JP5943689B2 - タイヤ印刷方法及びタイヤ印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤのサイド面に印刷を行うタイヤ印刷方法及びタイヤ印刷装置に関する。
印刷ヘッドを用いてタイヤのサイド面に印刷を行う技術が知られている。例えば、タイヤのサイド面と対向するように複数の印刷ヘッドを配置してタイヤを回転させることでタイヤのサイド面に印刷を行う方式(特許文献1等参照)、あるいは、タイヤのサイド面と対向するように配置した印刷ヘッドをタイヤの回転中心軸を回転中心としてタイヤの周方向に回転させることによりタイヤのサイド面に印刷を行う方式(特許文献2等参照)等が知られている。
特開2010−125440号公報 特開2006−111242号公報
印刷ヘッドを用いてタイヤのサイド面に印刷を行う場合、印刷ヘッドとタイヤのサイド面との間の距離が離れるとサイド面へのインクの着弾精度が低下する一方で、印刷ヘッドとタイヤのサイド面との間の距離が近すぎると、印刷ヘッドとタイヤのサイド面とが接触してしまい、印刷ヘッドのノズルに異物が付着したり、ノズル内に空気が侵入して吐出不良となる。このため、印刷対象となるタイヤのサイド面の凹凸を測定して印刷ヘッドとタイヤのサイド面との間の印刷時隙間を適正な隙間に設定する必要がある。
しかしながら、タイヤはゴム製品であるため、印刷対象となるタイヤのサイド面は、タイヤ円周方向に沿って波打ち状態となり易く、一つのタイヤ内における位相位置によってタイヤ表面の高さが変化してしまう。この浪打ち状態は、タイヤ毎に大きく変わり、また同種のタイヤであってもタイヤ1本毎にばらつきがあり、精度の良い印刷を行なうには、印刷を行う前にあらかじめタイヤ毎のサイド面の波打ち状態を測定しておく必要がある。
そこで本発明は上記課題を解決するため、印刷対象となるタイヤのサイド面に対する印刷ヘッドの距離の変化を少なくするようにしてタイヤのサイド面への高精度な印刷を可能にするタイヤ印刷方法及びタイヤ印刷装置を提供する。
上記課題を解決するためのタイヤ印刷方法の態様として、タイヤ、及び当該タイヤのサイド面のタイヤ半径方向の表面形状を取得する形状計測器のいずれかを前記タイヤ円周方向に回転させ、前記形状計測器により印刷対象である前記タイヤのサイド面の半径方向の印刷範囲と重複する範囲を含む表面形状をタイヤ円周方向の複数箇所において測定し、測定された表面形状に基づいて印刷ヘッドからサイド面までの距離の変化を小さくするように、タイヤのビード部間の距離を調整してサイド面に印刷することにより、印刷ヘッドに対するサイド面の距離の変化を小さくすることができるので、印刷時の印刷ヘッドとサイド部との隙間を適正に設定でき、タイヤのサイド面に高精度な印刷を行える。
また、表面形状を測定する前に、タイヤに内圧を印加することにより、タイヤのサイド面が内圧の印加前よりも平坦化されるので、より精度の高い印刷を行なうことができる。
また、印刷ヘッドからタイヤ表面までの距離の変化を10mm以内に調整することにより、インクを精度良くタイヤのサイド面に着弾させることができるので、精度の高い印刷を行なうことができる。
また、タイヤ内に印加する内圧をあらかじめ所定の規準としてJATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)により規定される正規内圧以下とすることにより、タイヤのサイド面に張りを与えて印刷精度を維持しながら印刷時の空気の出し入れに要する時間を短縮することができ、タイヤ印刷に係る生産性を向上させることができる。
また、印刷対象であるタイヤを横向き状態で回転させることにより、インク滴の吐出方向と重力方向とが一致するので、印刷ヘッドから吐出されたインクのサイド面への着弾位置の精度を向上させることができる。即ち、印刷ヘッドから吐出されたインクは、微小インク滴となって印刷ヘッドとサイド面との間を飛行してサイド面に着弾するため、タイヤを縦向きにした状態でサイド面に印刷を行なった場合、印刷ヘッドから吐出されてサイド面に向かって飛行するインクは重力方向に引張られるので、サイド面への着弾精度が悪化してしまう。従って、タイヤを横向き状態とすることにより精度の良い印刷が可能になる。
また、印刷ヘッドはインクジェットヘッドであることにより、高品質な印刷を行なうことができる。
