JP5939018B2 - 通信経路制御プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信経路制御プログラム及び情報処理装置に関する。
デジタルカメラなどで撮影した画像や動画などのデータを格納する記録媒体として、USB(Universal Serial Bus)メモリやSDメモリカード(登録商標)などといった様々なメモリカードが提供されている。このようなメモリカードは、記憶容量が小さいため、格納しているデータを随時PC(Personal Computer)へ移し、古いデータは消去するといった一時的な格納場所として使用されることが一般的である。
また近年、無線通信機能を有するメモリカードが提供されている。無線通信機能を有するメモリカードでは、PCへメモリカードを直接接続せずともデジタルカメラなどの撮像機器にメモリカードを挿入したままPCと無線通信を行うことができ、無線通信を用いてPCがメモリカードからデータを取込むことができる。
スタパ齋藤、スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」無線LANで写真転送!!なSDカード、[online]、2009年1月5日、ケータイWatch、[平成24年4月24日検索]、インターネット<URL:http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/43417.html> スタパ齋藤、スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」Eye−Fi X2にダイレクトモードがキたッ!!、[online]、2011年4月25日、ケータイWatch、[平成24年4月24日検索]、インターネット<URL:http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/stapa/20110425_442155.html>
しかしながら、メモリカードを無線通信可能な機器として検出した場合に、PCの設定によっては、検出したメモリカードに接続を自動で切り替えるという機能がある。このような設定では、PCがネットワークに接続するためのアクセスポイントに接続している状態で、メモリカードを無線通信可能な機器として検出すると、メモリカードへとアクセスポイントが自動で切り替えられてしまうおそれがある。この場合、PCの利用者は、例えばPCを用いてインターネット上のサイトを参照していたにも関わらず、メモリカードの検出により参照していたサイトがブラウズできなくなってしまうことになる。これでは、通信接続の継続性を維持することができず、利用者の求めるサービスを提供することが困難となる。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、通信接続の継続性を維持することができる通信経路制御プログラム及び情報処理装置を提供することを目的とする。
本願の開示する通信経路制御プログラム及び情報処理装置は、一つの態様において、ネットワークに接続するための無線通信の接続先となる接続装置及び無線通信を行う記憶媒体のうち無線通信可能なものを検出し、前記接続装置を検出した場合、前記接続装置に接続し、前記接続装置と接続している状態で、前記記憶媒体を検出した場合に、自装置において所定のアプリケーションが実行されているか否かを判定し、前記所定のアプリケーションが実行されていない場合、前記記憶媒体に最後に接続してからの経過時間が所定時間経過していれば、前記接続装置との接続を切断し、前記記憶媒体に接続する処理をコンピュータに実行させる。
本願の開示する通信経路制御プログラム及び情報処理装置の一つの態様によれば、通信接続の継続性を維持することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る情報処理装置のブロック図である。 図2は、実施例1に係るパソコンによるメモリカード検出時のアクセスポイントの選択処理のフローチャートである。 図3は、実施例2に係る情報処理装置のブロック図である。 図4は、実施例2に係るパソコンによるメモリカード検出時のアクセスポイントの選択処理のフローチャートである。 図5は、実施例3に係る情報処理装置のブロック図である。 図6は、実施例3に係るパソコンによるコンテンツ取込の処理の流れのフローチャートである。 図7は、各実施例にかかるパソコンのハードウェア構成図である。 図8は、各実施例にかかるメモリカードのハードウェア構成図である。
以下に、本願の開示する通信経路制御プログラム及び情報処理装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する通信経路制御プログラム及び情報処理装置が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る情報処理装置のブロック図である。本実施例では、情報処理装置としてパソコンを例に説明する。パソコン1は、ルータ2、メモリカード3と無線LAN(Local Area Network)を用いて無線通信を行う。無線LANとは、例えば、WiFi(Wireless Fidelity)(登録商標)などである。ここで、図1では、パソコンが無線LAN通信を行う接続先の一例として、ルータ2及びメモリカード3のみを記載しているが、ルータは複数台あってもよいし、無線LAN通信機能を搭載した他の装置があってもよい。
