JP5954048B2 - 抗アレルゲン性能を有する化粧シート及び化粧板 - Google Patents
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Description
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の化粧シート及び化粧板を提供する。
項1. 基材シート層上に、水酸基含有化合物を含む抗アレルゲン剤を含有する抗アレルゲン機能層を積層させた化粧シートであって、
当該抗アレルゲン機能層よりも下層が、揮発性有機化合物を吸着する吸着剤を含有していることを特徴とする、化粧シート。
項2. バッカー層、中間樹脂層、印刷層、及びプライマー層よりなる群から選択される少なくとも1種の併設層を有していてもよく、
前記基材シート層と前記併設層の内、1又は2以上の層が、前記吸着剤を含有している、項1に記載の化粧シート。
項3. 前記水酸基含有化合物が、フェノール性水酸基を有する化合物である、項1又は2に記載の化粧シート。
項4. 揮発性有機化合物が、ホルムアルデヒドである、項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
項5. 項1〜4のいずれかに記載の化粧シートを木質基材に貼付してなる化粧板。
本発明の化粧シートは、基材シート層上に、水酸基含有化合物を含む抗アレルゲン剤を含有する抗アレルゲン機能層を積層させた化粧シートであって、当該抗アレルゲン機能層よりも下層が、揮発性有機化合物を吸着する吸着剤(以下、VOC吸着剤)を含有していることを特徴とするものである。以下、本発明の化粧シートについて詳述する。
本発明の化粧シートは、基材シート層1上に、水酸基含有化合物を含む抗アレルゲン剤を含有する抗アレルゲン機能層2が積層された積層構造を有する。本発明の化粧シートは、抗アレルゲン機能層2が最表面を形成していることを限度として、基材シート層1と抗アレルゲン機能層2との間、及び/又は基材シート層1の下層には、1又は2以上の併設層3が形成されていてもよい。
本発明で使用されるVOC吸着剤は、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド等の揮発性有機化合物を吸着する物質であればよいが、好ましくはホルムアルデヒドを吸着できる物質が挙げられる。VOC吸着剤は、有機化合物、無機化合物の別を問わず、また、その揮発性有機化合物の吸着機構も、化学的吸着、物理的吸着のいずれであってもよい。ここで、「化学的吸着」とは、化学結合により揮発性有機化合物を吸着することであり、「物理的吸着」とは、ファンデルワールス力により揮発性有機化合物を吸着することである。以下、本明細書において、化学的吸着により揮発性有機化合物を吸着できるVOC吸着剤を「VOC化学的吸着剤」と表記し、物理的吸着により揮発性有機化合物を吸着できるVOC吸着剤を「VOC物理的吸着剤」と表記することもある。
以下、本発明の化粧シートを構成する各層の組成及び形成方法について説明する。
抗アレルゲン機能層2は、本発明の化粧シートの最表面層を形成する。当該抗アレルゲン機能層2としては、具体的には、抗アレルゲン剤及び硬化性樹脂を含む樹脂組成物により形成できる。
本発明で用いられる基材シート層1の素材については、特に制限されず、樹脂製、繊維質製の別を問わないが、本発明の化粧シートを床用化粧シートとして用いる場合には樹脂基材であることが好ましく、壁紙用化粧シートとして用いる場合には繊維質基材であることが好ましい。
中間樹脂層31は、必要に応じて形成される併設層1の一つであって、化粧シートの柔軟性を維持しつつ、化粧シートの厚みを増したり、種々の機能を付与したりするために設けられる。
プライマー層32は、必要に応じて形成される併設層3の一つであって、基材シート層1における被着体が貼付される側の面、基材シート層1と抗アレルゲン機能層2との間、基材シート層1と中間樹脂層31との間、中間樹脂層31と抗アレルゲン機能層2との間、及び/又は、基材シート層1とバッカー層34との間に、これらの密着性を向上させるために設けられる。
