JP2005188936A - 電圧降下式電流計測装置 - Google Patents

電圧降下式電流計測装置 Download PDF

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Abstract

【課題】負荷電流が大きすぎたり小さすぎたりする場合において、マイコンの損傷を防止し得、また正確に電流計測しながら、電流計測自体が正常に行われているかどうかを判定しやすくする。
【解決手段】シャント抵抗11から迂回した被計測電流を、出力抵抗15での電圧降下にて計測して、マイコン13に出力する。出力抵抗15からマイコン13への出力電圧Voutに対して上限値を設定する上限リミッタ回路17と、下限値を設定する下限リミッタ回路19を設ける。マイコン13への出力が大きすぎたり小さすぎたりするのを防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧降下式電流計測装置及びそれに関連する技術に関するものである。
例えば自動車等に搭載されて様々な負荷を駆動するのに際して、図9の如く、電流センサ回路1で負荷電流を計測し、その計測結果をマイクロコンピュータ(以下「マイコン」と略称する)2のA/Dコンバータ3に入力し、マイコン2内のCPUで電流を検出するなどして、発電機等の制御を行うことが行われている。
ここで使用される電流センサ回路1としては、ホール素子を用いたものもあるが、大電流を流す導体の大きさに準じて部品サイズが比較的大きくなり、このため小型化の要請に合致しない場合がある。そこで、電流センサ回路1として、負荷電流が流れる電流経路内にシャント抵抗を配置し、このシャント抵抗に流れる電流を計測することが行われている。
シャント抵抗を用いる電圧降下式の電流センサ回路1は、被測定回路中に抵抗を挿入し、その両端の電圧降下を測定することによって電流値の計測を行うものである。ここで、シャント抵抗の両端の電圧降下をV、シャント抵抗の抵抗値をRとすると、シャント抵抗に流れる電流値Iは、オームの法則により次の(1)式で求められる。
I=V/R …(1)
かかる電流センサ回路1において、シャント抵抗からの出力と負荷電流との相関は、図10のように線形となる。尚、図10の横軸はシャント抵抗に流れる負荷電流、縦軸は電流センサ回路1からの出力(電圧値)である。
シャント抵抗を用いる電圧降下式の電流センサ回路1において、図10のように負荷電流の電流値がBを超える場合、電流センサ回路1からA/Dコンバータ3に対して出力値Aより大きな電圧値が出力されることになる。ここで、A/Dコンバータ3の入力限界がαである場合、電流センサ回路1からの出力がαを超過すると、A/Dコンバータ3の損傷を招き、ひいてはマイコン2が損傷する事態も生じ得る。
また、電流センサ回路1からの出力が例えばDより微小である場合、A/Dコンバータ3側では、負荷電流に基づくセンサ回路からの出力とノイズとの区別が付きにくくなる。したがって、ノイズにより負荷電流の検出が正確に行われないおそれがある。
このように、電流センサ回路1からの出力が大きすぎる場合と小さすぎる場合は、電流センサ回路1での負荷電流の検出が正確に行われず、さらにこの場合は電流センサ回路1自体が正常に動作しているかどうかも判定しにくくなってしまう。
そこで、本発明の課題は、負荷電流が大きすぎたり小さすぎたりする場合において、マイコンの損傷を防止し得、また正確な電流計測を行いながら、電流計測自体が正常に行われているかどうかを判定しやすくすることにある。
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、導体の電圧降下を計測することによって電流を計測する電圧降下式電流計測装置であって、被計測電流が流れる第1の導体と、前記第1の導体に対して所定の接続点で電気的に接続される第2の導体と、前記第1の導体において前記接続点から前記被計測電流の流れる方向に一定距離離れた第1の点と前記第2の導体において前記接続点から所定の距離離れた第2の点との電位差を比較する電位差比較装置と、前記電位差比較装置からの信号に基づいて、前記第1の点と前記第2の点の電位が等しくなるまで前記第2の導体に計測用電流を流す電流制御装置と、前記計測用電流に応じた出力を行う出力部と、前記出力部からの出力の上限値を規定する上限リミッタ回路とを備えるものである。
