JP6976127B2 - 撮像装置及び情報処理装置及びそれらの制御方法、並びに情報処理システム - Google Patents

撮像装置及び情報処理装置及びそれらの制御方法、並びに情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は撮像装置及び情報処理装置及びそれらの制御方法、並びに情報処理システムに関するものである。
通信速度は遅いものの、低消費電力で動作できるBluetooth(登録商標)という規格が存在する。特にVersion4.0以降は、低消費電力に注力することで幅広い分野の機器で採用が進んでいる。一般的にVersion4.0以降のBluetooth(登録商標)は、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以下BLE)と呼ばれている。
デジタルカメラが外部機器から位置情報の提供を受け、撮影した画像にその位置情報を付与するという技術が知られている。例えば、特許文献1である。この特許文献1では、Global Positioning System(以下GPS)機能を有する撮像装置が自身のGPS機能から位置情報を取得できないときに、外部装置から位置情報を提供してもらうことで撮影画像に位置情報を付与する技術を開示している。
さらにデジタルカメラが電力消費に優れたBLEを活用することでスマートデバイスと常時接続することで、定期的に位置情報を提供してもらうことで撮影した画像に位置情報を付与することができる。
特開2008−72228号公報
通常、デジタルカメラはスマートデバイスとBLEで常時接続することで定期的に位置情報の提供を受けられる。しかしながら例えば、デジタルカメラがスマートデバイス以外の機器とBLEで接続するよう切り替えるなどの理由により、スマートデバイスとのBLE接続を切断した場合には、位置情報の取得が行えなくなる。
本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、撮像装置と位置情報提供装置とがBLE等の近接無線通信を切断している期間であっても、撮像装置が期待する位置情報を位置情報提供装置が記録する技術を提供しようとするものである。
この課題を解決するため、例えば本発明の撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、
近距離無線通信を行う通信手段及び撮像手段を有する撮像装置であって、
前記通信手段を介して位置情報を提供する第1の外部機器と通信している状態で前記撮像手段による撮像を行った場合、撮像して得た画像と前記第1の外部機器から受信した位置情報とを関連付けて所定の記憶媒体に記録する記録手段と、
前記第1の外部機器との通信を中断する所定の状況になった場合、前記第1の外部機器と切断状態で撮像する画像の位置情報を確保するため、前記第1の外部機器に対して位置情報の取得の継続の要求を送信する制御手段とを有する。
本発明によれば、撮像装置と位置情報提供装置とがBLE等の近接無線通信を切断している期間であっても、撮像装置が期待する位置情報を位置情報提供装置が記録することが可能になる。
実施形態におけるデジタルカメラのブロック構成図。 実施形態における情報処理端末のブロック構成図。 実施形態におけるリモートコントローラのブロック構成図。 実施形態における位置情報提供システムの構成を示す図。 実施形態における通信シーケンスを示す図。 実施形態における位置情報受付サービスと遠隔撮影サービスに関する情報を示す図。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、デジタルカメラと情報処理端末とのBLE接続により構成される情報処理システムにおけるBLE接続が切断する場合として、BLEでの接続先をデジタルカメラのリモートコントローラ(遠隔操作装置)に切り替える場合を例に説明する。
図1は、実施形態における撮像記録装置としての機能を有するデジタルカメラ100のブロック構成図である。
デジタルカメラ100は、レンズ101、撮像部102、制御部103、画像処理部104、符号化部105、ROM106、RAM107、記憶部108、BMU109m近距離無線部110と、これらを接続するシステムバス111を有する。
撮像部102は、CCDやCMOS等の撮像素子や各種電子機器を含み、レンズ101により光学的に取り込まれた被写体像をデジタルデータに変換する。制御部103はデジタルカメラ101全体を制御するものであり、例えばCentral Processing Unit(CPU)である。画像処理部104は、撮像部102で取り込まれた静止画に対し画像処理を施す。符号化部105は、画像処理部104で処理された画像データに対して、所望の符号化方式に従った符号化、並びに復号処理を行う。
ROM(Read Only Memory)106は書き換え可能な不揮発性メモリであり、制御部103が実行するOperating System(OS)などのプログラム、外部装置から供給されるプログラムを保持する。RAM(Random Access Memory)107は揮発性メモリでプログラムや撮影された画像データ、通信データなどを一時記憶する。記憶部108は、デジタルカメラ101に着脱可能な不揮発性のメモリカードである。記憶部108はデジタルカメラ101で撮影した画像データ・動画データを記憶することが可能である。
