JP5956666B1 - 連段養殖籠から貝を振るい出すための振出装置及び振出方法 - Google Patents

連段養殖籠から貝を振るい出すための振出装置及び振出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5956666B1
JP5956666B1 JP2015215801A JP2015215801A JP5956666B1 JP 5956666 B1 JP5956666 B1 JP 5956666B1 JP 2015215801 A JP2015215801 A JP 2015215801A JP 2015215801 A JP2015215801 A JP 2015215801A JP 5956666 B1 JP5956666 B1 JP 5956666B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrating body
conveyor
container
prime mover
contents
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015215801A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017085904A (ja
Inventor
光典 森
光典 森
Original Assignee
株式会社森機械製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社森機械製作所 filed Critical 株式会社森機械製作所
Priority to JP2015215801A priority Critical patent/JP5956666B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5956666B1 publication Critical patent/JP5956666B1/ja
Publication of JP2017085904A publication Critical patent/JP2017085904A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Abstract

【課題】貝を収容した連段養殖籠から貝を取り出すために用いることができる、容器に振動を与えて内容物を振るい出す、効率的でコンパクトな振出装置及びそれを備えたコンベアを提供する。【解決手段】振出装置1は、容器(連段養殖籠)を載置させて支持し振動を与えるための一対の支持部材111a、111bを含む振動体11と、振動体11を振動させる動力を発生させる原動機12と、原動機12から発生する動力を振動体11に伝達する動力伝達部材131、132、133と、を備える。原動機12から発生する動力が動力伝達部材131、132、133を介して振動体11に伝達して振動体11を振動させ、一対の支持部材111a、111bに載置される容器(連段養殖籠)に振動を与えて内容物を振るい出す。原動機12から発生する動力が振動体11を、全体が並進振動のみをするのではなく、揺動を伴って振動するか、又は複数の部分が別々に振動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、貝を収容した連段養殖籠から貝を取り出すための装置及び方法に関する。より具体的には、本発明は、連段養殖籠に振動を与えることによって貝を振るい出すための振出装置及び振出方法に関する。さらに、本発明による振出装置及び振出方法は、一般に、容器から内容物を取り出すために用いることができる。
ホタテ貝などの貝類の養殖において一般に用いられる連段養殖籠は、外囲に網が張られ、内部は被覆鋼線を円形又は多角形に成形した支持枠に張られた仕切網によって高さ方向に20cm程度の間隔で10〜20の段に区切られた籠である。連段養殖籠は、典型的には、高さ2〜4m、直径45〜50cmの略円筒形状又は略多角柱形状であり、蛇腹様に折り畳む事ができる。特に略円筒形状の連段養殖籠は丸カゴとも通称される。
丸カゴには、貝を出し入れするための口部が、側面に各段を通して直線状に設けられ、海中に吊るされている間は中の貝が出ないように糸で縫い合わされている。糸は丸カゴの段数に応じて1本又は2本程度用いられ、1本の糸で10段程度を貫通し縫い合わせて閉じている。糸の一端は丸カゴに縛り付けられ、他端は網地の出入り口を縫い合わせた後もそのままにしておかれる。成長前の小さい貝を丸カゴに入れる時は、糸を緩め開口部を開いて一段ずつ入れるが、成長した貝を出す時には、糸を引き抜いて口部を全開して出す。貝の出荷時の丸カゴ全体の重量は、貝の他、海藻や泥の付着により40〜50Kgにもなる。
成長した貝を丸カゴから取り出す際には、3〜4人で、丸カゴの口部を下に向け、並べたサンテナー(登録商標)などの運搬用容器の上や既成のコンベア上で丸カゴを上下に揺り動かして中の貝を振るい落としている。以前は、サンテナーを丸カゴの長さ分並べ、その上に丸カゴを載せ上下に揺り動かして貝をサンテナー内に落下させ、サンテナーが一杯になると次のサンテナーに取り替えるような作業が行われていた。これは、出荷がサンテナーで行うので都合が良かったためである。しかし、最近は、小サイズのホタテ貝やムラサキイガイ等の雑貝、海藻の一部等が混入しないように、選別、洗浄を行うような作業の流れになった。コンベアの上で丸カゴを揺り動かして貝をコンベア上に落下させ、貝をそのまま選別機に運び、選別、洗浄が行われている。
