JP6364866B2 - 端末装置、通信制御システム及び通信制御方法 - Google Patents

端末装置、通信制御システム及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、端末装置、通信制御システム及び通信制御方法に関する。
近年、Bluetooth(登録商標、以下同じ)やWi−Fi(登録商標、以下同じ)等のネットワークを介して電子機器同士が無線通信可能なシステムが構築されている(例えば、特許文献1参照)。スマートフォン等の端末装置と周辺機器とを接続するとき、周辺機器が無線LANのアクセスポイント(AP)の機能を有する場合がある。周辺機器がアクセスポイントになる接続形態では、周辺機器がマスター側、スマートフォンがスレーブ側となって接続が行われる。そのため、スマートフォンは、周辺機器にポーリングを送り、周辺機器の接続の状態を問い合わせ、可能であれば周辺機器と接続し、他の周辺機器との接続を切断することで、複数の周辺機器との無線LANの接続及び切断の切り替えが行われる。つまり、スマートフォンは、随時無線LANを切り替えて複数の周辺機器と通信する。これにより、時分割での擬似的な周辺機器への同時アクセスが可能となる。
特開2012−80284号公報
しかしながら、ある周辺機器との通信における処理負荷等から、他の周辺機器との接続に遅延が生じてしまう場合がある。例えば、周辺機器の一つであるカメラで撮影したデータをスマートフォンに送信する場合、カメラで撮影したデータが膨大であると、カメラからスマートフォンにデータを転送し、スマートフォン上に撮影された画像を表示するのに時間が掛かってしまう。そうすると、その間、スマートフォンと他の周辺機器との接続ができなくなり、他の周辺機器との間での通信処理に遅延が発生してしまう。
そこで、一つの側面では、複数の周辺機器と無線通信する際の接続を効率化することが可能な、端末装置、通信制御システム及び通信制御方法を提供することを目的とする。
一つの態様では、アプリケーションレイヤにおいて周辺機器との通信のセッションを確立するセッション確立部と、他の周辺機器へのアクセス要求に応じて物理レイヤにおいて接続中の周辺機器との接続を切断し、該アクセス要求された他の周辺機器に接続を切り替える接続切替部と、前記確立したセッションにおける周辺機器との通信の優先度を示す情報を管理する管理部と、を有し、前記接続切替部は、アプリケーションレイヤにおいて前記確立したセッションを保持した状態で、所定時間経過後に物理レイヤにおいて前記他の周辺機器の接続を切断し、前記優先度を示す情報に基づき特定される所望の周辺機器に接続を切り替える、端末装置が提供される。
一つの側面として、複数の周辺機器と無線通信する際の接続を効率化することができる。
複数の周辺機器と無線通信する際の処理遅延例を示す図。 無線通信時の接続切替処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態にかかる通信制御システムの一例を示す図。 一実施形態にかかるスマートフォンのハードウェア構成例を示す図。 一実施形態にかかるスマートフォンの機能構成例を示す図 一実施形態にかかるタスクテーブルの一例を示す図。 第1実施形態にかかる通信制御処理の一例を示すフローチャート。 第1実施形態にかかる通信制御処理の一例を示すタイムチャート。 第1実施形態にかかる通信制御システムの構成例を示す図。 第2実施形態にかかる通信制御システムの構成例を示す図。 第2実施形態にかかるデバイス制御処理の一例を示すフローチャート。 第3実施形態にかかる通信制御システムの構成例を示す図。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
<はじめに>
例えば、周辺機器の一つであるカメラで撮影したデータをスマートフォンに送信する処理について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、複数の周辺機器と無線通信する際の処理遅延が生じる場合の一例を示す。図2は、無線通信時の接続の切替処理の一例を示すフローチャートである。
まず、スマートフォンはカメラ(AP1)とセッション1を開始(Session1 start)する。次に、スマートフォンは、アクセス要求のコマンド(command)をカメラに送信する。アクセス要求のコマンドを受信したカメラは、カメラで撮影したデータ(data)を送信する。データの送信が終了すると、セッション1を終了(Session1 end)する。
このとき、カメラで撮影したデータが膨大であると、カメラからスマートフォンにデータを転送し、スマートフォン上に撮影された画像を表示するまでに時間が掛かってしまう。そうすると、その間、スマートフォンと他の周辺機器AP2,AP3との接続ができなくなり、他の周辺機器AP2,AP3との間で通信処理の遅延(応答なし)が発生する。
