JP5949736B2 - 乗客コンベアの移動手摺 - Google Patents

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Description

この発明は、乗客コンベアの移動手摺に関する。
例えば、特許文献1には、乗客コンベアの移動手摺が記載されている。当該移動手摺の両端部は接続される。この際、移動手摺の接続部の断面は、移動手摺の他部分の断面と同じとなる。その結果、移動手摺は無端状となる。
特許第3521234号公報 特開2011−32077号公報 特開2000−344318号公報 特開2007−70052号公報
しかしながら、当該移動手摺の接続部は、複雑な加工により形成される。このため、当該移動手摺の接続部は剥がれやすい。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、両端部の接続部が剥がれることを防止できる乗客コンベアの移動手摺を提供することである。
この発明に係る乗客コンベアの移動手摺は、両端部を対向させることにより環状に設けられた樹脂と、前記樹脂の内側において前記樹脂の両端部の対向部に対応した位置で両端部を対向させることにより前記樹脂とともに環状に設けられた帆布と、前記帆布の内側において前記帆布の両端部を覆い、前記帆布の側とは反対側の面において前記帆布の両端部の対向部に対応した中央部と前記帆布の一端部の側における端部と前記帆布の他端部の側における端部とに複数の凹部を有した補強布と、を備え、前記帆布は、一端部と他端部とに凹部を有し、前記補強布は、前記帆布の一端部の側における凹部に収まった一端面と、前記帆布の他端部の側における凹部に収まった他端面と、を備えた。
この発明に係る乗客コンベアの移動手摺は、両端部を対向させることにより環状に設けられた樹脂と、前記樹脂の内側において前記樹脂の両端部の対向部に対応した位置で両端部を対向させることにより前記樹脂とともに環状に設けられた帆布と、前記帆布の内側において前記帆布の両端部を覆い、前記帆布の側とは反対側の面において前記帆布の両端部の対向部に対応した中央部と前記帆布の一端部の側における端部と前記帆布の他端部の側における端部とに複数の凹部を有した補強布と、を備え、前記補強布は、前記帆布の側において前記樹脂に合わせた硬さを有した樹脂を含ませた層を有した。
この発明に係る乗客コンベアの移動手摺は、両端部を対向させることにより環状に設けられた樹脂と、前記樹脂の内側において前記樹脂の両端部の対向部に対応した位置で両端部を対向させることにより前記樹脂とともに環状に設けられた帆布と、前記帆布の内側において前記帆布の両端部を覆い、前記帆布の側とは反対側の面において前記帆布の両端部の対向部に対応した中央部と前記帆布の一端部の側における端部と前記帆布の他端部の側における端部とに複数の凹部を有した補強布と、を備え、前記帆布は、前記補強布の側の面において前記複数の凹部と並んだ外側凹部を有した。
この発明に係る乗客コンベアの移動手摺は、両端部を対向させることにより環状に設けられた樹脂と、前記樹脂の内側において前記樹脂の両端部の対向部に対応した位置で両端部を対向させることにより前記樹脂とともに環状に設けられた帆布と、前記帆布の内側において前記帆布の両端部を覆い、前記帆布の側とは反対側の面において前記帆布の両端部の対向部に対応した中央部と前記帆布の一端部の側における端部と前記帆布の他端部の側における端部とに複数の凹部を有した補強布と、を備え、前記帆布は、一端部と他端部とに凹部を有し、前記補強布は、前記帆布の一端部の側における凹部の内部において当該凹部の底部以外の位置に収まった一端面と、前記帆布の他端部の側における凹部の内部において当該凹部の底部以外の位置に収まった他端面と、を備えた。
この発明によれば、補強布は、帆布の側とは反対側の面において帆布の両端部の対向部とに対応した中央部と帆布の一端部の側における端部と帆布の他端部の側における端部とに複数の凹部を有する。このため、移動手摺の両端部の接続が剥がれることを防止できる。
