JP5932611B2 - 複数のグランドパターンを有する回路基板を備えた制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板を備える制御装置に関し、特に、当該回路基板が複数のグランドパターンを有する制御装置に関する。
制御装置は、一般に、観測可能な物理量を操作量として検出し、当該操作量が目標値と一致するように制御対象に与える制御量を決定する。例えば、ヒータにより水温を制御する場合には、観測可能な物理量である水温を操作量として温度センサ等により検出し、当該水温が目標温度となるように、制御対象であるヒータに与える制御量、例えば当該ヒータへの通電電流値を決定する。従って、操作量を精度良く検出することは、精度のよい制御を行うための必須要件となる。
一般に、センサは、検出した物理量を当該物理量の大きさに応じた電圧値等に変換し、当該物理量を電気信号として制御装置に与える。ここで、当該電気信号の電圧値は、センサが、当該センサに対し与えられているグランド(接地、GND(Ground))電位を基準(0V)とし、このグランド電位に対する差分電圧として生成する。
一方、制御装置は、センサから受信した電気信号の電圧(信号電圧)を、例えばデジタル値に変換し、当該デジタル値を用いて演算処理を行うことにより、制御量を算出する。通常、この信号電圧は、制御装置を構成する電気回路のグランド(接地、GND)を基準(0V)とし、グランド電位からの差分電圧として扱われる。
したがって、センサに与えるグランドの電位と制御装置を構成する電気回路のグラントの電位とが異なる場合には、制御装置がセンサから受信する電気信号は、当該センサが検知した物理量を正しく表していないものとなり、制御動作に誤りを生ずることとなる。
このため、一般に、センサと制御回路とは、制御回路からセンサへ当該センサの動作に必要な電源を供給する電源線と、センサから制御回路へ当該センサが検知した物理量の大きさ等を表わす電気信号(センサ信号)を送信するための信号線と、制御回路とセンサのグランド電位を等しくするためのグランド線とにより接続される。当該グランド線は、通常、制御装置が備える制御回路内のグランドラインに接続され、上記電源線が供給する電圧のレベルを規定するほか、センサにより上記センサ信号を生成する際の基準電位としても用いられる。
しかしながら、制御対象に大電流が通電されるような場合には、制御回路を構成する回路基板上のグランドパターンといえども微小な電気抵抗を有することから、制御対象からグランドへ還流した大電流により電圧降下が発生してグランドパターン内(あるいはグランドライン内)に電圧分布が生じ、制御回路を構成する電気部品間のグランド電位に変動が生じ得る。その結果、センサに与えるグランド電位も変動し、センサ信号を正しく受信することができなくなって、制御動作に誤りを生ずることとなる。
また、一般に、制御を行う際には、センサ信号をAD変換してデジタル信号とし、当該デジタル信号に対しCPU(Central Processor Unit)や論理回路等のデジタル回路を用いて演算を行うことで制御対象を制御するための制御量を決定する。すなわち、センサ信号を取り扱うアナログ信号系の回路と、AD変換後のデジタル信号を扱うデジタル系の回路と、制御対象を扱う電力系の回路とは、一続きの回路として構成される。したがって、制御の正確さの観点からは、これら各回路のグランド電位は同電位であるか、もしくは異なる電位であっても互いの電位差が一定であることが望ましい。
そこで、上述のような、制御対象からグランドへ向かって還流する大電流により発生した制御用グランドライン内の電圧降下に起因する制御誤りを回避することを目的として、特許文献1には、回路基板上に設けられた内部グランドをケースグランド(筐体)に接続し、回路基板上における、センサからのグランドラインと内部グランドとの接続点、及び、当該センサに電圧を供給する内部電源回路のグランドラインと内部グランドとの接続点を、制御対象からのグランドラインと内部グランドとの接続点よりも上流側、すなわち、各接続点から内部グランドを経てケースグランドへと流れ出る電流経路に沿って上流側に配するものとした、制御装置が記載されている。
特許文献1に記載の制御装置では、制御対象から還流する大電流により発生する内部グランド内の電圧降下によりセンサのグランドラインと内部電源のグランドラインとの間に電位差が生ずる現象を効果的に回避することができるが、制御回路の基板内に少なくとも上流部分と下流部分とが明確になる程度の広さを持つ内部グランドパターンを設ける必要があることから、制御回路基板のサイズが大きくなり、また、内部グランドパターン上における上記各接続点に対し相対的な位置関係(すなわち、接続点の配置)についての制約が課されることから、回路基板内における結線パターンの配置の自由度や電気部品の配置の自由度が制限される。すなわち、特許文献1に記載の制御装置は、回路基板のサイズ及び当該回路基板内のレイアウトの自由度の点で、なお改善の余地がある。