図2は、スマートフォンのアプリケーションが実行する処理の一例である。カメラ(AP1)で撮影したデータを受信する場合、アクセス要求(データ要求)のコマンドが送信されたかが判定される(ステップS100)。送信された場合、スマートフォンは、他の周辺機器の接続を切断して、無線LAN(WLAN:Wireless Local Area Network)を周辺機器AP1に接続する接続切替を行う(ステップS101)。次に、スマートフォンは、周辺機器AP1にデータ送信命令のコマンドを送信し(ステップS102)、データを受信するまで待機する(ステップS103)。次に、スマートフォンは、データを受信し(ステップS104)、データの受信が完了したらステップS100に戻って次のアクセス要求を待つ。
一方、スマートフォンが周辺機器AP2からデータを取得する場合、アクセス要求のコマンドが送信されたかが判定される(ステップS100)。送信された場合、スマートフォンは、現在接続されている周辺機器AP1の接続を切断して、無線LANを周辺機器AP2に接続する接続切替を行う(ステップS101)。次に、スマートフォンは、周辺機器AP2にデータ送信命令のコマンドを送信し(ステップS102)、データを受信したと判定するまで待機する(ステップS103)。ところが、周辺機器AP1からのデータ送信に時間が掛かると、周辺機器AP2は、周辺機器AP1のデータ送信が完了するまで接続切替ができず、セッションを確立できない。その結果、スマートフォンは、周辺機器AP2からデータを受信(ステップS104)するのに時間が掛かる。周辺機器AP3も同様にデータを受信(ステップS104)するのに時間が掛かる。
これに対して、以下に説明する本発明の一実施形態にかかる通信制御システムでは、複数の周辺機器と無線通信する際の接続を効率化し、複数の周辺機器の通信の接続及び切断をスムーズに行うことができる。以下、本実施形態にかかる通信制御システムについて説明する。
[システムの全体構成]
まず、本発明の第1実施形態にかかる通信制御システムについて、図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の第1実施形態にかかる通信制御システムの一例を示す。
本実施形態にかかる通信制御システム5は、周辺機器AP1、AP2,AP3及びスマートフォン4を有する。
周辺機器AP1、AP2,AP3は、無線LANのアクセスポイント(AP)となる機能を有する。以下、周辺機器AP1、AP2,AP3を総称して周辺機器APとも表記する。周辺機器APの一例としては、HDD(Hard Drive Disk)、カメラ、プリンタ、複写機、スキャナ、STB(セットトップボックス)が挙げられる。ただし、周辺機器APは、これに限られず、Wi−Fi等の無線LANによりスマートフォン4と接続可能な機器であればよい。
スマートフォン4は、Wi−Fi等の無線LANにより複数の周辺機器APと無線通信する端末装置の一例である。端末装置の他の例としては、タブレット端末、携帯電話、電子書籍、ゲーム機器、電子辞書、音楽再生機器等が挙げられる。
[スマートフォンのハードウェア構成]
次に、本実施形態にかかるスマートフォン4のハードウェア構成の一例について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態にかかるスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す。
一実施形態にかかるスマートフォン4は、CPU(Central Processing Unit)10、メモリ11、カメラ13、タイマ14、2次記憶装置15、無線通信I/F(Interface)17及び外部I/F18を有する。
CPU10は、スマートフォン4が備える各部を統括して制御する。メモリ11には、スマートフォン4が備える機能を実現するためのプログラムが記憶されている。また、2次記憶装置15にCPU10が実行する制御プログラム、OSプログラム、及びCPU10が、スマートフォン4が有する各種機能を実行するためのアプリケーションプログラムが記憶されてもよい。CPU10は、メモリ11や2次記憶装置15に記憶されたプログラムを読み出して実行することでスマートフォン4の各種機能を実現する。例えば、CPU10は、アプリケーションプログラムの命令(コマンド)を逐次取り込んで解読し、その内容、演算、データ転送、制御などを実行する。その際、CPU10は、アプリケーションプログラムからの要求に応じて周辺機器APと通信を行い、周辺機器APと連携してアプリケーションを実行する。
カメラ13は、レンズ及び撮像素子を有し、被写体を印刷した印刷物や文書を撮影してその画像データをスマートフォン4に取り込む。タイマ14は、所定時間を計時する。メモリ11は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成され得る。2次記憶装置15は、EEPROM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置で構成され得る。
無線通信I/F17は、外部の装置と無線通信するためのインターフェースである。例えば、無線通信I/F17は、IrDA、IrSSなどの赤外線通信、Bluetoothによる通信、Wi−Fiによる通信、非接触型ICカードのいずれかの無線通信手段を実現するためのインターフェースである。
