JP5921871B2 - 装飾緯編地およびその製造方法 - Google Patents
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Description
前記畝Rの側方から生地表面を見る位置によって、畝Rの奥側の傾斜面における側方編目群からなる柄模様が当該畝Rがブラインドとなって隠れて、手前側の傾斜面における側方編目群からなる柄模様が主として現出するようにするという技術的手段を採用した。
前記畝Rの側方から生地表面を見る角度、または生地表面の弯曲変形時においてそれぞれ異なる混色外観を呈するようにするという技術的手段を採用した。
その後、側方編目21A・21Bを中央編目1間になすシンカ―ループ側に引き寄せて中央編目1間に位置させて、中央編目1が中心で頂上となる畝Rをコース方向に伸びるように成形し、
これら3段の編目を連続して次々と編成していくことによって、生地表面の少なくとも片面に複数の畝R・R…による波型凹凸形状を形成するという技術的手段を採用したことによって、装飾緯編地の製造方法を完成させた。
前記畝Rの側方から生地表面を見る位置によって、畝Rの奥側の傾斜面における側方編目群からなる柄模様が当該畝Rがブラインドとなって隠れて、手前側の傾斜面の側方編目群からなる柄模様を主として現出させることにより、それぞれ異なる外観を呈ぜしめるという技術的手段を採用した。
本発明の第1実施形態を図1から図4に基づいて説明する。図中、符号1で指示するものは中央編目であり、この中央編目1は、ポリエステル等の合成繊維糸によりループ状に編成される。
本発明の第2実施形態を図5から図8に基づいて説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様に、中央編目1をポリエステル等の合成繊維糸によりループ状に編成するとともに、この中央編目1の糸色については、基本色としては赤、紫、青、緑、黄、白、黒などの単独または組み合わせにすることができ、後述のブラインド機能を有する。
次に、本発明の第3実施形態を図9に基づいて説明する。本実施形態においても第1および第2実施形態と同様の手順で編成するが、本実施形態では、畝Rにおける一方の傾斜面の側方編目21Aと、他方の傾斜面の側方編目21Bを構成する糸とを、互いに相異なる単色の色糸で揃えてストライプ状に編成する。
編成機種 島精機社製緯編機 SES183FF 14ゲージ
編組織 図2および図3に示す組織図
糸使い A色 帝人社製 ポリエステル 167dtex 3本 (黒色先染)
B色 帝人社製 ポリエステル 167dtex 2本 (赤色先染)
C色 帝人社製 ポリエステル 167dtex 2本 (黄色先染)
編成密度 26コース/inch
22ウェール/inch
2A・2B 柄模様
21A・21B 側方編目
R 畝
Claims (8)
- 3段両面編み組織の緯編構造からなる装飾緯編地であって、
これら3段のうちのベースとなる中央編目(1)の左右両側にはそれぞれ側方編目(21A・21B)が傾斜面状に配置されており、前記中央編目(1)が中心で頂上となる畝(R)がコース方向に伸びて成形され、かつ、これら3段の編目が連続して編成されて、生地表面の少なくとも片面に複数の畝(R・R…)による波型凹凸形状が形成されていることを特徴とする装飾緯編地。 - 畝(R)における一方の傾斜面の側方編目(21A)と、他方の傾斜面の側方編目(21B)とがそれぞれ異なる配色であって、これら複数の各側方編目群により柄模様(2A・2B)が形成されており、
前記畝(R)の側方から生地表面を見る位置によって、畝(R)の奥側の傾斜面における側方編目群からなる柄模様が当該畝(R)がブラインドとなって隠れて、手前側の傾斜面における側方編目群からなる柄模様が主として現出することにより、それぞれ異なる外観を呈することを特徴とする請求項1記載の装飾緯編地。 - 畝(R)における中央編目(1)と、一方の傾斜面の側方編目(21A)と、他方の傾斜面の側方編目(21B)を構成する糸とが、互いに相異なる単色の色糸で揃えてストライプ状に編成されており、
前記畝(R)の側方から生地表面を見る角度、または生地表面の弯曲変形時においてそれぞれ異なる混色外観を呈することを特徴とする請求項1記載の装飾緯編地。 - 生地のウェール方向に弾性糸が挿入または編み込まれていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の装飾緯編地。
- 少なくとも前後一対の針床を有する緯編機により装飾緯編地を編成する方法であって、
この緯編地は3段両面編み組織の緯編構造からなり、これら3段のうちのベースとなる中央編目(1)を編成し、次いで左右両側に側方編目(21A・21B)を当該中央編目(1)が編成する位置にタック編成を加えて編成していき、
その後、側方編目(21A・21B)を中央編目(1)間になすシンカ―ループ側に引き寄せて中央編目(1)間に位置させて、中央編目(1)が中心で頂上となる畝(R)をコース方向に伸びるように成形し、
これら3段の編目を連続して次々と編成していくことによって、生地表面の少なくとも片面に複数の畝(R・R…)による波型凹凸形状を形成することを特徴とする装飾緯編地の製造方法。 - 畝(R)における一方の傾斜面の側方編目(21A)と、他方の側方傾斜面の側方編目(21B)とをそれぞれ異なる配色にして、これら複数の各側方編目群により柄模様(2A・2B)を形成して、
前記畝(R)の側方から生地表面を見る位置によって、畝(R)の奥側の傾斜面における側方編目群からなる柄模様が当該畝(R)がブラインドとなって隠れて、手前側の傾斜面の側方編目群からなる柄模様を主として現出させることにより、それぞれ異なる外観を呈ぜしめることを特徴とする請求項5記載の装飾緯編地の製造方法。 - 畝(R)における中央編目(1)と、一方の傾斜面の側方編目(21A)と、他方の傾斜面の側方編目(21B)を構成する糸とを、互いに相異なる単色の色糸で揃えてストライプ状に編成することによって、前記畝(R)の側方から生地表面を見る角度、または生地表面の弯曲変形時においてそれぞれ異なる混色外観を呈ぜしめることを特徴とする請求項5記載の装飾緯編地の製造方法。
- 畝(R)における中央編目(1)の左右両側に側方編目(21A・21B)を編成する際に、タック編成を度詰めタックにより編成することを特徴とする請求項5〜7の何れか一つに記載の装飾緯編地の製造方法。
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