JP5956885B2 - 水力機械およびその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、水力機械およびその運転方法に関する。
図7は、従来の水力機械の構造を示す断面図である。図7の水力機械は、フランシス水車に相当する。
図7の水力機械では、上流からの圧力水を導くケーシング1と、ケーシング1の内周側に配置され、ケーシング1からの水を整流するステーベーン2と、ステーベーン2を上下から挟み込むステーリング3とで流路の一部を形成している。また、図7の水力機械は、この流路を流れる水流を、ステーリング3の内周側に配置された、流量調整用の可動翼であるガイドベーン4や、圧力水の持つエネルギーを回転エネルギーに変換するランナ5へと導く構成となっている。
ランナ5は、リング状に配置された複数の羽根5aと、これらの羽根5aに上側から接続され、リング状の形状を有し、主軸9に接続されているクラウン5bと、これらの羽根5aに下側から接続され、リング状の形状を有するバンド5cと、クラウン5bの下端に設けられたランナコーン5dとを備えている。ランナ5は、上カバー6と下カバー7との間に納められている。ランナ5を駆動させた水は、ランナ5の下流に位置する吸出し管8へと放出され、吸出し管8を経て放水路へと放出される。また、主軸9は、発電機10のローター軸に接続されており、ランナ5の回転エネルギーを発電機10に伝達することにより、発電機10に発電のための駆動力を供給する。
通常、ランナ5の羽根5aは固定されており、水力機械の出力を変化させる場合には、可動のガイドベーン4の開度を変化させて流量調整を行う。そのため、ダムの水位の低下などによりランナ5への水流の流入角度が変化しても、ランナ5の羽根5aを可動させることができないため、ランナ5で水流のエネルギーをすべて変換できない事態が発生し、その結果、ランナ5の出口側に旋回流れが流出する。特に、小流量の部分負荷運転時にはその現象が顕著であり、ランナ5の出口付近の吸出し管8内には、旋回流れに起因した大きな螺旋状の渦11が発生する。この渦11の中心部では圧力が著しく低下しており、水蒸気と遊離空気とで満たされた空洞が発生する。この気泡化した渦11が吸出し管8内部を振れ回ることにより、水圧脈動が発生する。
このような水圧脈動と流量の関係を図8に示す。図8は、従来の水力機械の水圧脈動特性を示すグラフである。図8から、定格流量未満の領域には、水圧脈動が大きくなる2つの領域12、13が存在することが分かる。よって、ダムの水位の低下などにより流量が定格流量よりも少なくなり、これらの領域12、13内の流量となると、大きな水圧脈動が発生することとなる。
領域12の水圧脈動の大きさは、渦11の強さに依存しており、渦11の要因となる旋回流れの素性から、定格流量の約半分の流量付近で極大になることが報告されている。
これに対し、領域13の水圧脈動は、図9に示すように、渦11の断面形状が楕円14になり螺旋軸に対し自転する自転モードと、渦11の発生領域全体が上下方向に伸縮する伸縮モードとの合成であることが、これまでの可視化研究で分かっている。図9は、自転モードと伸縮モードについて説明するための上面図と断面図である。
また、領域13の水圧脈動の原因となる楕円断面の螺旋渦11については、近時の流れ解析による現象分析により、図10に示すような形で楕円断面の螺旋渦11が形成されることが推定されている。図10は、楕円断面の螺旋渦11の生成メカニズムについて説明するための断面図と側面図である。図10(b)は、図10(a)の領域15の側面図であり、ランナコーン5dの筒形状の壁面を示している。
図10(b)に示すように、ランナコーン5dの壁面近傍の流れ場では、ランナコーン5dの壁面の傾きに起因する遠心力16と、主流方向の動圧力17が主な流体力となるが、上述の領域13では両流体力がバランスし、局所的な再循環領域18が形成される。再循環領域18は、ランナコーン5dの壁面近傍に主流から押し付けられた状態で形成されるため、楕円状の再循環領域18となる。この再循環領域18がランナ5の下流域に流下することで、楕円断面の螺旋渦11が形成される。
また、渦11の発生領域全体が上下方向に伸縮する伸縮モードについては、図11に示すように、渦11がランナ5の出口流れの動圧により下流側に伸びようとする力19と、吸出し管8の圧力回復効果により渦11を上流側に戻そうとする力20とのバランスにより引き起こされると考えられている。図11は、伸縮モードの生成メカニズムについて説明するための断面図である。
特許第2598120号公報 特許第2592508号公報 特開2001−165024号公報