BMU(Bit Move Unit)109は、例えばメモリ間(例えば、RAM107と他のメモリとの間)や、メモリと各I/Oデバイス(例えば、近距離無線部110)間においてシステムバス111を介して行われるデータ転送を制御する。
近距離無線部110は、近距離での機器間通信により情報処理端末200と通信する。本実施形態ではBluetooth(登録商標)を想定する。通信速度は遅いが、消費電力の面で有利な無線インターフェイスである。本実施形態ではBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)に準拠していることを想定する。BLEにおける役割としてペリフェラルとして振る舞う。つまり接続先となるセントラルは一つに限定されることを意味する。
図2は、デジタルカメラ100とBLEで接続し通信を行う情報処理端末200のブロック構成図である。情報処理端末200はタブレットやスマートホン等の単一のコンピュータ装置で実現してもよいし、必要に応じた複数のコンピュータ装置に各機能を分散して実現するようにしてもよい。
情報処理端末200は、制御部201、ROM202、RAM203、記憶部204、BMU205、VRAM206、タッチセンサ207、液晶モニタ208、近距離無線部209、無線LAN部210、GPS部211、及び、これらを接続するシステムバス212を有する。
制御部201は情報処理端末200全体を制御し、例えばCentral Processing Unit(CPU)である。ROM(Read Only Memory)202は書き換え可能な不揮発性メモリであり、制御部201が実行するOperating System(OS)などのプログラム、外部装置から供給されるプログラムを保持する。RAM(Random Access Memory)203は揮発性メモリでプログラムやデータを一時記憶する。記憶部204はハードディスクドライブ(HDD)、フラッシュメモリで構成されるソリッドステートドライブ(SSD)、ハードディスクとフラッシュメモリを併用したハイブリッドドライブやメモリカードなどである。記憶部204は画像データなどを記憶する。
BMU(Bit Move Unit)205は、例えばメモリ間(例えば、VRAM206と他のメモリとの間)や、メモリと各I/Oデバイス(例えば、近距離無線部209、無線LAN部210)間のデータ転送を制御する。VRAM(Video RAM)206は、液晶モニタ208に表示する為の画像を描画する。このVRAM206に生成した画像を、所定の規定に従って液晶モニタ208に送信し、これにより液晶モニタ208は画像を表示する。また液晶モニタ208はタッチセンサ207を有するタッチパネルを表示面に設けている。なお、タッチパネルは、液晶モニタ208に重ね合わせて平面的に構成され、接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにした入力デバイスである。制御部201はタッチパネルへの操作を検出する。
タッチパネルへの操作の種類は、タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)、タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)、タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)、タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)、タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)がある。これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標は、制御部201に通知され、制御部201は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。ムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから所定の距離以上のムーブを経てタッチアップをしたとき、ドラッグを経てドロップが行われたこととする(ドラッグアンドドロップ)。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
近距離無線部209は、近距離での機器間通信によりデジタルカメラ100との無線通信を行う。本実施形態ではBluetooth(登録商標)を想定する。通信速度は遅いが、消費電力の面で有利な無線インターフェイスである。本実施形態ではBLEに準拠していることを想定する。BLEにおける役割としてセントラルとして振る舞う。つまりペリフェラルであるデジタルカメラ100が接続先となることを意味する。
GPS部211は、Global Positioning Serviceに準拠した位置測位を行う部分である。衛星からの電場を受信し、演算処理を行うことで情報処理端末200の正確な位置情報を算出することができる。屋外での位置測位に有効である。
図3は本実施形態におけるリモートコントローラ300の構成を示したブロック図である。リモートコントローラ300は単一の装置として実現され、制御部301、ROM302、ボタン303、ボタン検出部304、近距離無線部305、RAM307、及び、これらを接続するシステムバス306を有する。