印刷層33は、必要に応じて形成される併設層3の一つであって、化粧シートの意匠性を向上させる目的で設けられる。印刷層33は、基材シート層1と抗アレルゲン機能層2との間、基材シート層1と中間樹脂層31との間、及び/又は中間樹脂層31と抗アレルゲン機能層2との間に設けることができる。また、基材シート層1として2以上の樹脂シートからなる複層構成のシートを使用する場合、印刷層33は、基材シート中1の樹脂シートの間に設けてもよい。
バッカー層34は、必要に応じて形成される併設層3の一つであって、基材シート層1の下面(抗アレルゲン機能層2を積層する面に対して反対側の面)に形成される樹脂層である。このようなバッカー層34を設けることにより、化粧シートを被着体(特に木質合板)と貼着して化粧板とする場合に、被着体表面に不可避的に存在する凹凸の影響を緩和することができる。特に床用化粧シートとして用いる場合には、バッカー層34は化粧シートにクッション性を付与する層にもなる。
本発明の化粧シートは、基材シート層1側の表面(バッカー層を設ける場合にはその表面)に、粘着剤を介してセパレータを設けることもできる。このような構成にすることにより、セパレータを剥がして露出した面を被着体に貼着することができる。
本発明の化粧シートは、意匠性の付与を目的として、抗アレルゲン機能層の表面に、エンボス加工によるエンボス模様を施すこともできる。エンボス模様を形成するためのエンボス加工法については、特に制限されないが、例えば、抗アレルゲン機能層面からエンボス板で加熱加圧する方法が挙げられる。エンボス模様の形状については、特に制限されず、本発明の化粧シートが適用される建材の特性に応じて設定される。
本発明の化粧シートは、抗アレルゲン機能層2よりも下層に、VOC吸着性能を付与した状態で、基材シート層1上に、抗アレルゲン機能層2を積層させることによって製造される。各層を形成して積層させる方法については、前記の通りである。
本発明は、更に、上記化粧シートを、被着体となる基材に貼付してなる化粧板が提供される。
(化粧板の製造)
ポリプロピレンフィルム(厚さ60μm、商品名「アートプライ」、三菱樹脂株式会社製)の表面にウレタンと硝化綿の混合樹脂をバインダーとするインキに硬化剤(ヘキサメチレンジイソシアネート)を当該混合樹脂100質量部に対して5質量部添加した樹脂組成物を塗工し、厚さ1.5μmのプライマー層を形成した。また、前記プライマー層を積層させた面とは、反対側のポリプロピレンフィルム表面上に、ポリウレタンとアクリルポリオールの混合樹脂をバインダーとして含むインキを用いて、絵柄模様をグラビア印刷にて形成することにより、厚さ5μmの印刷層を形成した。次いで、印刷層上に、プライマー層形成用のインキ(アクリルポリオール樹脂系)に硬化剤(ヘキサメチレンジイソシアネート)をアクリルポリオール100質量部に対して5質量部添加した樹脂組成物を乾燥後の塗布量が1.5g/m2となるように塗工し、厚さ1.5μmのプライマー層を積層させた。更に、前記プライマー層上に、電子線硬化性樹脂(6官能ウレタンアクリレートオリゴマー)100質量部に対して抗アレルゲン剤(フェノール系ポリマー、商品名「アレリムーブ」、東亞合成株式会社製)を10質量部添加した樹脂組成物を乾燥後の塗布量が15g/m2となるように塗工した後に、電子線(加速電圧165kV、照射線量5Mrad)を照射して硬化させ、厚さ15μmの抗アレルゲン機能層を積層させ、抗アレルゲン機能を有する化粧シートを製造した。
上記で得られた化粧シート(10cm×10cm)を内容量5Lのテドラーバック内に挿入した。28%ホルムアルデヒド水溶液と合成空気〔(窒素:酸素)容積比4:1、相対湿度50%〕を用いて調製したホルムアルデヒド濃度80ppmのガス1Lを、テドラーバック内に送り込み、6時間放置した。このテトラーバック環境は、化粧シートについて、ホルムアルデヒドを放散する木質基板に貼付した場合に、化粧シートがホルムアルデヒドに曝露される条件を模擬的に再現したものである。
ダニアレルゲン(「ダニ抗原Derf1,精製(商品名)」、和光純薬工業株式会社製)を含む水溶液(ダニアレルゲンの初期濃度:100ng/ml)を化粧シート上に400μl滴下してガラス板で覆い、24時間放置した後、該化粧シート上のダニアレルゲンを回収し、ELISA法を用いてダニアレルゲンの不活性化率を測定した。また、比較のために、ホルムアルデヒド雰囲気に曝露していない化粧シートについても同様の方法でダニアレルゲンの不活性化率を測定した。