外部I/F18は、外部の装置をスマートフォン4に接続するためのインターフェースである。例えば、外部I/F18は、外付けの記録媒体(メモリカード等)を挿し込むためのソケット、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子、USB(Universal Serial Bus)端子等で実現される。この場合、CPU10は、外部I/F18を介して、外部の装置からデータを取得する。
[スマートフォンの機能構成]
次に、本実施形態にかかるスマートフォン4の機能構成の一例について、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施形態にかかるスマートフォンの機能構成の一例を示す。
一実施形態にかかるスマートフォン4は、撮像部100、アプリケーション実行部101、管理部102、タスクテーブル103、セッション確立部104、接続切替部106、計時部107、データ送信部108及びデータ受信部109を有する。
撮像部100は、所望の被写体を撮影した画像データを取り込む。撮像部100は、例えばカメラ13により実現される。アプリケーション実行部101は、スマートフォン4に搭載されたアプリケーションを実行する。アプリケーション実行部101は、アプリケーション実行中に周辺機器APからデータを取得する処理が発生すると、周辺機器APとの通信接続を要求する。
セッション確立部104は、アプリケーションレイヤにおいて周辺機器APとの通信のセッションを確立する。
管理部102は、確立したセッションにおいて生じる周辺機器との通信のタスク情報をタスクテーブル103に記憶して管理する。図6は、一実施形態にかかるタスクテーブル103の一例を示す。タスクテーブル103には、タスクNO.130、周辺機器名131、周辺機器のアドレス132、スリープモードへの移行時間133、デフォルト値134、タスクの種類135及びタスクの状態136が記憶されている。これらの情報は、確立したセッション中に生じる周辺機器との通信のタスク情報の一例である。例えば、セッション確立後に生じるアクセス要求やデータ送信等のタスクが発生するとその際の通信のタスク情報が保存される。アクセス要求やデータ送信等の周辺機器との通信が終了すると、タスクテーブル103から自動消去される。つまり、タスクテーブル103は、FIFO(First In First Out)の機能を有する。
タスクNO.130は、周辺機器AP1、AP2,AP3へのアクセス要求(データ要求やその他の命令を指示)や周辺機器AP1、AP2,AP3からのレスポンス(データ送信、Wiat通知)が発生し、タスクテーブル103に記憶した順番である。周辺機器名131は、周辺機器AP1、AP2,AP3の識別名である。周辺機器のアドレス132は、周辺機器AP1、AP2,AP3と通信する際の周辺機器AP1、AP2,AP3のアドレスである。周辺機器のアドレス132には、例えば、マックアドレスを用いてもよい。
スリープモードへの移行時間133は、周辺機器AP1、AP2,AP3の電源がオフになるまでの時間を示す。周辺機器AP1、AP2、AP3は、スリープモードへの移行時間経過後に周辺機器毎に設定された省エネルギーモード(いわゆるスリープモード)に移行する。
デフォルト値134は、実行中のアプリケーションがバックグラウンドで動作しているアプリケーションの場合に「0」に設定され、フロントアプリケーション(バックグラウンドで動作するアプリケーション以外)の場合に「1」に設定される。
タスクの種類135には、コントロール系「Control」又はデータ系「Data」が設定される。タスクの種類135は、周辺機器APを制御するタスクの場合にはコントロール系、周辺機器APとデータ通信するタスクの場合にはデータ系となる。コントロール系のタスクの一例としては周辺機器APの電源のオン及びオフを制御するコマンドの送信が挙げられる。データ系のタスクの一例としては画面を構成する画像データの送信が挙げられる。
タスクの状態136は、タスクの進捗状況を示す。「処理中」は、タスクが現在処理されていることを示す。「suspend」は、タスクが途中で中断していることを示す。「completed」は、タスクが処理済みであることを示す。タスクの状態136が「completed」になると、そのタスク情報はタスクテーブル103から自動消去される。
以上に説明したように、タスクテーブル103に記憶される通信のタスク情報には、周辺機器APとの通信の優先度を示す情報が含まれてもよい。たとえば、周辺機器APとの通信の優先度を示す情報には、各タスクが発生した順番を示すタスクNO.130が含まれてもよい。この場合、タスクNO.130が小さいほど古いタスクであり、優先的に処理されるタスクと判定してもよい。
周辺機器APとの通信の優先度を示す情報には、スリープモードへの移行時間133が含まれてもよい。この場合、スリープモードへの移行時間133が短いほど優先的に処理されるタスクと判定してもよい。
