JP5931204B2 - 信号生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディジタル信号の補間を行う信号生成装置に関する。
従来、ディジタル信号の位相を調整するためには、信号の補間(オーバーサンプリング)を行い、必要な位相の信号を取り出す必要がある。例えば、下記非特許文献1では、ディジタルフィルタと調整したい位相間隔毎に対応したフィルタ係数を用いて所望の位相の信号を生成し、ディジタル信号を補間する技術が開示されている。
また、下記特許文献1では、具体的な構成として、ディジタルフィルタの特性を乱すことなく、周波数特性を変化させることができる可変ディジタルフィルタに関する技術が開示されている。乗算器の乗数を変化させることで異なる位相を補間できる係数をメモリアドレスに記憶し、希望する位相値に最も近い位相を補完する係数デタを読み出し、乗算器の乗数を変化させて真値に近い補間値を得ることにより、フィルタ特性を乱すことなく周波数特性の細かい調整をできるようにしつつ、メモリ容量の削減を行っている。
国際公開第2011/090110号
西村芳一著 「ディジタル信号処理による通信システム設計」CQ出版 2006年
しかしながら、上記従来の技術によれば、位相を補間できる係数をメモリアドレスに記憶する。そのため、より真値に近い補間値を得ようとする場合、より多数の係数をメモリアドレスに記憶させる必要があるためメモリ容量が増大する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、真値に近い補間値を得る場合に、メモリ容量を増やすことなく補間信号を生成可能な信号発生装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入力信号を補間して第1の補間信号を出力する第1のディジタルフィルタと、前記第1の補間信号を補間して位相誤差を補正し、第2の補間信号を出力する第2のディジタルフィルタと、2つのディジタルフィルタの出力サンプリング周期単位に更新される時間ステップで変化するディジタル信号の位相を算出する位相算出手段と、前記ディジタル信号の位相に基づいて、前記第1のディジタルフィルタの補間に使用するフィルタ係数を指示するアドレスである第1の位相信号、および前記第2のディジタルフィルタの補間に使用するフィルタ係数を指示するアドレスを算出するための第2の位相信号を算出する位相精度変換手段と、前記第1の位相信号で示されるアドレスにフィルタ係数を記憶する第1のメモリと、前記第1の位相信号に基づいて前記第1のメモリからフィルタ係数を読み出し、前記第1のディジタルフィルタが備える乗算器のフィルタ係数を切り替える第1の係数読出し手段と、前記第2の位相信号に基づいて、前記第2のディジタルフィルタの補間に使用するフィルタ係数を指示するアドレスである位相誤差信号を算出する位相誤差算出手段と、前記位相誤差信号で示されるアドレスにフィルタ係数を記憶する第2のメモリと、前記位相誤差信号に基づいて前記第2のメモリからフィルタ係数を読み出す第2の係数読出し手段と、前記第2の係数読出し手段において前記第2のメモリから読み出されたフィルタ係数の総和を一定とするためにフィルタ係数の利得正規化を行い、前記第2のディジタルフィルタが備える乗算器のフィルタ係数を切り替える利得正規化手段と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる信号生成装置は、真値に近い補間値を得る場合に、メモリ容量を増やすことなく補間信号を生成できる、という効果を奏する。
図1は、信号生成装置の構成例を示す図である。 図2は、位相算出部3の構成例を示す図である。 図3は、位相精度変換部4における式(3)〜(5)の演算方法の具体例を示す図である。 図4は、メモリ5の内部構成を示す図である。 図5は、位相誤差算出部7がもつシフトレジスタを示す図である。 図6は、メモリ8の内部構成を示す図である。