ルータ2は、パソコン1の操作者の自宅に配置された無線LANのAP(Access Point:アクセスポイント)機能を有する装置である。無線LANのAP機能とは、無線LANにより機器間の通信を中継する機能である。そして、ルータ2は、STA(Station:ステーション)機能を有するパソコン1と無線LANを用いて通信を行う。無線LANのSTA機能とは、無線LANによりアクセスポイントを介して他の機器と通信する機能である。ここで、本実施例では、家庭内の無線LAN環境を例に説明するが、これに限らず、会社の無線LAN環境や公衆無線網であってもよい。ルータ2は、インターネットに接続されている。そして、ルータ2は、パソコン1から受信したデータをインターネットに送信し、また、インターネットを介して送られてきたデータをパソコン1に送信する。
メモリカード3は、無線LANのAP機能を搭載した記憶媒体である。メモリカード3は、例えば、SDメモリカードなどである。メモリカード3は、カメラやパソコンなどの機器のカード挿入口に挿入され接続されることで、電力が供給され、それらの機器から供給された電力を用いて動作する。メモリカード3は、例えば、カメラで撮像された画像や動画などの各種コンテンツを記憶する。また、メモリカード3は、STA機能を有するパソコン1と無線LANを用いて通信を行う。具体的には、メモリカード3は、パソコン1からの要求に応じて記憶しているコンテンツをパソコン1に無線LANを用いて送信する。ここで、図1では、説明の都合上、メモリカード3のみを記載しているが、実際には、カメラなどの機器に挿入され電力が供給されているものとする。
パソコン1は、WLAN(Wireless LAN)部11、切替制御部12、起動アプリ判定部13、取込部14、ユーザインタフェース15及びアプリケーション実行部16を有している。
WLAN部11は、操作者により登録された無線LANの機能を搭載した機器のSSID(Service Set IDentifer)を記憶している。本実施例では、WLAN部11は、ルータ2及びメモリカード3が予め登録されている。そして、WLAN部11は、無線通信可能な状態にある登録済みのSSIDを有する機器を検出する。ここでの無線通信可能な状態の機器とは、当該機器がパソコン1の無線通信エリアに在圏する機器であることを指す。本実施例では、WLAN部11は、パソコン1の無線通信エリアにルータ2又はメモリカード3が在圏している場合に、それらの機器を検出する。
WLAN部11は、メモリカード3との接続が確立されていない状態で、ルータ2を検出した場合、WLAN部11をステーションとしルータ2をアクセスポイントとする接続を確立する。
また、WLAN部11は、ルータ2との接続が確立されていない状態で、メモリカード3を検出した場合、WLAN部11をステーションとしメモリカード3をアクセスポイントとする接続を確立する。
これに対して、ルータ2との接続が確立されている状態で、メモリカード3を検出した場合、WLAN部11は、ルータ2と接続している状態でのメモリカード3の検出を起動アプリ判定部13に通知する。その後、切替制御部12からルータ2との接続の切断及びメモリカード3への接続の制御を受けると、WLAN部11は、ルータ2との接続を切断した後、WLAN部11をステーションとしメモリカード3をアクセスポイントとする接続を確立する。また、切替制御部12から切替不可の通知を受けた場合、WLAN部11は、メモリカード3への接続の切替えを行わず、ルータ2との接続を継続する。
WLAN部11は、ルータ2に接続している場合、アプリケーション実行部16から送信されたデータをルータ2に送信する。また、WLAN部11は、ルータ2から受信したデータをアプリケーション実行部16へ送信する。
WLAN部11は、メモリカード3に接続している場合、取込部14からのコンテンツ取込要求を受けて、メモリカード3から送信されてきたコンテンツを取込部14へ送信する。このWLAN部11が、「通信部」の一例にあたる。
アプリケーション実行部16は、ユーザインタフェース15より入力された操作者からの指示を受けて、指定されたインターネット閲覧ソフトやインターネット動画の閲覧ソフトなどのインターネットに接続して処理を行うアプリケーションを実行する。以下では、インターネットに接続して処理を行うアプリケーションを、「インターネット利用アプリケーション」という。そして、アプリケーション実行部16は、実行しているアプリケーションの要求に応じて、WLAN部11との間でデータの送受信を行う。また、アプリケーション実行部16は、インターネットに接続して処理を行うアプリケーションを実行してもよい。