特開2012−114218号公報
上記の背景から、回路基板のサイズ及び回路基板内のレイアウトの自由度を制限することなく、制御対象等からグランドラインへ還流する大電流によりグランド電位が変動することによる制御動作への影響を回避できる、制御回路の実現が望まれている。
本発明は、制御回路を構成する電気部品が搭載された回路基板と、電源のグランドに直接又は間接に電気的に接続される筐体とを備え、センサからの信号を受信して制御対象を制御する制御装置であって、前記回路基板は、前記電気部品のグランドが接続された複数のグランドパターンを有し、前記複数のグランドパターンは、前記筐体を介して互いに電気的に接続される。
本発明の他の態様によると、前記電源に向かって流れ出すグランド電流が最も大きい前記グランドパターンは、当該グランドパターンと、前記複数のグランドパターンから前記筐体を介して前記電源に至るグランド電流の電流経路との接続位置が、当該電流経路に沿って前記複数のグランドパターンのうちで最も下流となるように配される。
本発明の他の態様によると、前記グランドパターンは、前記各グランドパターンと前記電流経路との接続位置が、前記グランドパターンから前記電源に向かって流れ出すグランド電流の小さい順に、前記電流経路に沿って上流から下流に向かって配される。
本発明の他の態様によると、前記制御対象のグランドは、最も下流の位置において電流経路に接続される前記グランドパターンに接続され、前記センサのグランドは、最も下流の位置において電流経路に接続される前記グランドパターン以外のグランドパターンに接続される。
本発明の他の態様によると、デジタル信号を処理する処理回路を備え、前記処理回路のグランドが接続された前記グランドパターンは、当該グランドパターンと前記電流経路との接続位置が、前記センサのグランドが接続されたグランドパターンよりも下流に、かつ、前記制御対象のグランドが接続されたグランドパターンよりも上流となるように配される。
本発明の他の態様によると、前記制御装置は、車両に搭載されて当該車両の動作を制御するものである。
本発明によれば、制御装置において、回路基板のサイズ及び回路基板内のレイアウトの自由度を制限することなく、制御対象等からグランドラインへ還流する大電流によりグランド電位が変動することによる制御動作への影響を防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る制御装置の構成を示す図である。 図1に示す本制御装置のグランド電流の電流経路を模式的に示した図である。 図1に示す本制御装置の等価回路を示す電気回路図である。 図1に示す本制御装置の変形例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る制御装置の構成を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。なお、本実施形態では、本発明に従う制御装置の例として、車両に搭載され当該車両の動作を制御する制御装置を示しているが、本発明に係る制御装置は本用途に限られるものではなく、車両以外の他の機械、機器等の制御にも適用できることは言うまでもない。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る制御装置の構成を示す図である。
本制御装置10は、車両に搭載され当該車両のエンジン制御を行う電子制御ユニット(ECU、Electronic Control Unit)であり、制御回路を構成する電子部品が搭載された印刷回路基板である回路基板100と、回路基板100に配されたコネクタ102と、回路基板100及びコネクタ102を収容する筐体104と、を有している。なお、回路基板100は筐体104に収容されているため、筐体104の外部から回路基板100を視認することはできないが、図1においては、説明のため、筐体104の内部に主要されている部分についても実線を用いて示している。
筐体104は、その外側面にフランジ106及び108が設けられている。筐体104及びフランジ106、108は、共に金属(例えばアルミニウム)等の導電性材料により構成されており、筐体104は、フランジ106、108により車体110に機械的に固定されると共に、車体110に対し電気的に接続される。