また、上記課題を解決するためのタイヤ印刷装置の構成として、タイヤのビード部を個別に保持する保持手段と、保持手段に保持されたタイヤのサイド面のうち、印刷ヘッドと対向するサイド面の半径方向の表面形状を測定する形状測定手段と、タイヤ、及び形状測定手段のいずれかを前記タイヤ円周方向に回転させる回転手段と、形状測定手段及び回転手段を制御し、形状測定手段により印刷対象であるタイヤのサイド面の半径方向の印刷範囲と重複する範囲を含む表面形状をタイヤ円周方向の複数箇所において測定させる形状測定制御手段と、形状測定手段により測定された表面形状の高低差が小さくなるように保持手段を制御してタイヤのビード部間の距離を調整するビード部間距離調整手段とを備えることにより、印刷ヘッドに対するサイド面の距離の変化を小さくすることができるので、印刷時の印刷ヘッドとサイド部との隙間を適正に設定でき、タイヤのサイド面に高精度な印刷ができる。
また、タイヤ印刷装置がタイヤ内に内圧を印加する空気注入手段を備えることにより、タイヤのサイド面が内圧の印加前よりも平坦化されるので、より精度の高い印刷を行なうことができる。
また、ビード部間距離調整手段が、印刷ヘッドからタイヤ表面までの距離の変化を10mm以内に調整することにより、インクを精度良くタイヤのサイド面に着弾させることができるので、精度の高い印刷を行なうことができる。
また、空気注入手段から注入されるタイヤの内圧は、あらかじめ所定の規準としてJATMAにより規定された正規内圧以下とすることにより、タイヤのサイド面に張りを与えて印刷精度を維持しながら印刷時の空気の出し入れに要する時間を短縮することができ、タイヤ印刷に係る生産性を向上させることができる。
また、保持手段はタイヤを横向きに保持することにより、インク滴の吐出方向と重力方向とが一致するので、印刷ヘッドから吐出されたインクのサイド面への着弾位置の精度を向上させることができる。即ち、印刷ヘッドから吐出されたインクは、微小インク滴となって印刷ヘッドとサイド面との間を飛行してサイド面に着弾するため、タイヤを縦向きにした状態でサイド面に印刷を行なった場合、印刷ヘッドから吐出されてサイド面に向かって飛行するインクは重力方向に引張られるので、サイド面への着弾精度が悪化してしまう。従って、タイヤを横向き状態とすることにより精度の良い印刷が可能になる。
また、印刷ヘッドはインクジェットヘッドであることにより、高品質な印刷を行なうことができる。
タイヤ印刷装置を示す図である。 上下リム体によるタイヤの支持を示す概念図である。 2次元変位計測センサを用いた断面形状の測定例を示す模式図である。 サイド面を平坦化させるための制御フローチャートである。 内圧を変化させたときの断面形状の変化を示す実施例である。 足幅を変化させたときの断面形状の変化を示す実施例である。
以下、実施の形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また、実施の形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
以下、図1を参照し、本発明のタイヤ印刷方法を含む実施形態について説明する。
タイヤ印刷装置1は、印刷対象である横向きのタイヤ2を位置決め設定するタイヤ位置設定手段3と、タイヤ2の上向きのサイド面2aに印刷する印刷手段4とを備える。
タイヤ2は、トレッド部11、ショルダー部12、サイドウォール部(以下サイド部という)13、ビード部14を備える。タイヤ2は、トレッド部11の円筒の両端から延長するようにショルダー部12が設けられ、ショルダー部12からタイヤ2の回転中心軸Aの方向に向けて延長するようにサイド部13が設けられ、サイド部13の先端側にビード部14が設けられる。
両サイド部13,13のビード部14の先端側は、図2に示すように、タイヤ2の回転中心軸A側の内周部14Aと、外側の外面部14Bと、内側の内面部14Mとで形成される。
この印刷対象となるタイヤ2は、横向きの状態で搬送手段5によりタイヤ位置設定手段3と印刷手段4とが配置された印刷位置に搬送される。搬送手段5は、搬送方向(紙面裏側から表側方向)に向かって延長するとともに左右に位置されたローラコンベアよりなり、各ローラコンベア間に横向きのタイヤ2を掛け渡すようにタイヤ2を載置して搬送する。また、搬送手段5は、タイヤ2の回転中心軸Aを一対のローラコンベア間の幅方向中心に一致させた状態で印刷位置まで搬送する。
タイヤ位置設定手段3は、搬送されたタイヤ2を搬送停止位置で回転させる。タイヤ位置設定手段3は、タイヤ2の一方のビード部14を保持する保持手段としての下側リム体35を下側から支持する下側支持機構31と、タイヤ2の他方のビード部14を保持する保持手段としての上側リム体45を上側から支持する上側支持機構32とを備え、上記下側リム体35,上側リム体45でタイヤ2の上,下の開口を塞ぐように位置されてタイヤ2を上,下方向から挟み込んで回転可能に支持する。下側支持機構31は、昇降手段33と、回転手段34と、回転軸37と、下側リム体35とを備える。