連段養殖籠から貝を取り出すための機械装置としては、特許文献1(実用新案登録第3103202号公報)の貝類分離装置が知られている。これは、機械の一端から丸カゴを取り込み、加振部を通過させながら貝類を分離し落下させ、反対側から丸カゴを排出する装置である。
実用新案登録第3103202号公報
前述のように、成長した貝を丸カゴから取り出す際には、3〜4人で、丸カゴの口部を下に向け、並べたサンテナーの上や既成のコンベア上で丸カゴを上下に揺り動かして中の貝を振るい落としているが、これは大変な重労働である。
そこで登場したのが、特許文献1の貝類分離装置であるが、これにはいくつかの問題がある。第1に、海中養殖中に丸カゴに大量に付着し成長するムラサキイガイが出す足糸によりホタテ貝がカゴに糸で張付けになり、どれだけ振動させても落ちない場合に、丸カゴの出口より手を差し入れて貝を引き出さなければならないことが度々あり、これをするためには、丸カゴを引き伸ばした状態で出口を上に向け貝を探して取り出す作業をする必要があるが、特許文献1の貝類分離装置においては、この作業が困難になるという問題がある。具体的には、丸カゴを機械に入れる際に出口を下向きにするため、上述の作業は、機械から丸カゴが完全に排出されてから丸カゴを引き伸ばし、上下反転させ出口を上に向けてから行わなければならない。そのため、必ず3名程の作業員が必要であり、二度手間となり決して省力化にはならず、機械を用いない手作業のほうが却って効率的ですらある。なお、手作業で丸カゴから貝を取り出す場合においては、丸カゴの出口を下に向け、全体を引き伸ばした状態で振動させて貝を落下させるため、落ちない貝があればすぐその場で丸カゴを半回転させ出口を上に向け貝を取り出す事ができ、機械を用いた場合の半分程度の時間で素早く作業することができる。
第2に、特許文献1の貝類分離装置は、機械入り口側で3m程度、機械全長1.5m、出口側で3m、全体で7〜8mの作業スペースが必要となるが、手作業ならば3〜4m程で済む。狭い作業場には機械の導入が困難である。
第3に、魚介類の出荷は鮮度維持のため、早朝で終わる事が条件となり、ホタテも例外ではない。作業船は午前3時頃から沖に出て水揚げした貝を積んで午前5時頃には港に戻り、従業員総出で一斉にカゴから貝を振るい出して選別洗浄し、午前8時頃にはトラックに積み込み終わる。そのため、丸カゴ一つに掛かる時間は僅か15〜20秒である。その余りの早さに機械が見劣りするのが現状である。
しかし、手作業において、3時間もの間、50Kgもあるカゴを3〜4人で上下に振動させることは相当な重労働であり、従業員の高齢化と共により良い機械が求められている。
そこで、本出願の発明者は、作業者の労働を軽減する、効率的でコンパクトな振出装置及びそれを用いた振出方法を発明した。
本発明は、第1の態様において、容器に振動を与えて内容物を振るい出すための振出装置を提供する。振出装置は、容器を載置させて支持し振動を与えるための振動体と、振動体を振動させる動力を発生させる原動機と、原動機から発生する動力を振動体に伝達する動力伝達部材と、を備える。振出装置は、振動体に載置される容器に振動を与えて容器から内容物を振るい出すように構成される。原動機から発生する動力が動力伝達機構を介して振動体の複数の箇所に別々に伝達することによって、振動体は、その全体が並進振動のみをするのではなく、揺動を伴って振動するか、又は複数の部分が別々に振動する。
一実施形態においては、振動体は、棒状又はパイプ状であって互いに平行に配置された一対の支持部材と、一対の支持部材を互いに連結する連結部材とをさらに含み、原動機から発生する動力が一対の支持部材のそれぞれに別々に伝達するように構成することができる。
一実施形態においては、原動機から発生する動力は回転力であり、動力伝達部材は、回転運動を往復運動に変換するクランク機構を含むことによって、原動機から発生する回転力を振動力として振動体に伝達するように構成することができる。
一実施形態においては、動力伝達機構は、第1の伝達部材、第2の伝達部材、及び第3の伝達部材を含むように構成することができる。この場合において、第1の伝達部材は、原動機から発生する動力を第1の連結部において受けて、軸を支点として振動する。第2の伝達部材は、第2の連結部において第1の伝達部材に連結され、さらに第3の連結部において振動体に連結され、第1の伝達部材の振動を振動体に伝達する。第3の伝達部材は、第2の連結部とは軸を挟んで反対側に位置する第4の連結部において第1の伝達部材と連結され、さらに第5の連結部において振動体に連結され、第1の伝達部材の振動を振動体に伝達する。
一実施形態においては、動力伝達部材は、原動機から発生した動力のうち押圧力を伝達せずに引張力を伝達するように構成することが好ましい。この構成は、例えば、動力伝達経路の全部又は一部に鎖、ロープ又はワイヤーを用いることによって達成することができる。
一実施形態においては、振動体は、スプリングによって振動可能に支持されるように構成することができる。
本発明は、第2の態様において、第1の態様の振出装置と、コンベアとを備えた、振出装置付きコンベアを提供する。振出装置はコンベアの搬送路の上方に設置され、振出装置によって振るい出された内容物がコンベアの搬送路上に落下してそのままコンベアによって搬送されるように構成される。