請求項2に記載の発明は、導体の電圧降下を計測することによって電流を計測する電圧降下式電流計測装置であって、被計測電流が流れる第1の導体と、前記第1の導体に対して所定の接続点で電気的に接続される第2の導体と、前記第1の導体において前記接続点から前記被計測電流の流れる方向に一定距離離れた第1の点と前記第2の導体において前記接続点から所定の距離離れた第2の点との電位差を比較する電位差比較装置と、前記電位差比較装置からの信号に基づいて、前記第1の点と前記第2の点の電位が等しくなるまで前記第2の導体に計測用電流を流す電流制御装置と、前記計測用電流に応じた出力を行う出力部と、前記出力部からの出力の下限値を規定する下限リミッタ回路とを備えるものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電圧降下式電流計測装置であって、前記出力部からの出力の上限値を規定する上限リミッタ回路をさらに備えるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項3に記載の電圧降下式電流計測装置であって、前記上限リミッタ回路が、少なくとも一対のダイオードが互いに相反する向きに直列接続されてなり、前記出力部に並列に接続されるものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項3に記載の電圧降下式電流計測装置であって、前記上限リミッタ回路が、前記出力部から与えられる入力電圧と、前記上限値を規定する基準電圧とが入力され、前記入力電圧が前記基準電圧より大きくなった場合に当該入力電圧を前記基準電圧に一致させるオペアンプを備えるものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の電圧降下式電流計測装置であって、前記下限リミッタ回路が、前記第1の導体に電流を供給する電源と前記出力部との間に接続され、前記第1の導体に流れる電流が所定の値以下となったときに、前記出力部の出力を前記電源の分圧により前記下限値に設定するバイアス抵抗である。
請求項1及び請求項3に記載の発明の電圧降下式電流計測装置は、上限リミッタ回路により出力部からの出力の上限値を設定できるため、出力先であるマイコンへの過大入力による損傷等を防止できる。また、電圧降下式電流計測装置からの出力が上限値を超えた場合には、電圧降下式電流計測装置自体に短絡等の異常状態が発生していると考えられるので、電圧降下式電流計測装置の異常状態を把握しやすくなる。
請求項2に記載の発明の電圧降下式電流計測装置は、下限リミッタ回路により出力部からの出力の下限値を設定できるため、ノイズ等により出力に変化が起きても、下限値を設定していない場合に比べてその影響が少なくなり、正確な電流計測を行うことができる。また、電圧降下式電流計測装置からの出力が下限値を下回っている場合には、電圧降下式電流計測装置自体に短絡等の異常状態が発生していると考えられるので、電圧降下式電流計測装置の異常状態を把握しやすくなる。
請求項4に記載の発明の電圧降下式電流計測装置は、複数のダイオードからなる簡易な構成の上限リミッタ回路を形成するだけで、出力部の両端電圧の上限を容易に設定できるので、安価な上限リミッタ回路で、出力電圧の出力先であるマイコンの損傷等を防止でき、コストの上昇を低減できる。
請求項5に記載の発明の電圧降下式電流計測装置は、上限リミッタ回路がオペアンプを備え、このオペアンプにより、出力部からの入力電圧が基準電圧より大きくなった場合に当該入力電圧を前記基準電圧に一致させるので、正確で且つ応答性の高い電流計測を行うことができる。
請求項6に記載の発明の電圧降下式電流計測装置は、バイアス抵抗を設けるだけの簡単で安価な構成で下限値を設定できるので、コストの上昇を低減できる。
{第1実施形態}