昇降手段33は、例えば油圧ジャッキ機構により構成され、シリンダ33aを上,下に昇降する。これは、電動モータによる昇降機構、ボールねじ及びリニアモーションガイド機構による昇降機構等で構成しても良い。昇降手段33は、後述の制御装置100と接続され、制御装置100から出力される信号に基づいてシリンダ33aの昇降動作が制御される。
回転手段34は、回転モータ36と、ギア36Aと平歯車37Aとより成り、モータ36の回転力でギア36A,平歯車37Aを介して回転軸37を回転する。回転モータ36は、後述の制御装置100と接続され、制御装置100から出力される信号に基づいて回転駆動する。
下側リム体35は、搬送手段5により搬送された横置き状態のタイヤ2の下側に位置するビード部14、即ちサイド部13の先端側で囲まれる開口に下方から嵌り込んでこの開口を塞ぎ、タイヤ2の回転中心軸Aと下側リム体35の中心軸とを一致させてタイヤ2を下側から支持しながら、回転力をタイヤ2に伝達するものである。下側リム体35は、断面台形状である。下側リム体35は、回転軸37の軸心と、当該下側リム体35の中心軸とが一致するように、小径面35aを上向きにして大径面35b側を下向きにして回転軸37に固定される。下側リム体35の外周面は、大径面35b側から小径面35a側に向かう階段状の係合部39が形成される。
係合部39は、ビード部14の内周部14Aが接する内周面39Aと、外面部14Bが係合する側面39Bとにより構成される。
係合部39の内周面39Aは、下側から上側に向けて縮径するテーパー状に形成される。また、側面39Bは、下側リム体35の中心軸に直角方向に延長するように形成される。
図1において、上側支持機構32は、下側リム体35とでタイヤ2を挟み込む第2リム体としての上側リム体45と、下側,上側リム体35;45とで支持されたタイヤ2のサイド面2aの形状を測定する形状測定手段46とを備える。上側リム体45は、横フレーム42の先端側に取り付けられる。横フレーム42は、後端がフレーム41に取り付けられ、先端に鉛直下方向に延長する支持軸43を備える。支持軸43は、下側支持機構31の下側リム体35の中心軸と軸心が一致するように横フレーム42の先端に固着される。
上側リム体45は、下側リム体35と上,下対称形状となっており、下側リム体35と同様に外周面が階段状の断面逆台形である。上側リム体45は、支持軸43の軸心と当該上側リム体45の中心軸、即ちタイヤ2の回転中心軸Aと一致するように、小径面45aを下向きにして大径面45b側が支持軸43の下端にベアリング44等を介して回転自在に取り付けられる。上側リム体45の外周面には、大径面側45bから小径面側45aに向けて階段状の係合部49を備える。即ち、係合部49は、ビード部14の内周部14Aが接する内周面49Aと、この内周面49Aと直角でかつ外側の外面部14Bが係合する側面49Bとにより構成される。
従って、下側支持機構31の昇降手段33を駆動して下側リム体35を上昇させることで、所定のタイヤ幅サイズのタイヤ2の下側のサイド部13の先端側としてのビード部14で囲まれる開口に下側リム体35の係合部39を係合させ、タイヤ2の上側のビード部14で囲まれる開口に上側リム体45の係合部49に係合するまで、下側リム体35とともにタイヤ2を上昇させて、下側リム体35と上側リム体45とでタイヤ2を挟み込んでタイヤ2を保持する。
また、上側リム体45には、下側,上側リム体35;45で支持されたタイヤ2内に空気を注入するため空気注入装置47が接続される。空気注入装置47は、空気供給源48と、空気供給路49と、バルブ50とを備える。空気供給源48は、例えばコンプレッサーにより構成される。空気供給路49は、例えば上側リム体45の大径面45bから小径面45aにかけて連通する空気流通孔の大径面45bの開口と、コンプレッサーの空気出口とを連通可能に繋ぐ連通管とにより構成される。
バルブ50は、空気供給路49上に設けられ、後述の制御装置100から出力される信号によりタイヤ2内に注入する空気の空気圧の制御を可能にする電動バルブよりなる。従って、タイヤ2内には、制御装置100により制御されたバルブ50の動作によって所定圧に調整された空気がタイヤ2内に注入される。
