JP5947158B2 - ヒートポンプ用室外熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートポンプ装置の一構成要素となる室外熱交換器に関するものである。
従来から、ヒートポンプ装置は、圧縮機、膨張弁、室内熱交換器、室外熱交換器及び流路切替装置を備えており、流路切替装置により暖房運転と冷房運転とに切り替えられるようになっている。室外熱交換器は、暖房運転時には蒸発器として作用する一方、冷房運転時には凝縮器として作用する。
室外熱交換器としては、例えば、特許文献1に開示されているように、上下一対のヘッダタンクと、上下のヘッダタンク間に配置されて該ヘッダタンクに連通する複数のチューブと、チューブ間に配置されるフィンとを備えたものが知られている。チューブは複数のチューブ群をなすように分けられ、これにより、複数のパスが形成されている。
暖房運転時に蒸発器として作用する場合、冷媒の各チューブへの分流性を考えると、特許文献1のようにチューブが上下方向に延びるように配置するのが好ましい。ところが、冷房運転時に凝縮器として作用する場合には、冷媒が上昇流となっているパスにおいて、冷媒が外部空気と熱交換することによって次第に液化していき、チューブ内で液冷媒の滞留が発生しやすくなる。このことは凝縮性能の低下を招く。
このことに対し、例えば特許文献2に開示されているように、上昇流となる冷媒が流通するチューブを、下降流となる冷媒が流通するチューブとは別にする構成が知られている。
特開平7−81387号公報 特開2001−141382号公報
しかしながら、特許文献2のように上昇流となる冷媒が流通するチューブを、下降流となる冷媒が流通するチューブとは別にする構成があるが、凝縮性能の低下をより効果的に抑制したいという要求がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、凝縮器として作用する場合の凝縮性能の低下を効果的に抑制できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、所定方向に延びる上側ヘッダタンク及び下側ヘッダタンクと、
上記上側ヘッダタンク及び上記下側ヘッダタンク間で上下方向に延び、上端部が上記上側ヘッダタンクに連通し、下端部が上記下側ヘッダタンクに連通し、かつ、該ヘッダクタンクの長手方向に所定の間隔をあけて並ぶように配置された複数のチューブと、
上記チューブ間に設けられた複数のフィンとを備え、
冷媒が順次流通する第1パス、第2パス及び第3パスが少なくとも形成されたヒートポンプ用室外熱交換器において、
上記第1〜第3パスのうち、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通するパスは、上記チューブとは断面形状が異なり、かつ、冷房運転時に下降流となる冷媒が流通するパスのチューブ群の合計流路断面積よりも小さな流路断面積を有する冷媒流通管で構成されており、
上記冷媒流通管における上記チューブ並び方向の寸法は、隣り合う2本の上記チューブと該2本のチューブ間に配置されているフィンとの該チューブ並び方向の合計寸法と略等しく設定されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通する冷媒流通管の流路断面積が、冷房運転時に下降流となる冷媒が流通するパスの流路断面積よりも小さくなる。そして、冷媒流通管におけるチューブ並び方向の寸法を、2本のチューブとフィンとの合計寸法と略等しくしたことで、冷媒流通管の流路断面積が不足しないように最低限確保して冷媒の流通抵抗を減少させながら、冷媒の熱交換効率を低下させることが可能になる。
また、製造時において、上側ヘッダタンク及び下側ヘッダタンクのチューブ挿入孔を例えばプレス成形法により得る際、冷媒流通管を連通させるための挿入孔をヘッダタンクに形成する箇所では、チューブ挿入孔を形成するためのパンチ型をチューブ2本分だけ取り除いて、冷媒流通管の挿入孔を形成するためのパンチ型に入れ替えればよく、金型の費用が安価なものとなる。
第2の発明は、所定方向に延びる上側ヘッダタンク及び下側ヘッダタンクと、
上記上側ヘッダタンク及び上記下側ヘッダタンク間で上下方向に延び、上端部が上記上側ヘッダタンクに連通し、下端部が上記下側ヘッダタンクに連通し、かつ、該ヘッダクタンクの長手方向に所定の間隔をあけて並ぶように配置された複数のチューブと、