図1は本発明の第1実施形態に係る電圧降下式電流計測装置を示すブロック図である。この電圧降下式電流計測装置(以下「電流センサ回路」と称す)10は、図1の如く、電源+Bから負荷Mに至る電源経路に配置されるシャント抵抗11の電圧降下を計測することによって電流を計測し、その計測結果をマイコン13に出力するものであって、特に電流センサ回路10の出力部15に、図2のようにその出力の上限値Vmaxを規定する上限リミッタ回路17と、その出力の下限値Vminを規定する下限リミッタ回路19とを備えたものである。
<電流センサ回路の基本構成>
上限リミッタ回路17及び下限リミッタ回路19を説明する前に、まず電流センサ回路10の基本構成を説明する。図3は、本実施形態の電流センサ回路10から上限リミッタ回路17及び下限リミッタ回路19を省略した基本構成を示したブロック図、図4は、同じく電流センサ回路10の基本構成を示した回路図である。
一般に、自動車など小電流〜大電流までを扱う環境においては、ジャンクション・ボックスと称される配線部品等での配電に、バスバーと呼ばれる銅や銅合金もしくはアルミなどで作られた板状の金属片が使用されることがあり、このバスバーを、負荷Mに与える電流計測のためのシャント抵抗11として利用することが可能である。
例えばバスバーの金属材料として銅を使用する場合、この銅の抵抗温度係数は、およそ0.004/℃である。そして、自動車内の回路でシャント抵抗11を使用する場合、雰囲気温度が−40℃〜+85℃または+125℃と温度変化の幅が100℃以上と大きい。このように雰囲気温度の温度差が100℃あれば、その抵抗値は1.4倍となる。よって、シャント抵抗11としてバスバーを用いて正確な電流値を知るためには、何らかの手段により抵抗値を補正する必要がある。
この電流センサ回路10は、例えば、自動車に搭載される各種の負荷Mに電源を供給する際に、負荷Mに与える負荷電流(被計測電流)I1を計測するものであって、シャント抵抗11と同じ抵抗温度係数を有する材料(同じ材料を含む)で構成された温度補償用抵抗体を設け、この温度補償用抵抗体をシャント抵抗11に近接して配置すれば、シャント抵抗11と温度補償用抵抗体との温度変化が互いに同等となることを利用して、抵抗値の温度変化の補正を行う。具体的に、この電流センサ回路10は、例えば負荷Mが接続されるジャンクションボックス等に内装されたもので、負荷Mに負荷電流I1を供給するためのシャント抵抗(以下「第1の導体」と称す)11と、この第1の導体11内の所定の接続点Pcnに接続する上記の温度補償用抵抗体としての第2の導体22と、第1の導体11内において上記の接続点Pcnから負荷電流I1の流れる方向に一定距離だけ離れた点A(第1の点)の電位と第2の導体22内において上記接続点Pcnから所定の距離だけ離れた点B(第2の点)の電位とを比較する電位差比較装置23と、点Bの電位と点Aの電位が等しくなるまで第2の導体22に上記の接続点Pcnから点Bに向かって計測用電流I2を流す電流制御装置24と、この計測用電流I2を計測してその計測結果を電圧値Voutとしてマイコン13に出力する出力部15とを備える。
第1の導体11は、図3の如く、従来よりジャンクションボックス内等で使用されている既存の短冊状の金属片としてのバスバーをそのまま利用して構成する。この金属片としてのバスバーの材料として例えば銅が使用される。
第2の導体22は、図3の如く、例えばその端部が第1の導体11中の所定の接続点Pcnに接続され、第1の導体11と同じ抵抗温度係数を持つ金属材料(例えば銅)が使用される。この第2の導体22は、例えば所定のプリント配線基板上に形成されるプリント配線パターンとして実現されても差し支えない。ここで述べたプリント配線基板とは、ガラスやエポキシ樹脂等を使用した硬質の配線基板上にプリント配線が形成されてなるものの他、フレキシブル配線基板(FPC)が適用されてもよい。
この第2の導体22の抵抗値は、第1の導体11の抵抗値と異なって設定していても差し支えなく、例えば10,000:1等の所定の比率に設定される。
そして、第1の導体11と第2の導体22の温度に対する変化をほぼ同等とするために、両導体11,22が互いに近接して配置され、また、両導体11,22の接続点Pcn以外の部分は、絶縁シール等の絶縁部材が用いられるなどにより、互いに絶縁されている。そして、両導体11,22の抵抗温度係数が上述のように同一とされることで、この両導体11,22の温度変化に対する抵抗値の変化率が同等とされる。これにより、第2の導体22の電流を計測すれば、第1の導体11の温度変化に対する抵抗値の変化率を考慮した計測を行うことができることから、計測時に両導体11,22の温度係数をキャンセルすることができる。
