JP5950867B2 - 衝撃用インジケーター - Google Patents

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Description

本発明は、衝撃が加わった場合に衝撃が加わったことを確認することができる衝撃用インジケーターに関する。
従来より、衝撃が加わった場合に衝撃が加わったことを確認することができる衝撃用インジケーターとして、衝撃が加わることにより内部に収容された液体が視覚的に変化して、衝撃を受けたことを視覚的に確認することができる衝撃用インジケーターが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−85132号公報
ところで、特許文献1に記載の衝撃用インジケーターが梱包箱(梱包材)に取り付けられ、そして、梱包箱に取付けられた衝撃用インジケーターに衝撃が加わる場合がある。しかし、特許文献1に記載の衝撃用インジケーターにおいては、衝撃が加わった後に衝撃用インジケーターが梱包箱から取り外された場合には、梱包箱に衝撃が加わったことを確認できなくなってしまう。
そのため、衝撃が加わった場合に、衝撃用インジケーターが梱包箱から取り外された場合においても、衝撃が加わったことを確認することができる衝撃用インジケーターが望まれる。
本発明は、衝撃が加わった場合に、衝撃用インジケーターが取り外された場合においても、衝撃が加わったことを確認することができる衝撃用インジケーターを提供することを目的とする。
本発明は、梱包材に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に配置され、内部にインク剤が収容されるインク袋であって、衝撃が加わることにより該インク袋が破れて内部のインク剤が該インク袋の外部に漏洩されるインク袋と、前記取付部材に配置され、前記インク袋から漏洩されたインク剤を吸収すると共に、前記梱包材に接触して配置される吸収部材であって、前記インク袋から漏洩されたインク剤を前記梱包材に付着させる吸収部材と、を備え、前記取付部材は、前記インク袋及び前記吸収部材を覆うカバー部材であって、外部から前記吸収部材を視認可能に少なくとも一部が透明とされたカバー部材を有する衝撃用インジケーターに関する。
本発明によれば、衝撃が加わった場合に、衝撃用インジケーターが取り外された場合においても、衝撃が加わったことを確認することができる衝撃用インジケーターを提供することができる。
本発明の衝撃用インジケーター1が梱包箱10に取り付けられた状態を示す図である。 本発明の衝撃用インジケーター1の取り付け状態において、梱包箱10に取り付けられた取付部材2に、インク袋5及びインク吸収シート6が配置され、カバー部材4,4により覆われた状態を示す図である。 本発明の衝撃用インジケーター1の取り付け状態において、取付部材2のみが梱包箱10に取り付けられた状態を示す図である。 本発明の衝撃用インジケーター1の取り付け状態において、梱包箱10に取り付けられた取付部材2に、インク袋5が配置された状態を示す図である。 本発明の衝撃用インジケーター1の取り付け状態において、梱包箱10に取り付けられた取付部材2に、インク袋5及びインク吸収シート6が配置された状態を示す図である。 本発明の衝撃用インジケーター1における取付部材2の展開状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、コピー機等の画像形成装置等の被梱包物を梱包する梱包箱10(梱包材)に取り付けられる衝撃用インジケーター1について説明する。図1は、本発明の衝撃用インジケーター1が梱包箱10に取り付けられた状態を示す図である。図2Aは、本発明の衝撃用インジケーター1の取り付け状態において、梱包箱10に取り付けられた取付部材2に、インク袋5及びインク吸収シート6が配置され、カバー部材4,4により覆われた状態を示す図である。図2Bは、本発明の衝撃用インジケーター1の取り付け状態において、取付部材2のみが梱包箱10に取り付けられた状態を示す図である。図2Cは、本発明の衝撃用インジケーター1の取り付け状態において、梱包箱10に取り付けられた取付部材2に、インク袋5が配置された状態を示す図である。図2Dは、本発明の衝撃用インジケーター1の取り付け状態において、梱包箱10に取り付けられた取付部材2に、インク袋5及びインク吸収シート6が配置された状態を示す図である。図3は、本発明の衝撃用インジケーター1における取付部材2の展開状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る衝撃用インジケーター1は、コピー機等の画像形成装置の被梱包物(不図示)を梱包する梱包箱10に取り付けられる。