起動アプリ判定部13は、ルータ2と接続している状態でのメモリカード3の検出の通知をWLAN部11から受ける。そして、起動アプリ判定部13は、アプリケーション実行部16がインターネット利用アプリケーションを実行しているか否かを判定する。起動アプリ判定部13は、アプリケーション実行部16がインターネット利用アプリケーションを実行している場合、インターネット利用アプリケーション実行中の通知を切替制御部12へ送信する。これに対して、起動アプリ判定部13は、アプリケーション実行部16がインターネット利用アプリケーションを実行していない場合、切替可能の通知を切替制御部12へ送信する。ここで、本実施例では、インターネット利用アプリケーションであればどのアプリケーションでも、メモリカード3への接続の切替えを行わない場合で説明したがこれに限らない。例えば、起動アプリ判定部13は、インターネット利用アプリケーションの中の特定のアプリケーションの登録を予め受け、アプリケーション実行部16が登録された特定のアプリケーションを実行している場合に、切替不可としてもよい。また、インターネット利用アプリケーションに限らず、起動アプリ判定13は、他のアプリケーションの登録を受けておき、アプリケーション実行部16が登録されたアプリケーションを実行している場合に、切替不可としてもよい。この起動アプリ判定部13が、「判定部」の一例にあたる。
切替制御部12は、インターネット利用アプリケーション実行中の通知を起動アプリ判定部13から受けると、切替不可の通知をWLAN部11に送信する。これに対して、切替不可の通知を起動アプリ判定部13から受けると、切替制御部12は、WLAN部11とルータ2との接続を切断させ、メモリカード3へ接続するようにWLAN部11を制御する。この切替制御部12が、「制御部」の一例にあたる。
取込部14は、WLAN部11がメモリカード3と接続している状態で、コンテンツの取込み要求をWLAN部11へ送信する。具体的には、自動取込みが設定されている場合、取込部14は、WLAN部11とメモリカード3との接続が確立すると、自動的にコンテンツの取込み要求をWLAN部11へ送信する。また、手動取込みが設定されている場合、取込部14は、WLAN部11とメモリカード3との接続が確立したのち、ユーザインタフェース15を用いて操作者からコンテンツの取込み指示を受けて、コンテンツの取込み要求をWLAN部11へ送信する。そして、取込部14は、WLAN部11がメモリカード3から受信したコンテンツを取得し、自己が有する記憶装置に格納していく。ここで、本実施例では、取込部14が記憶装置を有している場合で説明したが、記憶装置は取込部14とは別に設けられてもよい。
次に、図2を参照して、本実施例に係るパソコン1によるメモリカード検出時のアクセスポイントの選択処理の流れについて説明する。図2は、実施例1に係るパソコンによるメモリカード検出時のアクセスポイントの選択処理のフローチャートである。パソコン1に格納された通信制御プログラムは、図2のフローチャートにおける各処理を、例えばパソコン1のCPU(Central Processing Unit)などに実行させる。このフローチャートでは、メモリカード3及びルータ2がパソコン1に既に登録されている場合で説明する。また、このフローチャートの以前に、WLAN部11は、ルータ2に接続されておりその状態を維持している場合で説明する。
WLAN部11は、メモリカード3を検出する(ステップS1)。WLAN部11は、ルータ2に接続している状態でのメモリカード3の検出を起動アプリ判定部13へ通知する。
起動アプリ判定部13は、ルータ2に接続している状態でのメモリカード3の検出の通知をWLAN部11から受ける。そして、起動アプリ判定部13は、アプリケーション実行部16がインターネット利用アプリケーションを実行しているか否かを判定する(ステップS2)。インターネット利用アプリケーションを実行している場合(ステップS2:肯定)、WLAN部11は、メモリカード3への接続の切替処理を終了する。
これに対して、インターネット利用アプリケーションを実行していない場合(ステップS2:否定)、起動アプリ判定部13は、切替可能の通知を切替制御部12に通知する。切替制御部12は、切替可能の通知を起動アプリ判定部13から受けて、ルータ2との接続を切断し、メモリカード3へ接続を行うようにWLAN部11を制御する。WLAN部11は、切替制御部12からの制御を受けて、ルータ2との接続を切断した後、メモリカード3に接続する(ステップS3)。
取込部14は、WLAN部11とメモリカード3との接続が確立すると、コンテンツの取込み要求をWLAN部11に送信し、メモリカード3に格納されているコンテンツを取込みを開始する(ステップS4)。
以上に説明したように、本実施例に係る情報処理装置は、メモリカードを検出した際に、インターネットに接続して処理を行うアプリケーションが実行されている場合、メモリカードへの切替えを行わず、インターネットとの接続を継続する。これにより、メモリカードが検出された場合にも、インターネットとの接続を維持することができ、インターネットを使用した処理を継続することができる。
図3は、実施例2に係る情報処理装置のブロック図である。本実施例に係る情報処理装置は、メモリカードを検出しても、そのメモリカードからコンテンツを最後に取込んでから一定の時間が経過していない場合、そのメモリカードに接続しないことが実施例1と異なる。本実施例に係るパソコン1は、図3に示すように、実施例1に係るパソコンに時間判定部17をさらに加えた構成を有している。図3において、図1と同じ符号を有する各部は、特に説明の無い限り同じ機能を有するものとする。
WLAN部11は、メモリカード3を検出した場合、時間判定部17にメモリカード3の検出を通知する。その後、時間判定部17から接続許可の通知を受けると、WLAN部11は、ルータ2との接続が確立されているか否かを判定する。これに対して、時間判定部17から接続不許可の通知を受けると、メモリカード3への接続の切替えを行わず、ルータ2との接続を継続する。