タイヤ2内に空気を所定圧で注入することで、タイヤ2のビード部14の内周部14Aが、下側,上側リム体35,45の内周面39A,49Aに沿って側面39B,49B側に向けて押圧されるように移動して、ビード部14の外面部14Bが側面39B,49Bに密着した気密状態となり、印刷対象面となるタイヤ2の上側のサイド面2aをできるだけ平坦に近い状態にして、上側のサイド面2aの高低差を小さくする。
タイヤ2内に注入される空気圧は、JATMA(一般社団法人:日本自動車タイヤ協会)によりタイヤの構造及び用途毎に最適値として規定される規定内圧よりも少なく、規定内圧の半分以上の範囲内で設定される。上記圧力の範囲内で、空気をタイヤ2の内側に注入することで、タイヤ2への空気の出し入れに要する時間を短縮できるとともに、印刷時の精度を維持することができる。なお、上記範囲外、例えば、規定内圧の半分よりも少ない圧力で空気を注入すると、タイヤ2のサイド面2aに好適な張りが得られないとともに、タイヤ2の回転中心軸Aを下側,上側リム体35;45の中心軸と一致させるセンタリング精度が低下してしまう虞がある。
形状測定手段46は、2次元変位計測センサ51と、センサ移動機構52とを備える。
2次元変位計測センサ(以下、変位センサという)51は、印刷可能状態に設定されたタイヤ2の上側のサイド面2aと対向する当該サイド面2aの上方位置に設けられる。変位センサ51は、例えば図3に示すように、タイヤ2の上側のサイド面2aの半径方向に延長する延長線上の一定範囲Xにレーザー光aを照射してサイド面2aで反射したレーザー光bを受光することにより、タイヤ表面におけるレーザー光aを照射した一定範囲X部分のサイド面2aの断面形状Gを取得する。つまり、タイヤ2の上側のサイド面2aにおける当該サイド面2aの径方向に延長する延長線上の一定範囲Xの位置情報と高さ情報とを同時に取得する形状計測器である。上記一定範囲Xは、サイド部13の全域に亘る範囲、若しくは、サイド面2aにおける印刷範囲と重複する範囲に設定される。
センサ移動機構52は、タイヤ2の回転中心軸Aに沿った軸方向、及び、タイヤ2の回転中心軸Aと直交するタイヤ2の直径線に沿う半径方向に変位センサ51を移動させる機構である。即ち、センサ移動機構52は、変位センサ51をタイヤ2の軸方向及びタイヤ2の半径方向に移動させる機構であり、例えば、変位センサ52を取付けた部材をボールねじとLMガイドとが一体化された直動移動機構により移動させる構成を組み合わせて構成され、タイヤ2の軸方向及びタイヤ2の半径方向への移動量をサーボモーターで制御する構成である。従って、異なるサイズのタイヤであっても、センサ移動機構52が変位センサ51をタイヤ2のサイド面2aに対して垂直方向、半径方向に移動させることで、サイド面2aの断面形状Gの取得において、タイヤ毎に一定範囲Xを同様に設定することができる。
印刷手段4は、タイヤ2に印刷を実施する印刷装置であって、タイヤ2のサイド面2aに対してインク等を吐出する印刷ヘッド21と、印刷ヘッド21を印刷対象に対して移動させる印刷ヘッド移動機構とを備える。
印刷ヘッド移動機構は、印刷ヘッド21をタイヤ2のサイド面2aに対する位置を調節する高さ方向移動機構23と、印刷ヘッド21をタイヤ2の半径方向に移動させる径方向移動機構24とにより構成される。
高さ方向移動機構23は、搬送手段5の印刷位置において、搬送されたタイヤ2の上側のサイド面2aよりも上方まで延長するように床面から立設された支柱25の上端側に取り付けられる。高さ方向移動機構23は、例えば、レール23Aとスライダ23Bからなるリニアガイドであって、支柱25の上端側において、レール23Aが鉛直方向を向けて支柱25に取り付けられ、図外の駆動手段の駆動によってレール23Aの延長方向に沿ってスライダ23Bを移動させる。
径方向移動機構24は、高さ方向移動機構23と同様に、レール24A及びレール24A上を移動するスライダ24Bからなるリニアガイドが適用される。径方向移動機構24は、レール24Aの一端が高さ方向移動機構23のスライダ23Bに固定され、他端が搬送されたタイヤ2の回転中心軸Aの軸線上に向けて水平に延長するように配置される。
印刷ヘッド21は、径方向移動機構24のスライダ24Bから鉛直方向に延長する延長部材26の下端に取り付けられる。印刷ヘッド21は、例えば、インクジェットヘッドであって、例えばシアン、マゼンタ、イエロー、ホワイト、ブラック等のインクをノズルから吐出することで印刷を実行する。
