止されているポケット編地3の本体
部6の最終コースの編目ループに、順次重ねられて、ポ
ケット編地3として連結されていく。
【0031】11:上記ステップが終了した状態の編目
の係止状態を示す。前針床の編針A,C,E,Gには、
ベース編地2の身頃Lである他方側部分Bの最終コース
の編目ループが係止される。編針I,K,Mには、ポケ
ット編地3の周縁部5の最終コースの編目ループZが係
止される。編針W,Y,a,cには、ベース編地2の身
頃Rである一方側部分2Gの最終コースの編目が係止さ
れる。後針床の編針H,J,Lにはベース編地2の重な
り部分2Fの左方に形成される増し目Yが係止され、重
なり部分2Fの最終コースの編目ループは、編針N,
P,R,T,Vに係止される。
【0032】12:ポケット編地3の周縁部5に残る編
目ループZ(3ウェール)と2〜4のステップで移動さ
れたベース編地2のポケット編地2の周縁部5に隣接す
る一方側部分2Gの最終コースの編目ループを前針床か
ら後針床に移すステップを示す。
【0033】図7は、図3でベース編地2の身頃Lであ
る他方側部分2Eを編成するステップ以降を示す。
【0034】13〜18:ベース編地2でポケット編地
3の周縁部5に隣接する左側部分である他方側部分2E
を前針床の編針A,C,E,Gを使用して所定コース
(たとえば2コース)編成する毎に、周縁部5に残る編
目ループZと、2〜4のステップで形成したベース編地
2の重なり部分2Fで移動した部分の左側端に形成した
増し目Yとを、1つずつ後針床から前針床の同一の編針
Gに目移しして、順次重ねて連結していくステップを示
す。後針床の左側には、周縁部に残る編目ループZと増
し目Yとが交互に係止され、その右側にはベース編地2
の重なり部分2Fと身頃Rである一方側部分2Gとの最
終コースの編目ループが係止されている。後針床に係止
されている編目ループは、前針床での他方側部分2Eの
コース編成毎に、編針の1ピッチ分ずつ左側に移動す
る。17のステップでは、周縁部5に残る編目ループZ
および増し目Yの移動と同時に、ベース編地2でポケッ
ト編地3の周縁部5に対峙する重なり部分2Fの最終コ
ースの編目ループを、全部前針床に移す。この編目ルー
プは、13のステップから順次左側に移動しているの
で、5ピッチ分左側にずれており、前針床の編針I,
K,M,O,Qに対向している。18のステップでは、
周縁部に残る編目ループZの最後の編目ループととも
に、12のステップで前針床から後針床に移動し、13
からのステップで、前針床の編針W,X,Z,bに対向
する位置まで、6ピッチ分移動しているベース編地2の
一方側編地2Gの最終コースの編目ループを、全部前針
床に移す。
【0035】19:上記ステップが終了した状態の編目
の係止状態を示す。ベース編地2の身頃Lである他方側
部分2Eの最終コースの編目ループは編針A,C,E,
Gに係止され、重なり部分2Fの最終コースの編目ルー
プは編針I,K,M,Oに係止され、一方側部分2Gの
最終コースの編目ループは編針Q,S,U,Wに係止さ
れる。ポケット編地3の周縁部5の編み終り側は、編針
Gでベース編地2に連結される。なお、ポケット編地3
の周縁部5の編み始め側は、前針床の編針Q,S,Uで
ベース編地2に連結される。
【0036】20:図2のベース編地2でポケット編地
3の上側に位置する後続部分2Hのコース編成を示す。
後続部分2Hは、前針床の編針A,C,E,…を使用し
て編成される。なお、リブ編みなど裏目を編成する場合
は、後針床の編針を使用してもよいことはもちろんであ
る。
【0037】図8および図9は、図6および図7の一部
に関連する詳細編成図である。各図で、下方に示すA,
B,C,…の記号は、図6および図7に示す編針の位置
に対応する。各図で、右方に示す「F」は前針床、
「B」は後針床をそれぞれ表す。編針に係る曲線のう
ち、実線は1つのヤーンキャリアによって給糸される編
糸、破線は他のヤーンキャリアによって給糸される編糸
をそれぞれ示す。
【0038】図8は、図6の1〜4のステップ、すなわ
ち図3のラインQに達するまでに対応する。図の左側の
数字は、図6のステップの数字を示す。ベース編地2の
重なり部分2Fは、後針床で裏目として編成する。2の