上記チューブ間に設けられた複数のフィンとを備え、
冷媒が順次流通する第1パス、第2パス及び第3パスが少なくとも形成されたヒートポンプ用室外熱交換器において、
上記第1〜第3パスのうち、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通するパスは、上記チューブとは断面形状が異なり、かつ、冷房運転時に下降流となる冷媒が流通するパスのチューブ群の合計流路断面積よりも小さな流路断面積を有する冷媒流通管で構成されており、
上記冷媒流通管は、冷媒流路と、該冷媒流路とは区画された空間とを備えており、該空間は、該冷媒流通管における外部空気の流れ方向上流側と下流側の少なくとも一方に設けられていることを特徴とするものである。
この構成によれば、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通する冷媒流通管の流路断面積が、冷房運転時に下降流となる冷媒が流通するパスの流路断面積よりも小さくなるので、冷房運転時に上昇流となる冷媒の熱交換効率が低下する。さらに、冷媒流通管の外部空気の流れ方向上流側と下流側の少なくとも一方に空間が設けられているので、該空間が外部空気と冷媒との間で断熱効果を発揮する。よって、熱交換効率がより一層低下することになる。
また、冷媒流通管の耐腐食性も向上する。
第3の発明は、第1の発明において、
上記冷媒流通管は、冷媒流路と、該冷媒流路とは区画された空間とを備えており、該空間は、該冷媒流通管における外部空気の流れ方向上流側と下流側の少なくとも一方に設けられていることを特徴とするものである。
この構成によれば、第2の発明と同様に、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流れるパスの熱交換効率をより一層低下させることが可能になるとともに、冷媒流通管の耐腐食性も向上する。
第4の発明は、第2または3の発明において、
上記冷媒流通管の冷媒流路の断面形状は略円形であることを特徴とするものである。
この構成によれば、冷媒流通管の耐圧性を確保しながら、肉厚を薄くして軽量化を図ることが可能になる。
第5の発明は、第1から4のいずれか1つに記載のヒートポンプ用室外熱交換器において、
上記冷媒流通管における上記フィンとの接触面の形状と、上記チューブにおける上記フィンとの接触面の形状とは、略等しいことを特徴とするものである。
この構成によれば、例えば製造時にチューブ、フィン及び冷媒流通管を並び方向に結束してまとめる場合に、チューブのフィンへの接触面積と、冷媒流通管のフィンへの接触面積とが略等しくなる。よって、フィンにかかる結束力がチューブ側と冷媒流通管側とで同等になり、フィンの座屈が抑制される。
第6の発明は、第5の発明において、
上記冷媒流通管における上記フィンとの接触面の形状は、略平坦であることを特徴とするものである。
この構成によれば、例えば製造時にチューブ、フィン及び冷媒流通管を並び方向に結束してまとめる場合に、冷媒流通管の平坦面がフィンに接触することになるので、フィンの座屈が抑制される。
第7の発明は、第2または3の発明において、
上記冷媒流通管の空間には、空気が充填されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、外部空気と冷媒との間の断熱効果がより一層高まる。
第8の発明は、第2または3の発明において、
上記冷媒流通管の空間は、該冷媒流通管における外部空気の流れ方向上流側と下流側の両方に設けられていることを特徴とするものである。
この構成によれば、冷媒流通管の空間が、冷媒流通管における外部空気の流れ方向上流側と下流側の両方に位置することになるので、外部空気と冷媒との間の断熱効果がより一層高まる。
第1の発明によれば、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通する冷媒流通管の流路断面積を、下降流となる冷媒が流通するパスの流路断面積よりも小さくできる。そして、冷媒流通管におけるチューブ並び方向の寸法を、2本のチューブとフィンとの合計寸法と略等しくしたことで、冷媒流通管の流路断面積が不足しないように最低限確保して冷媒の流通抵抗を減少させながら、冷媒の熱交換効率を低下させて冷媒の滞留を抑制することができる。よって、冷房運転時の凝縮性能を向上させることができる。