電位差比較装置23は、図4に示したような演算増幅器(オペアンプ)であり、非反転入力端子が、図3のように第1の導体11における上記接続点Pcnよりも負荷M側の中間点である接続点Aに接続される。また、図4に示した反転入力端子が、図3のように第2の導体22の点Bに接続され、図4の如く、両入力端子に与えられる電圧の差分が出力端子から出力される。
そして、図3において、接続点Pcnと接続点Aとの離間距離は、この間を流れる電流に対する抵抗値を規定することになるが、通電時に接続点Pcnと接続点Aとの間で所定の電圧降下が生じて電位差比較装置23での電圧検知精度に適応するような抵抗値を有するように、接続点Pcnと接続点Aとの離間距離が設定される。このようにする場合、第1の導体11としてバスバーを採用し、そのバスバーの中間位置を接続点Pcn及び接続点Aとしているので、電位差比較装置23での電圧検知精度に適応するような電圧降下を実現する場合に、その抵抗値を決定するための接続点Pcnと接続点Aとの離間距離の設定を極めて容易に行うことができ便利である。
また、この電位差比較装置23の電源は、基本的には計測電流が流れる電源+Bから生成すればよいが、この電位差比較装置23の電源電圧及び入力電圧範囲など電位差比較装置23の仕様によって電源回路を構成する必要があるため、電源+Bの電位から昇圧/降圧を行って、電位差比較装置23の正・負(もしくは正・GND)の電源とすることが望ましい。この昇圧/降圧のための電源回路27としては、例えば図5の如く、昇圧用のチャージポンプ回路28及び降圧用のドロッパ式レギュレータ29を併用して行えばよい。具体的には、チャージポンプ回路28を利用して電源(+B)より高い電位V+をつくり出し、またドロッパ式レギュレータ29によって、電源(+B)より低い電位V−をつくり出す。そして、チャージポンプ回路28で昇圧された電位V+とドロッパ式レギュレータ29によって降圧された電位V−との電位差を電源として電位差比較装置23に与えることにより、高価なRail-to-Rail入力の仕様でないオペアンプを使用した電位差比較装置23であっても問題なく動作させることができる。よって、電位差比較装置23として安価なオペアンプを使用することが可能となる。尚、電源回路27として、チャージポンプ回路28及びドロッパ式レギュレータ29を使用する代わりに、昇圧/降圧用のDC/DCコンバータを使用しても差し支えない。
電流制御装置24は、PチャネルFETであって、ソースが第2の導体22の点Bに接続され、ドレインが出力部15に接続される。そして、電流制御装置24のゲートは電位差比較装置23の出力端子に接続されている。即ち、点Bからは、電位差比較装置23の反転入力端子への経路と、電流制御装置24への経路の2経路に分岐した回路が構成されていることになる。
これにより、図3及び図4中の第1の導体11に負荷電流I1が流れた際に生じる第1の導体11での電圧降下によって電位差比較装置23が電流制御装置24のゲート入力を制御し、A点とB点の電圧降下が等しくなるようにB点に電流I2が流れることになる。
出力部15は、図4の如く、計測用電流I2を電圧に変換するための出力抵抗であり、この出力抵抗としての出力部15の一端の電位をマイコン13内のA/D変換器(図9中に示したA/D変換器3)に出力する。このように、出力部15として簡単な出力抵抗で構成しているので、安価な電流センサ回路10を構成できる。
<下限リミッタ回路の構成>
そして、本実施形態の電流センサ回路10は、負荷電流I1がゼロ値以下となった場合に、出力部15からの出力Voutを所定の下限値Vminに固定する下限リミッタ回路19が備えられている。
図6は、図4に示した電流センサ回路10の基本構成に下限リミッタ回路19を設置した状態を示す回路図である。この下限リミッタ回路19は、出力部15としての出力抵抗と電源(+B)とを直結するバイアス抵抗であり、負荷電流I1がゼロ値となる場合に、電源(+B)バイアス抵抗である下限リミッタ回路19と出力抵抗である出力部15との分圧により、この出力部15の電圧を下限値Vminに固定するようになっている。この下限値Vminは、ノイズの混入によってもそのノイズの成分を無視できる程度の正の値に設定するものである。