ステップでは、ベース編地2の一方側部分2Gおよび重
なり部分2Fを右から左に1コース編成すると、重なり
部分2Fおよび一方側部分2Gを2ピッチ分右に寄せ
る。次に、左から右に、ベース編地2の重なり部分2F
を編成する。このとき、左端に、増し目Yを形成する。
次に、右から左に、増し目Xを前針床で編成し、さら
に、左から右に、一方側部分2Gを編成する。図6の3
のステップでも同様に、ベース編地2の重なり部分2F
および一方側部分2Gを右にずらしながら編成し、増し
目Y,Xを形成する。4のステップが終了すると、3つ
ずつの増し目X,Yが残る。
【0039】図9は、図6の6〜10のステップおよび
図7の13〜16のステップに対応する。図の左側の数
字は、このステップの数字を示す。6〜10のステップ
では、ヤーンキャリアを換えて、破線で示すように、図
8の編成で使用した編糸とは異なる編糸で周縁部5の編
成を行う。ポケット編地3の周縁部5は、前針床で左か
ら右に編成し、後針床へ移して2ピッチ分左に振り、前
針床に戻すことを繰返して形成する。ただし、周縁部5
の最初のコースでは、本体部6の最終コースの編目ルー
プが係止されている編針I,K,M,Oに給糸しながら
編成を行う。最終コースの編成後、周縁部5を前針床か
ら後針床に移す。これによって、増し目Yとポケット編
地3の周縁部5の最終コースの編目ループZとが、後針
床に、1ピッチ分ずつ交互に係止される状態となる。1
3,14のステップでは、増し目Yと編目ループZとが
右から左に編成されるベース編地2の他方側部分2Eに
編み込まれて連結される。15,16のステップ以下
も、同様に増し目Yと周縁部5の編目ループZとが編み
込まれて連結される。
【0040】図6〜図9は、図5(a)に示すインテグ
ラル編成を2枚ベッド横編機で行う場合に相当する。図
5(b)に示すニットウエアのシームレス編成も、針抜
きの手法を用いれば、2枚ベッド横編機を使用して編成
することができる。2枚ベッド横編機によるニットウエ
アのシームレス編成は、針床の奇数番目の編針を、たと
えば前身頃や袖前部などの前側部分の編地用に、偶数番
目の編針を後側部分の編地用として、前後針床のそれぞ
れ1本おきの編針を使用して編成することができる。前
側部分の編地を編成する際に、後側部分の編地を後針床
に係止(付属)させ、反対に後側部分を編成する際に前
側編地を前針床に付属させる。各編地を前後に重ね合わ
せた状態で編成することで、それぞれの編地は、目移し
用の空針を対向する針床上に常に確保することができ
る。この空針を使うことで、リンクス、ガーター、リブ
などの表目/裏目が混在した組織柄を編成したり、袖や
身頃の編目を横方向に移動させて互いに接合させること
ができる。
【0041】これに対し、4枚ベッド横編機を使用する
場合では、前側部分の編地をたとえば下部前針床と上部
後針床の編針で編成し、後側部分の編地を下部後針床と
上部前針床の編針で編成する。この場合、前側部分の編
地を編成する際に、後側部分の編地を下部後針床に付属
させ、反対に後側部分の編地を編成する際に前側部分の
編地を下部前針床に付属させて編成することができるの
で、2枚ベッド横編機のように1本おきの編針を使用す
るといった制限はない。ただし、特開平11−4384
9号公報に開示される編目ループの預け置き方法、いわ
ゆるホールディング技術を利用すれば、2枚ベッド横編
機でも針抜きの手法を使用しないでポケット付編地1を
編成することができる。
【0042】図10は、自動横編機10で前述のポケッ
ト付編地1の編成方法を実行するための制御データを生
成するCAD(Computer Aided Design)装置11の概
略的なシステム構成を示す。前述のような、ベース編地
2内に、部分的にポケット編地3が重ねて形成され、断
面が2層構造を有するポケット付編地1の編成データ
は、入力手段としてのタブレット12やキーボード13
などから入力して、オペレータが指定すれば、自動横編
機10で編成することができる。CAD装置11では、
パーソナルコンピュータやワークステーションなどのン
ピュータ14に、ハードディスク15などにインストー
ルされているプログラムに従って、自動横編機10用の
制御データを生成し、ポケット付編地1を編成すること
ができる。
