JP2012123690A - ネットワーク用モニタシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】コンピュータとモニタだけをネットワークを介して接続するだけですむネットワーク用モニタシステムを得る。
【解決手段】ネットワーク用モニタシステムは、ホストコンピュータとネットワークを介して接続されるモニタとを備えるネットワーク用モニタシステムにおいて、上記モニタは、映像を表示するとともにUSB機器が接続されており、上記ホストコンピュータは、上記映像のデータを上記ネットワークを介して上記モニタに伝送するとともに上記USB機器のドライバが配備され、上記モニタと上記ホストコンピュータの間でUSBトランザクションをデータとしてIPパケットにより通信を行う。
【選択図】図3
【解決手段】ネットワーク用モニタシステムは、ホストコンピュータとネットワークを介して接続されるモニタとを備えるネットワーク用モニタシステムにおいて、上記モニタは、映像を表示するとともにUSB機器が接続されており、上記ホストコンピュータは、上記映像のデータを上記ネットワークを介して上記モニタに伝送するとともに上記USB機器のドライバが配備され、上記モニタと上記ホストコンピュータの間でUSBトランザクションをデータとしてIPパケットにより通信を行う。
【選択図】図3
Description
この発明は、コンピュータにネットワークを介してモニタが接続されるネットワーク用モニタシステムに関するものである。
従来、コンピュータから離れた遠隔地に複数のタッチパネルモニタを設置する場合、映像信号、タッチ信号、およびキーボード・マウス入力信号を中継延長する機器を別途コンピュータとタッチパネルモニタの間に介設している。そして、各タッチパネルモニタに接続されるタッチ入力やキーボード入力、マウス入力をスイッチの切替えで排他制御している(例えば、特許文献1参照)。
しかし、各タッチパネルモニタに中継延長する機器をそれぞれ設けなければならないので、機器を別途用意しなければならずコストがアップし、且つ配線敷設にコストが掛かっている。
また、スイッチの切替えで排他制御をしているので、入力選択した側がスイッチを切替えない限り入力を占有してしまうという不都合が生じる。
また、スイッチの切替えで排他制御をしているので、入力選択した側がスイッチを切替えない限り入力を占有してしまうという不都合が生じる。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、コンピュータとモニタだけをネットワークを介して接続するだけですむネットワーク用モニタシステムを得ることを目的とする。
この発明に係るネットワーク用モニタシステムは、ホストコンピュータとネットワークを介して接続されるモニタとを備えるネットワーク用モニタシステムにおいて、上記モニタは、映像を表示するとともにUSB機器が接続されており、上記ホストコンピュータは、上記映像のデータを上記ネットワークを介して上記モニタに伝送するとともに上記USB機器のドライバが配備され、上記モニタと上記ホストコンピュータの間でUSBトランザクションをデータとしてIPパケットにより通信を行う。
この発明に係るネットワーク用モニタシステムは、ホストコンピュータにUSBトランザクションおよび映像データをデータとしてIPパケットを生成するとともにIPパケットからUSBトランザクションを取り出すネットワークインターフェースを設け、モニタにIPパケットからUSBトランザクションおよび映像データを取り出すとともにUSBトランザクションをデータとしてIPパケットを生成するデータリンクコントローラを設けるので、ホストコンピュータとモニタとをイーサネットで直接接続することができ、別途中継機器を用いなくてもすみ、コストアップを抑制することができるという効果を奏する。
以下、本発明のネットワーク用モニタシステムの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るネットワーク用モニタシステムの構成図である。図2は、この発明の実施の形態1に係るモニタの構成図である。
この発明の実施の形態1に係るネットワーク用モニタシステムは、ホストコンピュータ1と、ホストコンピュータ1とネットワーク2を介して接続されるモニタ3とから構成される。
モニタ3は、モニタパネル4の前面にタッチパネル5が配置されている。また、音声信号を出力する端子6、Universal Serial Bus(以下、USBと称す)規格のコンセント7、LANコネクタが挿入されるLANコンセント8が設けられている。端子6には、スピーカー9からのケーブルのコネクタが挿入されている。USB規格のコンセント7には、キーボード10とマウス11がケーブルを介して接続されている。LANコンセント8にはLANケーブル12のコネクタが挿入されている。なお、スピーカー9がモニタ3の外部に配備されているが、スピーカー9がモニタ3の内部に配備しても良い。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るネットワーク用モニタシステムの構成図である。図2は、この発明の実施の形態1に係るモニタの構成図である。
