JP5939782B2 - 凹凸模様装飾帯体およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、装飾用の細幅帯体の改良、更に詳しくは、簡素な工程により生地の表面に意匠性の優れた凹凸模様とホログラム風の外観を形成することができ、しかも、側縁部がカールすることなく使い勝手の良い凹凸模様装飾細幅帯体およびその製造方法に関するものである。
周知のとおり、衣服を装飾するものとして、装飾用の細幅帯体があり、衣服の側面のラインに配設するなどしてワンポイントアクセントを付与することができる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、かかる従来の細幅帯体にあっては、平坦な形状でデザインに面白みがなく、装飾性に今一つ物足りなさがあった。
かと言って、生地表面に凹凸を形成して立体的な視覚効果を付与するにしても、ビーズやスパンコールなどの装飾基材を縫着したりすると製造工程が煩雑となり、製造コストが増大するという問題がある。また、生地のたて方向に沿って芯糸を挿入して凹凸を形成する手法もあるが、その分、生地が重くなってしまうという問題があった。
更にまた、熱収縮糸を使用して、その収縮量の差異を利用して布帛の表面に凹凸を成形するものがあるが、熱収縮糸と非熱収縮糸と交編織した状態で加熱処理を行うと、生地の側縁部における耳部分において、非収縮繊維糸が引っ張られて反り返ってしまい、この部分の見栄えが悪くなるとともに、衣服に装着し難くなってしまうという問題があった。
特開2002−38354号公報
本発明は、従来の装飾用の細幅帯体に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、簡素な工程により生地の表面に意匠性の優れた凹凸模様とホログラム風の外観を形成することができ、しかも、側縁部がカールすることなく使い勝手の良い凹凸模様装飾細幅帯体およびその製造方法を提供することにある。
本発明者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添付図面を参照して説明すれば、次のとおりである。
即ち、本発明は、編織物からなる上地1と下地2とから構成される帯状の複合生地であって、
この複合生地の幅方向に亙り、上地1と下地2とが結合された一重組織部Bが形成されている一方、これら上地1と下地2とが別々に分離している二重袋組織部Aが形成され、かつ、これら一重組織部と二重袋組織部とが交互に配置されており、
前記上地1を構成するたて方向糸11とよこ方向糸12および前記下地2を構成するたて方向糸21が非収縮性繊維糸である一方、下地2を構成するよこ方向収縮糸22が熱収縮性繊維糸からなり、
このよこ方向収縮糸22の熱収縮作用により、上地1における二重袋組織部Aを隆起させ、長さ方向に複数の凸条13・13…を形成し、
更に前記細幅帯体の幅方向の両端部Cには一重組織部を位置させ、その内側に二重袋組織部Aを複数列形成して、熱収縮性繊維糸からなるよこ方向収縮糸22を、前記両端部における一重組織部を除いた内側の範囲内に組織して凹凸模様装飾細幅帯体を完成させた
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、上地1および下地2を、連結糸3によって接合して積層一体化するという技術的手段を採用することができる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に替えて、上地1の凸条13の色を濃色とし、凸条13・13間の凹溝部14を明色または淡色で柄模様を設けて、ホログラム風の外観とするという技術的手段を採用することできる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に替えて、上地1の凸条13を形成する左右の面に、異なる色のたて方向糸を配置し、見る角度により異なった色彩を発揮させるという技術的手段を採用することできる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、下地2の熱収縮性繊維糸のよこ方向収縮糸21を、熱水収縮率が20〜60%のポリエステル繊維糸にするという技術的手段を採用することができる