この発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺を適用した乗客コンベアの側面図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺の縦断面図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺の要部外観図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺に用いる補強布の縦断面図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺の要部縦断面図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺の両端部を接続する方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態2における乗客コンベアの移動手摺の要部縦断面図である。 この発明の実施の形態2における乗客コンベアの移動手摺に用いる補強布10dの縦断面図である。 この発明の実施の形態3における乗客コンベアの移動手摺の要部縦断面図である。 この発明の実施の形態4における乗客コンベアの移動手摺の要部縦断面図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺を適用した乗客コンベアの側面図である。
図1の乗客コンベアは、エスカレーターである。例えば、乗客コンベアは、隣接階の一方から他方に跨るように設けられる。下部乗降口1は、乗客コンベアの下部に設けられる。下部乗降口1は、隣接階の下方階に設けられる。上部乗降口2は、乗客コンベアの上部に設けられる。上部乗降口2は、隣接階の上方階に設けられる。
下部機械室3は、下部乗降口1の直下に設けられる。ステップチェーン用下部スプロケット4は、下部機械室3に設けられる。上部機械室5は、上部乗降口2の直下に設けられる。ステップチェーン用上部スプロケット6は、上部機械室5に設けられる。ステップチェーン7は、ステップチェーン用下部スプロケット4とステップチェーン用上部スプロケット6とに無端状に巻き掛けられる。複数のステップ8は、ステップチェーン7に無端状に設けられる。
一対のスカートガード9は、複数のステップ8の両外側に設けられる。一対のスカートガード9は、乗客コンベアの長手方向に沿うように設けられる。図示しない欄干パネルは、一対のスカートガード9の各々に設けられる。移動手摺10の各々は、欄干パネルの各々に対応して無端状に設けられる。
手摺駆動装置11の各々は、乗客コンベアの上部に設けられる。手摺駆動装置11の駆動ローラ11aは、対応した移動手摺10の内側に接する。移動手摺チェーン用スプロケット12は、ステップチェーン用上部スプロケット6と同じ軸に設けられる。移動手摺チェーン13は、手摺駆動装置11と移動手摺チェーン用スプロケット12とに無端状に巻き掛けられる。
減速機14は、上部機械室5に設けられる。チェーン15は、ステップチェーン用上部スプロケット6と減速機14とに無端状に巻き掛けられる。駆動電動機16は、上部機械室5に設けられる。チェーン17は、減速機14と駆動電動機16とに無端状に巻き掛けられる。制御装置18は、駆動電動機16に接続される。
乗客コンベアにおいて、制御装置18は、駆動電動機16を回転させる。チェーン17は、駆動電動機16の駆動に追従して移動する。減速機14は、チェーン17の移動に追従して回転する。チェーン15は、減速機14の回転に追従して移動する。ステップチェーン用上部スプロケット6は、チェーン15の移動に追従して回転する。ステップチェーン7は、ステップチェーン用上部スプロケット6の回転に追従して移動する。複数のステップ8は、ステップチェーン7の移動に追従して移動する。
移動手摺チェーン用スプロケット12は、ステップチェーン用上部スプロケット6と同期して回転する。移動手摺チェーン13は、移動手摺チェーン用スプロケット12の回転に追従して移動する。駆動ローラ11aは、移動手摺チェーン用スプロケット12の移動に追従して回転する。駆動ローラ11aは、移動手摺10を摩擦力により駆動する。移動手摺10は、図示しないガイド部材に沿って循環移動する。
次に、図2を用いて、移動手摺10を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺の縦断面図である。