一実施形態においては、コンベアは、水平部と傾斜部とを有し、水平部と傾斜部とを通して1本のベルトが走行するように構成することができる。この場合において、振動体は、水平部の上方に水平部に沿って設置される。振出装置付きコンベアは、水平部の搬送路上に振るい出された内容物が、ベルトによって、傾斜部に搬送され、さらに傾斜部の搬送路上を搬送されることによって、水平部の搬送路より高い位置に搬送されるように構成することができる。
本発明は、第3の態様において、振出装置を用いて容器から内容物を振るい出す方法を提供する。本方法は、容器を振動体に載置する工程と、原動機を作動させることによって振動体を振動させ、それによって、振動体に載置された容器に振動を与えて内容物を振るい出す工程とを含む。
一実施形態においては、振出装置の下にサンテナー(登録商標)などの運搬用のカゴを準備しておき、振るい出された内容物を運搬用容器で受けるようにしてもよい。
一実施形態においては、容器は略円筒形の連段養殖籠であり、内容物はホタテ貝等の貝である。
本発明は、第4の態様において、第3の態様の方法によって容器から内容物を振るい出す工程と、振るい出されて落下する内容物をコンベアの搬送路で受けて搬送する工程と、を含む方法を提供する。
一実施形態においては、コンベアは、水平部と傾斜部とを有し、水平部と傾斜部とを通して1本のベルトが走行するように構成されたベルトコンベアとすることができ、振動体は、水平部の上方に水平部に沿って設置することができる。振るい出す工程は、内容物を水平部の搬送路上に振るい出す工程とすることができる。搬送する工程は、振るい出された内容物を、ベルトによって、水平部の搬送路上を傾斜部に搬送する工程と、傾斜部の搬送路上を搬送する工程とを含む、水平部の搬送路の高さより高い位置に搬送する工程とすることができる。
丸カゴから貝を取り出す作業においては、従来は丸カゴを既成コンベア上で保持して手で上下に振動させて貝を落下させる方法が主流であるが、本発明による装置及び方法を用いれば、丸カゴを機械装置で振動させるため、作業者は重労働から開放され、腕の疲れが軽減される。また、本発明の装置は、非常に簡単な機構で小型であるため、従来の作業スペースがあれば設置することができる。
本発明の装置を用いれば、40〜50Kgにもなる重たい丸カゴに、一瞬にして激しい振動を与え、口部よりホタテ貝等を振り落とす事ができる。カゴ全体を載置する振動体をスプリングで支持することで、僅かな力でも傾きが起こる。しかし素早くその力を取り去れば、スプリングの反発力により元に戻ろうとする。透かさず、反対側に力を加えると、その作用は増幅され、大きく傾く。この繰り返しにより重たいカゴが大きく揺れる。さらに、動力を伝える部材には、固定長のロッドではなく、屈伸可能な鎖、ロープ、ワイヤーなどが用いられ、これにより、大きな衝撃振動が発生する。これらが揃うと僅かな原動力で重たい物を揺り動かし、叩き付ける様な作用が起こる。力は丸カゴに集中し、ホタテ貝等が振り落とされる。
ところで、特許文献1の貝類分離装置においては、カゴ送り装置が丸カゴを固定しこの装置ごと振動している。そのため、丸カゴの自由度は無く単調な往復振動となり、足糸で張り付いたホタテ貝の離れが悪い。また、丸カゴ送り装置は複雑で重量もあり、この重たい機械装置を振動させる原動機も大きく、機械全体で振動、騒音が発生する。これに対して、本発明の装置を用いて丸カゴから貝を取り出す際には、丸カゴは、振動体の上に載せられるだけであり、装置に固定されない。さらに、振動体は、スプリングによって支持されており、固定物に固定されていない。振動体を上昇及び下降させる動力を伝達する部材にも鎖、ロープ又はワイヤーなどの屈伸可能な構造が用いられるため、振動体は、動力源の動きにも拘束されない。これらの組み合わせにより、丸カゴには打撃力を伴った強力な振動が発生し、短時間で丸カゴ内の全ての貝が振り落とされる。これは特許文献1の貝類分離装置にはない効果である。
本発明の一態様による振出装置付きコンベアは、本来のコンベアの機能を妨げることなくコンベアとしての使用も可能なものとなっている。そのため、特許文献1の貝類分離装置と比較すると、本発明の振出装置付きコンベアは、従来の手作業の流れを変えずに、作業スピードも落とすことなく使用することができる。また、丸カゴ全体を装置にセットして一気に振動させ貝を出すことができるため、作業時間が大幅に短縮される。さらに、丸カゴ内に残った貝の始末もそのままの立ち位置で行うことができるため、無駄な作業動作がない。
本発明の一実施形態に係る振出装置の全体図である。 図1の振出装置が備える動力伝達機構の詳細を示す図である。 図1の振出装置を用いて丸カゴから貝を取り出す場合における、丸カゴに振動が与えられる様子を模式的に示す図である。 図1の振出装置を用いて丸カゴから貝を取り出す場合における、振出装置の使用状態を示す図である。 本発明の別の一実施形態に係る振出装置付きコンベアの全体図である。 図5の振出装置付きコンベアを用いて丸カゴから貝を取り出して搬送する場合における、振出装置付きコンベアの使用状態を示す図である。