そして、マイコン13は、出力部15からの出力が下限値Vminとなったときに、電流センサ回路10に異常が発生したものとして、所定の警報ランプ(図示省略)を点滅させる等により警報を発するようになっている。
<上限リミッタ回路の構成>
本実施形態の電流センサ回路10は、上述のように、負荷電流I1が所定の値B以上となることにより、出力部15からの出力値が所定の上限値Vmax以上となった場合に、その上限値Vmaxを出力Voutとする上限リミッタ回路17が備えられている。
図7は、図4に示した電流センサ回路10の出力部15に上限リミッタ回路17を設置した状態を示す回路図である。この上限リミッタ回路17は、一対のダイオード31,32を互いに相反する向きに直列接続して構成された直列回路であり、この直列回路としての上限リミッタ回路17が出力部15に並列に接続される。
ここで、第1のダイオード31は出力部15の電圧に対して逆方向接続されるため、ツェナーダイオードとして機能する。また、第2のダイオード32は、出力部15の電圧に対して順方向接続されるため、順方向ダイオードとして機能する。そして、ツェナーダイオードとして機能する第1のダイオード31のツェナー電圧をVzとし、順方向ダイオードとして機能する第2のダイオード32の順方向電圧をVfとした場合に、「Vz+Vf=Vmax」に設定されている。
そして、マイコン13は、出力部15からの出力が上限値Vmaxとなったときに、電流センサ回路10に異常が発生したものとして、所定の警報ランプ(図示省略)を点滅させる等により警報を発するようになっている。
<使用方法>
上記構成の電流センサ回路10の動作を説明する。
図3及び図4中の電源(+B)からの電源電圧が供給されると、第1の導体11に負荷電流I1が流れ、この負荷電流I1が負荷Mに供給される。
ここで、第1の導体11に負荷電流I1が流れると、第1の導体11での電圧降下によって、図4の如く、電位差比較装置23の非反転入力端子がローとなる。そうすると、電位差比較装置23の出力端子がローとなり、これがPチャネルFETである電流制御装置24のゲートに与えられ、このゲート入力が制御されることで、電位差比較装置23の動作に基づき図4中のA点とB点の電圧降下が等しくなるように第2の導体22に計測用電流I2が流れる。
この場合、第1の導体11の抵抗値をR1とし、第2の導体22の抵抗値をR2として、「R1×I1=R2×I2」となるように、電位差比較装置23が電流制御装置24を制御する。かかる動作において、電位差比較装置23の各入力端子には電流が流れ込まないので、分流電流としての計測用電流I2は全て電流制御装置24のドレイン電流として出力部15に出力される。
出力部15の出力抵抗としての出力部15に計測用電流I2が流れると、この出力部15の一端に生じる電圧がマイコン13のA/D変換器に与えられ、これにより計測用電流I2を計測することで、負荷電流I1を計測する。
この場合、出力抵抗としての出力部15の抵抗値をRout、出力抵抗としての出力部15の両端電圧をVoとすると、「Vo=Rout×I2」であり、また「I2=(R1/R2)×I1」であるため、「Vo=Rout×(R1/R2)×I1」である。したがって、負荷電流I1は、マイコン13で計測されたVoに基づいて、「I1=Vo×(R2/R1)/Rout」という式により演算で求めることができる。
<下限リミッタ回路の動作>
ここで、負荷電流I1がゼロ値以下(図2)となった場合、下限リミッタ回路19により、出力部15からの出力Voutが所定の下限値Vminに固定される。
具体的に、負荷電流I1がゼロ値となる場合には、図6の如く、電源(+B)バイアス抵抗である下限リミッタ回路19と出力抵抗である出力部15との分圧により、この出力部15の電圧が下限値Vminに固定される。このように、負荷電流I1がゼロ値となっても、出力部15からの出力Voutが下限値Vminに固定されるので、出力部15からの出力Voutを、ノイズの混入によってもそのノイズの成分を無視できる程度の正の値に設定することができる。