移動手摺10は、C字状の断面を有する。移動手摺10は、樹脂10a、抗張体10b、帆布10cを備える。樹脂10aは、ポリウレタン等からなる。抗張体10bは、樹脂10aに内蔵される。抗張体10bは、スチールテープ、ワイヤ等からなる。抗張体10bは、移動手摺10に必要な引張強度を確保する。帆布10cは、樹脂10aの内側に設けられる。帆布10cは、紙、ポリエステル等の繊維を織ることにより形成される。帆布10cは、移動手摺10が直線的に案内される場合の摩擦抵抗を減らす。帆布10cは、移動手摺10が屈曲する場合の摩擦抵抗を減らす。
次に、図3を用いて、移動手摺10の接続部を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺の要部外観図である。
移動手摺10の両端部は、移動手摺10の長手方向に対して予め設定された角度で傾斜するように形成される。移動手摺10の両端面は、互いに対向する。移動手摺10は、環状に形成される。帆布10cの両端部は、段差を有する。補強布10dは、帆布10cの段差に接着される。補強布10dは、移動手摺10の段差を埋める。
次に、図4を用いて、補強布10dを説明する。
図4はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺に用いる補強布の縦断面図である。
例えば、補強布10dは、帆布10cと同じ材料で形成される。補強布10dは、帆布10cの段差の高さと同等の厚さを有する。
次に、図5を用いて、移動手摺10の接続部の詳細を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺の要部縦断面図である。
樹脂10aは、複数の凹部を備える。複数の凹部は、樹脂10aの一側部から他側部にわたって形成される。例えば、複数の凹部は、第1凹部19a、第2凹部19b、第3凹部19cからなる。第1凹部19aは、樹脂10aの両端部に跨るように形成される。第2凹部19bは、樹脂10aの一端部に形成される。第3凹部19cは、樹脂10aの他端部に形成される。
帆布10cは、複数の凹部を備える。複数の凹部は、帆布10cの一側部から他側部にわたって形成される。例えば、複数の凹部は、第1凹部20a、第2凹部20b、第3凹部20cからなる。第1凹部20aは、帆布10cの両端部に跨るように形成される。第2凹部20bは、帆布10cの一端部側の段差近傍に形成される。第3凹部20cは、帆布10cの他端部側の段差近傍に形成される。
帆布10cは、複数の凸部を備える。複数の凸部は、帆布10cの一側部から他側部にわたって形成される。例えば、複数の凸部は、第1凸部21a、第2凸部21b、第3凸部21cからなる。第1凸部21aは、帆布10cの両端部に跨るように形成される。第2凸部21bは、帆布10cの一端部側の段差近傍に形成される。第3凸部21cは、帆布10cの他端部側の段差近傍に形成される。
補強布10dは、複数の凹部を備える。複数の凹部は、補強布10dの一側部から他側部にわたって形成される。例えば、複数の凹部は、第1凹部22a、第2凹部22b、第3凹部22cからなる。第1凹部22aは、補強布10dの中央部に形成される。第2凹部22bは、補強布10dの一端部に形成される。第3凹部22cは、補強布10dの他端部に形成される。
補強布10dは、複数の凸部を備える。複数の凸部は、補強布10dの一側部から他側部にわたって形成される。例えば、複数の凸部は、第1凸部23a、第2凸部23b、第3凸部23cからなる。第1凸部23aは、補強布10dの中央部に形成される。第2凸部23bは、補強布10dの一端部に形成される。第3凸部23cは、補強布10dの他端部に形成される。
帆布10cと補強布10dとは、接着剤24を介して接着される。補強布10dの一端面は、帆布10cの第2凹部20bに収まる。補強布10dの他端面は、帆布10cの第3凹部20cに収まる。帆布10cは、樹脂10aの側において樹脂10aの浸透層25を有する。
次に、図6を用いて、移動手摺10の両端部の接続方法を説明する。
図6はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺の両端部を接続する方法を説明するための断面図である。
金型26は、複数の凸部を有する。例えば、複数の凸部は、第1凸部26a、第2凸部26b、第3凸部26cからなる。第1凸部26aは、補強布10dの中央部に対向する。第2凸部26bは、補強布10dの一端部に対向する。第3凸部26cは、補強布10dの他端部に対向する。