本発明の一実施形態に係る振出装置1について、以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る振出装置1の全体図である。振出装置1は、振動体11と、原動機12と、動力伝達機構13とを備える。図2は、振出装置1が備える振動体11及び動力伝達機構13を、図1の左側面から見た図である。なお、図1においては、スプリング14c、14dは第2の伝達部材132及び第3の伝達部材133の左側に示されているが、図2においては、動力伝達機構13の構造を解りやすく示すために、スプリング14c、14dが第2の伝達部材132及び第3の伝達部材133の奥側に重なるように示されている。
振動体11は、一対の支持部材111(111a、111b)及び連結部材112(112a、112b、112c)で構成されており、互いに平行に配置された一対のパイプ状の支持部材111a、111bの両端部及び中央部を連結部材112で連結して一体としたものである。一対の支持部材111は、この上に載置される容器Cを上下に跳ね上げるように振動させて容器Cから内容物Sを振るい出すための部材であり、その長さは容器Cの想定される長さよりも長く、その間隔は容器Cを振動させても転がり落ちないように調節される。なお、本実施形態においては、一対の支持部材111は連結部材112で互いに連結されているが、別の実施形態としては、支持部材のそれぞれを独立させておいてもよい。さらに別の実施形態としては、振動体は、例えば平行に配置された4本のパイプなど、一組又は複数組の支持部材を含んでもよく、あるいは、振動体全体を例えば中抜きされた湾曲板形状とするなど、一体に形成されたものであってもよい。
振動体11の下部には、スプリング14(14a、14b、14c、14d)が取り付けられている。具体的には、スプリング14a及び14bは連結部材112a及び112bの下部にそれぞれ取り付けられ、スプリング14c及び14dは支持部材111a及び111bの長手方向中央の下部、すなわち、後述する第3及び第5の連結部の近くに、それぞれ取り付けられている。これにより、振動体11は、少なくとも一対の支持部材のそれぞれが上下方向に振動できるように支持される。スプリング14それぞれの下端は、例えば、図1において破線で例示されるような、ある程度の高さを有する枠体などの固定物に取り付けられ、これによって、振動体11を、例えば作業者の腰の高さほどの位置に設置することができる。なお、後述する別の実施形態に係る振出装置付きコンベア2においては、スプリング14それぞれの下端は、装置を構成するコンベア20の縁部に取り付けられる。
原動機12は、振動体11を振動させるための動力となる回転力を発生させる。原動機12から発生した回転力は、まず、原動機12に連結された動力伝達機構13に伝達する。動力伝達機構13は、円板状のクランクアーム1342及びロッド1343を含むクランク機構134と、第1の伝達部材131と、第2の伝達部材132と、第3の伝達部材133とを含む。原動機12から発生する回転力によって、原動機12に連結されたクランクアーム1342が回転運動し、これにより、クランクアーム1342に連結されたロッド1343が往復運動する。ロッド1343は、第1の連結部において第1の伝達部材131と連結している。ロッド1343の往復運動は第1の伝達部材131に伝達し、これにより、第1の伝達部材131は、軸131Pの周りに揺動する。
第1の伝達部材131には、第1の連結部と軸131Pとの間に位置する第2の連結部において第2の伝達部材132が連結されており、さらに、第2の連結部とは軸131Pを挟んで反対側に位置する第4の連結部において第3の伝達部材133が連結されている。第2の伝達部材及び第3の伝達部材は、それぞれ、鎖で構成されている。第2の連結部と第4の連結部とは、第1の伝達部材131上において、軸131Pを挟んで互いに反対側に位置していため、第2の伝達部材132と第3の伝達部材133とは、揺動する第1の伝達部材131に、交互に引っ張られることになる。
ここで、第1の伝達部材131が揺動するときの、第1〜第3の伝達部材の動作及び状態を説明する。図2において、第1の伝達部材131は、ロッド1343からの動力を受けて、軸131Pを中心に上下に揺動するが、初めに、第1の伝達部材131の右側が上がっている(すなわち、左側が下がっている)状態を考える。このとき、鎖で構成された第2の伝達部材132は弛緩している。第1の伝達部材131の右側が下がるに連れて、第2の伝達部材132は第1の伝達部材131に連結している下端が下がることによって引き伸ばされていき、ある時点において完全に緊張する。この瞬間に、第2の伝達部材132はその全体が第1の伝達部材131に急激に引っ張られるため、その引張力が衝撃を伴って、第2の伝達部材132の上端に伝達する。その後も第1の伝達部材131の右側が下がるように運動し続けている間、第2の伝達部材132は伝達部材131に引っ張られる。やがて、第1の伝達部材131の右側が上がる(すなわち、左側が下がる)ように運動の向きを転じると、第2の伝達部材132は弛緩する。次いで、同様に、第1の伝達部材131の左側が下がるに連れて、弛緩している第3の伝達部材133が引き伸ばされて緊張し、引張力が衝撃を伴って第3の伝達部材133の上端に伝達する。やがて、第1の伝達部材131が再び運動の向きを転じると、第3の伝達部材133は弛緩する。以上が繰り返されるため、第2の伝達部材132と第3の伝達部材133とには、第1の伝達部材131からの引張力が衝撃を伴って交互に繰り返し伝達することになる。
