JP2008009629A - リモートコントロールシステム及びリモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロールシステム及びリモートコントロール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008009629A
JP2008009629A JP2006178398A JP2006178398A JP2008009629A JP 2008009629 A JP2008009629 A JP 2008009629A JP 2006178398 A JP2006178398 A JP 2006178398A JP 2006178398 A JP2006178398 A JP 2006178398A JP 2008009629 A JP2008009629 A JP 2008009629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
host computer
remote control
control device
host
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006178398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4709966B2 (ja
Inventor
Tadayoshi Kagawa
忠與 香川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Silex Technology Inc
Original Assignee
Silex Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Silex Technology Inc filed Critical Silex Technology Inc
Priority to JP2006178398A priority Critical patent/JP4709966B2/ja
Priority to US11/765,542 priority patent/US20080005432A1/en
Publication of JP2008009629A publication Critical patent/JP2008009629A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4709966B2 publication Critical patent/JP4709966B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/382Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
    • G06F13/387Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of different data processing systems to different peripheral devices, e.g. protocol converters for incompatible systems, open system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/102Program control for peripheral devices where the programme performs an interfacing function, e.g. device driver
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2213/00Indexing scheme relating to interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F2213/0042Universal serial bus [USB]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

【課題】周辺機器の管理装置を能動的に機能させ、ネットワーク上の任意のホストコンピュータをリモートコントロールできるシステムを提供する。
【解決手段】リモートコントロール装置は、少なくとも1つの周辺機器インタフェース手段と、ネットワーク上のホストコンピュータを選択するホスト選択手段と、ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータと接続する接続管理手段と、周辺機器インタフェース手段に接続された周辺機器の入出力データとネットワーク通信パケットデータとの間を相互にプロトコル変換するデータ変換手段と、ネットワーク通信パケットデータをホスト選択手段により選択されたホストコンピュータとの間で送受信するネットワーク通信手段とを備え、ホストコンピュータは、リモートコントロール装置との間で送受信するネットワーク通信パケットデータを周辺機器の入出力データに変換するデータ変換手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、USB(Universal Serial Bus)対応機器(以下、USBデバイス)などの周辺機器を管理する装置であって、周辺機器に対する入出力データを、ネットワークを介して接続されているホストコンピュータに送信若しくはホストコンピュータから受信することにより、ホストコンピュータをリモートコントロールする技術に関するものである。
USBデバイスの利用の利便性を向上すべく、USBデバイスをネットワーク経由で利用するための専用装置(例えば、USBデバイスサーバ)が知られている(非特許文献1)。
このUSBデバイスサーバを用いることにより、従来1台のホストコンピュータにしか接続し使用できなかったUSBデバイスを、ネットワーク上の任意のホストコンピュータからネットワークを介して利用できるようになる。各ホストコンピュータでは、このUSBデバイスサーバに接続されたUSBデバイスの状態を画面でモニターしたり、また、各ホストコンピュータの画面からUSBデバイスを選択することでローカルに接続されているUSBデバイスと同様にデータファイルを送受信したりすることができる。
例えば、USBデバイスサーバに接続されたUSBデバイスであるプリンタやスキャナー装置を、ネットワーク上のホストコンピュータから選択してプリンタ出力やスキャニングデータの取込みを行える。
このように、USBデバイスサーバは受動的な装置であり、ホストコンピュータが能動的にUSBデバイスサーバを介してUSBデバイスの状態監視、選択、データ転送を行うものである。
ここで、USBデバイスサーバのシステムを、図15を用いて説明する。かかるシステムは、ホストコンピュータ(2a、2b、2c)と、USBデバイスサーバ100と、USBデバイスサーバに接続されたUSBデバイス41から構成される。ホストコンピュータ(2a、2b、2c)とUSBデバイスサーバ100との間はLANネットワーク3によって接続され、USBデバイスサーバ100とUSBデバイス41との間はUSBケーブル5によって接続されている。なお、USBデバイスサーバは複数存在してもよい。また、USBデバイスサーバにUSBデバイスを複数接続することも可能である。USBデバイスサーバのUSBポート数以上のUSBデバイスを利用するときは、USBハブを介して接続するようにすればよい。
ホストコンピュータ2aからUSBデバイス41を利用する場合を説明する。
ホストコンピュータ2aの利用者は、ホストコンピュータ2aにインストールされたUSBデバイスサーバ管理プログラム(図2のホスト側接続管理手段28に相当する)を操作して、LANネットワーク3に存在するUSBデバイスサーバ及びそれに接続されたUSBデバイスの情報取得要求を行う。USBデバイスサーバはかかる情報取得要求を受けて、自身の情報と、自身に接続されたUSBデバイスの情報(例えば、USBデバイスの名前、ステータスなど)をホストコンピュータ2aに返信する。ホストコンピュータ2aのUSBデバイスサーバ管理プログラムは、受信した情報をGUI(Graphical User Interface)に表示し、利用者に提示する。
ホストコンピュータ2aの利用者は、LANネットワーク3に接続された1乃至複数のUSBデバイスサーバとUSBデバイスの情報がリストとして、ホストコンピュータ2aのGUI上に一覧表示されているので、利用したいUSBデバイス(ここではUSBデバイス41)を選択し、接続要求を実行する。すると、USBデバイスサーバ管理プログラムは、選択されたUSBデバイス41が接続されているUSBデバイスサーバ100に対し接続要求を送信する。USBデバイスサーバ100は、かかる接続要求を受信すると、ホストコンピュータ2aとの間でUSBデータ送受信用の論理的接続を確立する。こうしてホストコンピュータ2aとUSBデバイスサーバ100との間でLANネットワーク3を経由したUSBデータの送受信が可能となるのである。
次に、USBデータの送受信のプロセスについて説明する。
ホストコンピュータ2aは、アプリケーションから発行されるUSBデバイス41へのコマンドやデータをTCP/IP等のネットワークプロトコル内部にカプセル化し、USBデバイスサーバ100に向けて送信する。USBデバイスサーバ100は、これを受信すると、カプセル化を解除し、コマンドやデータを抽出し、かかるコマンドやデータをUSBデバイス41へ与える。このようにしてUSBデバイスサーバのシステムは、ホストコンピュータからLANネットワークを経由したUSBデバイスのリモートコントロールを可能としているのである。
このUSBデバイスサーバを用いることにより、従来1台のホストコンピュータにしか接続し使用できなかったUSBデバイスを、ネットワーク上の任意のホストコンピュータからネットワークを介して利用できるようになる。各ホストコンピュータでは、このUSBデバイスサーバに接続されたUSBデバイスの状態を画面でモニターしたり、また、各ホストコンピュータの画面からUSBデバイスを選択することでローカルに接続されているUSBデバイスと同様にデータファイルを送受信したりすることができる。
サイレックス・テクノロジー社のHP「USBデバイスサーバ」(URLアドレス;http://www.silex.jp/japan/products/network/what/index3.html)
上述したように、USBデバイスサーバは受動的な装置であり、ホストコンピュータが能動的にUSBデバイスサーバを介してUSBデバイスの状態監視、選択、データ転送を行うものであるため、例えば、USBデバイスサーバを介してスキャナー装置をネットワーク経由で利用する場合に、ユーザはホストコンピュータにおいて能動的にスキャナー装置の選択操作を行い、次にスキャナー装置に移動してスキャニングさせる対象物をセットし、スキャニング操作を行って、ホストコンピュータにおいて能動的にスキャニングデータを取り込むといったような手順が必要であった。このことは、ユーザにとって利便性がよいとはいえない。
本発明は、このUSBデバイスサーバを能動的な装置として機能させ、ホストコンピュータを選択し、データ転送を行い、ホストコンピュータが受動的にコントロールされるリモートコントロールシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のリモートコントロールシステムは、1乃至複数のホストコンピュータとネットワークを介して接続されるリモートコントロール装置とリモートコントロール装置に接続される1乃至複数の周辺機器とを備えるシステムであって、リモートコントロール装置は、下記の1)〜5)を備え、ホストコンピュータは、下記の6)〜7)を備えたことを特徴とする。
1)少なくとも1つの周辺機器インタフェース手段
2)外部から与えられるホストコンピュータ選択情報に基づき、ネットワーク上のホストコンピュータを選択するホスト選択手段
3)ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータと接続する接続管理手段
4)前記周辺機器インタフェース手段に接続された前記周辺機器の入出力データとネットワーク通信パケットデータとの間を相互にプロトコル変換するデータ変換手段
5)ネットワーク通信パケットデータを前記ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータとの間で送受信するネットワーク通信手段
6)前記ネットワーク通信パケットデータを送受信するホスト側ネットワーク通信手段
7)前記ホスト側ネットワーク通信手段を介して前記リモートコントロール装置から受信若しくはリモートコントロール装置へ送信するネットワーク通信パケットデータと周辺機器の入出力データとの間を相互にプロトコル変換するホスト側データ変換手段
本発明のリモートコントロールシステムを構成するリモートコントロール装置は、本質的には周辺機器の管理装置であり、周辺機器とのインタフェース手段とネットワーク通信手段を有する。ここで、周辺機器とのインタフェース手段とは、各種メーカーの様々な周辺機器と接続可能な汎用のインタフェース手段を意味し、好ましくは、USB(Universal Serial Bus)のインタフェースである。また、ネットワーク通信手段は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して他のコンピュータと通信できるものである。これに加えて、能動的にホストコンピュータを選択するためのホスト選択手段を有し、また、ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータと接続するための接続管理手段を有する。
リモートコントロール装置は、更に、周辺機器の入力データをネットワーク通信用のパケットデータに変換できるデータ変換手段を有し、周辺機器の入力データをネットワーク通信により選択されたホストコンピュータに送信する。
そして、ホストコンピュータが、LANなどのネットワークを介してリモートコントロール装置と通信するホスト側ネットワーク通信手段と、ネットワークを介してリモートコントロール装置から受信したパケットデータを周辺機器用のデータに変換するホスト側データ変換手段とを有することで、ホストコンピュータはあたかもローカルに接続された周辺機器から入力したかのように、そのデータ処理を行う。
なお、ホストコンピュータからの出力も同様である。ホストコンピュータから発信されるデータをホスト側データ変換手段によりネットワーク通信用のパケットデータに変換しネットワーク通信により送信して、リモートコントロール装置でこれを受信しデータ変換手段で変換し周辺機器へ与えることで、ホストコンピュータから周辺機器へデータが処理される。