ルータ2との接続が確立されていなければ、WLAN部11をステーションとしメモリカード3をアクセスポイントとする接続を確立する。
これに対して、ルータ2との接続が確立されている場合、WLAN部11は、ルータ2と接続している状態でのメモリカード3の検出を起動アプリ判定部13に通知する。その後、切替制御部12からルータ2との接続の切断及びメモリカード3への接続の制御を受けると、WLAN部11は、ルータ2との接続を切断した後、WLAN部11をステーションとしメモリカード3をアクセスポイントとする接続を確立する。また、切替制御部12から切替不可の通知を受けた場合、WLAN部11は、メモリカード3への接続の切替えを行わず、ルータ2との接続を継続する。
取込部14は、メモリカード3からコンテンツを取込んだ後、メモリカード3のコンテンツを最後に取込んだ時刻である最終取込時刻を時間判定部17に通知する。
時間判定部17は、メモリカード3への接続の可否を判定する時間閾値を予め記憶している。時間閾値は、例えば12時間などである。ここで、時間閾値は、メモリカード3の使用状況に応じて決定されることが好ましい。例えば、メモリカード3に記憶されているコンテンツの更新が多い場合には、時間閾値を短くし、コンテンツの更新が少ない場合には、時間閾値を長くすることが好ましい。
さらに、時間判定部17は、タイマを有している。時間判定部17は、取込部14から最終取込時刻の通知を受ける。そして、時間判定部17は、自己のタイマを用いてメモリカード3の最終取込時刻からの経過時間を計測する。
その後、時間判定部17は、メモリカード3の検出の通知をWLAN部11から受ける。そして、時間判定部17は、その時点でのメモリカード3の最終取込時刻からの経過時間が時間閾値を超えているか否かを判定する。
メモリカード3の最終取込時刻からの経過時間が時間閾値を超えている場合、時間判定部17は、WLAN部11に接続許可の通知を送信する。
これに対して、メモリカード3の最終取込時刻からの経過時間が時間閾値以下の場合、時間判定部17は、メモリカード3に接続するか否かを選択させる画面をユーザインタフェース15に表示させる。そして、時間判定部17は、ユーザインタフェース15を用いた操作者からのメモリカード3への接続の要否の入力を受ける。メモリカード3への接続の指示を操作者から受けた場合、時間判定部17は、WLAN部11に接続許可の通知を送信する。一方、メモリカード3への接続不可の通知を操作者から受けた場合、時間判定部17は、WLAN部11に接続不許可の通知を送信する。ここで、本実施例では操作者の要望を反映させるため、最終取込時刻からの経過時間が時間閾値以下の場合、操作者に接続の要否を選択させたが、これに限らず、時間判定部17は、接続の要否の選択画面を表示させずに、接続不許可と判断してもよい。
次に、図4を参照して、本実施例に係るパソコンによるメモリカード検出時のアクセスポイントの選択処理の流れについて説明する。図4は、実施例2に係るパソコンによるメモリカード検出時のアクセスポイントの選択処理のフローチャートである。パソコン1に格納された通信制御プログラムは、図4のフローチャートにおける各処理を、例えばパソコン1のCPUなどに実行させる。このフローチャートでは、メモリカード3及びルータ2がパソコン1に既に登録されている場合で説明する。また、このフローチャートの以前に、WLAN部11は、ルータ2に接続されておりその状態を維持している場合で説明する。
WLAN部11は、メモリカード3を検出する(ステップS11)。WLAN部11は、メモリカード3の検出を時間判定部17へ通知する。
時間判定部17は、メモリカード3の検出の通知をWLAN部11から受けて、メモリカード3の最終取込時刻からの経過時間が時間閾値を超えているか否かを判定する(ステップS12)。
メモリカード3の最終取込時刻からの経過時間が時間閾値を超えている場合(ステップS12:肯定)、ルータ2に接続している状態でのメモリカード3の検出をWLAN部11は、起動アプリ判定部13へ通知する。起動アプリ判定部13は、ルータ2に接続している状態でのメモリカード3の検出の通知をWLAN部11から受ける。そして、起動アプリ判定部13は、アプリケーション実行部16がインターネット利用アプリケーションを実行しているか否かを判定する(ステップS13)。インターネット利用アプリケーションを実行している場合(ステップS13:肯定)、WLAN部11は、メモリカード3への接続の切替処理を終了する。
これに対して、インターネット利用アプリケーションを実行していない場合(ステップS13:否定)、起動アプリ判定部13は、切替可能の通知を切替制御部12に通知する。切替制御部12は、切替可能の通知を起動アプリ判定部13から受けて、ルータ2との接続を切断し、メモリカード3へ接続を行うようにWLAN部11を制御する。WLAN部11は、切替制御部12からの制御を受けて、ルータ2との接続を切断した後、メモリカード3に接続する(ステップS14)。
取込部14は、WLAN部11とメモリカード3との接続が確立すると、コンテンツの取込み要求をWLAN部11に送信し、メモリカード3に格納されているコンテンツを取込みを開始する(ステップS15)。
