JP4512767B2 - Usbデバイスの待機電力を省電力化する方法および省電力化するサーバコンピュータ - Google Patents

Usbデバイスの待機電力を省電力化する方法および省電力化するサーバコンピュータ Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータに接続されるUSB(Universal Serial Bus)デバイスの電源制御技術に関するもので、特に、USBのバスパワーを制御して、USBデバイスの待機時のコンピュータの省電力化を図る方法および省電力化装置に関する技術である。
USBではバスパワーと呼ばれる周辺機器(USBデバイス)に給電する仕組みがある。バスパワーを利用すると、ACアダプターなどを用意せずとも動作可能である。また、給電を行うことでPnP(Plug and Play)が可能となる。
このように利便性が高いバスパワーではあるが、USBデバイスを使用していない間も給電を行っており、USBデバイスが接続されるホストコンピュータの電力の無駄となっているといった問題が指摘されている。
USBデバイスには、「Suspend/Resume」という省電力化を行う機能が存在するものもあるが、個々のUSBデバイスが「Remote Wakeupモード」に対応している必要があり、対応していないUSBデバイスに対しては省電力化が行えないといった問題がある。
また、「Suspend/Resume」を使用したとしても、USBデバイスに対して一定の電流は流れた状態であり電力を常時消費する。すなわち、パソコンなどのホストコンピュータでUSBデバイスを使用する場合(USBポートにUSBデバイスを挿して使用する場合)、ホストコンピュータの電源を入れている間、バスパワーが常時ONとなり給電される。
このため、「Suspend/Resume」を使用したとしても、一定電力を常時消費しつづけることになる問題がある。
一方、USBデバイスの利用の利便性を向上すべく、USBデバイスをネットワーク経由で利用するための専用装置(例えば、USBデバイスサーバ)が知られている(非特許文献1)。
USBデバイスサーバのシステムを、図11を用いて説明する。かかるシステムは、ホストコンピュータ(1a、1b、1c)と、USBデバイスサーバ30と、USBデバイスサーバに接続されたUSBデバイス5から構成される。ホストコンピュータ(1a、1b、1c)とUSBデバイスサーバ30との間はLANネットワーク3によって接続され、USBデバイスサーバ30とUSBデバイス5との間はUSBケーブルによって接続されている。なお、USBデバイスを複数接続することも可能である。この場合、USBデバイスサーバのUSBポート数以上のUSBデバイスを利用する場合は、USBハブを介して接続するようにすればよい。
ホストコンピュータの利用者は、ホストコンピュータにインストールされたUSBデバイスサーバ管理プログラムを操作して、USBデバイスサーバ及びそれに接続されたUSBデバイスの情報取得要求を行う。USBデバイスサーバはかかる情報取得要求を受けて、自身の情報と、自身に接続されたUSBデバイスの情報(例えば、USBデバイスの名前、ステータスなど)をホストコンピュータに返信する。ホストコンピュータのUSBデバイスサーバ管理プログラムは、受信した情報をGUIに表示し利用者に提示する。
ホストコンピュータの利用者は、ネットワークに接続された1乃至複数のUSBデバイスサーバとUSBデバイスの情報がリストとして、ホストコンピュータのGUI上に一覧表示されているので、利用したいUSBデバイスを選択し、接続要求を実行する。すると、USBデバイスサーバ管理プログラムは、選択されたUSBデバイスが接続されているUSBデバイスサーバに対して接続要求を送信する。USBデバイスサーバは、かかる接続要求を受信すると、ホストコンピュータとの間でUSBデータ送受信用の論理的接続を確立する。こうしてホストコンピュータとUSBデバイスサーバとの間でネットワークを経由したUSBデータの送受信が可能となるのである。
次に、USBデータの送受信のプロセスについて説明する。
ホストコンピュータは、アプリケーションから発行されるUSBデバイスへのコマンドやデータをTCP/IP等のネットワークプロトコル内部にカプセル化しUSBデバイスサーバに向けて送信する。USBデバイスサーバは、これを受信すると、カプセル化を解除し、コマンドやデータを抽出し、かかるコマンドやデータをUSBデバイスへ与える。このようにしてUSBデバイスサーバのシステムは、ホストコンピュータからネットワークを経由したUSBデバイスのリモートコントロールを可能としているのである。
このUSBデバイスサーバを用いることにより、従来1台のホストコンピュータにしか接続し使用できなかったUSBデバイスを、ネットワーク上の任意のホストコンピュータからネットワークを介して利用できるようになる。各ホストコンピュータでは、このUSBデバイスサーバに接続されたUSBデバイスの状態を画面でモニターしたり、また、各ホストコンピュータの画面からUSBデバイスを選択することでローカルに接続されているUSBデバイスと同様にデータファイルを送受信したりすることができる。
このUSBデバイスサーバの場合は常時稼動が想定されるため、USBデバイスサーバに接続されたUSBデバイスには常に電力が供給されていることになる。前述したホストコンピュータでUSBデバイスを使用する場合と比較して、このUSBデバイスサーバでUSBデバイスを使用する場合は、更に電力消費の無駄が多いといった問題がある。
サイレックス・テクノロジー社のHP「USBデバイスサーバ」(URLアドレス;http://www.silex.jp/japan/products/network/what/index3.html)
上述の問題点に対応すべく、本発明は、USBデバイスの待機時のバスパワーによる無駄な電力消費をなくし、必要な時のみ電力を供給できる機能を有するUSBデバイスの待機電力の省電力化方法および省電力化装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、「Remote Wakeupモード」などの省電力機能を備えていないUSBデバイスに対しても省電力化を行い得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる周辺機器の待機電力を省電力化する方法は、1乃至複数のホストコンピュータと、1乃至複数の周辺機器が接続されたサーバコンピュータとがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、いずれかのホストコンピュータから前記サーバコンピュータに対しコマンド要求があった時、前記サーバコンピュータが、接続されている周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にする方法であって、前記コマンド要求が情報取得要求である場合、前記サーバコンピュータが、接続されている周辺機器のバスパワーをON状態にし、周辺機器情報を取得し、前記いずれかのホストコンピュータに前記周辺機器情報を応答し、その後、所定時間の間、接続されている周辺機器のバスパワーのON状態を継続し、前記所定時間の間、周辺機器の状態変化に応じて前記周辺機器情報を更新し、前記所定時間の間、任意のホストコンピュータからの別の情報取得要求を受け付けると、前記周辺機器情報を前記任意のホストコンピュータに応答し、前記所定時間経過後にバスパワーをOFF状態にし、前記周辺機器情報を消去することを特徴とする。