そして、マイコン13は、出力部15からの出力が下限値Vminとなったときに、電流センサ回路10に異常が発生したものとして、所定の警報ランプ(図示省略)を点滅させる等により警報を発するなどして、操作者が電流センサ回路10の異常事態を容易に認識することができる。
<上限リミッタ回路の動作>
また、負荷電流I1が所定の値B以上(図2)となって出力部15からの出力値が所定の上限値Vmax以上となった場合に、上限リミッタ回路17により、出力部15からの出力Voutが上限値Vmaxに固定される。
具体的に、図7の如く、上限リミッタ回路17の第1のダイオード31はツェナーダイオードとして機能し、第2のダイオード32は順方向ダイオードとして機能する。
ここで、図4のように、上限リミッタ回路17が接続されていないと仮定した場合の出力部15の両端電圧をVoとし、図7のように、上限リミッタ回路17が接続されている場合の出力部15の両端電圧をVoutとする。図7のように、ツェナーダイオードとして機能する第1のダイオード31のツェナー電圧をVzとし、順方向ダイオードとして機能する第2のダイオード32の順方向電圧をVfとした場合、「Vo<(Vz+Vf)=Vmax」のときには、ツェナーダイオードとしての第1のダイオード31はオフであるため、上限リミッタ回路17に電流が流れることはなく、よって図4に示した場合と同様に、「Vout=Vo」となる。
逆に、「Vo>(Vz+Vf)=Vmax」のときには、ツェナーダイオードとしての第1のダイオード31がオンとなるため、上限リミッタ回路17に電流が流れ、よって出力部15の両端電圧は、この出力部15に並列接続された上限リミッタ回路17の両端電圧にまで低下し、「Vout=(Vz+Vf)=Vmax」となる。
ここで、例えば、第1のダイオード31のツェナー電圧Vzが4.1ボルトであり、第2のダイオード32の順方向電圧Vfが0.6ボルトである場合、これらを互いに相反する向きに直列接続した直列回路としての上限リミッタ回路17に電流が流れると、その直列回路の両端電圧はVz+Vf=4.1+0.6=4.7ボルトとなる。したがって、出力部15の両端電圧Voutの上限値VmaxがVz+Vf=4.7ボルトに設定されることになる。
このように、一対のダイオード31,32からなる簡易な構成の上限リミッタ回路17を形成するだけで、出力部15の両端電圧Voutの上限を容易に設定できるため、安価な上限リミッタ回路で、出力電圧Voutの出力先であるマイコンの損傷等を防止できる。そして、電流センサ回路10からの出力が上限値Vmaxを超えた場合や、下限値Vminを下回っている場合には、電流センサ回路10自体に短絡等の異常状態が発生していると考えられるので、電流センサ回路10の異常状態を把握しやすくなる。
また、第1の導体11と第2の導体22とは同じ抵抗温度係数の材料で構成されており、また両導体11,22が互いに近接配置されているため、温度変化に対する抵抗値の変化率はほぼ同一である。したがって、第2の導体22から流れ出る計測用電流I2を計測することで、温度変化に対する抵抗値の変化率を演算等によって考慮しなくても、第1の導体11から流れ出る負荷電流I1を計測することができる。
さらに、負荷電流I1を計測する場合に、既存のバスバーをそのままシャント抵抗である第1の導体11として使用し、これにプリント配線パターンとして実現される第2の導体22を設置するだけで電流計測を正確に行うことができるので、大きなサイズを余儀なくされるホール素子を使用する場合に比べて、自動車内における設置スペースが増大するのを可及的に低減できる。
さらにまた、バスバーを第1の導体11とし、そのバスバーの中間位置を接続点Pcn及び接続点Aとしているので、電位差比較装置23での電圧検知精度に適応するような第1の導体11での電圧降下を実現する際に、その抵抗値を決定するための接続点Pcnと接続点Aとの離間距離の設定を極めて容易に行うことができ便利である。特に、例えば被覆電線等の中間位置の両端電圧を計測する場合などに比べると、バスバーは元々金属面が露出している構成となっているため、両端電圧の取り出しが容易である。