制御部301はリモートコントローラ300全体を制御し、例えばCentral Processing Unit(CPU)である。Read Only Memory(ROM)302は書き換え可能な不揮発性メモリでOperating System(OS)などのプログラムが保持される。リモートコントローラ300としてのプログラムは大規模ではない。制御部301はROM302から直接命令を取得して処理を行い、RAM307をワークエリアとして利用する。
釦303は、利用者が操作する部分である。接続釦、切断釦、撮影釦、広角ズーム釦、望遠ズーム釦などが実装されており、利用者は各釦を操作することで所望の操作を指示する。釦検出部304は、利用者が釦303を操作した内容を検出する部分である。各釦の押下を検出し、制御部301に通知することで制御部301に利用者が期待する操作を実行してもらう。
近距離無線部305は、近距離での機器間通信によりデジタルカメラ100との無線通信を行う。本実施形態ではBluetooth(登録商標)を想定する。通信速度は遅いが、消費電力の面で有利な無線インターフェイスである。本実施形態ではBLEに準拠していることを想定する。BLEにおける役割としてセントラルとして振る舞う。つまりペリフェラルであるデジタルカメラ100が接続先となることを意味する。釦検出部304で検出した利用者の操作内容に従ったコマンドをデジタルカメラ100に送信する。
図4は実施形態における情報処理システムの構成図である。デジタルカメラ100と情報処理端末200はBLEで常時接続する。この場合、BLEの役割として情報処理装置がセントラル、デジタルカメラ100がペリフェラルとして振る舞う。そのうえで、情報処理装置200はGPS衛星400が発するGPS電波をGPS部211で検出することで位置情報を取得し、その位置情報をBLE通信でデジタルカメラ100に提供する。これによりデジタルカメラ100は、撮影により生成した画像データに付与する位置情報を取得できる。BLEは低消費電力性能に優れた通信規格であるから、常時接続することで定期的に位置情報を提供することで、デジタルカメラ100は常に最新の位置情報を活用できる。
さらにデジタルカメラ100からみたBLE接続の接続先としてリモートコントローラ300が存在する。このBLE接続もデジタルカメラ100がペリフェラル、リモートコントローラ300がセントラルとなってBLE接続する。この接続では利用者がリモートコントローラ300の釦303を操作することで、離れたところからデジタルカメラ100を操作する遠隔撮影が行える。
しかしながらBLEの制約として、ペリフェラルとして振る舞うデジタルカメラ100は、二つのセントラルと同時に接続することはできない。つまりデジタルカメラ100と情報処理端末200がBLE常時接続している状況で、リモートコントローラ300をデジタルカメラ100とBLE接続したい場合は、情報処理端末200との常時接続を切断する必要がある。この切り替えの一つの方法として、ペリフェラルとなるデジタルカメラ100において接続先のセントラル機器に優先度を設ける方法が考えらえられる。つまり優先度の高いセントラル機器から接続要求を受信したとき、それを優先することで適時接続を切り換えることが可能となる。本実施形態では、デジタルカメラ100においてはリモートコントローラ300の方が情報処理端末200より高い優先度に設定されていることを想定する。
次に図5のシーケンス図を用いて図4のシステムの具体的な動作を説明する。デジタルカメラ100がBLEでの接続先を、情報処理端末200またはリモートコントローラ300と切り換えて通信を行う様子を表現している。
まずS501にてデジタルカメラ100の制御部103は、情報処理端末200と接続するためのBLEの規格に従ったAdvertiseを開始する。制御部103が近距離無線部110に対してAdvertise間隔などの設定値と、Advertiseのデータを設定することでAdvertiseを開始できる。これによりデジタルカメラ100の存在を周囲の機器に知らせることができる。AdvertiseはAdvertise間隔に従い定期的に配信されるブロードキャストの形式をとっており、配信間隔が長くなれば長時間Advertiseを配信し続けられる。
S502で情報処理端末200の制御部201は、デジタルカメラ100に対して接続要求を発行する。制御部201が近距離無線部209に対して接続要求を設定することで要求メッセージを送信できる。またこの接続要求を発行するきっかけとして利用者による指示をきっかけとしてもよいし、情報処理端末200が自動的に行ってもよい。S501でデジタルカメラ100が配信するAdvertiseによりデジタルカメラ100の存在を検出できるので、液晶モニタ208上にデジタルカメラ100の存在を表示し、利用者に選択させることも可能である。
S503でデジタルカメラ100と情報処理端末200はBLE接続を確立する。リンク層の接続である。近距離無線部110と近距離無線部209の間で、お互いの情報の交換などを行い、無線電波のやり取りが可能な状態となる。基本的にはS502の接続要求の発行をきっかけとして、近距離無線部110と近距離無線部209がBLEの規格に従いリンク層の接続確立を自動的に行う。制御部103や制御部201は近距離無線部110と近距離無線部209の状態を監視することでBLE接続の完了を把握することが可能である。
