JP5949131B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧ショベル等の作業機械に関し、その中でも特に、ブーム等のアタッチメントに取り付けられる油圧配管の支持構造に関する。
例えば、油圧ショベルでは、バケットやブーム、アームなどで掘削等の作業を行うアタッチメントが構成されている。バケットを支持するブームやアームは、強度、剛性が求められる強度部材であり、通常は、金属板を溶接して中空の角柱形状に形成されている。
ブームには、バケットやアームを駆動する油圧シリンダに圧油を循環供給するために、複数の油圧配管が配設されている。これら油圧配管は、ブラケットやクランプ等の支持部材を用いてブームに支持されている。
一般に、これら支持部材は、ブームの上面や側面に溶接されている場合、又はブームの上面や側面に締結されている場合が多い。ところが、前者は、溶接による歪みや変形で、ブームの強度や剛性を損うおそれがあり、後者は、ブームの側面に締結孔を空けることで、ブームの強度や剛性を損うおそれがある。
そのため、金属板をブームの隅部から張り出させ、その張り出し部分を利用して油圧配管を支持する方法が提案されている(特許文献1,2)。
例えば、特許文献1では、ブームを構成している左右の金属板の一部を上方に張り出させ、そこにUボルトやクランプを締結して油圧配管を挟み付けている。特許文献2では、ブームを構成している上下の金属板を側方に張り出させ、そこにクランプを締結して油圧配管を挟み付けている。
このようにアタッチメントに取り付けられた油圧配管に対し、途中から分岐するようにアキュムレータ(蓄圧器)が増設される場合がある。
例えば、油圧シリンダに循環供給される圧油に過度な脈動や衝撃が生じて、バケットやアームの動作が不安定になることがある。そのような場合に、油圧配管の中間部分を分岐させ、そこにアキュムレータを設置することで、圧油の脈動や衝撃が抑制され、バケットやアームの動作を安定させることができる。
実開昭61−198352号公報 実開平2ー112744号公報
特許文献1や特許文献2の方法によれば、溶接による歪みや変形が回避できるし、ブームに孔を空けなくてもよいので、ブームの強度や剛性を損なわずに油圧配管を支持できる。
しかし、特許文献1等の方法では、支持部材を締結して油圧配管を挟み付けているため、締め付けが過ぎれば油圧配管が変形するし、締め付けが不足すれば油圧配管の固定が緩むおそれがある。
また、油圧配管の両側の部分が張り出し部分に締結されているため、張り出し部分が大きくなるのは避けられず、見栄えが悪い。しかも、ブームに生じる振動は張り出し部分で大きくなり易いうえに、ブームの強度、剛性に優れた本体部分から油圧配管の支持位置が離れるため、支持部材や油圧配管の固定が緩んで油圧配管の支持が不安定になり易い。
更に、特許文献1等の支持部材は、油圧配管の中間部分を支持しているだけであるため、アキュムレータを増設する場合には、油圧配管の全体を取り替える必要がある。
そこで、本発明の主たる目的は、アタッチメントに油圧配管を安定的に支持でき、見栄えも良い作業機械を提供することにある。本発明の更なる目的は、アキュムレータの増設が容易にできる作業機械を提供することにある。
本発明に係る作業機械は、下部走行体の上に機械本体が設置されている作業機械である。前記機械本体は、前記下部走行体に支持されたフレームと、前記フレームに支持され、油圧制御によって作業動作を行うアタッチメントとを備える。前記アタッチメントは、揺動可能な支柱体と、前記支柱体に支持部材を介して取り付けられる油圧配管とを有している。前記支柱体は、四面が板材で構成された矩形の横断面を有する中空の支柱基部と、前記板材が前記支柱基部の隅部から横断面の方向に張り出して形成された張出部とを有している。
前記支持部材は、前記支柱基部の外面に取り付けられる部材本体と、前記部材本体の一方の縁側に偏って位置する締結部と、前記部材本体の他方の縁側に位置し、前記油圧配管を支持する配管支持部とを有している。そして、前記配管支持部を前記支柱基部側に向けた状態で、前記締結部が前記張出部に締結され、前記支持部材が、前記張出部と前記支柱基部とに跨がって、前記部材本体の前記配管支持部側が、前記張出部を越えて前記支柱基部の外面に接している。
このように構成された作業機械によれば、まず、油圧配管を支柱体に支持する支持部材が、支柱基部から張り出した張出部に締結して固定される。従って、支柱基部の強度、剛性は損なわれない。
