JP6809690B2 - 貝選別装置及び貝選別方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばホタテ貝の稚貝を大きさ別に選別するために用いられる貝選別装置及び貝選別方法に関する。
ホタテ貝の養殖においては、出荷までに、採苗、中間育成、及び本養殖の作業が行われ、この間に、貝の成長に合わせて複数回の選別作業を要する。最初の選別作業は、採苗器から取り出された稚貝を選別する作業である。この稚貝は、殻長が10mm以下、例えば4mm〜6mmであり、重量が海水を含んだ状態でも0.1g〜0.2gである。こうした稚貝は、軽くて殻の表面がほぼ平らであるため、海水から取り出されたときには、表面張力で貝同士が張り付いて塊状となったり、作業者の手や装置に張り付いたりする。したがって、こうした小さな貝は、機械による選別が難しく、通常は海水中において手作業で選別される。
手作業による選別作業は、例えば特許文献1に開示されるような装置を用いて行われる。一方、殻長が10mmより大きい貝は、重量が大きくなるとともに殻の厚みが増して丸みを帯びるため、貝同士が分離しやすくなり、海水中ではなく大気中で選別することも可能となる。したがって、成長してある程度以上の大きさとなった貝の選別は、作業効率を向上させることを目的として、機械で行われることが多い。
機械による選別方式として、平板方式と円筒方式が採用されている。平板方式の例として、例えば特許文献2及び特許文献3は、平板の篩部材を備える貝の選別装置を開示する。これらの装置は、孔や隙間が設けられた平らな篩部材の上に貝を供給し、篩部材を振動させ、孔や隙間より小さい貝を落下させることによって、貝を大きさ別に選別することができるものである。特許文献4は、貝を整列させるための渦巻型隔壁を有する整列機構部を備える選別装置が開示される。この装置では、整列機構部全体にわたって海水が流されており、この海水の作用によって貝同士の表面張力による付着を防止している。
円筒方式の例として、特許文献5は、円筒形状の網を備える貝選別機を開示する。この装置では、網目の大きさが異なる3つの円筒形状の網を貝が順に通過することによって、貝を大きさ別に選別することができる。
実用新案登録第3059578号公報 特開平8−141515号公報 特開平11−33489号公報 実用新案登録第2556868号公報 実開平6−17491号公報
殻長が10mm程度より小さいホタテ貝は、軽くて殻表面が平坦であり、水中から水上に取り出したときに表面張力により貝同士が張り付いて塊状となるため、振動のみによって貝を選別する従来の装置では、一旦塊状となった貝同士を分離させることは極めて難しい。塊状の貝に散水しながら貝同士を分離させる装置も提案されているが、特に小さな軽い稚貝の場合は、塊状となって分離されないまま水で押し流されるため、貝同士を効果的に分散させることができず、選別の精度を向上させることは難しい。したがって、このような小さな貝の選別は、機械化が難しく、これまでは底面を穴又は開口のある選別板とした篩のような器具を用いて、海水中において少量ずつ手作業で行わざるを得なかった。
本発明は、従来は手作業で少量ずつ行わざるを得なかった軽量の小さな貝、特に殻長が10mm程度以下の稚貝を、精度良く選別することが可能な、貝選別装置及び貝選別方法を提供する。
本発明の一態様においては、本発明は、貝を大きさ別に選別するための貝選別装置を提供する。貝選別装置は、水を収容することが可能な容器と、容器内に配置され、複数の開口が設けられた選別面とを備える。貝選別装置は、さらに駆動部を備え、この駆動部は、選別面を水面より低い位置と高い位置との間で移動させるための駆動力を発生する。貝選別装置は、さらに水放出部を備え、水放出部は、選別面が水面より高い位置にあるときに貝を移動させるための水を選別面に向けて放出する。