サーバコンピュータは、USBデバイスが使用されていない間もUSBデバイスに対して給電を行っており、サーバコンピュータの電力の無駄となっている状況を鑑みて、ホストコンピュータからサーバコンピュータに対し、コマンド要求があった時に、サーバコンピュータが接続されている周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にすることにしたものである。すなわち、ホストコンピュータから何らかのコマンド要求があった時に、周辺機器を認識し使用可能な状態とすればよいため、ホストコンピュータから周辺機器を使用するための要求があった時に、周辺機器のバスパワーをON状態にして給電するものである。
ここで、サーバコンピュータとは、例えばUSBデバイスサーバやプリントサーバやスキャナサーバ等が含まれる。
また、コマンド要求とは、ホストコンピュータにおいて、サーバコンピュータに接続されている周辺機器の状況を知りたい場合に検索を行うための要求(情報取得要求)や、実際にサーバコンピュータに接続されている周辺機器に対してデータ転送を行う場合に接続をするための要求(接続要求)をいうが、かかる情報取得要求や接続要求を必要としないシステム(最初から転送データそのものが送信されるシステム)である場合には、ホストコンピュータからサーバコンピュータへ送信される転送データそのものもコマンド要求の中に含まれるものとする。例えば、プリントサーバの場合、通常、情報取得要求や接続要求の送受信が行われないので、印刷対象データを受信したことをもって、コマンド要求を受信したものとみなし処理を行えばよい。
また、サーバコンピュータが接続されている周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にするとは、常時、周辺機器のバスパワーをON状態にするのではなく、上述のコマンド要求があったタイミングで、周辺機器のバスパワーをON状態にし、所定の処理を完了した後、又は所定の閾値に達した後、周辺機器のバスパワーをOFF状態にすることをいう。例えば、検索や接続のコマンド要求があり、実際に検索処理や接続処理が完了するまで周辺機器のバスパワーをON状態にする。
サーバコンピュータが短い間隔で情報取得要求を多く受信した場合には、周辺機器のバスパワーの突入電流のため、通常時より電力消費が大きくなる可能性が考えられる。この突入電流による電力消費を防ぐために、ホストコンピュータから情報取得要求を受信後、所定時間、周辺機器のバスパワーをON状態に保持するものである。
すなわち、サーバコンピュータが情報取得要求を受信すると、周辺機器のバスパワーをON状態にし、周辺機器の情報を取得・応答する。この後すぐに、周辺機器のバスパワーをOFFにはせず、所定時間ON状態のまま保持しておくのである。この間にホストコンピュータから情報取得要求を受け付けると、保持している周辺機器の情報を応答する。また、この間に周辺機器が抜かれたとしても、周辺機器のバスパワーがON状態であるため、サーバコンピュータは周辺機器が抜かれたことを認識することが可能である。周辺機器が抜かれた場合には、周辺機器の情報を消去する。
なお、所定時間の値はユーザの利用頻度により調整することができ、サーバコンピュータから保守用のツール若しくはネットワーク経由でWeb端末等から所定時間の値を適切に設定調整することが可能である。
また、本発明の第2の観点にかかる周辺機器の待機電力を省電力化する方法1乃至複数のホストコンピュータと、1乃至複数の周辺機器が接続されたサーバコンピュータとがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、いずれかの前記ホストコンピュータから前記サーバコンピュータに対しコマンド要求があった時、前記サーバコンピュータが、接続されている周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にする方法であって、前記コマンド要求がユーザ指示型情報取得要求である場合、接続されている周辺機器のバスパワーがOFF状態のときは、前記サーバコンピュータが、接続されている周辺機器のバスパワーをON状態にし、周辺機器情報を取得して前記いずれかのホストコンピュータに応答し、その後、第1の所定時間の間、バスパワーをON状態に継続し、前記周辺機器の状態変化に応じて前記周辺機器情報を更新し、第1の所定時間が経過するとバスパワーをOFF状態にし、第2の所定時間の間、バスパワーをOFF状態にしたときの前記周辺機器情報を保持し、第2の所定時間が経過すると前記周辺機器情報を消去し、接続されている周辺機器のバスパワーがON状態のときは、前記周辺機器情報を前記いずれかのホストコンピュータに応答し、第1の所定時間の計測を始動の状態に戻し、あらたに第1の所定時間の計測を開始し、前記コマンド要求がポーリング型情報取得要求である場合、前記サーバコンピュータが前記周辺機器情報を保持しているときは、前記周辺機器情報を前記いずれかのホストコンピュータに応答し、前記周辺機器情報を保持していないときは、接続されている周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にし、周辺機器情報を取得して前記いずれかのホストコンピュータに応答し、第2の所定時間の間、前記周辺機器情報を保持することを特徴とする。
サーバコンピュータが短い間隔で情報取得要求を多く受信した場合には、周辺機器のバスパワーの突入電流のため、通常時より電力消費が大きくなる可能性が考えられる。この突入電流による電力消費を防ぐために、周辺機器を検知した後、一定時間、周辺機器の情報を保持するものである。
これと併せて、情報取得要求に関して、ユーザ指示型情報取得要求とポーリング型情報取得要求の2種類用意する。ユーザ指示型情報取得要求は、必ずバスパワーをON状態にし、その時の周辺機器の情報を正確にホストコンピュータに応答するのに対して、ポーリング型情報取得要求は、ホストコンピュータ側が周期的に自律的に行うもので、サーバコンピュータが周辺機器情報を保持していれば、それをホストコンピュータに応答し、周辺機器情報を保持していなければバスパワーをON状態にし、周辺機器の情報を取得しホストコンピュータに応答するものである。
次に、本発明の第3の観点にかかる周辺機器の待機電力を省電力化する方法は、第1の観点又は第2の観点の方法において、前記サーバコンピュータの接続部に前記周辺機器の抜き差しを検知し得る手段を更に設け、周辺機器の挿入を認識した時に前記周辺機器バスパワーを一時的にON状態にし、周辺機器情報を取得し、その後、前記周辺機器が抜かれるまで、前記1乃至複数のホストコンピュータのいずれかからの情報取得要求に対して、保持している前記周辺機器情報を応答することを特徴とする。