梱包箱10は、直方体形状の箱状に形成される。本実施形態においては、梱包箱10は、ダンボール等の紙材により箱状に形成される。
梱包箱10は、図1に示すように、6つの外面11を有しており、複数の稜線12と、複数の稜線12を挟んで隣り合う複数の外面11と、を有する。複数の稜線12は、梱包箱10における上下方向に延びる縦稜線12Aを含む。複数の外面11は、縦稜線12Aを挟んで隣り合う外面11A,11Aを含む。
衝撃用インジケーター1は、図1に示すように、梱包箱10の外面11Aの上方側に、例えば両面テープ(不図示)によって取り付けられる。衝撃用インジケーター1は、図2A〜図2Dに示すように、取付部材2と、インク袋5と、吸収部材としてのシート状のインク吸収シート6と、を備える。
取付部材2は、図2A〜図2Dに示すように、梱包箱10に取り付けられる。取付部材2は、2つの取付トレイ3,3と、2つのカバー部材4,4とを有する。
2つの取付トレイ3,3は、梱包箱10に取り付けられた状態においては、図2Bに示すように、梱包箱10における上下方向に延びる縦稜線12Aを跨いで離間して配置される。2つの取付トレイ3,3は、梱包箱10における隣り合う外面11Aそれぞれに対向する。
2つの取付トレイ3,3それぞれは、図2Bに示すように、平面視で、外形が長方形状に形成される。2つの取付トレイ3,3それぞれは、取付面31と、インク袋配置面32と、を有する。また、2つの取付トレイ3,3それぞれは、突状部33と、複数の係合凸部34と、を有する。
取付面31は、取付トレイ3における梱包箱10に取り付けられる側の面である。インク袋配置面32は、後述するインク袋5が取り付けられる側の面であって、取付トレイ3における取付面31と反対側の面である。
突状部33は、図2Bに示すように、取付トレイ3のインク袋配置面32において、断面が略三角形状で突出して形成される。突状部33は、平面視で、縦稜線12A側が開放された略U字形状(略コ字形状)に形成される。
取付トレイ3のインク袋配置面32において、突状部33の略U字形状の内側の領域は、後述するインク袋5が配置されるインク袋配置領域331を構成する。取付トレイ3のインク袋配置領域331には、インク袋5が配置される。一方、突状部33は、図3に示すように、インク袋配置面32において突出するため、取付トレイ3の取付面31側において、断面が略三角形状で窪んでいる。
4つの係合凸部34は、図2Bに示すように、取付トレイ3のインク袋配置面32において、取付トレイ3の4つの角部それぞれの内側の近傍に、円柱状に突出して形成される。一方、係合凸部34は、取付トレイ3のインク袋配置面32において突出しているため、取付トレイ3の取付面31において、取付トレイ3の角部の内側の近傍に、円柱状に窪んでいる(図3参照)。係合凸部34は、取付トレイ3に後述するカバー部材4を取り付ける際に、カバー部材4の後述する係合凹部44に係合する。
2つのカバー部材4,4は、図2Aに示すように、梱包箱10に取り付けられた状態においては、2つの取付トレイ3,3に対して梱包箱10の反対側に配置される。2つのカバー部材4,4は、2つの取付トレイ3,3を梱包箱10の反対側から覆う。2つのカバー部材4,4は、2つの取付トレイ3,3における梱包箱10の縦稜線12Aとは反対側の端部311同士を接続して延びている。
2つのカバー部材4,4それぞれは、図2Aに示すように、平面視で、外形が長方形状に形成される。2つのカバー部材4,4それぞれは、外側面41と、内側面42と、を有する。また、2つのカバー部材4,4それぞれは、複数の凹状部43と、係合凹部44と、を有する。
外側面41は、カバー部材4が取付トレイ3を覆って配置された場合に、カバー部材4における外側に露出される側の面である。内側面42は、カバー部材4が取付トレイ3を覆って配置された場合に、取付トレイ3側の面であって、カバー部材4における外側面41と反対側の面である。