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、上地1の凸条13・13…の間隔を、1〜3mmの範囲にするという技術的手段を採用することができる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、上地1および下地2を、たて糸およびよこ糸を交錯してなる織物組織にするという技術的手段を採用することができる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、上地1および下地2を、ダブルラッセル機により編成された経編地にするという技術的手段を採用することができる。
また、本発明は、2つの針床を有したダブルラッセル機を用い、編機の幅方向において両針床で編目を形成して両針床間を連結糸3で一体化した一重組織部Bまたは片側針床のみによる一重組織部Bと、両針床でそれぞれ編地を形成した二重袋組織部Aを交互に配列し、
前記二重袋組織部Aを形成する片側組織のよこ挿入糸26の少なくとも一部に熱収縮性繊維糸を用いて複合生地を編成し、
次いで、この複合生地を湿熱または乾熱による加熱処理を行って、前記熱収縮性繊維糸を収縮させることによって二重織袋組織部Aの上地1を隆起せしめて凸条13を形成するという技術的手段を採用することによって、凹凸模様装飾細幅帯体の製造方法を完成させた。
本発明にあっては、編織物からなる上地と下地とから構成される細幅帯状の複合生地であって、この複合生地の幅方向に亙り、上地と下地とが結合された一重組織部が形成されている一方、これら上地と下地とが別々に分離している二重袋組織部が形成され、かつ、これら一重組織部と二重袋組織部とが交互に配置されており、
前記上地を構成するたて方向糸とよこ方向糸および前記下地を構成するたて方向糸が非収縮性繊維糸である一方、下地を構成するよこ方向収縮糸が熱収縮性繊維糸からなり、
このよこ方向収縮糸の熱収縮作用により、上地における二重袋組織部を隆起させ、長さ方向に複数の凸条を形成することができる。
したがって、本発明の装飾帯体によれば、簡素な工程で製造することができて、生地の表面に意匠性の優れた凹凸模様を形成することができる。また、芯材を用いずに生地に凹凸を形成できるため、生地の軽量化を実現することができる。
また、編織組織を調整することで、凸条の間隔を細かくすることや、複数の凸条を簡単に成形することができる。また、熱収縮糸の配置を変更することで、凸条の成形位置を簡単に調節することができる。また、上地と下地との接合位置の間隔を調節することで、凸条の高さを簡単に調節することができる。
また、凸条の間隔を細かくして、色糸を組み合わせることによって、ホログラム効果を得ることができる。また、通常の織機または編機を用いるため、容易に設計を変更することができる。
また、凸条の色を濃色とし、凸条間の凹溝部を明色または淡色の先染め糸で柄模様を設けることでホログラム風の外観を発揮することができ、さらには凸条を形成する左右の面を構成するたて方向糸を異なる色とすることで、見る角度により異なった色彩を発揮し、意匠性の優れた装飾細幅帯体を提供することが出来る。
更にまた、細幅帯体幅方向の両端部は一重組織部が位置し、その内側に二重袋組織部が複数列形成されており、熱収縮性繊維糸のよこ方向糸は両端部の一重組織部を除いた内側部の範囲内で組織しているので、熱収縮処理(ヒートセット)しても側縁部がカールすることがなく、非常に見栄えが良くて、衣服などに装着し易くて非常に使い勝手が良いことから、産業上の利用価値は頗る大きいと云える。
本発明の第1実施形態の帯体の構造を表す幅方向概略断面図である。 本発明の第1実施形態の加熱後の帯体の構造を表す幅方向概略断面図である。 本発明の第1実施形態の帯体を表す正面図である。 本発明の第1実施形態の帯体の変形例を表す正面図である。 本発明の第1実施形態の帯体の変形例を表す正面図である。 本発明の第2実施形態の帯体の構造を表す幅方向概略断面図である。 本発明の第2実施形態の加熱後の帯体の構造を表す幅方向概略断面図である。 本発明の第2実施形態の帯体を表す正面図である。 本発明の第2実施形態の帯体の製造における組織図である。
本発明を実施するための形態を、具体的に図示した図面に基づいて、更に詳細に説明すると、次のとおりである。