印刷ヘッド21は、図外のインク供給機構から供給されたインクを吐出するノズルを配列したノズル面21aを備え、印刷ヘッド21の内部に配置された例えば圧電素子を伸縮させることで、ノズルに連通するインク質の容積を変化させて、ノズルの開口からインクを吐出する。なお、印刷ヘッド21の直後には、印刷対象であるサイド面2aに付着した図外のインク乾燥手段が設けられる。インク乾燥手段は、例えば、紫外線照射ランプ(以下、UVランプという)である。なお、印刷ヘッド21の直後とは、印刷ヘッド21による印刷の進行方向の移動元側を意味する。
制御装置100は、いわゆるコンピュータであって、演算手段としてのCPU、記憶手段としてのROM,RAM、通信手段としての入出力インターフェイスを備え、記憶手段には、タイヤ印刷に係る動作を制御するための制御プログラムが記憶され、制御プログラムを実行することによりタイヤ印刷に係る動作を制御する。
制御装置100は、タイヤ位置設定制御手段70、形状計測制御手段71、高低差検出手段72と、高低差判定手段73と、印刷制御手段75とを備える。
タイヤ位置設定制御手段70は、昇降手段33のシリンダ33aの上下動動作、空気供給源48のオンオフ動作による空気供給動作を制御するための、足幅制御手段76と、内圧制御手段77とを備える。
足幅制御手段76は、昇降手段33のシリンダ33aの上下動動作を制御して下側リム体35と上側リム体45とでタイヤ2を支持するときのタイヤ2の上下のビード部14:14間の回転中心軸A方向の距離を制御する。本実施形態では、下側リム体35の小径面35aから上側リム体45の小径面45aまでの距離をビード部14;14間の足幅Cとして定義する。即ち、足幅制御手段76は、ビード部14;14間のタイヤ2の回転中心軸A方向の距離を調整するビード部間距離調整手段としての機能を有する。
具体的には、足幅制御手段76は、下側リム体35を上昇させて下側リム体35と上側リム体45とでタイヤ2を保持する制御と、タイヤ2のサイズに応じて、タイヤ2のビード部14の係合部39;49に嵌り合う下側リム体35と上側リム体45との距離を基準距離に設定する制御と、基準距離に設定された下側リム体35と上側リム体45との距離を所定距離ずつ近接、又は離間させる制御とを行う。即ち、足幅制御手段76は、下側リム体35と上側リム体45とでタイヤ2を基準距離で保持した後に、下側リム体35と上側リム体45との距離を変化させることでタイヤ2のビード部14;14間の距離を調整する制御を行ない、下側リム体35と上側リム体45とでタイヤ2を支持させる。本実施形態では、基準距離は、タイヤ2をホイールリムに組付けるときに推奨される推奨リム幅のうち小さいリム幅とする。
内圧制御手段77は、下側リム体35及び上側リム体45により支持されたタイヤ2に供給する空気圧を制御する。具体的には、内圧制御手段77は、下側リム体35と上側リム体45とに支持されたタイヤ2に基準内圧を印加する制御と、基準内圧から所定圧力ずつ上昇又は下降するように内圧を調整する制御とを行なう。本実施形態では、基準内圧は、タイヤ毎に規定される規定内圧の半分の圧力とする。また、規定内圧は、記憶手段にあらかじめ記憶させておく。なお、タイヤ2内の内圧は、規定内圧を最大内圧とし、この規定内圧を上限として設定する。
形状測定制御手段71は、下側リム体35の回転動作、変位センサ51のオンオフ動作、センサ移動機構52を制御し、タイヤ2が1回転する間、変位センサ51を複数回動作させて変位センサ51の下方に位置する印刷対象面となるサイド面2aの一定範囲X部分の断面形状Gを複数回測定する。
高低差検出手段72は、タイヤ2を1回転させる間に変位センサ51で取得された断面形状Gから最高位値と最低位値とを検出して、最高位値と最低位値との差を検出する。本実施形態では、変位センサ51によりタイヤ円周方向に沿って複数回取得されたサイド面2aの各断面形状Gにおける上側のサイド面2aの凹凸の高さが一番高い位置Pの高さ情報と、一番低い位置Qの高さと情報とを検出し、タイヤ1周分の最高位値の平均値と、最低位値の平均値とを算出して、最高位値の平均値と最低位値の平均値との差からタイヤ2のサイド面2aにおける高低差Hを算出する。なお、最高位置や最低位値とを示す高さ情報は、変位センサ51により測定される変位センサ51からサイド面2aまでの距離である。
高低差判定手段73は、高低差検出手段72により検出されたタイヤ2のサイド面2aの高低差Hが所定差以下であるかどうかを判定する。具体的には、高低差判定手段73は、断面形状Gにおける高低差Hが所定差よりも大きいときには、足幅制御手段76及び内圧制御手段77とに信号を出力して、下側リム体35と上側リム体45との距離や、タイヤ2内の内圧を変化させて、高低差Hが所定差以下、かつ最も高低差Hが小さくなるまで判定を繰り返す。