凹状部43には、カバー部材4が取付トレイ3を覆って配置された場合に、取付トレイ3の突状部33、インク袋5及び後述のインク吸収シート6を覆うように配置される。凹状部43は、内側面42において、取付トレイ3の突状部33及びインク袋5に対応して窪んでいる。凹状部43は、外部からインク吸収シート6を視認可能に少なくとも一部が透明とされている。一方、凹状部43は、カバー部材4の内側面42において窪んでいるため、カバー部材4の外側面41において突出する。
係合凹部44は、取付トレイ3にカバー部材4を取り付ける際に、取付トレイ3の係合凸部34に係合する。4つの係合凹部44は、カバー部材4の内側面42において、カバー部材4の4つの角部それぞれの内側の近傍に、円柱状に窪んで形成される。一方、係合凹部44は、カバー部材4の内側面42において窪んでおり、カバー部材4の外側面41において、角部の内側の近傍に、角部に突起を有する略方形筒状に突出している。
上記のように構成される取付部材2は、取り付けられる前の状態においては、図3に示すような展開状態に構成される。
取付部材2は、展開状態においては、図3に示すように、平面視で、長手方向に延びる略長方形状に形成される。2つの取付トレイ3,3及びカバー部材4,4は、一体的に形成される。取付部材2は、長手方向の中央に対して、対称の形状に形成される。取付部材2は、展開状態において、長手方向における一方側(他方側)から他方側(一方側)に向けて、取付トレイ3、カバー部材4、カバー部材4、取付トレイ3の順に配置される。
取付部材2における一方側の面(図3における紙面の上方側から視た面)は、図3に示すように、長手方向における一方側(他方側)から他方側(一方側)に向けて、取付トレイ3の取付面31、カバー部材4の外側面41、カバー部材4の外側面41及び取付トレイ3の取付面31が並んで配置される。また、取付部材2における他方側の面(図3における紙面の下方側から視た面)は、長手方向における一方側(他方側)から他方側(一方側)に向けて、取付トレイ3のインク袋配置面32、カバー部材4の内側面42、カバー部材4の内側面42及び取付トレイ3のインク袋配置面32が並んで配置される。
2つのカバー部材4,4は、図3に示すように、取付部材2の長手方向の中央部において、中央円弧接続部21を介して、長手方向に並んで配置される。2つのカバー部材4,4は、中央円弧接続部21を介して、取付部材2の長手方向の中央において接続されている。
中央円弧接続部21は、2つのカバー部材4,4の間に配置され、2つのカバー部材4,4を接続する。中央円弧接続部21におけるカバー部材4の外側面41側は、凸の円弧状に形成される。中央円弧接続部21は、取付部材2の長手方向に直交する方向に延びている。2つのカバー部材4,4は、中央円弧接続部21を介して、内側面42同士が近づく側に折り曲げ可能である(図3における矢印A方向)。
2つの取付トレイ3,3は、取付部材2の長手方向の両端部側に配置される。2つの取付トレイ3,3は、折り畳み円弧接続部22を介して、接続された状態の2つのカバー部材4,4の長手方向の両端部それぞれに接続される。また、取付トレイ3の係合凸部34をカバー部材4の係合凹部44に係合させた状態においては、取付部材2の長手方向の内側に位置する係合凸部34及び係合凹部44によって、2つの取付トレイ3,3は、それぞれ対応する2つのカバー部材4,4の長手方向の内側に接続される。
折り畳み円弧接続部22は、取付トレイ3とカバー部材4との間に配置され、取付トレイ3とカバー部材4とを接続する。折り畳み円弧接続部22における取付トレイ3の取付面31側は、凸の円弧状に形成される。折り畳み円弧接続部22は、取付部材2の長手方向に直交する方向に延びている。2つの取付トレイ3,3は、折り畳み円弧接続部22を介して、インク袋配置面32がカバー部材4の内側面42に近づく側に折り曲げ可能である(図3における矢印B方向)。
インク袋5は、図2Cに示すように、2つの取付トレイ3,3(取付部材)のインク袋配置領域331に配置される。インク袋5の内部には、インク剤が収容される。インク袋5に衝撃が加わることにより、インク袋5は破れて、内部のインク剤はインク袋5の外部に漏洩される。
インク袋5は、所定値以上の圧力が加わった場合に破れるように構成される。例えば、インク袋5は、内部に被梱包物が収容された梱包箱10の自重では破れないように構成され、所定以上の衝撃が加わった場合の圧力で破れるように構成される。