この発明の実施の形態1に係るネットワーク用モニタシステムは、ホストコンピュータ1と、ホストコンピュータ1とネットワーク2を介して接続されるモニタ3とから構成される。
モニタ3は、モニタパネル4の前面にタッチパネル5が配置されている。また、音声信号を出力する端子6、Universal Serial Bus(以下、USBと称す)規格のコンセント7、LANコネクタが挿入されるLANコンセント8が設けられている。端子6には、スピーカー9からのケーブルのコネクタが挿入されている。USB規格のコンセント7には、キーボード10とマウス11がケーブルを介して接続されている。LANコンセント8にはLANケーブル12のコネクタが挿入されている。なお、スピーカー9がモニタ3の外部に配備されているが、スピーカー9がモニタ3の内部に配備しても良い。
また、モニタ3は、LANコンセント8に接続されるLANコントロールハブ(HUB)15、ホストコンピュータ1とイーサネット(登録商標)規格に従って通信を行うデータリンク(Data Link)コントローラ16、ホストコンピュータ1から送信された画像データを復号してLow Voltage Differential Signaloing(LVDS)仕様の画像信号に変換するビジュアルコントローラ17、タッチパネル5からのタッチセンサ信号を位置情報に変換するタッチコントローラ18、音声情報を音声信号に変換するオーディオコーディック19、および、LAN通信のログを記憶するメモリ20を備える。
また、モニタ3にはIPアドレスが設定されている。
また、モニタ3にはIPアドレスが設定されている。
また、モニタ3は、オーディオコーディック19、タッチコントローラ18、キーボード10、および、マウス11とUSBトランザクションをUSBプロトコルの手順に従って通信を行うUSBコントローラ21を備える。そして、USBコントローラ21は、データリンクコントローラ16と接続されている。
ビジュアルコントローラ17は、ホストコンピュータ1から送信されてくる画像の差分だけ圧縮された差分データを用いて伸長してフレーム毎の画像信号に復元してモニタパネル4に送信する。モニタパネル4は、ビジュアルコントローラ17から送信された画像信号に基づいて画像を表示する。
タッチコントローラ18は、タッチパネル5からのタッチセンサ信号を位置情報に変換するとともにUSBコントローラ21にデータとして位置情報を含むUSBトランザクションを送る。
オーディオコーディック19は、USBコントローラ21からデータとして音声情報を含むUSBトランザクションを取得するとともに音声情報を取り出し、且つ取り出した音声情報を音声信号に変換してスピーカー9に送信する。
USBコントローラ21は、キーボード10からデータとしてキーボード情報を含むUSBトランザクションを取得し、そのUSBトランザクションをデータリンクコントローラ16に送る。
USBコントローラ21は、マウス11からデータとしてマウス情報を含むUSBトランザクションを取得し、そのUSBトランザクションをデータリンクコントローラ16に送る。
タッチコントローラ18は、タッチパネル5からのタッチセンサ信号を位置情報に変換するとともにUSBコントローラ21にデータとして位置情報を含むUSBトランザクションを送る。
オーディオコーディック19は、USBコントローラ21からデータとして音声情報を含むUSBトランザクションを取得するとともに音声情報を取り出し、且つ取り出した音声情報を音声信号に変換してスピーカー9に送信する。
USBコントローラ21は、キーボード10からデータとしてキーボード情報を含むUSBトランザクションを取得し、そのUSBトランザクションをデータリンクコントローラ16に送る。
USBコントローラ21は、マウス11からデータとしてマウス情報を含むUSBトランザクションを取得し、そのUSBトランザクションをデータリンクコントローラ16に送る。
データリンクコントローラ16は、ホストコンピュータ1からLANを経由して送信されてくるIPパケットを受け取る。このIPパケットにデータとして画像の差分データとUSBトランザクションとが含まれている。そして、データが画像の差分データの場合、ビジュアルコントローラ17に差分データを送り、データがUSBトランザクションの場合、USBコントローラ21にUSBトランザクションを送る。
また、データリンクコントローラ16は、USBコントローラ21からUSBトランザクションが送られてきたとき、USBトランザクションをデータとしてIPパケットを生成し、ネットワーク2にIPパケットを送出する。