なお、第2の伝達部材132及び第3の伝達部材133は、上述のように鎖で構成することが好ましいが、鎖以外のものによる構成であっても、押圧力を伝達せずに引張力を伝達する構成であれば同様の効果が得られるため、別の実施形態においては、例えばロープ又はワイヤーで構成するようにしてもよい。
第2の伝達部材132は、第3の連結部において、振動体11を構成する一対の支持部材111の一方である支持部材111aに連結している。そのため、第2の伝達部材132に伝達した引張力は、第3の連結部を介して支持部材111aに伝達し、振動体11を振動させる。また、第3の伝達部材133は、第5の連結部において、振動体11を構成する一対の支持部材111の他方である支持部材111bに連結している。そのため、第3の伝達部材133に伝達した引張力は、第5の連結部を介して支持部材111bに伝達し、振動体11を振動させる。上述したように、第2の伝達部材132と第3の伝達部材133とには、衝撃を伴った引張力が交互に伝達するため、スプリング14によって支持されている振動体11は、支持部材111aと支持部材111bとに交互に衝撃を伴った引張力を受けて複雑に振動する。
このとき、一対の支持部材111のそれぞれは、第2及び第3の伝達部材132、133から下向きの引張力を受けることになるが、一対の支持部材111のそれぞれと第2及び第3の伝達部材132、133とを連結する第3及び第5の連結部の近くにはスプリング14c、14dがそれぞれ配置されており、これらが一対の支持部材111のそれぞれを下向きの引張力に抗するように支持し、支持部材111の中央部が下向きに湾曲することを効果的に防止する。このため、スプリング14c、14dを用いない場合と比べて、支持部材111を強固なものにする必要がないため、振動体11を軽量化することができ、さらには、原動機12が発生する動力も、軽量な振動体11に見合った比較的小さなものとすることができる。
振動体11の振動は、図2に破線で例示されるように振動体11に載置された容器Cに伝達する。それによって、容器Cは複雑に振動し、容器Cから内容物Sが振るい出される。容器Cが振動する様子の詳細について、図3を参照しながら説明する。図3(a)〜(c)は、それぞれ、振動体11を構成する支持部材111a及び111bと、そこに載置された容器Cとを、支持部材111a及び111bの長手方向に対して垂直な面で切断して模式的に示した図である。図3(a)は、振動体11を構成する支持部材111a及び111bに、略円筒形の容器Cが、口部C1が下向きになるように載置された状態を示す。ここで、左右の支持部材111a及び111bの上昇及び下降が交互に繰り返されることにより、図3(b)及び(c)に示すように、容器Cは左右に回動するように揺動する。左右の支持部材111a及び111bは連結部材112によって連結されており、さらにスプリング14によって支持されているため、その動きは一定周期の単調なくり返し運動ではなく、重心が常に移動するような不規則な運動となる。すなわち、振動体11及びそれに載置される容器Cは、その全体が並進振動のみをするのではなく、揺動を伴って振動する。さらに、前述したように、動力を振動体に伝達する機構には、固定された長さのロッド状ではなく、鎖、ロープ、ワイヤー等の屈伸可能な部材を用いているため、単調な押し引きの運動ではなく、運動の不同により打撃力を誘発し大きな衝撃振動を発生させる。その結果、容器Cの内容物Sは、あらゆる方向の揺れを受けて素早く落下する。なお、本実施形態においては、支持部材111a及び111bが連結部材112によって連結されているため、振動体11は揺動を伴って振動するが、別の実施形態としては、例えば、それぞれ動力を受ける振動体の複数の部分を、連結しないか又は伸縮性のある部材で緩く連結すれば、振動体の複数の部分は別々に振動するようになり、このようにしても本発明の目的は達成することができる。
振出装置1の使用方法の具体例として、振出装置1を用いて丸カゴCから内容物の貝Sを振るい出す方法について説明する。まず、原動機12を作動させて、振動体11を振動させる。その状態で、図4に示されるように、丸カゴCを、口部C1が下向きになるように、振動体11を構成する一対のパイプ状の支持部材111a、111bの間に載置する。あるいは、丸カゴCを振動体11に載置してから原動機12を作動させるようにしても良い。すると、図3を参照して説明したように、振動体11の振動が丸カゴCに伝達して、中から貝Sが振るい出される。さらに、例えばムラサキイガイの足糸によってホタテ貝等の貝Sが丸カゴC内に張り付けられているような場合でも、多少の足糸であれば振動により切れて貝Sが落下する。なお、それでも丸カゴC内に残る貝Sは、振動体11の振動止め、丸カゴを半回転し口部C1を上に向ければ、すぐに手作業で取り出すことができる。丸カゴCから振るい出された貝Sは、振出装置1から落下することになるが、貝Sを受けるために、振出装置1の下にサンテナー(登録商標)などの運搬用容器を並べておくと良い。
以上のように、振出装置1を用いれば、効率よく、丸カゴから貝を振るい出すことができる。なお、上記の説明においては、振出装置1の用い方として、丸カゴから貝を振るい出す場合を例に説明したが、振出装置1は、貝を格納した丸カゴに対してのみ効果を奏するものでないことは明らかであり、一般に、内容物が振るい出されるような適当な形状の容器から、内容物を振るい出すことができるものである。