また、上側ヘッダタンク及び下側ヘッダタンクをプレス成形する場合には、冷媒流通管の挿入孔は、チューブ挿入孔を形成するパンチ型の入れ替えで対応することができ、金型の費用を安価することができる。
第2の発明によれば、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通する冷媒流通管の流路断面積を、下降流となる冷媒が流通するパスの流路断面積よりも小さくできる。そして、冷媒流通管の外部空気の流れ方向上流側と下流側の少なくとも一方に空間を設けたので、外部空気と冷媒との熱交換効率をより一層低下させて冷媒の滞留を抑制することができる。よって、冷房運転時の凝縮性能を向上させることができる。また、冷媒流通管の耐腐食性を向上させることもできる。
第3の発明によれば、第2の発明と同様に冷房運転時の凝縮性能を向上させることができる。また、冷媒流通管の耐腐食性を向上させることもできる。
第4の発明によれば、冷媒流通管の冷媒流路の断面形状を略円形にしたので、耐圧性を確保しながら軽量化を図ることができる。
第5の発明によれば、冷媒流通管におけるフィンの接触面の形状と、チューブにおけるフィンの接触面の形状とを略等しくしたので、製造時にチューブ、フィン及び冷媒流通管を結束した場合にフィンの座屈を抑制できる。
第6の発明によれば、冷媒流通管におけるフィンとの接触面の形状を略平坦にしたので、フィンの座屈を抑制できる。
第7の発明によれば、冷媒流通管の空間に空気を充填したので、外部空気と冷媒との間の断熱効果をより一層高めることができるので、冷房運転時の凝縮性能をさらに向上させることができる。
第8の発明によれば、冷媒流通管の空間を外部空気の流れ方向上流側と下流側の両方に設けたので、外部空気と冷媒との間の断熱効果をより一層高めることができるので、冷房運転時の凝縮性能をさらに向上させることができる。
実施形態にかかるヒートポンプ用室外熱交換器の正面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 冷媒流通管の端面図である。 変形例にかかる冷媒流通管の端面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、実施形態にかかるヒートポンプ用室外熱交換器1を外部空気の流れ方向下流側から見た正面図である。室外熱交換器1は、図示しないが、ヒートポンプ装置の一構成要素である。ヒートポンプ装置は、室外熱交換器1の他に、圧縮機、膨張弁、室内熱交換器及び流路切替装置を備えており、これらが冷媒配管によって環状に接続されている。そして、流路切替装置によって暖房運転と冷房運転との切替が行われるようになっている。室外熱交換器1は、暖房運転時には蒸発器として作用する一方、冷房運転時には凝縮器として作用する。
尚、この実施形態の説明では、ヒートポンプ装置が車両用空調装置を構成する場合について説明するが、本発明の適用範囲は、車両用空調装置に限られるものではなく、一般家庭用や事務所用、事業所用のヒートポンプ装置にも適用可能である。
室外熱交換器1は、車両の前部において走行風(外部空気)が当たるように配設されている。室外熱交換器1には、クーリングファンによる冷却風(外部空気)も当たるようになっている。
室外熱交換器1は、上側ヘッダタンク2と、下側ヘッダタンク3と、コアCとを備えている。上側ヘッダタンク2は、車幅方向に延びる筒状に形成されている。上側ヘッダタンク2の下壁部には、後述するチューブ4の上端部が挿入されるチューブ挿入孔(図示せず)がチューブ4の間隔に対応して複数形成されている。また、上側ヘッダタンク2の下壁部には、後述する冷媒流通管6の上端部が挿入される冷媒流通管挿入孔が形成されている。
下側ヘッダタンク3も車幅方向に延びる筒状に形成されており、上側ヘッダタンク2から下方へ所定距離離れて配設されている。下側ヘッダタンク3にも上側ヘッダタンク2と同様にチューブ挿入孔及び冷媒流通管挿入孔が形成されている。
上側ヘッダタンク2及び下側ヘッダタンク3は、アルミニウム合金製であり、例えばプレス成形法によって得ることができる。
コアCは、複数のチューブ4,4,…及びフィン5,5,…と、チューブ4とは別に冷媒流路を形成する冷媒流通管6と、左右のエンドプレート7,7とを備えている。チューブ4は、上下方向に延び、かつ、外部空気の流れ方向に長い断面形状を有する偏平チューブであり、アルミニウム合金を押出成形してなるものである。
