JP5951344B2 - Memsデバイスおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、MEMSデバイスおよびその製造方法に関する。
可動電極と固定電極とで形成されたMEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)デバイスは、低損失、高絶縁性、高線形性の特徴を有することから次世代の携帯電話のキーデバイスとして着目されている。このため、電極部分にAl(アルミニウム)等の低抵抗の金属材料を用いることが望ましい。
しかし、MEMSの特徴として電極構造を上下駆動させる必要がある。可動電極に用いられるAl等は延性材料であるため、繰り返し駆動させるとクリープ現象(応力による形状の変化)により初期の構造を保てなくなってしまう。これに対し、Alより塑性変形の小さい、例えばW(タングステン)等の材料を可動電極に用いることも可能である。しかしながら、Wは抵抗値が高く、低抵抗というMEMSの特性が失われてしまい、好ましくない。
上記問題を解決するため、延性材料で構成される可動電極とそれを支える支持部(アンカー部)とを接続するばね部に、脆性材料を用いる方法が提案されている。この場合、可動電極に接続されるばね部が脆性材料であるため、可動電極を駆動させてもクリープ現象は発生せず、長時間において初期構造から変形するといった問題は発生しない。
しかし、脆性材料からなるばね部は、可動電極およびアンカー部を形成した後、最終的に中空部分となる犠牲層と可動電極との段差部、および犠牲層とアンカー部との段差部を覆うように形成される。これらの段差部上に形成されるばね部(脆性材料)は膜質が劣化する。特に、段差部上に位置するばね部の曲部は、膜質が劣化する。このため、段差部上に形成される脆性材料は、平坦部(犠牲層、可動電極、およびアンカー部の上面)上に形成される脆性材料よりも、エッチングレートが高くなる。その結果、ばね部の加工時において、段差部上における脆性材料は、切断されてしまう。また、切断されなくても、細くなってしまい、繰り返し駆動する際の耐久性が弱くなってしまう。
米国特許第7,299,538号明細書 特開2011−066150号公報
所望の特性を備えた構造を有するMEMSデバイスおよびその製造方法を提供する。
本実施形態によるMEMSデバイスは、基板上に固定された第1電極と、前記第1電極の上方に対向して配置され、上下方向に可動である第2電極と、前記基板上に設けられ、前記第2電極を支持するアンカー部と、前記第2電極と前記アンカー部とを接続するばね部と、を具備し、前記ばね部は、前記第2電極の上面上から前記アンカー部の上面上まで連接して形成され、その間において下面が平坦に形成される。
実施形態に係るMEMSデバイスの構造を示す平面図。 実施形態に係るMEMSデバイスの構造を示す断面図。 実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す断面図。 図3に続く、実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す断面図。 図4に続く、実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す断面図。 図5に続く、実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す断面図。 図6に続く、実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す断面図。 図7に続く、実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す断面図。 図8に続く、実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す断面図。 実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す拡大平面図。 実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す拡大平面図。 実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程の変形例を示す拡大平面図。 実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程の変形例を示す拡大平面図。
本実施形態を以下に図面を参照して説明する。図面において、同一部分には同一の参照符号を付す。また、重複した説明は、必要に応じて行う。
<実施形態>