その後、ATTサービスでの接続まで実行する。リンク層の接続を土台としたアプリケーション層の接続である。カメラが各種機能を提供できるようになる。通信としてはATTが規定するプロトコルに従う。デジタルカメラ100の制御部103が近距離無線部110を、情報処理端末200の制御部201が近距離無線部209を使ってリクエストやレスポンスのやり取りを行うことで実現できる。本実施形態では、デジタルカメラ100が図6に示すような位置情報に関するサービスに対応していることを想定する。GATT(General ATTribute Profile)に準拠したサーバ機能であるGATTサーバ601に位置情報受付サービス602と遠隔撮影サービス608が用意されている。GATTサーバ601は、制御部103がRAM107上のプログラムを実行することで実現する。位置情報受付サービス602と遠隔撮影サービス608はGATTサーバ601のプログラムが管理するデータとしてRAM107上に存在する。さらに位置情報受付サービス602と遠隔撮影サービス608はそれ自身を一意に特定するためのUUID(Universally Unique IDentifier)603、609を有し、位置情報受付サービス602は、ハンドル604で識別可能な緯度値606と、ハンドル605で識別可能な経度値607で構成される。デジタルカメラ100は、緯度値606、経度値607を参照することで位置情報を活用できる。また遠隔撮影サービス608は、ハンドル610で識別可能な撮影611とハンドル612で識別可能な広角613、ハンドル614で識別可能な望遠615で構成される。デジタルカメラ100は撮影611、望遠613、広角615を参照することで遠隔撮影における利用者の操作内容を把握できる。
S504で情報処理端末は、通信中のデジタルカメラ100に位置情報の送信を行う。これは、情報処理端末200からデジタルカメラ100にATTプロトコルに従う書き込みリクエストとして実現される。情報処理端末200がデジタルカメラ100の位置情報受付サービス602が管理する位置情報に対する更新を依頼するリクエストである。情報処理端末200の制御部201が近距離無線部209に対して位置情報の更新を要求する書き込みリクエストを設定することでリクエストメッセージを送信できる。書き込みリクエストとしては引数としてUUID603とハンドル604,605を組み合わせることで、GATTサーバ601が管理する位置情報受付サービス602内の緯度値606、経度値607を一意に指定できる。また実際に送信する最新の位置情報はGPS部211から得られる位置情報をRAM203に保持し、定期的に更新することでいつでも最新の位置情報を送信できる。リクエストを受信したデジタルカメラ100において、制御部103で動作するGATTサーバ601が、近距離無線通信部110で受信したリクエストから緯度、経度の情報を抽出する。その後、GATTサーバ601がRAM107上の緯度値606、経度値607を更新する。これによりデジタルカメラ100が取り扱える位置情報が更新される。S505でデジタルカメラ100は、S504のATTプロトコルに従う書き込みリクエストによる位置情報書き込みに対する応答を送信する。まずは制御部103がS504で情報処理端末200から送られてきた位置情報書き込み要求を近距離無線部110から取得し、UUID603で書き込み対象となるサービスを特定し、ハンドル604、605に従いRAM107にある経度値606と緯度値607の領域にデータをコピーする。その後、制御部103が近距離無線部110にATTプロトコルに従うレスポンスメッセージとして位置情報書き込み応答を設定ことで応答メッセージを送信できる。
次にS504とS505の並列処理となるS506として、デジタルカメラ100はMultiple Advertiseを行う。Multiple Advertiseは、BLE接続中に別途Advertiseを行うことができる仕組みである。Advertise送信の仕組みはS501と同じである。S506のMultiple Advertiseは、リモートコントローラ300に対してデジタルカメラ100の存在を知らせ、接続可能であることを通知できる。
ここまでの説明からわかるように、デジタルカメラ100は情報処理端末200とのBLE接続により位置情報の取得を行いながら、リモートコントローラ300に対して接続可能であることを通知している。
次に、S507において利用者によりリモートコントローラ300での遠隔撮影の開始が要求される。これは、リモートコントローラ300の釦303にある接続釦を押下することで実現できる。S508にて、リモートコントローラ300は、デジタルカメラ100に対して接続要求メッセージを発行する。制御部301が近距離無線部305に対して接続要求を設定することで、この接続要求メッセージが送信される。S506でデジタルカメラ100が配信するMultiple Advertiseによりデジタルカメラ100の存在を検出できるので、接続要求の送信先の情報は把握できる。S509でデジタルカメラ100は、情報処理端末200との通信を中断する前段階の処理として、情報処理端末200に対して位置情報の記録依頼を行う。先に述べたように、本実施形態のデジタルカメラ100は、BLEの接続先として情報処理端末200よりリモートコントローラ300を高い優先度にしている。このため、デジタルカメラ100は、リモートコントローラ300から接続要求を受けた際は、接続先の切り替えを行う。つまり情報処理端末200から位置情報を取得できなくなるので、切断前に位置情報の記録を依頼することで、撮像時の位置情報が確保されるようにする。これは、デジタルカメラ100から情報処理端末200に対するATT Notificationとして実現される。制御部103が近距離無線部110に位置情報の記録依頼のメッセージを書き込むことで送信できる。