回路基板100上には、処理回路112と、電源回路114と、駆動回路116が配され、回路基板100上に形成された銅箔等の電気回路パターンにより互いに電気的に接続されて制御回路を構成している。なお、図1において回路基板100上に示した、処理回路112、電源回路114、駆動回路116等を結ぶ線分は、回路基板100上に形成された電気回路パターンを模式的に示したものであり、当該線分の交差部に示された黒丸は、当該交差部において電気回路パターンが互いに電気的に接続されていることを示している。また、黒丸が示されていない線分の交差部は、当該交差部を構成する電気回路パターンが電気的に接続されていないことを示しており、例えば、当該交差部では、一方の電気回路パターンが、回路基板100に設けられたビアホール等を介して回路基板100の裏面に逃げることで、電気的接続が回避される。
処理回路112は、例えば、CPU、AD変換器(アナログ・デジタル変換器、Analog-to-Digital Converter)、AND回路やOR回路等の論理回路デバイス、PLD(Programmable Logic Device)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデジタル回路により構成され、センサ118から受信したセンサ信号に基づいて、制御対象120を制御するための制御量を算出する。
ここで、センサ118は、制御対象120を制御するための操作量を検出するセンサであって、たとえば、速度センサ、加速度センサ、エンジンの回転センサ等である。また、制御対象120は、例えば、車両の走行等に影響を与えるブレーキ、エンジンスロットル、燃料供給配管に設けられた電磁弁等を動作させる各種のアクチュエータとすることができる。
電源回路114は、例えばレギュレータであり、車載発電機ACG(オルタネータ、Alternating Current Generator)122から供給された電圧を所定の電圧値に変換して、処理回路112とセンサ118に電力を供給する。ここで、ACG122は、エンジンの回転運動により発電する発電機により構成されており、ACG122のグランド端子は車体110に接続されている。
駆動回路116は、例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)等のトランジスタを用いた電力増幅回路により構成され、ACG122からの電源供給を受けて動作し、処理回路112から受信した制御量に基づき、制御対象120に与えるべき電流又は電圧値を決定して、当該決定した電流又は電圧値を持つ出力を制御対象120に出力する。
コネクタ102は、車両内の各電気機器を接続するワイヤーハーネス(不図示)を構成する2つのケーブル124及び126、並びに、ACG122から電源を供給するためのワイヤ線128が接続され、これらのケーブル124、126、及びワイヤ線128を回路基板100上の電気回路に電気的に接続する。
ケーブル124は、電源回路114の出力電圧をセンサ118に供給する電源線130と、センサ118にグランド電位を与えるグランド線132と、センサ118が検知した操作量を表わす電気信号であるセンサ信号を伝送する信号線134と、を有している。
ケーブル126は、駆動回路116の出力を制御対象120に供給するための駆動電力線136と、制御対象120のグランド端子に接続されたグランド線138と、を有している。
回路基板100の外周部の一部、本実施形態では、図1における回路基板100の図示右側の辺に、それぞれが矩形状のグランドパターンとして構成された信号用グランド(SG、Signal Ground)140と、論理回路用グランド(LG、Logic Ground)142と、電力用グランド(PG、Power Ground)144と、が設けられている。
SG140は、回路基板100上に形成された配線ライン150を介して、センサ118からのグランド線132が接続されており、信号線134が伝送するセンサ信号の電圧レベルの基準を与える。
LG142は、回路基板100上に形成された配線ライン152を介して処理回路112のグランド端子に接続されており、処理回路112の内部動作及び出力信号に用いられるパルス信号の電圧レベル、すなわち当該パルス信号の論理値を規定する基準を与える。また、LG142には、回路基板100上に形成された配線ライン154を介して電源回路114のグランドも接続されている。
PG144は、回路基板100上に形成された配線ライン156を介して、ケーブル126内のグランド線138が接続されており、制御対象120からグランドへ還流する電流の復路を構成する。また、PG144には、配線ライン156を介して駆動回路116のグランドも接続されている。