一実施形態においては、貝選別装置の水放出部は、選別面に対して斜め上方から水を放出するように構成されることが好ましい。選別面は、斜め上下方向に移動するように構成されることが好ましい。水放出部が選別面に対して斜め上方から水を放出する場合には、選別面が上昇するときの移動方向は、水の放出方向に対向する方向であることが好ましい。
一実施形態においては、貝選別装置は、選別面上を移動した貝を回収する貝回収部をさらに備えることが好ましい。貝回収部は、選別面上の貝を選別面から排出する貝出口と、選別面から排出された貝を容器の外部に排出する貝排出口と、一方の端部が貝出口に接続され、他方の端部が貝排出口に接続された貝移送管とを備えることが好ましい。
本発明の別の態様においては、本発明は、貝を大きさ別に選別するための貝選別方法を提供する。貝選別方法は、複数の開口が設けられ、貝が載置された選別面を、水面より低い位置と高い位置との間で移動させる工程と、選別面を水面より高い位置から水面より低い位置に向けて移動させるときに、選別面に設けられた複数の開口から湧き出す水の作用により、選別面上の貝を分離及び分散させる工程と、選別面を水面より低い位置から水面より高い位置に向けて移動させるときに、選別面に設けられた複数の開口から抜ける水とともに、複数の開口より小さな貝を複数の開口から下方に落下させる工程と、選別面が水面より高い位置にあるときに、選別面に向けて放出した水によって選別面上の貝を移動させる工程とを含む。
一実施形態における貝選別方法においては、選別面に対した斜め上方から水が放出されることが好ましい。選別面は、斜め上下方向に移動することが好ましい。選別面に対した斜め上方から水が放出される場合には、選別面の上昇時の移動方向は、水の放出方向に対向する方向であることが好ましい。
貝選別方法は、選別面上を移動した貝を回収する工程をさらに含むことが好ましい。
本発明の一実施形態による貝選別装置を示す。 本発明の一実施形態による貝選別装置の貝選別部及び貝回収部を示す。 本発明の一実施形態による貝選別装置における貝選別の原理を説明するための図である。 本発明の一実施形態による、水放出部から放出される水による貝の移動作用を説明するための図である。
図1は、本発明の一実施形態による貝選別装置1を示す。図1(a)は正面図、図1(b)は上面図、図1(c)は左側面図、図1(d)は右側面図である。
貝選別装置1は、支持脚12を備え、内部に水(好ましくは海水)を収容することができる水槽10と、水槽10の内部に取り付けられ、貝を大きさ別に分類するための貝選別部20と、貝選別部20を上下に移動させるための駆動部30と、貝選別部20上の貝を移動させるための水を放出する水放出部40とを備える。貝選別装置1は、貝選別部20上を移動させた貝を回収する貝回収部50と、選別するための貝を貝選別部20に供給するための貝投入ホッパー14とをさらに備えることが好ましい。
水槽10の側面には、貝選別部20によって選別された所定の大きさ(複数の開口23の大きさ)以上の貝を貝選別装置1から外部に取り出すための第1の貝排出口58が設けられている。また、水槽10の別の側面の、好ましくは下方に、貝選別部20から水中に落下した所定の大きさより小さい貝を、貝選別装置1から外部に取り出すための第2の貝排出口18が設けられている。水槽10の底面は、貝選別部20から水中に落下した貝が第2の貝排出口18に移動しやすいように、第2の貝排出口18に向かって下がる傾斜を設けることが好ましい。
水槽10のいずれかの側面には、水槽10内の水位を調整する目的で、内部の水を適切に排出するための水位調整用排水口16を設けることが好ましい。水槽10は、内部の所定の高さまで水を入れることができるとともに、内部に貝選別部20を取り付けることができるものであれば、その材質は特に限定されるものではない。また、図1においては、水槽10は、上面視(図1(b))で長方形状を有するものとして示されているが、この形状に限定されるものではない。
図2には、貝選別部20の詳細を示す。貝選別部20は、高さを有する側面を持つ、上面視が長方形状の枠21を有する。枠21の側面底部に内側に向けて突出部を設けるか、又は対向する側面の底部間に細長い支持部材を渡し、その突出部又は支持部材に選別面22を載置することができる。貝選別部20は、駆動部30からの駆動力によって水槽10の内部で上下に移動させることができる。