インク吸収シート6は、図2Dに示すように、2つの取付トレイ3,3を覆うように、取付部材2に配置される。インク吸収シート6は、インク袋5から漏洩されたインク剤を吸収する。インク吸収シート6は、2つの取付トレイ3,3に配置される2つのインク袋5,5に亘って配置される。インク吸収シート6は、2つの取付トレイ3,3の間において、梱包箱10の縦稜線12Aに接触し、インク袋5から漏洩されたインク剤を梱包材10に付着させる。インク吸収シート6は、例えば、不織布により構成される。
次に、図3を参照して、衝撃用インジケーター1の梱包箱10への取り付け方法について説明する。
まず、衝撃用インジケーター1を組み立てる。具体的には、図3に示す取付部材2の展開状態において、2つの取付トレイ3,3のインク袋配置面32側において、突状部33の内側のインク袋配置領域331に、インク袋5を取り付ける。そして、インク吸収シート6を、2つのカバー部材4の内側面42において、2つのカバー部材4に亘って配置する。
次に、インク袋5を取付トレイ3のインク袋配置面32側に取り付けると共にインク吸収シート6をカバー部材4の内側面42側に配置した状態で、2つの取付トレイ3,3それぞれを、折り畳み円弧接続部22を介して、取付トレイ3のインク袋配置面32がカバー部材4の内側面42に近づく側(図3における矢印B方向)に折り曲げて、折り畳む。そして、取付トレイ3の係合凸部34をカバー部材4の係合凹部44に係合させることで、取付トレイ3をカバー部材4に固定する。
次に、カバー部材4に固定された取付トレイ3を、中央円弧接続部21を介して、取付トレイ3,3の取付面31同士の角度が略直角になるように、2つの取付トレイ3,3の取付面31同士が近づく側(図3における矢印A方向)に折り曲げる。
このように組み立てられた衝撃用インジケーター1を、図1に示すように、梱包箱10の外面11Aの上方側に取り付ける。
以上のように構成される衝撃用インジケーター1は、梱包箱10に取り付けられた状態において、梱包箱10が倒れると、衝撃による圧力により、インク袋5が破れて、インク袋5からインク剤が漏洩される。インク袋5から漏洩されたインク剤は、インク吸収シート6に吸収されて、インク吸収シート6を介して、梱包箱10の縦稜線12Aに付着する。
本実施形態の衝撃用インジケーター1によれば、例えば、以下の効果が奏される。
本実施形態においては、梱包箱10に取り付けられる取付部材2と、取付部材2に配置され、内部にインク剤が収容されるインク袋5であって、衝撃が加わることによりインク袋5が破れて内部のインク剤がインク袋5の外部に漏洩されるインク袋5と、取付部材2に配置され、インク袋5から漏洩されたインク剤を吸収すると共に、梱包箱10に接触して配置されるインク吸収シート6であって、インク袋5から漏洩されたインク剤を梱包箱10に付着させるインク吸収シート6と、を備える。また、取付部材2は、インク袋5及びインク吸収シート6を覆うカバー部材4であって、外部からインク吸収シート6を視認可能に少なくとも一部が透明とされたカバー部材4を有する。
そのため、梱包箱10の転倒等により衝撃用インジケーター1に衝撃が加わった場合に、インク袋5が破れることにより、梱包箱10に衝撃用インジケーター1が取り付けられた状態において、カバー部材4を介して、インク袋5から漏洩されたインク剤を視認できる。また、インク剤がインク吸収シート6に吸収されているため、インク吸収シート6に吸収されたインク剤が梱包箱10に(特に縦稜線12Aの付近に)付着し、痕跡が残る。これにより、衝撃用インジケーター1が取り外された場合においても梱包箱10に付着したインク剤により、衝撃が加わったことを確認することができる。つまり、衝撃が加わった場合にインク袋5が破れて梱包箱10にインク剤が付着するため、衝撃の履歴を確実に残すことができる。
また、本実施形態においては、梱包箱10は、稜線12と、稜線12を挟んで隣り合う外面11A,11Aと、を有し、取付部材2は、インク袋5がそれぞれ配置される2つの取付トレイ3,3を有し、2つの取付トレイ3,3は、梱包箱10における隣り合う外面11A,11Aそれぞれに対向すると共に、稜線12を跨いで離間して配置され、インク吸収シート6は、2つの取付トレイ3,3に配置される2つのインク袋5,5に亘って配置される。そのため、1つの衝撃用インジケーター1を取り付けるだけで、梱包箱10の2つの外面11A,11Aに衝撃が加わったことを確認することができる。また、2つの取付トレイ3,3が、梱包箱10において強度を有する変形しにくい稜線12を跨いで配置されるため、衝撃用インジケーター1を、変形しにくい稜線12に安定した状態で取り付けることができる。