印刷制御手段75は、印刷ヘッド21による印刷動作、印刷ヘッド移動機構、インク乾燥手段を制御する。印刷ヘッド21を駆動してサイド面2aに印刷を行った後に印刷された部分がUVランプの下に位置するようにタイヤ2の回転を制御することで、印刷された部分のインクを印刷直後に乾燥させてタイヤを1周させる間に各色を印刷させる。
以下、図4を用いてタイヤ2の設定方法について説明する。
印刷対象であるタイヤ2が搬送手段5により印刷位置に搬送されると、印刷を実行するためのタイヤ2の設定動作が実行される。
まず、ステップS101では、制御装置100の足幅制御手段76が昇降手段33を制御してシリンダ33aを上動させ、下側リム体35の内周面39Aをビード部14の内周部14Aに嵌めながら下側リム体35の側面39Bがビード部14の外周部14Bに接するまで下側リム体35を上動させた後に、さらに、シリンダ33aを上動させて、上側のビード部14の内周部14Aが上側リム体45の内周面49に嵌り、ビード部14の外周部14Bが上側リム体45の側面49Bと接触するまで上昇させて、上側リム体45に対する下側リム体35の距離、即ちビード部14;14間の距離を基準距離に設定する。
次に、ステップS102では、内圧制御手段77により空気注入装置47の空気供給源48を駆動させて下側リム体35と上側リム体45とで気密状態となったタイヤ2の内側に内圧が基準内圧となるように空気を注入する。
これにより、タイヤ2の外側面14Bが下側,上側リム体35;45の側面39B;49Bと密着して、印刷対象面となる上側のサイド面2aが平坦に近い状態となり上側のサイド面2aの高低差Hをできるだけ小さくすることができる。
次に、ステップS103では、形状測定制御手段71が、変位センサ51のオンオフ動作、センサ移動機構52、回転モータ36を制御し、タイヤ2を1回転させる間、変位センサ51を複数回動作させて変位センサ51の下方に位置するサイド面2aの一定範囲X部分の断面形状Gを複数回計測する。
タイヤ2を1回転させる間にサイド面2aの位置情報とサイド面2aの高さ情報とを円周方向に沿って複数回取得する。なお、断面形状Gの測定において、測定する間隔を短くするほど精度を高めることができる。
次に、ステップS104では、高低差検出手段72により、タイヤ2を1回転させる間に得られた複数の断面形状Gからそれぞれ最高位値と最低位値とを検出した後に最高位値と最低位値の差である高低差Hを検出する。
次に、ステップS105では、高低差判定手段73により内圧の変更回数が規定回数に到達しているかどうかの判定がなされ、規定回数に到達したときにはステップS106に移行し、規定回数に到達していないときにはステップS107に移行してタイヤ2の内圧を所定圧力変化するように内圧を変更し、内圧の変更回数が規定回数に到達するまで、ステップS103からステップS104を繰り返す。
ステップS106では、高低差検出手段72により複数回の内圧の変更により得られた複数の高低差Hのうち最も高低差Hが小さい最小高低差を検出した後に、ステップS108に移行して当該最小高低差となったときの内圧にタイヤ2の内圧を設定する。
ステップS109では、タイヤ2の内圧が設定されると、足幅制御手段76によりビード部14;14間の距離を所定距離変化させて足幅Cを変更させる。
次に、ステップS110では、形状測定制御手段71により変位センサ51のオンオフ動作、センサ移動機構52、回転モータ36を制御させて、タイヤ2のサイド面2aの1周分の一定範囲X部分の断面形状Gを複数回測定する。
次に、ステップS111では、高低差検出手段72により、再び、タイヤ2を1回転させる間に得られた複数の測定結果から最高位値と最低位値とを検出した後に、最高位値と最低位値の差である高低差Hを検出する。高低差Hは、図6に示すように、足幅Cを変化させることで変化し、最低位値が、レーザー光aが照射された一定範囲Xのうちビード部14側からトレッド部11側に変化する。
次に、ステップS112では、高低差判定手段73により足幅Cの変更回数が規定回数に到達しているかどうかの判定がなされ、規定回数に到達したときにはS113に移行し、規定回数に到達していないときにはステップS109からステップS111を繰り返して、タイヤ2の足幅Cをさらに所定距離変化するように変更した後に、断面形状Gを測定して高低差Hを検出する工程を繰り返す。
ステップS113では、高低差検出手段72により複数回の足幅Cの変更により得られた複数の高低差Hから最も高低差Hが小さい最小高低差を検出した後に、ステップS114に移行して当該最小高低差となったときの足幅Cにタイヤ2の足幅Cを設定する。