ここで、周辺機器の入出力データとネットワーク通信パケットデータとの間を相互にプロトコル変換するとは、周辺機器の入出力データをLANネットワーク経由で送受信するために、当該入出力データに対して、特定の情報を付加したり、変換処理を加えたりすることをいう。例えば、周辺機器の入出力データをTCP/IP等のネットワークプロトコル内部にカプセル化する、または、TCP/IP等のネットワーク通信パケットデータのカプセル化を解除し周辺機器の入出力データを取り出すことをいう。
つまり、リモートコントロール装置に接続された周辺機器を操作すれば、選択したホストコンピュータでは、あたかもローカルに接続された周辺機器が操作されたかの如く処理を行うことになる。
本発明のリモートコントロールシステムは、上記のように構成されるため、周辺機器を管理する装置を能動的に機能させて、それによりネットワーク上の任意のホストコンピュータをリモートコントロールできるのである。
また、上記の本発明のリモートコントロールシステムにおいて、リモートコントロール装置の周辺機器インタフェース手段に接続されるデータ入力手段および画面表示手段を更に備え、データ入力手段から入力されたデータをホスト選択手段により選択されたホストコンピュータで処理されるべきデータとして、前述のデータ変換手段およびネットワーク通信手段を介して当該ホストコンピュータに送信し、また、当該ホストコンピュータの画面表示データを前述のホスト側データ変換手段およびネットワーク通信手段を介して受信し、データ変換手段を介して画面表示手段で画面表示することを特徴とする。
ここで、周辺機器インタフェース手段に接続され得るデータ入力手段とは、マウス等のポインティングデバイスやキーボード等のキー入力装置やディスプレイ等の表示手段に取り付けるタッチパネルなどである。これらのデータ入力手段がUSBなどの汎用のインタフェースを介してリモートコントロール装置に接続されている。また、周辺機器インタフェース手段に接続され得る表示手段とは、例えば液晶ディスプレイなどで、上述のデータ入力手段と同様にUSBなどの汎用のインタフェースを介してリモートコントロール装置に接続されるものである。
マウスやキーボードなどのデータ入力手段から入力されたデータをホスト選択手段により選択されたホストコンピュータで処理されるべきデータとして、前述のデータ変換手段およびネットワーク通信手段を介して当該ホストコンピュータに送信し、また、当該ホストコンピュータの画面表示データを前述のホスト側データ変換手段およびネットワーク通信手段を介して受信し、データ変換手段を介して液晶ディスプレイなどの画面表示手段で画面表示する。これにより、当該ホストコンピュータの専用のアプリケーション(データ解析ソフト等)をリモートコントロール装置から操作できることが可能となり、周辺機器の利便性が飛躍的に向上するのである。
例えば、USBデバイスであるマウスやキーボードをリモートコントロール装置に接続したケースを想定する。リモートコントロール装置は能動的な装置として機能し、リモートコントロール装置からホストコンピュータを選択し、リモートコントロール装置に接続されているマウスやキーボードを操作する。これらのマウスのポインティングデータやキーボードのキー入力データは、選択されたホストコンピュータにローカルにUSB接続されているマウスやキーボードからの入力データとしてホストコンピュータで処理される。このため、選択されたホストコンピュータはリモートコントロール装置によってコントロールされることになるのである。
このようなホストコンピュータのリモートコントロールの用途の一例として、例えば、分析装置が接続されているリモートコントロール装置から、ホストコンピュータをリモートコントロールする例について説明する。
公的な研究施設や企業の開発部署、そして大学の研究室などには多種多様の高価な分析装置が設置されている。最近は、これら分析装置の分析データを電子的ファイルとして保存できるように、汎用のインタフェースであるUSBインタフェースを有する機種が増えてきている。このUSBインタフェースを利用して、分析装置が収集した分析データをパソコンに取り込み、専用のアプリケーション(通常は、分析装置に特化したデータ解析ソフトなど)を利用してデータを分析するのである。ここで、この分析装置がUSBインタフェースを介してリモートコントロール装置に接続されるとする。そして、リモートコントロール装置を能動的な装置として機能させ、リモートコントロール装置とネットワークで接続されているホストコンピュータをリモートコントロールする。リモートコントロール装置に接続されているマウスやキーボードでホストコンピュータの専用のアプリケーション(データ解析ソフト等)を操作することによって、分析装置の利便性を飛躍的に向上させることが可能となるのである。
また、上記の本発明のリモートコントロールシステムにおいて、リモートコントロール装置は、入力装置用途切替手段を更に備え、この入力装置用途切替手段は、リモートコントロール装置とホストコンピュータとの接続が確立されていない場合、周辺機器から入力されたデータをリモートコントロール装置に対する入力データとして処理されるようにし、リモートコントロール装置とホストコンピュータとの接続が確立されている場合、周辺機器から入力されたデータを当該ホストコンピュータに対するデータとして処理されるようにすることを特徴とする。
また、上記の本発明のリモートコントロールシステムにおいて、リモートコントロール装置は、認証手段を更に備え、認証手段は、(1)外部から与えられる認証情報と認証手段に登録された認証情報とが一致するか否かを照合する、(2)外部から与えられる認証情報とホストコンピュータから与えられる認証情報とが一致するか否かを照合する、(3)ホストコンピュータ選択情報が、認証手段に登録されたホストコンピュータ情報と一致するか否かを照合する、上記(1)〜(3)の処理のうち、少なくとも1つの処理を行うことを特徴とする。
認証情報とは、ホストコンピュータまたはリモートコントロール装置にアクセスする者を一意に識別できる情報のことであり、ユーザID、ICカードのID情報、指紋画像などの生体認証情報、パスワード等が含まれる。
外部から与えられる認証情報とは、リモートコントロール装置に対して外部から与えられる情報のことであり、例えば、指紋センサー装置から入力されるユーザの指紋画像や、リモートコントロール装置の操作パネルを操作してユーザから入力されるパスワード等が含まれる。
また、認証にはユーザ認証や機器認証を含むがこれらに限定されるものではない。ユーザ認証は、リモートコントロール装置又は接続先ホストコンピュータをリモートコントロールできる権限を有するユーザに対してコントロール可能とすることである。機器認証は、予めシステム管理者やユーザによって選定されたホストコンピュータのみに限定して、リモートコントロールを許容することである。
一致する、とは2つのデータが完全一致する場合はもちろん、あるアルゴリズムで2つのデータを比較した場合に、対の関係になっている場合も含む。また、対の関係とは、比較するデータが予めテーブル等に記憶されており、これを参照して両者が対であることが判断できる場合も含む。
また、上記の本発明のリモートコントロールシステムにおいて、認証情報は、ホストコンピュータ選択情報として利用されることを特徴とする。
認証情報を、認証目的に加えて、ホストコンピュータを選択するためのホストコンピュータ選択情報として利用することができる。こうすることで、ユーザは認証情報を入力するだけで自動的に接続すべきホストコンピュータが決定されるので、認証情報とホストコンピュータ選択情報を別々に2回にわけて入力する必要がなくなり、利便性が高まる。
また、上記の本発明のリモートコントロール装置において、ホストコンピュータは、ホスト側認証手段を更に備え、ホスト側認証手段は、(1)リモートコントロール装置からの要求に従い、あらかじめ登録された認証情報をリモートコントロール装置へ送信する、(2)リモートコントロール装置から受信した認証情報とホスト側認証手段にあらかじめ登録された認証情報が一致するか否かを照合する、(3)リモートコントロール装置から接続要求を受けたときに、接続要求を発信したリモートコントロール装置が、ホスト側認証手段に登録されたリモートコントロール装置と一致するか否かを照合する、上記(1)〜(3)の処理のうち、少なくとも1つの処理を行うことを特徴とする。
ホストコンピュータにホスト側認証手段を備えることにより、よりセキュリティの高いリモートコントロールシステムを構築することができる。具体的には、ホストコンピュータに予め利用できるユーザの認証情報を登録しておき、当該ユーザにのみホストコンピュータのリモートコントロールを許可するというユーザ認証を実現することができる。また、ホストコンピュータに予め接続を許可するリモートコントロール装置の識別情報(IPアドレスなど)を登録しておき、当該登録されたリモートコントロール装置のみアクセスを許可するという機器認証を実現することができる。また、認証情報の照合は、ホストコンピュータで行うこともできる。
また、上記の本発明のリモートコントロールシステムにおいて、ホストコンピュータにおいて所定のアプリケーションプログラムが動作していない場合に、リモートコントロール装置からの信号に応答してアプリケーションプログラムを起動させるアプリケーション起動手段を更に備えることを特徴とする。
本発明のリモートコントロールシステムは、分析装置などの周辺機器を操作するアプリケーションプログラムがホストコンピュータに存在する場合に、ホストコンピュータをリモートコントロールすることにより、それらの周辺機器の利便性を更に高めることを目的とするが、ホストコンピュータ側で周辺機器を操作するアプリケーションプログラムが起動していない場合、周辺機器の操作が行えないため、強制的にアプリケーションプログラムを起動させる機能を設けたものである。
また、本発明のリモートコントロール装置は、下記1)〜5)を備える。
1)少なくとも1つの周辺機器インタフェース手段
2)ネットワーク上のホストコンピュータを選択するホスト選択手段
3)外部から与えられるホストコンピュータ選択情報に基づき、ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータと接続する接続管理手段
4)周辺機器インタフェース手段に接続された周辺機器の入出力データとネットワーク通信パケットデータとの間を相互にプロトコル変換するデータ変換手段
5)ネットワーク通信パケットデータをホスト選択手段により選択されたホストコンピュータとの間で送受信するネットワーク通信手段
本発明のリモートコントロール装置は、上述したリモートコントロールシステムの構成要素であり、周辺機器とのインタフェース手段とネットワーク通信手段を有し、また、能動的にホストコンピュータを選択するためのホスト選択手段を有し、また、ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータと接続するための接続管理手段を有する。更に、周辺機器インタフェース手段に接続された周辺機器の入出力データとネットワーク通信パケットデータとの間を相互にプロトコル変換するデータ変換手段を有し、ネットワーク通信パケットデータをホスト選択手段により選択されたホストコンピュータに送信若しくはホストコンピュータから受信する。
上記の構成によって、リモートコントロール装置に接続された周辺機器を操作すれば、選択したホストコンピュータでは、あたかもローカルに接続された周辺機器が操作されたかの如く処理を行うのである。
また、本発明のリモートコントロール装置は、データ入力手段および画面表示手段が周辺機器インタフェース手段に接続され、データ入力手段から入力されたデータをホスト選択手段により選択されたホストコンピュータで処理されるべきデータとしてデータ変換手段およびネットワーク通信手段を介して当該ホストコンピュータに送信し、また、当該ホストコンピュータの画面表示データを、ネットワーク通信手段を介して受信し、データ変換手段を介して画面表示手段で画面表示することを特徴とする。
マウスやキーボードなどのデータ入力手段から入力されたデータを、ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータで処理されるべきデータとして、データ変換手段およびネットワーク通信手段を介して当該ホストコンピュータに送信し、また、ネットワーク通信手段を介して当該ホストコンピュータの画面表示データを受信し、データ変換手段を介して液晶ディスプレイなどの画面表示手段で画面表示する。これにより、ホストコンピュータ上のアプリケーションをリモートコントローラ装置に接続されたマウス、キーボード、液晶ディスプレイを用いて操作することが可能となり、リモートコントローラ装置に接続されたプリンタ、スキャナー装置、分析装置などの周辺機器の利便性を飛躍的に向上させることができるのである。
また、本発明のリモートコントロールシステムは、入力装置用途切替手段を更に備え、入力装置用途切替手段は、リモートコントロール装置とホストコンピュータとの接続が確立されていない場合、周辺機器から入力されたデータをリモートコントロール装置に対する入力データとして処理されるようにし、リモートコントロール装置とホストコンピュータとの接続が確立されている場合、周辺機器から入力されたデータを前記ホストコンピュータに対するデータとして処理されるようにすることを特徴とする。
また、本発明のリモートコントロール装置は、上記の構成に加えて、認証手段を更に備え、認証手段は、(1)外部から与えられる認証情報と認証手段に登録された認証情報とが一致するか否かを照合する、(2)外部から与えられる認証情報とホストコンピュータから与えられる認証情報とが一致するか否かを照合する、(3)ホストコンピュータ選択情報が、認証手段に登録されたホストコンピュータ情報と一致するか否かを照合する、上記(1)〜(3)の処理のうち、少なくとも1つの処理を行うことを特徴とする。
また、認証情報は、ホストコンピュータ選択情報として利用されることを特徴とする。
また、接続管理手段は、ホストコンピュータへ接続要求を行った場合において、所定時間内にホストコンピュータから接続応答を受信できなかったときは、ホストコンピュータが非起動状態にあると判断し、当該非起動状態を解除する信号を送信することを特徴とする。
非起動状態とは、ホストコンピュータがリモートコントロール装置からの要求に対して通常の応答ができない状態にあることをいい、例えば、スリープ、スタンバイ、電源停止などの状態を含んでいる。ホストコンピュータが非起動状態にあるとき、リモートコントロール装置から非起動状態を解除する信号を送信することにより、ユーザはホストコンピュータを操作することなく、リモートコントロール装置からの接続処理を継続することができるのである。
本発明のリモートコントロールシステムにおいて、周辺機器インタフェース手段が、USB(Universal Serial Bus)であることを特徴とする。
本発明のリモートコントロール装置において、周辺機器インタフェース手段が、USB(Universal Serial Bus)であることを特徴とする。
