JP5931531B2 - 車両用バックドアのハイマウントストップランプ取付け構造 - Google Patents

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本発明は、バックドアの上部にハイマウントストップランプを取り付ける構造に関し、特にバックドアを樹脂製とする場合の取付け構造の簡素化に関する。
バックドア上部にハイマウントストップランプを取り付ける従来構造として、例えば特許文献1に開示されている構造が一般的である。この従来構造では、鋼板製のインナパネルとアウタパネルとを最中状をなすように周縁をヘミング加工により結合してなるバックドア本体の、前記アウタパネルに形成したランプ取付け凹部にランプ本体を取り付け、インナパネルに貫通形成した配線孔に配線を通している。
実開平6−16144号公報
前記従来構造では、バックドア内に雨水等が侵入するのを防止するために、アウタパネルのランプ取付け凹部とランプ本体との隙間及びインナパネルの配線孔と配線との隙間を接着剤などで防水する必要があり、コスト高となる問題がある。
また、前記配線を、前記最中状をなすバックドア本体内において配索するという手間のかかる作業が必要であり、ハイマウントストップランプの組み付け作業性が悪いという問題もある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、バックドアとランプ本体や配線との間の防水構造を不要にしてコストを低減でき、またバックドア内の配索を不要にして組み付け作業性を改善できる車両のハイマウントストップランプ取付け構造を提供することを課題としている。
本発明は、樹脂製のインナパネルとアウタパネルとを最中状をなすように接合してなるバックドア本体の上部にハイマウントストップランプを取り付ける構造において、前記バックドア本体のアウタパネルの天壁部に車両前後方向に延び、かつ後方に開口する凹溝部を形成し、前記アウタパネル又はインナパネルに、前記凹溝部内で、かつ前記最中状をなすように接合された接合ラインより車両前方に位置するようにランプ支持部を形成し、該ランプ支持部にランプ本体を配設固定したことを特徴としている。
本発明では、バックドア本体を、樹脂製のインナパネルとアウタパネルとを最中状をなすように接着剤により接合する構成としたので、ランプ支持部を接合ラインより前方に位置するように形成することが可能となり、従ってランプ本体を接合ラインの外側に配設できる。そのためバックドア本体と、ランプ本体及び配線との間における防水構造を不要にでき、それだけコストを低減できる。
また配線はバックドア本体内には存在しないので、配線のバックドア本体内での配索が不要であり、ハイマウントストップランプの組み付け作業性を大幅に向上できる。
本発明の実施例1によるハイマウントストップランプ取付け構造が採用された車両の車体後部の背面斜視図である。 前記構造が採用されたバックドア部分の背面斜視図である。 前記取付け構造の断面側面図(図2のII-II 線断面図)である。 前記バックドアの模式平面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図において、1は本実施例構造が採用された自動車の車体後部であり、これは車室の天壁を構成するルーフパネル2と、左,右側壁を構成する左,右のサイドパネル3,3と、後壁下部を構成するリヤバンパ4と、これらのパネル,バンパで形成された後部開口1aを開閉するバックドア5とを備えている。
前記バックドア5は、バックドア本体6と、該バックドア本体6の天壁部11cに配設されたハイマウントストップランプ7と、バックドア本体6の上部に配設されたバックウインドガラス8と、リヤワイパ9等を備えている。
前記バックドア本体6は、樹脂製のインナパネル10とアウタパネル11とを最中状をなすように接合した構成となっている。前記アウタパネル11は、後壁部11aと、左,右の側壁部11b,11bと、前記天壁部11cとを有する。
なお、図示していないが前記インナパネル10もアウタパネル11と同様の壁部を有し、該インナパネル10の周縁部10dの形状はアウタパネル11の周縁部11dの形状と略略同一となるように形成されている。該両パネル10,11の周縁部10d,11d同士は接着剤層12により接合されており、これにより前記周縁部の形状に沿う形状の接合ラインAが形成されている。
前記アウタパネル11の天壁部11cには、凹溝部11eが、車幅方向中央にて前後方向に延びるように凹設されている。そして前記接合ラインAの前記凹溝部11eに対応する凹溝ライン部A′は車両後方に後退している。