また、データリンクコントローラ16は、USBコントローラ21からUSBトランザクションが送られてきたとき、USBトランザクションをデータとしてIPパケットを生成し、ネットワーク2にIPパケットを送出する。
図3は、この発明の実施の形態1に係るホストコンピュータのシステム構成図である。
ホストコンピュータ1は、ハードウエアとしては汎用のコンピュータであり、CPU、ROM、RAM、インターフェースを備える。インターフェースにはLANケーブル12を介してモニタ3が接続されている。
そして、ホストコンピュータ1は、ソフトウエアとして、ネットワークインターフェース(Network Interface)30、仮想リンクドライバ31、仮想表示ドライバ32、タッチリンク(Touch Link)33、および、モニタドライバ34を含むWindows OS36と、入力デバイス切替・表示アプリケーション37およびエラーロギングデータ収集アプリケーション38を含むカスタムアプリケーション39が実装されている。
ホストコンピュータ1は、ハードウエアとしては汎用のコンピュータであり、CPU、ROM、RAM、インターフェースを備える。インターフェースにはLANケーブル12を介してモニタ3が接続されている。
そして、ホストコンピュータ1は、ソフトウエアとして、ネットワークインターフェース(Network Interface)30、仮想リンクドライバ31、仮想表示ドライバ32、タッチリンク(Touch Link)33、および、モニタドライバ34を含むWindows OS36と、入力デバイス切替・表示アプリケーション37およびエラーロギングデータ収集アプリケーション38を含むカスタムアプリケーション39が実装されている。
ネットワークインターフェース30は、仮想リンクドライバ31、仮想表示ドライバ32、タッチリンク33から送られてくるデータをIPパケットに変換してネットワーク2に送出する。仮想リンクドライバ31とタッチリンク33からはUSBトランザクションが送られてくる。
また、ネットワークインターフェース30は、ネットワーク2から受け取ったIPパケットからデータを取り出し、対応する仮想リンクドライバ31、仮想表示ドライバ32、タッチリンク33に送る。仮想リンクドライバ31とタッチリンク33にはUSBトランザクションが送られる。
また、ネットワークインターフェース30は、ネットワーク2から受け取ったIPパケットからデータを取り出し、対応する仮想リンクドライバ31、仮想表示ドライバ32、タッチリンク33に送る。仮想リンクドライバ31とタッチリンク33にはUSBトランザクションが送られる。
モニタドライバ34では、アプリケーションから送られてくる新たなフレームの画像データの直前のフレームの画像データとの差分データを生成し、仮想表示ドライバ32に送る。
仮想表示ドライバ32は、ホストコンピュータ1にネットワーク2を介して接続されている全てのモニタ3に同じ画像を表示するミラー表示設定する。
ネットワークインターフェース30では、ミラー表示設定された差分データのときには差分データをデータとしてIPパケットを全てのモニタ3向けに送出する。
仮想表示ドライバ32は、ホストコンピュータ1にネットワーク2を介して接続されている全てのモニタ3に同じ画像を表示するミラー表示設定する。
ネットワークインターフェース30では、ミラー表示設定された差分データのときには差分データをデータとしてIPパケットを全てのモニタ3向けに送出する。
タッチパネル5、キーボード10、マウス11は標準的なUSBデバイスであり、それぞれのUSBデバイスドライバはWindows OS36に標準装備されている。尚、標準的なUSBデバイスでないときには、予め対応するUSBデバイスドライバを装備しておく。
タッチリンク33には、ネットワーク2を介して接続されているモニタ3の台数と同じ数の有効/無効ステータスが設定され、タッチパネル5が操作されているときには有効に設定され、残りの有効/無効ステータスは無効に設定される。そして、予め定められる時間に亘ってタッチパネル5が操作されないときには有効から無効に切り替えられる。
この有効/無効の設定切り替えは入力デバイス切替・表示アプリケーション37により行われる。すなわち、入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、タッチリンク33の有効/無効ステータスの全てが無効に設定されているときに、各有効/無効ステータスの1つを有効にする。そして、USBタッチドライバは、コントロール転送のトランザクションを生成し、ネットワークインターフェース30でIPパケットに変換してネットワーク2に送出する。このコントロール転送のトランザクションは有効に設定されたタッチパネル5に送られる。このとき、タッチパネル5が操作されていると、位置情報が送られてくるので、USBタッチドライバは位置情報を受信し、入力デバイス切替・表示アプリケーション37はその有効/無効ステータスを有効に維持する。USBタッチドライバはその位置情報をアプリケーションに送る。
