JP5664160B2 - マンコンベアの移動手摺及びマンコンベア用手摺、並びに移動手摺用帆布 - Google Patents
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Description
図1はマンコンベアの全体構成を示す図である。以下においては、マンコンベアの一例として、上下階床間の移動の際に利用されるエスカレーターの構成について具体的に説明し、動く歩道等の他の例については、その説明を省略する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるマンコンベアの移動手摺を示す断面図、図3は移動手摺に使用される帆布の構成を示す正面図、図4は移動手摺に使用される帆布の構成を示す断面図である。なお、図3及び図4(a)は移動手摺を製造する前の帆布の状態を、図4(b)は移動手摺を製造した後の帆布の状態を示している。また、図5は図1のA−A矢視を示す図、図6は図1のB−B矢視を示す図である。
本体樹脂部16は、移動手摺8の要部を構成するものであり、横断面が略C字状を呈し、無端状に形成されている。本体樹脂部16は、例えば、ゴムやポリウレタン等の樹脂部材によって構成されている。なお、図2等では、本体樹脂部16が一種類の弾性体からなる場合を一例として示している。しかし、本体樹脂部16の構成はこのようなものに限られる訳ではなく、移動手摺8に付与する機能等に合わせて、本体樹脂部16を複数の樹脂層によって構成しても構わない。
基布20は、所定の幅及び長さを有する布からなり、少なくとも二種類の繊維20a及び20bを用いて織られている。繊維20aは、基布20の要部を構成し、本体樹脂部16を構成する樹脂との接着性に優れた特性を有している。また、繊維20aは、移動手摺8を製造(例えば、押し出し成形)する時の温度でも溶融しない材質の糸からなる。例えば、押し出し成形時の温度(180乃至230℃)でも溶出しないポリエステル繊維等が、繊維20aとして好適である。
図7はこの発明の実施の形態2におけるマンコンベアの移動手摺の図3相当図、図8はこの発明の実施の形態2におけるマンコンベアの移動手摺の図4相当図である。本実施の形態では、上記効果を損なうことなく、帆布18の強度を更に高めるための構成について説明する。
基布23は、所定の幅及び長さを有する布からなり、少なくともその一部に、本体樹脂部16を構成する樹脂との接着性に優れた所定の繊維を用いて織られている。例えば、押し出し成形時の温度(180乃至230℃)でも溶出しないポリエステル繊維等が、基布23の繊維として好適である。
2 踏段
3 踏段チェーン
4 踏段駆動用スプロケット
5 駆動電動機
6 減速機
7 制御盤
8 移動手摺
9 欄干
10 手摺駆動装置
11 駆動ローラ
12 加圧ローラ
13 手摺駆動用スプロケット
14 手摺チェーン
15 案内レール
16 本体樹脂部
17 抗張体
18 帆布
19 固定用樹脂
20、23 基布
20a、20b、24a、24b 繊維
21 摺動布
22、25 高摩擦体
24 駆動布
Claims (14)
- 横断面C字状を呈し、無端状に形成された本体樹脂部と、
前記本体樹脂部の内側面に、前記本体樹脂部の長手に沿って設けられた基布と、
前記基布の表面の一部を覆うように前記基布に設けられた摺動布と、
前記基布の表面の他の一部を覆うように前記基布に設けられた、前記摺動布よりも高い摩擦特性を有する高摩擦体と、
を備え、
前記高摩擦体は、前記基布を構成していた一部の繊維が、溶融した後に前記基布の表面側で凝固することによって形成されたことを特徴とするマンコンベアの移動手摺。 - 横断面C字状を呈し、無端状に形成された本体樹脂部と、
前記本体樹脂部の内側面に、前記本体樹脂部の長手に沿って設けられた基布と、
前記基布の表面の一部を覆うように前記基布に設けられた摺動布と、
前記基布の表面の他の一部を覆うように前記基布に設けられた駆動布と、
前記駆動布の表面側に設けられた、前記摺動布よりも高い摩擦特性を有する高摩擦体と、