S510で情報処理端末200は、S509でデジタルカメラ100から受信した位置情報の記録依頼に従い、位置情報の記録を開始する。制御部201が定期的にGPS部211にアクセスし、取得した位置情報を取得したときの時間情報と合わせてRAM203に履歴として記録することで実現可能である。S510の処理は、次にデジタルカメラ100とのBLEで再接続するまで継続される。
その後、S511でデジタルカメラ100は、情報処理端末200に対して切断要求を送信する。これは制御部103が近距離無線部110に位置情報の記録依頼のメッセージを書き込むことで送信できる。切断要求によりデジタルカメラ100と情報処理端末200の間のBLE接続が切断され、通信ができなくなる。ただし、情報処理端末200は、デジタルカメラ100との通信が切断状態であっても、S509で受信した要求に従って、GPS部211によって取得した位置情報の記録を継続する。なお、情報処理端末200におけるGPS部211による位置情報所得する間隔は例えば1秒間隔である。
上記の如く、S507における利用者のリモートコントローラ300での操作をきっかけに、デジタルカメラ100と情報処理端末200のBLE通信が切断され、さらにこの切断に際して情報処理端末200において位置情報の記録が開始される。つまりデジタルカメラ100と情報処理端末200での切断期間中の位置情報が情報処理端末200で履歴として記録される状態になった。
S512にて、デジタルカメラ100とリモートコントローラ300はBLE接続を確立する。基本的にはS503の接続処理と同じである。まずリンク層の接続として、近距離無線部110と近距離無線部305の間で、お互いの情報の交換などを行い、無線電波のやり取りが可能な状態となる。その後にアプリケーション層の接続としてATTサービスでの接続まで実行する。カメラが遠隔撮影に関する各種機能を提供できるようになる。通信としてはATTが規定するプロトコルに従う。デジタルカメラ100の制御部103が近距離無線部110を、リモートコントローラ300の制御部301が近距離無線部305を使ってリクエストやレスポンスのやり取りを行うことで実現できる。本実施形態では、デジタルカメラ100は遠隔撮影サービス608に対応する。利用者のリモートコントローラ300での操作に従い、リモートコントローラ300がデジタルカメラ100の遠隔撮影サービス608に対してリクエストを送信することで遠隔撮影を実現できる。
S513からS516の間で遠隔撮影の手順を簡単に説明する。S513で利用者がリモートコントローラ300で撮影操作を行う。撮影指示としてリモートコントローラ300の撮影釦を押下する。S514でリモートコントローラ300は、撮影要求を送信する。リモートコントローラ300からデジタルカメラ100にATTプロトコルに従う書き込みリクエストとして実現される。リモートコントローラ300がデジタルカメラ100の遠隔撮影サービス608の撮影611に対する書き込み要求である。リモートコントローラ300の制御部301が近距離無線部305に対して撮影611への書き込みリクエストを設定することで送信できる。書き込みリクエストとしては引数としてUUID609とハンドル610を組み合わせることで、GATTサーバ601が管理する遠隔撮影サービス608の撮影611を一意に指定できる。リクエストを受信したデジタルカメラ100において、制御部103で動作するGATTサーバ601が、近距離無線通信部110で受信したリクエストから撮影要求を抽出する。その後、GATTサーバ601がRAM107上の撮影611の値を更新する。これによりデジタルカメラ100で撮影リクエストを受信できる。
その後、S515でデジタルカメラ100は、撮影処理を実行する。S514で撮影611の変化を検出することで撮影処理のきっかけとする。制御部103で動作する撮影処理のプログラムが撮影611の変更を検出することで撮影を開始する。制御部103は、撮像部102から取り込まれた画像データを、BMU109を使って画像処理部104、符号化部105を渡すことで、所望の形式に従った画像データ(符号化画像データ)を生成させる。生成された画像データはRAM107に一時保存される。次にS516にて、デジタルカメラ100は、生成した画像データの保存を行う。制御部103がBMU109を使ってRAM107から記憶部108に画像データを移動させることで実現できる。利用者がリモコン操作での遠隔撮影を行う間、S514からS516の処理を繰り返す。
なお、上記の処理にて、利用者がリモートコントローラ300の、ズームボタンを操作した場合には、リモートコントローラ300の制御部301は、近距離無線部305に対して広角、望遠に関する書き込みリクエストを設定する。これを受けて、近距離無線部305は、書き込みリクエストとしては引数としてUUID609と、ハンドル612又は614との組み合わせることで、GATTサーバ601が管理する遠隔撮影サービスの広角613、望遠615を一意に指定できる。リクエストを受信したデジタルカメラ100において、制御部103で動作するGATTサーバ601が、近距離無線通信部110で受信したリクエストから撮影要求を抽出する。その後、GATTサーバ601がRAM107上の広角613或いは望遠615の値を更新する。これによりデジタルカメラ100で撮影リクエストを受信でき、その指示に従った制御を行うことになる。