ポリプロピレンフィルム(厚さ60μm、商品名「アートプライ」、三菱樹脂株式会社製)の表面に、ウレタンと硝化綿の混合樹脂をバインダーとするインキに硬化剤(ヘキサメチレンジイソシアネート)を当該混合樹脂100質量部に対して5質量部添加した樹脂組成物を塗工し、厚さ1.5μmのプライマー層を形成した。前記プライマー層を積層させた面とは、反対側のポリプロピレンフィルム表面上に、ポリウレタンとアクリルポリオールの混合樹脂をバインダーとして含むインキにVOC吸着剤(商品名「ケスモン NSシリーズ」、東亞合成株式会社製)を当該混合樹脂100質量部に対して10質量部添加した樹脂組成物を用いて、絵柄模様をグラビア印刷にて形成することにより、厚さ5μmの印刷層を形成した。次いで、印刷柄層上に、アクリルとウレタンの混合樹脂をバインダーとするプライマー層形成用インキに硬化剤(ヘキサメチレンジイソシアネート)を当該混合樹脂100質量部に対して5質量部添加した樹脂組成物を、乾燥後の塗布量が1.5g/m2となるように塗工し、厚さ1.5μmのプライマー層を積層させた。更に、前記プライマー層上に、電子線硬化性樹脂(6官能ウレタンアクリレートオリゴマー)100質量部に対して抗アレルゲン剤(フェノール系ポリマー、商品名「アレリムーブ」、東亞合成株式会社製)を10質量部添加した樹脂組成物を乾燥後の塗布量が15g/m2となるように塗工した後に、電子線(加速電圧165kV、照射線量5Mrad)を照射して硬化させ、厚さ15μmの抗アレルゲン機能層を積層させ、プライマー層/基材シート層/VOC吸着機能を有する印刷層/プライマー層/抗アレルゲン機能層が順に積層された化粧シートを製造した。
参考試験例1で使用した木質基材に接着剤(エチレン−酢酸ビニル系)を乾燥前の塗布量が60g/m2となるように塗工し、この接着剤を介して上記実施例1の化粧シートを、木質基材に貼付し、化粧板を製造した。
印刷層を形成する樹脂組成物として、ポリウレタンとアクリルポリオールの混合樹脂をバインダーとして含むインキを使用したこと、並びに基材シート層の下側(木質基材を貼付する側)に設けるプライマー層を形成する樹脂組成物として、ウレタンと硝化綿の混合樹脂をバインダーとするインキに、当該混合樹脂100質量部に対して硬化剤(ヘキサメチレンジイソシアネート)5質量部及びVOC吸着剤(商品名「ケスモン NSシリーズ」、東亞合成株式会社製)10質量部を添加した樹脂組成物を使用したこと以外は、上記実施例と同条件で化粧シートを製造した。製造された化粧シートは、VOC吸着機能を有するプライマー層/基材シート層/印刷層/プライマー層/抗アレルゲン機能層が順に積層された積層構造を有している。
参考試験例1で使用した木質基材に接着剤(エチレン−酢酸ビニル系)を乾燥前の塗布量が60g/m2となるように塗工し、この接着剤を介して上記実施例3の化粧シートを、木質基材に貼付し、化粧板を製造した。
2 抗アレルゲン機能層
31 VOC吸着機能を有する中間樹脂層
Claims (5)
- 基材シート層上に、水酸基含有化合物を含む抗アレルゲン剤を含有する抗アレルゲン機能層を積層させた化粧シートであって、
当該抗アレルゲン機能層よりも下層が、揮発性有機化合物を吸着する吸着剤を含有していることを特徴とする、化粧シート。 - バッカー層、中間樹脂層、印刷層、及びプライマー層よりなる群から選択される少なくとも1種の併設層を有していてもよく、
前記基材シート層と前記併設層の内、1又は2以上の層が、前記吸着剤を含有している、請求項1に記載の化粧シート。 - 前記水酸基含有化合物が、フェノール性水酸基を有する化合物である、請求項1又は2に記載の化粧シート。
- 揮発性有機化合物が、ホルムアルデヒドである、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の化粧シートを木質基材に貼付してなる化粧板。
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