『第1実施形態』
本発明の第1実施形態を図1から図5に基づいて説明する。図1中、符号1で指示するものは上地1であり、この上地1は織物組織からなり、たて方向糸11とよこ方向糸12により形成する。また、符号2で指示するものは下地2であり、この下地2は織物組織からなり、下地たて方向糸21とよこ方向収縮糸22により形成する。
本実施形態における細幅帯体の幅方向における両端部(C)には、上地1のみからなる一重組織部が位置し、その内側部には、上地1と下地2が離別した二重袋組織部(A)と、上地1と下地2が一体化された一重組織部(B)とが交互に配置している。ここで、「一重組織部」とは、単独生地または生地の接合により生地が一枚ものになっている状態をいい、「二重組織袋部」とは、上地1と下地2とが非接合に独立して生地間に袋状の隙間が形成されているものをいう。
本実施形態の両端部(C)の一重組織部は、上地1のたて方向糸11とよこ方向糸12とで構成されている一方、帯体の内側に位置する一重組織部(B)は、上地1と下地2を構成するそれぞれのたて方向糸11/下地たて方向糸21と、よこ方向糸12/よこ方向収縮糸22を互いに交錯させる。この際、上地1または下地2の一部のたて糸、もしくはよこ糸を連結糸として用い、部分的に連結させることにより、高密度で交錯することがないので硬い織物風合いとならず好ましい。
また、上地1のたて方向糸11とよこ方向糸12、および下地2の下地たて方向糸21は非収縮性繊維糸からなり、下地2のよこ方向収縮糸22が熱収縮性繊維糸からなっている。そして上地1を構成するよこ方向糸12は、細幅帯体の全幅を折り返している一方、熱収縮性のよこ方向収縮糸22は細幅帯体1の両端部(C)を除いた内側部で折返されている。
上地1のたて方向糸11とよこ方向糸12、および下地2の下地たて方向糸21の非収縮性繊維糸は、通常衣料用に用いられている繊維糸であって、合成繊維や半合成繊維、または綿、毛、絹など天然繊維や、それらの混紡糸や交撚糸などを採用することができ、更には、伸長回復性を得る目的でたて方向糸11にスパンデックス弾性繊維を用いることもできる。
一方、下地2のよこ方向収縮糸22に用いる熱収縮性繊維糸としては、ポリエステル繊維やアクリル系繊維、塩化ビニル系繊維などの熱可塑性樹脂製繊維を採用することができ、120〜130度の低温度熱処理によって収縮するものが好ましい。本実施形態では、下地2のよこ方向収縮糸22を、熱水収縮率が20〜60%のポリエステル繊維糸を採用する。
なお、熱水収縮率はJIS L1013 かせ収縮率(A法、処理温度98±2℃)に準じて測定された値であって、よこ方向収縮糸22の熱水収縮率が20%以下では、凸条13が十分に隆起せず、期待する意匠効果が得られない。また、熱水収縮率が60%以上であると凸条13を隆起させるに好ましいが、細幅帯体1の幅が大きく収縮することになって規格幅に仕上げることが困難になる問題あり、よこ方向収縮糸22の熱水収縮率が20〜60%であること好ましい。
上記した構成で織成した細幅帯体を加熱処理することによって、熱収縮性繊維糸である下地2のよこ方向収縮糸22が熱収縮し、二重袋組織部(A)および一重組織部(B)が幅方向に収縮して、二重袋組織部(A)の上地1が隆起し、細幅帯体の長さ方向に沿って凸条13・13…を形成させることが出来る(図2および図3参照)。
このとき、細幅帯体の両端(C)における一重組織部には熱収縮性のよこ糸が存在していないために、加熱処理しても収縮力が作用しないことから、端部がカールすることがなく、製品としての見栄えを低下させることもないし、衣服への装着作業においてもカール状態を引き延ばしながら縫製加工するような手間を取ることがない。
本実施形態では、二重袋組織部(A)および一重組織部(B)の配列を固定して、細幅帯体の長さ方向に沿って連続して存在させても良いが、所定の間隔で二重袋組織部(A)と一重組織部(B)の配列を入れ替えることにより、長さ方向に断続する不連続な凸条13を形成することができ、直線状のものや曲線状の任意模様も簡単に作成することができる(図4参照)。
また、図5に示すように、凸条13の色を濃色とし、凸条13・13間に出来る凹溝部14の色を明色、または淡色とした柄模様を設けることにより、明色または淡色の柄模様が凸条13の間から浮き上がったように観察され、ホログラム風の立体的外観を発揮させることが出来る。