USB(Universal Serial Bus)規格は、コンピュータ周辺機器で広く利用されている規格であり、これに対応することにより、さまざまな周辺機器を本発明のリモートコントロールシステムで利用することができるのである。
本発明によれば、リモートコントロール装置が能動的な装置として機能し(リモートコントロール装置がホストコンピュータを選択しデータ転送を行う)、ホストコンピュータが受動的な装置として機能する(リモートコントロール装置によってコントロールされる)、リモートコントロールシステムを実現することができるので、リモートコントロール装置に接続されたプリンタ、スキャナー装置などの周辺機器の利便性を飛躍的に向上させるという効果を奏する。
また、本発明によれば、リモートコントロール装置から全ての接続切断制御が可能であるので、ユーザはリモートコントロール装置のある場所から離れることなく、ネットワーク上に存在する任意のホストコンピュータに対して、任意に接続切断処理を行ない、リモートコントロールすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、リモートコントロール装置にデータ入力手段と画面表示手段を備えることで接続先のホストコンピュータと同一のヒューマンマシンインタフェースをユーザに提供することができる。これにより、ユーザは、あたかもリモートコントロール装置が接続先ホストコンピュータそのものであるかのように操作しながら、当該接続先ホストコンピュータをリモートコントロールできるという効果を奏する。
また、本発明によれば、リモートコントロール装置が入力装置用途切替手段を備えることで、周辺機器インタフェース手段に接続された周辺機器を、リモートコントロール装置に対するデータ入力のために利用することもできるし、ホストコンピュータに対するデータ入力のために利用することもできるという効果を奏する。
また、本発明によれば、リモートコントロール装置が認証手段を備えているので、セキュリティを確保したリモートコントロールシステムが構築できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、認証情報をホストコンピュータ選択情報としても利用することができるので、ユーザは認証情報を入力するだけで接続先ホストコンピュータを選択できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、リモートコントロール装置がホストコンピュータ起動機能を備えているので、ホストコンピュータが非起動状態にあるときに、ユーザがホストコンピュータのある場所まで移動してそれを解除する必要がなく、リモートコントロール装置が自動的に解除命令を発行し処理を継続できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、リモートコントロール装置にデータ入力手段と画面表示手段を備えることで、接続先ホストコンピュータと同等の環境をユーザに提供し、さらにホストコンピュータ起動手段により、任意のタイミングで、ネットワーク上の任意のホストコンピュータに対して接続することができるので、ユーザはリモートコントロール装置の設置されている場所から離れることなく、ネットワーク上にある全てのホストコンピュータをリモートコントロールすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、リモートコントロール装置は、周辺機器からの入力データを接続先ホストコンピュータへそのまま転送する処理をおこなっており、当該入力データをROM等に記憶しないので、当該入力データがリモートコントロール装置に残ることなく、セキュリティの高いリモートコントロールシステムが実現できるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態について、特に周辺機器としてUSBデバイスを例に挙げて、図を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されるものではない。
図1に、本発明のリモートコントロールシステムの概略システム構成図を示す。本発明のリモートコントロールシステムの概略システム構成図は、図1に示されるように、ホストコンピュータ(2a,2b,2c)とリモートコントロール装置1とがLANネットワーク3で接続され、リモートコントロール装置1には、USBデバイスA(4a),B(4b)がUSBケーブル5で接続されている。
リモートコントロール装置1は、その動作を制御するCPU50と、CPU50が実行時に参照するプログラムやデータが一時記憶されるRAM(ランダムアクセスメモリ)52と、CPU50が実行する所定のプログラムを格納しているROM(読み出し専用メモリ)51と、LANネットワーク3を介して通信するためのLANI/F15bと、プリンタやスキャナー装置などのUSBデバイスと接続されるUSBポート14bと、スイッチや操作パネル等である入力手段53を備えている。このほか、図示していないが、エラー等の各種情報をユーザに通知する表示・音声等出力手段を設けても良い。具体的にはLEDやスピーカ等であり、LEDの色の変化や音声などを用いて、ユーザに情報を通知するのである。
次に、図2に、本発明のリモートコントロールシステムの機能ブロック図を示す。
まず、リモートコントロール装置1の機能ブロック図について説明する。リモートコントロール装置1には、1乃至複数の周辺機器インタフェース手段14であるUSBポート14bとそれを制御するUSBポートドライバ14aが存在する。このUSBポート14bでUSBデバイス41と接続する。
また、ネットワーク上のホストコンピュータを選択するホスト選択手段11が設けられている。ホスト選択手段11は、ホスト管理テーブル11aとホスト選択部11bとを備えている。ホスト選択部11bは、リモートコントロール装置1と一体に設けられた入力手段53から与えられた入力データ(ホストコンピュータ選択情報)、または、周辺機器インタフェース手段14に接続されたUSBデバイス41から与えられた入力データ(ホストコンピュータ選択情報)に基づいて、接続すべきホストコンピュータを特定する。ホスト選択部11bは、接続すべきホストコンピュータを特定すると、その情報(当該ホストコンピュータのIPアドレス等)を接続管理部12bに与える。
ここで、リモートコントロール装置1と一体に設けられた入力手段53とは、例えば、リモートコントロール装置1自身が備えるスイッチや操作パネル等のことである。また、周辺機器インタフェース手段14に接続されたUSBデバイス41とは、例えば、キーボードや指紋センサー装置等の入力装置のことである。ホスト選択手段11は、かかるUSBデバイス41や入力手段53から与えられた入力データ(ホストコンピュータ選択情報)に基づいて、ホストコンピュータを特定するのである。
なお、これらの入力データ(ホストコンピュータ選択情報)には、例えば指紋データそのものも含まれることがある。この場合、与えられたデータのままではホストコンピュータを特定できないので、あらかじめ登録されたホスト管理テーブル11aを用いて特定する。具体的には、「ホストコンピュータのIPアドレス」と「指紋データ」とを関連づける情報をホスト管理テーブル11aに登録しておくことで、ホストコンピュータを特定することができる。なお、当然のことながら、入力手段53やUSBデバイス41(キーボード等)から、ホストコンピュータを直接識別できるデータ(IPアドレスなど)を入力する場合には、かかるホスト管理テーブル11aを用いることなく、ホストコンピュータを特定することができる。
ホスト選択部11bにより選択されたホストコンピュータと、LANネットワーク3を介して接続するための接続管理手段12として、接続管理テーブル12aと接続管理部12bとが設けられている。接続管理部12bは、接続管理テーブル12aを参照して、ホストコンピュータとの接続動作を制御する。接続管理テーブル12aには、ホストコンピュータとの接続に必要となる情報、例えば、ホストコンピュータのIPアドレスや、USBデバイスとホストコンピュータとの接続状態などが記憶されている。
なお、接続管理部12bはリモートコントロール装置1の接続処理全般を管理しており、リモートコントロール装置1が能動的に接続処理を開始する場合だけではなく、ホストコンピュータからの接続要求に対して受動的に応答する場合も管理している。従って、ホストコンピュータにホスト側接続管理手段28が備わっている場合、ホストコンピュータからリモートコントロール装置1に対して接続要求が送信されることがある。この場合、接続管理部12bは、かかる接続要求を受けたUSBデバイス41が、他のホストコンピュータによって接続中かどうかを接続管理テーブル12aを参照して判断する。接続中ならば「他のホストコンピュータが使用中」である旨、当該接続要求を行ったホストコンピュータへ返信する。
また、リモートコントロール装置1は、周辺機器インタフェース手段14に接続されたUSBデバイス41の入出力データとネットワーク通信パケットデータとの間を相互にプロトコル変換するデータ変換手段であるトンネリングドライバ13を備え、LANI/F15bとLAN制御部15aから構成されるネットワーク通信手段15を用いて、ネットワーク通信パケットデータをホスト選択部11bにより選択されたホストコンピュータに送信若しくはホストコンピュータから受信する。
また、リモートコントロール装置1は、ホスト選択部11bにより選択されたホストコンピュータをリモートコントロールする権限があるか否かを判断するための認証手段16を備えている。認証手段16は、照合用データテーブル16aと認証部16bとを有する。照合用データテーブル16aには、リモートコントロール装置1を利用できるユーザの認証情報があらかじめ登録されている。認証部16bは、認証装置から入力された認証情報の変換・照合処理を行う。ここで、ユーザが認証情報を入力するための認証装置とは、例えば、指紋センサー装置やICカードの読み取り装置(ICカードリーダ)やキーボードなどである。一例では、これらの認証装置はUSBデバイスであって、リモートコントロール装置1の周辺機器インタフェース手段14に接続されている。また、リモートコントロール装置1と一体に設けられた入力手段53を通して、認証情報を入力するように構成してもよい。また、認証情報とは、ユーザを一意に特定することができる情報であり、例えば、ICカードのID情報、指紋データ、パスワード等である。
また、リモートコントロール装置1は、周辺機器インタフェース手段14に接続されたUSBデバイス41の制御権を切り替える入力装置用途切替手段17を備えている。入力装置用途切替手段17は、リモートコントロール装置1とホストコンピュータとのドライバレベルでの接続が確立されていない場合には、USBデバイス41から入力されたデータをリモートコントロール装置1に対する入力データとして処理されるように、かかるデータをUSBクラスドライバ18に渡す。逆に、リモートコントロール装置1とホストコンピュータとのドライバレベルでの接続が確立されている場合には、USBデバイス41から入力されたデータを接続が確立されたホストコンピュータに対するデータとして処理されるように、トンネリングドライバ13に渡す。ここでドライバレベルでの接続とは、リモートコントロール装置1のトンネリングドライバ13とホストコンピュータ2のトンネリングドライバ22との間における接続をいい、かかる接続を確立することによって、LANネットワーク3を経由したUSBデータの送受信が可能となるのである。
図4に、入力装置用途切替手段17の処理フローを示す。
まず、ステップS41において、リモートコントロール装置1に入力装置(USBデバイスであり、ここではキーボードとする)が接続されると、リモートコントロール装置1は、かかるUSBデバイスを認識して利用できるように構成する。具体的には、リモートコントロール装置1のUSBプラグアンドプレイ機構(図示せず)が動作し、接続されたUSBデバイスがキーボードであると判断し、対応するUSBクラスドライバ18(この場合は、キーボードを制御するためのUSBクラスドライバ)をマウントし、入力装置(キーボード)を利用可能とする。
ステップS42において、ユーザは、入力装置(キーボード)からホストコンピュータ選択情報(IPアドレスやホスト名など)を入力してホストコンピュータを選択する。ここで、入力装置(キーボード)から入力されたデータは、リモートコントロール装置1に対する入力データとして処理される。したがって、入力データがホストコンピュータを選択するためのデータである場合、ホスト選択部11bに与えられる。ホスト選択部11bは、かかる入力データ(ホストコンピュータ選択情報)に基づき、接続すべきホストコンピュータを特定し、その情報を接続管理部12bに通知し、ドライバレベルでの接続処理を行わせる。
ステップS43において、接続管理部12bはホストコンピュータとの接続が確立したかどうかを判断している。
ホストコンピュータとのドライバレベルでの接続が確立できた場合、ステップS44において、接続管理部12bは、その旨を入力装置用途切替手段17に通知する。これを受けて入力装置用途切替手段17は、入力装置(キーボード)から入力されたデータを接続されたホストコンピュータに対するデータとして処理されるように、入力装置(キーボード)の管理をトンネリングドライバ13に譲渡する。以降、入力装置(キーボード)から入力されたデータはトンネリングドライバ13に渡され、入力装置(キーボード)から入力されたデータは、選択されたホストコンピュータに対するデータとして処理される。すなわち、ユーザは、入力装置(キーボード)を操作して、LANネットワーク経由で、遠くに位置するホストコンピュータをコントロールすることができるのである。
ステップS45において、接続管理部12bはホストコンピュータとのドライバレベルでの接続が切断されたか否かを判断している。切断処理については幾つかの類型があるが、詳細については後述する。
ホストコンピュータとの接続が切断されると、ステップS46において、接続管理部12bはその旨を入力装置用途切替手段17に通知し、入力装置用途切替手段17は、入力装置(キーボード)の管理をUSBクラスドライバ18に譲渡する。以降、入力装置(キーボード)から入力されたデータはリモートコントロール装置1に対する入力データとして処理される。
次に、図2を参照しながら、ホストコンピュータ2の機能ブロック図について説明する。
ホストコンピュータ2は、一般的なパーソナルコンピュータであり、以下の説明では、オペレーティングシステム(OS)としてWindows(登録商標)XPを用いた例を示す。しかしながら、本発明は他のオペレーティングシステムにおいても適用可能である。
ホストコンピュータ2は、LANI/F21aとLAN制御部21bから構成されるホスト側ネットワーク通信手段21を備え、また、リモートコントロール装置1と同様に、LANネットワーク3を介してリモートコントロール装置1から受信若しくはリモートコントロール装置1へ送信するネットワーク通信パケットデータをUSBデバイス41の入出力データに変換するホスト側データ変換手段であるトンネリングドライバ22を備えている。