チューブ4の両側面は、上下方向に延びる略平坦面で構成されている。図2に示すように、チューブ4の内部には、該チューブ4の長手方向に延びる複数の区画壁4a,4a,…が設けられ、該区画壁4aによって複数の冷媒流路R,R,…が形成されている。
チューブ4,4,…の上端部は上側ヘッダタンク2のチューブ挿入孔に挿入されて上側ヘッダタンク2に連通している。一方、チューブ4,4,…の下端部は下側ヘッダタンク3のチューブ挿入孔に挿入されて下側ヘッダタンク3に連通している。
冷媒流通管6は、アルミニウム合金を押出成形してなるものであり、チューブ4と同様に上下方向に延びる筒状に形成され、コアCのチューブ4並び方向において中央寄りの所定位置に配設されている。
図3に示すように冷媒流通管6の断面は、外部空気流れ方向に長い長円形に近い形状とされており、図4にも示すように冷媒流通管6の両側面8,8はチューブ4の側面と同様に上下方向に延びる略平坦面で構成されている。冷媒流通管6の外部空気流れ方向上流側及び下流側の外壁9,9は、それぞれ、外部空気流れ方向上流側及び下流側へ膨出するように湾曲している。図3及び図4において外部空気の流れ方向を白抜きの矢印で示す。
冷媒流通管6の内部には、第1区画壁10と、第2区画壁11とが形成されている。第1区画壁10及び第2区画壁11の肉厚は、冷媒流通管6の外壁9,9の肉厚よりも厚くなっている。第1区画壁10は、冷媒流通管6の外部空気流れ方向上流端寄りに位置しており、該冷媒流通管6の長手方向に延びている。この第1区画壁10は、幅方向(図3及び図4の左右方向)中央部が最も外部空気流れ上流側に位置するように上流側へ向けて断面円弧状に膨出形成されている。第1区画壁10と冷媒流通管6の外壁9とは外部空気流れ方向に離れている。
第2区画壁11は、冷媒流通管6の外部空気流れ方向下流端寄りに位置しており、第1区画壁10から所定距離離れている。第2区画壁11は、冷媒流通管6の長手方向に延びており、第1区画壁10とは反対に、幅方向中央部が最も外部空気流れ下流側に位置するように下流側へ向けて断面円弧状に膨出形成されている。第2区画壁11と冷媒流通管6の外壁9とは外部空気流れ方向に離れている。
冷媒流通管6の内部には、第1区画壁10と第2区画壁11との間に冷媒が流通する冷媒流路Sが形成され、第1区画壁10と冷媒流通管6の外壁9との間に冷媒が流通しない第1空間T1が形成され、第2区画壁11と冷媒流通管6の外壁9との間にも冷媒が流通しない第2空間T2が形成されている。つまり、第1空間T1は、冷媒流通管6における外部空気の流れ方向上流側に設けられ、第2空間T2は、冷媒流通管6における外部空気の流れ方向下流側に設けられる。
冷媒流路Sの断面形状は、第1区画壁10及び第2区画壁11が略円弧状であるため、略円形となる。この冷媒流路Sの断面中心は、冷媒流通管6の断面中心と略一致している。冷媒流路Sの上端部は上側ヘッダタンク2の冷媒流通管挿入孔に挿入されて上側ヘッダタンク2に連通し、また、下端部は下側ヘッダタンク3の冷媒流通管挿入孔に挿入されて下側ヘッダタンク3に連通している。このとき、第1空間T1及び第2空間T2は、上側ヘッダタンク2及び下側ヘッダタンク3に挿入されない。よって、第1空間T1及び第2空間T2には、空気が充填されることになる。
また、冷媒流通管6におけるチューブ4並び方向の寸法W1(図4に示す)は、隣り合う2本のチューブ4,4と2本のチューブ4,4間に配置されているフィン5とのチューブ4並び方向の合計寸法W2(図2に示す)と略等しく設定されている。従って、冷媒流通管6を配設する部位は、2本のチューブ4,4とそれらの間に位置するフィン5との3つの部材と入れ替える形で容易に確保することが可能であり、また、冷媒流通管6を配設する部位を変更したい場合には容易に変更することが可能である。
また、冷媒流通管6における外部空気流れ方向の寸法Q1(図4に示す)は、チューブ4における外部空気流れ方向の寸法Q2(図2に示す)と略等しく設定されている。
フィン5は、アルミニウム合金製の薄板材を成形してなり、外部空気の流れ方向から見て上下方向に連続する波型のコルゲートフィンである。フィン5はチューブ4の側面に接触した状態でろう付けされる。また、冷媒流通管6に隣接するフィン5は、冷媒流通管6の側面8に接触した状態でろう付けされる。
また、エンドプレート7,7は、チューブ4並び方向の最外部に位置するフィン5,5を覆うように形成され、該フィン5,5にろう付けされている。