一方、メモリカード3の最終取込時刻からの経過時間が時間閾値以下の場合(ステップS12:否定)、時間判定部17は、メモリカード3への接続の要否の選択画面をユーザインタフェース15に表示させる(ステップS16)。
そして、時間判定部17は、選択画面を用いて入力された操作者からの指示がメモリカード3への接続か否かを判定する(ステップS17)。メモリカード3への接続が指示された場合(ステップS17:肯定)、時間判定部17は、メモリカード3への接続許可の通知をWLAN部11へ通知し、ステップS13へ進む。これに対して、メモリカード3への接続が不許可とされた場合(ステップS17:否定)、WLAN部11は、メモリカード3への接続の切替処理を終了する。
以上に説明したように、本実施例に係る情報処理装置は、メモリカードを検出した際に、最後にそのメモリカードからコンテンツを取込んでから所定の時間が経過していなければ、メモリカードへの切替えを行わず、インターネットとの接続を継続する。これは、時間閾値をメモリカードの運用状態に応じて決定することで、時間閾値を超えていなければ、メモリカードが記憶しているコンテンツの更新が行われていない可能性が高く、コンテンツの取込みの必要が無いと考えられるからである。これにより、メモリカードが検出された場合の不要な切替えをより抑止でき、インターネットとの接続の維持をより向上することができる。
図5は、実施例3に係る情報処理装置のブロック図である。本実施例に係る情報処理装置は、コンテンツの取込み中にメモリカードが検出できなくなっても、後にそのメモリカードを検出した場合に、コンテンツの取込みを継続する。本実施例における情報処理装置は、コンテンツの取込みの継続性を維持することを目的とする。
本実施例に係るパソコン1は、WLAN部11、切替制御部12、起動アプリ判定部13、取込部14、ユーザインタフェース15、アプリケーション実行部16、時間計測部18及び通知部19を有している。以下では、各部における実施例1と同様の機能については説明を省略する。
WLAN部11は、メモリカード3の検出を時間計測部18へ通知する。また、WLAN部11は、検出したメモリカード3が未検出になった場合、メモリカード3が未検出であることを時間計測部18に通知する。
さらに、WLAN部11は、メモリカード3のタイムアウトの通知を時間計測部18から受信した場合、メモリカード3との接続を切断する。この時、メモリカード3との接続前にルータ2に接続していた場合には、WLAN部11は、ルータ2との接続を回復する。また、WLAN部11は、タイムアウトのカウント中にメモリカード3の未検出を時間計測部18から受信した場合も同様に、メモリカード3との接続を切断する。この時、メモリカード3との接続前にルータ2に接続していた場合には、WLAN部11は、ルータ2との接続を回復する。また、WLAN部11は、コンテンツの取込みが終了した場合、コンテンツ取込終了の通知を取込部14から受ける。この場合も、WLAN部11は、メモリカード3との接続を切断し、メモリカード3との接続前にルータ2に接続していた場合には、WLAN部11は、ルータ2との接続を回復する。
時間計測部18は、タイマを有している。また、時間計測部18は、メモリカード3のタイムアウト時間を予めSSIDに対応させて記憶している。本実施例では、時間計測部18は、ユーザインタフェース15を用いた操作者からの入力を受けて、メモリカード3のタイムアウト時間を10分として記憶している。また、時間計測部18は、切断猶予時間を記憶している。本実施例では、時間計測部18は、切断猶予時間として1分を記憶している。
時間計測部18は、メモリカード3の検出の情報をWLAN部11から受ける。そして、時間計測部18は、メモリカード3のタイムアウトのカウントを開始する。そして、カウントがタイムアウトの時間になると、時間計測部18は、メモリカード3のタイムアウトをWLAN部11及び通知部19に通知する。また、タイムアウトのカウント中にメモリカード3の未検出の通知をWLAN部11から受けると、時間計測部18は、タイムアウト内のメモリカード3の未検出をWLAN部11及び通知部19に通知する。
さらに、時間計測部18は、取込み完了の通知を取込部14から受ける。そして、自動取込みの場合、時間計測部18は、切断タイマを起動する。その後、切断猶予時間までカウントすると、時間計測部18は、切断時間の到来を取込部14及び通知部19に通知する。また、手動取込みの場合は、時間計測部18は、取込み完了の通知を取込部14から受けると、通知部19に取込み終了を通知する。
取込部14は、自動取込みが設定されている場合、WLAN部11がメモリカード3と接続すると自動取込みを開始する。また、手動取込みが設定されている場合、取込部14は、「全て取込み」又は「選んで取込み」を選択可能にユーザインタフェース15に表示させる。そして、操作者のユーザインタフェース15を用いた選択を受けて、取込部14は、指定された取込み方法で、メモリカード3からのコンテンツの取込みを開始する。
取込部14は、メモリカード3からのコンテンツの取込みが完了すると、取込み完了を時間計測部18に通知する。そして、自動取込みの場合、取込部14は、切断時間の到来の通知を時間計測部18から受けるまで、コンテンツの取込みを継続し、その間に追加されたコンテンツを取込む。これにより、例えばメモリカード3がカメラに装着されており、写真の撮影中に自動取込みを行った場合に、取込部14は、切断猶予時間中に新しく撮影された写真などを取込むことができる。取込部14は、切断時間の到来の通知を時間計測部18から受けるとコンテンツの取込みを終了し、WLAN部11にコンテンツ取込終了を通知する。