トンネリングドライバ22は、USBクラスドライバ25およびUSBデバイス用のドライバ26を経由して、各種アプリケーションA〜C(27a,27b,27c)との間で、リモートコントロール装置1に接続されたUSBデバイス41の入出力データを授受する。
このように、リモートコントロール装置1のトンネリングドライバ13とホストコンピュータ2のトンネリングドライバ22とが、LANネットワーク3での通信に必要な処理を行っているので、ホストコンピュータ2にあるUSBクラスドライバ25やドライバ26、リモートコントロール装置1のUSBポートドライバ14aは、USBデバイス41の入出力データの送受信経路にLANネットワーク3が存在することを全く意識する必要がないのである。
また、ホストコンピュータ2は、リモートコントロール装置1からの信号に応答してアプリケーションA〜C(27a,27b,27c)を起動させるアプリケーション起動手段23を備えている。これにより、スクリーンセーバやその他のアプリケーションをリモートコントロール装置1からの信号に応答して自動的に起動させることが可能となる。なお、アプリケーション起動手段23の詳細については後述する。
また、ホスト側認証手段24を備え、リモートコントロール装置1を操作するユーザがホストコンピュータ2をコントロールし得る権限を有する者か否かを判別・照合することが可能となる。具体的には、ホストコンピュータ2へのアクセス権限のあるユーザの認証情報をホスト側認証手段24にあらかじめ登録しておき、リモートコントロール装置1から接続要求を受けた場合に、ホスト側認証手段24に登録された認証情報と、リモートコントロール装置1にて入力された認証情報とを照合することによって、ユーザのアクセス権限認証を行うことができる。なお、ホスト側認証手段24に登録される認証情報は、あらかじめホストコンピュータ2に接続した認証装置から登録すればよい。また、リモートコントロール装置1と同様に、認証情報は例えばICカードのID情報、指紋データ、パスワード等である。
また、ホストコンピュータ2側から接続管理を行うためのホスト側接続管理手段28を備えている。ホスト側接続管理手段28は、LANネットワーク3に接続された一乃至複数のリモートコントロール装置の情報(リモートコントロール装置に接続されたUSBデバイスの情報も含む)を収集し、ホストコンピュータ2のGUI上にリストとして表示する。ユーザは、かかるリストを見ながら、接続すべきリモートコントロール装置とUSBデバイスを選択し、接続命令を与えるのである。また、ホストコンピュータ側からリモートコントロール装置との接続を切断するためにも利用される。具体的には、ホストコンピュータ2を操作するユーザが、ホスト側接続管理手段28のGUIを操作することにより、リモートコントロール装置1に対して切断命令を与えることができる。
次に、図3に、本発明のリモートコントロールシステムにおけるリモートコントロール装置1の処理フローを示す。これを参照しながら、本発明のリモートコントロールシステムの概略的な動作手順を説明する。なお、この場合、リモートコントロール装置1のUSBポート14bには、入力装置(例えばテンキー入力装置)、認証装置(例えば指紋センサー装置)、制御対象となるUSBデバイス(例えばスキャナー装置)がそれぞれ接続されているものとする。
(1)まず、リモートコントロール装置1からホストコンピュータを選択する。ここでは、リモートコントロール装置1にUSBポート14bを介して接続されている入力装置からホストコンピュータのIPアドレスを入力してホストコンピュータを選択する(ステップS31)。なお、ホストコンピュータを選択するために入力する情報は、上記以外に、ホスト名やホスト番号(この場合、事前にユニークな番号をホストコンピュータごとに割り当てて、ホスト管理テーブル11aに登録しておく。そしてホスト選択部11bがホストコンピュータを選択するときにこれを参照する)を用いてもよい。
(2)選択されたホストコンピュータが起動していない場合は、ホストコンピュータ起動機能(詳細は後述する)により、ホストコンピュータを起動する。
(3)ユーザは、リモートコントロール装置1のUSBポート14bに接続されている認証装置から認証情報(ここでは指紋データ)を入力する。そしてリモートコントロール装置1の認証部16bで、照合用データテーブル16aに登録されている認証情報(利用権限のあるユーザの認証情報)と一致するかを照合する(ステップS32)。
(4)認証部16bにおける照合の結果(ステップS33)、認証されなかった場合、処理を終了する。
(5)認証部16bにおける照合の結果(ステップS33)、正当なユーザであると認証された場合、選択されたホストコンピュータへドライバレベルでの接続を確立する(ステップS34)。この時点でリモートコントロール装置1に接続されたUSBデバイス(スキャナー装置)の入出力データが、選択されたホストコンピュータとの間でデータ送受信され得ることになる(ステップS35)。
(6)USBデバイス(スキャナー装置)の入出力データは、リモートコントロール装置1において切断判定(ステップS36)がなされるまで、選択されたホストコンピュータとの間でデータ送受信を継続する。
ここで、リモートコントロール装置1における切断判定について説明する。リモートコントロール装置1は、以下のa)〜c)の条件のいずれかが成立した場合には、選択されたホストコンピュータとの間でのデータ送受信を中止し、通信を切断する(ステップS37)。なお、以下の切断判定は一例であり、他の切断判定を用いることもできる。
a)ホストコンピュータから切断要求を発行した場合
b)リモートコントロール装置から切断要求を発行した場合
c)タイムアウト処理にかかる場合(一定期間、USBデバイスとのデータ送受信ができなかった場合など、リモートコントロール装置内部でタイムアウトが発生した場合)
以下では、本発明のリモートコントロールシステムにおける基本的な機能について説明する。
(ホストコンピュータ検索機能)
ホストコンピュータ検索機能は、LANネットワーク3上に接続されたホストコンピュータを定期的に検索し、リモートコントロール装置1内部のホスト管理テーブル11aに追加する機能である。図5に、ホストコンピュータ検索機能を示す模式図を示す。ホストコンピュータの検索処理手順は以下に示すとおりである。
(1)リモートコントロール装置1から問い合わせのブロードキャストを行う。
(2)LANネットワーク3に接続されているホストコンピュータ(2a,2b,2c)が応答する。
(3)リモートコントロール装置1内部のホスト管理テーブル11aにホストコンピュータ(2a,2b,2c)のIPアドレスを追加する。
ホスト管理テーブル11aに格納された情報は、リモートコントロール装置1の操作パネル等に一覧表示することができる。こうすることで、ユーザはリモートコントロール装置1のある場所からLANネットワーク3上に存在するホストコンピュータの情報を知ることができる。ユーザは、ホストコンピュータを選択するときに、リモートコントロール装置1の操作パネル等に表示された情報に基づいて、接続すべきホストコンピュータを選択することができるのである。
(スクリーンセーバロック機能)
スクリーンセーバロック機能は、リモートコントロール装置1からホストコンピュータ2へドライバレベルでの接続を行った場合、ホストコンピュータ2のスクリーンセーバを起動する機能である。これによりセキュリティの確保とホストコンピュータ2からの操作を防ぐものである。具体的には、リモートコントロール装置1からホストコンピュータ2へドライバレベルでの接続が確立すると、ホストコンピュータ2のアプリケーション起動手段23によりスクリーンセーバが起動するのである。図6に、ホストコンピュータ2のスクリーンセーバロック機能を示す模式図を示す。ホストコンピュータ2のスクリーンセーバロック処理手順は以下に示すとおりである。
(1)リモートコントロール装置1からホストコンピュータ2へドライバレベルでの接続を確立する。
(2)ホストコンピュータ2のアプリケーション起動手段23は、スクリーンセーバを起動する。
(3)USBデバイス41を使用後、リモートコントロール装置1とホストコンピュータ2の接続が切断されたとき、ホストコンピュータ2はスクリーンセーバを解除する。また、その他の態様として、スクリーンセーバを継続し、ユーザがホストコンピュータ2でスクリーンセーバ終了の操作を行ったときに解除するように構成してもよい。
スクリーンセーバロック機能を利用することにより、ユーザは、ホストコンピュータへ転送されたデータを第三者に盗み見られることを防止することができる。また、接続先のホストコンピュータから別のユーザによる意図しない操作を防ぐことができる。
(ホストコンピュータ起動機能)
ホストコンピュータ起動機能は、リモートコントロール装置1から選択された接続先のホストコンピュータ2が起動していなかった場合、Wake On LAN により当該ホストコンピュータ2を起動できる機能である。ここで、Wake On LANとは、Magic Packet(登録商標)と呼ばれる特殊なパケットを送信することにより、スリープ、スタンバイ、電源停止状態のコンピュータをLANから起動することができる技術である。図7に、ホストコンピュータ2の起動機能を示す模式図を示す。ホストコンピュータ2の起動処理手順は以下に示すとおりである。
(1)リモートコントロール装置1からホストコンピュータ2へ接続を試みる。
(2)(1)で応答が無かった場合、Wake ON LAN によりホストコンピュータ2を起動する。
(3)リモートコントロール装置1からホストコンピュータ2へ接続する。
リモートコントロール装置からホストコンピュータを能動的に選択し制御するという観点においては、ホストコンピュータがスリープ等の状態に入っている場合でもリモートコントロール装置からの要求に応答できることが望ましい。ホストコンピュータ起動機能は、かかる要求を実現するための機能である。
(認証セキュリティ機能)
認証セキュリティ機能は、リモートコントロール装置1に接続されている認証装置(指紋センサー装置、ICカードリーダ、キーボードなどをいう。なお、リモートコントロール装置1と一体に構成されていてもよい)から、ユーザの認証情報を入力して、ユーザに利用権限があるか否かを判断する機能である。認証の方法としては、リモートコントロール装置1に登録された認証情報と比較して、かかるリモートコントロール装置1を利用する権限があるか否かを判断する方法と、接続先のホストコンピュータ2のホスト側認証手段24に登録されている認証情報と照合して当該ホストコンピュータ2を利用する権限があるか否かを判断する方法がある。かかる方法は、どちらか1つを利用しても良いし、2つ組み合わせて利用してもよい。なお、認証情報の照合は、リモートコントロール装置1で行ってもよいし、ホストコンピュータ2で行ってもよい。図8に、認証セキュリティ機能を示す模式図を示す。認証セキュリティ機能の処理手順は以下に示すとおりである。
(1)リモートコントロール装置1からホストコンピュータ2へ接続する。
(2)認証情報をホストコンピュータ2から取得する。
(3)照合し、本人と認証されなかった場合はリモートコントロール装置1とホストコンピュータ2の接続を切断する。
また、認証セキュリティ機能はユーザ認証だけでなく機器認証を実現することもできる。ここで機器認証とは、リモートコントロール装置1がアクセスすることができるホストコンピュータ2を特定するための認証をいう。機器認証の場合、例えばリモートコントロール装置1の照合用データテーブル16aに当該リモートコントロール装置1から接続できるホストコンピュータの識別情報(IPアドレスなど)を登録しておき、当該ホストコンピュータのみ接続を許可する。登録されていないホストコンピュータへの接続処理は行わない。また他の構成として、ホストコンピュータ2側で、接続を許可するリモートコントロール装置の識別情報(IPアドレスなど)を登録しておき、かかる登録されたリモートコントロール装置からの接続要求のみ許可するという構成にしても良い。
(アプリケーション起動機能)
アプリケーション起動機能は、リモートコントロール装置1から選択された接続先のホストコンピュータ2内のアプリケーションを起動させる機能である。図9に、ホストコンピュータ2内のアプリケーション起動手段23の機能ブロック図を示す。また、図10にアプリケーション起動部23aの処理フローを示す。
アプリケーション起動手段23は、アプリケーション起動部23aとアプリケーション登録部23cとアプリケーション記録テーブル23bから構成される。
アプリケーション登録部23aは、アプリケーションを起動するために、予めアプリケーション記録テーブル23bにアプリケーション情報を登録する。登録しておくアプリケーション情報は、USBデバイスのデバイス名、プロダクト名、アプリケーション(実行ファイル)が保存されているディレクトリパスである。
アプリケーション記録テーブル23bのファイルフォーマットは、「デバイス名」、「プロダクト名」、「アプリケーションのパス」の順で記述し、各項目はCSV形式で記録されている。
次に、図10を参照しながら、ホストコンピュータ2において、リモートコントロール装置1から接続要求を受信し、アプリケーション起動部23aがアプリケーションを起動するまでの処理フローについて説明する。
ホストコンピュータ2内のトンネリングドライバ22は、リモートコントロール装置1とのドライバレベルでの接続確立時に、リモートコントロール装置1からUSBデバイスのコンフィギュレーション情報(デバイスディスクリプタ等)を取得する。トンネリングドライバ22はコンフィギュレーション情報(デバイスディスクリプタ等)に含まれているデバイス名及びプロダクト名をパラメータとして、アプリケーション起動部23aに渡す。ステップS51において、アプリケーション起動部23aはアプリケーション起動要求を受信すると、デバイス名、プロダクト名に基づいてアプリケーション記録テーブル23bを検索し、該当するアプリケーションが登録されているかを判別する。ステップS52において、アプリケーション記録テーブル23bから当該アプリケーションが見つかった場合、当該アプリケーションが既に起動しているか否かを判断する。ステップS53において、当該アプリケーションが起動していない場合、当該アプリケーションを起動する。
これまで説明した本発明の構成要素を組み合わせた具体的な実施例を以下に説明する。
実施例1は、指紋センサー装置を用いて、スキャナー装置から取り込んだスキャニングデータを安全にユーザ自身のホストコンピュータに転送するケースを説明する。まず、図11を用いて、実施例1のリモートコントロールシステムの概略システム構成を説明する。実施例1のリモートコントロールシステムは、複数のホストコンピュータ(2a、2b、2c)とリモートコントロール装置1とがLANネットワーク3にて接続されている。リモートコントロール装置1には、スキャナー装置43と指紋センサー装置42がUSBケーブルで接続されている。指紋センサー装置42が認証装置かつ入力装置となり、スキャナー装置43が制御対象のUSBデバイスとなる。