領域12の水圧脈動を抑制する方法としては、旋回流れを抑えるために、吸出し管8の内壁に突起したフィンを取り付ける方法や、渦11を安定化するために、吸出し管8内に給気する方法が提案されている。給気の方法の例としては、上カバー6から強制的に給気する方法や、吸出し管8の内壁を貫通した給気管から給気する方法や、主軸9内を中空として主軸9内からランナ5の下方へと給気する方法などが挙げられる。一方、領域13の水圧脈動については、近時の可視化研究により発見されたこともあり、水圧脈動を効果的に抑制する方法が提案されていない。
そこで、本発明は、ランナの下流側に発生する渦の自転モードや伸縮モードに起因する水圧脈動を抑制可能な水力機械およびその運転方法を提供することを目的とする。
一の実施形態によれば、水力機械は、圧力水の持つエネルギーを回転エネルギーに変換するランナを備え、前記ランナは、リング状に配置された複数の羽根と、前記羽根に上側から接続され、前記羽根に囲まれた位置に下端面を有するクラウンと、前記羽根に下側から接続されたバンドとを備える。さらに、前記機械は、前記ランナの回転エネルギーを発電機に伝達する主軸と、前記ランナの下流に位置し、前記ランナを駆動させた水が流れ込む吸出し管とを備える。さらに、前記機械は、前記クラウンの下方において前記主軸の回転軸上に配置され、前記クラウンの下端面の直径よりも小さな直径を有する柱状部材を備える。
第1実施形態の水力機械の構造を示す断面図である。 第1実施形態におけるLC/DEの値と水圧脈動振幅との関係を示すグラフ、およびLC、DEについて説明するための断面図である。 第2実施形態の水力機械の構造を示す断面図である。 第3実施形態の水力機械の構造を示す断面図である。 第4実施形態におけるD0/DEの値と水圧脈動振幅、摩擦損失増加量との関係を示すグラフ、およびD0、DEについて説明するための図である。 第5実施形態におけるL0/LEの値と水圧脈動振幅、水車効率低下量との関係を示すグラフ、およびL0、LEについて説明するための図である。 従来の水力機械の構造を示す断面図である。 従来の水力機械の水圧脈動特性を示すグラフである。 自転モードと伸縮モードについて説明するための上面図と断面図である。 楕円断面の螺旋渦の生成メカニズムについて説明するための断面図と側面図である。 伸縮モードの生成メカニズムについて説明するための断面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の水力機械の構造を示す断面図である。図1の水力機械は、フランシス水車に相当する。
図1の水力機械は、図7の水力機械と同様に、ケーシング1と、ステーベーン2と、ステーリング3と、ガイドベーン4と、ランナ5と、上カバー6と、下カバー7と、吸出し管8と、主軸9と、発電機10とを備えている。
本実施形態のランナ5は、複数の羽根5aと、クラウン5bと、バンド5cとを備えているが、ランナコーン5dは備えていない。その結果、本実施形態のクラウン5bは、羽根5aに囲まれた位置に、ランナ5の下流側に露出した下端面Sを有している。
本実施形態のクラウン5bは、下端面Sの上部に空洞を有している。クラウン5bは、このような空洞を有していなくてもよいが、クラウン5bにこのような空洞を設けることには、クラウン5bを軽量化でき、ランナ5を回転させやすくなるという利点がある。
なお、クラウン5bの下端面Sは、本実施形態では中実の平坦面となっているが、後述するように中空の平坦面としてもよい。よって、上記の空洞は、本実施形態ではクラウン5bを貫通していないが、クラウン5bを貫通していてもよい。
図1の水力機械はさらに、円柱型の柱状部材21を備えている。柱状部材21は、クラウン5bの下方において主軸9の回転軸X上に配置されており、クラウン5bの下端面Sの直径DCよりも小さな直径D0を有している。柱状部材21は、クラウン5bの下端面Sに取り付けられている。よって、柱状部材21は、ランナ5や主軸9の回転と共に回転することとなる。
なお、柱状部材21は、直径D0を特定できるような形状であれば、円柱型以外の形状を有していてもよい。柱状部材21は例えば、円柱部材に突起、窪み、溝、貫通孔などを設けた形状を有していてもよい。ただし、本実施形態の柱状部材21は、ランナ5や主軸9と共に回転するため、水流を妨げるような突起や窪みは有していない方が望ましい。なお、後述する実施形態では、円管型の柱状部材について説明する。
次に、第1実施形態の効果について説明する。
以上のように、本実施形態では、柱状部材21が、クラウン5bの下方において主軸9の回転軸X上に配置されている。柱状部材21が配置されている場所は、渦11の発生領域と重なっている。また、柱状部材21が延びる方向は、渦11の発生領域全体が伸縮する伸縮モードと同じ上下方向である。よって、柱状部材21は、渦11の伸縮モードの抵抗として作用する。よって、本実施形態によれば、渦11の伸縮モードに起因する水圧脈動を抑制することができる。