図1乃至図13を用いて、本実施形態に係るMEMSデバイスについて説明する。本実施形態では、上部電極20と第2アンカー部21とを接続する第2ばね部30が、上部電極20の上面上から第2アンカー部21の上面上まで連接して形成され、その間において段差なく水平に形成される。これにより、MEMSデバイスにおいて、所望の特性を備えた形状の第2ばね部30を形成することができる。以下に、本実施形態について詳説する。
[構造]
まず、図1および図2を用いて、本実施形態に係るMEMSデバイスの構造について説明する。
図1は、本実施形態に係るMEMSデバイスの構造を示す平面図である。図2は、本実施形態に係るMEMSデバイスの構造を示す断面図であり、図1のA−A線に沿った断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係るMEMSデバイスは、支持基板10上の層間絶縁層11上に設けられた下部電極12、および上部電極20を有する。
支持基板10は、例えば、シリコン基板である。層間絶縁層11は、その寄生容量を小さくするため、誘電率の低い材料で構成されることが望ましい。層間絶縁層11は、例えば、SiHやTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)を原料とした酸化シリコン(SiO)で構成される。また、寄生容量を小さくするために、層間絶縁層11の膜厚は厚いほうが望ましく、層間絶縁層11の膜厚は、例えば、10μm以上であることが望ましい。
支持基板10の表面には、電界効果トランジスタなどの素子が設けられてもよい。それらの素子は、ロジック回路や記憶回路を構成する。層間絶縁層11は、それらの回路を覆うように、支持基板10上に設けられる。それゆえ、MEMSデバイスは、支持基板10上の回路の上方に設けられる。
なお、例えば、オシレータのようなノイズの発生源になる回路は、MEMSデバイスの下方に、配置しないことが望ましい。また、層間絶縁層11内にシールドメタルを設けて、下層の回路からのノイズが、MEMSデバイスに伝播することを抑制してもよい。また、支持基板10および層間絶縁層11の代わりに、ガラス基板などの絶縁性基板が用いられてもよい。以下の説明において、支持基板10および層間絶縁層11を基板と称する場合がある。
下部電極12は、基板上に形成され、固定される。下部電極12は、例えば基板の表面に平行した平板形状である。下部電極12は、例えばアルミニウム(Al)、Alを主成分とする合金、銅(Cu)、金(Au)、または白金(Pt)で構成される。下部電極12は、下部電極12と同じ材料で構成された配線14に接続され、それを介して種々の回路に接続される。下部電極12の表面には、例えば、SiO、窒化シリコン(SiN)、またはhigh−k材料で構成される絶縁層16が形成される。
上部電極20は、下部電極12の上方に形成され、中空状態に支持され、上下方向(基板に対して垂直方向)に可動である。上部電極20は、基板の表面に平行した平板形状であり、下部電極12に対向して配置される。すなわち、上部電極20は、第1方向(図1における左右方向)および第1方向に直交する第2方向(図1における上下方向)に広がる平面(基板の表面に平行した平面、以下、単に平面と称す)において下部電極12にオーバーラップしている。上部電極20は、例えばAl、Alを主成分とする合金、Cu、Au、またはPtで構成される。すなわち、上部電極20は、延性材料で構成される。延性材料とは、その材料からなる部材に応力を与えて破壊する場合に、その部材が大きな塑性変化(延び)を生じてから破壊される材料のことである。
なお、図面において、下部電極12および上部電極20の平面における形状は、長方形であるが、これに限らず、正方形、円形、または楕円形であってもよい。また、平面における下部電極12の面積は、上部電極20の面積よりも大きいが、これに限らない。
中空に支持された可動な上部電極20には、第1ばね部23および複数の第2ばね部30が接続される。これら第1ばね部23および第2ばね部30は、異なる材料で構成される。
第1ばね部23は、上部電極20と上部電極20を支持する第1アンカー部22とを接続する。
より具体的には、第1ばね部23の一端は、上部電極20の第1方向の一端(端部)に接続される。第1ばね部23は、例えば、上部電極20と一体に形成される。すなわち、上部電極20と第1ばね部23とは、1つに繋がった単層構造であり、同レベルに形成される。第1ばね部23は、例えば、メアンダ状の平面形状を有する。言い換えると、第1ばね部23は、平面において、細くかつ長く形成され、曲がりくねった形状を有する。
第1ばね部23は、例えば、導電性を有する延性材料から構成され、上部電極20と同じ材料で構成される。すなわち、第1ばね部23は、例えば、Al、Alを主成分とする合金、Cu、AuまたはPtなどの金属材料で構成される。