また、手動取込みの場合、取込部14は、取込み完了を時間計測部18に通知後、メモリカード3からのコンテンツの取込みを終了する。
また、メモリカード3からコンテンツの取込みを行っている間に、メモリカード3が未検出になった場合、取込部14は、取込んだコンテンツを保存するとともに、メモリカード3のSSIDに対応付けてどこまで取込みが完了しているかの情報を格納しておく。そして、その後、メモリカード3とWLAN部11とが再度接続した場合、取込部14は、取込みが完了しているコンテンツの次のコンテンツから取込みを開始することで、取込みを継続する。
また、メモリカード3からコンテンツの取込みを行っている間に、メモリカード3がタイムアウトした場合、取込部14は、取込んだコンテンツを保存するとともに、メモリカード3のSSIDに対応付けてどこまで取込みが完了しているかの情報を格納しておく。そして、その後、メモリカード3とWLAN部11とが再度接続した場合、取込部14は、取込みが完了しているコンテンツの次のコンテンツから取込みを開始することで、取込みを継続する。
通知部19は、メモリカード3からのコンテンツの取込み中に、タイムアウト内のメモリカード3の未検出の通知を時間計測部18から受けると、設定変更推奨通知をユーザインタフェース15に表示させる。例えば、メッセージは、「メモリカードのアクセスポイントが検出できませんでした。メモリカードを挿入した機器の省電力設定の時間を長く設定してください。」などである。これにより、操作者は、メモリカード3を挿入している機器の設定変更が望ましいことが把握できる。
また、通知部19は、メモリカード3からのコンテンツの取込み中に、タイムアウトの通知を時間計測部18から受けると、取込み途中切断メッセージをユーザインタフェース15に表示させる。例えば、自動取込みの場合、メッセージは、「xxx/xxxの写真を取込みました。10分を経過したためメモリカードのアクセスポイントが終了しました。取込みを継続する場合、再度メモリカードを挿入した機器の電源を入れてください。」などである。また、手動取込みの場合、メッセージは、「10分を経過したためメモリカードのアクセスポイントが終了しました。再度手動取込みを行う場合、メモリカードを挿入した機器の電源を入れてください。」などである。これにより、操作者は、取込まれたコンテンツの情報及び取込みを継続するための操作を把握できる。
通知部19は、メモリカード3からのコンテンツの取込み完了後、切断時間の到来又は取込み終了の通知を時間計測部18から受けると、通常切断メッセージをユーザインタフェース15に表示させる。例えば、通常切断メッセージは、「メモリカードを切断しルータに接続しなおします。」などである。これにより、操作者は、メモリカード3との接続が切れ、ルータ2への接続に切り替わることが把握できる。
次に、図6を参照して、本実施例に係るパソコンによるコンテンツ取込の処理の流れについて説明する。図6は、実施例3に係るパソコンによるコンテンツ取込の処理の流れのフローチャートである。パソコン1に格納された通信制御プログラムは、図6のフローチャートにおける各処理を、例えばパソコン1のCPUなどに実行させる。このフローチャートの以前に、WLAN部11は、ルータ2に接続されておりその状態を維持している場合で説明する。
WLAN部11は、メモリカード3の登録を受ける(ステップS101)。そして、WLAN部11は、メモリカード3のSSID及びタイムアウト時間を時間計測部18に送信する。時間計測部18は、SSIDに対応させてタイムアウト時間を記憶する。
操作者は、ユーザインタフェース15を用いて、時間計測部18が記憶するメモリカード3におけるアクセスポイントのタイムアウト時間を設定する。また、操作者は、メモリカード3が挿入されている機器を操作して、メモリカード3におけるアクセスポイントのタイムアウト時間を設定する(ステップS102)。ここで、本実施例では、運用形態に合わせるために、メモリカード3の予め設定されているアクセスポイントのタイムアウト時間を変更しているが、予め設定されているタイムアウト時間での運用などの場合、この変更は行わなくてもよい。
WLAN部11は、登録済みのメモリカード3を検出したか否かを判定する(ステップS103)。未検出の場合(ステップS103:否定)、WLAN部11は、メモリカード3を検出するまで待機する。
これに対して、メモリカード3を検出した場合(ステップS103:肯定)、時間計測部18は、WLAN部11からメモリカード3の検出の通知を受けて、メモリカード3のタイムアウト時間のカウントを開始する(ステップS104)。
取込部14は、取込みの設定として、自動取込みが設定されているか否かを判定する(ステップS105)。自動取込みが設定されている場合(ステップS105:肯定)、WLAN部11は、ルータ2との接続を切断し、メモリカード3と接続を確立する(ステップS106)。
取込部14は、メモリカード3からコンテンツの取込みを開始する(ステップS107)。