本発明の別の一実施形態に係る振出装置付きコンベア2について、以下に説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る振出装置付きコンベア2の全体図である。振出装置付きコンベア2は、振出装置1とコンベア20とを備え、振出装置1を構成する振動体11を支持するスプリング14は、コンベア20の固定部に取り付けられている。コンベア20は水平部201及び傾斜部202を有し、振動体11は水平部201の上方に水平部201に沿って設置されている。水平部201の長さは、容器Cの想定される長さより長ければ良いが、さらに振動体11を構成する一対の支持部材111a,111bより長いことが好ましい。また、コンベア20の幅は、振動体11を構成する一対の支持部材111a,111bの間隔より広くても狭くても構わない。
コンベア20においては、1本のベルト22が、水平部201と傾斜部202とを通して走行する。水平部201から傾斜部202に移る位置で、搬送物の載らないベルト22の両側部を上からローラで押えてベルト22を屈曲させることにより、水平部201から傾斜部202にベルト22が走行してもベルト全体が浮き上がらないように構成されている。
このように、水平部201と傾斜部202とを有するコンベア20を備えることによって、水平部201の高さは装置の構造上可能な最低の地上高とすることができ、その上方に設置される振出装置1に丸カゴ等の容器Cを載せる場合にも、高さが低いので作業者の負担が軽減される。さらに、容器Cから振り出された貝等の内容物Sをベルト20で受けて、次の工程において要求される位置及び高さにまでそのまま搬送して上昇させる事が可能となる。
なお、水平部201と傾斜部202とを有するコンベア20に相当する別の構成としては、2本の直線状のコンベアを組み合わせることも考えられるが、その場合には、例えば搬送物が細かいばら物であれば、2本のコンベアの接続箇所でこぼれ落ちる恐れがある。また、1本の直線状のコンベアを傾斜させて用いることも考えられるが、その場合には、傾斜のために作業性が悪い等の問題がある。
振出装置付きコンベア2の使用方法の具体例として、丸カゴCから内容物の貝Sを振るい出して搬送する方法について説明する。まず、振出装置1が備える原動機12を作動させて、振動体11を振動させる。その状態で、図6に示されるように、丸カゴCを、口部C1が下向きになるように、振動体11を構成する一対のパイプ状の支持部材111a、111bの間に載置する。あるいは、丸カゴCを振動体11に載置してから原動機12を作動させるようにしても良い。すると、図3を参照して説明したように、振動体11の振動が丸カゴCに伝達して、中から貝Sが振るい出され、コンベア20を走行するベルト22上に落下する。貝Sは、そのままベルト22によってコンベア20の水平部201及び傾斜部202を搬送され、目的の位置及び高さに到達する。
以上のように、振出装置付きコンベア2を用いれば、効率よく、丸カゴから貝を振るい出して搬送することができる。なお、上記の説明においては、振出装置付きコンベア2の用い方として、丸カゴから貝を振るい出して搬送する場合を例に説明したが、振出装置付きコンベア2は、貝を格納した丸カゴに対してのみ効果を奏するものでないことは明らかであり、一般に、内容物が振るい出されるような適当な形状の容器から、内容物を振るい出して搬送することができるものである。
本明細書においては本発明の一実施形態が説明されたが、当業者であれば、特許請求の範囲から逸脱することなく様々な変更がなされ、均等物がそれについての要素に代替され得ることが理解されるであろう。したがって、本発明は、本明細書に開示された一実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に属する全ての実施形態を含むものであることが意図される。
1 振出装置
11 振動体
111(111a,111b) 支持部材
112(112a,112b,112c) 連結部材
12 原動機
13 動力伝達機構
131 第1の伝達部材
131P 軸
132 第2の伝達部材
133 第3の伝達部材
134 クランク機構
1342 クランクアーム
1343 ロッド
14(14a,14b,14c,14d) スプリング
2 振出装置付きコンベア
20 ベルトコンベア
201 水平部
202 傾斜部
21 搬送路
22 ベルト
C 連段養殖籠(丸カゴ)
C1 口部
S 貝

Claims (12)

  1. 容器に振動を与えて前記容器から内容物を振るい出すための振出装置であって、
    前記容器を載置させて支持し振動を与えるための、振動体と、
    前記振動体を振動させる動力を発生させる、原動機と、
    前記原動機から発生する動力を前記振動体に伝達する、動力伝達機構と、
    を備え、
    前記振動体に載置される前記容器に振動を与えて前記容器から前記内容物を振るい出すように動作するように構成され、
    前記原動機から発生する動力が前記動力伝達機構を介して前記振動体の複数の箇所に別々に伝達することによって、前記振動体は、その全体が並進振動のみをするのではなく、揺動を伴って振動するか、又は複数の部分が別々に振動するように構成された、振出装置。
  2. 前記振動体は、棒状又はパイプ状であって互いに平行に配置された一対の支持部材と、前記一対の支持部材を互いに連結する連結部材とを含み、前記原動機から発生する動力が前記一対の支持部材のそれぞれに別々に伝達するように構成された、請求項1に記載の振出装置。