前記接合ラインAの凹溝ライン部A′は、前記インナパネル10の天壁部10cの周縁部10dのうち前記凹溝部11eに対応する部分10d′のみを後退させ、該後退させた部分10d′をアウタパネル11の前記凹溝部11e部分に接着剤で接合したことにより形成されたものである。
一方、アウタパネル11の天壁部11cの凹溝部11e部分の前端は、インナパネル10のように後退されることなく、他の部分と同じ位置にあり、さらに前記凹溝部11eの前端開口を塞ぐように縦壁部11fが形成されている。これにより前記凹溝ライン部A′より車両前方に位置する部分はランプ支持部11gとなっており、該ランプ支持部11gには貫通孔11hが形成されている。
また、前記ルーフパネル2の後部にはドア支持部2aが前記インナパネル10の天壁部10cの下方に延びるように形成されている。前記バックドア本体6は、前記天壁部11cに固定された左,右一対のヒンジアーム14と前記ドア支持部2aに固定されたヒンジブラケット12とをヒンジピン13を介して連結することにより、上下方向に回動可能に支持されている。
前記ランプ支持部11g上には、ハイマウントストップランプ7のランプ本体7aが搭載され、下方から螺挿されたビス7bで固定されている。また前記ランプ本体7aの底面には配線用のコネクタ7cが下方から前記貫通孔11hを通って接続されており、該コネクタ7cに接続された配線7dは前記ドア支持部2aを貫通して車室内側に伸びている。なお、15は前記配線7dを前記ドア支持部2aの貫通部に固定するゴム製のグロメットである。
ここで、前記ランプ本体7aは、前記ヒンジピン13より高所に位置している。また車両側方から見た時、前記ランプ本体7aは、コネクタ7cが前記ヒンジピン13の近傍に位置するように、具体的には前記配線7dのコネクタ接続部が前記ヒンジブラケット12とヒンジアーム14との連結部にラップするように、より望ましくは前記コネクタ接続部が前記ヒンジピン13にラップするように配置される。
本実施例に係るバックドア5は、ヒンジピン13を中心に上下に回動することで前記後部開口1aを開閉する。この回動に伴って配線7dが変形することとなる(図3に二点鎖線で示す)が、本実施例ではコネクタ7cと配線7dとの接続部が、車両側方視で前記ヒンジピン13の直近に位置しているので、前記配線7dに必要な余裕長さを最小限にでき、その分コストを削減できる。
また、バックドア本体6を、樹脂製のインナパネル10とアウタパネル11とを最中状をなすように接合した構成としたので、ランプ支持部11gを接合ラインAより前方に位置するように形成できる。具体的には、接合ラインAの凹溝部11eに対応する凹溝ライン部A′を他の部分より後退させることにより、アウタパネル11の凹溝部11eに対応する部分を相対的に前方に位置させることができ、ランプ本体7aを凹溝ライン部A′の外側に配設できた。そのためバックドア本体6と、ランプ本体7a及び配線7dとの間における防水構造を不要にでき、それだけコストを低減できる。
また配線7dはバックドア本体6内には存在しないので、配線7dのバックドア本体6内での配索が不要であり、ハイマウントストップランプ7の組み付け作業性を大幅に向上できる。
ちなみに、板金製バックドア本体の場合、インナパネル及びアウタパネルの周縁形状を略同一とし、両者をヘミング加工により結合する構造を採用しているので、ランプ支持部を、結合ラインより前方に位置するように形成することはできない。
なお、前記実施例では、接合ラインAの一部A′を後退させることによりランプ支持部11gを前記接合ラインAの一部A′より前方に位置させたが、本発明では、接合ラインAを後退させることなくランプ支持部11gを接合ラインAより文字通り前方に位置させても良い。
また前記実施例では、アウタパネル11にランプ支持部11gを設けたが、本発明では、インナパネル10にランプ支持部を設け、これを接合ラインより前方に位置させても良い。
5 バックドア
6 バックドア本体
7 ハイマウントストップランプ
7a ランプ本体
10 インナパネル
11 アウタパネル
11g ランプ支持部
A′接合ライン

Claims (1)

  1. 樹脂製のインナパネルとアウタパネルとを最中状をなすように接合してなるバックドア本体の上部にハイマウントストップランプを取り付ける構造において、
    前記バックドア本体のアウタパネルの天壁部に車両前後方向に延び、かつ後方に開口する凹溝部を形成し、
    前記アウタパネル又はインナパネルに、前記凹溝部内で、かつ前記最中状をなすように接合された接合ラインより車両前方に位置するようにランプ支持部を形成し、該ランプ支持部にランプ本体を配設固定した
    ことを特徴とする車両用バックドアのハイマウントストップランプ取付け構造。
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