例えば、帯体の凸条13を黒色または紺色とし、凹溝部14を凸条13と同色をバックに蛍光白色などの色で隣の凹溝部14と繋がりを持たせたような柄を描くと、凸条13の間から柄が浮かび上がったように観察されると同時に、見る角度を変えることにより、柄が動いているように見える効果が発揮される。
さらには、凸条13を形成する左右の面に異なる色のたて色糸を配置することにより、見る角度により異なった色彩が目に入るという視覚効果が得られ、優れた意匠効果を発揮することができる。
本実施形態の細幅帯体の幅は、用途により適宜選択されるものであるが、衣服など装飾帯体として用いるものとしては10〜50mm程度であり、また、凸条13・13…のピッチは1〜3mm程度が好ましい。ピッチは狭い方がホログラム効果が得られ易いものの、1mm以下となると凹溝部14の色柄が目立たなくなるので、1mm以上であることが好ましい。
また、凸条13の高さとしては0.4〜2mm程度が好ましい。0.4mm以下では凹凸感が不足する一方、2mm以上となると形態が不安定となり、凸条13が直線的にならずに見栄えの悪い外観となってしまうからである。
更にまた、凸条13の形状は長期着用しても形態維持されていることが望ましく、そのためには凸部13を構成する組織は、たて方向糸とよこ方向糸の拘束力の高い平組織で、出来るだけたて方向糸11、およびよこ方向糸12を細繊度で高密度に製織して、硬い織物にすることが好ましい。
具体的には、たて方向糸11、およびよこ方向糸12の繊度が50〜160dtex、そしてたて方向糸11の織密度が30〜70本/cm、よこ方向糸12の織密度が15〜40本/cmで製織されていることが好ましい。
また、凸条13を構成する織物部の製織条件において、たて方向糸11の繊度をTw(dtex)、織密度をDw(本/cm)、よこ方向糸12の繊度をTf(dtex)、織密度をDf(本/cm)とした際、次式の関係であることが好ましい。
√(Tw×Dw)=k(√(Tf×Df))
なお、k=1.2〜2.0
上式の関係とすることにより、凸条13を構成する織物部のたて糸方向の剛性がよこ糸方向の剛性に比べて大きいことであるから、よこ方向糸12が屈曲し易いと同時にたて方向糸11が直線化するので凸状13はよこ方向糸12が鋭角に折れ曲がった状態で直線的に延びるので、意匠性が一段と増すものである。
なお、kが1.2以下であると、凸条13を構成する織物部のたて糸方向の剛性が不足とよこ方向糸12が屈曲し難くなることから凸条13の隆起が長さ方向に不均一となって、期待する意匠効果が得られない。
一方、kが2.0以上となるとよこ糸方向の剛性が小さくなり、凸条13の形態保持性が低下して着用を繰り返す間に凸条部が潰されて目的とする意匠効果が無くなる問題があり、kの範囲としては1.2〜2.0が好ましいものである。
更にまた、凸条13をなるべく直立状に隆起させるためには、二重袋組織部(A)の下地2の収縮率を高くすればよく、高い熱収縮率の繊維糸を用いて、たて糸とよこ糸の拘束力が小さい綾組織や朱子組織とし、収縮するために余裕のある組織、織密度にする。
一方、凹溝部14となる一重組織部(B)については、よこ方向糸の熱収縮性繊維糸の存在による収縮はあるが、たて方向糸の本数を決めて所定の幅にすれば良い。
また、凹溝部14は、上地用のたて方向糸11と下地用の下地たて方向糸21とを入れ替えて柄を形成しながら上下を連結して一重組織部(B)を形成することもでき、柄の表現方法としては、たて糸浮の長い組織で柄を形成することによってよこ方向糸が隠蔽され、上地1のたて方向糸11を背景にして下地2の下地たて方向糸21により、鮮明な柄を描くことが出来る。
本実施形態の織物構造による凹凸模様装飾細幅帯体は、少なくとも2丁杼を有いたシャトル織機や、ニードル織機などを用いて製織することが出来る。なかでもニードル織機であるとたて糸開口を2段に分けて上地1の非収縮性繊維糸と下地2の熱収縮性繊維糸を同時によこ挿入させながら製織することが出来、高い生産性を得ることができる。
具体的な製造工程は、まず、たて糸には上地用と下地用を準備し、幅方向における両端部(C)、二重袋組織部(A)、一重組織部(B)を形成するようたて糸開口させてよこ挿入を繰り返して製織する。この際、両端部(C)は、上地用または下地用のたて方向糸のどちらかを用い、一重組織部(B)においては一部の上地用のたて糸と下地用のたて方向糸を入れ替えて開口させるようにして一重組織部として一体化させる。
