JP5931344B2 - 放熱塗料組成物、放熱塗装材及び放熱塗装材の製造方法 - Google Patents
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より、基材に蓄積された熱を放熱する機能を有する放熱塗料組成物及びこれを用いた放熱
塗装材において、着色範囲の制限無く、放熱性を向上させることが可能となる。
本発明に係る放熱塗料組成物は、所定の粒子径を有する樹脂ビーズと、ベース樹脂とを必須の構成成分とし、必要に応じて、例えば、顔料、球状アルミナ、溶剤、体質顔料、消泡剤、硬化促進剤、分散剤、酸化防止剤、防かび剤等の各種添加剤を適宜配合したものである。
本発明における樹脂ビーズは、粒子状の形態を有する常温で固体の樹脂であり、放熱塗料組成物中の固形分全体に対して、0.1質量%以上15質量%以下の割合で含有されている。樹脂ビーズの含有量を放熱塗料組成物中の固形分全体に対して0.1質量%未満または15質量%超であると、十分な放熱効果を得ることができない。また、樹脂ビーズが配合された塗料の安定性を考慮した場合にも、樹脂ビーズの含有量を放熱塗料組成物中の固形分全体に対して0.1質量%以上15質量%以下とすることが好ましい。塗料の安定、放熱性の観点からは、樹脂ビーズの配合量が0.1質量%以上10質量%以下であることが好ましい。
本発明に係る塗料組成物に用いられる顔料は、主に、彩色の目的で配合される構成成分であり、この顔料としては、有機顔料または無機顔料のいずれでもよい。
本発明に係る塗料組成物に用いられる溶剤は、主に、塗料の流動性を調整する目的で配合される構成成分であり、この溶剤としては、一般に塗料用として使用されているものであれば特に限定されない。具体的には、本発明で用いられる溶剤としては、例えば、トルエン、キシレン、ソルベッソ100、ソルベッソ150等の芳香族炭化水素類や、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類や、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類や、ミネラルスピリット等の脂肪族系溶剤など、及び水を挙げることができる。これらの溶剤は、溶解性、蒸発速度、安全性等を考慮して、適宜選択される。これらの溶剤は、1種類を単独で使用してもよく、2種類以上を混合して使用してもよい。
本発明に係る塗料組成物に用いられるベース樹脂は、主に、塗膜を形成するための成分として配合される構成成分であり、このベース樹脂としては、一般に塗料用として使用されている樹脂であれば特に限定されない。具体的には、本発明で用いられるベース樹脂としては、例えば、エマルション、アクリル樹脂、アクリルシリコン樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン変性ポリエステル樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリケート樹脂、塩素系樹脂、フッ素系樹脂等があり、必要に応じて、硬化剤としてメラミン樹脂等のアミノ樹脂、架橋剤としてイソシアナートまたはブロックイソシアナート等の樹脂を含んでもよい。なお、本発明におけるベース樹脂の形態は特に限定されないが、平均粒子径が1μm以上20μm以下の粒子状の樹脂は、本発明のベース樹脂からは除かれるものとする。
本発明に係る塗料組成物及び基材と本発明に係る塗料組成物との間に用いられる塗料組成物には、球状アルミナが含有されていてもよく、この際用いられる球状アルミナは、平均粒子径が10μm以上50μm以下であり、比表面積が0.1m2/g以上0.3m2/gであることがが好ましい。球状アルミナの平均粒子径及び比表面積の測定方法は、樹脂ビーズと同様である。本発明に係る塗料組成物及び基材と本発明に係る塗料組成物との間に用いられる塗料組成物に球状アルミナを用いることにより、塗膜の熱伝導率を向上させることができるので、熱放射性が良くなる。また、上述した球状アルミナの塗料組成物中への含有量は、塗膜の熱伝導率の向上効果を確実に発揮させるために、塗料組成物中の固形分全体に対して5質量%以上10質量%以下であることが好ましい。
本発明に係る塗料組成物中には、必要に応じて、各種性能を付与するために上述した構成成分以外の添加剤が含有されていてもよい。このようなその他の添加剤としては特に限定されないが、例えば、二酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の体質顔料や、シリカ、アルミナ等の艶消し剤や、消泡剤や、レベリング剤や、たれ防止剤や、表面調整剤や、粘性調整剤や、分散剤や、紫外線吸収剤や、ワックス等の慣用されている添加剤等が挙げられる。