第1ばね部23の他端は、第1アンカー部22に接続される。この第1アンカー部22によって、上部電極20が支持される。第1アンカー部22は、例えば、第1ばね部23と一体に形成される。このため、第1アンカー部22は、例えば、導電性を有する延性材料から構成され、上部電極20および第1ばね部23と同じ材料で構成される。第1アンカー部22は、例えば、Al、Alを主成分とする合金、Cu、AuまたはPtなどの金属材料で構成される。なお、第1アンカー部22は、上部電極20および第1ばね部23と異なる材料で構成されてもよい。
第1アンカー部22は、配線15上に設けられる。配線15は、層間絶縁層11上に設けられる。配線15表面は、図示せぬ絶縁層によって、覆われている。絶縁層は、例えば絶縁層16と一体に形成される。この絶縁層には開口部が設けられ、この開口部を経由して第1アンカー部22は、配線15に直接接触する。すなわち、上部電極20は、第1ばね部23および第1アンカー部22を介して配線15に電気的に接続され、種々の回路に接続される。これにより、上部電極20には、配線15、第1アンカー部22、および第1ばね部23を介して電位(電圧)が供給される。
また、長方形状の上部電極20の四隅(第1方向および第2方向の端部のそれぞれ)に、第2ばね部30が1つずつ接続される。なお、本例では、第2ばね部30が4個設けられているが、この個数に限定されない。この第2ばね部30は、上部電極20と上部電極20を支持する第2アンカー部21とを接続する。本実施形態に係る第2ばね部30の詳細については、後述する。
第2アンカー部21は、ダミー層13上に設けられる。第2アンカー部21は、例えば、導電性を有する延性材料から構成され、上部電極20および第1ばね部23と同じ材料で構成される。第2アンカー部21は、例えば、Al、Alを主成分とする合金、Cu、AuまたはPtなどの金属材料で構成される。なお、第2アンカー部21は、上部電極20および第1ばね部23と異なる材料で構成されてもよい。
ダミー層13は、層間絶縁層11上に設けられる。ダミー層13表面は、例えば絶縁層16と一体に形成される絶縁層によって、覆われている。この絶縁層には開口部が設けられ、この開口部を経由して第2アンカー部21は、ダミー層13に直接接する。なお、第2アンカー部21は、ダミー層13に直接接触していなくてもよい。
なお、配線15およびダミー層13は、例えば、下部電極12と同じ材料で構成される。また、配線15およびダミー層13の膜厚は、下部電極12の膜厚と同程度である。
本実施形態における第2ばね部30は、上部電極20の上面上から第2アンカー部21の上面上まで連接して形成され、その間において段差なく水平に形成される。なお、ここでは、MEMSデバイスの動作初期状態の構造を例に説明する。
より具体的には、第2ばね部30の一端は、上部電極20上に設けられる。このため、第2ばね部30は上部電極の上面上に接して形成され、第2ばね部30と上部電極20との接合部は積層構造になっている。第2ばね部30の他端は、第2アンカー部21上に設けられる。このため、第2ばね部30は第2アンカー部21の上面上に接して形成され、第2ばね部30と第2アンカー部21との接合部は積層構造になっている。この第2アンカー部21によって、上部電極20が支持される。
第2ばね部30は、上部電極20と第2アンカー部21との間において、中空状態である。そして、第2ばね部30は、上部電極20の上面上、第2アンカー部21の上面上、および中空状態において、水平に形成される。言い換えると、第2ばね部30は、上部電極20の上面上、第2アンカー部21の上面上、および中空状態において、その下面が平坦に形成される。すなわち、上部電極20の上面および第2アンカー部21の上面は同レベル(同等の高さ)であるため、第2ばね部30は上部電極20の上面上、第2アンカー部21の上面上、および中空状態において、同レベルに形成される。このため、第2ばね部30の下面は、上部電極20および第2アンカー部21の上面と同レベルである。言い換えると、第2ばね部30は、上部電極20の上面上と中空状態との界面、および第2アンカー部21の上面上と中空状態の界面において段差を有さない。なお、第2ばね部30は、その下面のみならず、上面も平坦に形成されてもよい。この第2ばね部30は、上部電極20と第2アンカー部21との間において、例えば、メアンダ状の平面形状を有している。
上記構造を有することにより、第2ばね部30が切断されたり、細く形成されることによって耐久性が劣化したりすることを抑制できる。
なお、第2ばね部30は、上部電極20の上面上、第2アンカー部21の上面上、および中空状態において、概ね水平であればよい。これは、後述するプロセスにおいて、第2ばね部30を中空状態にする際に、湾曲等が生じる可能性があるためである。すなわち、ここで「水平」とは、第2ばね部30に段差部が生じず、その膜質が劣化しない程度に「概ね水平」であることも含むものとする。同様に、第2ばね部30の下面が「平坦」とは、「概ね平坦」であることも含むものとする。