図1に示すように、上側ヘッダタンク2の内部には、左右方向の中央よりも右側寄りに右側仕切板21が配設され、左右方向の中央よりも左側寄りに左側仕切板22が配設されている。これら右側及び左側仕切板21,22により、上側ヘッダタンク2の内部は、右側空間A1、中央空間A2及び左側空間A3の3つの空間に分けられている。また、上側ヘッダタンク2の右側には、右側空間A1に連通する冷媒流入管23が設けられ、また、上側ヘッダタンク2の左側には、左側空間A3に連通する冷媒流出管24が設けられている。
下側ヘッダタンク3の内部には、上記上側ヘッダタンク2の右側仕切板21と左側仕切板22との間に対応するように仕切板31が配設されている。この仕切板31により、下側ヘッダタンク3の内部は、右側空間B1及び左側空間B2の2つの空間に分けられている。
冷媒流通管6は、上側ヘッダタンク2の中央空間A2と下側ヘッダタンク3の右側空間B1とに連通するように配置されており、この冷媒流通管6により第2パスP2が構成されている。
冷媒流通管6よりも右側のチューブ群4,4,…は、上側ヘッダタンク2の右側空間A1と下側ヘッダタンク3の右側空間B1とに連通しており、これらチューブ群4,4,…により第1パスP1が構成されている。
冷媒流通管6よりも左側のチューブ群4,4,…は、上側ヘッダタンク2の中央空間A2と下側ヘッダタンク3の左側空間B2とに連通しており、これらチューブ群4,4,…により第3パスP3が構成されている。
第3パスP3よりも左側のチューブ群4,4,…は、上側ヘッダタンク2の左側空間A3と下側ヘッダタンク3の左側空間B2とに連通しており、これらチューブ群4,4,…により第4パスP4が構成されている。
冷媒流通管6の冷媒流路Sの断面積は、第1パスP1を構成するチューブ群4,4,…の合計流路断面積、第3パスP3を構成するチューブ群4,4,…の合計流路断面積、第4パスP4を構成するチューブ群4,4,…の合計流路断面積のいずれよりも小さく設定されている。
冷媒流入管23から上側ヘッダタンク2の右側空間A1に流入した冷媒は、第1パスP1を構成するチューブ4を下方へ流通した後、下側ヘッダタンク3の右側空間B1に流入する。下側ヘッダタンク3の右側空間B1に流入した冷媒は、第2パスP2を構成する冷媒流通管6の冷媒流路Sを上方へ流れて上側ヘッダタンク2の中央空間A2に流入し、その後、第3パスP3を構成するチューブ4を下方へ流通した後、下側ヘッダタンク3の左側空間B2に流入する。下側ヘッダタンク3の左側空間B2に流入した冷媒は、第4パスP4を構成するチューブ4を上方へ流れて上側ヘッダタンク2の左側空間A3に流入した後、冷媒流出管24から外部へ排出される。つまり、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通するパスは、第2パスP2と第4パスP4であり、冷房運転時に下降流となる冷媒が流通するパスは、第1パスP1と第3パスP3である。
上記のように構成された室外熱交換器1を製造する場合について説明する。まず、各部材を用意し、チューブ4、フィン5、冷媒流通管6及びエンドプレート7を上記のように順に並べ、図示しない結束具を用いて並び方向に結束し、圧縮力を加える。このとき、冷媒流通管6の側面8,8がチューブ4の側面と略平行な平坦面であることから、フィン5に対して局所的に大きな力が作用することはなく、略均一に圧縮力を作用させることができる。これにより、フィン5の座屈を防止できる。
一方、上側ヘッダタンク2及び下側ヘッダタンク3をプレス成形する際、チューブ挿入孔及び冷媒流通管挿入孔は、パンチ型を使用して形成する。このとき、冷媒流通管6の寸法W1(図4に示す)と、2本のチューブ4,4及びフィン5の合計寸法W2(図2に示す)とが略等しいので、チューブ4,4のチューブ挿入孔形成用のパンチ型を取り外して、冷媒流通管6の冷媒流通管挿入孔形成用のパンチ型に入れ替えればよく、金型本体の改造は不要である。よって、金型の費用が安価なものとなる。
チューブ4、フィン5、冷媒流通管6及びエンドプレート7を圧縮した状態で、上側ヘッダタンク2及び下側ヘッダタンク3を組み付けていき、チューブ4及び冷媒流通管6の両端部を上側ヘッダタンク2と下側ヘッダタンク3のチューブ挿入孔及び冷媒流通管挿入孔に挿入する。その後、ろう付け用の炉内に搬入して各部をろう付けする。