ホストコンピュータが検索を連続で行った場合、また複数のホストコンピュータが検索を行った場合、その都度、周辺機器のバスパワーのON/OFFを切替え、周辺機器が起動されてしまう事態が生じる。この場合、常に周辺機器のバスパワーをON状態にした状態よりも、電力を消費してしまうといったことがある。
また、通常のサーバコンピュータの使用方法として、始めに検索を行い、それから検索された機種に対し接続するという手順が考えられる。また、接続要求に対し、情報取得要求の方が多く行われると考えられる。
本発明の第3の観点では、この様なサーバコンピュータの使用方法を想定し、サーバコンピュータに物理的なスイッチを装備するものである。このスイッチは、周辺機器の抜き差しを認識することが可能である。つまり、周辺機器の接続時にサーバコンピュータは、周辺機器の接続を認識することが可能であり、このタイミングで1度だけ周辺機器のバスパワーをON/OFFし、周辺機器の情報を取得する。この周辺機器の情報をサーバコンピュータは保持し、以降のホストコンピュータからの情報取得要求に対し応答を行う。
また、周辺機器を抜けばスイッチにより認識し、保持している周辺機器の情報を破棄する。
このような構成によって、情報取得要求に対しては、周辺機器のバスパワーはOFF状態のままホストコンピュータに対して応答することが可能となり、無駄な消費電力を大幅に低減することが可能となる。
また、本発明の第1〜第3の観点にかかる周辺機器の待機電力を省電力化する方法は、前記周辺機器がUSB(Universal Serial Bus)対応機器若しくはIEEE1394対応機器であることを特徴とする。
周辺機器は、USB(Universal Serial Bus)対応機器(USBデバイス)若しくはIEEE1394対応機器であることが好ましい。これらのUSB対応機器やIEEE1394対応機器では、バスパワーが標準装備されているからである。
次に、本発明の第4の観点にかかる周辺機器の待機電力を省電力化するサーバコンピュータは、1乃至複数のホストコンピュータとネットワークを介して接続されるサーバコンピュータであって、前記ホストコンピュータとの間でコマンド要求を受信し応答を行うネットワーク通信部と、前記コマンド要求を解析処理するホスト接続管理部と、1乃至複数の周辺機器と接続するための周辺機器インタフェース部と、前記周辺機器のバスパワーを制御する電源制御部と、周辺機器接続管理部を備え、前記1乃至複数のホストコンピュータのうち、いずれかのホストコンピュータからコマンド要求があり、該コマンド要求が情報取得要求であった場合、
前記電源制御部が、所定時間の間前記周辺機器のバスパワーをON状態に保持し、所定時間経過後にバスパワーをOFF状態にし、
前記周辺機器接続管理部が、周辺機器情報を取得して、前記所定時間の間、前記周辺機器の状態変化に応じて前記周辺機器情報を更新し、所定時間経過後に前記周辺機器情報を消去し、
前記ホスト接続管理部が、所定時間の間、任意のホストコンピュータから情報取得要求を受け付けると、前記周辺機器情報を前記任意のホストコンピュータに応答することを特徴とする。
周辺機器と接続されるサーバコンピュータを上記の構成とすることで、ホストコンピュータから情報取得要求を受信後、所定時間、周辺機器のバスパワーをON状態に保持することが可能となり、バスパワーの突入電流による電力消費を防ぐことが可能となる。
サーバコンピュータが短い間隔で情報取得要求を多く受信した場合においても、サーバコンピュータで周辺機器を検知した後、一定時間、周辺機器の情報を保持することにより、周辺機器のバスパワーの突入電流のため、通常時より電力消費が大きくなる可能性を回避することができるものである。
また、本発明の第5の観点にかかるサーバコンピュータは、1乃至複数のホストコンピュータとネットワークを介して接続されるサーバコンピュータであって、前記ホストコンピュータとの間でコマンド要求を受信し応答を行うネットワーク通信部と、前記コマンド要求を解析処理するホスト接続管理部と、1乃至複数の周辺機器と接続するための周辺機器インタフェース部と、前記周辺機器のバスパワーを制御する電源制御部と、周辺機器接続管理部を備え、
(A)前記コマンド要求がユーザ指示型情報取得要求である場合、
(a1)接続されている周辺機器のバスパワーがOFF状態のときは、前記電源制御部が、接続されている周辺機器のバスパワーをON状態にし、前記周辺機器接続管理部が周辺機器情報を取得して、前期ホスト接続管理部が前記いずれかのホストコンピュータに応答し、その後、第1の所定時間の間、前記電源制御部がバスパワーをON状態に継続し、前記周辺機器接続管理部が前記周辺機器の状態変化に応じて前記周辺機器情報を更新し、第1の所定時間が経過すると前記電源管理部がバスパワーをOFF状態にし、第2の所定時間の間、前記周辺機器接続管理部がバスパワーをOFF状態にした時点の前記周辺機器情報を保持し、第2の所定時間が経過すると前記周辺機器情報を消去し、
(a2)接続されている周辺機器のバスパワーがON状態のときは、
前記ホスト接続管理部が前記周辺機器情報を前記いずれかのホストコンピュータに応答し、第1の所定時間の計測を始動の状態に戻し、あらたに第1の所定時間の計測を開始し、
(B)前記コマンド要求がポーリング型情報取得要求である場合、
(b1)前記周辺機器接続管理部が前記周辺機器情報を保持しているときは、前記ホスト接続管理部が前記周辺機器情報を前記いずれかのホストコンピュータに応答し、
(b2)前記周辺機器情報を保持していないときは、前記電源管理部が前記周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にし、前記周辺機器接続管理部が周辺機器情報を取得して、前記ホスト接続管理部が前記いずれかのホストコンピュータに応答し、第2の所定時間の間、前記周辺機器接続管理部が前記周辺機器情報を保持することを特徴とする。
また、本発明の第6の観点にかかるサーバコンピュータは、第4の観点又は第5の観点のサーバコンピュータにおいて、前記サーバコンピュータの接続部に前記周辺機器の抜き差しを検知し得るスイッチを更に備え、前記スイッチで周辺機器の挿入を認識した時に、前記電源制御部で前記周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にし、前記周辺機器情報を取得し、前記ホスト接続管理部で前記周辺機器が抜かれるまで保持されている前記周辺機器情報を前記ホストコンピュータからの情報取得要求に対して応答することを特徴とする。
前述したようにサーバコンピュータの使用方法を想定して、サーバコンピュータに物理的なスイッチを装備するものである。このスイッチによって、周辺機器の抜き差しを認識することが可能であり、この認識のタイミングで1度だけ周辺機器のバスパワーをON/OFFし周辺機器の情報を取得・保持し、以後のホストコンピュータからの情報取得要求に対し応答を行うことで、情報取得要求に対して、周辺機器のバスパワーはOFF状態のままホストコンピュータに対して応答することが可能となり、無駄な消費電力を大幅に低減することが可能となるのである。
また、本発明の第4〜第6の観点にかかるサーバコンピュータにおいて、前記周辺機器インタフェース部は、USB(Universal Serial Bus)対応機器若しくはIEEE1394対応機器に対するインタフェース機能を有することを特徴とする。