周辺機器APとの通信の優先度を示す情報には、デフォルト値134が含まれてもよい。この場合、デフォルト値134が「1」に設定されているときには、フロントアプリケーションが動作しているため、「0」に設定されているバックグラウンドアプリケーションよりも優先的に処理されるタスクと判定してもよい。
周辺機器APとの通信の優先度を示す情報には、タスクの状態136が含まれてもよい。この場合、タスクの状態136が「suspend」の場合、タスクの処理は途中の状態であり、タスクの状態136が「処理中」のタスクよりも優先度が低いと判定してもよい。
接続切替部106は、アプリケーションレイヤにおいて確立したセッションを保持した状態で、物理レイヤにおいて複数の周辺機器APの接続及び切断を切り替える。例えば、接続切替部106は、他の周辺機器へのアクセス要求に応じて物理レイヤにおいて接続していた周辺機器との接続を切断し、該アクセス要求がされた他の周辺機器に接続を切り替える。その場合、接続切替部106は、タスクテーブル103に記憶された通信のタスク情報に基づき、アプリケーションレイヤにおいて確立したセッションを保持した状態で、物理レイヤにおいて次に接続の切り替えを行う周辺機器を特定する。
データ送信部108は、接続されている周辺機器APに所望のデータを送信する。データ受信部109は、接続されている周辺機器APから所望のデータを受信する。
以上、第1〜第3実施形態にかかるスマートフォン4のハードウェア構成及び機能構成について説明した。次に、第1〜第3実施形態にかかるスマートフォンの動作について順に説明する。
<第1実施形態>
[スマートフォンの動作(通信制御処理)]
第1実施形態にかかるスマートフォン4が実行する通信制御処理の一例について、図7を参照しながら説明する。図7は、第1実施形態にかかる通信制御処理の一例を示すフローチャートである。
前提として、セッション確立部104により周辺機器AP1、AP2、AP3との通信のセッションは既に確立され、確立したセッションの保持が管理されている(図8のSession1,2,3 startの状態)。
例えば、実行中のアプリケーションからの命令で周辺機器AP1へアクセス要求のコマンドが送信されると(図8のCommand1)、図6に示したように、タスクテーブル103には周辺機器AP1へのコントロール系のタスク(タスクNO.1)が記憶される。このようにして発生するタスクに関する情報は、確立したセッション中に生じる周辺機器との通信のタスク情報として管理部102により管理される。なお、タスクテーブル103に記憶されたタスクは、そのタスクが処理済みになったときにタスクテーブル103から消去される。
(通信制御処理:データ送信側の処理)
さて、図7の通信制御処理(データ送信側の処理)が開始され、周辺機器APにデータ要求(アクセス要求)がされると(ステップS200)、接続切替部106は、そのデータ要求がコントロール系の要求かデータ系の要求かを判定する(ステップS201)。
データ系の要求の場合、接続切替部106は、要求されたデータがすでにキャッシュ済みかを判定する(ステップS202)。例えば、ブラウザ上の画像等のデータがすでにスマートフォン4のメモリ11や2次記憶装置15に取得済みのとき、データはキャッシュ済みであると判定される。データがキャッシュ済みであると判定された場合、接続切替部106は、データはキャッシュ済であることの応答、及び自動更新(データ受信)をスタートさせる指示を送信する(ステップS203)。この通知及び指示を受けて、後述される通信制御処理(データ受信側の処理)が開始される。
ステップS202にてキャッシュ済みでない場合、又は、ステップS201にてコントロール系の要求の場合、接続切替部106は、データ受信部109で実行中のデータの自動更新をストップさせる(ステップS204)。
次に、接続切替部106は、他の周辺機器へのアクセス要求に応じて物理レイヤにおいて接続していた周辺機器との接続を切断し、該アクセス要求がされた他の周辺機器に接続を切り替える(ステップS205)。このとき、アプリケーションレイヤにおいて確立したセッションは保持された状態で物理レイヤにおいて周辺機器の接続が切り替えられる。
次に、フロントアプリケーションからのアクセス要求である場合、管理部102は、タスクテーブル103のデフォルト値に「1」を設定する(ステップS206)。次に、データ送信部108は、データ送信命令及び自動更新(データ受信)をスタートさせる指示を送信する(ステップS207)。
なお、ステップS200においてデータ要求(アクセス要求)がされない場合、データ送信部108は、アクセスが終了したかを判定する(ステップS208)。アクセスが終了していない場合にはステップS200に戻り、アクセスが終了した場合には、終了したタスクのデフォルト値を「0」にセットし、デフォルト値を解除する(ステップS209)。