そして、部材本体の一方の縁側に偏って位置する締結部が、部材本体の他方側を支柱基部側に向けた状態で張出部に締結され、部材本体の少なくとも一部が、張出部を越えて支柱基部に接している。
すなわち、支持部材は、その縁側の部分だけが張出部に締結され、張出部と支柱基部とに跨るように取り付けられるので、張出部を大きく張り出す必要がない。従って、張出部を小さくできるので、見栄えが悪くならずにすむ。
この場合、部材本体は片持ち支持された状態になるが、油圧配管を安定して支持できる。
すなわち、張出部の張出量が小さくなるため、その撓みや振動が抑制されて、部材本体の支持側を安定して支持できる。しかも、部材本体の不支持側は支柱基部に接しているため、ブームの振動や衝撃の影響を受け難い。従って、部材本体は、片持ち支持された状態であっても板材に安定して取り付けることができる。
更に、油圧配管を支持する配管支持部が支柱基部側に位置しているため、油圧配管の荷重は、部材本体の不支持側を支柱基部に押し付ける方向に作用する。従って、部材本体が片持ち支持された状態であっても油圧配管を安定して支持できる。
前記配管支持部に、前記油圧配管に連通する予備接続部を設けるのが好ましい。
そうすれば、予備接続部にアキュムレータを接続することで、油圧配管の途中にアキュムレータを設置できる。従って、アキュムレータの増設が容易にできる。
また、前記張出部に、前記締結部を構成する長孔が前記支柱体の長手方向に延びるように形成してもよい。
そうすれば、締結部が張出部に対して多少位置ずれしていても、長孔によってその位置ずれが許容されるため、容易に締結できる。
本発明によれば、油圧配管を安定的に支持でき、見栄えも良い作業機械を提供することができる。
本発明を適用した油圧ショベルを示す概略図である。 図1における矢印X方向からブームを見た概略図である。 支持部材の概略斜視図である。 図2におけるY−Y線断面の概略斜視図である。 図2におけるZ−Z線断面の概略図である。 アキュムレータを設置したときの様子を示す概略斜視図である。 別実施例を示す概略斜視図である。 変形例を示す図5相当図である。 変形例を示す図5相当図である。 変形例を示す図5相当図である。 変形例を示す図5相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。便宜上、特に言及しない限り、説明で用いる前後左右等の方向は図示の矢印に従うものとする。
図1に、本発明を適用した油圧ショベル1(作業機械の一例)を示す。油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2と、その上に旋回自在に設置された機械本体3とを備えている。機械本体3は、フレーム4やキャブ5、機械室6、アタッチメント7などで構成されている。
フレーム4は、機械本体3の底面を構成する強度、剛性に優れた強度部材であり、下部走行体2に旋回自在に支持されている。キャブ5は、オペレータが乗り込む箱形の運転室であり、機械室6には、下部走行体2やアタッチメント7を駆動する駆動装置や油圧機器などが収容されている。
アタッチメント7は、油圧制御によって作業動作を行う作業装置であり、バケット10やアーム20、ブーム30、油圧シリンダ50a,50b,50cなどで構成されている。
バケット10は、掘削等を行う容器状の作業部材であり、アーム20やブーム30は、バケット10を支持する支柱部材(支柱体)である。アーム20やブーム30は、強度、剛性に優れた強度部材であり、複数の板材を溶接して中空の角柱状に形成されている。ブーム30等の詳細構造については別途後述する。
バケット10の基端部分はアーム20の先端部分に軸支され、アーム20の基端部分はブーム30の先端部分に軸支されている。ブーム30の基端部分はフレーム4に軸支されている。バケット10、アーム20及びブーム30は、いずれも機械本体3の左右幅方向に延びる軸回りに回動する。
アーム20には、バケット10を駆動する第1の油圧シリンダ50aが配設されており、ブーム30には、アーム20を駆動する第2の油圧シリンダ50bが配設されている。ブーム30を駆動する第3の油圧シリンダ50cはフレーム4に配設されている。
バケット10等は、これら油圧シリンダ50a,50b,50cの伸縮動作に応じて作動する。具体的には、バケット10、アーム20及びブーム30は、油圧シリンダ50a,50b,50cの伸縮動作に連動して、いずれもその基端部を支点に機械本体3に対して前後方向に揺動する。