本実施例においては、指紋センサー装置を認証装置としてだけでなく、ホストコンピュータ選択のための入力装置としても利用する。すなわち、スキャナー装置43を利用するユーザは、指紋センサー装置42から自身の指紋画像を入力することにより認証を行うとともに、リモートコントロール装置が接続すべきホストコンピュータを自身の指紋画像に基づき特定するのである。
実施例1の処理手順について、以下に、図2、図11および図12を参照しながら説明する。図12は、実施例1のリモートコントロールシステムの処理フロー図である。
(1)指紋データの取得
まず、スキャナー装置43を利用するユーザは、指紋センサー装置42に指をおいて自身の指紋画像を入力する。入力された指紋画像は、認証部16bで指紋画像から指紋データへと変換される。指紋データは、認証部16bで保持するとともに、ホスト選択手段11にも与えられる。なお、ここで指紋データとは、指紋画像から指紋特徴点情報を抽出し、照合の用途に適したデータ形式へ変換したものをいう。
(2)接続要求(認証部)
ホスト選択手段11は、指紋データが与えられると、接続すべきホストコンピュータを特定する。具体的には、ホスト管理テーブル11aには、接続すべきホストコンピュータのIPアドレスと指紋データとが関連付けられているので、これを参照して接続すべきホストコンピュータを特定する。そして、ホスト選択部11bは、特定されたホストコンピュータの情報を接続管理部12bへ与える。ここでは、ホストコンピュータ2aが特定されたとする。なお、接続すべきホストコンピュータが登録されていなければエラーをユーザに通知する。エラーは、例えばリモートコントロール装置の表示・音声等出力手段を用いて通知すれば良い。
一方、照合部16bは、リモートコントロール装置1内の照合用データテーブル16aを参照し、当該ユーザが、リモートコントロール装置1を利用する権限があるか否かを判断する。具体的には、入力された指紋データと一致する指紋データが照合用データテーブル16aに登録されているか否かを判断する。登録されていれば、接続可能である旨を接続管理部12bに伝える。登録されていなければエラーをユーザに通知する。
ホストコンピュータが特定され、照合部16bでの権限認証がOKである場合、接続管理部12bは、特定されたホストコンピュータ(ここではホストコンピュータ2a)のホスト側認証手段24に対して、例えばTCP/IPプロトコルを用いて接続要求を行う。
(3)Wake On LAN
ここでホストコンピュータ2aから接続要求の応答がなかった場合、ホストコンピュータ2aがスリープ等の状態にあると判断し、ホストコンピュータ起動機能によりホストコンピュータ2aを起動する。
(4)接続要求(認証部)
ホストコンピュータ起動機能によりホストコンピュータ2aを起動すると、接続管理部12bは再度ホストコンピュータ2aへ接続要求を行う。
(5)接続応答(認証部)
ホストコンピュータ2aからリモートコントロール装置1に対する接続応答を行う。これによりリモートコントロール装置1の認証部16bとホストコンピュータ2のホスト側認証手段24との間の接続が確立する。
(6)指紋データの受信
ホスト側認証手段24と認証部16bとの間で接続が確立すると、ホスト側認証手段24は、ホストコンピュータ2aであらかじめ登録されている指紋データを送信するので、認証部16bは、これを受信する。指紋データの送信が終了すると、かかる接続を切断する。
(7)コンフィギュレーション情報送信
リモートコントロール装置1の認証部16bは、指紋センサー装置42から入力された指紋データと、ホストコンピュータ2aから受信した指紋データとが一致するかどうかを照合する。一致しなければ、正当なユーザではないと判断し、エラーを通知する。
照合の結果、正当なユーザであると判断されると、認証部16bは、その旨を接続管理部12bに与える。接続管理部12bは、例えばUDP/IPプロトコルを用いて、接続されたUSBデバイス(この場合はスキャナー装置43)のコンフィギュレーション情報を、ホストコンピュータ2aのトンネリングドライバ22へと送信する。コンフィギュレーション情報とは、例えばデバイスディスクリプタなどのUSBデバイスの機能性を定義する情報であり、USBプラグアンドプレイのために用いられる情報である。
(8)接続要求(ドライバ)
ホストコンピュータ2aのトンネリングドライバ22は、コンフィギュレーション情報を受信すると、例えばTCP/IPプロトコル等を用いて、リモートコントロール装置1のトンネリングドライバ13との間でドライバレベルでの接続要求を行う。
(9)接続応答(ドライバ)
リモートコントロール装置1のトンネリングドライバ13は、ホストコンピュータ2aのトンネリングドライバ22からの接続要求に対して接続応答を行う。これによりドライバレベルでの接続が確立し、ネットワークを経由したUSBデータの送受信が可能となるのである。
また、リモートコントロール装置1の接続管理部12bは、ホストコンピュータ2aがUSBデバイス(スキャナー装置43)を使用していることを示す情報を、接続管理テーブル12aに追記する。具体的には、ホストコンピュータ2aの識別情報(IPアドレスなど)とスキャナー装置43の識別情報(デバイス名など)を、接続管理テーブル12aに関連付けておけばよい。
一方、ホストコンピュータ2aのトンネリングドライバ22は、受信したコンフィギュレーション情報を、ホストコンピュータ2aのOSのUSBプラグアンドプレイ機構(図示せず)に与え、USBプラグアンドプレイを動作させる。この処理により、ホストコンピュータ2aのUSBクラスドライバ25、ドライバ26が利用可能となる。
(10)スクリーンセーバ起動
ホストコンピュータ2aのトンネリングドライバ22は、ドライバレベルでの接続が確立すると、コンフィギュレーション情報に含まれるデバイス名及びプロダクト名をパラメータとしてアプリケーション起動手段23に伝える。アプリケーション起動手段23のアプリケーション起動部23aは、アプリケーション記録テーブル23bを参照し、起動すべきアプリケーションがあるかどうかを判断する。この場合、例えば、スクリーンセーバが登録されていたとすると、アプリケーション起動部23aはスクリーンセーバを起動させる。
ここで、スクリーンセーバを起動するというのは一例である。例えば、スキャニングするときに、ホストコンピュータ2aで起動する必要があるスキャナー装置用のアプリケーションがある場合、これをアプリケーション記録テーブル23bに記録しておけばよい。こうすることで、ドライバレベルでの接続が確立したときに、かかるアプリケーションが自動的に立ち上がり利用可能となるのである。
実施例1では、例えばアプリケーションA27aがスキャニングに必要なアプリケーションであるとする。アプリケーションA27aはアプリケーション記録テーブル23bに登録されているので、ドライバレベルでの接続が確立したときに自動的に利用可能となる。
(11)USBデータ送受信
ユーザは、スキャナー装置43の取り込みボタンを押して、スキャニングを開始する。
アプリケーション起動手段23により、ホストコンピュータ2aでスキャナー入力に必要なアプリケーションA27aが起動しているので、ユーザはホストコンピュータ2aのある場所に戻る必要なく、スキャニングを行うことができる。スキャナー装置43から取り込んだデータは、トンネリングドライバ22でTCP/IPなどのネットワークプロトコルにカプセル化され、LANネットワーク3を経由して、逐次ホストコンピュータ2aのトンネリングドライバ22へ送信される。トンネリングドライバ22は、かかるカプセル化データのカプセル化を解除し上位層へ与える。具体的には、かかるデータは、USBクラスドライバ25、ドライバ26を経由して、スキャニング動作を行うアプリケーションA27aに与えられるのである。
(12)切断要求
ユーザは、スキャナー装置43の利用が終了すると、リモートコントロール装置1に切断命令を与える。具体的には、リモートコントロール装置1の入力手段53から切断命令を入力すればよい。かかる切断命令はトンネリングドライバ13に与えられ、これが与えられるとトンネリングドライバ13はホストコンピュータ2aのトンネリングドライバ22に対して切断要求を送信する。
(13)切断応答
ホストコンピュータ2aのトンネリングドライバ22は、リモートコントロール装置1に対して切断応答を行う。このようにして、リモートコントロール装置1とホストコンピュータ2aとの間のドライバレベルでの接続が切断される。
また、リモートコントロール装置1の接続管理部12bは、USBデバイス(スキャナー装置43)の利用が終了したので、接続管理テーブル12aの情報を更新する。具体的には、ホストコンピュータ2aとスキャナー装置43との関連付け情報を削除すればよい。
次に、実施例2は、USBデバイスであるキーボード、マウス、モニタを用いて、ホストコンピュータをリモートコントロールするケースについて説明する。より具体的に、USBデバイスであるスペクトルアナライザなどの分析装置を利用する場合を想定して説明を行う。
図13は、実施例2のリモートコントロールシステムの概略システム構成図を示している。実施例2では、リモートコントロール装置に、制御対象となるUSBデバイス(ここでは分析装置)以外に、モニタとマウスとキーボードが接続されている点が、実施例1とは異なる。モニタ、マウス、キーボードは、リモートコントロール装置とUSBケーブルで接続されている。
実施例2では、リモートコントロール装置にモニタ、マウス、キーボードを接続することにより、すなわち、接続先ホストコンピュータが備えるヒューマンマシンインタフェースをリモートコントロール装置に備えることにより、あたかもリモートコントロール装置が接続先ホストコンピュータそのものであるかのように利用できる、リモートコントロールシステムを提供するものである。言い換えれば、リモートコントロール装置は、ユーザに対して、接続先ホストコンピュータの環境と同一の環境を再現し提供するのである。
実施例2の処理手順について、以下に、図2、図13および図14を参照しながら説明する。図14は、実施例2のリモートコントロールシステムの処理フロー図である。実施例2の処理手順は以下に示すとおりである。
(1)IPアドレスの入力
まず、ユーザは、接続したいホストコンピュータのIPアドレスをキーボード46から入力する。ここで、キーボード46には、USBクラスドライバ18が割り当てられている。すなわちキーボード46がリモートコントロール装置1に接続されたとき、リモートコントロール装置1のUSBプラグアンドプレイ機構(図示せず)がこれを認識し、あらかじめ必要となるUSBクラスドライバ18を割り当てているのである。なお、モニタ44、マウス45、分析装置47に関しては、これらを用いてリモートコントロール装置1自身に命令を与える必要はないので、最初からトンネリングドライバ13の制御にあるよう構成している。キーボード46から入力されたデータは、USBクラスドライバ18が制御しているので、ホストコンピュータ選択情報である場合、ホスト選択手段11へと与えられる。ホスト選択手段11は、入力されたデータから、接続すべきホストコンピュータを特定し、特定したホストコンピュータの情報を接続管理部12bへ与える。なお、ここではホストコンピュータ2bが特定されたとする。
(2)コンフィギュレーション情報送信
接続すべきホストコンピュータの情報が与えられると、接続管理部12bは、例えばUDP/IPプロトコルを用いて、リモートコントロール装置1に接続されているUSBデバイスのコンフィギュレーション情報を、ホストコンピュータ2bのトンネリングドライバ22へと送信する。ここでは、コンフィギュレーション情報として、モニタ44、マウス45、キーボード46、分析装置47の情報が、それぞれ送信される。
(3)接続要求(ドライバ)
ホストコンピュータ2bのトンネリングドライバ22は、かかるコンフィギュレーション情報を受信すると、例えばTCP/IPプロトコルを用いて、リモートコントロール装置1のトンネリングドライバ13に対してドライバレベルでの接続要求を行う。
(4)接続応答(ドライバ)
リモートコントロール装置1のトンネリングドライバ13は、ホストコンピュータ2bのトンネリングドライバ22からの接続要求に対して接続応答を行う。これによりトンネリングドライバレベルでの接続が確立し、ネットワークを経由したUSBデータの送受信が可能となる。
ドライバレベルでの接続が確立すると、リモートコントロール装置1の接続管理部12bは、その旨を入力装置用途切替手段17に伝える。かかる信号を受けて入力装置用途切替手段17はキーボード46の制御をUSBクラスドライバ18からトンネリングドライバ13へと切り替える。
一方、ホストコンピュータ2bのトンネリングドライバ22は、受信したコンフィギュレーション情報を、ホストコンピュータ2bのOSのUSBプラグアンドプレイ機構(図示せず)に与え、USBプラグアンドプレイを動作させる。USBプラグアンドプレイの処理は、実施例1と同様である。これにより、ホストコンピュータ2bのドライバ26(モニタ44、マウス45、キーボード46、分析装置47を制御するためのドライバ)が割り当てられるので、ホストコンピュータ2と各USBデバイス(44、45、46、47)間のデータ送受信が可能となる。
このようにして、リモートコントロール装置1に接続されたモニタ44にホストコンピュータ2bの画面内容が表示され、マウス45及びキーボード46で接続先ホストコンピュータ2bを操作することが可能となる。すなわち、ユーザはリモートコントロール装置1に接続されたモニタ44の画像を見ながら、キーボード46、マウス45を操作して、ホストコンピュータ2bをリモートコントロールすることができるのである。
(5)アプリケーション起動
ユーザはリモートコントロール装置1に接続されたモニタ44の画像を見ながら、キーボード46、マウス45を操作して、ホストコンピュータ2b上でアプリケーションを起動させる。ここでは、分析装置47を利用するために必要なアプリケーションを起動させる。
(6)USBデータ送受信
分析装置47に設定された状況を満たせば、データはホストコンピュータ2bへ転送される(ただし、データを取得できるタイミングは分析装置47(アナライザ)の設定に依存する)。
マウス45及びキーボード46から入力されたデータは、上記(4)でドライバレベルでの接続が確立し、マウス45及びキーボード46のドライバ26が利用可能になった後、随時ホストコンピュータ2bへ転送される。また、ホストコンピュータ2b側のモニタ画面に表示されている内容についても、接続確立し、モニタ44のドライバ26が利用可能となった後、随時リモートコントロール装置1に転送される。
(7)切断要求