また、本実施形態では、ランナコーン5dが設けられていないため、渦11の断面形状が楕円14となる主要因である楕円状の再循環領域18は発生せず、従って、渦11が螺旋軸に対し自転する自転モードの発生が抑制される。また、ランナコーン5dの代わりに設けられている柱状部材21は、クラウン5bの下端面Sの直径DCより小さな直径D0を有するため、楕円状の再循環領域18の発生要因とはなりにくい。よって、本実施形態によれば、渦11の自転モードに起因する水圧脈動を抑制することができる。
このように、本実施形態によれば、渦11の自転モードや伸縮モードに起因する水圧脈動を抑制することが可能となる。
図2は、第1実施形態におけるLC/DEの値と水圧脈動振幅との関係を示すグラフ、およびLC、DEについて説明するための断面図である。
図2(b)は、図1と同様、第1実施形態の水力機械の構造を示す断面図である。符号Aは、羽根5aとクラウン5bとの接続部の内端を示す。符号Bは、羽根5aとバンド5cとの接続部の内端を示す。符号Cは、バンド5cの出口端を示す。また、符号LCは、羽根5aとクラウン5bとの接続部の内端Aとクラウン5bの下端面Sとの間の軸方向距離を示す。また、符号DEは、ランナ5の出口直径(バンド5cの出口端Cにおけるランナ5の直径)を示す。
本実施形態では、水圧脈動の抑制作用を効果的に発揮するために、軸方向距離LCを適切な値に設定することが望ましい。理由は、軸方向距離LCが長すぎると、ランナコーン5dの側壁近傍で発生していた楕円状の再循環領域18が、クラウン5bの側壁近傍で同様に発生してしまうからである。そのため、軸方向距離LCは、短い値に設定することが望ましい。
そこで、模型試験により、軸方向距離LCをランナ出口直径DEで無次元化したLC/DE(LCとDEとの比率)と、水圧脈動振幅との関係を測定した。図2(a)は、その測定結果を示す。図2(a)に示すように、水圧脈動振幅の値は、概ねLC/DEが0.08よりも大きくなると急激に増加する。よって、LC/DEの値は、0.08よりも小さく設定することが望ましい(LC/DE<0.08)。
以上のように、本実施形態では、クラウン5bの下端面Sの直径DCよりも小さな直径D0を有する柱状部材21を、クラウン5bの下方において主軸9の回転軸X上に配置している。よって、本実施形態によれば、渦11の自転モードや伸縮モードに起因する水圧脈動を抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態の水力機械の構造を示す断面図である。
本実施形態では、クラウン5bの下端面Sが、中空の平坦面となっており、リング状の形状を有している。また、本実施形態では、柱状部材21が、支柱22を介して吸出し管8の壁面に取り付けられている。具体的には、柱状部材21は、吸出し管8における曲がり部位よりも上流側の部分(上部吸出し管)の壁面に取り付けられている。よって、本実施形態の柱状部材21は、ランナ5や主軸9と共に回転せず、静止したままとなる。
なお、支柱22の本数は、本実施形態では2本であるが、柱状部材21を支えることが可能な本数であれば何本でもよい。また、クラウン5bの下端面Sは、中空の平坦面ではなく、第1実施形態と同様に中実の平坦面としてもよい。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、クラウン5bの下端面Sの直径DCよりも小さな直径D0を有する柱状部材21を、クラウン5bの下方において主軸9の回転軸X上に配置している。よって、本実施形態によれば、渦11の自転モードや伸縮モードに起因する水圧脈動を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態では、柱状部材21がランナ5ではなく吸出し管8に取り付けられているため、ランナ5に掛かる重量を軽量化できるという利点がある。一方、第1実施形態では、支柱22を設置する必要がないため、支柱22が水流を妨げる事態を防止できるという利点がある。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態の水力機械の構造を示す断面図である。
本実施形態では、クラウン5bの下端面Sが、中空の平坦面となっており、リング状の形状を有している。また、本実施形態の水力機械は、主軸8およびクラウン5bの内側を通過する給気管23と、ランナ5の下流において不安定振動の発生を検知する圧力センサ24とを備えている。給気管23は、矢印Mで示すように、その先端部を上下方向に伸縮させることが可能な構造を有している。また、圧力センサ24は、吸出し管8(具体的には、上部吸出し管)の外壁面に取り付けられている。