第1、第2の油圧シリンダ50a,50bに圧油を循環供給するために、ブーム30には、複数の油圧配管60が設置されている。これら油圧配管60は、いずれも鋼管からなり、ブーム30に沿って延びるように配設されている。なお、可動する領域では、油圧配管60に油圧ホース等の可撓性の部材が用いられている。
油圧配管60は長いため、通常、その両端部分だけでなく中間部分も支持される。これら支持部位に対応して、ブーム30の各所に支持部材70が配置されており、油圧配管60は、これら支持部材70を介してブーム30に取り付けられている。
図2は、図1における矢印X方向から見たブーム30の一部を示している。60aは、第1の油圧シリンダ50aに接続されている第1の油圧配管60であり、60bは、第2の油圧シリンダ50bに接続されている第2の油圧配管60である。
この油圧ショベル1では、ブーム30の基端側の部分に、第1の油圧配管60aの支持部位の1つが位置しており、そこに支持ブロック70A(支持部材70)等で構成された支持構造が設けられている。見栄え良く、そして第1の油圧配管60aを安定して支持できるように、更に、アキュムレータ80の増設もできるように、その支持構造が工夫されている。
(支持構造)
図3〜図5に、その支持構造の詳細を示す。本実施形態では、ブーム30の支柱基部31に悪影響を与えないように張出部32が設けられ、そこに油圧配管60を支持する支持ブロック70A(支持部材70)が締結されている。
詳しくは、図4に示すように、ブーム30は、上下の上板材30a及び下板材30bと、左右一対の側板材30cとを備えている。左右に離れて対向配置された一対の側板材30cの上下に、上板材30aと下板材30bとがそれぞれ架設されている。各側板材30cの上端は上板材30aの下面に溶接され、各側板材30cの下端は下板材30bの上面に溶接されている。それにより、矩形の横断面を有する中空の支柱基部31が形成されている。
本実施形態のブーム30には、支柱基部31の左右に2つの張出部32が形成されている。各張出部32は、上板材30aの一部が支柱基部31の左右の隅部の各々から横断面の方向、換言すれば支柱基部31が延びる方向と直交する方向に小さく張り出すことによって形成されている。各張出部32には、厚み方向に貫通する長孔33が複数形成されている(本実施形態では2箇所)。各長孔33はブーム30の長手方向に延びており、両長孔33,33はブーム30の長手方向に離れて位置している。
図3は、左側の張出部32に取り付けられる支持ブロック70Aを表している。支持ブロック70Aは、金属加工品からなり、部材本体71と、部材本体71に設けられた締結部72及び配管支持部73とを有している。締結部72は部材本体71を締結する機能を有し、配管支持部73は油圧配管60を支持する機能を有している。
本実施形態の部材本体71は、直方体形状に形成されており、上面71u、下面71d、一対の側面71r,71l、及び一対の端面71f,71bを有している。下面71dは、上板材30aの上面に接するように平坦に形成されている。一対の側面71r,71lを左右方向に向け、一対の端面71f,71bを前後方向に向けてた状態で、支持ブロック70Aは張出部32に取り付けられる。
本実施形態の締結部72は、その下面71dから上面71uに向かって延びる締結孔72aで構成されている。本実施形態の締結孔72aには、雌ネジが形成されている。締結孔72aは、上板材30aの長孔33の数及び位置に対応して設けられ、一方の側面71l又は71r(71lとして説明する)の側に偏って位置している。
詳細には、図5に示す、第1の油圧配管60aが接続される前後方向に対する横断面において、締結の作用部位である締結孔72aの中心A1と、下面71dの2等分線Sとの間の距離L1よりも、中心A1と側面71lとの間の距離L2の方が小さくなっている。
本実施形態の配管支持部73は、両端面71f,71b間を貫通する中継孔73aと、中継孔73aの両端に設けられる配管取付部材73bとで構成されている。配管支持部73は、締結部72から離れて他方の側面71rの側に位置している。詳細には、図5に示す横断面において、中継孔73aの中心A2が、下面71dの2等分線Sよりも側面71rの側に距離L3だけ偏って位置している。