ユーザは、リモートコントロールシステムの利用を終了すると、リモートコントロール装置1に切断命令を与える。具体的には、モニタ44の表示画面にホストコンピュータ2bの画面が表示されているので、これを見ながらマウス45やキーボード46を操作して、ホスト側接続管理手段28のGUIから切断命令を与えることができる。この場合、切断処理としては、まず、ホスト側接続管理手段28からリモートコントロール装置1の接続管理部12bに対して切断命令が与えられる。次に接続管理部12bはトンネリングドライバ13に切断命令を与える。これを受けたトンネリングドライバ13はホストコンピュータ2bのトンネリングドライバ22に対して切断要求を送信する。また別の方法として、実施例1と同じく、リモートコントロール装置1の入力手段53から切断命令を入力することもできる。
(8)切断応答
ホストコンピュータ2bのトンネリングドライバ22は、リモートコントロール装置1に対して切断応答を行う。このようにして、リモートコントロール装置1とホストコンピュータ2bとの間のドライバレベルでの接続が切断される。
分析装置(スペクトルアナライザ)等の周辺機器は、ホストコンピュータからアプリケーションを直接操作しない限り、ホストコンピュータ内にデータを取り込むことができないことが多い。上述したように、リモートコントロール装置にモニタ、マウス、キーボードを接続することにより、リモートコントロール装置自身が、接続先ホストコンピュータと同等のヒューマンマシンインタフェースを提供している。これにより、ユーザはあたかもリモートコントロール装置が接続先ホストコンピュータそのものであるかのように操作することができるので、周辺機器の利便性が飛躍的に向上する。
リモートコントロール装置からホストコンピュータへ接続後は、リモートコントロール装置に接続されたモニタには、接続先ホストコンピュータのモニタに表示されている内容が映し出されることになる。また、リモートコントロール装置に接続されたマウス及びキーボードはホストコンピュータに直結されたマウス及びキーボードと同じ動作をするため、リモートコントロール装置のモニタを見ながら、接続先ホストコンピュータをリモートコントロールすることが可能となるのである。
また、OS(オペレーティングシステム)に依存することなく、ホストコンピュータのリモートコントロールを実現できるのである。
さらに、トンネリングドライバによる通信部分をSSL(Secure Socket Layer)等で暗号化することにより、モニタの画像データを守り、セキュリティを保持しつつ、リモートコントロールすることが可能である。
本発明における実施形態の説明では、本発明の技術的思想を実現するうえで好ましい実施形態について説明している。したがって本発明は必ずしも上記実施形態に説明された態様に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
例えば、実施例1では、指紋センサー装置から入力した指紋データにより、ユーザのアクセス権限認証を行ったが、これを省略することもできる。この場合、指紋センサー装置から入力した指紋データによってホストコンピュータが特定されると、すぐにドライバレベルでの接続処理を行わせるようにすればよい。
また、実施例1において、指紋センサー装置から入力された指紋データを、認証情報かつホストコンピュータ選択情報として利用したが、ホスト選択情報と認証情報とを分離しても良い。すなわち、指紋データを認証のみに用いることも可能である。この場合、ホスト選択情報としては、別途キーボード等から入力するようにすればよい。
また、実施例1において、リモートコントロール装置1から切断要求を行ったが、ホストコンピュータ2aから切断要求を行っても良い。この場合、ユーザは、USBデバイスの利用を終了すると、ホストコンピュータのある場所に戻り、ホストコンピュータを操作してホスト側接続管理手段から切断命令を与えればよい。
また、実施例2において、ユーザのアクセス権限認証を行っていないが、ドライバレベルでの接続を確立する前に、かかる認証を行っても良い。
また、実施例2において、リモートコントロール装置1のUSBクラスドライバ18の制御下にあるものとしてキーボード46をあげたが、マウスなど他のUSBデバイスを制御下においても良い。また、キーボード46について、入力装置用途切替手段17によって制御権を切り替えたが、リモートコントロール装置1に対する専用の入力装置として利用する場合には、当該切替処理を行わないように構成しても良い。
また、実施形態において、認証情報として、指紋データを用いたが、これ以外にもパスワードやICカードのID情報などを利用できる。要は、ユーザ本人又はアクセス権限を有する者を特定できる識別情報であればよい。
また、実施形態において、ホストコンピュータ選択情報はIPアドレスや指紋データを用いたが、要は、ホストコンピュータを特定できる情報であればよい。例えば、ホストコンピュータのIPアドレスやホスト名など、直接にホストコンピュータを識別できる情報を含むがこれに限定されるものではなく、ホスト管理テーブル等の外部情報を参照してホストコンピュータを特定できる情報も含む。従って、認証情報もホストコンピュータ選択情報として利用することができるのである。
また、ICカードなどの物理的な媒体を用いて、本発明のリモートコントロールシステムを利用する場合、当該媒体がリモートコントロール装置から認識できる範囲に入ったときに、ホストコンピュータとの接続を自動的に開始し、当該範囲から外れたときに、ホストコンピュータとの接続を自動的に切断するように構成することもできる。
例えば、ICカードを利用する場合を例に説明する。リモートコントロール装置に接続されたICカードリーダか、もしくはリモートコントロール装置と一体に構成されたICカードリーダに、ユーザがICカードを挿入したときに、自動的にICカードのID情報を取得し接続すべきホストコンピュータを特定し(そして、必要な場合は認証処理を行い)、ドライバレベルでの接続処理を行わせる。そして、ICカードが挿入されている期間は、当該接続を継続し、USBデバイスを利用可能状態とし、ICカードがICカードリーダから抜かれたときに、これを検知し、切断処理を自動的に行わせる。こうすることで、ユーザが意識することなくICカードを挿抜するだけで自動的に接続切断処理が行われるのである。
また、実施形態では、周辺機器の例としてUSBデバイスを採用したが、これに限定されるものではない。他のインタフェースを有するデバイス(例えばIEEE1394規格のデバイス)を用いて本発明を実現することもできる。
また、実施形態においてソフトウェアにより実現されているものとした各機能部の機能について、この機能の一部又は全部を論理回路などのハードウェアによって実現することもできる。
本発明のリモートコントロールシステムは、USBデバイスなどの周辺機器の利便性を高めるための、ホストコンピュータをリモートコントロールするシステムに利用できる。
本発明のリモートコントロールシステムの概略システム構成図 本発明のリモートコントロールシステムの機能ブロック図 本発明のリモートコントロールシステムの処理フロー図 入力装置用途切替手段の処理フロー図 ホストコンピュータの検索機能を示す模式図 ホストコンピュータのスクリーンセーバロック機能を示す模式図 ホストコンピュータの起動機能を示す模式図 認証セキュリティ機能を示す模式図 ホストコンピュータ内のアプリケーション起動手段の機能ブロック図 アプリケーション起動部の処理フロー図 実施例1のリモートコントロールシステムの概略システム構成図 実施例1のリモートコントロールシステムの処理フロー図 実施例2のリモートコントロールシステムの概略システム構成図 実施例2のリモートコントロールシステムの処理フロー図 USBデバイスサーバシステムの概略構成図
符号の説明
1 リモートコントロール装置
2,2a,2b,2c ホストコンピュータ
3 LANネットワーク
4a,4b USBデバイス
5 USBケーブル
11 ホスト選択手段
12 接続管理手段
13 データ変換手段(トンネリングドライバ)
14 周辺機器インタフェース手段
15 ネットワーク通信手段
16 認証手段
17 入力装置用途切替手段
18 USBクラスドライバ
21 ホスト側ネットワーク通信手段
22 ホスト側データ変換手段(トンネリングドライバ)
23 アプリケーション起動手段
24 ホスト側認証手段
25 USBクラスドライバ
26 ドライバ
27a,27b,27c アプリケーション
28 ホスト側接続管理手段
41 USBデバイス
42 指紋センサー装置
43 スキャナー装置
44 モニタ
45 マウス
46 キーボード
47 分析装置
100 USBデバイスサーバ

Claims (15)

  1. 1乃至複数のホストコンピュータとネットワークを介して接続されるリモートコントロール装置と前記リモートコントロール装置に接続される1乃至複数の周辺機器とを備えるシステムであって、
    前記リモートコントロール装置は、
    少なくとも1つの周辺機器インタフェース手段と、
    外部から与えられるホストコンピュータ選択情報に基づきネットワーク上のホストコンピュータを選択するホスト選択手段と、
    前記ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータと接続する接続管理手段と、
    前記周辺機器インタフェース手段に接続された前記周辺機器の入出力データとネットワーク通信パケットデータとの間を相互にプロトコル変換するデータ変換手段と、
    前記ネットワーク通信パケットデータを前記ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータとの間で送受信するネットワーク通信手段と
    を備え、
    前記ホストコンピュータは、
    前記ネットワーク通信パケットデータを送受信するホスト側ネットワーク通信手段と、
    前記ホスト側ネットワーク通信手段を介して前記リモートコントロール装置から受信若しくは前記リモートコントロール装置へ送信するネットワーク通信パケットデータと前記周辺機器の入出力データとの間を相互にプロトコル変換するホスト側データ変換手段と、
    を備えたことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  2. 前記リモートコントロールシステムは、前記リモートコントロール装置の前記周辺機器インタフェース手段に接続されるデータ入力手段および画面表示手段を更に備え、
    前記データ入力手段から入力されたデータを前記ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータで処理されるべきデータとして前記データ変換手段および前記ネットワーク通信手段を介して当該ホストコンピュータに送信し、また、当該ホストコンピュータの画面表示データを前記ホスト側データ変換手段および前記ネットワーク通信手段を介して受信し、前記データ変換手段を介して前記画面表示手段で画面表示することを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロールシステム。
  3. 前記リモートコントロール装置は、入力装置用途切替手段を更に備え、
    前記入力装置用途切替手段は、前記リモートコントロール装置と前記ホストコンピュータとの接続が確立されていない場合、前記周辺機器から入力されたデータを前記リモートコントロール装置に対する入力データとして処理されるようにし、前記リモートコントロール装置と前記ホストコンピュータとの接続が確立されている場合、前記周辺機器から入力されたデータを前記ホストコンピュータに対するデータとして処理されるようにすることを特徴とする請求項1又は2記載のリモートコントロールシステム。
  4. 前記リモートコントロール装置は、認証手段を更に備え、
    前記認証手段は、
    (1)外部から与えられる認証情報と前記認証手段に登録された認証情報とが一致するか否かを照合する、
    (2)外部から与えられる認証情報と前記ホストコンピュータから与えられる認証情報とが一致するか否かを照合する、
    (3)前記ホストコンピュータ選択情報が、前記認証手段に登録されたホストコンピュータ情報と一致するか否かを照合する、
    上記(1)〜(3)の処理のうち、少なくとも1つの処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のリモートコントロールシステム。
  5. 前記認証情報は、ホストコンピュータ選択情報として利用されることを特徴とする請求項4に記載のリモートコントロールシステム。
  6. 前記ホストコンピュータは、ホスト側認証手段を更に備え、
    前記ホスト側認証手段は、
    (1)前記リモートコントロール装置からの要求に従い、あらかじめ登録された認証情報を前記リモートコントロール装置へ送信する、
    (2)前記リモートコントロール装置から受信した認証情報と前記ホスト側認証手段にあらかじめ登録された認証情報が一致するか否かを照合する、
    (3)前記リモートコントロール装置から接続要求を受けたときに、接続要求を発信した前記リモートコントロール装置が、ホスト側認証手段に登録されたリモートコントロール装置と一致するか否かを照合する、
    上記(1)〜(3)の処理のうち、少なくとも1つの処理を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のリモートコントロールシステム。
  7. ホストコンピュータにおいて所定のアプリケーションプログラムが動作していない場合に、前記リモートコントロール装置からの信号に応答してアプリケーションプログラムを起動させるアプリケーション起動手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のリモートコントロールシステム。
  8. 1乃至複数のホストコンピュータとネットワークを介して接続されるリモートコントロール装置と前記リモートコントロール装置に接続される1乃至複数の周辺機器とを備えるシステムにおいて、
    少なくとも1つの周辺機器インタフェース手段と、
    外部から与えられるホストコンピュータ選択情報に基づき、ネットワーク上のホストコンピュータを選択するホスト選択手段と、
    前記ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータと接続する接続管理手段と、
    前記周辺機器インタフェース手段に接続された前記周辺機器の入出力データとネットワーク通信パケットデータとの間を相互にプロトコル変換するデータ変換手段と、
    前記ネットワーク通信パケットデータを前記ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータとの間で送受信するネットワーク通信手段と、
    を備えたことを特徴とするリモートコントロール装置。
  9. データ入力手段および画面表示手段が前記周辺機器インタフェース手段に接続され、