次に、ステップS115では、足幅Cが設定されると、最終的に内圧及び足幅Cが最終的に設定されたときの断面形状Gにおける高低差Hが、印刷可能な高さの範囲内かどうかの判定を行い、印刷可能範囲内であるときにはタイヤ2の位置設定を終了して印刷制御手段に信号を出力し、印刷可能範囲外であるときには“ERROR”を報知して終了する。印刷可能な高さの範囲である高低差Hは、例えば、10mm以下として設定される。
そして、印刷制御手段75が印刷手段4を制御して、最小高低差となったときの最高位値の高さ、サイド面2aから離れた位置に印刷ヘッド21のノズル面21aを配置し、印刷ヘッド21の位置を一定に保ちながら、タイヤ2を回転させて印刷ヘッド21を駆動し、サイド面2aに対して印刷を行う。
なお、タイヤ2のサイズ幅、径等を異ならせた場合には、センサ移動機構52、印刷ヘッド移動機構22、インク乾燥手段移動機構を制御して、変位センサ51、印刷ヘッド21、UVランプのタイヤ2の半径方向及び軸方向の位置を調整する。
以下、図5及び図6を用いてタイヤ内圧及び足幅Cを変化させたときのタイヤ2のサイド面2aの挙動について説明する。
図5(a)は、下側リム体35と上側リム体45とを基準距離離間させてタイヤ2を支持させて、タイヤ2内に基準内圧から空気圧を印加し、さらに所定圧力ずつ上昇させたときのタイヤの断面形状Gの変化を示したものである。また、図5(b)は、各断面形状Gにおける最高位値、最低位値及び高低差Hをまとめた表である。本実施例では、基準内圧を規定内圧の半分に相当する0.150MPaとし、所定圧力として0.05MPaずつ増加させた。図5(a)に示すように、タイヤ2の足幅Cを基準距離に設定してタイヤ2内の内圧を基準内圧から増加させることで、断面形状Gにおける最高位値と最低位値との高低差Hが徐々に小さくなる結果が得られることがわかる。従って、内圧を0.351MPaに設定することで、サイド面2aにおける高低差Hが最も小さく、平坦となり、タイヤ2内の内圧をこの内圧に設定することで、サイド面2aと印刷ヘッド21との距離の変化を最小とすることができる。
図6(a)は、下側リム体35と上側リム体45とを基準距離で配置してタイヤ2を支持させた後に基準内圧を印加し、足幅Cを基準距離から所定距離ずつ増加させたときのタイヤ2の断面形状Gの変化を示したものである。また、図6(b)は、各断面形状Gにおける最高位値、最低位値及び高低差Hをまとめた表である。本実施例では、足幅Cの基準距離を148mm、基準内圧を0.351MPaに設定して所定距離として1mmずつ増加させて断面形状Gの変化について調べた。なお、同図では、断面形状Gの変化を示すため、間引いた結果を示してある。図6(a),(b)に示すように、タイヤ2内に基準内圧を印加した状態で、足幅Cを基準距離から増加させることで、F1からF5のように、断面形状Gにおける最高位値と最低位値との高低差Hが徐々に小さくなる結果が得られることがわかる。しかし、F6,F7に示すように、足幅Cを広げ過ぎた場合、再び高低差Hが大きくなってしまう。従って、高低差Hが最も小さくなるように、足幅Cを変化させることで、サイド面2aにおける高低差Hを最も小さくして平坦化することができ、サイド面2aと印刷ヘッド21との距離の変化を最小とすることができる。
従って、タイヤ2内の内圧や足幅Cのいずれかを変化させることによりタイヤ2のサイド面2aにおける高低差Hを小さくすることが可能となる。
また、上記実施形態で説明したように、タイヤ2のサイド面2aが平坦化するように、内圧と足幅Cとを変化させてタイヤ2のサイド面2aにおける高低差Hを最も小さくするようにしても良い。
即ち、下側,上側リム体35;45により基準足幅で支持されたタイヤ2に規定内圧を印加し、内圧を所定圧力で変化させて印刷面側のサイド面2aの形状を測定して、測定された形状のうち、最高位値と最低位値との高低差Hが最も小さくなるときの内圧に設定した後に、さらに、ビード部14;14間の距離を基準足幅から所定距離で変化させて印刷面側のサイド面2aの形状を測定することで、測定された形状のうち、最高位値と最低位値との高低差Hが最も小さくなるときの足幅Cに設定することで、よりサイド面2aの断面形状Gを平坦化することが可能となる。
なお、本実施例では、基準内圧を規定内圧の半分、足幅Cの基準距離を推奨リム幅の最も狭い幅に設定したため、内圧や足幅Cを増加させることで、サイド面2aの断面形状Gの高低差Hが小さくなったが、基準内圧を規定内圧、足幅Cの基準距離を推奨リム幅の最も広い幅に設定した場合、内圧や足幅Cを減少させることで、サイド面2aの断面形状Gの高低差Hが小さくすることも可能である。
