JP5952666B2 - 非接触搬送装置 - Google Patents
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Description
上記の非接触搬送装置において、前記複数の浮上装置のうちの第2の浮上装置と前記板状部材との間に配置され、前記第2の浮上装置のファンにより吹き送られる空気を噴霧流に変化させるカバーをさらに備えてもよい。
(1)実施形態
図1は、本発明の一実施形態に係る非接触搬送装置10を示す図である。図1(a)は、非接触搬送装置10の平面図であり、図1(b)は、y方向に見た場合の非接触搬送装置10の側面図であり、図1(c)は、x方向に見た場合の非接触搬送装置10の側面図であり、図1(d)は、図1(a)のI−I線断面図である。なお、図1において、白い円の中に黒い円描いた記号は、紙面奥側から手前側に向かう矢印を示している。また、白い円の中に交差する2本の線分を描いた記号は、紙面手前側から奥側に向かう矢印を示している。
ファンの径:φ60mm
電圧:100V
周波数:60Hz
電流:0.11A
入力:8.0W
回転数:1900rpm
最大風量:0.36m3/min
最大静圧:76Pa
騒音レベル:33dB
長手方向(図1のx方向)の寸法:1000mm
短手方向(図1のy方向)の寸法:200mm
ファンモータ2の個数:5個(いずれも被搬送物に対して浮上圧力を与えるものとする)
上記の実施形態は、以下のように変形してもよい。また、以下の変形例は、互いに組み合わせてもよい。
(2−1)変形例1
上記の実施形態において、ベースフレーム1の構成は、必要とされる強度に応じて適宜変更されてもよい。例えば、底面板12をなくし、表面板11と支柱13とにより構成されるようにしてもよい。また、仕切板14を設けなくてもよい。また、ベースフレーム1の側面(表面又は底面以外の面)を、板状の部材により覆うようにしてもよい。また、支柱13の数は、3本以下であっても5本以上であってもよい。また、表面板11の形状は、矩形以外の多角形状であってもよい。
上記の実施形態において、表面板11に設置されるファンモータ2の数は、被搬送物の重量や形状に応じて適宜変更されてもよい。例えば、7個以下であっても、9個以上であってもよい。ファンモータ2の数が変更される場合には、これに伴って孔15の数も当然に変更されることになる。また、吸引装置としてのファンモータ2の配置される位置は、表面板11の長手中央部に限られず、長手側端側や、短手中央部や、短手側端側であってもよい。
上記の実施形態において、ファンモータ2のファンは、プロペラファンであっても、シロッコファンであってもよい。ここでシロッコファンとは、円筒状のファンであって、円筒体の周壁がその軸方向に延びる複数の羽根によって構成されるファンである。また、上記の実施形態において、ファンモータ2は、ファンとモータとが一体に構成されているが、それぞれが別体として構成されたファンとモータとを、ファンモータ2に代えて採用するようにしてもよい。また、上記の実施形態において、吸引装置として機能するファンモータ2G,2Hは、そのモータが、ファンモータ2A〜2Fのモータと逆方向に回転させられている。しかし、モータの回転方向を逆にするのではなく、羽根の角度を、回転させたときに空気を吸引するような角度に設定するようにしてもよい。この場合、ファンモータ2A〜2Fのモータと同方向に回転させたとしても、ファンモータ2G,2Hは、板状部材3を吸引することになる。
上記の実施形態に係る非接触搬送装置10は、被搬送物の面積によっては、図3に示されるように、複数並べて使用されてもよい。図3に示されるように配置される場合、例えば、二点鎖線の円で囲まれたファンモータ2のみを吸引装置として機能させるようにしてもよい。
上記の実施形態に係る非接触搬送装置10は、地面に固定的に設置して使用するのではなく、板状部材3を搬送するためのパレットとして使用してもよい。ここでパレットとは、被搬送物を載せるための台のことである。本実施形態に係る非接触搬送装置10によれば、被搬送物を非接触で搬送することができるパレットが実現される。また、その際、図4に示されるように底面板12の裏面(表面板11と対向しない面)に車輪4を設け、非接触搬送装置10を移動可能なものとしてもよい。
上記の実施形態において、吸引装置として機能するファンモータ2G,2Hに代えて、他の吸引装置として、旋回流形成体5を設置するようにしてもよい。図5は、当該構成を採用する場合の非接触搬送装置10Aを示す図である。図5(a)は、非接触搬送装置10Aの平面図であり、図5(b)は、y方向に見た場合の非接触搬送装置10Aの側面図であり、図5(c)は、x方向に見た場合の非接触搬送装置10Aの側面図である。