このとき、上地用と下地用のたて方向糸の色を違えておいて、凹溝部14に柄を描くように入れ替えれば、意匠性と兼ねて一体化が出来、より効果的である。
そして、非収縮性繊維糸からなるよこ方向糸12については、全幅に亙って折り返しながらよこ糸挿入させる一方、熱収縮性繊維糸からなるよこ方向収縮糸22は、両端部(C)を除いた内側部分で折返しながら挿入させる。そうすることにより、両端部(C)には熱収縮性繊維糸のよこ方向糸が挿入されていないので、熱処理しても下地2の側面に収縮力が作用せず、端部のカールを防止することができる。
次いで、製織された細幅帯体を加熱処理し、下地2側によこ糸挿入した熱収縮性繊維糸(よこ方向収縮糸22)を収縮させ、二重織袋組織部(A)の上地1を隆起せしめて凸条13を形成する。熱収縮処理の方法としては、乾熱、または湿熱方式のどちらでも可能であり、遅延収縮がないように出来るだけ高温で収縮させておくことが好ましく、乾熱方式においては150℃以上、湿熱では100℃以上であることが好ましい処理温度である。また、後染を前提として製織し、後染加工時の染色加工温度で熱収縮させることも出来る。
そして、本発明の装飾帯体は、スポーツウエアなどの衣服に配設して装飾テープとして用いることができ、身体の動きに応じて装飾テープの凹凸模様が立体的外観を呈し、必要に応じて凹溝部14に配設することができる異色の糸が見る角度によって見え隠れすることにより、変化に富んだファッション性の高い衣服を得ることができる。
『第2実施形態』
本発明の第2実施形態を図6から図9に基づいて説明する。本実施形態では、ダブルラッセルにより編成する経編組織からなる細幅帯体であって、鎖編組織の表側編目15とよこ挿入糸16による上地1および鎖編組織の裏側編目25とよこ挿入糸26による下地2からなり、前記第1実施形態と同じく、編地の幅方向において両端部(C)が配置され、その内側に上地1と下地2がそれぞれ独立した二重袋組織部(A)と、上地1と下地2とを連結糸または一体に編成して一体化された一重組織部(B)が交互に位置している。
上記編物構造において、上地1を構成する表側編目15の編糸とよこ挿入糸16、そして下地2を構成する裏側編目25の編糸には非収縮繊維糸を用いる一方、二重袋組織部(A)の下地2のよこ挿入糸26の少なくとも一部には熱収縮性繊維糸(よこ挿入収縮糸26a)を用いて編成する(図6参照)。
次いで、この編成物を加熱処理することによって、下地2の熱収縮性よこ挿入糸26aの熱収縮によって二重袋組織部(A)の下地2が幅方向に収縮し、二重袋組織部(A)の上地1が隆起して細幅帯体の長さ方向に複数の凸条13・13…を形成することが出来る(図7および図8参照)。なお、熱収縮性繊維糸のよこ挿入収縮糸26aは、二重袋組織部(A)に該当する下地2だけでもよいが、両端部(C)の一重組織部(B)を除いた内側全幅に亙って配置してもよい。
図9は本発明の第2実施形態の一実施例を製造するための組織図であり、一重組織部(B)および両端部(C)は、筬L1のよこ挿入組織と、筬L2による鎖編組織による上地1と、筬L4の鎖編組織と筬L5のよこ挿入組織による下地2が形成され、筬L3による連結糸3の鎖編組織により上地1と下地2が編成一体化されており、これらの糸はそれぞれ非収縮性繊維で構成されている。
一方、二重袋組織部(A)は、上地1と下地2とがそれぞれ鎖編組織と挿入組織で独立状態で位置しており、下地2の筬L5の挿入糸には熱収縮性繊維糸(よこ挿入収縮糸26a)が用いられており、編成後に熱処理することで、二重袋組織部(A)の下地2のよこ挿入収縮糸26aが収縮すると同時に、上地1が隆起して凸条13を形成することが出来る。
本実施形態では、細幅帯体の編組織を鎖編とよこ挿入にすることで、寸法安定性が優れた製品となり好ましいが、これ以外にトリコット編、コード編、アトラス編やよこ挿入の組み合わせなどが使える。
また、一重組織である一重組織部(B)および両端部(C)を上地1と下地2とを連結糸3により一体化した構造としたが、連結糸3を使用せず、上地1または下地2を組織する糸のみで一重組織部を構成しても構わない。その他、糸使いや凸条13のピッチや大きさなどおいては、前記第1実施形態と同様であり、また、効果においても同様に発揮するものである。