枠21は、好ましい実施形態においては、側面の高さが10cm程度、長さが200cm程度、幅が40cm程度である。枠21の長手方向の一方端部の低部には、選別された貝を貝選別部20の選別面22から排出するための2つの貝出口52が設けられている。
選別面22には、選別しようとする貝の大きさに対応する大きさの複数の開口23が設けられている。したがって、選別面22上に載置された貝のうち、複数の開口23より小さい貝は、選別面22から下方に落下し、複数の開口23の大きさ以上の大きさの貝は、選別面22上に残るようになっている。選別面22として、例えばステンレス板や樹脂板などの平板に一定の間隔で丸穴を開けたものを用いることができる。選別面22は、図2においては、平板に複数の開口23が設けられた構造のものとして示されているが、これに限定されるものではなく、例えば、概ね複数の開口23に相当する大きさの穴となるように組んだ金網様のものであってもよい。
貝選別部20の枠21には、図2に示されるように複数の支持体24が取り付けられている。支持体24は、一方の端部が枠21の側面外側に回転可能に軸支され、他方の端部が水槽10の側面内側に回転可能に軸支されている。支持体24は、貝選別部20が最下点の位置にあるときに、その長さ方向が鉛直方向から傾斜する向きになるように取り付けられている。したがって、貝選別部20が移動する際に、支持体24の枠21側の端部が水槽10側の端部の周りに円運動を行うことにより、貝選別部20を斜め上下方向に移動させることができる。
貝選別部20は、駆動部30の駆動力によって水槽10内で斜め上下方向に移動させることができる。駆動部30は、図2に示されるように、駆動力を発生する動力発生部32と、駆動力を動力発生部32から貝選別部22に伝達する動力伝達部34a、34b、34cとを有するものとすることができる。動力発生部32として、例えば電動モータを用いることができる。
動力伝達部34は、例えば、動力発生部32の回転軸に固定された円盤34aと、棒状体34b及び34cとを有するものとすることができる。棒状体34bの一方の端部は、円盤34aの外周近くに回転可能に軸支され、他方の端部は棒状体34cの一方の端部と回転可能に連結されている。棒状体34cの他方の端部は、貝選別部20の枠21に固定されている。このような構成のクランク機構を用いることによって、駆動部30は、複数の支持体24により水槽10に支持された貝選別部20を、斜め上下方向に移動させることができる。
ここで、図3を用いて、貝選別装置1によって貝が選別される原理を説明する。図3(a)は、貝選別部20の選別面22と水面WLとの位置関係を示し、図3(b)は、選別面22が水面WLより低い位置(すなわち水中)から高い位置(すなわち水上)に下降する際の水中における貝の状態を示し、図3(c)は、選別面22が水面WLより低い位置から高い位置に上昇する際の水中における貝の状態を示す。
図3(a)に示されるように、貝選別部20の選別面22は、貝が載置された状態で、水槽10内に収容された水の水面WLより低い位置と高い位置との間で斜め上下方向に移動する。この上下動の高さ及び往復の時間間隔は、特に限定されるものではなく、選別面22の最上点の高さと波の高さとの関係、波の大きさ、機械的負荷、作業速度等を考慮して適宜決定することができる。好ましい実施形態においては、上下動の高さは60mm程度、往復の時間間隔は1回/秒程度である。
選別面22が水面WLから水中に下降する際には、図3(b)に示されるように、選別面22に設けられた複数の開口23から水が湧き上がる。この水の湧き上がりによって、選別面22上の貝が水中で浮遊し、複数の貝が塊状に凝集している場合には、それらの貝を分離させ、分散させることができる。