S517において、利用者によりリモートコントローラ300での遠隔撮影の終了が要求される。これはリモートコントローラ300の釦303にある切断釦を押下することで実現できる。S518でリモートコントローラ300は、デジタルカメラ100に対して切断要求を発行する。制御部301が近距離無線部305に対して切断要求を設定することで要求メッセージを送信できる。切断要求によりデジタルカメラ100とリモートコントローラ300の間のBLE接続が切断され、通信ができなくなる。
次にデジタルカメラ100は情報処理端末200とのBLEでの再接続を試みる。S501からS503の処理と同じである。情報処理端末200は、デジタルカメラら100とのBLE接続が確立したことを受け、S510で開始した位置情報記録の処理を終了する。
その後、S519にて、デジタルカメラ100は情報処理端末200とのBLE切断中にS514からS516の処理で撮影した画像の撮影時刻の情報を通知する。これはデジタルカメラ100から情報処理端末200に対するATT Notificationとして実現される。制御部103が近距離無線部110に位置情報の記録依頼のメッセージを書き込むことで送信できる。S520で情報処理端末200はS519で通知された時刻の位置情報を抽出する。制御部201がS510からRAM203に記録していた位置情報から、指定された時刻の位置情報を抽出することで実現できる。次に、情報処理端末200は、S520で抽出した位置情報をデジタルカメラ100に送信する処理を行う。こちらもS504とS505の処理と同じである。位置情報を取得したデジタルカメラ100は、情報処理端末200の切断中の遠隔撮影で生成された画像データに対して位置情報の付与を行う。制御部103がS506で取得しRAM107に保持されている経度値906と緯度値907を画像データの所定の領域にコピーすることで実現できる。画像データの所定の領域とはExif(Exchangeable image file format)における位置情報の領域を想定する。そしてS514からS516で説明した通り、遠隔撮影での撮影は複数枚なされている可能性がある。よってこのS519からS521を必要な回数繰り返される。
以上説明したように、デジタルカメラ100は通常は情報処理端末200とBLEによる常時接続により位置情報を取得することで撮影した画像データに位置情報を付与できる。さらに、リモートコントローラ300との接続先切り替えにより情報処理端末200から位置情報を取得できなくなる状況であっても、切断期間中の位置情報を情報処理端末200で保持してもらう。これによりBLEでの再接続時に情報処理端末200が保持している位置情報提供してもらうことで、BLE接続が切断された期間に撮影された画像データに対して位置情報を後から付与することが可能となる。また、情報処理端末200での位置情報の記録も切断期間に限定されるので、情報処理端末200が不要な位置情報を大量に取得するといったこともない。こうしたBLE切断中の位置情報の管理により、デジタルカメラ100で撮影された画像データに位置情報を付与できる可能性を高めることが可能となる。よってより多くの画像データを使って位置情報を活用した画像活用の機能・サービスを利用できる。
またS512においてリモートコントローラ300とのBLE接続が確立した後に、デジタルカメラ100は情報処理端末200に対しして自身の存在を示すことを目的としてMultiple Advertise(ビーコン送信)を開始する方法が考えられる。これは、情報処理端末200とBLE接続が切断している期間、情報処理端末200に対して、近傍に自機の存在を伝えることを意味する。そして情報処理端末200は、デジタルカメラ100からのMultiple Advertiseを受信できている期間だけS510で開始した位置情報の記録を行う。つまりMultiple Advertiseが受信できないということはデジタルカメラ100が情報処理端末200の近くにいないと判断し、その期間はデジタルカメラ100にとって不要な位置情報となるので記録しない。これにより、情報処理端末200において無駄になる位置情報の取得を軽減することが可能となると共に、デジタルカメラ100が画像に関連付けて記録する位置情報が示す位置と、その画像を撮像した際のデジタルカメラ100の位置とが実質的に一致することを保証することにもなる。
次にS512の後、デジタルカメラ100が情報処理端末200に向けて送信するMultiple AdvertiseのAdvertiseDataにS513からS516で撮影が行われた撮像時刻(撮影時間)を設定する方法が考えられる。情報処理端末200は、Multiple AdvertiseのAdvertiseDataの撮影時間の情報を調査し、前回受信した撮像時刻と今回受信した撮像時刻との間に変化があった時だけ位置情報を記録するという方法も考えられる。AdertiseDataの変化で撮像時刻を知らせることで、より情報処理端末200における無駄な位置情報の取得を軽減することが可能となる。