また、第2ばね部30は、例えば、脆性材料で構成される。脆性材料とは、その材料からなる部材に応力を与えて破壊する場合に、その部材が塑性変化(形状の変化)をほとんど生じないで破壊される材料のことである。一般に、脆性材料を用いた部材を破壊するのに要するエネルギー(応力)は、延性材料を用いた部材を破壊するのに要するエネルギーより小さい。つまり、脆性材料を用いた部材は、延性材料を用いた部材より、破壊されやすい。脆性材料としては、例えば、SiO、SiN、または酸窒化シリコン(SiON)等が挙げられる。
脆性材料を用いた第2ばね部30のばね定数k2は、例えば、第2ばね部30の線幅、第2ばね部30の膜厚、および第2ばね部30の湾曲部(フレクチャー(Flexure))のうち、少なくともいずれか1つを適宜設定することによって、延性材料を用いた第1ばね部23のばね定数k1よりも大きく設定される。なお、第2ばね部30の脆性材料として、弾性定数が比較的大きなSiNを用いることが望ましい。
本例のように、延性材料の第1ばね部23および脆性材料の第2ばね部30が可動な上部電極20に接続されている場合、上部電極20が上方に引き上げられた状態(以下、up-stateと称す)における容量電極間の間隔は、脆性材料を用いた第2ばね部30のばね定数k2によって、実質的に決定される。
脆性材料で構成される第2ばね部30は、クリープ現象が起こりにくい。そのため、MEMSデバイスの駆動を複数回繰り返しても、up-state時における容量電極間(上部電極20および下部電極12間)の間隔の変動は少ない。なお、材料のクリープ現象とは、経年変化、または、ある部材に応力が与えられたときに、部材の歪み(形状の変化)が増大する現象のことである。
延性材料で構成される第1ばね部23は、複数回の駆動によって、クリープ現象が生じる。しかし、第1ばね部23のばね定数k1は、脆性材料を用いた第2ばね部30のばね係数k2に比較して小さく設定されている。よって、up-state時における容量電極間の間隔に、延性材料を用いた第1ばね部23の形状の変化(たわみ)が、大きな影響を与えることはない。
このため、本例では、可動な上部電極(可動構造)20に、導電性を有する延性材料を用いることができる。すなわち、クリープ現象を考慮せずに、抵抗率の低い材料を可動な上部電極20に用いることができるため、MEMSデバイスの損失を、低減できる。
[製造方法]
次に、図3乃至図11を用いて、本実施形態に係るMEMSデバイスの製造方法について説明する。
図3乃至図9は、本実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す断面図であり、図1のII−II線に沿った断面図である。また、図10および図11は、本実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程を示す拡大平面図である。より具体的には、図10は図1のA領域の拡大図であり、図11は図1のB領域の拡大図である。
まず、図3に示すように、例えばP−CVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)法により、支持基板10上に、層間絶縁層11が形成される。層間絶縁層11は、例えば、SiHやTEOSを原料としたSiOで構成される。その後、例えばスパッタ法により、層間絶縁層11上に一様に、金属層が形成される。金属層は、例えばAl、Alを主成分とする合金、Cu、Au、またはPtで構成される。
次に、例えば、リソグラフィおよびRIE(Reactive Ion Etching)により、金属層がパターニングされる。これにより、層間絶縁層11上に、下部電極12が形成される。また、同時に層間絶縁層11上に、ダミー層13、配線14,15が形成される。
その後、例えばP−CVD法により、全面に絶縁層16が形成される。これにより、下部電極12、ダミー層13、および配線14,15の表面が、絶縁層16によって覆われる。絶縁層16は、例えば、SiO、SiN、またはhigh−k材料で構成される。
次に、図4に示すように、絶縁層16上に、犠牲層17が塗布される。犠牲層17は、例えばポリイミドなどの有機材料で構成される。その後、例えばリソグラフィおよびRIEにより、犠牲層17がパターニングされ、絶縁層16の一部が露出する。その後、例えばRIEにより、露出した絶縁層16がエッチングされる。これにより、第1アンカー部22および第2アンカー部21となる箇所(配線15およびダミー層13の上部)に位置する犠牲層17および絶縁層16に開口部が形成され、配線15およびダミー層13が露出する。なお、このとき、ダミー層13は露出されなくてもよい。