周辺機器インタフェース部は、USB(Universal Serial Bus)対応機器(USBデバイス)若しくはIEEE1394対応機器に対するインタフェース機能を有することが好ましい。これらのUSB対応機器やIEEE1394対応機器では、バスパワーが標準装備されているからである。
本発明にかかる周辺機器の待機電力を省電力化する方法やサーバコンピュータによれば、周辺機器の待機時のバスパワーによる無駄な電力消費をなくし、必要な時のみ電力を供給できるため、コンピュータの省電力化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態について、特に、サーバコンピュータとしてUSBデバイスサーバを、周辺機器としてUSBデバイスを例に挙げながら、図面を参照しながら詳細に説明していく。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されるものではない。
図1に、本発明にかかるシステム構成図の一例を示す。図1に示されるように、ホストコンピュータ(1a,1b,1c)とサーバコンピュータ2がLANネットワーク3で接続され、サーバコンピュータ2には、USBデバイス1(5a),USBデバイス2(5b)がUSBケーブルで接続されている。
サーバコンピュータ2は、その動作を制御するCPUと、CPUが実行時に参照するプログラムやデータが一時記憶されるRAM(ランダムアクセスメモリ)と、CPUが実行する所定のプログラムを格納しているROM(読み出し専用メモリ)と、LANのネットワークを介して通信するためのネットワークI/Fと、USBデバイスと接続し得るUSBポートを備えている。
次に、図2に、本発明のサーバコンピュータの機能ブロック図を示す。サーバコンピュータ2の機能ブロックは、ネットワーク通信部21とホスト接続管理部22と電源制御部23と周辺機器インタフェース部24と周辺機器接続管理部25で構成されている。ネットワーク通信部21は、ネットワークI/F(LANI/F)とネットワーク制御部(LAN制御部)から構成され、LANネットワーク3を介してホストコンピュータ(図示せず)とデータ通信を行う。ホスト接続管理部22は、ネットワーク通信部21でデータ受信したホストコンピュータからのコマンド要求を解析し、コマンド要求に対応した処理を行うところである。このコマンド要求は、検索、接続、切断の種別があり、後述する動作フローで詳細説明を行う。電源制御部23は、USBデバイスの電源を制御する機能を備え、具体的にはUSBのバスパワーをON/OFF制御する。周辺機器インタフェース部24は、USBデータの送受信を行うUSBホストコントローラ(USB‐HC)とUSBデバイスと接続するためのUSBポート(USBI/F)から構成され、USBデバイスとデータ転送を行う。
また、図2の機能ブロック中で一点鎖線を用いて囲んでいる周辺機器接続管理部25は、実施例2以降のサーバコンピュータで必要となる機能である。周辺機器接続管理部25は、USBデバイス(5a,5b)の情報を取得して保持し、所定時間経過後に該USBデバイス情報を消去する機能を備えるものである。
実施例1の周辺機器の待機電力を省電力化する方法は、ホストコンピュータからサーバコンピュータに対し、コマンド要求があった時に、サーバコンピュータに接続されているUSBデバイスのバスパワーを一時的にON状態にするというものである。
実施例1のシステム構成は、前述した図1に示したものとする。また、サーバコンピュータの機能ブロックは、前述した図2に示したものである。以下、図3の実施例1のサーバコンピュータの動作シーケンス図を参照しながら説明する。
[実施例1のサーバコンピュータの動作シーケンス]
(1)先ず、USBデバイスが待機時は、USBのバスパワーはOFF状態であり、サーバコンピュータからUSBデバイスへの給電は行わない。この状態でUSBデバイスを抜き差ししても、サーバコンピュータは認識を行わない。
(2)次に、ホストコンピュータから情報取得要求を受信すると(ステップS11)、サーバコンピュータはUSBのバスパワーをOFF状態からON状態にする(ステップS12)。サーバコンピュータはここで初めて、USBデバイスがローカルに接続されていることを認識する。
(3)認識後、サーバコンピュータが接続されているUSBデバイスのUSBデバイス情報を取得し(ステップS13)、ホストコンピュータへ検索応答を行う(ステップS14)。
(4)ホストコンピュータへ応答の後、再びUSBのバスパワーをOFF状態にする(ステップS15)。
(5)ホストコンピュータから接続要求を受信すると(ステップS16)、サーバコンピュータはバスパワーを再びON状態にする(ステップS17)。そして、ホストコンピュータと接続処理を行い、ホストコンピュータがUSBデバイスを使用できる状態にする。ここで、接続処理とは、ホストコンピュータとサーバコンピュータとの間でUSBデータの送受信を行うために必要な論理的接続を確立することである。
(6)サーバコンピュータは、ホストコンピュータとの間では、LANネットワークを介してデータ通信し(ステップS18)、USBデバイスとの間では、USBケーブルを介してデータ通信する(ステップS19)。このLANネットワークのデータ通信プロトコルとUSBのデータ通信プロトコルとの間のプロトコル変換はサーバコンピュータ内で行っている。
(7)ホストコンピュータから切断コマンドを受信すると(ステップS20)、論理的接続を切断し、USBのバスパワーをOFF状態にする(ステップS21)。
次に、USBデバイスの個数が、サーバコンピュータのUSBポートの個数よりも多い場合など、USBハブを使用する場合について説明を行う。図4に、USBハブを用いてUSBデバイスと接続されるサーバコンピュータのシステム構成図の一例を示す。サーバコンピュータ2のUSBポートにUSBハブ4が接続されており、サーバコンピュータ2はUSBハブ4を介してUSBデバイス(5a、5b、5c)を制御する。USBハブを使用した場合も基本的には図3で示した動作シーケンスと同じである。
(1)先ず、USBデバイスが待機時は、サーバコンピュータ、USBハブそれぞれのバスパワーはOFF状態となっている。
(2)ホストコンピュータから情報取得要求を受信すると、サーバコンピュータは自身のUSBポートとUSBハブの全てポートのバスパワーをON状態にし、接続されている複数のUSBデバイスの情報を取得し保持する。ここで、USBハブに接続された全てのUSBデバイスの情報を取得するため、一旦全てのポートのバスパワーをON状態にする必要がある。そして、サーバコンピュータは、取得したUSBデバイス情報をホストコンピュータへ応答する。
(3)ホストコンピュータから接続要求を受信すると、サーバコンピュータは自身のUSBポートとUSBハブのポートのバスパワーをON状態にし、ホストコンピュータから指定されたUSBデバイスに対し接続処理を行う。この際、複数のUSBデバイスが接続されているので、接続要求の対象となったUSBデバイスへのポートのみバスパワーをON状態とし、それ以外のポートはバスパワーをOFF状態にする。