本実施形態の編物構造からなる細幅帯体を製造する具体的方法を以下に説明する。本実施形態では、2つの針床を有したダブルラッセル機を用いて編成することが出来、特に繊細な意匠効果を発揮させるためには24ゲージ以上のファインゲージのダブルラッセル機であることが好ましい。
そして、このダブルラッセル機を用い、編地の幅方向において両端部(C)に一重組織部を形成し、そしてその内側部に二重袋組織部(A)と一重組織部(B)が交互に配列させ、二重袋組織部(A)のよこ挿入糸26の少なくとも一部には熱収縮性繊維糸(よこ挿入収縮糸26a)を用い、他の編糸等には非収縮性繊維糸を用いて細幅帯体を編成する。
次いで、細幅帯体を湿熱または乾熱による加熱処理を行って、二重袋組織部(A)のよこ挿入糸である熱収縮性繊維糸(よこ挿入収縮糸26a)を収縮させることによって、二重織袋組織部(A)の上地1を隆起せしめて凸条13を形成させることにより、本実施形態の細幅帯体を得ることが出来る。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、よこ方向収縮糸21やよこ挿入収縮糸26aは、ポリエステル繊維に限らず、アクリル系繊維、塩化ビニル系繊維などの熱可塑性樹脂製繊維を採用することができ、これら何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
第一実施形態に従い2丁杼のニードル織機を用いて図5に示す外観で〔表1〕に示す条件で製織、熱処理を行って、本発明の細幅帯体を得た。
〔表1〕 製織条件
糸使い たて方向糸(11・21) ポリエステル加工糸 DDW56dtex/2(双糸)
よこ方向糸(12) ポリエステル加工糸 84dtex
よこ方向高収縮糸(22) ポリエステル高収縮糸 105dtex
織幅 30mm
織密度 たて方向糸(11・21) 89.3本/cm
よこ糸 よこ方向糸(12) 23.3本/cm
よこ方向高収縮糸(22) 23.3本/cm
組織 表地 凸条形成部 平織
谷部 1/4朱子織
裏地 1/4朱子織
二重織部(凸条)の数 9条
熱処理条件 98℃×20min(ウィンス加工機)
得られた細幅帯体の形態は、以下の〔表2〕に示す通りで、耳部がカールするようなこともなく、また凸条が長さ方向に真っすぐ隆起しており、さらには細幅帯体の見る角度が変わることで凸条間に描かれた白い模様が凸条で見え隠れするために模様が動いているかのように見え、意匠効果の高い細幅帯体であった。
〔表2〕 細幅帯体の形態(熱処理後)
表地幅(全幅) 22mm(熱処理前30mm)
裏地幅 20mm
厚さ(凸条部) 1.4mm
凸条ピッチ 1.6mm
凸条高さ 0.6mm
凸条形成部の糸密度 たて方向糸(11) 50本/cm
よこ方向糸(12) 28本/cm
1 上地
11 たて方向糸
12 よこ方向糸
13 凸条
14 凹溝部
15 表側編目
16 よこ挿入糸
2 下地
21 下地たて方向糸
21a 色糸
22 よこ方向収縮糸
25 裏側編目
26 よこ挿入糸
26a よこ挿入収縮糸
3 連結糸
A 二重袋組織部
B 一重組織部
C 両端部

Claims (9)

  1. 編織物からなる上地(1)と下地(2)とから構成される帯状の複合生地であって、
    この複合生地の幅方向に亙り、上地(1)と下地(2)とが結合された一重組織部(B)が形成されている一方、これら上地(1)と下地(2)とが別々に分離している二重袋組織部(A)が形成され、かつ、これら一重組織部(B)と二重袋組織部(A)とが交互に配置されており、
    前記上地(1)を構成するたて方向糸(11)とよこ方向糸(12)および前記下地(2)を構成するたて方向糸(21)が非収縮性繊維糸である一方、下地(2)を構成するよこ方向収縮糸(22)が熱収縮性繊維糸からなり、
    このよこ方向収縮糸(22)の熱収縮作用により、上地(1)における二重袋組織部(A)が隆起し、長さ方向に複数の凸条(13・13…)が形成されており、