尚、この実施形態において、上限リミッタ回路17は、一対のダイオード31,32が互いに相反する向きに直列接続されて構成されていたが、ダイオードは一対のみで構成されていなくても差し支えなく、3個以上のダイオードを直列に接続してもよい。この場合でも、少なくとも一対のダイオードは、互いに相反する向きに直列接続されている。
{第2実施形態}
上記の第1実施形態では、上限リミッタ回路17として、図7に示したように、一対のダイオード31,32を互いに相反する向きに直列接続して構成された直列回路を適用し、この直列回路である上限リミッタ回路17を出力部15に並列に接続していた。
このような第1実施形態の場合、各ダイオード31,32の製造上のばらつきにより、これらが直列に接続されてなる上限リミッタ回路17の電圧特性として0.2〜0.3ボルトの誤差が生じるおそれがあり、電圧精度に限界がある。また、ツェナーダイオードとしての第1のダイオード31のツェナー電圧を利用しているため、数十kHz〜数百kHz程度に高速に電流値が変化する場合には、その応答性の向上に限界がある。
このことを考慮し、本発明の第2実施形態に係る電流センサ回路10では、上限リミッタ回路17として、図8の如く、出力電圧Voutの上限を、オペアンプ41を用いて基準電圧Vrefに設定している。
具体的に、この上限リミッタ回路17は、オペアンプ41の反転入力端子に、出力抵抗としての出力部15のハイ側の電圧が、抵抗42を介して入力される。また、オペアンプ41の非反転入力端子には、基準電圧Vrefが入力される。この基準電圧Vrefは、図2中のVmaxに等しく設定されている。さらに、オペアンプ41の出力端子には、ダイオードDiのカソードが接続される。このダイオードDiのアノードには、オペアンプ41の反転入力端子の電圧Vin=出力電圧Voutが入力される。
尚、符号43は、出力部15の抵抗値がオペアンプ41の入力抵抗に比べて大きい場合、オペアンプ41の非反転入力端子に接続された抵抗42を介して、電流がオペアンプ41側の回路に流れ込んで、誤動作やオペアンプ41を破壊するのを防止するために挿入するインピーダンス変換回路である。
かかる構成において、オペアンプ41の反転入力端子に電圧Vinが入力され、この電圧Vinが基準電圧Vrefより小さい場合(Vin<Vrefの場合)、オペアンプ41の出力端子がオフとなるため、ダイオードDiに電流が流れることはない。このため、出力電圧Voutはオペアンプ41の反転入力端子に入力される電圧Vinがそのまま適用される(Vout=Vin)。
一方、オペアンプ41の反転入力端子への入力電圧Vinが基準電圧Vrefより大きい場合(Vin>Vrefの場合)、このオペアンプ41の出力端子がオンすることによりダイオードDiに電流が流れる。そして、このダイオードDiのアノードがオペアンプの反転入力端子に接続されていることから、オペアンプ41は負帰還接続の状態となり、よってオペアンプ41は反転入力端子に入力されるVin(=Vout)を非反転入力端子に入力される基準電圧Vrefに一致させる(Vout=Vref)。即ち、出力抵抗としての出力部15の両端電圧Voが基準電圧Vref(=Vmax)よりも大きくなっても、オペアンプ41によって出力電圧VoutをVrefに強制的に設定することになり、これにより出力電圧Voutの上限値を基準電圧Vref(=Vmax)に設定できる。
かかる上限リミッタ回路17では、上記した第1実施形態に比較して高価となるが、出力電圧Voutの上限値を正確に基準電圧Vref(=Vmax)に設定でき、またオペアンプ41の高速性を利用して高速応答性に優れた上限リミッタ回路17を構成できる。
本発明の第1実施形態に係る電圧降下式電流計測装置を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る電圧降下式電流計測装置を用いたときの負荷電流とマイコンに対する出力との関係を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電圧降下式電流計測装置の上限リミッタ回路及び下限リミッタ回路を省略した基本構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る電圧降下式電流計測装置の上限リミッタ回路及び下限リミッタ回路を省略した基本構