(4)ホストコンピュータから切断要求を受信すると、切断要求の対象となったUSBデバイスの切断処理を行い、バスパワーをOFF状態にする。
なお、USBハブが階層構造で複数接続されている場合も上記と同様となる。
ネットワークの環境によっては、サーバコンピュータが、ホストコンピュータから情報取得要求を多く、また短い間隔で受信することがある。この場合、突入電流のため、通常時より電力消費が大きくなる可能性が考えられる。実施例2は、この突入電流による電力消費を防ぐために、情報取得要求受信後、一定時間USBのバスパワーをON状態にする方法である。
サーバコンピュータが情報取得要求を受信すると、バスパワーをON状態にし、USBデバイスの情報を取得し、ホストコンピュータに応答する。この後すぐ、バスパワーをOFF状態にはせず、一定時間ON状態のまま保っておく。バスパワーがON状態の間に、USBデバイスが接続された場合、サーバコンピュータはこれを検知し、USBデバイス情報を取得し保持することができる。また、かかる間に、USBデバイスが取り外しされた場合でも、バスパワーがON状態のため、サーバコンピュータはそれを認識することができる。サーバコンピュータは、バスパワーがON状態の間、情報取得要求を受けると、保持しているUSBデバイス情報を応答する。
ここで、一定時間の値はユーザの利用頻度によって時間が調整される方が利便性がよいと考えられる。この時間パラメータの調整は、専用の保守用端末装置やWeb端末装置などツールを用いて適切に設定することが可能である。
図5に、実施例2のサーバコンピュータの動作シーケンス図を示している。図5を参照しながら、本実施例2におけるサーバコンピュータの動作シーケンスについて以下に説明する。
(1)先ず、USBデバイスが待機時は、USBのバスパワーはOFF状態であり、サーバコンピュータからUSBデバイスへの給電は行わない。この状態でUSBデバイスを抜き差ししても、サーバコンピュータは認識を行わない。
(2)次に、ホストコンピュータから情報取得要求を受信すると(ステップS21)、サーバコンピュータはUSBのバスパワーをOFF状態からON状態にする(ステップS22)。サーバコンピュータはここで初めて、USBデバイスがローカルに接続されていることを認識する。
(3)認識後、サーバコンピュータが接続されているUSBデバイスのUSBデバイス情報を取得し(ステップS23)、ホストコンピュータへ検索応答を行う(ステップS24)。この後、すぐにUSBバスパワーをOFF状態にはしない。実施例1ではホストコンピュータへ応答の後、すぐにUSBのバスパワーをOFF状態にしたが(図1のステップS15)、実施例2ではホストコンピュータに応答した後、一定時間の間、バスパワーをON状態に保持し、一定時間の間に、別の情報取得要求を受け付けると保持しているUSBデバイス情報をホストコンピュータに応答するのである。
(4)ホストコンピュータに応答した後、一定時間の間に、ホストコンピュータから情報取得要求を受信すると(ステップS25)、サーバコンピュータは保持しているUSBデバイス情報をホストコンピュータに応答する(ステップS26)。
(5)サーバコンピュータは、バスパワーがON状態の間に、USBデバイスが接続(USBデバイスがサーバコンピュータのUSBポートに接続)されると、USBのバスパワーがON状態なので、USBデバイスを認識し、かかるUSBデバイスの情報を取得し保持する。また、USBデバイスが取り外し(USBデバイスがサーバコンピュータのUSBポートから取り外し)されると、保持していたUSBデバイス情報を破棄する(ステップS27)。すなわち、バスパワーON状態にあっては、サーバコンピュータは接続されたUSBデバイスの情報を動的にリアルタイムで把握し更新することができるのである。
(6)サーバコンピュータは、一定時間が経過すると、バスパワーをOFF状態にする(ステップS28)。
(7)ホストコンピュータから情報取得要求を受信すると(ステップS29)、サーバコンピュータはバスパワーを再びON状態にする(ステップS30)。サーバコンピュータは接続されているUSBデバイスの情報を取得し(ステップS31)、ホストコンピュータへ応答を行う(ステップS32)。
(8)ホストコンピュータから接続要求を受信すると(ステップS33)、ホストコンピュータと接続処理を行い、ホストコンピュータがUSBデバイスを使用できる状態にする。
(9)サーバコンピュータは、ホストコンピュータとの間では、LANネットワークを介してデータ通信し(ステップS34)、USBデバイスとの間では、USBケーブルを介してデータ通信する(ステップS35)。このLANネットワークのデータ通信プロトコルとUSBのデータ通信プロトコルとの間のプロトコル変換はサーバコンピュータ内で行っている。
(10)ホストコンピュータから切断コマンドを受信すると(ステップS36)、切断処理を行い、USBのバスパワーをOFF状態にする(ステップS37)。
(11)また、最後の情報取得要求を受信した後から一定時間が経過していれば、USBのバスパワーをOFF状態にする(ステップS37)。
次に、図6、図7を用いて、サーバコンピュータの処理フローについて説明する。
図6は、サーバコンピュータにおいて、ホストコンピュータからのコマンド要求を受け付け、そのコマンド要求の種類に応じた処理を行うフローである。
(1)まず、サーバコンピュータでは、コマンド要求を受信すると(ステップS400)、コマンド判別を行い(ステップS401)、かかるコマンド要求が、情報取得要求、接続要求、切断要求のいずれに該当するかを判断する。
(2)かかるコマンド要求が、情報取得要求である場合、バスパワーはON状態かを確認する(ステップS411)。OFFの状態であれば、バスパワーをON状態にし(ステップS412)、USBデバイス情報の取得と保持を行う(ステップS413)。そして、当該取得したUSBデバイス情報をホストコンピュータに応答する(ステップS414)。ステップS411においてバスパワーの状態がONであれば、サーバコンピュータが保持しているUSBデバイス情報をホストコンピュータへ応答する(ステップS414)。
(3)かかるコマンド要求が、接続要求である場合、バスパワーはON状態かを確認し(ステップS421)、OFF状態であれば、バスパワーをON状態にし(ステップS422)、接続処理を行う(ステップS423)。ステップS421において、バスパワーの状態がONであれば接続処理を行う(ステップS423)。かかる接続処理は、ホストコンピュータとサーバコンピュータとの間でネットワークを経由したUSBデータの送受信を行うための論理的接続を確立するためのものである。
(4)かかるコマンド要求が、切断要求である場合、切断処理を行う(ステップS431)。かかる切断処理は、ホストコンピュータとサーバコンピュータとの間に確立されたUSBデータ送受信のための論理的接続を切断するためのものである。次にステップS432において、バスパワーをOFFにする。そしてステップS433において、USBデバイス情報を破棄する。
また、図7は、ホストコンピュータからのコマンド要求に応答した後、一定時間の間に、ホストコンピュータからコマンド要求を受信しなければ、バスパワーをOFF状態にして、保持しているUSBデバイス情報を破棄する処理を示している。サーバコンピュータはバスパワーがON状態にある間は、かかるフローをループしている。なお、複数のUSBポートがある場合は、かかるフローは各USBポートごとに行われる。