また、本実施形態においては、2つの取付トレイ3,3は、梱包箱10における上下方向に延びる縦稜線12Aを跨いで離間して配置される。梱包箱10が転倒する場合、通常、衝撃が加わる面は、縦稜線12Aを跨ぐ2つの外面11A,11Aである。2つの外面11A,11Aのうちのいずれかに衝撃が加わった場合であっても、衝撃が加わったことを確認しやすい。
また、本実施形態においては、取付部材2は、2つの取付トレイ3,3を梱包箱10の反対側から覆うカバー部材4,4を有し、カバー部材4,4は、2つの取付トレイ3,3に対して梱包箱10の反対側に配置され、2つの取付トレイ3,3における梱包箱10の稜線12とは反対側の端部311同士を接続して延びており、2つの取付トレイ3,3及びカバー部材4,4は、一体的に形成される。そのため、取付部材2が一体的な1つの部材により構成されるため、取り扱いが容易である。また、カバー部材4,4、によりインク袋5,5及びインク吸収シート6を覆うことができるため、インク袋5,5及びインク吸収シート6が脱落することを抑制することができる。
また、本実施形態においては、衝撃用インジケーター1は、梱包箱10の外面11Aの上方側に取り付けられる。梱包箱10が転倒した場合に、梱包箱10が斜めに倒れて、梱包箱10の外面11Aの上方側に強い衝撃が加わりやすい。そのため、梱包箱10の外面11Aに衝撃が加わったことを、一層確認しやすくなる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。
例えば、前記実施形態においては、被梱包物として画像形成装置としてのコピー機を例に説明したが、これに制限されない。被梱包物としては、コピー機以外の画像形成装置、例えば、コピー機以外に、プリンター、ファクシミリ、又はこれらの複合機などであってもよい。また、被梱包物としては、画像形成装置以外の各種装置などであってもよい。
前記実施形態においては、梱包箱10の稜線を、上下方向に延びる縦稜線12Aとしたが、これに制限されず、水平方向に延びる稜線であってもよい。
1……衝撃用インジケーター、2……取付部材、3……取付トレイ、4……カバー部材、5……インク袋、6……インク吸収シート(吸収部材)、10……梱包箱(梱包材)、11A……外面、12A……縦稜線(稜線)、311……端部

Claims (4)

  1. 梱包材に取り付けられる取付部材と、
    前記取付部材に配置され、内部にインク剤が収容されるインク袋であって、衝撃が加わることにより該インク袋が破れて内部のインク剤が該インク袋の外部に漏洩されるインク袋と、
    前記取付部材に配置され、前記インク袋から漏洩されたインク剤を吸収すると共に、前記梱包材に接触して配置される吸収部材であって、前記インク袋から漏洩されたインク剤を前記梱包材に付着させる吸収部材と、を備え、
    前記取付部材は、前記インク袋及び前記吸収部材を覆うカバー部材であって、外部から前記吸収部材を視認可能に少なくとも一部が透明とされたカバー部材を有する
    衝撃用インジケーター。
  2. 前記梱包材は、稜線と、前記稜線を挟んで隣り合う外面と、を有し、
    前記取付部材は、前記インク袋がそれぞれ配置される2つの取付トレイを有し、
    前記2つの取付トレイは、前記梱包材における前記隣り合う外面それぞれに対向すると共に、前記稜線を跨いで離間して配置され、
    前記吸収部材は、前記2つの取付トレイに配置される2つの前記インク袋に亘って配置される
    請求項1に記載の衝撃用インジケーター。
  3. 前記2つの取付トレイは、前記梱包材における上下方向に延びる前記稜線を跨いで離間して配置される
    請求項2に記載の衝撃用インジケーター。
  4. 前記カバー部材は、前記2つの取付トレイに対して前記梱包材の反対側に配置され、前記2つの取付トレイにおける前記梱包材の前記稜線とは反対側の端部同士を接続して延びており、
    前記2つの取付トレイ及び前記カバー部材は、一体的に形成される
    請求項2又は3に記載の衝撃用インジケーター。
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