なお、回路基板100上の電気回路は、図1に示す例では一つのセンサ及び一つの制御対象を扱うものとして記載されているが、複数のセンサ及び複数の制御対象を扱うものとして構成することもできる。この場合には、例えば、複数のセンサに接続された各グランドラインはSG140にまとめて接続され、複数の制御対象に接続された各グランドラインはPG144に接続されるものとすることができる。また、センサの種類や当該センサにより検知される物理量、許容される検知誤差の大きさ、あるいは、当該センサに対するAD変換回路の必要性の有無等によっては、当該センサのグランドラインを、SG140のほか、LG142に接続することもできる。
回路基板100の裏面の、SG140、LG142、及びPG144に対向する領域には、SG140、LG142、及びPG144と同形状を持つ回路パターン(裏面パターン)(不図示)がそれぞれ設けられている。また、SG140、LG142、及びPG144のそれぞれと、対応する各裏面パターンとの間は、それぞれビアホール等により電気的に接続されている。各裏面パターンは、回路基板100がネジ等により筐体104に機械的に固定されたときに、筐体104と接触するよう構成されており、この接触により、SG140、LG142、及びPG144は、それぞれ筐体104に電気的に接続される。なお、SG140、LG142、及びPG144と筐体104との電気的接続は、裏面パターンを介して行う方法には限られず、例えば、各グランドパターン(即ち、SG140、LG142、及びPG144)と筐体104との間に、それぞれ個別の導体を半田付けして行うものとしてもよい。
これにより、ACG122から回路基板100に供給された電流は、センサ118、制御対象120、および処理回路112等を含む電気回路部品を通過した後、SG140、LG142、及びPG144から筐体104及び車体110を経て、ACG122のグランド端子へ戻り、電流の循環経路が構成される。なお、以下では、処理回路112、電源回路114、駆動回路116、センサ118、制御対象120等の回路負荷からACG122のグランド端子へ向かって流れる電流を、グランド電流とも称するものとする。
一般に、センサからのグランド電流は数μAから数mA程度であるのに対し、処理回路からのグランド電流は、これより3桁程度大きい数百mAから数Aであり、アクチュエータ等の制御対象からのグランド電流は、さらに数桁大きい数十Aから数百Aに達する。このため、筐体104及び車体110は、金属等の導電性材料で構成されているといえども、数十Aから数百Aにも及ぶ制御対象120からのグランド電流が通過することにより、無視し得ない電圧降下を発生させる。
本実施形態における回路基板100は、上述のとおり、グランド電流の少ないセンサ関連の回路のグランド及び処理回路関連のグランドをSG140及びLG142にそれぞれまとめて接続し、最もグランド電流の大きい制御対象関連のグランドをPG144にまとめて接続する構成となっている。したがって、SG140、LG142、及びPG144から筐体104へ流れ出るグランド電流(流出電流)の大きさは、SG140が最も小さく数μAから数mA程度であり、LG142が次に小さく数百mAから数Aであり、PG144が最も大きく数十Aから数百Aとなる。
また、本実施形態に係る回路基板100は、特に、SG140、LG142、及びPG144が、それぞれ流出電流の少ない順に、筐体104と車体110とを介してACG122へ至るグランド電流の電流経路に沿って上流から下流側へ向かって個別に配置されている。
このため、回路基板100においては、PG144から流れ出す大きなグランド電流により、筐体104と車体110とを介してACG122へ至る電流経路に電圧効果が生じてPG144の電位が上がったとしても、これと同じだけSG140及びLG142の電位も上昇することとなり、SG140、LG142、及びPG144の電位変化は時間的に同位相で変化することとなる。
次に、図2及び図3を用いて上記の作用について説明する。
図2は、図1に示す制御装置10の回路基板100における、各グランドパターンSG140、LG142、PG144から流れ出すグランド電流の電流経路を示した図である。
図示の位置S1においてSG140から筐体104へ向かって流れ出た電流は、黒い太線の矢印で示すように、筐体104に沿って図示下方へ流れ、フランジ108を介して車体110へ流れてACG122のグランド端子に流入する。SG140の次に流出電流の少ないLG142は、SG140からACG122に至るグランド電流の電流経路(グランド電流経路)に沿って位置S1よりも下流の位置L1に配置されており、位置L1においてLG142から筐体104へ流れ出たグランド電流は、SG140からのグランド電流と合流し、太線矢印に沿って図示下方へ流れる。また、流出電流の最も大きいPG144は、グランド電流経路に沿って位置L1よりもさらに下流の位置P1に配置されており、位置L1においてPG144から筐体104へ流れ出たグランド電流は、SG140及びLG142からのグランド電流と合流し、太線矢印に沿って図示下方及び左方へ流れ、車体110を介してACG122のグランド端子へ至る。