以下に、本発明にかかる信号生成装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本実施の形態の信号生成装置の構成例を示す図である。信号生成装置は、ディジタルフィルタ部1と、ディジタルフィルタ部2と、位相算出部3と、位相精度変換部4と、メモリ5と、係数読出し部6と、位相誤差算出部7と、メモリ8と、係数読出し部9と、利得正規化部10と、を備える。
ディジタルフィルタ部1は、第1のディジタルフィルタであり、入力信号とメモリ5に記憶されたフィルタ係数の積和演算を行い、補間信号D(m)を生成する。ディジタルフィルタ部1は、遅延器11,12,13と、乗算器14,15,16と、加算器17,18と、を備える。ディジタルフィルタ部1の構成は一般的に用いられる構成のため、詳細な説明については省略する。
ディジタルフィルタ部2は、第2のディジタルフィルタであり、ディジタルフィルタ部1の出力(補間信号D(m))とメモリ8に記憶されたフィルタ係数の積和演算を行い、補間信号D´(m)を生成する。ディジタルフィルタ部2は、遅延器21,22,23と、乗算器24,25,26と、加算器27,28と、を備える。ディジタルフィルタ部1と同様、ディジタルフィルタ部2の構成は一般的に用いられる構成のため、詳細な説明については省略する。
位相算出部3は、与えられた設定値および自装置の位相分解能等に基づいて、自装置で用いるディジタル信号の位相(Φ(m))を算出する。
位相精度変換部4は、位相算出部3で算出されたディジタル信号の位相に基づいて、ディジタルフィルタ部1で使用するフィルタ係数を選択するアドレスである位相信号(A(m))、ディジタルフィルタ部2で使用するフィルタ係数を選択するアドレスである位相誤差信号を計算するための位相信号(B(m))を算出する。
メモリ5は、ディジタルフィルタ部1で使用するフィルタ係数を記憶するための第1のメモリ(記憶手段)である。
係数読出し部6は、メモリ5からフィルタ係数を読出し、ディジタルフィルタ部1で使用するフィルタ係数を切り替える第1の係数読出し手段である。
位相誤差算出部7は、位相精度変換部4からの位相信号(B(m))の過去の値とオーバーサンプリング数を用いて、ディジタルフィルタ部2で使用するフィルタ係数を選択するアドレスである位相誤差信号(B´(m−1),B´(m−2),B´(m−3))を算出する。
メモリ8は、ディジタルフィルタ部2で使用するフィルタ係数を記憶するための第2のメモリ(記憶手段)である。
係数読出し部9は、メモリ8からフィルタ係数を読出し、利得正規化部10へ出力する第2の係数読出し手段である。
利得正規化部10は、フィルタ係数を正規化し、ディジタルフィルタ部2で使用するフィルタ係数を切り替える。
つづいて、信号生成装置において補間信号を生成する動作について説明する。まず、位相算出部3の動作について説明する。最初に、位相算出部3に対して、下記の式(1)で求める値Rを設定値として与える。ここで、Mは信号生成装置の位相分解能を示すものであって、0以上の整数値とする。なお、右辺が割り切れない場合は少数点第1位を四捨五入して整数値を求めることとする。位相分解能Mの設定方法については後述する。
R=M×(入力サンプリング周波数)/(出力サンプリング周波数) …(1)
つぎに、位相算出部3は、下記の式(2)に示すように出力サンプリング周波数単位で設定値Rを累積加算し、ディジタル信号の位相として算出する。ここで、累積加算結果であるディジタル信号の位相をΦ(m)とし、mは出力サンプリング周期単位に更新される時間ステップ、modは剰余演算を示す。位相算出部3は、算出したディジタル信号の位相Φ(m)を位相精度変換部4へ出力する。
Φ(m)=(Φ(m−1)+R)modM …(2)
また、位相算出部3は、ディジタル信号の位相Φ(m)が位相分解能Mを超えて0に戻るタイミングでパルスを発生させることにより、入力サンプリング周波数のクロックを生成する。生成したクロックは入力サンプリングクロックとして、ディジタルフィルタ部1の入力信号の入力タイミングに使用する。