【0043】なお、ポケット付編地1の編成用の制御デ
ータは、コンピュータ14を増し目算出手段16、編地
区分手段17およびデータ生成手段18として機能させ
て、自動的に生成させることもできる。増し目算出手段
16は、ポケット編地3のうちで、ベース編地2の編目
の向きと直交する編目の向きを有する部分、たとえば前
述の周縁部5をベース編地2に連結するために必要な増
し目X,Yの数を算出する。編地区分手段17は、増し
目算出手段16によって算出される増し目X,Yの数に
従って、ポケット編地3で編目の向きが直交する部分の
編み始めに必要なベース編地2の開始用編成部分と、ポ
ケット編地3の直交部分およびベース編地2の重なり部
分2C,2Fとを、たとえば図2に示すように区分す
る。データ生成手段18は、ベース編地2およびポケッ
ト編地3で、編地区分手段18による区分の対象となっ
ていない部分を編成し、編地区分手段17によって区分
される開始用編成部分を編成し、開始用編成部分に形成
される増し目Xから編み初めてポケット編地3の直交部
分を編成し、編成区分手段17によって区分される重ね
編成部分を、ポケット編地3の直交部分およびベース編
地2の重なり部分に重ねながら編成するように、自動横
編機10の制御データを生成する。
【0044】ハードディスク15などにインストールさ
れるプログラムは、記録媒体を介して読込んだり、通信
ネットワークを介してダウンロードすることができる。
生成される制御データは、記録媒体にいったん記録して
自動横編機10に読込ませたり、データ通信で直接CA
D装置11から自動横編機10に転送することもでき
る。また、CAD装置11では、ポケット付編地1のデ
ザインのみを行い、編地のデータを自動横編機10に入
力し、自動横編機10がポケット付編地1を自動的に編
成するようにしてもよいことはもちろんである。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、断面が部
分的に2層構造を有する2層編地で、第1編地と一体化
されて編成される第2編地に、第1編地と編目の向きが
直交する直交部を有するので、編地編成の多様化を図
り、デザイン性を向上させることができる。
【0046】また本発明によれば、リブ編みによって、
表目と裏目とが混合して形成される編地を形成して、デ
ザイン性を向上させることができる。
【0047】また本発明によれば、開口するポケット口
を除く第2編地の周縁部を第1編地に連結しているの
で、確実にポケットとしての機能を果すことができる。
【0048】また本発明によれば、ポケット口に形成さ
れる第2編地の編目の向きを、第1編地の編目の向きと
直交させて、ほどけにくくし、補強することができる。
【0049】さらに本発明によれば、第1編地に第2編
地を、断面が2層構造となるように部分的に重ねて、一
体的に編成する2層編地を、横編機での連続的なコース
編成で製造することができる。第2編地の少なくとも一
部には、第1編地の編目の向きに直交する編目の向きを
有する直交部を含むので、デザイン的な効果を高めるこ
とができる。第2編地の直交部は、増し目を利用して編
み始めと編み終りとを第1編地に連結することができ
る。
【0050】また本発明によれば、編目の向きが第1編
地の編目の向きと直交するリブ編み部分を含む第1編地
を編成するので、デザイン性の向上や、ポケットとして
用いる場合の補強などを図ることができる。
【0051】さらに本発明によれば、コンピュータをプ
ログラムに従って動作させることによって、部分的に第
1編地に第2編地が重なる2層編地を編成することがで
きる。編成される2層編地は、2層の断面構造を有する
部分で、第2編地の少なくとも一部は、編目の向きが第
1編地の編目の向きと直交するので、デザイン的な効果
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるポケット付編地1
の概略的な構成を示す部分的な正面図および断面図であ
る。
【図2】図1のポケット付編地1を構成するベース編地
2およびポケット編地3の区分状態を示す図である。
【図3】図1のポケット付編地1を編成する手順を概略
的に示す図である。
【図4】図1のポケット付編地1の本体部分6を、ヤー