配管取付部材73bは、部材本体71と第1の油圧配管60aとの間に介在し、これらを着脱可能に接続する。部材本体71に接続された前後の第1の油圧配管60aは、中継孔73aを通じて連通する。
本実施形態の配管支持部73には、中継孔73aの中間部位から分岐して上面71uに開口する分岐孔74(予備接続部)が設けられている。詳細には、図5に示す横断面において、分岐孔74の中心A3は中継孔73aの中心A2と重なって締結孔72aの中心A1と平行に延びている。分岐孔74の上端には雌ネジが形成されており、常時の分岐孔74はボルトBで封止されている。
(支持構造の組み付け)
支持ブロック70Aを用いて第1の油圧配管60aを支持する場合、まず、第1の油圧配管60aがその支持部位で分断される。そして、分断された第1の油圧配管60aの間に支持ブロック70Aが接続され、支持ブロック70Aで第1の油圧配管60aが中継される。第1の油圧配管60aを中継した支持ブロック70Aは、配管支持部73を支柱基部31の側に向けた状態で上板材30aの上に載置される。
そうして、ワッシャWとともに下方から各長孔33に挿入されたボルトBが締結孔72aにねじ込まれ、支持ブロック70Aが張出部32に締結される。締結孔72aが多少位置ずれしていても、長孔33が許容するため、容易に締結できる。
このとき、部材本体71の少なくとも一部が張出部32を越えて支柱基部31に接するように設定されている。具体的には、図5に示すように、部材本体71の側面71rが側板材30cの外面を越えて支柱基部31の上に位置している。詳しくは、同図の横断面において、部材本体71の側面71rと、側板材30cの外面との間に離間距離L4が存在する。
この場合、部材本体71は片持ち支持された状態になるが、張出部32の張出量が小さいため、その撓みや振動が抑制され、部材本体71の支持側を安定して支持できる。しかも、部材本体71の不支持側は、剛性に優れた支柱基部31に接しているため、ブーム30の振動や衝撃の影響を受け難い。従って、部材本体71は、片持ち支持された状態でも上板材30aによく接するため、支持ブロック70Aはブーム30に安定して支持される。
しかも、第1の油圧配管60aが繋がる配管支持部73が支柱基部31の側に位置しているため、第1の油圧配管60aの荷重は、部材本体71の不支持側を上板材30aに押し付ける方向に作用する。従って、部材本体71が片持ち支持された状態であっても油圧配管60を安定して支持できる。張出部32の張出量も小さいため、邪魔にならないし、美観も損なわれない。
更に、この油圧ショベル1では、油圧配管60の支持構造を利用して、アキュムレータ80が容易に増設できるようになっている。
図6に、アキュムレータ80を増設した時の状態を例示する。アキュムレータ80は、第1の油圧配管60aの途中から分岐して接続される密閉容器状の部材であり、接続配管80aと、接続配管80aに連なる円筒状の蓄圧体80bとを有している。蓄圧体80bがブーム30の長手方向に沿うようにしてアキュムレータ80はブーム30に設置される。
この油圧ショベル1では、支持ブロック70Aに分岐孔74が設けられているので、接続配管80aを分岐孔74に接続するだけでアキュムレータ80が増設できる。アキュムレータ80の接続により、支持ブロック70Aにその荷重が加わるが、第1の油圧配管60aと同様に、その荷重も部材本体71の不支持側を上板材30aに押し付ける方向に作用する。従って、アキュムレータ80を増設しても、油圧配管60を安定して支持できる。
(別実施例)
図7に、本発明の別実施例を示す。本実施例では、支持部材70に、油圧配管60を挟持する支持ブロック70Bが用いられている。なお、支持ブロック70Bの基本的構造は、支持ブロック70Aと同様であるため、同じ構成については同じ符号を用いてその説明は省略する。
支持ブロック70Bの部材本体71は、互いに接合される上下一対のブロック要素91,91で構成されている。各ブロック要素91は、接合面91aを有し、各々の接合面91aを上下に接合することによって一体化される。
各ブロック要素91には、各締結孔72aを構成する締結孔要素94が形成されている。ただし、本実施形態の締結孔72aには雌ネジは形成されていない。
各ブロック要素91の接合面91aには、配管支持部73を構成する嵌合溝95が形成されている。嵌合溝95は、各締結孔72aと直交する方向に延びており、油圧配管60と嵌合する半円形の横断面を有している。