WLAN部11は、メモリカード3が存在しているか否かを判定する(ステップS108)。ここで、メモリカード3が存在しているとは、WLAN部11がメモリカード3を検出できていることを表す。メモリカード3が存在していない場合(ステップS108:否定)、WLAN部11は、メモリカード3の未検出を時間計測部18に通知し、ステップS125へ進む。これに対して、メモリカード3が存在している場合(ステップS108:肯定)、時間計測部18は、メモリカード3のタイムアウト時間が経過したか否かを判定する(ステップS109)。タイムアウト時間が経過していない場合、取込部14は、メモリカード3からのコンテンツの取込みが完了したか否かを判定する(ステップS110)。コンテンツの取込みが完了していない場合(ステップS110:否定)、取込部14は、ステップS108に戻る。
これに対して、コンテンツの取込みが完了した場合(ステップS110:肯定)、取込部14は、ユーザインタフェース15に取込み完了の簡易通知を表示させる(ステップS111)。
そして、取込部14は、取込み完了を時間計測部18に通知する。時間計測部18は、取込み完了の通知を受けると、切断タイマを起動する(ステップS112)。
取込部14は、切断タイマの稼働中にメモリカード3へコンテンツの追加が行われたか否かを判定する(ステップS113)。コンテンツの追加がない場合、パソコン1は、ステップS115へ進む。これに対して、コンテンツの追加がある場合、取込部14は、その追加コンテンツを取込む(ステップS114)。
そして、時間計測部18は、切断時間が到来したか否かを判定する(ステップS115)。切断時間が到来していない場合(ステップS115:否定)、取込部14は、ステップS113へ戻る。これに対して、切断時間が到来した場合(ステップS115:肯定)、時間計測部18は、切断時間の到来を取込部14及び通知部19へ通知する。取込部14は、切断時間の到来の通知を受けて、コンテンツの取込みを終了する。そして、通知部19は、切断時間の到来の通知を受けて、通常切断メッセージをユーザインタフェース15に表示させる(ステップS116)。
これに対して、取込み期間中にタイムアウト時間が経過した場合(ステップS109:肯定)、時間計測部18は、タイムアウト時間の到来をWLAN部11及び通知部19に通知する。通知部19は、自動での取込み途中切断メッセージをユーザインタフェース15に表示させる(ステップS117)。
一方、自動取込みでなく手動取込みが設定されている場合(ステップS105:否定)、取込部14は、ユーザインタフェース15に取込み方法選択の画面を表示させる。そして、操作者は、ユーザインタフェース15を用いて取込み方法を選択する(ステップS118)。
WLAN部11は、ルータ2との接続を切断し、メモリカード3と接続を確立する(ステップS119)。
取込部14は、メモリカード3からコンテンツの取込みを開始する(ステップS120)。
WLAN部11は、メモリカード3が存在しているか否かを判定する(ステップS121)。メモリカードが存在していない場合(ステップS121:否定)、WLAN部11は、メモリカード3の未検出を時間計測部18に通知し、ステップS125へ進む。これに対して、メモリカード3が存在している場合(ステップS121:肯定)、時間計測部18は、メモリカード3のタイムアウト時間が経過したか否かを判定する(ステップS122)。タイムアウト時間が経過していない場合、取込部14は、メモリカード3からのコンテンツの取込みが完了したか否かを判定する(ステップS123)。コンテンツの取込みが完了していない場合(ステップS123:否定)、取込部14は、ステップS121に戻る。
これに対して、コンテンツの取込みが完了した場合(ステップS123:肯定)、コンテンツ取込完了の通知を受けて、通知部19は、ステップS116に進む。
一方、取込み期間中にタイムアウト時間が経過した場合(ステップS122:肯定)、時間計測部18は、タイムアウト時間の到来をWLAN部11及び通知部19に通知する。通知部19は、手動での取込み途中切断メッセージをユーザインタフェース15に表示させる(ステップS124)。
また、コンテンツ取込中にメモリカードが存在しなくなった場合(ステップS108:否定、及びステップS121:否定)、時間計測部18は、メモリカード未検出を通知部19に通知する。通知部19は、メモリカードを挿入している機器の設定の変更を促す設定変更推奨通知をユーザインタフェース15に表示させる(ステップS125)。
メモリカード3が存在しなくなった場合、切断時間が到来した場合、又は取込み期間中にメモリカード3のタイムアウト時間が到来した場合、WLAN部11は、メモリカード3との接続を切断する切断処理を行う(ステップS126)。
そして、WLAN部11は、メモリカード3に接続する前に接続していたルータ2に再接続する(ステップS127)。
以上に説明したように、本実施例に係る情報処理装置は、メモリカードからのコンテンツの取込みの途中でメモリカードとの接続が切断された場合、その後、そのメモリカードに再接続すると、切断前の取込み処理を継続する。これにより、コンテンツの取込みの継続性が維持される。これにより、2重取込みなどを回避でき、情報処理装置の負荷を軽減できるとともに、接続時間を短くでき、消費電力を抑えることができる。
(ハードウェア構成)