金型26は、加熱された状態で移動手摺10の両端部を圧縮する。この際、第1凸部26aが補強布10dの中央部を押す。その結果、補強布10dにおいて、第1凹部22aと第1凸部23aが形成される。この際、第1凸部23aが帆布10cの両端部の対向部を押す。その結果、帆布10cにおいて、第1凹部20aと第1凸部21aが形成される。この際、第1凸部21aが樹脂10aの両端部の対向部を押す。その結果、樹脂10aにおいて、第1凹部19aが形成される。
移動手摺10の一端部において、第2凸部26bが補強布10dの一端部を押す。その結果、補強布10dにおいて、第2凹部22bと第2凸部23bが形成される。この際、第2凸部23bが帆布10cの一端部を押す。その結果、帆布10cにおいて、第2凹部20bと第2凸部21bが形成される。この際、第2凸部21bが樹脂10aの一端部を押す。その結果、樹脂10aにおいて、第2凹部19bが形成される。
移動手摺10の他端部において、第3凸部26cが補強布10dの他端部を押す。その結果、補強布10dにおいて、第3凹部22cと第3凸部23cが形成される。この際、第3凸部23cが帆布10cの他端部を押す。その結果、帆布10cにおいて、第3凹部20cと第3凸部21cが形成される。この際、第3凸部21cが樹脂10aの他端部を押す。その結果、樹脂10aにおいて、第3凹部19cが形成される。
以上で説明した実施の形態1によれば、補強布10dは、帆布10cの側とは反対側の面において帆布10cの両端部の対向部とに対応した中央部と帆布10cの一端部の側における端部と帆布10cの他端部の側における端部とに複数の凹部を有する。このため、補強布10dがガイド部材に接触しても、樹脂10aの両端部の接続部、帆布10cの両端部の接続部、補強布10dの両端部に大きな力がかかることを防止できる。その結果、移動手摺10の両端部の接続が剥がれることを防止できる。
また、補強布10dは、加熱された状態で圧縮されることにより複数の凹部を有する。このため、簡単な加工で複数の凹部を形成することができる。
また、補強布10dの両端面は、帆布10cの凹部に収まる。このため、補強布10dの両端部にかかる力を軽減することができる。その結果、補強布10dが剥がれることを防止できる。
また、補強布10dは、帆布10cの長手方向に対して傾斜して帆布10cの両端部を覆う。このため、補強布10dがガイド部材に接触した際でも、移動手摺10は円滑に移動することができる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2における乗客コンベアの移動手摺の要部縦断面図である。図8はこの発明の実施の形態2における乗客コンベアの移動手摺に用いる補強布の縦断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1において、補強布10dの全体は、帆布10cと同じ材料で形成される。一方、実施の形態2において、補強布10dは、帆布10cの側において樹脂10aに合わせた硬さを有した樹脂27を含ませた層を有する。
以上で説明した実施の形態2によれば、補強布10dは、帆布10cの側に樹脂10aに合わせた硬さを有した樹脂27を含ませた層を有する。このため、移動手摺10の接続部が屈曲した場合でも、帆布10cと補強布10dとに均等に力を分散させることができる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3における乗客コンベアの移動手摺の要部縦断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3の樹脂10aは、実施の形態1の樹脂10aに複数の中間凹部を付加したものである。
例えば、複数の中間凹部は、第4凹部19dと第5凹部19eとからなる。第4凹部19dは、樹脂10aにおいて帆布10cの側の面に形成される。第4凹部19dは、第1凹部19aと第2凹部19bとの間に形成される。第5凹部19eは、樹脂10aにおいて帆布10cの側の面に形成される。第5凹部19eは、第1凹部19aと第3凹部19cとの間に形成される。