さらにデジタルカメラ100が設定するAdvertiseDataとして、撮像時刻に加え、撮像画像のファイル名を設定する方法も考えられる。情報処理端末200は位置情報を取得する時間だけでなく、取得した時間情報と画像ファイル名を紐づけて記録しておく。これにより取得した位置情報に対応する画像を特定できるので、S519の処理を行わなくても521で位置情報付与を行うことが可能となる。
本実施形態では、デジタルカメラ100が情報処理端末200とのBLE接続先が切断する際に、情報処理端末200に位置情報の記録の依頼を行う一例として、リモートコントローラ300への切り替えを例に説明した。しかしながら、デジタルカメラ100が情報処理端末200とのBLE接続を切断する例は他にも考えられる。
例えば、BLEから他の無線手段(例えば:WiFi(登録商標)またはClassic Bluetooth(登録商標))へのハンドオーバーが考えられる。無線手段にハンドオーバーすることでBLEが使えなくなるケース(複数の通信部の1つのみが排他的に機能するケース)がありこの場合、BLE接続を切断する必要がある。この時も、切断要求を送信するまえにS509に記載した位置情報の記録の依頼を送信することが可能である。
また情報処理端末200とのBLE接続における電波強度が所定の閾値を下回った場合も考えられる。つまり情報処理端末200とのBLE接続ができなくなる可能性を検出した時点で位置情報の記録の依頼を送信することも可能である。
本実施形態のS509で説明した位置情報の記録の依頼に関して、所定の条件においては送信しない実装も考えられる。例えばデジタルカメラ100の設定において、撮影により生成された画像データに位置情報を付与しないように設定がなされていた場合が考えられる。位置情報を付与しないのであれば、情報処理端末200の位置情報の記録は不要であるのでS509の処理も行わなくても問題ない。
さらに前述したBLEから無線手段へのハンドオーバーにおいて、ハンドオーバーした先が同じ情報処理端末200である場合も位置情報の記録の依頼を送信しない実装が可能である。同じ情報処理端末200に接続するのであれば、ハンドオーバーした無線手段で位置情報の取得を行えばよいので、S509の処理も行わなくても問題ない。
以上説明したように本実施形態によれば、BLE接続が切れることで、デジタルカメラがスマートデバイスから位置情報を取得できない期間の位置情報を、スマートデバイスにおいて履歴として記録しておくことが可能となる。これにより、BLE接続が復帰した時点で必要な位置情報をデジタルカメラに提供することで、デジタルカメラがBLE切断中に撮影した画像であっても位置情報を付与できる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…デジタルカメラ、101…レンズ、102…撮像部、103…制御部、104…画像処理部、105…符号化部、106…ROM、107…RAM、108…記録部、109…BMU、110…近距離無線部、111…システムバス、200…情報処理端末、201…制御部、202…ROM、203…RAM、204…記憶部、205…BMU、206…VRAM、207…タッチセンサ、208…液晶モニタ、209…近距離無線部、210…無線LAN部、211…GPS部、212…システムバス、300…リモートコントローラ、301…制御部、302…ROM、303…釦、304…釦検出部、305…近距離無線部、306…システムバス、306…RAM

Claims (18)

  1. 近距離無線通信を行う通信手段及び撮像手段を有する撮像装置であって、
    前記通信手段を介して位置情報を提供する第1の外部機器と通信している状態で前記撮像手段による撮像を行った場合、撮像して得た画像と前記第1の外部機器から受信した位置情報とを関連付けて所定の記憶媒体に記録する記録手段と、
    前記第1の外部機器との通信を中断する所定の状況になった場合、前記第1の外部機器と切断状態で撮像する画像の位置情報を確保するため、前記第1の外部機器に対して位置情報の取得の継続の要求を送信する制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の外部機器よりも優先度の高い第2の外部機器からの接続要求を受信した場合を前記所定の状況として判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2の外部機器は、前記撮像装置を遠隔操作するリモートコントローラであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の外部機器との通信の電波強度が予め設定された閾値を下回った場合を前記所定の状況として判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 更に、前記通信手段とは排他的に機能する第2の通信手段を有し、
    前記制御手段は、前記通信手段から前記第2の通信手段による通信に切り換える場合を前記所定の状況として判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、撮像装置の存在を近傍に位置する外部機器に通知するためのビーコンを前記通信手段を介して送信する送信手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記送信手段は、前記第1の外部機器との通信が切断状態にて、前記撮像手段による撮像を行う度に撮像時刻を含む前記ビーコンを送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記送信手段は、更に撮像画像のファイル名を含む前記ビーコンを送信する