(1)まず、サーバコンピュータは、USBデバイスが接続されたUSBポートが、ホストコンピュータと接続中か否かを判断する(ステップS51)。ここで接続中とは、USBデータ送受信のための論理的接続がホストコンピュータとサーバコンピュータとの間で確立されている状態をいう。接続中であればバスパワーはONの状態を継続する。
(2)接続中でなければ、最後に情報取得要求を取得してから一定時間が経過したかを確認する(ステップS52)。一定時間経過していなければ、バスパワーはONの状態を継続する。一定時間経過していれば、バスパワーをOFF状態にし(ステップS53)、USBデバイス情報を破棄する(ステップS54)。なお、ここで一定時間は、サーバコンピュータの管理者が任意に設定することができる。
サーバコンピュータが、ホストコンピュータから情報取得要求を多く、また短い間隔で受信した場合、突入電流のため、通常時より電力消費が大きくなる可能性が考えられることは上述した。この突入電流による電力消費を防ぐために、実施例3では、情報取得要求を2つの類型に分類し、省電力制御を行う方法を説明する。
実施例3では、情報取得要求をポーリング型情報取得要求とユーザ指示型情報取得要求の2つの類型に分類する。ポーリング型情報取得要求は、ホストコンピュータから周期的に発行される情報取得要求のことである。ユーザ指示型情報取得要求は、ホストコンピュータの利用者からの指示で実行される情報取得要求のことである。USBデバイスサーバのシステムにおいては、ユーザが、ホストコンピュータにインストールされたUSBデバイスサーバ管理プログラム(図示せず)を操作して、かかるユーザ指示型情報取得要求を実行するのである。
2つの情報取得要求を説明の便宜上、検索U(ユーザ指示型情報取得要求)と検索P(ポーリング型情報取得要求)とする。検索Uでは、必ずUSBのバスパワーをON状態にし、その時のUSBデバイスの情報を正確に応答する。一方、検索Pでは、サーバコンピュータがUSBデバイス情報を保持している場合は、かかる情報を応答する。USBデバイス情報を保持していない場合のみ、USBのバスパワーをON状態し、USBデバイス情報を取得し応答する。
USBのバスパワーをON状態にしている時間や、USBデバイス情報を保持している時間は、ネットワークの環境やユーザの利用頻度等により、保守ツール端末/Web端末等からユーザが適切に設定することが可能である。
次に、図8−1から図8−3を参照して、ホストコンピュータから検索U若しくは検索Pを行った場合における、サーバコンピュータのバスパワーのON/OFFの状態遷移を示す。
図8−1を用いて、検索Uとバスパワーの状態遷移との関係を説明する。まず、ホストコンピュータがt1のタイミングにおいて検索U(t1)を行うと、サーバコンピュータがこれを受信し、USBのバスパワーをON状態にする。USBバスパワーがON状態になると、サーバコンピュータはUSBデバイス情報を取得できるので、当該ホストコンピュータに取得したUSBデバイス情報を応答する。そして、一定時間(ここではT1とする)、バスパワーをON状態にしておく。一定時間が経過するとUSBのバスパワーをOFF状態とする。そして、サーバコンピュータが再び検索U(t2)を受信すると、USBバスパワーをON状態にし、その状態を一定時間(T1)継続する。ここで、一定時間(T1)が経過する前に、さらに検索U(t3)を受信した場合は、それまでの時間のカウントをクリアし、検索U(t3)の時点から一定時間(T1)バスパワーをON状態にする。すなわち、一定時間が経過する前に、再び検索Uを受信すると、時間のカウントがクリアされ、そこから新たに一定時間(T1)の計測を開始するのである。ここで、一定時間(T1)はユーザが自由に変更可能である。なお、検索UによりバスパワーがON状態される一定時間(T1)は、特許請求の範囲に記載の「第1の所定時間」に相当する。
次に、図8−2を用いて検索Pを説明する。まず、ホストコンピュータが検索U(t4)を実行する。サーバコンピュータはこれを受信し、バスパワーを一定時間(T1)ON状態にする。そして、ON状態であるところに、検索P(t5)を受信すると、サーバコンピュータは保持しているUSBデバイス情報を応答する。その後、サーバコンピュータは一定時間(T1)が経過するとバスパワーをOFF状態にするのであるが、OFF状態にする時にサーバコンピュータが保持しているUSBデバイス情報をキャッシュとして一定時間(T2)保持する。なお、この一定時間(T2)は、特許請求の範囲に記載の「第2の所定時間」に相当する。ここで、ホストコンピュータから検索P(t6)を受信すると、かかる検索P(t6)に対しては、キャッシュとして保持しているUSBデバイス情報を応答する。一定時間(T2)が経過すれば、キャッシュとして保持していたUSBデバイス情報は破棄される。この後の検索P(t7)に対しては、USBデバイス情報が保持されていないので、サーバコンピュータはバスパワーをON状態にし、USBデバイス情報を取得しホストコンピュータに応答する。そして一定時間(T2)、かかるUSBデバイス情報をキャッシュとして保持する。なお、検索Pに関しては、検索Uと異なり、バスパワーをONにした後、一定時間(T1)ON状態を継続しない。
次に、図8−3を用いて検索UとUSBデバイス情報のキャッシュ保持との関係について説明する。まず、サーバコンピュータは、検索U(t8)を受信すると、バスパワーをON状態にし、一定時間(T1)これを継続する。サーバコンピュータは、一定時間(T1)が経過すると、バスパワーをOFF状態にするとともに、かかるタイミングにて保持しているUSBデバイス情報をキャッシュとして一定時間(T2)保持する。ここで一定時間(T2)が経過する前に、t9のタイミングにて検索U(t9)を受信した場合、USBバスパワーをON状態にしてUSBデバイス情報を取得しホストコンピュータへ応答する。そして、t9のタイミングから一定時間(T1)バスパワーON状態を継続するのである。すなわち、検索Uに対しては、第一に、USBデバイス情報がサーバコンピュータにキャッシュとして保持されているか否かに拘わらず、必ずUSBのバスパワーをON状態にし、正確なUSBデバイス情報をホストコンピュータへ応答する。そして第二に、検索Uを受信してから一定時間(T1)バスパワーON状態を継続するのである。
ここで、サーバコンピュータが、バスパワーがON状態のときに保持しているUSBデバイス情報と、バスパワーがOFF状態のときに保持しているUSBデバイス情報(キャッシュとして保持している。)との相違を説明する。
バスパワーがON状態のとき、サーバコンピュータはUSBデバイスの接続や取り外しを認識することができる。したがって、新規にUSBデバイスが接続された場合や、接続されていたUSBデバイスが取り外された場合は、それを認識し、保持しているUSBデバイス情報を動的に更新することができる。すなわち、バスパワーがON状態の間においては、サーバコンピュータは、接続されているUSBデバイスの情報をリアルタイムで把握することができるので、かかるUSBデバイス情報は正確であるといえる。