実施の形態3の帆布10cは、実施の形態1の帆布10cに複数の中間凹部と複数の中間凸部と複数の外側凹部とを付加したものである。
例えば、複数の中間凹部は、第4凹部20dと第5凹部20eとからなる。第4凹部20dは、帆布10cにおいて補強布10dの側の面に形成される。第4凹部20dは、第1凹部20aと第2凹部20bとの間に形成される。第5凹部20eは、帆布10cにおいて補強布10dの側の面に形成される。第5凹部20eは、第1凹部20aと第3凹部20cとの間に形成される。
例えば、複数の中間凸部は、第4凸部21dと第5凸部21eとからなる。第4凸部21dは、帆布10cにおいて樹脂10aの側の面に形成される。第4凸部21dは、第1凸部21aと第2凸部21bとの間に形成される。第5凸部21eは、帆布10cにおいて樹脂10aの側の面に形成される。第5凸部21eは、第1凸部21aと第3凸部21cとの間に形成される。
例えば、複数の外側凹部は、第1外側凹部21fと第2外側凹部21gからなる。第1外側凹部21fは、帆布10cの一端部において補強布10dの第1凹部22a等と並んで形成される。第2外側凹部21gは、帆布10cの他端部において補強布10dの第1凹部22a等と並んで形成される。
実施の形態3の補強布10dは、実施の形態1の補強布10dに複数の中間凹部と複数の中間凸部とを付加したものである。
例えば、複数の中間凹部は、第4凹部22dと第5凹部22eとからなる。第4凹部22dは、補強布10dにおいて帆布10cとは反対側の面に形成される。第4凹部22dは、第1凹部22aと第2凹部22bとの間に形成される。第5凹部22eは、補強布10dにおいて帆布10cとは反対側の面に形成される。第5凹部22eは、第1凹部22aと第3凹部22cとの間に形成される。
例えば、複数の中間凸部は、第4凸部23dと第5凸部23eとからなる。第4凸部23dは、補強布10dにおいて帆布10cの側の面に形成される。第4凸部23dは、第1凸部23aと第2凸部23bとの間に形成される。第5凸部23eは、補強布10dにおいて帆布10cの側の面に形成される。第5凸部23eは、第1凸部23aと第3凸部23cとの間に形成される。
以上で説明した実施の形態3によれば、補強布10dは、複数の中間凹部を備える。このため、補強布10dにかかる力をより確実に軽減することができる。その結果、補強布10dが剥がれることをより確実に防止できる。
また、補強布10dは、複数の外側凹部を備える。このため、補強布10dにかかる力をより確実に軽減することができる。その結果、補強布10dが剥がれることをより確実に防止できる。
実施の形態4.
図10はこの発明の実施の形態4における乗客コンベアの移動手摺の要部縦断面図である。なお、実施の形態3と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態4においては、補強布10dの両端面の位置が正確に設定される。例えば、補強布10dの一端面は、帆布10cの第2凹部20bの内部において第2凹部20bの底部以外の位置に収まる。例えば、補強布10dの他端面は、帆布10cの第3凹部20cの内部において第3凹部20cの底部以外の位置に収まる。
以上で説明した実施の形態4によれば、補強布10dの両端面は、帆布10cの凹部において当該凹部の底部以外の位置に収まる。このため、補強布10dにかかる力をより確実に軽減することができる。その結果、補強布10dが剥がれることをより確実に防止できる。
1 下部乗降口、 2 上部乗降口、 3 下部機械室、 4 ステップチェーン用下部スプロケット、 5 上部機械室、 6 ステップチェーン用上部スプロケット、 7 ステップチェーン、 8 ステップ、 9 スカートガード、 10 移動手摺、 10a 樹脂、 10b 抗張体、 10c 帆布、 10d 補強布、 11 手摺駆動装置、 11a 駆動ローラ、 12 移動手摺チェーン用スプロケット、 13 移動手摺チェーン、 14 減速機、 15 チェーン、 16 駆動電動機、 17 チェーン、 18 制御装置、 19a 第1凹部、 19b 第2凹部、 19c 第3凹部、 19d 第4凹部、 19e 第5凹部、 20a 第1凹部、 20b 第2凹部、 20c 第3凹部、 20d 第4凹部、 20e 第5凹部、 21a 第1凸部、 21b 第2凸部、 21c 第3凸部、 21d 第4凸部、 21e 第5凸部、 21f 第1外側凹部、 21g 第2外側凹部、 22a 第1凹部、 22b 第2凹部、 22c 第3凹部、 22d 第4凹部、 22e 第5凹部、 23a 第1凸部、 23b 第2凸部、 23c 第3凸部、 23d 第4部、 23e 第5部、 24 接着剤、 25 浸透層、 26 金型、 26a 第1凸部、 16b 第2凸部、 26c 第3凸部、 27 樹脂