例えば、図8には、スマートフォン4で実行するアプリケーションが切り替えられて、アプリケーションレイヤにおいて周辺機器AP1、AP2、AP3とのセッションが確立されている状態である(Session1,2,3 start)。この状態で周辺機器AP1にアクセス要求のコマンド1(command1)が送信された後に、周辺機器AP2にアクセス要求のコマンド2(command2)が送信される場合を例に挙げる。この場合、アプリケーションレイヤにおいて周辺機器AP1、AP2、AP3との間で確立したセッションを保持した状態で、接続切替部106は、物理レイヤにおいて周辺機器の接続を切り替える。
図8では、接続切替部106は、周辺機器AP2へのアクセス要求に応じて物理レイヤにおいて接続していた周辺機器AP1との接続を切断し、該アクセス要求がされた他の周辺機器AP2に接続を切り替える。そして、データ送信部108は、周辺機器AP2にアクセス要求のコマンド2(command2)を送信する。これにより、周辺機器AP2にデータ送信命令が通知される。
その後、周辺機器AP3にアクセス要求のコマンド3(command3)が送信された場合、接続切替部106は、物理レイヤにおいて周辺機器AP2の接続を切断し、周辺機器AP3に接続を切り替える。このとき、アプリケーションレイヤにおいて確立したセッションは保持された状態で物理レイヤにおいて周辺機器の接続が切り替えられる。データ送信部108は、周辺機器AP3にアクセス要求のコマンド3(command3)を送信する。これにより、周辺機器AP3にデータ送信命令が通知される。
(通信制御処理:データ受信側の処理)
上記データ送信側の処理とは非同期に、所定時間経過後、図7の通信制御処理(データ受信側の処理)が開始される。接続切替部106は、タスクテーブル103を更新する(ステップS300)。
次に、接続切替部106は、データの自動更新(データ受信)が可能かを判定する(ステップS301)。データの自動更新が可能でない場合、ステップS300、S301の処理を繰り返す。データの自動更新が可能な場合、接続切替部106は、タスクテーブル103のコマンド1のタスク情報に含まれるデフォルト値が「1」に設定されているかを判定する(ステップS302)。デフォルト値が「1」に設定されている場合、接続切替部106は、フロントアプリケーションからの要求であるため、優先度が高いタスクであると判定し、処理中の周辺機器APからのデータを読み出す(ステップS303)。例えば、図6では、デフォルト値134が「1」のタスクNo.1が実行され、周辺機器AP1からのデータが読み出され、データ受信部109により受信される。
一方、デフォルト値134が「0」の場合、接続切替部106は、サスペンド中、或いは1分以内に電源がオフになる周辺機器からのデータを読み出す(ステップS304)。例えば、接続切替部106は、タスクテーブル103のコマンド2のタスク情報に含まれるタスクの状態136が「suspend」の周辺機器APからデータを読み出すようにしてもよい。又は、接続切替部106は、スリープモードへの移行時間133が短い周辺機器APからデータを読み出すようにしてもよい。接続切替部106は、タスクテーブル103に記憶したタスクの優先度を判定する情報のうち、デフォルト値134、タスクの状態136、スリープモードへの移行時間133、タスクNo.130のうちの少なくともいずれの情報に基づき、データを読み込む周辺機器の優先順位を決定することができる。
次に、接続切替部106は、タスクテーブル103のタスク情報に基づき、ステップS304で優先順位が最も高いと判定された周辺機器APに物理レイヤにおいて接続を切り替える(ステップS305)。例えば、ステップS304において周辺機器AP2の優先順位が最も高いと判定された場合、接続切替部106は、周辺機器AP1の接続を切断し、周辺機器AP2を接続する。このとき、セッションは確立されたままの状態で物理レイヤの接続のみが切り替えられる。データ受信部109は、接続された周辺機器AP(ここでは、周辺機器AP2)にデータ受信を要求し、所望のデータを受信する(ステップS306)。これにより、スマートフォン4は、データを受信するか、応答待ちを受信するか、エラー情報を受信する。例えば、図8では、スマートフォン4からのコマンド1に対して、周辺機器AP1から応答待ち(Wait response)が送信されている。
次に、ステップS300〜S304の処理が実行され、ステップS304において周辺機器AP3の優先順位が最も高いと判定された場合、接続切替部106は、周辺機器AP2の接続を切断し、周辺機器AP3を接続するように物理レイヤの接続を切り替える。データ受信部109は、接続された周辺機器AP3にデータ受信要求し、所望のデータを受信する(ステップS306)。これにより、スマートフォン4は、図8に示されるdata2のデータ及びdata3のデータを受信する。data2のデータ及びdata3のデータの受信が完了すると、タスクテーブル103の周辺機器AP2(タスクNo.2),周辺機器AP3(タスクNo.3)タスクの状態136が処理済となり、タスクテーブル103から消去される。その結果、次に実行されるタスクは、タスクテーブル103に記憶されている周辺機器AP1(タスクNo.1)となる。よって、接続切替部106は、周辺機器AP1と物理レイヤの接続を行い、データ受信部109は、図8のdata1のデータを受信する。なお、すべてのタスクが処理済になったとき、セッション確立部104は、確立したセッションを終了する(図8のSession1,2,3 end)。