    前記データ入力手段から入力されたデータを前記ホスト選択手段により選択されたホストコンピュータで処理されるべきデータとして前記データ変換手段および前記ネットワーク通信手段を介して当該ホストコンピュータに送信し、また、当該ホストコンピュータの画面表示データを前記ネットワーク通信手段を介して受信し、前記データ変換手段を介して前記画面表示手段で画面表示することを特徴とする請求項8に記載のリモートコントロール装置。
  10. 入力装置用途切替手段を更に備え、
    前記入力装置用途切替手段は、前記リモートコントロール装置と前記ホストコンピュータとの接続が確立されていない場合、前記周辺機器から入力されたデータを前記リモートコントロール装置に対する入力データとして処理されるようにし、前記リモートコントロール装置と前記ホストコンピュータとの接続が確立されている場合、前記周辺機器から入力されたデータを前記ホストコンピュータに対するデータとして処理されるようにすることを特徴とする請求項8又は9に記載のリモートコントロール装置。
  11. 認証手段を更に備え、
    前記認証手段は、
    (1)外部から与えられる認証情報と前記認証手段に登録された認証情報とが一致するか否かを照合する、
    (2)外部から与えられる認証情報と前記ホストコンピュータから与えられる認証情報とが一致するか否かを照合する、
    (3)前記ホストコンピュータ選択情報が、前記認証手段に登録されたホストコンピュータ情報と一致するか否かを照合する、
    上記(1)〜(3)の処理のうち、少なくとも1つの処理を行うことを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載のリモートコントロール装置。
  12. 前記認証情報は、ホストコンピュータ選択情報として利用されることを特徴とする請求項11に記載のリモートコントロール装置。
  13. 前記接続管理手段は、前記ホストコンピュータへ接続要求を行った場合において、所定時間内に前記ホストコンピュータから接続応答を受信できなかったときは、前記ホストコンピュータが非起動状態にあると判断し、当該非起動状態を解除する信号を送信することを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載のリモートコントロール装置。
  14. 前記周辺機器インタフェース手段が、USB(Universal Serial Bus)であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のリモートコントロールシステム。
  15. 前記周辺機器インタフェース手段が、USB(Universal Serial Bus)であることを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載のリモートコントロール装置。

JP2006178398A 2006-06-28 2006-06-28 リモートコントロールシステム及びリモートコントロール装置 Active JP4709966B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006178398A JP4709966B2 (ja) 2006-06-28 2006-06-28 リモートコントロールシステム及びリモートコントロール装置
US11/765,542 US20080005432A1 (en) 2006-06-28 2007-06-20 Remote control system and remote control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006178398A JP4709966B2 (ja) 2006-06-28 2006-06-28 リモートコントロールシステム及びリモートコントロール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008009629A true JP2008009629A (ja) 2008-01-17
JP4709966B2 JP4709966B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=38878194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006178398A Active JP4709966B2 (ja) 2006-06-28 2006-06-28 リモートコントロールシステム及びリモートコントロール装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080005432A1 (ja)
JP (1) JP4709966B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011070325A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Mizuho Financial Group Inc リモートアクセス制御方法及びリモートアクセス制御システム
JP2011238216A (ja) * 2010-04-30 2011-11-24 International Business Maschines Corporation シリアル・バスに接続された周辺デバイスへのリモート・アクセスのためのシステム、方法、コンピュータ・プログラム、およびコンピューティング・デバイス(シリアル・バスに接続された周辺デバイスへのリモート・アクセス)
JP2011238078A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 通信システム、通信方法、および端末装置
JP2012089012A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Buffalo Inc 接続装置及びパケットを送信する方法
JP2012123690A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd ネットワーク用モニタシステム
JP2012190092A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Silex Technology Inc インタフェース切り替え機能を備えるデバイス利用システム
US8314945B2 (en) 2006-08-11 2012-11-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Terminal device
JP2019074935A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 サイレックス・テクノロジー株式会社 デバイスサーバおよび周辺機器利用システム
JP2022530953A (ja) * 2019-04-30 2022-07-05 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド 管理デバイスによってリモートデバイスを管理する方法

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9020854B2 (en) 2004-03-08 2015-04-28 Proxense, Llc Linked account system using personal digital key (PDK-LAS)
EP1829283A2 (en) 2004-12-20 2007-09-05 Proxense, LLC Biometric personal data key (pdk) authentication
US11206664B2 (en) 2006-01-06 2021-12-21 Proxense, Llc Wireless network synchronization of cells and client devices on a network
US8219129B2 (en) 2006-01-06 2012-07-10 Proxense, Llc Dynamic real-time tiered client access
US8412949B2 (en) 2006-05-05 2013-04-02 Proxense, Llc Personal digital key initialization and registration for secure transactions
US7647446B2 (en) * 2006-10-03 2010-01-12 Silex Technology, Inc. Networked isochronous USB communication
US9269221B2 (en) 2006-11-13 2016-02-23 John J. Gobbi Configuration of interfaces for a location detection system and application
TWI368848B (en) * 2007-05-09 2012-07-21 Arcadyan Technology Corp Remote control system and method thereof
US8255708B1 (en) 2007-08-10 2012-08-28 Marvell International Ltd. Apparatuses and methods for power saving in USB devices
US8230149B1 (en) * 2007-09-26 2012-07-24 Teradici Corporation Method and apparatus for managing a peripheral port of a computer system
WO2009062194A1 (en) 2007-11-09 2009-05-14 Proxense, Llc Proximity-sensor supporting multiple application services
US8171528B1 (en) 2007-12-06 2012-05-01 Proxense, Llc Hybrid device having a personal digital key and receiver-decoder circuit and methods of use
WO2009079666A1 (en) * 2007-12-19 2009-06-25 Proxense, Llc Security system and method for controlling access to computing resources
WO2009102979A2 (en) 2008-02-14 2009-08-20 Proxense, Llc Proximity-based healthcare management system with automatic access to private information
US8881309B2 (en) 2008-03-04 2014-11-04 Microsoft Corporation Systems for finding a lost transient storage device
JP2009217334A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Ricoh Co Ltd 通信装置及び通信方法
WO2009126732A2 (en) 2008-04-08 2009-10-15 Proxense, Llc Automated service-based order processing
US9418205B2 (en) 2010-03-15 2016-08-16 Proxense, Llc Proximity-based system for automatic application or data access and item tracking
US8667574B2 (en) 2010-05-10 2014-03-04 Canon Kabushiki Kaisha Assigning a network address for a virtual device to virtually extend the functionality of a network device
US20110289548A1 (en) * 2010-05-18 2011-11-24 Georg Heidenreich Guard Computer and a System for Connecting an External Device to a Physical Computer Network
US9322974B1 (en) 2010-07-15 2016-04-26 Proxense, Llc. Proximity-based system for object tracking
US9141564B1 (en) * 2010-08-04 2015-09-22 Open Invention Network, Llc Interconnection of peripheral devices on different electronic devices
KR20120066399A (ko) * 2010-12-14 2012-06-22 한국전자통신연구원 휴대 단말에서의 레거시 usb 장치 서비스 시스템 및 그 방법
US8857716B1 (en) 2011-02-21 2014-10-14 Proxense, Llc Implementation of a proximity-based system for object tracking and automatic application initialization
US9292358B2 (en) * 2011-06-13 2016-03-22 Microsoft Technology Licensing, Llc Remotely retrieving information from consumer devices
KR101251250B1 (ko) * 2011-07-01 2013-04-08 알서포트 주식회사 원격 디바이스 드라이버를 이용한 원격 제어 시스템 및 원격 디바이스 드라이버를 이용한 원격 제어 방법
US9071740B1 (en) 2011-10-28 2015-06-30 Google Inc. Modular camera system
US9537968B1 (en) * 2012-01-06 2017-01-03 Google Inc. Communication of socket protocol based data over a storage protocol based interface