を備え、
前記高摩擦体は、前記駆動布を構成していた一部の繊維が、溶融した後に前記駆動布の表面側で凝固することによって形成されたことを特徴とするマンコンベアの移動手摺。 - 前記高摩擦体は、前記本体樹脂部を構成する樹脂と同質の樹脂からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマンコンベアの移動手摺。
- 前記基布は、少なくともその一部に、ポリエステル繊維を有し、
前記摺動布は、少なくともその一部に、フッ素繊維を有する
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のマンコンベアの移動手摺。 - 前記高摩擦体は、C字状を呈する前記本体樹脂部の開口に対向するように、前記本体樹脂部の長手に渡って配置され、
前記摺動布は、前記高摩擦体の両側に、前記本体樹脂部の長手に渡って配置された
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のマンコンベアの移動手摺。 - 横断面C字状を呈する長尺の本体樹脂部と、
前記本体樹脂部の内側面に、前記本体樹脂部の長手に沿って設けられた基布と、
前記基布の表面の一部を覆うように前記基布に設けられた摺動布と、
前記基布の表面の他の一部を覆うように前記基布に設けられた、前記摺動布よりも高い摩擦特性を有する高摩擦体と、
を備え、
前記高摩擦体は、前記基布を構成していた一部の繊維が、溶融した後に前記基布の表面側で凝固することによって形成されたことを特徴とするマンコンベア用手摺。 - 横断面C字状を呈する長尺の本体樹脂部と、
前記本体樹脂部の内側面に、前記本体樹脂部の長手に沿って設けられた基布と、
前記基布の表面の一部を覆うように前記基布に設けられた摺動布と、
前記基布の表面の他の一部を覆うように前記基布に設けられた駆動布と、
前記駆動布の表面側に設けられた、前記摺動布よりも高い摩擦特性を有する高摩擦体と、
を備え、
前記高摩擦体は、前記駆動布を構成していた一部の繊維が、溶融した後に前記駆動布の表面側で凝固することによって形成されたことを特徴とするマンコンベア用手摺。 - 前記高摩擦体は、前記本体樹脂部を構成する樹脂と同質の樹脂からなることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のマンコンベア用手摺。
- 前記基布は、少なくともその一部に、ポリエステル繊維を有し、
前記摺動布は、少なくともその一部に、フッ素繊維を有する
ことを特徴とする請求項6から請求項8の何れかに記載のマンコンベア用手摺。 - 基布と、
前記基布の表面の一部を覆うように前記基布に設けられた摺動布と、
を備え、
前記基布は、
移動手摺製造時の温度で溶融しない第1繊維と、
移動手摺製造時の温度で溶融する第2繊維と、
を用いて織られ、
前記摺動布は、前記第2繊維よりも低い摩擦特性を有する第3繊維を用いて織られた
ことを特徴とする移動手摺用帆布。 - 前記第2繊維は、前記基布の表面に露出するように織り込まれたことを特徴とする請求項10に記載の移動手摺用帆布。
- 基布と、
前記基布の表面の一部を覆うように前記基布に設けられた摺動布と、
前記基布の表面の他の一部を覆うように前記基布に設けられた駆動布と、
を備え、
前記駆動布は、
移動手摺製造時の温度で溶融しない第1繊維と、
移動手摺製造時の温度で溶融する第2繊維と、
を用いて織られ、
前記摺動布は、前記第2繊維よりも低い摩擦特性を有する第3繊維を用いて織られた
ことを特徴とする移動手摺用帆布。 - 前記第2繊維は、前記駆動布の表面に露出するように織り込まれたことを特徴とする請求項12に記載の移動手摺用帆布。
- 前記第1繊維としてポリエステル繊維が用いられ、
前記第2繊維としてポリウレタン繊維が用いられ、
前記第3繊維としてフッ素繊維が用いられた
ことを特徴とする請求項10から請求項13の何れかに記載の移動手摺用帆布。
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