このように、SG140、LG142、PG144は、流出電流の少ない順に、筐体104及び車体110を介してACG122のグランド端子に至るグランド電流経路に沿って上流から下流に向かって配置されている。
また、PG144から流れ出る数十Aから数百Aに及ぶ大きなグランド電流は、PG144が配されている位置P1とACG122のグランド端子とを電気的に結ぶ筐体104及び車体110の部分にのみ流れ、この部分においてのみ、無視し得ない電圧降下を発生させる。
図3は、図1に示す制御装置10の等価回路を示す回路図である。
電池300はACG122を模式的に電池として示したものであり、ブロック304は電気部品としてのセンサ118を、ブロック306は処理回路112及び電源回路114を、ブロック308は駆動回路116と制御対象120とを、それぞれ表わしている。また、ブロック310、312、及び314は、それぞれ、SG140、LG142、PG144を表わしている。
また、抵抗316は、図2における位置S1から位置L1までの区間の筐体104の電気抵抗を表わし、抵抗318は、位置L1から位置P1までの区間の筐体104の電気抵抗を表わす。さらに、抵抗320は、位置P1からフランジ108までの電流経路における筐体104の電気抵抗を表わしており、抵抗322は、フランジ108の位置からACG122に至るまでの電流経路における車体110の電気抵抗を表わしている。
図3において、流出電流が最も少ないSG140からの電流のみが通電される抵抗316(筐体104の一部)における電圧降下、及び、流出電流が次に少ないLG142からの電流とSG140からの電流とが通電される抵抗318(筐体104の一部)における電圧降下は、上述したとおりSG140からの流出電流が数μAから数mA程度、LG142からの流出電流が数百mAから数A程度であることから、ほとんど無視することができ、約0Vとみなすことができる。
これに対し、SG140、LG142、及びPG144からの流出電流がすべて通電される抵抗320(筐体104の一部)と抵抗322(車体の一部)における電圧降下Vは、PG144の流出電流がSG140、LG142の流出電流より数桁程度大きい(数十Aから数百A)ことから、無視し得ない値となる。
しかしながら、そのような無視し得ない電圧降下Vが生じたとしても、抵抗316及び318における電圧降下はほぼ0Vであるため、SG140、LG142、及びPG144間の電位差はほぼ0Vとなる。
このため、制御対象120からの大きなグランド電流により電圧降下Vが発生あるいは変動したとしても、回路基板100上の各電気部品に与えられるグランド間の電位差はほぼ0Vとなり、当該電圧降下の発生あるいは変動に起因する制御動作の異常や制御誤差の発生は回避される。
また、各グランドパターンSG140、LG142、PG144からの流出電流は、回路基板100の外側にあるグランド電流経路の一部(本実施形態においては筐体104)において合流されるので、SG140、LG142、PG144は、回路基板100上において接続されている必要はなく、回路基板100上における電気部品や回路パターンの配置についての制約は緩くなり、レイアウトの自由度が向上する。
さらに、SG140、LG142、PG144は、回路基板100上の、例えば外周部に、広い面積で設けることができるので、回路基板100上の電気部品が発生した熱は、回路基板100を経てこれらのグランドパターンSG140、LG142、PG144を介して筐体104へ効率良く発散させることができ、回路基板100の放熱特性が向上する。また、その結果として、回路基板100の温度上昇を抑制することができることから、回路基板100のサイズを小さくすることができ、制御装置10(例えば、ECU)を小型化することができる。
なお、本実施形態においては、SG140、LG142、PG144を、流出電流の少ない順に、グランド電流経路に沿って上流から配置するものとしたが、本実施形態のようにPG144より上流における電圧降下を無視し得る場合には、SG140及びLG142に関しては必ずしも流出電流順に上流から配置する必要はない。すなわち、最も大きい流出電流を持つPG144がグランド電流経路に沿って最も下流に配されていれば、本制御装置10について上述した作用及び効果を発揮することができる。
また、本実施形態では、回路基板100上のグランドをSG140、LG142、PG144の3つに分割して設けることとしたが、これに限らず、所定の電流値以上のグランド電流を流す大電流用グランドと、当該所定の電流値未満のグランド電流を流す小電流用グランドの、2つのグランドに分割して構成することもできる。