本実施形態にかかる室外熱交換器1では、冷房運転時に、冷媒が第1パスP1のチューブ4を流通しながら外部空気と熱交換して温度低下していく。この第1パスP1で全ての冷媒が凝縮するわけではないので、第2パスP2には、ガス冷媒が流入することになる。この第2パスP2の流路は、冷媒流通管6の冷媒流路Sであり、他のパスP1、P3、P4の流路断面積よりも小さく、かつ、単一の流路で外部空気との伝熱面積が狭くなっている。よって、第2パスP2における冷媒の熱交換効率が低下する。
さらに、冷媒流通管6におけるチューブ並び方向の寸法を、2本のチューブ4,4とフィン5との合計寸法と略等しくしたことで、冷媒流通管6の冷媒流路Sの断面積を十分に広く確保して冷媒の流通抵抗を減少させながら、冷媒の熱交換効率を低下させて液化を抑制し、冷媒の滞留を抑制することが可能になる。
しかも、冷媒流通管6の外部空気流れ方向両側に第1空間T1及び第2空間T2を設けているので、該空間T1,T2が外部空気と冷媒との間で断熱効果を発揮する。よって、冷媒流通管6の熱交換効率がより一層低下することになる。また、第1空間T1及び第2空間T2には空気が充填されているので、このことにより、断熱効果がより一層高まる。
第2パスP2を流通した冷媒は第3パスP3のチューブ4を流通しながら外部空気と熱交換して凝縮が進んでいく。その後、第4パスP4のチューブ4を流通し、外部へ排出されることになる。
また、室外熱交換器1の使用時には、外部空気の流れ方向から異物が飛んできて冷媒流通管6に当たることがあるが、この冷媒流通管6の外部空気流れ方向上流側は外壁9と第1区画壁10とによって二重構造となっているので、損傷しにくいとともに、高い耐腐食性を得ることができる。
以上説明したように、この実施形態によれば、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通する冷媒流通管6の流路流路Sの断面積を、下降流となる冷媒が流通する第1パスP1の流路断面積よりも小さくできる。そして、冷媒流通管6におけるチューブ並び方向の寸法を、2本のチューブ4,4とフィン5との合計寸法と略等しくしたことで、冷媒流通管6の冷媒流路Sの断面積が不足しないように最低限確保して冷媒の流通抵抗を減少させながら、冷媒の熱交換効率を低下させて冷媒の滞留を抑制することができる。よって、冷房運転時の凝縮性能を向上させることができる。
また、上側ヘッダタンク2及び下側ヘッダタンク3をプレス成形する場合には、冷媒流通管6の挿入孔は、チューブ挿入孔を形成するためのパンチ型の入れ替えで対応することができ、金型の費用を安価することができる。
また、冷媒流通管6の冷媒流路Sの断面形状を略円形にしたので、耐圧性を確保しながら軽量化を図ることができる。
さらに、冷媒流通管6におけるフィン5との接触面である側面8の形状を略平坦にしたので、フィン5の座屈を抑制できる。
尚、冷媒流通管6の断面形状は上記した形状に限られるものではなく、例えば、図5に示す変形例のように外部空気の流れ方向に長い略矩形断面としてもよい。この変形例では、側面8,8における外部空気の流れ方向の寸法Q1がチューブ4における外部空気の流れ方向の寸法Q2(図2に示す)と略等しく設定されている。つまり、冷媒流通管6におけるフィン5の接触面(側面8,8)の形状と、チューブ4におけるフィン5の接触面(側面)の形状とは、略等しくなっている。これにより、チューブ4のフィン5への接触面積と、冷媒流通管6のフィン5への接触面積とが略等しくなる。よって、フィン5にかかる結束力がチューブ4側と冷媒流通管6側とで同等になり、フィン5の座屈を抑制できる。
また、上記実施形態では、冷媒流通管6の外部空気流れ方向上流側に第1空間T1、下流側に第2空間T2を設けているが、これに限らず、いずれか一方のみ設けてもよい。この場合、外部空気流れ方向上流側の第1空間T1を設けるのが耐腐食性の観点から好ましい。
また、冷媒流通管6の冷媒流路Sの断面形状は、略円形以外の形状であってもよい。
また、パスの数は4つに限られるものではなく、3つであってもよいし、5つ以上であってもよい。
また、室外熱交換器1の第1〜第4パスP1〜P4の冷媒流れ方向は、上記した例に限られるものではなく、例えば、第1パスP1の下から上に冷媒が流れるように構成してもよい。この場合、冷媒流通管6は、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通するように配置すればよく、図1において第3パスP3の位置に配置する。