以上、本発明に係る放熱塗料組成物の構成について詳細に説明したが、続いて、このような構成を有する放熱塗料組成物の製造方法について詳細に説明する。
本発明に係る放熱塗装材は、基材表面の少なくとも一部に、上述したような放熱塗料組成物からなる放熱塗膜を有する。
本発明の放熱塗装材に用いられる基材としては、特に限定されるものではなく、例えば、金属基材、プラスチック基材、無機材料基材等を用途に応じて使用することができる。上記金属基材としては、例えば、スレート板、コンクリート、モルタル、FRP(繊維強化プラスチック)、木、アルミニウム板、鉄板、亜鉛メッキ鋼板、アルミ亜鉛メッキ鋼板、ステンレス板、ブリキ板等の基材が挙げられる。また、上記プラスチック基材としては、アクリル、塩化ビニル、ポリカーボネート、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、ポリエチレンテレフタレート、ポリオレフィン等の基材が挙げられる。さらに、無機材料基材としては、例えば、JIS A 5422及びJIS A 5430等に記載された窯業系基材や、ガラス基材等が挙げられる。また、上述した各基材には、
密着性付与や防錆性付与等のための表面処理が施されていてもよい。
本発明に係る放熱塗膜は、上記の基材に上述した放熱塗料組成物を塗布した後に、乾燥・焼き付けすることにより得ることができる。この際、放熱塗料組成物の塗布方法としては特に限定されず、例えば、浸漬、刷毛、ローラ、ロールコータ、エアースプレー、エアレススプレー、カーテンフローコータ、ローラーカーテンコータ、ダイコータ等の一般に使用されている塗布方法等を使用することができる。これらの塗布方法は、基材の使用目的に応じて適宜選択すればよい。また、乾燥・焼き付けの条件も特に限定はされず、一般に使用されている条件で行うことができるが、例えば、乾燥機にて40℃〜120℃で30分間程度乾燥させたり、常温の大気雰囲気下で数日間乾燥させることにより、本発明の放熱塗膜を得ることができる。
以上説明したような本発明に係る放熱塗料組成物及びこれを使用した放熱塗装材によれば、塗料組成物中に塗料組成物中の固形分全体に対して0.1質量%以上15質量%以下の樹脂ビーズが配合されているため、基材に蓄積された熱を効果的に放熱して、放熱性を向上させることができる。また、本発明に係る塗料組成物では、着色に影響を与えるような成分が必須成分として配合されていないため、着色範囲が制限されることもない。従って、例えば、本発明の放熱塗装材が室内の壁、天井等に使用された場合、基材に蓄積される熱が効果的に放射されることにより、室内の暖房器具等による電力消費を節減することができる。また、放熱塗装材が放射パネル(冷暖房用)に使用された場合、熱を効果的に放射することにより、単位面積当たりの冷暖房能力を向上させることができ、放射パネル設置面積を低減できる。
本実施例では、フタロシアニンブルー(大日精化社製)5部、アクリルポリオール樹脂ACRYDIC A837(DIC社製)54部、ミネラルスピリット30.6部、樹脂ビーズとしてポリメタクリル酸メチル(テクノポリマー社製、「MBP−8」:平均粒子径8μm、比表面積85m2/g、細孔径130Å、嵩密度0.36g/cm3)を0.1部、消泡剤(サンノプコ(株)社製「SN359」)0.3部の溶液と、イソシアネート(TSA100)(旭化成ケミカルズ)5部、ミネラルスピリット5部の溶液を混合攪拌し、得られた塗料組成物を、乾燥後の膜厚が50μmとなるように基材にスプレー塗装し、23℃の大気雰囲気下で3日間乾燥させて試験体とした。
樹脂ビーズの添加量を1〜15部とし、これに応じてミネラルスピリットの添加量を変更した点を除いては、実施例1と同様にして試験体を作製した。
顔料として、フタロシアニンブルーの代わりに、キナクリドンマゼンダ(チバ・スペシャルティケミカルズ社製、「CR759D」)を使用した点を除いては、実施例3と同様にして試験体を作製した。
顔料として、フタロシアニンブルーの代わりに、イソインドリン(チバ・スペシャルティケミカルズ社製、「2GLTE」)を使用した点を除いては、実施例3と同様にして試験体を作製した。
新たに球状アルミナとしてAX−50(新日鉄マテリアルズ株式会社)(平均粒子径50μm、比表面積が0.15m2/g)を含有し、ミネラルスピリットの添加量を変更して使用した点を除いては、実施例7と同様にして試験体を作製した。
樹脂として、アクリルポリオール樹脂の代わりに、フッ素樹脂(旭硝子社製、LF800)を使用し、顔料を添加せず、イソシアネートとミネラルスピリットの添加量を変更した点を除いては、実施例3と同様にして試験体を作製した。