Claims (7)

  1. 両端部を対向させることにより環状に設けられた樹脂と、
    前記樹脂の内側において前記樹脂の両端部の対向部に対応した位置で両端部を対向させることにより前記樹脂とともに環状に設けられた帆布と、
    前記帆布の内側において前記帆布の両端部を覆い、前記帆布の側とは反対側の面において前記帆布の両端部の対向部に対応した中央部と前記帆布の一端部の側における端部と前記帆布の他端部の側における端部とに複数の凹部を有した補強布と、
    を備え
    前記帆布は、一端部と他端部とに凹部を有し、
    前記補強布は、
    前記帆布の一端部の側における凹部に収まった一端面と、
    前記帆布の他端部の側における凹部に収まった他端面と、
    を備えた乗客コンベアの移動手摺。
  2. 両端部を対向させることにより環状に設けられた樹脂と、
    前記樹脂の内側において前記樹脂の両端部の対向部に対応した位置で両端部を対向させることにより前記樹脂とともに環状に設けられた帆布と、
    前記帆布の内側において前記帆布の両端部を覆い、前記帆布の側とは反対側の面において前記帆布の両端部の対向部に対応した中央部と前記帆布の一端部の側における端部と前記帆布の他端部の側における端部とに複数の凹部を有した補強布と、
    を備え、
    前記補強布は、前記帆布の側において前記樹脂に合わせた硬さを有した樹脂を含ませた層を有した乗客コンベアの移動手摺。
  3. 両端部を対向させることにより環状に設けられた樹脂と、
    前記樹脂の内側において前記樹脂の両端部の対向部に対応した位置で両端部を対向させることにより前記樹脂とともに環状に設けられた帆布と、
    前記帆布の内側において前記帆布の両端部を覆い、前記帆布の側とは反対側の面において前記帆布の両端部の対向部に対応した中央部と前記帆布の一端部の側における端部と前記帆布の他端部の側における端部とに複数の凹部を有した補強布と、
    を備え、
    前記帆布は、前記補強布の側の面において前記複数の凹部と並んだ外側凹部を有した乗客コンベアの移動手摺。
  4. 両端部を対向させることにより環状に設けられた樹脂と、
    前記樹脂の内側において前記樹脂の両端部の対向部に対応した位置で両端部を対向させることにより前記樹脂とともに環状に設けられた帆布と、
    前記帆布の内側において前記帆布の両端部を覆い、前記帆布の側とは反対側の面において前記帆布の両端部の対向部に対応した中央部と前記帆布の一端部の側における端部と前記帆布の他端部の側における端部とに複数の凹部を有した補強布と、
    を備え、
    前記帆布は、一端部と他端部とに凹部を有し、
    前記補強布は、
    前記帆布の一端部の側における凹部の内部において当該凹部の底部以外の位置に収まった一端面と、
    前記帆布の他端部の側における凹部の内部において当該凹部の底部以外の位置に収まった他端面と、
    を備えた乗客コンベアの移動手摺。
  5. 前記補強布は、加熱された状態で圧縮されることにより前記複数の凹部を有した請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の乗客コンベアの移動手摺。
  6. 前記樹脂は、長手方向に対して傾斜した両端部を対向させ、
    前記帆布は、長手方向に対して傾斜した両端部を対向させ、
    前記補強布は、前記帆布の長手方向に対して傾斜して前記帆布の両端部を覆った請求項1から請求項のいずれか一項に記載の乗客コンベアの移動手摺。
  7. 前記補強布は、前記帆布の側とは反対側の面において前記複数の凹部の間に設けられた中間凹部を有した請求項1から請求項のいずれか一項に記載の乗客コンベアの移動手摺。
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