以上に説明したように、第1実施形態にかかる通信制御処理によれば、セッションを確立した状態で、周辺機器AP1から送信されるデータ量が多いdata1のタスクをdata2、3のタスクよりも後に処理することができる。これにより、周辺機器AP2、AP3との間での通信処理に遅延が生じることを回避できる。
また、本実施形態では、物理レイヤにおいて各周辺機器APとの接続の切り替えが制御され、各周辺機器とのセッションは確立した状態が保持される。これにより、複数の周辺機器と無線通信する際の接続を効率化することができる。
(構成例)
第1実施形態にかかる通信制御システム5としては、例えば、図9に示したように、スマートフォン4がローカルWebサーバと連携し、周辺機器AP(周辺機器(デバイス)がアクセスポイントとしても機能)がWebサーバと連携する構成例が挙げられる。スマートフォン4上で動作するアプリケーションは、ローカルWebサーバにアクセスし、ローカルWebサーバは、アプリケーションからの要求に応じて無線LANの物理レイヤの接続及び切断の切り替えを制御する。その際、ローカルWebサーバは、図7のフローに示されるデータ送信側の接続切替及びデータ受信側の接続切替のロジックを用いて周辺機器の切り替えを行う。つまり、ローカルWebサーバは、タスクテーブル103(FIFO)の各タスクの状態に基づき、データ通信を行う周辺機器APを特定し、物理レイヤにおいて周辺機器APの接続を切り替える。そして、ローカルWebサーバは、接続された周辺機器APへのデータ送信及びデータ受信をそれぞれ別々に制御する。
接続された周辺機器APのWebサーバは、データ送信の要求に応じて周辺機器に保存された所望のデータを送信する。同様にして、Webサーバは、データ受信の要求に応じて周辺機器に保存された所望のデータを受信する。
以上に説明したように、本実施形態では、スマートフォン4がデータ送信側の接続切替及びデータ受信側の接続切替を非同期に行うことで、スマートフォン4と複数の周辺機器APとの同時接続を擬似的に実現する。これにより、スマートフォン4を使用するユーザへの応答性を高めることができる。
以上は、第1実施形態にかかる通信制御システム5の一例であって、通信制御システム5の適用形態はこれに限らない。例えば、図9に示した通信制御システム5の構成では、物理レイヤの接続切替は、スマートフォン4のアプリケーションからの指示に応じてローカルWebサーバで実行された。しかしながら、物理レイヤの接続切替の機能は、ローカルWebサーバ以外のサーバやスマートフォン4で実行されてもよい。また、タスクテーブル103は、スマートフォン4内の記憶領域に記憶されてもよいし、それ以外の記憶領域であってスマートフォン4やローカルWebサーバがアクセス可能な記憶領域に記憶されてもよい。
<第2実施形態>
(構成例)
次に、第2実施形態にかかる通信制御システム5について、図10を参照しながら説明する。第2実施形態にかかる通信制御システム5は、図10に示したように、Webサーバにてデバイス制御を行う(デバイス制御ロジック)。第2実施形態にかかる通信制御システム5では、Webサーバにてデバイス制御を行うこと以外は、第1実施形態にかかる通信制御システム5と同じである。このため、以下ではデバイス制御ロジックを中心に説明し、それ以外の説明を省略する。
第2実施形態では、周辺機器APと連携するWebサーバは、スマートフォン4から送信されるコマンドを管理する機能を有する。例えば、Webサーバは、スマートフォン4から送信されるコマンドを記憶する。また、Webサーバは、記憶されたコマンドの実行状況を示すステータスをコマンドに対応させて記憶する。コマンド及びコマンドのステータスが記憶される記憶領域は、周辺機器内外のいずれも記憶領域であってもよい。
Webサーバは、コマンドの実行状況に基づき周辺機器(デバイス)を制御する。Webサーバのデバイス制御について、図11のデバイス制御処理のフローチャートを参照しながら説明する。
デバイス制御処理が開始されると、Webサーバは、アクセス要求を受信したかを判定し(ステップS400)、受信したと判定するとアクセス要求に応じたコマンドを記憶する(ステップS401)。次に、Webサーバは、コマンドに応じたデータの読み出しが実行されたかを判定する(ステップS402)。データの読み出しが実行されていない場合、ステップS400に戻り、ステップS400の処理を繰り返す。
一方、データの読み出しが実行された場合、Webサーバは、データの読み出しが完了したかを判定する(ステップS403)。完了した場合、Webサーバは、コマンドのステータスに完了を記憶する(ステップS404)。一方、完了していない場合、Webサーバは、コマンドのステータスに未完了を記憶する(ステップS405)。
次に、Webサーバは、ステータスが完了かを判定する(ステップS406)。完了の場合、Webサーバは、スリープモードの移行時間経過後にスリープモードに移行する(ステップS407)。一方、未完了の場合、Webサーバは、スリープモードの移行時間経過後であってもスリープモードに移行しない(ステップS408)。