次に、図5に示すように、例えばスパッタ法により、全面に、金属層18が形成される。より具体的には、金属層18は、開口部外の犠牲層17の上面上、および開口部内の犠牲層17(および絶縁層16)の側面上に形成される。すなわち、金属層18は開口部に埋め込まれるように形成される。これにより、金属層18は、開口部の底面において、配線15およびダミー層13に接して形成される。金属層18は、例えばAl、Alを主成分とする合金、Cu、Au、またはPtで構成される。この金属層18は、後の工程において、上部電極20、第2アンカー部21、第1アンカー部22、および第1ばね部23となる層である。
次に、図6に示すように、例えばP−CVD法により、金属層18上に、後に第2ばね部30となる層30aが形成される。層30aは、例えば、脆性材料で構成される。脆性材料としては、例えば、SiO、SiN、またはSiON等が挙げられる。
その後、層30a上にレジスト40が形成された後、例えばリソグラフィによりレジスト40がパターニングされる。このとき、第2ばね部30が形成される領域に、レジスト40が残存する。
次に、図7に示すように、例えばレジスト40をマスクとしたRIEにより、脆性材料で構成される層30aがエッチングされる。これにより、後に形成される上部電極20と第2アンカー部21とを接続する第2ばね部30が形成される。このとき、後に上部電極20、第2アンカー部21、第1アンカー部22、および第1ばね部23を形成する金属層18は、加工されていなく、一面に形成されている。このため、その上部に形成される第2ばね部30は、段差なく、一定の膜厚で水平に形成される。言い換えると、第2ばね部30は、その下面が平坦に形成される。なお、第2ばね部30は、その下面のみならず、上面も平坦に形成されてもよい。
次に、図8に示すように、全面にレジスト41が形成された後、例えばリソグラフィによりレジスト41がパターニングされる。このとき、上部電極20、第1アンカー部22、第2アンカー部21、および配線23が形成される領域に、レジスト41が残存する。なお、後述するように、金属層18は等方性エッチングによりエッチングされるため、レジスト41は上部電極20、第1アンカー部22、第2アンカー部21、および配線23が形成される領域よりも大きくなるように形成される。
次に、図9に示すように、等方性エッチング、例えばウェットエッチングにより、金属層18がパターニングされる。これにより、犠牲層17上に下部電極12に対向する上部電極20が形成される。また、開口部のダミー層13上に、第2アンカー部21が形成される。また、開口部の配線15上に第1アンカー部22が形成され、犠牲層17上に上部電極20と第1アンカー部22とを接続する第1ばね部23が形成される。
このとき、上部電極20、第2アンカー部21、第1アンカー部22、および第1ばね部23が形成される領域以外の金属層18は、不要である。すなわち、第2ばね部30の下部に位置する金属層18(第2ばね部20の陰に位置する金属層18)を除去する必要がある。このため、上述したように、金属層18は、異方性エッチングではなく、等方性エッチングによりエッチングされる。
また、図10に示すように、等方性エッチングの場合、第2ばね部30の下部に位置する金属層18は、そのサイドからエッチングされる。このため、第2ばね部30の下部に位置する金属層18を十分に除去するためには、等方性エッチングによるエッチング量を少なくとも第2ばね部30の幅Wの半分(W/2)以上とする。
一方、図11に示すように、金属層18の最小幅を有する金属層パターン(例えば第1ばね部23)は、その上部にレジスト41が形成され、等方性エッチングによりサイドからエッチングされることで、形成される。このとき、第1ばね部23のサイドからのエッチング量は、第2ばね部30のエッチング量(W/2)と同程度である。このため、第1ばね部23を形成(残存)するために、その上部のレジスト41の幅Wを第2ばね部30の幅Wよりも大きくする。
なお、等方性エッチングを行う前に、レジスト41および第2ばね部30をマスクとした異方性エッチング、例えばRIEにより金属層18をエッチングしてもよい。すなわち、RIEによりレジスト41および第2ばね部30の下部以外に位置する金属層18を除去した後、等方性エッチングにより第2ばね部30の下部に位置する金属層18を除去する。通常、等方性エッチングよりもRIE(異方性エッチング)のほうが制御しやすい。このため、事前にRIEによるエッチングを行うことにより、等方性エッチングによるエッチング量を小さくすることができ、エッチングの制御性を向上させることができる。
