JP6658242B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
また、上記課題を解決する他の熱交換器(10)は、コア部(21)と、横断配管(22)とを備える。コア部は、チューブ(214)及びフィン(215)が交互に積層された構造を有する。横断配管は、コア部においてフィンと隣り合うように配置され、チューブよりも大きい流路断面積を有する。横断配管の側壁部(220)には、隣接フィン(215b)が隣り合うように配置されている。隣接フィンには、横断配管の側壁部に向かって開口するように切り欠き(217)が設けられている。切り欠きにより、隣接フィンと横断配管の内部流路との間に空気層(26)が形成されている。隣接フィンにおいて切り欠きが形成されている部分を除く部分は、横断配管の側壁部に接合されている。
さらに、上記課題を解決する他の熱交換器(10)は、コア部(21)と、横断配管(22)とを備える。コア部は、チューブ(214)及びフィン(215)が交互に積層された構造を有する。横断配管は、コア部においてフィンと隣り合うように配置され、チューブよりも大きい流路断面積を有する。横断配管の側壁部(220)には、空気層(26)を形成する部材(27,28)が設けられている。空気層を形成する部材には、フィンが接合されている。
以下、熱交換器の一実施形態について説明する。
図1に示される本実施形態の熱交換器10は、車両用空調装置のヒートポンプ回路に用いられる室外熱交換器である。熱交換器10は、車両用空調装置の暖房運転時に、内部を流れる冷媒と外気との間で熱交換を行うことにより、冷媒を吸熱させて蒸発させる蒸発器として機能する。また、熱交換器10は、車両用空調装置の冷房運転時に、内部を流れる冷媒と外気との間で熱交換を行うことにより、冷媒を放熱させて凝縮させる凝縮器として機能する。
熱交換部20は、内部を流れる冷媒と外気との間で実際に熱交換を行う部分である。熱交換部20は、コア部21と、横断配管22と、ヘッダタンク23,24とを有している。
接続配管32は、ヘッダタンク23の第2内部流路232と本体部31とを接続している。接続配管33は、ヘッダタンク23の第4内部流路234と本体部31とを接続している。
車両用空調装置が冷房運転する場合、熱交換器10は凝縮器として機能する。この場合、ヒートポンプ回路において熱交換器10の前段に配置された圧縮機により圧縮された高圧の気相冷媒が流入口238を介してヘッダタンク23の第1内部流路231に流入する。第1内部流路231に流入した気相冷媒は、コア部21の第1冷媒パス211、及びヘッダタンク24の第1内部流路241を介して、コア部21の第2冷媒パス212に流入する。この際、第1冷媒パス211及び第2冷媒パス212のそれぞれの内部を流れる冷媒と、それらの外部を流れる外気との間で熱交換が行われることにより、冷媒が外気に放熱して冷却される。これにより、第2冷媒パス212からヘッダタンク23の第2内部流路232には、気液二相冷媒が流入することになる。ヘッダタンク23の第2内部流路232に流入した気液二相冷媒は、接続配管32を介して貯液器30に流入し、貯液器30において液相冷媒と気相冷媒とに分離される。この際、貯液器30は、液相冷媒を貯めるレシーバとして機能する。
次に、熱交換装置の第2実施形態について説明する。
図4に示されるように、本実施形態の熱交換器10では、コア部21の第2冷媒パス212と第3冷媒パス213との間に横断配管22が配置されている。ヘッダタンク23の第3内部流路233は、横断配管22の一端部に接続されている。ヘッダタンク23の第4内部流路234は、コア部21の第3冷媒パス213に属する各チューブ214の一端部に接続されている。ヘッダタンク23の流出口239は、第4内部流路234に連通されている。
なお、各実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・横断配管22の内部流路224と隣接フィン215a,215bとの間に空気層を形成するための方法は適宜変更可能である。例えば、第2実施形態の熱交換器10では、図6に示されるように、横断配管22の側壁部220に切り欠き222が複数形成されていてもよい。これにより、横断配管22の側壁部220と隣接フィン215bとを複数点で接合させることができるため、コア部21の組み立て時の剛性を向上させることができるとともに、振動による隣接フィン215bの破損を抑制することができる。同様の構造は、第1実施形態の熱交換器10に適用することも可能である。
21:コア部
22:横断配管
25,26,29:空気層
27:筒状部材
28:フィン部材
30:貯液器
211,212,213:冷媒パス
214:チューブ
215:フィン