図2は、位相算出部3の構成例を示す図である。位相算出部3は、累積加算器31を備える。図2において、設定値Rは、上記の式(1)で算出される値であり、設定値Rを変更することにより、任意の倍率の補間(オーバーサンプリング)信号を生成することができる。出力サンプリングクロックは、出力サンプリング周期のクロックである。ディジタル信号の位相Φ(m)は、上記の式(2)で算出される値であり、出力サンプリング周期毎のディジタル信号の位相を示す。また、上記の式(2)から明らかなように、累積加算器31では、出力したディジタル信号の位相Φ(m)をフィードバック入力し、次のディジタル信号の位相を算出する際に使用する。位相算出部3では、図2に示す累積加算器31を用いることにより、出力サンプリングクロック単位で設定値Rを累積加算して、ディジタル信号の位相Φ(m)を算出することができる。また、前述のように、入力サンプリングクロックを生成して出力する。
つぎに、位相精度変換部4では、位相算出部3から入力されたディジタル信号の位相Φ(m)に基づいて、ディジタルフィルタ部1で使用するフィルタ係数を読み出すための第1の位相信号である位相信号A(m)、およびディジタルフィルタ部2で使用するフィルタ係数を選択するアドレスである位相誤差信号を計算するための第2の位相信号である位相信号B(m)を、それぞれ、下記の式(3)および式(4)にしたがって算出する。そして、位相精度変換部4は、位相信号A(m)を係数読出し部6へ出力し、位相信号B(m)を位相誤差算出部7へ出力する。
A(m)=Φ(m)/P …(3)
B(m)=Φ(m)mod …(4)
ここで、PおよびQは、下記の式(5)を満たす0以上の整数値とし、Pはディジタルフィルタ部2における位相分解能であり、Qはディジタルフィルタ部1における位相分解能を示す。したがって、信号生成装置の位相分解能Mは、ディジタルフィルタ部2の位相分解能Pおよびディジタルフィルタ部1の位相分解能Qの積から求めることができる。
M=P×Q …(5)
図3は、位相精度変換部4における式(3)〜(5)の演算方法の具体例を示す図である。ここでは、一例として、回路を簡単化するため、パラメタP,Qを2のべき乗で表し、それぞれ、P=16(4ビット)、Q=256(8ビット)とし、位相分解能MについてはパラメタP,Qを乗算した結果として、M=4096(12ビット)の場合について説明する。
ディジタル信号の位相Φ(m)は、式(2)で表されるように位相分解能Mによって取り得る範囲が決まる。M=4096(12ビット)の場合、ディジタル信号の位相Φ(m)は12ビットで表現される。位相信号A(m)は、式(3)で算出される値であり、Q=256(8ビット)の場合、位相信号A(m)はディジタル信号の位相Φ(m)の上位8ビット((11,m)〜(4,m))をとることによって求めることができる。ここで、図3内の(x,y)は、xはビット番号を示し、yは出力サンプリング周期単位に更新される時間ステップ番号を示す。また、P=16(4ビット)の場合、位相信号B(m)は、ディジタル信号の位相Φ(m)の下位4ビット((3,m)〜(0,m))をとることによって求めることができる。位相精度変換部4は、位相信号A(m)を係数読出し部6へ出力し、位相信号B(m)を位相誤差算出部7へ出力する。
つぎに、位相信号A(m)が出力されるディジタルフィルタ部1側の動作について説明する。メモリ5は、入力サンプリング周波数の周期の1/Qの位相間隔で、0/Q,1/Q,2/Q,…,(Q−1)/Qの順番に合計でQ組のフィルタ係数を記憶しておく。フィルタ係数の1組は、ディジタルフィルタ部1が備える乗算器数分のフィルタ係数から構成され、乗算器毎に対応するフィルタ係数が定められている。図4は、メモリ5の内部構成を示す図である。i番目フィルタ係数は、i/Q位相用のフィルタ係数であり、w(i,0)からw(i,L−1)で構成される。Lはディジタルフィルタ部1が備える乗算器数であり、図1の例ではL=3である。フィルタ係数と乗算器の対応は、w(i,0)は乗算器14、w(i,1)は乗算器15、w(i,2)は乗算器16に対応する。係数読出し部6から指示される位相情報A(m)は、0からQ−1までの値を持つ。メモリ5では、位相情報A(m)に指示されるA(m)番目フィルタ係数の組w(A(m),0)からw(A(m),3)が、フィルタ係数として係数読出し部6によって読み出されることになる。