次に、図2に示すように、レジスト41が除去された後、等方的なドライエッチング、例えばO系およびAr系のアッシング処理により、犠牲層17が除去される。これにより、第1ばね部23、第2ばね部30、および上部電極20を中空状態にする。言い換えると、下部電極12と上部電極20との間(上部電極20下)に、上部電極20の可動領域が形成される。
なお、実際には上部電極20上にも可動領域を形成する必要がある。上部電極20上の可動領域の形成方法に関しては、周知である種々の方法によって形成されるため、詳細は省略する。
例えば、上部電極20、第2アンカー部21、第1アンカー部22、および第1ばね部23の形成後に、上部電極20、第1ばね部23、第2アンカー部21、第1アンカー部22、および第2ばね部30上に図示せぬ犠牲層が形成され、犠牲層上に図示せぬ絶縁層(ドーム構造)が形成される。その後、パターニング加工により絶縁層に貫通孔が形成され、犠牲層17および図示せぬ犠牲層を、等方的なドライエッチング、例えばO系およびAr系のアッシング処理により一括除去する。これにより、上部電極20下だけでなく、上部電極20上にも、上部電極20の可動領域が形成される。
このようにして、本実施形態に係るMEMSデバイスが形成される。
[効果]
上記実施形態によれば、上部電極20と第2アンカー部21とを接続する第2ばね部30が、上部電極20の上面上から第2アンカー部21の上面上まで連接して形成され、その間において段差なく水平に形成される。すなわち、第2ばね部30は、上部電極20の上面上、第2アンカー部21の上面上、および中空状態において、同レベルに形成される。これにより、第2ばね部30が段差部を有して膜質が劣化することを抑制することができる。したがって、第2ばね部30が切断されたり、細く形成されることによって耐久性が劣化したりすることを抑制できる。すなわち、MEMSデバイスにおいて、所望の特性を備えた形状の第2ばね部30を形成することができる。
[変形例]
図12および図13は、本実施形態に係るMEMSデバイスの製造工程の変形例を示す拡大平面図である。より具体的には、図12および図13は図1のA領域の拡大図である。
図12に示すように、等方性エッチングにより金属層18をパターニングする工程において、第2ばね部30の下部に位置する金属層18を残存させてもよい。言い換えると、ばね部として、第2ばね部30(脆性材料)と金属層18(延性材料)との積層構造を形成してもよい。第2ばね部30の下部に位置する金属層18は、上部電極20および第2アンカー部21と一体に形成される。この積層構造によれば、金属層18によって上部電極20と第2アンカー部21とを電気的に接続することができる。これにより、金属層18、第2アンカー部21、およびダミー層13を介して、上部電極20を種々の回路に接続することが可能になる。
また、図13に示すように、第2ばね部30が分岐部50を有する場合、等方性エッチングにより金属層18をパターニングする工程において、第2ばね部30の分岐部50の下部に位置する金属層18を残存させてもよい。これは、金属層18のエッチング量(エッチング時間)の増加の抑制を考慮したためである。第2ばね部30の分岐部50の下部に位置する金属層18は、他の領域に比べて等方性エッチングにより除去しにくい。このため、分岐部50の下部に位置する金属層18を除去する場合、第2ばね部30が分岐部50を有さない場合よりもエッチング量が増加してしまう。これに対し、分岐部50以外の領域に位置する金属層18を除去し、分岐部50の下部に位置する金属層18を残存させることで、エッチング量の増加を抑制することができる。
なお、本実施形態におけるMEMSデバイスは上記構造および製造方法に限定されない。
本実施形態において、例えば、脆性材料からなる第2ばね部30は、単層構造でなくてもよい。例えば、上部電極20および第2アンカー部21との密着性の観点から、第2ばね部30は下層をSiO、上層をSiNとした積層構造でもよい。この場合、SiN層をエッチングした後、SiO層をエッチングすることで第2ばね部30のパターニングを行うことができる。
また、本実施形態において、上部電極20および下部電極12間に電圧を印可して静電力で駆動させる方式に適用できるが、上部電極20および下部電極12を異種金属の積層構造に形成してその圧電力で駆動させる方式にも適用できる。
また、本実施形態は、可変容量だけではなく、MEMSスイッチにも適用可能である。この場合、下部電極12上に形成されるキャパシタ絶縁層(絶縁層16)の一部、例えば上部電極20と接触する箇所をエッチングにより除去することで下部電極12表面を露出させる。これにより、上部電極20と下部電極12によるスイッチが形成され、上部電極20が駆動することによりスイッチが動作する。