6(c)は、図6(a)のIII−III線断面図である。
上記の実施形態において、ベースフレーム1は、一体として成形されてもよいが、複数の分割フレームを組み合わせることにより構成されてもよい。例えば、図7に示されるように、2つの分割フレーム17を組み合わせることにより構成されてもよい。図7は、本変形例に係るベースフレーム1をx方向に見た場合の側面図である。
上記の実施形態において、ファンモータ2により吹き送られる空気を旋回流に変化させるカバーを、ファンモータ2と板状部材3との間に設置するようにしてもよい。図8は、上記の実施形態の図1(d)に示される例において、本変形例に係る旋回流発生カバー7を設置した場合を示す図である。図8に示されるように、旋回流発生カバー7は、ベースフレーム1の孔15に嵌め込まれる。また、旋回流発生カバー7は、その上面が表面板11の上面よりも低い位置にくるように設置される。
、旋回流発生カバー7は、円形の板体71と、板体71の上面に形成された円形の凹部72と、板体71の下面に形成された環状の溝部73と、凹部72と溝部73とを連通する複数の流体通路74とを備える。凹部72と溝部73は、板体71と同心になるように形成されてもよい。また、流体通路74は、板体71の上面又は下面と平行になるように形成されてもよい。また、流体通路74は、凹部72に対して接線方向に形成されてもよい。また、流体通路74の径は、例えば5mmである。
上記の実施形態において、ファンモータ2により吹き送られる空気を噴霧流に変化させるカバーを、ファンモータ2と板状部材3との間に設置するようにしてもよい。本変形例に係る微細孔カバー8は、変形例8に係る旋回流発生カバー7と同様に、ベースフレーム1の孔15に嵌め込まれる。また、微細孔カバー8は、旋回流発生カバー7と同様に、その上面が表面板11の上面よりも低い位置にくるように設置される。
Claims (4)
- 板状部材を非接触で搬送する非接触搬送装置であって、
板状の基体と、
前記基体に設置され、前記板状部材に対して浮上圧力を発生させる複数の浮上装置と、
前記基体に設置され、前記板状部材の中央部を吸引する吸引装置と
を備え、
前記複数の浮上装置のそれぞれは、ファンと、当該ファンを駆動するモータとを備え、
前記吸引装置は、前記複数の浮上装置が備えるファンとは異なる他のファンと、当該他のファンを駆動するモータとを備え、
前記他のファンは、前記基体に設けられる、流体を吸引する吸引孔をのぞくように配置される
ことを特徴とする非接触搬送装置。 - 前記吸引装置のモータは、前記複数の浮上装置のモータと逆方向に回転させられることを特徴とする請求項1に記載の非接触搬送装置。
- 前記複数の浮上装置のうちの第1の浮上装置と前記板状部材との間に配置され、前記第1の浮上装置のファンにより吹き送られる空気を旋回流に変化させるカバーをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の非接触搬送装置。
- 前記複数の浮上装置のうちの第2の浮上装置と前記板状部材との間に配置され、前記第2の浮上装置のファンにより吹き送られる空気を噴霧流に変化させるカバーをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の非接触搬送装置。
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JP2012157395A JP5952666B2 (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | 非接触搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012157395A JP5952666B2 (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | 非接触搬送装置 |
Publications (2)
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Family
ID=50194838
Family Applications (1)
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