係数読出し部6は、位相精度変換部4から出力された位相信号A(m)を読出しアドレスとして、位相信号A(m)にしたがってメモリ5からフィルタ係数を読み出し、ディジタルフィルタ部1へ出力し、乗算器14,15,16で使用するフィルタ係数を切り替える。
そして、ディジタルフィルタ部1は、入力信号と係数読出し部6から出力されたフィルタ係数との積和演算を行い、入力信号から補間信号D(m)を生成し出力する。
つぎに、位相信号B(m)が出力されるディジタルフィルタ部2側の動作について説明する。図5は、位相誤差算出部7がもつシフトレジスタを示す図である。位相誤差算出部7では、位相精度変換部4からの位相信号B(m)が入力され、出力信号のサンプリング周期単位でKステップ前までの位相信号B(m−1)からB(m−K)までがシフトレジスタに保存される。ここで、Kは、ディジタルフィルタ部2が畳み込み演算のために備える乗算器数と同じ値である。位相誤差算出部7は、保存されたこれらの位相信号を、下記の式(6)により位相誤差信号B´(m−1)からB´(m−K)に変換する。ここで、Nは(出力サンプリング周波数)/(入力サンプリング周波数)から計算されるオーバーサンプル数である。オーバーサンプリング数は、出力サンプリング周波数と入力サンプリング周波数が固定であれば常に一定値をとる。
B´(m)=B(m)×N …(6)
位相誤差算出部7は、ディジタルフィルタ部2が持つシフトレジスタ内に保存されているディジタルフィルタ部1からの出力デタの遅延時間ステップ数に応じた位相誤差信号を出力する。例えば、位相誤差算出部7では、図1に示すディジタルフィルタ部2はディジタルフィルタ部1からの出力デタD(m−1),D(m−2),D(m−3)を内部に取り込むので、B´(m−1),B´(m−2),B´(m−3)を出力する。
メモリ8は、入力サンプリング周波数の周期のN/(P×N)位相間隔で、0/(P×N),N/(P×N),2N/(P×N),…,(P×N−N)/(P×N)の順番に合計でP組のフィルタ係数を記憶しておく。フィルタ係数の1組は、ディジタルフィルタ部2が備える乗算器数分のフィルタ係数から構成され、乗算器毎に対応するフィルタ係数が定められている。
図6は、メモリ8の内部構成を示す図である。i番目フィルタ係数は、(i×N)/(P×N)位相用のフィルタ係数であり、u(i,0)からu(i,K−1)で構成される。Kはディジタルフィルタ部2が備える乗算器数であり、図1の例ではK=3である。
フィルタ係数と乗算器の対応は、u(i,0)は乗算器24、u(i,1)は乗算器25、u(i,2)は乗算器26に対応する。係数読出し部9から指示される位相誤差信号B´(m−1)〜B´(m−3)は、P×N(P=0〜P−1)の値を持つ。メモリ8では、位相誤差信号B´(m−1)〜B´(m−3)に指示されるB´(m−1)番目フィルタ係数のu(B´(m−1),0)、B´(m−2)番目フィルタ係数のu(B´(m−2),1)、B´(m−3)番目フィルタ係数のu(B´(m−3),2)が、フィルタ係数として係数読出し部9によって読み出されることになる。
なお、メモリ8では、メモリ5と異なり、複数の位相誤差信号が入力され、その位相誤差信号のそれぞれに対して、位相誤差信号の値と、その位相誤差信号の遅延ステップ数により1つの乗算器に対応する1つフィルタ係数u(x,y)が読み出されることになる。
係数読出し部9は、位相誤差算出部7から出力された位相誤差信号B´(m−1)〜B´(m−K)を読み出しアドレスとして、位相誤差信号B´(m−1)〜B´(m−3)にしたがってメモリ8からフィルタ係数を読み出し、フィルタ係数u(B´(m−1),0)〜u(B´(m−3),2)(図1では、T(m−1)〜T(m−3))を取り出す。一般には、フィルタ番号iによらずフィルタ利得を一定にするため、フィルタ係数の総和u(i,0)+u(i,1)+u(i,2)=Zも一定となるように設計される。ここで、Zは任意の実数固定値である。しかし、上記のように乗算器毎に取り出すフィルタ係数のフィルタ番号が異なる場合、取り出したフィルタ係数の総和u(B´(m−1),0)+u(B´(m−2),1)+u(B´(m−3),2)は一定とならず、B´(m−1)〜B´(m−3)の組み合わせにより可変する。