また、本実施形態において、可動な上部電極20と固定された下部電極12の2つの電極を有する場合について説明したが、どちらも可動な場合でも適用可能であり、また、3つ以上の電極(例えば、固定された上部電極、固定された下部電極、可動な中間電極)を有する場合にも適用可能である。
また、平面における上部電極20および下部電極12の面積は適宜設定可能である。また、上部電極20および下部電極12からなるMEMS構造をCMOS等のトランジスタ回路上に配置することも可能である。さらに、MEMS構造を覆い、保護するドーム構造を形成することも可能である。
その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…支持基板、11…層間絶縁層、12…下部電極、18…金属層、20…上部電極、21…第2アンカー部、30…第2ばね部

Claims (9)

  1. 基板上に固定された第1電極と、
    前記第1電極の上方に対向して配置され、上下方向に可動である第2電極と、
    前記基板上に設けられ、前記第2電極を支持するアンカー部と、
    前記第2電極と前記アンカー部とを接続するばね部と、
    を具備し、
    前記第1電極および前記第2電極は可変容量に適用され、
    前記ばね部は、前記第2電極の上面上から前記アンカー部の上面上まで連接して形成され、前記ばね部の下面は前記第2電極の上面および前記アンカー部の上面に接続され、前記第2電極の上面上、前記アンカー部の上面上およびその間において前記ばね部の下面が平坦に形成されていることを特徴とするMEMSデバイス。
  2. 基板上に固定された第1電極と、
    前記第1電極の上方に対向して配置され、上下方向に可動である第2電極と、
    前記基板上に設けられ、前記第2電極を支持するアンカー部と、
    前記第2電極と前記アンカー部とを接続するばね部と、
    を具備し、
    前記第1電極および前記第2電極は可変容量に適用され、
    前記ばね部は、前記第2電極の上面上から前記アンカー部の上面上まで連接して形成され、前記ばね部の下面は前記第2電極の上面および前記アンカー部の上面に接続され、前記第2電極の上面上、前記アンカー部の上面上およびその間において前記ばね部の下面が段差を有していないことを特徴とするMEMSデバイス。
  3. 前記ばね部は、脆性材料で構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のMEMSデバイス。
  4. 前記ばね部の下部に形成され、前記第2電極と前記アンカー部とを接続する金属層をさらに具備することを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載のMEMSデバイス。
  5. 基板上に、固定された第1電極を形成する工程と、
    全面に、犠牲層を形成する工程と、
    前記犠牲層上に、金属層を形成する工程と、
    前記金属層上に、ばね部を形成する工程と、
    前記金属層をエッチングすることにより、前記ばね部により接続される第2電極およびアンカー部を形成する工程と、
    を具備し、
    前記ばね部は、前記第2電極の上面上から前記アンカー部の上面上まで連接して形成されていることを特徴とするMEMSデバイスの製造方法。
  6. 前記第1電極および前記第2電極は可変容量に適用され、
    前記ばね部の下面は前記第2電極の上面および前記アンカー部の上面に接続され、前記第2電極の上面上、前記アンカー部の上面上およびその間において前記ばね部の下面が平坦に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  7. 前記第1電極および前記第2電極は可変容量に適用され、
    前記ばね部の下面は前記第2電極の上面および前記アンカー部の上面に接続され、前記第2電極の上面上、前記アンカー部の上面上およびその間において前記ばね部の下面が段差を有していないことを特徴とする請求項5に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  8. 前記金属層のエッチングの前に、前記金属層上にレジストを形成し、前記レジストをパターニングする工程をさらに具備し、
    前記金属層のエッチングにより形成される最小幅を有する金属層パターン上の前記レジストの幅は、前記ばね部の幅よりも大きいことを特徴とする請求項5、請求項6または請求項7のいずれかに記載のMEMSデバイスの製造方法。
  9. 前記金属層のエッチングは、等方性エッチングにより行われることを特徴とする請求項5、請求項6、請求項7または請求項8のいずれかに記載のMEMSデバイスの製造方法。
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