この有効/無効の設定切り替えは入力デバイス切替・表示アプリケーション37により行われる。すなわち、入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、タッチリンク33の有効/無効ステータスの全てが無効に設定されているときに、各有効/無効ステータスの1つを有効にする。そして、USBタッチドライバは、コントロール転送のトランザクションを生成し、ネットワークインターフェース30でIPパケットに変換してネットワーク2に送出する。このコントロール転送のトランザクションは有効に設定されたタッチパネル5に送られる。このとき、タッチパネル5が操作されていると、位置情報が送られてくるので、USBタッチドライバは位置情報を受信し、入力デバイス切替・表示アプリケーション37はその有効/無効ステータスを有効に維持する。USBタッチドライバはその位置情報をアプリケーションに送る。
一方、コントロール転送のトランザクションを有効に設定されたタッチパネル5に送ったときに、タッチパネル5が操作されていないと、データが無いデータパケットが送られてくるので、USBタッチドライバはそのタッチパネルは操作されていないと判断し、入力デバイス切替・表示アプリケーション37はその有効/無効ステータスを無効にして次の有効/無効ステータスを有効にして、上述と同様にコントロール転送のトランザクションを有効にした有効/無効ステータスに対応するタッチパネル5に送る。
仮想リンクドライバ31には、ネットワーク2を介して接続されているキーボード10の数と同じ数の有効/無効ステータスが設定され、キーボード10が操作されているときには有効に設定され、残りの有効/無効ステータスは無効に設定される。そして、予め定められる時間に亘ってキーボード10が操作されないときには有効から無効に切り替えられる。
この有効/無効の設定切り替えは入力デバイス切替・表示アプリケーション37により行われる。すなわち、入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、キーボード10の有効/無効ステータスの全てが無効に設定されているときに、各有効/無効ステータスの1つを有効にし、USBキーボードドライバはコントロール転送のトランザクションを生成し、ネットワークインターフェース30でIPパケットに変換してネットワーク2に送出する。このコントロール転送のトランザクションは有効に設定されたキーボード10に送られる。このとき、キーボード10が操作されていると、キーボード情報が送られてくるので、USBキーボードドライバはそのキーボード情報を受信してアプリケーションに送る。同時に、入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、その有効/無効ステータスを有効に維持する。
この有効/無効の設定切り替えは入力デバイス切替・表示アプリケーション37により行われる。すなわち、入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、キーボード10の有効/無効ステータスの全てが無効に設定されているときに、各有効/無効ステータスの1つを有効にし、USBキーボードドライバはコントロール転送のトランザクションを生成し、ネットワークインターフェース30でIPパケットに変換してネットワーク2に送出する。このコントロール転送のトランザクションは有効に設定されたキーボード10に送られる。このとき、キーボード10が操作されていると、キーボード情報が送られてくるので、USBキーボードドライバはそのキーボード情報を受信してアプリケーションに送る。同時に、入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、その有効/無効ステータスを有効に維持する。
一方、コントロール転送のトランザクションを有効に設定されたキーボード10に送ったときに、キーボード10が操作されていないと、データが無いデータパケットが送られてくるので、USBキーボードドライバはそのキーボードは操作されていないと判断し、入力デバイス切替・表示アプリケーション37はその有効/無効ステータスを無効にして次の有効/無効ステータスを有効にして、上述と同様にコントロール転送のトランザクションを有効にした有効/無効ステータスに対応するキーボード10に送る。