US9197686B1 (en) 2012-01-06 2015-11-24 Google Inc. Backfill of video stream
CN103514039B (zh) * 2012-06-25 2018-07-06 联想(北京)有限公司 操作控制方法及电子设备
KR20140003151A (ko) * 2012-06-29 2014-01-09 엘지전자 주식회사 디지털 기기 및 그 제어 방법
CN103905513A (zh) * 2012-12-28 2014-07-02 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电子装置远程控制系统及方法
US9405898B2 (en) 2013-05-10 2016-08-02 Proxense, Llc Secure element as a digital pocket
US9544485B2 (en) 2015-05-27 2017-01-10 Google Inc. Multi-mode LED illumination system
US9489745B1 (en) 2015-06-12 2016-11-08 Google Inc. Using depth maps of a scene to identify movement of a video camera
US9626849B2 (en) 2015-06-12 2017-04-18 Google Inc. Using scene information from a security camera to reduce false security alerts
US9386230B1 (en) 2015-06-12 2016-07-05 Google Inc. Day and night detection based on one or more of illuminant detection, lux level detection, and tiling
US9235899B1 (en) 2015-06-12 2016-01-12 Google Inc. Simulating an infrared emitter array in a video monitoring camera to construct a lookup table for depth determination
US9454820B1 (en) 2015-06-12 2016-09-27 Google Inc. Using a scene illuminating infrared emitter array in a video monitoring camera for depth determination
US9554063B2 (en) 2015-06-12 2017-01-24 Google Inc. Using infrared images of a monitored scene to identify windows
US9886620B2 (en) 2015-06-12 2018-02-06 Google Llc Using a scene illuminating infrared emitter array in a video monitoring camera to estimate the position of the camera
US9613423B2 (en) 2015-06-12 2017-04-04 Google Inc. Using a depth map of a monitored scene to identify floors, walls, and ceilings
JP6696265B2 (ja) * 2016-03-29 2020-05-20 日本電気株式会社 リモート端末装置とその制御方法とコンピュータシステム並びにプログラム
US10180615B2 (en) 2016-10-31 2019-01-15 Google Llc Electrochromic filtering in a camera
US20200028713A1 (en) * 2018-07-16 2020-01-23 Dwight L. Stewart Computer system having controller configured to create data tunnel based on device information
FR3124293A1 (fr) * 2021-06-29 2022-12-23 Orange Procédé de gestion d’un dispositif électronique, tel qu’une passerelle permettant de relier deux réseaux de communication.

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3743963B2 (ja) * 1994-03-15 2006-02-08 ディジ インターナショナル インコーポレイテッド リモートネットワーク装置を用いる通信システム及び方法
US6327613B1 (en) * 1998-01-12 2001-12-04 Adaptec, Inc. Method and apparatus for sharing peripheral devices over a network
US7349391B2 (en) * 1999-03-19 2008-03-25 F5 Networks, Inc. Tunneling between a bus and a network
US6904489B2 (en) * 2001-10-23 2005-06-07 Digi International Inc. Methods and systems for remotely accessing universal serial bus devices
US20040090984A1 (en) * 2002-11-12 2004-05-13 Intel Corporation Network adapter for remote devices
US20050209842A1 (en) * 2004-03-16 2005-09-22 Digi International Inc. Remote USB port system and method
US7213096B2 (en) * 2004-03-31 2007-05-01 Intel Corporation Operating a remote USB host controller

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8314945B2 (en) 2006-08-11 2012-11-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Terminal device
US8422042B2 (en) 2006-08-11 2013-04-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Terminal device
JP2011070325A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Mizuho Financial Group Inc リモートアクセス制御方法及びリモートアクセス制御システム
US9973594B2 (en) 2010-04-30 2018-05-15 International Business Machines Corporation Remote access of peripheral device connected to serial bus
US9244866B2 (en) 2010-04-30 2016-01-26 International Business Machines Corporation Remote access of peripheral device connected to serial bus
JP2011238216A (ja) * 2010-04-30 2011-11-24 International Business Maschines Corporation シリアル・バスに接続された周辺デバイスへのリモート・アクセスのためのシステム、方法、コンピュータ・プログラム、およびコンピューティング・デバイス(シリアル・バスに接続された周辺デバイスへのリモート・アクセス)
JP2011238078A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 通信システム、通信方法、および端末装置
JP2012089012A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Buffalo Inc 接続装置及びパケットを送信する方法
JP2012123690A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd ネットワーク用モニタシステム
JP2012190092A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Silex Technology Inc インタフェース切り替え機能を備えるデバイス利用システム
JP2019074935A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 サイレックス・テクノロジー株式会社 デバイスサーバおよび周辺機器利用システム
JP2022530953A (ja) * 2019-04-30 2022-07-05 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド 管理デバイスによってリモートデバイスを管理する方法
JP7294577B2 (ja) 2019-04-30 2023-06-20 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド 管理デバイスによってリモートデバイスを管理する方法、デバイスおよびコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4709966B2 (ja) 2011-06-29
US20080005432A1 (en) 2008-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4709966B2 (ja) リモートコントロールシステム及びリモートコントロール装置
JP3610341B2 (ja) ネットワーク機器及び遠隔制御中継サーバ
US9998891B2 (en) Network system, server, terminal, and information processing method
US20070130481A1 (en) Power control method and system
WO2016088185A1 (ja) ペアリング管理方法、ペアリング管理プログラム、および端末装置
JP2005323070A (ja) 携帯電話による情報家電向け認証方法
US20080178263A1 (en) Network output system and registration method of authentication information
US8973103B2 (en) Image forming apparatus, license server, terminal apparatus, method for installing application, and method for providing application file
JP6659170B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2007213133A (ja) 機器認証装置
JP4958118B2 (ja) 画像形成装置、情報処理システムと、その処理方法およびプログラム
US20170244866A1 (en) Image processing system, information processing device, image processing device and non-transitory recording medium
JPWO2008093868A1 (ja) 周辺装置などの被制御装置を制御する制御システム、制御方法、及び制御用コンピュータプログラム
JP2012088859A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
CN109214154A (zh) 信息处理装置和方法
US11381561B2 (en) Operation authentication relay apparatus, method, and program
JP2017212694A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2007293469A (ja) 生体認証を利用した、ユーザ認証プロキシシステム
JP2009259229A (ja) 遠隔制御装置、遠隔制御プログラム、遠隔制御方法、及び、遠隔制御システム
JP2005216260A (ja) 情報処理機器、認証機器、認証システム、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2007293562A (ja) 認証装置、集線装置、認証方法、認証プログラム
JP5558689B2 (ja) 遠隔制御装置、遠隔制御プログラム、遠隔制御方法、及び、遠隔制御システム
JP6973110B2 (ja) 情報処理システム、情報処理端末、情報処理方法及びプログラム
WO2022035021A1 (ko) 생체정보를 이용한 로그인방법, 장치 및 프로그램
US20060177059A1 (en) Printing apparatus, program and method

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20071119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080626

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080702

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4709966

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250