  3. 前記原動機から発生する動力は回転力であり、前記動力伝達機構は、回転運動を往復運動に変換するクランク機構を含むことによって、前記原動機から発生する回転力を振動力として前記振動体に伝達するように構成された、請求項1から請求項2までのいずれかに記載の振出装置。
  4. 前記動力伝達機構は、
    前記原動機から発生する動力を第1の連結部において受けて、軸を支点として振動する、第1の伝達部材と、
    第2の連結部において前記第1の伝達部材に連結され、さらに第3の連結部において前記振動体に連結され、前記第1の伝達部材の振動を前記振動体に伝達する、第2の伝達部材と、
    前記第2の連結部とは前記軸を挟んで反対側に位置する第4の連結部において前記第1の伝達部材と連結され、さらに第5の連結部において前記振動体に連結され、前記第1の伝達部材の振動を前記振動体に伝達する、第3の伝達部材と、
    を含む、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の振出装置。
  5. 前記動力伝達機構は、前記振動体に、前記原動機から発生した動力のうち押圧力を伝達せずに引張力を伝達するように構成された、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の振出装置。
  6. 前記振動体は、スプリングによって振動可能に支持された、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の振出装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の振出装置と、コンベアとを備えた、振出装置付きコンベアであって、
    前記振出装置は前記コンベアの搬送路の上方に設置され、前記振出装置によって振るい出された前記内容物が前記コンベアの搬送路上に落下してそのまま前記コンベアによって搬送されるように構成された、振出装置付きコンベア。
  8. 前記コンベアは、水平部と傾斜部とを有し、前記水平部と前記傾斜部とを通して1本のベルトが走行するように構成された、ベルトコンベアであり、
    前記振動体は、前記水平部の上方に前記水平部に沿って設置され、
    前記水平部の搬送路上に振るい出された前記内容物が、前記ベルトによって、前記傾斜部に搬送され、さらに前記傾斜部の搬送路上を搬送されることによって、前記水平部の搬送路の高さより高い位置に搬送されるように構成された、請求項7に記載の振出装置付きコンベア。
  9. 容器から内容物を振るい出す方法であって、
    前記容器を載置させて支持し振動を与えるための、振動体と、
    前記振動体を振動させる動力を発生させる、原動機と、
    前記原動機から発生する動力を前記振動体に伝達する、動力伝達機構と、
    を備え、前記振動体に載置される前記容器に振動を与えて前記容器から前記内容物を振るい出すように動作するように構成され、前記原動機から発生する動力が前記動力伝達機構を介して前記振動体の複数の箇所に別々に伝達することによって、前記振動体は、その全体が並進振動のみをするのではなく、揺動を伴って振動するか、又は複数の部分が別々に振動するように構成された、振出装置を準備し、
    前記容器を前記振動体に載置する工程と、
    前記原動機を作動させることによって前記振動体を振動させ、それによって、前記振動体に載置された前記容器に振動を与えて内容物を振るい出す工程と、
    を含む方法。
  10. 前記容器は略円筒形の連段養殖籠であり、前記内容物は貝である、請求項9に記載の方法。
  11. 請求項9又は請求項10に記載の方法によって前記容器から前記内容物を振るい出す工程と、振るい出されて落下する前記内容物をコンベアの搬送路で受けて搬送する工程と、を含む方法。
  12. 前記コンベアは、水平部と傾斜部とを有し、前記水平部と前記傾斜部とを通して1本のベルトが走行するように構成された、ベルトコンベアであり、
    前記振動体は、前記水平部の上方に前記水平部に沿って設置されており、
    前記振るい出す工程は、前記内容物を前記水平部の搬送路上に振るい出す工程であり、
    前記搬送する工程は、振るい出された前記内容物を、前記ベルトによって、前記水平部の搬送路上を前記傾斜部に搬送する工程と、前記傾斜部の搬送路上を搬送する工程とを含む、前記水平部の搬送路の高さより高い位置に搬送する工程である、
    請求項11に記載の方法。
JP2015215801A 2015-11-02 2015-11-02 連段養殖籠から貝を振るい出すための振出装置及び振出方法 Active JP5956666B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015215801A JP5956666B1 (ja) 2015-11-02 2015-11-02 連段養殖籠から貝を振るい出すための振出装置及び振出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015215801A JP5956666B1 (ja) 2015-11-02 2015-11-02 連段養殖籠から貝を振るい出すための振出装置及び振出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5956666B1 true JP5956666B1 (ja) 2016-07-27