仮想リンクドライバ31には、ネットワーク2を介して接続されているマウス11の数と同じ数の有効/無効ステータスが設定され、マウス11が操作されているときには有効に設定され、残りの有効/無効ステータスは無効に設定される。そして、予め定められる時間に亘ってマウス11が操作されないときには有効から無効に切り替えられる。
この有効/無効の設定切り替えは入力デバイス切替・表示アプリケーション37により行われる。すなわち、入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、マウス11の有効/無効ステータスの全てが無効に設定されているときに、各有効/無効ステータスの1つを有効にし、USBマウスドライバはコントロール転送のトランザクションを生成し、ネットワークインターフェース30でIPパケットに変換してネットワーク2に送出する。このコントロール転送のトランザクションは有効に設定されたマウス11に送られる。このとき、マウス11が操作されていると、マウス情報が送られてくるので、USBマウスドライバはそのマウス情報を受信してアプリケーションに送る。同時に、入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、その有効/無効ステータスを有効に維持する。
この有効/無効の設定切り替えは入力デバイス切替・表示アプリケーション37により行われる。すなわち、入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、マウス11の有効/無効ステータスの全てが無効に設定されているときに、各有効/無効ステータスの1つを有効にし、USBマウスドライバはコントロール転送のトランザクションを生成し、ネットワークインターフェース30でIPパケットに変換してネットワーク2に送出する。このコントロール転送のトランザクションは有効に設定されたマウス11に送られる。このとき、マウス11が操作されていると、マウス情報が送られてくるので、USBマウスドライバはそのマウス情報を受信してアプリケーションに送る。同時に、入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、その有効/無効ステータスを有効に維持する。
一方、コントロール転送のトランザクションを有効に設定されたマウス11に送ったときに、マウス11が操作されていないと、データが無いデータパケットが送られてくるので、USBマウスドライバはそのマウスは操作されていないと判断し、入力デバイス切替・表示アプリケーション37はその有効/無効ステータスを無効にして次の有効/無効ステータスを有効にして、上述と同様にコントロール転送のトランザクションを有効にした有効/無効ステータスに対応するマウス11に送る。
入力デバイス切替・表示アプリケーション37は、仮想リンクドライバ31のキーボード10に関する有効/無効ステータス、仮想リンクドライバ31のマウス11に関する有効/無効ステータス、タッチリンク33の有効/無効ステータスで有効とされているキーボード10、マウス11、タッチパネル5に対応するモニタ3をIPアドレスを特定する。そして、特定したIPアドレスを参照して表示データを生成する。例えば、1番目のモニタ3のタッチパネル5が有効であるとき、全てのモニタ3に「1番モニタのタッチパネルが有効」と表示する。キーボード10、マウス11に関しても同様である。
モニタ3は、異常を検知する手段を有し、異常を検知したときリングバッファからなるメモリ20にその異常のエラーコード、発生年月日を保存する。
エラーロギングデータ収集アプリケーション38は、モニタ3のメモリ20から異常のエラーコードや発生年月日を収集する。
エラーロギングデータ収集アプリケーション38は、モニタ3のメモリ20から異常のエラーコードや発生年月日を収集する。
この発明の実施の形態1に係るネットワーク用モニタシステムは、ホストコンピュータ1にUSBトランザクションをデータとしてIPパケットを生成するとともにIPパケットからUSBトランザクションを取り出すネットワークインターフェース30を設け、モニタ3にIPパケットからUSBトランザクションを取り出すとともにUSBトランザクションをデータとしてIPパケットを生成するデータリンクコントローラ16を設けるので、ホストコンピュータ1とモニタ3とをイーサネットで直接接続することができ、別途中継機器を用いなくてもすみ、コストアップを抑制することができる。
また。ホストコンピュータ1にモニタ3に物理的に直接接続されたUSBデバイスの同じ種類のものに対しては1つだけを有効にする切り替え手段がタッチリンク33、仮想リンクドライバ31に設けられているので、操作者が操作しなくても切り替えることができ、利便性を向上することができる。
また、モニタパネル4にビジュアルコントローラ17が一体に配備されているので、映像信号を長い長さの高価な映像信号ケーブルで伝送する必要がなく、安価なUTPケーブルですむ。