以上説明したように、本発明にかかるヒートポンプ用室外熱交換器は、例えば、車両用空調装置に使用することができる。
1 ヒートポンプ用室外熱交換器
2 上側ヘッダタンク
3 下側ヘッダタンク
4 チューブ
5 フィン
6 冷媒流通管
7 エンドプレート
P1 第1パス
P2 第2パス
P3 第3パス
P4 第4パス
S 冷媒流路
T1 第1空間
T2 第2空間

Claims (8)

  1. 所定方向に延びる上側ヘッダタンク及び下側ヘッダタンクと、
    上記上側ヘッダタンク及び上記下側ヘッダタンク間で上下方向に延び、上端部が上記上側ヘッダタンクに連通し、下端部が上記下側ヘッダタンクに連通し、かつ、該ヘッダクタンクの長手方向に所定の間隔をあけて並ぶように配置された複数のチューブと、
    上記チューブ間に設けられた複数のフィンとを備え、
    冷媒が順次流通する第1パス、第2パス及び第3パスが少なくとも形成されたヒートポンプ用室外熱交換器において、
    上記第1〜第3パスのうち、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通するパスは、上記チューブとは断面形状が異なり、かつ、冷房運転時に下降流となる冷媒が流通するパスのチューブ群の合計流路断面積よりも小さな流路断面積を有する冷媒流通管で構成されており、
    上記冷媒流通管における上記チューブ並び方向の寸法は、隣り合う2本の上記チューブと該2本のチューブ間に配置されているフィンとの該チューブ並び方向の合計寸法と略等しく設定されていることを特徴とするヒートポンプ用室外熱交換器。
  2. 所定方向に延びる上側ヘッダタンク及び下側ヘッダタンクと、
    上記上側ヘッダタンク及び上記下側ヘッダタンク間で上下方向に延び、上端部が上記上側ヘッダタンクに連通し、下端部が上記下側ヘッダタンクに連通し、かつ、該ヘッダクタンクの長手方向に所定の間隔をあけて並ぶように配置された複数のチューブと、
    上記チューブ間に設けられた複数のフィンとを備え、
    冷媒が順次流通する第1パス、第2パス及び第3パスが少なくとも形成されたヒートポンプ用室外熱交換器において、
    上記第1〜第3パスのうち、冷房運転時に上昇流となる冷媒が流通するパスは、上記チューブとは断面形状が異なり、かつ、冷房運転時に下降流となる冷媒が流通するパスのチューブ群の合計流路断面積よりも小さな流路断面積を有する冷媒流通管で構成されており、
    上記冷媒流通管は、冷媒流路と、該冷媒流路とは区画された空間とを備えており、該空間は、該冷媒流通管における外部空気の流れ方向上流側と下流側の少なくとも一方に設けられていることを特徴とするヒートポンプ用室外熱交換器。
  3. 請求項1に記載のヒートポンプ用室外熱交換器において、
    上記冷媒流通管は、冷媒流路と、該冷媒流路とは区画された空間とを備えており、該空間は、該冷媒流通管における外部空気の流れ方向上流側と下流側の少なくとも一方に設けられていることを特徴とするヒートポンプ用室外熱交換器。
  4. 請求項2または3に記載のヒートポンプ用室外熱交換器において、
    上記冷媒流通管の冷媒流路の断面形状は略円形であることを特徴とするヒートポンプ用室外熱交換器。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載のヒートポンプ用室外熱交換器において、
    上記冷媒流通管における上記フィンとの接触面の形状と、上記チューブにおける上記フィンとの接触面の形状とは、略等しいことを特徴とするヒートポンプ用室外熱交換器。
  6. 請求項5に記載のヒートポンプ用室外熱交換器において、
    上記冷媒流通管における上記フィンとの接触面の形状は、略平坦であることを特徴とするヒートポンプ用室外熱交換器。
  7. 請求項2または3に記載のヒートポンプ用室外熱交換器において、
    上記冷媒流通管の空間には、空気が充填されていることを特徴とするヒートポンプ用室外熱交換器。
  8. 請求項2または3に記載のヒートポンプ用室外熱交換器において、
    上記冷媒流通管の空間は、該冷媒流通管における外部空気の流れ方向上流側と下流側の両方に設けられていることを特徴とするヒートポンプ用室外熱交換器。
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