次に、図3(b)の状態において分離及び分散した貝が水中に浮遊している間に、選別面22が上昇する。選別面22が上昇する際には、図3(c)に示されるように、選別面22に設けられた複数の開口23から水が抜けていく。このとき、図3(b)において説明した作用により分離及び分散した貝のうち、複数の開口23より小さい貝CSは、複数の開口23から抜ける水と共に選別面22から下方に落下し、一方、複数の開口23より大きい貝CLは、選別面22上に留まる。選別面22上の異物も、複数の開口23より小さいものは、選別面22から下方に落下させることができる。
図3(b)と図3(c)との動作を繰り返し、選別面22を水中と水上との間で往復させることによって、塊状に凝集した貝は徐々に分離及び分散し、複数の開口23より小さい貝CSは下方に落下し、複数の開口23より大きな貝CLのみが選別面23上に残ることになる。
貝選別装置1は、さらに、貝選別部20の上方に設けられた水放出部40を備える。水放出部40は、本実施形態においては、図1及び図4(a)に示されるように、貝選別部20の長手方向に平行になるように貝選別装置1に取り付けられる主パイプ42と、主パイプ42の側面に直交するように取り付けられ、主パイプ42と連通する複数の副パイプ44とを有する。なお、図4(a)は、水放出部40を下方から見た図である。水は、一方の端部に設けられた水供給口42aから主パイプ内に供給され、さらに主パイプ42から副パイプ44に供給される。水放出部40は、図1及び図4(a)に示される形状のものに限定されるものではなく、選別面22上において貝を移動させることができる程度の水を、選別面22に向かって放出することができる構造のものであればよい。
副パイプ44の各々の側面には、副パイプ44の長さ方向にわたって複数の水放出口46が設けられており、副パイプ44に供給された水は、水放出口46から放出される。副パイプ44は、長さ方向に平行な軸の周りに回転可能に主パイプ42に取り付けられており、副パイプ44を回転させることによって、水放出口46から放出される水の方向を任意に定めることができる。
図4(b)は、水放出部40から放出される水の作用を説明するための図である。水放出部40の水放出口46からは、好ましくは斜め下方に向けて水が放出される。選別面22が水面WLから水上に上昇した時に、選別面22上に残った貝CLは、水放出部40から放出された水によって選別面22上を押し流され、貝出口52に向けて移動させられる。
水放出部40は、選別面22上の貝を効率良く移動させる目的で、選別面22に対して斜め上方から水を放出することが好ましく、選別面22が上昇するときの斜め上方向に対向する方向から選別面22に向かって水を放出することが好ましい。水を放出する方向は、副パイプ44に設けられる複数の水放出口44の位置、又は副パイプ44の中心軸周りの角度を、適宜調整することによって定めることができる。
貝選別装置1は、図2及び図4(c)に示されるように、さらに貝回収部50を備えることが好ましい。貝回収部50は、選別面22上を移動した貝を貝選別部20(選別面22)から排出する貝出口52と、貝選別部20から排出された貝を水槽10の外部に排出する貝排出口58と、一方の端部が貝出口52に接続され、他方の端部が貝排出口58に接続された貝移送管54、56とを有する。
貝出口52は、枠21の長手方向の一方端部の底部に設けられ、貝移送管54の一方の端部と接続されている。貝出口52は、選別面22と同一面上にあることが好ましい。貝移送管54は、貝出口52の数に応じて1つ又は複数設けられる。貝移送管54は、貝選別部20の上下動に追随可能となるように、可撓性を有する管状の部材であることが好ましい。貝移送管54の他方の端部は、図2に示されるように、さらに貝移送管56の側面に接続されている。貝移送管56は、他方の端部が貝排出口58に接続されている。貝排出口58は、水槽10の側壁において、貝出口52が最下点に達したときの位置より下方に設けることが好ましい。