また、本実施形態では、SG140にセンサ118のグランドを接続し、LG142に処理回路112と電源回路114をまとめて接続し、PG144に駆動回路116と制御対象120のグランドをまとめて接続する構成としたが、各電気部品のグランドのまとめ方は、これに限らず、例えば、制御回路を機能面から回路ブロックに分割し、回路ブロックごとにグランドパターンを設ける構成としてもよい。
このような回路ブロック分割の一例として、例えば、SG140には、センサ118のほか、センサ118の出力電圧を増幅するためのプリアンプ(不図示)を備えた、いわゆるフロントエンド回路(不図示)を含む、アナログ信号処理のための回路ブロックのグランドを接続するものとすることができる。また、LG142には、処理回路112のほか、他装置とのデータ通信を行う通信回路を含むデジタル信号処理のための回路ブロックのグランドを接続するものとし、PG144には、制御対象120と駆動回路116のほか、大きなグランド電流が頻繁に変化するスイッチングレギュレータ等の電気部品を含んだ電力回路のための回路ブロックのグランドを接続することができる。
あるいは、複数の異なる所定の電流範囲を定め、当該電流範囲毎にそれぞれグランドパターンを設ける構成とし、各グランドパターンには、当該グランドパターンに対応する電流範囲のグランド電流を持つ電気部品をまとめて接続するものとしてもよい。
また、本実施形態では、回路基板100の各グランド、SG140、LG142、PG144が筐体104及び車体110を介してACG122のグランド端子に接続されるものとしたが、これに限らず、筐体104とACG122のグランド端子との間はワイヤ線で接続されていてもよい。この場合には、大きなグランド電流が流れることによる当該ワイヤ線での電圧降下が制御動作に与える影響を回避することができる。さらに、SG140、LG142、PG144は、回路基板100の外部で接続されればよく、当該接続のための導電体は、筐体104に限らず、筐体104とは別個の導電体であって筐体104に対し電気的に接続された導電体により構成されるものとしてもよい。
また、本実施形態では、回路基板100の一つの辺に沿って複数のグランドパターンを並べて配置する構成としたが、これに限らず、回路基板の異なる辺にそれぞれグランドパターンを配置することもできる。さらに、複数のグランドパターンは、必ずしも回路基板の外周部あるいは辺に沿って配置する必要はなく、回路基板に接続されるグランド電流経路に沿って、流出電流の少ない順に上流から下流に沿って配置される限りにおいて、回路基板上の任意の位置に配置することができる。
図4は、図1に示す制御装置10の変形例を示す図である。本変形例では、回路基板の3つの辺にグランドパターンが設けられている。
すなわち、図4に示す制御装置40の回路基板400は、図1における回路基板100と同様の構成を有するが、回路基板100の一つの辺に沿って配置されたSG140、LG142、PG144に代えて、回路基板400の3つの辺にそれぞれ設けられたSG440、LG442、及びPG444を備える。本構成では、流出電流の最も少ないSG440からの電流は、位置S2から筐体104へ流れ出て、筐体104の図示右側の外周部を通ってフランジ108から車体110へ流れ、車体110を介してACG122に流入して、グランド電流の電流経路を構成する。
SG440の次に流出電流の少ないLG442からの電流は、上記電流経路に沿って位置S2の下流である位置L2において筐体104へ流れ、流出電流の最も多いPG444からの電流は、上記電流経路に沿って最も下流である位置P2において筐体104へ流れ出す。これにより、SG440、LG442、及びPG444は、図1に示す回路基板100と同様に、複数のグランドパターンが、グランド電流の経路に沿って、流出電流の少ない順に上流から下流に向かって配置されることとなる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る制御装置の構成を示す図である。なお、本実施形態において、第1の実施形態に係る制御装置10(図1)と同一の構成要素については、制御装置10において用いた符号と同一の符号を用いるものとする。また、本実施形態に置いて、制御装置10において用いた符号と同一の符号により示される構成要素については、制御装置10について上述した説明を援用する。
本制御装置50は、第1の実施形態における回路基板100及び筐体104に代わり、回路基板100と異なるグランドパターンを有する回路基板500と、図示右方向に一つのフランジ506を有する筐体504を備える。ここで、筐体504及びフランジ506は、筐体100及びフランジ106、108と同様に、金属(例えば、アルミニウム)等の導電性材料により構成されている。