一方、バスパワーがOFF状態の間においては、電源制御部23により周辺機器インタフェース部24への電力供給が停止されているので、サーバコンピュータはUSBデバイスの接続や取り外しを認識できない。すなわち、バスパワーがOFF状態のときに接続された又は取り外しされたUSBデバイスの情報は、サーバコンピュータが保持しているUSBデバイス情報に反映されないのである。したがって、バスパワーOFF状態のときにキャッシュとして保持されているUSBデバイス情報は、必ずしも正確であるとは限らないのである。
上述の実施例1〜3の場合、サーバコンピュータではホストコンピュータが検索を連続で行った場合、また複数のホストコンピュータが検索を行った場合、その都度USBバスパワーのON/OFF状態を切替え、USBデバイスを起動している。この場合、常にUSBのバスパワーをONにした状態より電力を消費することがある。
また、通常のサーバコンピュータの使用方法として、始めに検索を行い、接続を希望する機器が利用可能であることを確認した後に、検索された周辺機器の機種に対し接続するという手順が考えられる。したがって、実際に機器に接続するよりも検索の方が頻度高く行われると考えられる。
実施例4は、この様なサーバコンピュータの使用方法を想定し、サーバコンピュータに物理的なスイッチを装備するものである。このスイッチによりサーバコンピュータ自身が、USBデバイスの抜き差しを認識することが可能となる。スイッチの具体例は、USBコネクタの挿入により、コネクタ自身が直接もしくはレバーを介してスイッチノブを機械的に押下する機械的スイッチ、発光部と受光部を有してコネクタが挿入されることにより光路をインタラプトして検出を行う光インタラプタタイプの光学的スイッチ、あるいは、1対のセンサ端子がグランド端子に接触することにより短絡状態となることを検出するタイプの電気的スイッチなどが例としてあげられるが、これに限るものではない。サーバコンピュータは、上記スイッチによりUSBデバイスの物理的接続(USBコネクタの挿入)を認識すると、このタイミングで1度だけUSBのバスパワーをON/OFFし、USBデバイス情報を取得する。
この情報をサーバコンピュータは保持し、以降の検索に対し、この保持したUSBデバイス情報を用いて、ホストコンピュータへ応答を行う。また、USBデバイスを抜けばスイッチによりサーバコンピュータは当該USBデバイスが非接続(物理的切断)状態となったことを認識し、保持しているUSBデバイス情報を破棄する。この方式によって、常に正確なUSBデバイスの物理的接続状態をサーバコンピュータが把握できているため、検索に対して、USBのバスパワーはOFF状態のままでもよく、無駄な消費電力を無くすことが可能である。
図9に、実施例4のサーバコンピュータの機能ブロック図を示す。また、図10に、実施例4のサーバコンピュータの動作シーケンス図を示す。
以下、図9および図10を参照して、サーバコンピュータでスイッチを使用した手順について説明する。
(1)先ず、USBデバイスがサーバコンピュータに挿入されると(図10におけるステップS11)、スイッチ26を介し、USBデバイスが物理的に接続されたことをサーバコンピュータが認識する。サーバコンピュータでは、電源制御部23によってUSBのバスパワーをON状態にする(ステップS12)。
(2)サーバコンピュータは、周辺機器接続管理部25によってUSBデバイス情報を取得し保持する(ステップS13)。その後、電源制御部23によってUSBのバスパワーをOFF状態にする(ステップS14)。
(3)ホストコンピュータからネットワーク通信部21を介して情報取得要求を受信すると(ステップS15)、保持しているUSBデバイス情報を返す(ステップS16)。このとき、USBのバスパワーをON状態にはしない。
(4)ホストコンピュータからUSBデバイスの接続要求を受信すると(ステップS17)、USBデバイスのバスパワーをON状態とし(ステップS18)、ホストコンピュータでの使用が終了した後に当該ホストコンピュータからの切断要求を受信すると(ステップS19)、USBデバイスのバスパワーをOFF状態とする(ステップS20)。
(5)USBデバイスが抜かれると、スイッチを介して、USBデバイスが物理的に切断されたことを認識する(ステップS21)。そして、保持していたUSBデバイス情報を消去・破棄する(ステップS22)。
本発明の周辺機器の待機電力を省電力化する方法およびサーバコンピュータは、コンピュータに接続される周辺機器の電源制御技術に関し、特に、周辺機器のバスパワーを制御して、周辺機器待機時のホストコンピュータの省電力化を目的とするシステムに利用できる。
システム構成図(1) サーバコンピュータの機能ブロック図 実施例1のサーバコンピュータの動作シーケンス図 システム構成図(2) 実施例2のサーバコンピュータの動作シーケンス図 サーバコンピュータの処理フローチャート(1) サーバコンピュータの処理フローチャート(2) バスパワー信号チャート図(1) バスパワー信号チャート図(2) バスパワー信号チャート図(3) 実施例4のサーバコンピュータの機能ブロック図 実施例4のサーバコンピュータの動作シーケンス図 USBデバイスサーバシステムの概略構成図
符号の説明
1a,1b,1c ホストコンピュータ
2 サーバコンピュータ
3 LANネットワーク
4 USBハブ
5,5a,5b,5c USBデバイス
21 ネットワーク通信部
22 ホスト接続管理部
23 電源制御部
24 周辺機器インタフェース部
25 周辺機器接続管理部
26 スイッチ
30 USBデバイスサーバ
USB−HC USBホストコントローラ

Claims (8)

  1. 1乃至複数のホストコンピュータと、1乃至複数の周辺機器が接続されたサーバコンピュータとがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、いずれかの前記ホストコンピュータから前記サーバコンピュータに対しコマンド要求があった時、前記サーバコンピュータが、接続されている周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にする方法であって、
    前記コマンド要求が情報取得要求である場合、
    前記サーバコンピュータが、接続されている周辺機器のバスパワーをON状態にし、周辺機器情報を取得し、前記いずれかのホストコンピュータに前記周辺機器情報を応答し、その後、所定時間の間、接続されている周辺機器のバスパワーのON状態を継続し、前記所定時間の間、周辺機器の状態変化に応じて前記周辺機器情報を更新し、前記所定時間の間、任意のホストコンピュータからの別の情報取得要求を受け付けると、前記周辺機器情報を前記任意のホストコンピュータに応答し、前記所定時間経過後にバスパワーをOFF状態にし、前記周辺機器情報を消去することを特徴とする周辺機器の待機電力を省電力化する方法。