    更に前記複合生地の幅方向の両端部(C)には一重組織部が形成されて、その内側に二重袋組織部(A)が複数列形成されると共に、熱収縮性繊維糸からなるよこ方向収縮糸(22)が、前記両端部(C)における一重組織部を除いた内側の範囲内に組織されていることを特徴とする凹凸模様装飾帯体
  2. 編織物からなる上地(1)と下地(2)とから構成される帯状の複合生地であって、
    この複合生地の幅方向に亙り、上地(1)と下地(2)とが結合された一重組織部(B)が形成されている一方、これら上地(1)と下地(2)とが別々に分離している二重袋組織部(A)が形成され、かつ、これら一重組織部(B)と二重袋組織部(A)とが交互に配置されており、
    前記上地(1)を構成するたて方向糸(11)とよこ方向糸(12)および前記下地(2)を構成するたて方向糸(21)が非収縮性繊維糸である一方、下地(2)を構成するよこ方向収縮糸(22)が熱収縮性繊維糸からなり、
    このよこ方向収縮糸(22)の熱収縮作用により、上地(1)における二重袋組織部(A)が隆起し、長さ方向に複数の凸条(13・13…)が形成されており、
    更に前記上地(1)については、凸条(13)に濃色、凸条(13・13)間の凹溝部(14)に明色または淡色の柄模様が設けられて、ホログラム風の外観となっていることを特徴とする凹凸模様装飾帯体
  3. 編織物からなる上地(1)と下地(2)とから構成される帯状の複合生地であって、
    この複合生地の幅方向に亙り、上地(1)と下地(2)とが結合された一重組織部(B)が形成されている一方、これら上地(1)と下地(2)とが別々に分離している二重袋組織部(A)が形成され、かつ、これら一重組織部(B)と二重袋組織部(A)とが交互に配置されており、
    前記上地(1)を構成するたて方向糸(11)とよこ方向糸(12)および前記下地(2)を構成するたて方向糸(21)が非収縮性繊維糸である一方、下地(2)を構成するよこ方向収縮糸(22)が熱収縮性繊維糸からなり、
    このよこ方向収縮糸(22)の熱収縮作用により、上地(1)における二重袋組織部(A)が隆起し、長さ方向に複数の凸条(13・13…)が形成されており、
    更に前記上地(1)の凸条(13)を形成する左右の面には、異なる色のたて方向糸が配置されて、見る角度により異なった色彩となることを特徴とする凹凸模様装飾帯体
  4. 上地(1)および下地(2)が、連結糸(3)によって接合されて積層一体化されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の凹凸模様装飾細幅帯体。
  5. 下地(2)の熱収縮性繊維糸のよこ方向収縮糸(21)は、熱水収縮率が20〜60%のポリエステル繊維糸であること特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の凹凸模様装飾帯体
  6. 上地(1)の凸条(13・13…)の間隔が、1〜3mmの範囲であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の凹凸模様装飾帯体
  7. 上地(1)および下地(2)が、たて糸およびよこ糸を交錯してなる織物組織であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の凹凸模様装飾帯体
  8. 上地(1)および下地(2)が、ダブルラッセル機により編成された経編地であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の凹凸模様装飾帯体
  9. 2つの針床を有したダブルラッセル機を用い、編機の幅方向において両針床で編目を形成して両針床間を連結糸(3)で一体化した一重組織部(B)または片側針床のみによる一重組織部(B)と、両針床でそれぞれ編地を形成した二重袋組織部(A)を交互に配列し、
    前記二重袋組織部(A)を形成する片側組織のよこ挿入糸(26)の少なくとも一部に熱収縮性繊維糸を用いて複合生地を編成し、
    次いで、この複合生地を湿熱または乾熱による加熱処理を行って、前記熱収縮性繊維糸を収縮させることによって二重織袋組織部(A)の上地(1)を隆起せしめて凸条(13)を形成することを特徴とする凹凸模様装飾帯体の製造方法
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