以上に説明したように、第2実施形態にかかる通信制御システム5によれば、周辺機器によりコマンドの実行状況を示すステータスが記憶され、管理される。これにより、第2実施形態では、接続が切断され、データの読み取りが途中で中断した状態の周辺機器は、移行時間経過後であってもスリープモードへ移行しないように制御できる。これによれば、スリープモードへ移行してデータが消去されることを防ぐことができる。よって、ある周辺機器においてデータの読み取りが途中で中断しても、その周辺機器が再接続されたときに、データの読み取りを中断された途中のデータから始めることができる。
<第3実施形態>
(構成例)
最後に、第3実施形態にかかる通信制御システム5について、図12を参照しながら説明する。図12に示したように、第3実施形態にかかる通信制御システム5は、第1実施形態の接続切替ロジック及び第2実施形態のデバイス制御ロジックによる制御に加えて、周辺機器がコールバックの通知を行う構成を有する。
第3実施形態にかかる通信制御システム5では、コールバックの通知を行うこと以外は、第2実施形態にかかる通信制御システム5と同じである。このため、以下ではコールバックの通知を中心に説明し、それ以外の説明を省略する。
第3実施形態では、周辺機器は、データ送信準備が完了したら、コールバックの通知を行う。このコールバックの通知は、データの通信に用いる無線LANとは異なる通信手段を用いて実行される。例えば、データの通信に用いる無線LANがWi−Fiの場合、それ以外の通信手段、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)等の通信手段を用いてコールバックの通知がブロードキャスト送信される。周辺機器とデータ通信可能な位置にあるスマートフォン4は、このコールバックの通知を受信する。
コールバックで通知される情報には、周辺機器を特定するための情報(例えば、WLAN SSID:Service Set Identifier)が含まれる。これにより、スマートフォン4は、どの周辺機器がデータ送信準備を完了したかを知ることができ、スマートフォン4側からの無駄なポーリングを減らすことができる。
以上、端末装置、通信制御システム及び通信制御方法を上記実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。また、上記実施形態及び変形例が複数存在する場合、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
アプリケーションレイヤにおいて周辺機器との通信のセッションを確立するセッション確立部と、
他の周辺機器へのアクセス要求に応じて物理レイヤにおいて接続中の周辺機器との接続を切断し、該アクセス要求された他の周辺機器に接続を切り替える接続切替部と、を有し、
前記接続切替部は、
アプリケーションレイヤにおいて前記確立したセッションを保持した状態で、所定時間経過後に物理レイヤにおいて前記他の周辺機器の接続を切断し、所望の周辺機器に接続を切り替える、
端末装置。
(付記2)
前記確立したセッションにおける周辺機器との通信のタスク情報を管理する管理部を有し、
前記接続切替部は、
前記通信のタスク情報に基づき特定される前記所望の周辺機器に接続を切り替える、
付記1に記載の端末装置。
(付記3)
前記通信のタスク情報には、周辺機器との通信の優先度を示す情報が含まれ、
前記接続切替部は、
前記優先度を示す情報に基づき特定される前記所望の周辺機器に接続を切り替える、
付記2に記載の端末装置。
(付記4)
アプリケーションレイヤにおいて周辺機器との通信のセッションを確立するセッション確立部と、
他の周辺機器へのアクセス要求に応じて物理レイヤにおいて接続中の周辺機器との接続を切断し、該アクセス要求された他の周辺機器に接続を切り替える接続切替部と、を有する端末装置と、
前記アクセス要求に応じて前記端末装置にデータを送信する複数の周辺機器と、を備え、
前記接続切替部は、
アプリケーションレイヤにおいて前記確立したセッションを保持した状態で、所定時間経過後に物理レイヤにおいて前記他の周辺機器の接続を切断し、所望の周辺機器に接続を切り替える、
通信制御システム。
(付記5)
前記複数の周辺機器のそれぞれは、
前記端末装置から受信したコマンドの実行状況を示すステータスを記憶し、
前記ステータスに応じて移行時間経過後にスリープモードへ移行するかを管理する、
付記4に記載の通信制御システム。
(付記6)
前記複数の周辺機器のそれぞれは、
前記端末装置へのデータの送信準備が完了したことを、前記セッションを確立した通信手段と異なる通信手段を用いて通知する、
付記4又は5に記載の通信制御システム。
(付記7)
前記確立したセッションにおける周辺機器との通信のタスク情報を管理する管理部を有し、
前記接続切替部は、
前記通信のタスク情報に基づき特定される前記所望の周辺機器に接続を切り替える、
付記4〜6に記載の通信制御システム。
(付記8)