この支持ブロック70Bを組み付ける場合、一方のブロック要素91がその接合面91aを上に向けた状態で上板材30aの上に載置される。そうして、その上方から、両嵌合溝95に油圧配管60を挟み込むようにして他方のブロック要素91の接合面91aが突き合わされ、両ブロック要素91が接合される。最後に、各締結孔要素94が連通して構成される各締結孔72aにボルトBを挿入し、ナットNで締結する。
この支持ブロック70Bによれば、油圧配管60を分断する必要がなく、また、ほとんど負荷を与えずに油圧配管60が支持できる利点がある。
なお、本発明にかかる作業機械は、上述した実施形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。
例えば、締結部72の構造は図8に示すように、締結孔72aを貫通させ、その締結孔72aに挿入したボルトBとナットNで締結するようにしてもよい。
また、図9に示すように、長孔33に代えて張出部32に雌ネジ孔33Aを形成し、そこに貫通した締結孔72aに挿入されたボルトBを締結してもよい。
また、図10に示すように、上板材30aではなく、側板材30cの一部を支柱基部31の左右の隅部の各々から横断面方向に小さく張り出すことによって張出部32を形成し、支持ブロック70Aを上板材30aに取り付けるのではなく側板材30cに取り付けてもよい。
また、図11に示すように、支持ブロック70Aの両側面71r,71l間の距離を大きくし、配管支持部73が、締結部72からより離れて位置し、部材本体71が支柱基部31の上によりいっそう大きく張り出すようにしてもよい。
その他、支柱体はアームであってもよい。締結部の雄ネジと雌ネジの配置は逆であってもよい。支持ブロック70Aの形状は直方体形状に限らない。例えば、支持ブロック70Aの下面71d以外の面を曲面にしてもよい。
支持ブロックは、アキュムレータの増設以外にも利用できる。例えば、油圧配管の流路を開閉するストップバルブや、油圧配管の流路を選択的に切り替えるセレクタバルブとしても利用できる。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 機械本体
4 フレーム
7 アタッチメント
10 バケット
20 アーム(支柱体)
30 ブーム(支柱体)
30a 上板材
30b 下板材
30c 側板材
31 支柱基部
32 張出部
33 長孔
60 油圧配管
60a 第1の油圧配管
60b 第2の油圧配管
70 支持部材
70A,70B 支持ブロック
71 部材本体
72 締結部
73 配管支持部
74 分岐孔
80 アキュムレータ

Claims (3)

  1. 下部走行体の上に機械本体が設置されている作業機械であって、
    前記機械本体は、
    前記下部走行体に支持されたフレームと、
    前記フレームに支持され、油圧制御によって作業動作を行うアタッチメントと、
    を備え、
    前記アタッチメントは、
    揺動可能な支柱体と、
    前記支柱体に支持部材を介して取り付けられる油圧配管と、
    を有し、
    前記支柱体は、
    四面が板材で構成された矩形の横断面を有する中空の支柱基部と、
    前記板材が前記支柱基部の隅部から横断面の方向に張り出して形成された張出部と、
    を有し、
    前記支持部材は、
    前記支柱基部の外面に取り付けられる部材本体と、
    前記部材本体の一方の縁側に偏って位置する締結部と、
    前記部材本体の他方の縁側に位置し、前記油圧配管を支持する配管支持部と、
    を有し、
    前記配管支持部を前記支柱基部側に向けた状態で、前記締結部が前記張出部に締結され、
    前記支持部材が、前記張出部と前記支柱基部とに跨がって、前記部材本体の前記配管支持部側が、前記張出部を越えて前記支柱基部の外面に接している作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記配管支持部に、前記油圧配管に連通する予備接続部が設けられている作業機械。
  3. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記張出部に、前記締結部を構成する長孔が前記支柱体の長手方向に延びるように形成されている作業機械。
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