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係る電圧降下式電流計測装置の上限リミッタ回路及び下限リミッタ回路を省略した基本構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る電圧降下式電流計測装置の下限リミッタ回路を示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係る電圧降下式電流計測装置の上限リミッタ回路を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係る電圧降下式電流計測装置の上限リミッタ回路を示すブロック図である。 電流センサ回路での電流計測結果がマイコンに出力されている状態を示すブロック図である。 負荷電流と電流センサ回路の出力を示す図である。
符号の説明
10 電流センサ回路
11 シャント抵抗
11 第1の導体
13 マイコン
15 出力部
17 上限リミッタ回路
19 下限リミッタ回路
22 第2の導体
23 電位差比較装置
24 電流制御装置
27 電源回路
31,32 ダイオード
41 オペアンプ
Di ダイオード
FET チャネル
FPC
I1 負荷電流
I2 計測用電流
M 負荷

Claims (6)

  1. 導体の電圧降下を計測することによって電流を計測する電圧降下式電流計測装置であって、
    被計測電流が流れる第1の導体と、
    前記第1の導体に対して所定の接続点で電気的に接続される第2の導体と、
    前記第1の導体において前記接続点から前記被計測電流の流れる方向に一定距離離れた第1の点と前記第2の導体において前記接続点から所定の距離離れた第2の点との電位差を比較する電位差比較装置と、
    前記電位差比較装置からの信号に基づいて、前記第1の点と前記第2の点の電位が等しくなるまで前記第2の導体に計測用電流を流す電流制御装置と、
    前記計測用電流に応じた出力を行う出力部と、
    前記出力部からの出力の上限値を規定する上限リミッタ回路と
    を備える電圧降下式電流計測装置。
  2. 導体の電圧降下を計測することによって電流を計測する電圧降下式電流計測装置であって、
    被計測電流が流れる第1の導体と、
    前記第1の導体に対して所定の接続点で電気的に接続される第2の導体と、
    前記第1の導体において前記接続点から前記被計測電流の流れる方向に一定距離離れた第1の点と前記第2の導体において前記接続点から所定の距離離れた第2の点との電位差を比較する電位差比較装置と、
    前記電位差比較装置からの信号に基づいて、前記第1の点と前記第2の点の電位が等しくなるまで前記第2の導体に計測用電流を流す電流制御装置と、
    前記計測用電流に応じた出力を行う出力部と、
    前記出力部からの出力の下限値を規定する下限リミッタ回路と
    を備える電圧降下式電流計測装置。
  3. 請求項2に記載の電圧降下式電流計測装置であって、
    前記出力部からの出力の上限値を規定する上限リミッタ回路をさらに備える電圧降下式電流計測装置。
  4. 請求項1または請求項3に記載の電圧降下式電流計測装置であって、
    前記上限リミッタ回路が、少なくとも一対のダイオードが互いに相反する向きに直列接続されてなり、前記出力部に並列に接続される、電圧降下式電流計測装置。
  5. 請求項1または請求項3に記載の電圧降下式電流計測装置であって、
    前記上限リミッタ回路が、前記出力部から与えられる入力電圧と、前記上限値を規定する基準電圧とが入力され、前記入力電圧が前記基準電圧より大きくなった場合に当該入力電圧を前記基準電圧に一致させるオペアンプを備える電圧降下式電流計測装置。
  6. 請求項1に記載の電圧降下式電流計測装置であって、
    前記下限リミッタ回路が、前記第1の導体に電流を供給する電源と前記出力部との間に接続され、前記第1の導体に流れる電流が所定の値以下となったときに、前記出力部の出力を前記電源の分圧により前記下限値に設定するバイアス抵抗である電圧降下式電流計測装置。
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