上記実施形態では、基準足幅に設定した後に、先にタイヤ内の内圧を基準内圧から変化させてタイヤ2のサイド面2aの高低差Hが最小となるタイヤ内圧を検出して、タイヤ内の内圧を当該内圧に設定した後に、さらに足幅Cを変更して、サイド面2aの高低差Hが最小となる足幅Cを検出して、タイヤ2の足幅Cを当該足幅Cに設定するとして説明したが、先にサイド面2aの断面形状Gの高低差Hが最小となるように足幅Cを設定した後に、タイヤ内の内圧を変化させて断面形状Gの高低差Hが最小となるタイヤ内圧に設定するようにしても良い。
また、実施形態では、印刷ヘッド21のノズル面21aを最小高低差となるときの最高位値の高さに設定したが、タイヤ2の回転に応じてサイド面2aと、印刷ヘッド21の印刷時の隙間を逐次最適な間隔に設定するようにしてもよい。
実施形態では、タイヤ2を回転させてサイド面2aの断面形状Gを測定する例を示したが、サイド面2aの周方向に沿って変位センサ51を移動させることによってタイヤ2の回転中心軸Aを回転中心とした所定角度位置毎のサイド面2aの位置情報と高さ情報とを計測するようにしてよい。
実施形態では、タイヤ2を回転させて印刷動作を行う例を示したが、印刷ヘッド21をサイド面2aの周方向に沿って移動させながら印刷を行うようにしてもよい。
1 タイヤ印刷装置、2 タイヤ、2a サイド面、3 タイヤ位置設定手段、
4 印刷手段、14 ビード部、21 印刷ヘッド、35 下側リム体、
45 上側リム体、46 形状測定手段、47 空気注入装置、
70 タイヤ位置設定制御手段、71 形状測定制御手段、
72 高低差検出手段、73 高低差判定手段、75 印刷制御手段、
76 足幅制御手段、77 内圧制御手段、100 制御装置、C 足幅、G 断面形状。

Claims (12)

  1. タイヤ、及び当該タイヤのサイド面のタイヤ半径方向の表面形状を取得する形状計測器のいずれかを前記タイヤ円周方向に回転させ、前記形状計測器により印刷対象である前記タイヤのサイド面の半径方向の印刷範囲と重複する範囲を含む表面形状をタイヤ円周方向の複数箇所において測定し、測定された表面形状に基づいて印刷ヘッドからサイド面までの距離の変化を小さくするように、タイヤのビード部間の距離を調整してサイド面に印刷するタイヤ印刷方法。
  2. 表面形状を測定する前に、タイヤに内圧を印加する請求項1記載のタイヤ印刷方法。
  3. 印刷ヘッドからタイヤ表面までの距離の変化を10mm以内に調整する請求項1又は請求項2記載のタイヤ印刷方法。
  4. 前記タイヤの内圧は、あらかじめ所定の基準としてJATMAにより規定された正規内圧以下である請求項2又は請求項3記載のタイヤ印刷方法。
  5. 前記タイヤは横向きとする請求項1乃至請求項4いずれか記載のタイヤ印刷方法。
  6. 前記印刷ヘッドはインクジェットヘッドである請求項1乃至請求項5いずれか記載のタイヤ印刷方法。
  7. タイヤのビード部を個別に保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持されたタイヤのサイド面のうち、印刷ヘッドと対向するサイド面の半径方向の表面形状を測定する形状測定手段と、
    前記タイヤ、及び形状測定手段のいずれかを前記タイヤ円周方向に回転させる回転手段と、
    前記形状測定手段及び前記回転手段を制御し、前記形状測定手段により印刷対象である前記タイヤのサイド面の半径方向の印刷範囲と重複する範囲を含む表面形状をタイヤ円周方向の複数箇所において測定させる形状測定制御手段と、
    前記形状測定手段により測定された表面形状の高低差が小さくなるように上記保持手段を制御して、タイヤのビード部間の距離を調整するビード部間距離調整手段と
    を備えるタイヤ印刷装置。
  8. タイヤ内に内圧を印加する空気注入手段を備える請求項7記載のタイヤ印刷装置。
  9. 前記ビード部間距離調整手段は、印刷ヘッドからタイヤ表面までの距離の変化を10mm以内に調整する請求項7又は請求項8記載のタイヤ印刷装置。
  10. 前記空気注入手段から注入されるタイヤの内圧は、あらかじめ所定の基準としてJATMAにより規定された正規内圧以下である請求項8又は請求項9記載のタイヤ印刷装置。
  11. 前記保持手段はタイヤを横向きに保持する請求項7乃至請求項10いずれか記載のタイヤ印刷装置。
  12. 前記印刷ヘッドはインクジェットヘッドである請求項7乃至請求項11いずれか記載のタイヤ印刷装置。
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