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記第1の外部機器との通信が切断状態から再接続の状態となった場合、切断状態で撮像した画像の撮像時刻における位置情報を前記第1の外部機器に要求し、当該要求によって得られた位置情報を前記画像に関連付けて前記記憶媒体に記録する手段を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 近距離無線通信を行う通信手段及び位置情報を取得する取得手段とを有する情報処理装置であって、
    前記取得手段より取得した位置情報を、前記通信手段を介して通信中の撮像装置に送信する送信手段と、
    前記通信中の前記撮像装置から通信の切断を行う前の所定の要求を受信した場合、前記撮像装置との再接続が行われるまでの期間、前記取得手段で得た位置情報を記録する記録手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記記録手段は、前記撮像装置との通信が切断状態にて、前記撮像装置から所定のビーコンを受信している期間にて取得した位置情報を記録する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記記録手段は、前記ビーコンに、前回と異なる撮像時刻が含まれる場合、当該撮像時刻で取得した位置情報を記録することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記記録手段は、前記ビーコンに、撮像の時刻と画像のファイル名が含まれる場合、当該時刻で取得した位置情報と前記ファイル名とを対応づけて記録することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 更に、前記撮像装置と再接続した場合、前記記録手段で記録された位置情報の中から、前記撮像装置から要求された時刻の位置情報を前記撮像装置に送信する第2の送信手段と
    を有することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 近距離無線通信を行う通信手段及び撮像手段を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記通信手段を介して位置情報を提供する第1の外部機器と通信している状態で前記撮像手段による撮像を行った場合、撮像して得た画像と前記第1の外部機器から受信した位置情報とを関連付けて所定の記憶媒体に記録する記録工程と、
    前記第1の外部機器との通信を中断する所定の状況になった場合、前記第1の外部機器と切断状態で撮像する画像の位置情報を確保するため、前記第1の外部機器に対して位置情報の取得の継続の要求を送信する制御工程と
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 近距離無線通信を行う通信手段及び位置情報を取得する取得手段とを有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記取得手段より取得した位置情報を、前記通信手段を介して通信中の撮像装置に送信する送信工程と、
    前記通信中の前記撮像装置から通信の切断を行う前の所定の要求を受信した場合、前記撮像装置との再接続が行われるまでの期間、前記取得手段で得た位置情報を記録する記録工程と
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  17. コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータに、請求項15又は16に記載の方法が有する各工程を実行させるためのプログラム。
  18. 近距離無線通信を行う第1の通信手段及び撮像手段を有する撮像装置、及び、近距離無線通信を行う第2の通信手段及び位置情報を取得する取得手段とを有する情報処理装置を有する情報処理システムであって、
    前記撮像装置は、
    前記第1の通信手段を介して位置情報を提供する前記情報処理装置と通信している状態で前記撮像手段による撮像を行った場合、撮像して得た画像と前記情報処理装置から受信した位置情報とを関連付けて所定の記憶媒体に記録する記録手段と、
    前記情報処理装置との通信を中断する所定の状況になった場合、前記情報処理装置と切断状態で撮像する画像の位置情報を確保するため、前記情報処理装置に対して位置情報の取得の継続の要求を送信する制御手段と
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記取得手段より取得した位置情報を、前記第2の通信手段を介して通信中の撮像装置に送信する送信手段と、
    前記通信中の前記撮像装置から通信の切断を行う前の所定の要求を受信した場合、前記撮像装置との再接続が行われるまでの期間、前記取得手段で得た位置情報を記録する記録手段と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
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