樹脂として、フッ素樹脂(チバ・スペシャルティケミカルズ社製、「2GLTE」)の代わりに、アクリルポリオール樹脂を使用し、イソシアネートとミネラルスピリットの添加量を変更した点を除いては、実施例9と同様にして試験体を作製した。
樹脂ビーズとして、ポリメタクリル酸メチル(テクノポリマー社製、「MBP−8」:平均粒子径8μm、比表面積85m2/g、細孔径130Å、嵩密度0.36g/cm3)の代わりに、ポリアクリル酸エステル(テクノポリマー社製、「ACP−8」:平均粒子径8μm、比表面積10m2/g、細孔径270Å、嵩密度0.34g/cm3)を使用した点を除いては、実施例10と同様にして試験体を作製した。
樹脂ビーズの添加量を0.05部とし、ミネラルスピリットの添加量を35.65部とした点を除いては、実施例1と同様にして試験体を作製した。
樹脂ビーズの添加量を20部とし、ミネラルスピリットの添加量を15.7部とした点を除いては、実施例1と同様にして試験体を作製した。
樹脂ビーズを添加せず、ミネラルスピリットの添加量を35.7部とした点を除いては、実施例1と同様にして試験体を作製した。
本比較例は、特許文献1に記載された技術に対応するものである。本比較例では、顔料として、無機顔料アルミナゾルである「カタロイドAS−3(山宗化学株式会社社製)」43部、酸化リチウム(アルドリッチ社製試薬)2部、水酸化リチウム(アルドリッチ社製試薬)2部、酸化アルミニウム(アルドリッチ社製試薬)1部、窒化アルミニウム(アルドリッチ社製試薬)22部、フッ素樹脂26部、水4部をローラーミルで30分混錬し、塗料組成物を得た。得られた塗料組成物を、乾燥後の膜厚が50μmとなるように基材にスプレー塗装し、23℃の大気雰囲気下で3日間乾燥させて試験体とした。
熱放射性の指標として、JIS−R 3106:1998「板ガラス類ガラス類の透過率・反射率・放射率・日射熱取得率の試験方法7.常温の熱放射の放射率の算定」に準拠した方法で塗膜の熱放射率を測定した。評価基準は、以下の通りであり、◎及び○を合格とした。
◎:熱放射率が0.92以上
○:熱放射率が0.89以上0.92未満
×:熱放射率が0.89未満
塗料組成物の調製直後及び塗料組成物を常温で1ヶ月間保存した後の塗料組成物の粘度を、B型粘度計を用いて20℃にて測定し、塗料の安定性を、下記式(1)で表される塗料粘度の変化率Δη(%)で評価した。なお、下記式(1)において、調製直後の塗料の粘度をη0、常温1ヶ月保存後の塗料の粘度をη1とする。
Δη(%)=(η1−η0)×100/η0 ・・・(1)
◎:常温で1ヶ月間保存後の粘度の変化率の絶対値が5%以内
○:常温で1ヶ月間保存後の粘度の変化率の絶対値が5%超10%以下
×:常温で1ヶ月間保存後の粘度の変化率の絶対値が10%超
得られた試験体を定常法熱伝導率測定装置GH−1Sを用いて設定温度50℃で測定した。評価基準は、以下の通りであり、◎及び○を合格とした。
◎:0.5W/m・K以上
○:0.3W/m・K未満、0.5W/m・K以下
×:0.3W/m・K未満
アルミニウム合金板材5052(厚さt=1.0mm)に下塗塗料としてVトップ(大日本塗料(株)社製)を乾燥後膜厚が30μmとなるように基材にスプレー塗装し、次いでアクリルポリオール樹脂ACRYDIC A837(DIC社製)54部、ミネラルスピリット25.7部、樹脂ビーズとしてポリメタクリル酸メチル(テクノポリマー社製、「MBP−8」:平均粒子径8μm、比表面積85m2/g、細孔径130Å、嵩密度0.36g/cm3)を10部、消泡剤(サンノプコ(株)社製「SN359」)0.3部の溶液と、イソシアネート(TSA100)(旭化成ケミカルズ)5部、ミネラルスピリット5部の溶液を混合攪拌し、得られた塗料組成物を、乾燥後の膜厚が20μmとなるように基材にスプレー塗装し、23℃の大気雰囲気下で3日間乾燥させて試験体とした。
アルミニウム合金板材5052(厚さt=1.0mm)に酸化チタン(石原産業(株)社製)5部、アクリルポリオール樹脂ACRYDIC A837(DIC社製)54部、ミネラルスピリット20.7部、樹脂ビーズとしてポリメタクリル酸メチル(テクノポリマー社製、「MBP−8」:平均粒子径8μm、比表面積85m2/g、細孔径130Å、嵩密度0.36g/cm3)を10部、消泡剤(サンノプコ(株)社製「SN359」)0.3部の溶液と、イソシアネート(TSA100)(旭化成ケミカルズ)5部、ミネラルスピリット5部の溶液を混合攪拌し、得られた塗料組成物を、乾燥後の膜厚が20μmとなるように基材にスプレー塗装し、23℃の大気雰囲気下で3日間乾燥させて試験体とした。