また、ホストコンピュータ1にフレーム間の差分データを生成する手段とモニタ3に差分データからフレーム毎の画像データを伸長する手段を含むので、ネットワーク2を介して伝送する情報量が少なくてすみ、高速に伝送することができる。
また、ホストコンピュータ1にフレーム間の差分データを生成する手段とモニタ3に差分データからフレーム毎の画像データを伸長する手段を含むので、ネットワーク2を介して伝送する情報量が少なくてすみ、高速に伝送することができる。
上述のネットワーク用モニタシステムでは、タッチパネル5、キーボード10、マウス11が使用中の場合、他のタッチパネル5、キーボード10、マウス11の使用を割り込むことが出来ないが、次のようにして割り込むようにすることもできる。
2番目のモニタ3のキーボード10が使用中とし、1番目のモニタ3のキーボード10を緊急に使用したいと考えたとき、1番目のモニタ3のタッチパネル5を普段のタッチと比較してかなり長くタッチすると、タッチコントローラ18は「接続要求」を受け取ったとして、接続要求をホストコンピュータ1に送信する。
2番目のモニタ3のキーボード10が使用中とし、1番目のモニタ3のキーボード10を緊急に使用したいと考えたとき、1番目のモニタ3のタッチパネル5を普段のタッチと比較してかなり長くタッチすると、タッチコントローラ18は「接続要求」を受け取ったとして、接続要求をホストコンピュータ1に送信する。
接続要求を受け取ったホストコンピュータ1は接続要求の発生メッセージを全てのモニタ3に表示するとともに、2番目のモニタ3に「切断許可」と「使用継続」を表示する。
2番目のモニタ3のキーボード10を使用中の人は、表示を見て「切断許可」または「使用継続」のいずれかにタッチする。「使用継続」にタッチされたときにはそのまま2番目のモニタ3のキーボード10が有効となる。一方、「切断許可」にタッチされたときには、1番目のモニタ3のキーボード10に関する有効/無効ステータスを有効に切り替える。そして、1番目のモニタ3のキーボード10が有効になった旨表示する。
2番目のモニタ3のキーボード10を使用中の人は、表示を見て「切断許可」または「使用継続」のいずれかにタッチする。「使用継続」にタッチされたときにはそのまま2番目のモニタ3のキーボード10が有効となる。一方、「切断許可」にタッチされたときには、1番目のモニタ3のキーボード10に関する有効/無効ステータスを有効に切り替える。そして、1番目のモニタ3のキーボード10が有効になった旨表示する。
なお、2番目のモニタ3に「切断許可」と「使用継続」を表示してから所定の時間を経過しても応答が無い場合、2番目のモニタ3のキーボード10を無効にし、代りに1番目のモニタ3のキーボード10を有効にする。
1 ホストコンピュータ、2 ネットワーク、3 モニタ、4 モニタパネル、5 タッチパネル、6 端子、7 USBコンセント、8 LANコンセント、9 スピーカー、10 キーボード、11 マウス、12 LANケーブル、15 LANコントローラハブ、16 データリンクコントローラ、17 ビジュアルコントローラ、18 タッチコントローラ、19 オーディオコーディック、20 メモリ、21 USBコントローラ、30 ネットワークインターフェース、31 仮想リンクドライバ、32 仮想表示ドライバ、33 タッチリンク、34 モニタドライバ、36 Windows OS、37 入力デバイス切替・表示アプリケーション、38 エラーロギングデータ収集アプリケーション、39 カスタムアプリケーション。
Claims (3)
- ホストコンピュータとネットワークを介して接続されるモニタとを備えるネットワーク用モニタシステムにおいて、
上記モニタは、映像を表示するとともにUSB機器が接続されており、
上記ホストコンピュータは、上記映像のデータを上記ネットワークを介して上記モニタに伝送するとともに上記USB機器のドライバが配備され、
上記モニタと上記ホストコンピュータの間でUSBトランザクションをデータとしてIPパケットにより通信を行うことを特徴とするネットワーク用モニタシステム。 - 複数の上記モニタを備え、
上記ホストコンピュータは、操作された上記USB機器だけと上記ドライバが通信することができるように排他制御することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク用モニタシステム。 - 上記モニタはタッチパネルを備え、上記タッチパネルからの位置情報をデータとして含む上記USBトランザクションを生成することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク用モニタシステム。
Priority Applications (1)
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