ンキャリア1つで編成する方法の概要を示す編成図であ
る。
【図5】図1のポケット付編地1を、インテグラル編
成、およびニットウエアとしてのシームレス編成で形成
する考え方の概要を示す編成図である。
【図6】図3の編成手順での編針の使用状態を示す図で
ある。
【図7】図3の編成手順での編針の使用状態を示す図で
ある。
【図8】図6の一部のステップに対応する詳細編成図で
ある。
【図9】図6および図7の一部のステップに対応する詳
細説明図である。
【図10】図1のポケット付編地1を自動横編機10で
編成するための概略的なシステム構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 ポケット付編地 2 ベース編地 2B,2E 他方側部分 2C,2F 重なり部分 2D,2G 一方側部分 3 ポケット編地 4 ポケット口 5 周縁部 6 本体部 7 タック組織 10 自動横編機 11 CAD装置 12 タブレット 13 キーボード 14 コンピュータ 16 増し目算出手段 17 編地区分手段 18 データ生成手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1編地内に、部分的に第2編地が重ね
    て形成され、断面が2層構造を有する2層編地におい
    て、 第2編地の少なくとも一部は、第1編地の編目の向きと
    直交する編目の向きを有する直交部となっており、 第2編地の直交部の編み始め側の周縁部分は、第1編地
    で該直交部に重なる部分と編み始め側に隣接する部分と
    の境界に形成される増し目ループから編出され、 第2編地の直交部の編み終り側の周縁部分は、第1編地
    で該直交部に重なる部分と編み終り側に隣接する部分と
    の境界に編込まれて、それぞれ連結して編成されている
    ことを特徴とする2層編地。
  2. 【請求項2】 前記第2編地の直交部は、リブ編みによ
    って形成される編地を含むことを特徴とする請求項1記
    載の2層編地。
  3. 【請求項3】 前記第2編地は、開口してポケット口を
    形成する部分を除いて前記第1編地に接する周縁部が該
    第1編地に連結され、ポケットを編成していることを特
    徴とする請求項1または2記載の2層編地。
  4. 【請求項4】 前記第2編地の直交部は、前記ポケット
    口に形成されることを特徴とする請求項3記載の2層編
    地。
  5. 【請求項5】 横編機を使用して、針床の長手方向に平
    行なコースで編成される第1編地内に、断面が2層構造
    となるように第2編地を重ねて形成しながら、第2編地
    の少なくとも一部に、第1編地の編目の向きに直交する
    編目の向きで編成される直交部を有するように編成する
    2層編地の編成方法であって、 第2編地の編成開始位置まで、第1編地を編成するステ
    ップと、 第1編地で第2編地の直交部に重なる部分と、第1編地
    で第2編地の直交部ににコースの一方側で隣接する部分
    とをコース編成しながら、該重なる部分と該隣接する部
    分とを該一方側に移動させるとともに、該重なる部分お
    よび該隣接する部分の他方側の側端部に、それぞれ増し
    目ループを形成することを繰返すステップと、 第2編地の直交部の編み始め側の周縁部分を、該一方側
    で隣接する第1編地の部分の側端部の増し目に続けて編
    み始めるステップと、 第1編地で第2編地にコースの他方側で隣接する部分
    に、第1編地の重なる部分の側端部に形成されている増
    し目と、第2編地の直交部の編目とを、順次重ねながら
    編成していくことを繰返すステップとを含むことを特徴
    とする2層編地の編成方法。
  6. 【請求項6】 前記第2編地の直交部をコース編成する
    際に、リブ編みを行うことを特徴とする請求項5記載の
    2層編地の編成方法。
  7. 【請求項7】 自動横編機を使用して、請求項5または
    6に記載の2層編地の編成方法を実行するためのプログ
    ラム。
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