また、制御装置50は、センサ118に追加して、センサ518が、ケーブル524及びコネクタ502を介して回路基板500上の電気回路に接続されている。ここで、ケーブル524は、電源回路114の出力電圧をセンサ518に供給する電源線530と、センサ518にグランド電位を与えるグランド線532と、センサ518からの電気信号(センサ信号)を伝送する信号線534と、を有している。
回路基板500上には、第1の実施形態に係る回路基板100上に搭載されている処理回路112に代えて、二つのセンサ118及び518からのセンサ信号に基づき制御対象120の制御量を決定する処理回路512が搭載されている。
また、回路基板500の、図示上側の外周部には、グランドパターンである第1の信号用グランド(SG)540aと第1の論理回路用グランド(LG)542aとが設けられ、図示下側の外周部には、グランドパターンである第1の信号用グランド(SG)540aと第1の論理回路用グランド(LG)542aとが設けられている。また、回路基板500の、図示右側の外周部には、グランドパターンである電力用グランド(PG)544も設けられている。
SG542aは、回路基板500上に形成された配線ライン550aを介して、センサ118からのグランド線132が接続されており、信号線134が伝送するセンサ信号の電圧レベルの基準を与える。
SG542bは、回路基板500上に形成された配線ライン550bを介して、センサ518からのグランド線532が接続されており、信号線534が伝送するセンサ信号の電圧レベルの基準を与える。
LG542aは、回路基板500上に形成された配線ライン552を介して処理回路512のグランドが接続されており、処理回路512の内部動作及び出力信号に用いられるパルス信号の電圧レベル、すなわち当該パルス信号の論理値を規定する基準を与える。
LG542bは、回路基板500上に形成された配線ライン554を介して、センサ118、518、及び処理回路512に電源を供給する電源回路114のグランドが接続されている。
また、PG544は、回路基板500上に形成された配線ライン556aを介して、ケーブル126内のグランド線138が接続されており、制御対象120からACG122のグランド端子に向かって還流する電流の、復路の一部を構成する。また、PG544には、配線ライン556bを介して駆動回路116のグランドも接続されている。
回路基板500の裏面の、SG540a、SG540b、LG542a、LG542b、及びPG544に対向する領域には、それぞれ、SG540a、SG540b、LG542a、LG542b、及びPG544と同形状を持つ回路パターン(裏面パターン)(不図示)が設けられている。また、SG540a、SG540b、LG542a、LG542b、及びPG544のそれぞれと、対応する各裏面パターンとの間は、それぞれビアホール等により電気的に接続されている。
各裏面パターンは、回路基板500がネジ等により筐体504に固定されたときに、筐体504と接触するよう構成されており、この接触により、SG540a、SG540b、LG542a、LG542b、及びPG544は、それぞれ筐体504に電気的に接続される。なお、SG540a、SG540b、LG542a、LG542b、及びPG544と、筐体504との間の電気的接続は、裏面パターンを介して行う方法には限られず、例えば、各グランドパターン(即ち、SG540a、SG540b、LG542a、LG542b、及びPG544)と筐体504との間に、それぞれ個別の導体を半田付けして行うものとしてもよい。
図5の筐体504上に描いた黒い太線矢印は、SG540a、SG540b、LG542a、LG542b、及びPG544から筐体504へ流れ出るグランド電流の経路を模式的に示したものである。このように、制御装置50では、第1の信号用グランドであるSG540aからのグランド電流と第1の論理回路用グランドであるLG542aからのグランド電流とが合流する第1の電流経路590aと、第2の信号用グランドであるSG540bからのグランド電流と第2の論理回路用グランドであるLG542bからのグランド電流とが合流する第2の電流経路590bとが生じ、第1の電流経路590aと第2の電流経路590bとの合流点付近においてPG544からのグランド電流も合流される。
すなわち、第1の電流経路590aについて見れば、PG544が最も下流となるように、SG540a、LG542a、及びPG544が、流出電流の少ない順に上流から下流に向かって配置されている。このため、グランド電流による電圧降下は、PG544より下流の筐体504及び車体110においてのみ発生するので、SG540a、LG542a、及びPG544の間に電位差は生じない。