  2. 1乃至複数のホストコンピュータと、1乃至複数の周辺機器が接続されたサーバコンピュータとがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、いずれかの前記ホストコンピュータから前記サーバコンピュータに対しコマンド要求があった時、前記サーバコンピュータが、接続されている周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にする方法であって、
    (A)前記コマンド要求がユーザ指示型情報取得要求である場合、
    (a1)接続されている周辺機器のバスパワーがOFF状態のときは、前記サーバコンピュータが、接続されている周辺機器のバスパワーをON状態にし、前記周辺機器情報を取得して前記いずれかのホストコンピュータに応答し、その後、第1の所定時間の間、バスパワーをON状態に継続し、前記周辺機器の状態変化に応じて前記周辺機器情報を更新し、第1の所定時間が経過するとバスパワーをOFF状態にし、第2の所定時間の間、バスパワーをOFF状態にしたときの前記周辺機器情報を保持し、第2の所定時間が経過すると前記周辺機器情報を消去し、
    (a2)接続されている周辺機器のバスパワーがON状態のときは、前記周辺機器情報を前記いずれかのホストコンピュータに応答し、第1の所定時間の計測を始動の状態に戻し、あらたに第1の所定時間の計測を開始し、
    (B)前記コマンド要求がポーリング型情報取得要求である場合、
    (b1)前記サーバコンピュータが前記周辺機器情報を保持しているときは、前記周辺機器情報を前記いずれかのホストコンピュータに応答し、
    (b2)前記周辺機器情報を保持していないときは、接続されている周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にし、前記周辺機器情報を取得して前記いずれかのホストコンピュータに応答し、第2の所定時間の間、前記周辺機器情報を保持することを特徴とする周辺機器の待機電力を省電力化する方法。
  3. 前記サーバコンピュータの接続部に周辺機器の抜き差しを検知し得る手段を更に設け、周辺機器の挿入を認識した時に前記周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にし、前記周辺機器情報を取得し、その後、前記周辺機器が抜かれるまで、前記1乃至複数のホストコンピュータのいずれかからの情報取得要求に対して、保持している前記周辺機器情報を応答することを特徴とする請求項1又は2に記載の周辺機器の待機電力を省電力化する方法。
  4. 前記周辺機器がUSB(Universal Serial Bus)対応機器若しくはIEEE1394対応機器であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の周辺機器の待機電力を省電力化する方法。
  5. 1乃至複数のホストコンピュータとネットワークを介して接続されるサーバコンピュータであって、
    前記ホストコンピュータとの間でコマンド要求を受信し応答を行うネットワーク通信部と、前記コマンド要求を解析処理するホスト接続管理部と、1乃至複数の周辺機器と接続するための周辺機器インタフェース部と、前記周辺機器のバスパワーを制御する電源制御部と、周辺機器接続管理部を備え、
    前記1乃至複数のホストコンピュータのうち、いずれかのホストコンピュータからコマンド要求があり、該コマンド要求が情報取得要求であった場合、
    前記電源制御部が、所定時間の間前記周辺機器のバスパワーをON状態に保持し、所定時間経過後にバスパワーをOFF状態にし、
    前記周辺機器接続管理部が、周辺機器情報を取得して、前記所定時間の間、前記周辺機器の状態変化に応じて前記周辺機器情報を更新し、所定時間経過後に前記周辺機器情報を消去し、
    前記ホスト接続管理部が、所定時間の間、任意のホストコンピュータから情報取得要求を受け付けると、前記周辺機器情報を前記任意のホストコンピュータに応答することを特徴とする周辺機器の待機電力を省電力化するサーバコンピュータ。
  6. 1乃至複数のホストコンピュータとネットワークを介して接続されるサーバコンピュータであって、
    前記ホストコンピュータとの間でコマンド要求を受信し応答を行うネットワーク通信部と、前記コマンド要求を解析処理するホスト接続管理部と、1乃至複数の周辺機器と接続するための周辺機器インタフェース部と、前記周辺機器のバスパワーを制御する電源制御部と、周辺機器接続管理部を備え、
    (A)前記コマンド要求がユーザ指示型情報取得要求である場合、
    (a1)接続されている周辺機器のバスパワーがOFF状態のときは、前記電源制御部が、接続されている周辺機器のバスパワーをON状態にし、前記周辺機器接続管理部が周辺機器情報を取得して、前期ホスト接続管理部が前記いずれかのホストコンピュータに応答し、その後、第1の所定時間の間、前記電源制御部がバスパワーをON状態に継続し、前記周辺機器接続管理部が前記周辺機器の状態変化に応じて前記周辺機器情報を更新し、第1の所定時間が経過すると前記電源管理部がバスパワーをOFF状態にし、第2の所定時間の間、前記周辺機器接続管理部がバスパワーをOFF状態にした時点の前記周辺機器情報を保持し、第2の所定時間が経過すると前記周辺機器情報を消去し、
    (a2)接続されている周辺機器のバスパワーがON状態のときは、
    前記ホスト接続管理部が前記周辺機器情報を前記いずれかのホストコンピュータに応答し、第1の所定時間の計測を始動の状態に戻し、あらたに第1の所定時間の計測を開始し、
    (B)前記コマンド要求がポーリング型情報取得要求である場合、
    (b1)前記周辺機器接続管理部が前記周辺機器情報を保持しているときは、前記ホスト接続管理部が前記周辺機器情報を前記いずれかのホストコンピュータに応答し、
    (b2)前記周辺機器情報を保持していないときは、前記電源管理部が前記周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にし、前記周辺機器接続管理部が周辺機器情報を取得して、前記ホスト接続管理部が前記いずれかのホストコンピュータに応答し、第2の所定時間の間、前記周辺機器接続管理部が前記周辺機器情報を保持することを特徴とする周辺機器の待機電力を省電力化するサーバコンピュータ。
  7. 前記サーバコンピュータの接続部に周辺機器の抜き差しを検知し得るスイッチを更に備え
    前記スイッチで周辺機器の挿入を認識した時に、前記電源制御部で前記周辺機器のバスパワーを一時的にON状態にし、前記周辺機器情報を取得し、前記ホスト接続管理部で前記周辺機器が抜かれるまで保持されている前記周辺機器情報を前記ホストコンピュータからの情報取得要求に対して応答することを特徴とする請求項5又は6に記載の周辺機器の待機電力を省電力化するサーバコンピュータ。
  8. 前記周辺機器インタフェース部は、USB(Universal Serial Bus)対応機器若しくはIEEE1394対応機器に対するインタフェース機能を有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかの周辺機器の待機電力を省電力化するサーバコンピュータ。
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