本実施形態では、渦11の自転モードや伸縮モードに起因する水圧脈動を、この給気管23を利用して抑制する。本実施形態の給気管23は、上述した円管型の柱状部材の例に相当する。本実施形態の給気管23は、図4に示すように、クラウン5bの下端面Sの直径よりも小さな直径を有し、その先端部は、クラウン5bの下方において主軸9の回転軸X上に配置される。
給気管23は、先端部を伸縮可能に構成しても伸縮不能に構成してもよいが、本実施形態では先端部を伸縮可能に構成している。理由は、給気のために好ましい給気管23の長さと、水圧脈動の抑制(具体的には、渦11の伸縮モードに起因する水圧脈動の抑制)のために好ましい給気管23の長さが、一般的に異なるからである。
そこで、本実施形態では、水圧脈動に起因する不安定振動を圧力センサ24により検知する。そして、圧力センサ24が不安定振動の発生を検知した場合には、水力機械の制御部(不図示)が、給気管23の先端部をクラウン5bの下端面Sから下方に伸ばす。これにより、水圧脈動を抑制することが可能となる。
以上のように、本実施形態では、クラウン5bの下端面Sの直径DCよりも小さな直径D0を有する給気管23を、クラウン5bの下方において主軸9の回転軸X上に配置する。よって、本実施形態によれば、第1、第2実施形態と同様に、渦11の自転モードや伸縮モードに起因する水圧脈動を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態では、渦11の自転モードや伸縮モードに起因する水圧脈動を、空気を送るための給気管23の代わりに、水を送るための給水管を利用して抑制してもよい。
(第4実施形態)
図5は、第4実施形態におけるD0/DEの値と水圧脈動振幅、摩擦損失増加量との関係を示すグラフ、およびD0、DEについて説明するための図である。
図5(b)は、第4実施形態の水力機械の構造を示す断面図である。第4実施形態の水力機械は、第1実施形態の水力機械と同様の構造を有している。符号D0は、柱状部材21の直径を示す。また、符号DEは、ランナ5の出口直径を示す。
本実施形態では、水圧脈動の抑制作用を効果的に発揮するために、柱状部材直径D0を適切な値に設定することが望ましい。理由は、柱状部材直径D0が小さすぎると、渦11の伸縮モードに対する柱状部材21の抵抗作用が弱く、水圧脈動を十分に抑制できないからである。また、柱状部材直径D0が大きすぎると、流路断面積の減少により流速が増加して、摩擦損失が増加するからである。そのため、柱状部材直径D0は、小さすぎず且つ大きすぎない値に設定することが望ましい。
そこで、模型試験により、柱状部材直径D0をランナ出口直径DEで無次元化したD0/DE(D0をDEで割った値)と、水圧脈動振幅および摩擦損失増加量との関係を測定した。図5(a)は、その測定結果を示す。図5(a)に示すように、水圧脈動振幅の値は、概ねD0/DEが0.02よりも小さくなると急激に増加する。一方、摩擦損失増加量の値は、概ねD0/DEが0.30よりも大きくなると急激に増加する。
よって、本実施形態では、D0/DEの値を、0.02よりも小さく、かつ0.30よりも大きく設定する(0.02<D0/DE<0.30)。よって、本実施形態によれば、摩擦損失を低減しつつ、渦11の自転モードや伸縮モードに起因する水圧脈動を抑制することが可能となる。なお、本実施形態の設定は、第2、第3実施形態に適用してもよい。
(第5実施形態)
図6は、第5実施形態におけるL0/LEの値と水圧脈動振幅、水車効率低下量との関係を示すグラフ、およびL0、LEについて説明するための図である。
図6(b)は、第5実施形態の水力機械の構造を示す断面図である。第5実施形態の水力機械は、第1実施形態の水力機械と同様の構造を有している。符号L0は、柱状部材21の長さを示す。また、符号LEは、羽根5aとクラウン5bとの接続部の内端Aとバンド5cの出口端Cとの間の軸方向距離を示す。内端Aと出口端Cの位置については、図2を参照されたい。
本実施形態では、水圧脈動の抑制作用を効果的に発揮するために、柱状部材長さL0を適切な値に設定することが望ましい。理由は、柱状部材長さL0が短すぎると、渦11の伸縮モードに対する柱状部材21の抵抗作用が弱く、水圧脈動を十分に抑制できないからである。また、柱状部材長さL0が長すぎると、柱状部材21の側壁で発生する摩擦損失や、吸出し管8の曲がり流れによる水力損失が増加して、水力機械の水車効率が低下するからである。そのため、柱状部材長さL0は、短すぎず且つ長すぎない値に設定することが望ましい。