図4(c)に示されるように、選別面22が水中にある時には、貝選別部20の一方端部の低部に設けられた貝出口52も水中に位置する。このとき、貝出口52と貝排出口58との高さの差によって、貝出口52から貝排出口58に向かって水が流れ、この水とともに、選別面22上を貝出口52まで移動してきた貝CLが、貝移送管54、56を経由して貝排出口58から水槽10の外に排出される。このようにして、選別面22の複数の開口23の大きさより大きい貝CLを水槽10から回収することができる。
1 貝選別装置
10 水槽(容器)
12 支持脚
14 貝投入ホッパー
16 水位調節用排水口
18 第2の貝排出口
20 貝選別部
21 枠
22 選別面
23 貝選別穴(開口)
24 支持体
30 駆動部
32 動力発生部
34a、34b、34c 動力伝達部
40 水放出部
42 主パイプ
42a 水供給口
44 副パイプ
46 水放出口
50 貝回収部
52 貝出口
54、56 貝移送管
58 第1の貝排出口
WL 水面

Claims (11)

  1. 貝を大きさ別に選別するための貝選別装置であって、
    水を収容することが可能な容器と、
    前記容器内に配置され、複数の開口が設けられた選別面と、
    前記選別面を水面より低い位置と高い位置との間で移動させるための駆動力を発生する駆動部と、
    前記選別面が水面より高い位置にあるときに貝を移動させるための水を前記選別面に向けて放出する水放出部と、
    を備え
    前記選別面を水面より低い位置と高い位置との間で繰り返し往復するように移動させることによって、前記選別面上の貝を大きさ別に選別する、貝選別装置。
  2. 前記水放出部は、前記選別面上の貝を移動させようとする方向とは反対方向の斜め上方から水を放出するように構成された、請求項1に記載の貝選別装置。
  3. 前記選別面は、斜め上下方向に移動するように構成された、請求項1又は請求項2に記載の貝選別装置。
  4. 前記選別面の上昇時の移動方向は、水の放出方向に対向する方向である、請求項2に記載の貝選別装置。
  5. 前記選別面上を移動した貝を回収する貝回収部をさらに備えた、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の貝選別装置。
  6. 前記貝回収部は、
    前記選別面上の貝を前記選別面から排出する貝出口と、
    前記選別面から排出された貝を前記容器の外部に排出する貝排出口と、
    一方の端部が前記貝出口に接続され、他方の端部が前記貝排出口に接続された貝移送管と
    を有する、請求項5に記載の貝選別装置。
  7. 貝を大きさ別に選別するための貝選別方法であって、
    複数の開口が設けられ、貝が載置された選別面を、水面より低い位置と高い位置との間で繰り返し往復するように移動させる工程と、
    前記選別面を水面より高い位置から水面より低い位置に向けて移動させるときに、前記選別面に設けられた複数の開口から湧き出す水の作用により、選別面上の貝を分離及び/又は分散させる工程と、
    前記選別面を水面より低い位置から水面より高い位置に向けて移動させるときに、前記選別面に設けられた複数の開口から抜ける水とともに、前記複数の開口より小さな貝を前記複数の開口から下方に落下させる工程と、
    前記選別面が水面より高い位置にあるときに、前記選別面に向けて放出した水によって前記選別面上の貝を移動させる工程と、
    を含む貝選別方法。
  8. 前記選別面上の貝を移動させようとする方向とは反対方向の斜め上方から水が放出される、請求項7に記載の貝選別方法。
  9. 前記選別面は斜め上下方向に移動する、請求項7又は請求項8に記載の貝選別方法。
  10. 前記選別面の上昇時の移動方向は、水の放出方向に対向する方向である、請求項8に記載の貝選別方法。
  11. 前記選別面上を移動した貝を回収する工程をさらに含む、請求項7から請求項10にいずれか1項に記載の貝選別方法。
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