前記通信のタスク情報には、周辺機器との通信の優先度を示す情報が含まれ、
前記接続切替部は、
前記優先度を示す情報に基づき特定される前記所望の周辺機器に接続を切り替える、
付記7に記載の通信制御システム。
(付記9)
アプリケーションレイヤにおいて周辺機器との通信のセッションを確立し、
他の周辺機器へのアクセス要求に応じて物理レイヤにおいて接続中の周辺機器との接続を切断し、該アクセス要求された他の周辺機器に接続を切り替える処理をコンピュータが実行し、
前記接続を切り替える処理は、
アプリケーションレイヤにおいて前記確立したセッションを保持した状態で、所定時間経過後に物理レイヤにおいて前記他の周辺機器の接続を切断し、所望の周辺機器に接続を切り替える、通信制御方法。
(付記10)
前記確立したセッションにおける周辺機器との通信のタスク情報を管理し、
前記接続を切り替える処理は、
前記通信のタスク情報に基づき特定される前記所望の周辺機器に接続を切り替える、
付記9に記載の通信制御方法。
(付記11)
前記通信のタスク情報には、周辺機器との通信の優先度を示す情報が含まれ、
前記接続を切り替える処理は、
前記優先度を示す情報に基づき特定される前記所望の周辺機器に接続を切り替える、
付記10に記載の通信制御システム。
1:画像形成装置
4:スマートフォン
5:通信制御システム
10:CPU
11:メモリ
13:カメラ
15:2次記憶装置
17:無線通信I/F
18:外部I/F
100:撮像部アプリケーション
101:実行部
102:管理部
103:タスクテーブル
104:セッション確立部
106:接続切替部
108:データ送信部
109:データ受信部
130:タスクNo.
133:スリープモードへの移行時間
134:デフォルト値
135:タスクの種類
136:タスクの状態
AP、AP1,AP2、AP3:周辺機器

Claims (6)

  1. アプリケーションレイヤにおいて周辺機器との通信のセッションを確立するセッション確立部と、
    他の周辺機器へのアクセス要求に応じて物理レイヤにおいて接続中の周辺機器との接続を切断し、該アクセス要求された他の周辺機器に接続を切り替える接続切替部と、
    前記確立したセッションにおける周辺機器との通信の優先度を示す情報を管理する管理部と、を有し、
    前記接続切替部は、
    アプリケーションレイヤにおいて前記確立したセッションを保持した状態で、所定時間経過後に物理レイヤにおいて前記他の周辺機器の接続を切断し、前記優先度を示す情報に基づき特定される所望の周辺機器に接続を切り替える、
    端末装置。
  2. 前記管理部は、前記確立したセッションにおける周辺機器との通信のタスク情報を管理し、
    前記接続切替部は、
    前記通信のタスク情報に基づき特定される前記所望の周辺機器に接続を切り替える、
    請求項1に記載の端末装置。
  3. アプリケーションレイヤにおいて周辺機器との通信のセッションを確立するセッション確立部と、
    他の周辺機器へのアクセス要求に応じて物理レイヤにおいて接続中の周辺機器との接続を切断し、該アクセス要求された他の周辺機器に接続を切り替える接続切替部と、を有する端末装置と、
    前記アクセス要求に応じて前記端末装置にデータを送信する複数の周辺機器と、を備え、
    前記接続切替部は、
    アプリケーションレイヤにおいて前記確立したセッションを保持した状態で、所定時間経過後に物理レイヤにおいて前記他の周辺機器の接続を切断し、所望の周辺機器に接続を切り替え、
    前記複数の周辺機器のそれぞれは、
    前記端末装置へのデータの送信準備が完了したことを、前記セッションを確立した通信手段と異なる通信手段を用いて通知する、
    通信制御システム。
  4. 前記複数の周辺機器のそれぞれは、
    前記端末装置から受信したコマンドの実行状況を示すステータスを記憶し、
    前記ステータスに応じて移行時間経過後にスリープモードへ移行するかを管理する、
    請求項に記載の通信制御システム。
  5. 前記複数の周辺機器のそれぞれは、
    前記端末装置へのデータの送信準備が完了したことを、前記セッションを確立した通信手段と異なる通信手段を用いて通知する、
    請求項3又は4に記載の通信制御システム。
  6. アプリケーションレイヤにおいて周辺機器との通信のセッションを確立し、
    他の周辺機器へのアクセス要求に応じて物理レイヤにおいて接続中の周辺機器との接続を切断し、該アクセス要求された他の周辺機器に接続を切り替え、
    前記確立したセッションにおける周辺機器との通信の優先度を示す情報を管理する処理をコンピュータが実行し、
    前記接続を切り替える処理は、
    アプリケーションレイヤにおいて前記確立したセッションを保持した状態で、所定時間経過後に物理レイヤにおいて前記他の周辺機器の接続を切断し、前記優先度を示す情報に基づき特定される所望の周辺機器に接続を切り替える、
    通信制御方法。
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