アルミニウム合金板材5052(厚さt=1.0mm)に下塗塗料としてデリコン#700(大日本塗料(株)社製)を乾燥後膜厚が28μmとなるように基材にスプレー塗装し、次にデリコン#300(大日本塗料(株)社製)を乾燥後膜厚が70μmとなるように基材にスプレー塗装し、次いでアクリルポリオール樹脂ACRYDIC A837(DIC社製)54部、ミネラルスピリット25.7部、樹脂ビーズとしてポリメタクリル酸メチル((テクノポリマー社製、「MBP−8」:平均粒子径8μm、比表面積85m2/g、細孔径130Å、嵩密度0.36g/cm3)を10部、消泡剤(サンノプコ(株)社製「SN359」)0.3部の溶液と、イソシアネート(TSA100)(旭化成ケミカルズ)5部、ミネラルスピリット5部の溶液を混合攪拌し、得られた塗料組成物を、乾燥後の膜厚が20μmとなるように基材にスプレー塗装し、23℃の大気雰囲気下で3日間乾燥させて試験体とした。
アルミニウム合金板材5052(厚さt=1.0mm)に下塗塗料としてデリコン#700(大日本塗料(株)社製)を乾燥後膜厚が30μmとなるように基材にスプレー塗装し、次いで酸化チタン(石原産業(株)社製)5部、アクリルポリオール樹脂ACRYDIC A837(DIC社製)54部、ミネラルスピリット20.7部、樹脂ビーズとしてポリメタクリル酸メチル(テクノポリマー社製、「MBP−8」:平均粒子径8μm、比表面積85m2/g、細孔容積0.425ml/g)を10部、消泡剤(サンノプコ(株)社製「SN359」)0.3部の溶液と、イソシアネート(TSA100)(旭化成ケミカルズ)5部、ミネラルスピリット5部の溶液を混合攪拌し、得られた塗料組成物を、乾燥後の膜厚が20μmとなるように基材にスプレー塗装し、23℃の大気雰囲気下で3日間乾燥させて試験体とした。
JIS K5600−6−1に基づいて、水道水へ6ヶ月間浸漬し、耐水性の評価を行った。
◎:問題なし
○:ごく僅かな色変化が見られる
×:膨れあり
JIS K5600−6−1基づいて、水酸化カルシウム飽和水溶液へ6ヶ月間浸漬し、耐アルカリ性の評価を行った。
◎:問題なし
○:ごく僅かな色変化が見られる
×:膨れあり
Claims (9)
- 粒子状の形態を有し、細孔径が50Å以上300Å以下であり、比表面積が10m 2 /g以上100m 2 /g以下である常温で固体の樹脂ビーズと、ベース樹脂とを含有し、前記樹脂ビーズの含有量が、塗料組成物中の固形分全体に対して0.1質量%以上15質量%以下であり、
前記ベース樹脂として、エマルション、アクリル樹脂、アクリルシリコン樹脂、ポリウレタン樹脂、及びフッ素樹脂からなる群より選択される1種または2種以上の樹脂を含有することを特徴とする、放熱塗料組成物。 - 前記樹脂ビーズの平均粒子径が、1μm以上20μm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の放熱塗料組成物。
- 前記樹脂ビーズは、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリロニトリルおよびポリテトラフルオロエチレンからなる群より選択される1種または2種以上の粒子状の樹脂であることを特徴とする、請求項1または2に記載の放熱塗料組成物。
- 球状アルミナをさらに含有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の放熱塗料組成物。
- 前記球状アルミナが、平均粒子径10μm以上50μm以下であり、比表面積が0.1m2/g以上0.3m2/g以下であることを特徴とする、請求項4に記載の放熱塗料組成物。
- 基材表面の少なくとも一部に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の放熱塗料組成物からなる放熱塗膜を有する、放熱塗装材。
- 前記基材と前記放熱塗膜との間に、エマルション塗料、エポキシ樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、及びポリウレタン樹脂塗料のうちの1種または2種以上の塗料からなる塗膜を有することを特徴とする、請求項6に記載の放熱塗装材。
- 前記基材として、アルミニウム板、ステンレス板、鉄、亜鉛めっき鋼板、スレート、コンクリート、モルタル、繊維強化プラスチック、または木を用いることを特徴とする、請求項6または7に記載の放熱塗装材。
- 基材表面の少なくとも一部に、エマルション塗料、エポキシ樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、ポリウレタン樹脂塗料のうちの1種または2種以上の塗料を塗布し、該塗料からなる塗膜を形成後、請求項1〜5のいずれか1項に記載の放熱塗料組成物を塗布することを特徴とする、放熱塗装材の製造方法。
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