215a,215b,215c:隣接フィン
217,221,222,223:切り欠き
220,225:側壁部
Claims (9)
- チューブ(214)及びフィン(215)が交互に積層された構造を有するコア部(21)と、
前記コア部において前記フィンと隣り合うように配置され、前記チューブよりも大きい流路断面積を有する横断配管(22)と、を備え、
前記横断配管の側壁部(220,225)には、隣接フィン(215a,215b,215c)が隣り合うように配置され、
前記横断配管の前記側壁部には、前記隣接フィンに向かって開口するように切り欠き(221,222,223)が設けられ、
前記切り欠きにより、前記隣接フィンと前記横断配管の内部流路との間に空気層(25,26,29)が形成され、
前記横断配管の前記側壁部において前記切り欠きが形成されている部分を除く部分には、前記隣接フィンが接合されている
熱交換器。 - 前記横断配管における前記隣接フィンが接合される側壁部には、前記切り欠きが複数形成されている
請求項1に記載の熱交換器。 - チューブ(214)及びフィン(215)が交互に積層された構造を有するコア部(21)と、
前記コア部において前記フィンと隣り合うように配置され、前記チューブよりも大きい流路断面積を有する横断配管(22)と、を備え、
前記横断配管の側壁部(220)には、隣接フィン(215b)が隣り合うように配置され、
前記隣接フィンには、前記横断配管の側壁部に向かって開口するように切り欠き(217)が設けられ、
前記切り欠きにより、前記隣接フィンと前記横断配管の内部流路との間に空気層(26)が形成され、
前記隣接フィンにおいて前記切り欠きが形成されている部分を除く部分は、前記横断配管の前記側壁部に接合されている
熱交換器。 - チューブ(214)及びフィン(215)が交互に積層された構造を有するコア部(21)と、
前記コア部において前記フィンと隣り合うように配置され、前記チューブよりも大きい流路断面積を有する横断配管(22)と、を備え、
前記横断配管の側壁部(220)には、空気層(26)を形成する部材(27,28)が設けられ、
前記空気層を形成する部材には、前記フィンが接合されている
熱交換器。 - 前記横断配管は、前記チューブ及び前記フィンの積層方向における前記コア部の端部に配置されている
請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱交換器。 - レシーバ及びアキュムレータの少なくとも一方として機能する貯液器(30)を更に備え、
前記横断配管には、前記貯液器に貯められた液相冷媒が流れる
請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱交換器。 - 前記コア部には、複数のチューブにより構成される複数の冷媒パス(211,212,213)が設けられ、
前記横断配管は、複数の前記冷媒パスのうち、流れる冷媒の温度の異なる2つの冷媒パス(212,213)の間に配置されている
請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱交換器。 - 前記2つの冷媒パスのうちの一方の冷媒パスと前記横断配管との間に配置されるフィンを第1隣接フィン(215b)とし、前記2つの冷媒パスのうちの他方の冷媒パスと前記横断配管との間に配置されるフィンを第2隣接フィン(215c)とするとき、
前記横断配管と前記第1隣接フィンとの間には、第1空気層(26)が形成され、
前記横断配管と前記第2隣接フィンとの間には、第2空気層(29)が形成されている
請求項7に記載の熱交換器。 - 前記空気層(26)は、前記2つの冷媒パスのうち、前記横断配管を流れる冷媒の温度よりも高い冷媒の流れる冷媒パスに近い前記横断配管の側壁部に対応して設けられている
請求項7に記載の熱交換器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016082086A JP6658242B2 (ja) | 2016-04-15 | 2016-04-15 | 熱交換器 |
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JP2017190933A JP2017190933A (ja) | 2017-10-19 |
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JP2016082086A Active JP6658242B2 (ja) | 2016-04-15 | 2016-04-15 | 熱交換器 |
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