同様に、第2の電流経路590bについて見れば、PG544が最も下流となるように、SG540b、LG542b、及びPG544が、流出電流の少ない順に上流から下流に向かって配置されている。このため、グランド電流による電圧降下は、PG544より下流の筐体504及び車体110においてのみ発生するので、SG540b、LG542b、及びPG544の間に電位差はほとんど生じない。
その結果、各グランドパターン(すなわち、SG540a、SG540b、LG542a、LG542b、及びPG544)における互いの電位差はほぼゼロとなり、第1の実施形態に係る制御装置10と同様に、制御動作の異常や制御誤差の発生が回避される。また、第1の実施形態に係る制御装置10と同様に、各グランドパターンは、筐体504において互いに電気的に接続されるので回路基板500上で接続されている必要はなく、かつ、回路基板500上(例えば、その外周部)に広く設けることができるので、回路基板500上におけるレイアウトの自由度が向上すると共に、放熱特性も向上する。
以上説明したように、第1および第2の実施形態に係る制御装置は、その内部に備える回路基板が、複数のグランドパターンを備えており、当該複数のグランドパターンは、回路基板外部の導体(本実施形態では筐体)を介して電気的に接続される。これにより、複数のグランドパターンを回路基板上で接続する必要がなくなり、回路基板上における電気部品と回路パターンのレイアウトの自由度が向上する。
また、本制御装置では、上記複数のグランドパターンは、少なくとも流出電流の最も大きいグランドパターンが、グランド電流経路の最も下流において当該電流経路と合流するように配される。これにより、本制御装置は、制御対象などの大電力を要する負荷からの大きなグランド電流によりグランド電流経路に電圧降下が生じる場合にも、回路基板内のグランドパターン間の電位差を一定に維持することができ、制御動作の異常や制御誤差の発生を回避することができる。
10、40、50・・・制御装置、100、400、500・・・回路基板、102、502・・・コネクタ、104、504・・・筐体、110・・・車体、112、512・・・処理回路、114・・・電源回路、116・・・駆動回路、118、518・・・センサ、120・・・制御対象、122・・・ACG、140、440、540a、540b・・・信号用グランド(SG)、142、442、542a、542b・・・論理回路用グランド(LG)、144、444、544・・・電力用グランド(PG)

Claims (5)

  1. 制御回路を構成する電気部品が搭載された回路基板と、電源のグランドに直接又は間接に電気的に接続される筐体とを備え、センサからの信号を受信して制御対象を制御する制御装置であって、
    前記回路基板は、前記電気部品のグランドが接続された複数のグランドパターンを有し、
    前記複数のグランドパターンは、前記回路基板上では互いに電気的に分離しており、前記筐体を介して互いに電気的に接続され、
    前記電源に向かって流れ出すグランド電流が最も大きい前記グランドパターンは、当該グランドパターンと、前記複数のグランドパターンから前記筐体を介して前記電源に至るグランド電流の電流経路との接続位置が、当該電流経路に沿って前記複数のグランドパターンのうちで最も下流となるように配される、
    制御装置。
  2. 請求項に記載された制御装置において、
    前記グランドパターンは、前記各グランドパターンと前記電流経路との接続位置が、前記グランドパターンから前記電源に向かって流れ出すグランド電流の小さい順に、前記電流経路に沿って上流から下流に向かって配される、
    制御装置。
  3. 請求項またはに記載された制御装置において、
    前記制御対象のグランドは、最も下流の位置において電流経路に接続される前記グランドパターンに接続され、
    前記センサのグランドは、最も下流の位置において電流経路に接続される前記グランドパターン以外のグランドパターンに接続される、
    制御装置。
  4. 請求項ないしのいずれか一項に記載された制御装置において、
    デジタル信号を処理する処理回路を備え、
    前記処理回路のグランドが接続された前記グランドパターンは、当該グランドパターンと前記電流経路との接続位置が、前記センサのグランドが接続されたグランドパターンよりも下流に、かつ、前記制御対象のグランドが接続されたグランドパターンよりも上流となるように配される、
    制御装置。
  5. 前記制御装置は、車両に搭載されて当該車両の動作を制御するものである、
    請求項1ないしのいずれか一項に記載の制御装置。
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