図7は、各実施例にかかるパソコンのハードウェア構成図である。パソコン1は、CPU101、メモリ102、HDD(Hard Disk Drive)103、WLAN通信部104、表示部105及び入力部106を有している。
メモリ102、HDD103、WLAN通信部104、表示部105及び入力部106は、それぞれバスでCPU101に接続している。
表示部105は、モニタなどである。また、入力部106は、キーボードやマウスなどである。表示部105及び入力部106は、例えば、図1に示したユーザインタフェースの機能を実現する。
また、WLAN通信部104及びCPU101は、例えば、図1に示したWLAN部11の機能を実現する。
CPU101、メモリ102及びHDD103は、図1に示した切替制御部12、起動アプリ判定部13、取込部14及びアプリケーション実行部16、図3に示した時間判定部17、並びに、図5に示した時間計測部18及び通知部19の機能を実現する。
具体的には、HDD103は、切替制御部12、起動アプリ判定部13、取込部14、アプリケーション実行部16、時間計測部18及び通知部19などによる処理を実現するプログラム等の各種プログラムを記憶している。そして、CPU101は、これらプログラムをHDD103から読出し、メモリ102などに展開して実行することで、上述の各機能を実現するプロセスを生成する。また、HDD103には、取込まれたコンテンツなどが格納される。
図8は、各実施例にかかるメモリカードのハードウェア構成図である。メモリカード3は、CPU301、メモリ302及びWLAN通信部303を有している。
メモリ302及びWLAN通信部303は、それぞれバスでCPU301に接続している。
CPU301、メモリ302及びWLAN通信部303によって、パソコン1と通信をおこなうWLAN通信の機能が実現される。また、メモリ302は、SSID、パスワード及びタイムアウト時間などを記憶している。
1 パソコン
2 ルータ
3 メモリカード
11 WLAN部
12 切替制御部
13 起動アプリ判定部
14 取込部
15 ユーザインタフェース
16 アプリケーション実行部
17 時間判定部
18 時間計測部
19 通知部

Claims (6)

  1. ネットワークに接続するための無線通信の接続先となる接続装置及び無線通信を行う記憶媒体のうち無線通信可能なものを検出し、
    前記接続装置を検出した場合、前記接続装置に接続し、
    前記接続装置と接続している状態で、前記記憶媒体を検出した場合に、自装置において所定のアプリケーションが実行されているか否かを判定し、
    前記所定のアプリケーションが実行されていない場合、前記記憶媒体に最後に接続してからの経過時間が所定時間経過していれば、前記接続装置との接続を切断し、前記記憶媒体に接続する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする通信経路制御プログラム。
  2. 前記記憶媒体を検出したときに、前記記憶媒体に最後に接続してからの経過時間が所定時間経過していない場合、前記記憶媒体に接続するか否かを操作者に問い合わせる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の通信経路制御プログラム。
  3. 検出した前記記憶媒体に接続し、前記記憶媒体に記憶されているデータを取込み、
    前記記憶媒体からデータを取込んでいる間に前記記憶媒体を検出できなくなった場合、検出できなくなるまでに取込んだデータを保存しておき、
    検出できなくなった記憶媒体を再度検出した場合、該記憶媒体に接続し取込んでいないデータの取込みを再開する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信経路制御プログラム。
  4. 前記記憶媒体に接続してから前記記憶媒体の接続制限時間以内に前記記憶媒体を検出できなくなった場合、前記記憶媒体の電源設定の変更推奨の通知を行う処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項3に記載の通信経路制御プログラム。
  5. 前記記憶媒体に接続してから前記記憶媒体の接続制限時間が経過して前記記憶媒体を検出できなくなった場合、取込未完了の通知を行う処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の通信経路制御プログラム。
  6. ネットワークに接続するための無線通信の接続先となる接続装置及び無線通信を行う記憶媒体のうち無線通信可能なものを検出し、検出した接続装置及び無線通信のいずれかに接続して通信を行う通信部と、
    アプリケーションを実行するアプリケーション実行部と、
    前記通信部が前記接続装置と接続している状態で、前記記憶媒体が検出された場合に、前記アプリケーション実行部が所定のアプリケーションを実行しているか否かを判定する判定部と、
    前記アプリケーション実行部が所定のアプリケーションを実行していない場合、前記記憶媒体に最後に接続してからの経過時間が所定時間経過していれば、前記接続装置との接続を切断し、前記記憶媒体に接続するように前記通信部を制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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