そこで、模型試験により、柱状部材長さL0を軸方向距離LEで無次元化したL0/LE(L0をLEで割った値)と、水圧脈動振幅および水車効率低下量との関係を測定した。図6(a)は、その測定結果を示す。図6(a)に示すように、水圧脈動振幅の値は、概ねL0/LEが0.3よりも小さくなると急激に増加する。一方、水車効率低下量の値は、概ねL0/LEが3.0よりも大きくなると急激に増加する。
よって、本実施形態では、L0/LEの値を、0.3よりも小さく、かつ3.0よりも大きく設定する(0.3<L0/LE<3.0)。よって、本実施形態によれば、水車効率の低下を抑制しつつ、渦11の自転モードや伸縮モードに起因する水圧脈動を抑制することが可能となる。なお、本実施形態の設定は、第2〜第4実施形態に適用してもよい。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例としてのみ提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図したものではない。本明細書で説明した新規な機械および方法は、その他の様々な形態で実施することができる。また、本明細書で説明した機械および方法の形態に対し、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。添付の特許請求の範囲およびこれに均等な範囲は、発明の範囲や要旨に含まれるこのような形態や変形例を含むように意図されている。
1:ケーシング、2:ステーベーン、3:ステーリング、4:ガイドベーン、
5:ランナ、5a:羽根、5b:クラウン、5c:バンド、5d:ランナコーン、
6:上カバー、7:下カバー、8:吸出し管、9:主軸、10:発電機、
11:螺旋渦、12、13:水圧脈動増加領域、14:楕円、15:領域、
16:遠心力、17:動圧力、18:再循環領域、19、20:力、
21:柱状部材、22:支柱、23:給気管、24:圧力センサ

Claims (9)

  1. リング状に配置された複数の羽根と、前記羽根に上側から接続され、前記羽根に囲まれた位置に中実の下端面を有し、前記下端面の上部に空洞を有するクラウンと、前記羽根に下側から接続されたバンドとを備え、圧力水の持つエネルギーを回転エネルギーに変換するランナと、
    前記ランナの回転エネルギーを発電機に伝達する主軸と、
    前記ランナの下流に位置し、前記ランナを駆動させた水が流れ込む吸出し管と、
    前記クラウンの下方において前記主軸の回転軸上に配置され、前記空洞の下端部の直径よりも小さな直径を有する柱状部材と、
    を備える水力機械。
  2. 前記柱状部材は、前記クラウンに取り付けられている、請求項1に記載の水力機械。
  3. 前記羽根と前記クラウンとの接続部の内端と前記クラウンの下端面との間の軸方向距離LCと、前記ランナの出口直径DEとの比率LC/DEは、0.08よりも小さい、請求項1または2に記載の水力機械。
  4. 前記柱状部材は、支柱を介して前記吸出し管に取り付けられている、請求項1に記載の水力機械。
  5. 前記柱状部材の直径D0を、前記ランナの出口直径DEで割った値D0/DEは、0.02よりも大きく、かつ0.30よりも小さい、請求項1からのいずれか1項に記載の水力機械。
  6. 前記柱状部材の長さL0を、前記羽根と前記クラウンとの接続部の内端と前記バンドの出口端との間の軸方向距離LEで割った値L0/LEは、0.3よりも大きく、かつ3.0よりも小さい、請求項1からのいずれか1項に記載の水力機械。
  7. 前記クラウンの下端面は、中実の平坦面であり、前記ランナの下流側に露出している、請求項1からのいずれか1項に記載の水力機械。
  8. リング状に配置された複数の羽根と、前記羽根に上側から接続され、前記羽根に囲まれた位置に中実の下端面を有し、主軸に接続されており、前記下端面の上部に空洞を有するクラウンと、前記羽根に下側から接続されたバンドとを備え、前記クラウンの下方において、前記主軸の回転軸上に、前記空洞の下端部の直径よりも小さな直径を有する柱状部材が配置されているランナにより、圧力水の持つエネルギーを回転エネルギーに変換し、
    前記ランナの回転エネルギーを、前記主軸により発電機に伝達し、
    前記ランナを駆動させた水を、前記ランナの下流に位置する吸出し管へと放出する、
    ことを含む水力機械の運転方法。
  9. 前記クラウンの下端面は、中実の平坦面であり、前記ランナの下流側に露出している、請求項8に記載の水力機械の運転方法。
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