JP2017085904A JP2017085904A (ja) 2017-05-25

Family

ID=56513734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015215801A Active JP5956666B1 (ja) 2015-11-02 2015-11-02 連段養殖籠から貝を振るい出すための振出装置及び振出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5956666B1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6967786B2 (ja) * 2019-01-11 2021-11-17 株式会社 星野鉄工所 養殖籠における貝類の回収装置
JP7199092B2 (ja) * 2019-01-28 2023-01-05 有限会社シーズ 貝類取出し装置
KR102291155B1 (ko) * 2020-09-15 2021-08-18 김낙현 가리비 채취기
CN112956441B (zh) * 2021-03-03 2023-03-14 广东香良水产有限公司 一种工厂化养鱼饲料同步投放装置及其投放方法
KR102495670B1 (ko) * 2022-11-10 2023-02-06 이현창 패류 자동 탈거장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3103202U (ja) * 2004-02-05 2004-07-29 株式会社北村鉄工所 養殖カゴからの貝類分離装置
JP2011172531A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Sasaki Shoko Kk 貝類養殖篭

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3103202U (ja) * 2004-02-05 2004-07-29 株式会社北村鉄工所 養殖カゴからの貝類分離装置
JP2011172531A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Sasaki Shoko Kk 貝類養殖篭

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017085904A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5956666B1 (ja) 連段養殖籠から貝を振るい出すための振出装置及び振出方法
JP5922319B1 (ja) 貝類種苗選別機
JP6917152B2 (ja) 養殖貝の選別装置
JP5662727B2 (ja) 貝類取り出し方法と貝類取り出し装置
JP5715720B2 (ja) 貝類取り出し方法と貝類取り出し装置
JP2013226504A (ja) 養殖貝の自動選別装置
JP6809690B2 (ja) 貝選別装置及び貝選別方法
JP2020028820A (ja) 養殖貝の選別装置 以上
JP3264598B2 (ja) 貝の自動選別装置
CN105379501B (zh) 一种联合收获机
JP6598375B2 (ja) 貝受け搬送装置
KR102016099B1 (ko) 수산물 개체 분리장치
CN109894369A (zh) 一种泥沙筛分装置及其使用方法
JP2007143486A (ja) 貝類選別方法及び貝類選別装置
JP7199092B2 (ja) 貝類取出し装置
US4309837A (en) Apparatus for shaking fish free from gillnets, longlines and similar fish capturing means
JP5948229B2 (ja) 連続稚貝分離装置
CN207756458U (zh) 带出料淌板的网带平回筛
JP3103202U (ja) 養殖カゴからの貝類分離装置
CN107295989B (zh) 一种扇贝倒笼机
JP2017139987A (ja) 対象物取出し装置、対象物取出し方法、および対象物取出し選別方法
JP2022163886A (ja) 貝排出装置及び貝排出方法
CN205232863U (zh) 一种清选装置
JPH0633819Y2 (ja) 帆立貝の分別装置
JP6967786B2 (ja) 養殖籠における貝類の回収装置

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20160509

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160606

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160616

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5956666

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250