そのため、利得正規化部10では、次の式(7)〜(9)を用いて正規化因子を求め、これにより取り出したフィルタ係数を正規化することで、フィルタ利得をB´(m−1)〜B´(m−3)の組み合わせによらず一定とする。
w0=u(B´(m−1),0)×Z/(u(B´(m−1),0)+u(B´(m−2),1)+u(B´(m−3),2)) …(7)
w1=u(B´(m−2),1)×Z/(u(B´(m−1),0)+u(B´(m−2),1)+u(B´(m−3),2)) …(8)
w2=u(B´(m−3),2)×Z/(u(B´(m−1),0)+u(B´(m−2),1)+u(B´(m−3),2)) …(9)
利得正規化部10は、係数読出し部9から出力されたフィルタ係数(T(m−1),T(m−2),T(m−3))を、正規化されたフィルタ係数w0,w1,w2(図1では、T´(m−1),T´(m−2),T´(m−3))に変換してディジタルフィルタ部2に出力し、乗算器24,25,26で使用するフィルタ係数を切り替える。
そして、ディジタルフィルタ部2は、ディジタルフィルタ部1から出力される補間信号D(m)を入力信号として利得正規化部10から出力されたフィルタ係数との積和演算を行い、補間信号D(m)に含まれる誤差を補正し、補間信号D´(m)を生成し出力する。このとき、乗算器24,25,26にて乗算される信号は、それぞれ補間信号D(m−1),D(m−2),D(m−3)である。
以上説明したように、本実施の形態では、信号生成装置において、ディジタルフィルタ部1の出力である補間信号に含まる位相誤差を、後段に接続されるディジタルフィルタ部2が出力サンプリングタイミング毎に異なる位相誤差に応じてフィルタ係数を乗算器に設定することで位相誤差を補正することとした。これにより、従来同等の補間精度を得る場合と比較して、メモリ内のフィルタ係数のメモリ容量を削減することができる。
以上のように、本発明にかかる信号生成装置は、ディジタル信号の通信に有用であり、特に、信号を補間する場合に適している。
1,2 ディジタルフィルタ部、3 位相算出部、4 位相精度変換部、5,8 メモリ、6,9 係数読出し部、7 位相誤差算出部、10 利得正規化部、11,12,13,21,22,23 遅延器、14,15,16,24,25,26 乗算器、17,18,27,28 加算器、31 累積加算器。

Claims (5)

  1. 入力信号を補間して第1の補間信号を出力する第1のディジタルフィルタと、
    前記第1の補間信号を補間して第2の補間信号を出力する第2のディジタルフィルタと、
    前記第1および第2のディジタルフィルタの出力サンプリング周期単位に変化するディジタル信号の位相を算出する位相算出手段と、
    前記ディジタル信号の位相に基づいて、第1の位相信号、および第2の位相信号を算出する位相精度変換手段と、
    前記第1のディジタルフィルタのフィルタ係数を記憶する第1のメモリと、
    前記第1の位相信号に基づいて前記第1のメモリからフィルタ係数を読み出し、前記第1のディジタルフィルタのフィルタ係数を切り替える第1の係数読出し手段と、
    前記第2の位相信号に基づいて、位相誤差信号を算出する位相誤差算出手段と、
    前記第2のディジタルフィルタのフィルタ係数を記憶する第2のメモリと、
    前記位相誤差信号に基づいて前記第2のメモリからフィルタ係数を読み出す第2の係数読出し手段と、
    前記第2の係数読出し手段において前記第2のメモリから読み出されたフィルタ係数の利得正規化を行い、前記第2のディジタルフィルタのフィルタ係数を切り替える利得正規化手段と、
    を備えることを特徴とする信号生成装置。
  2. 自装置の位相分解能が前記第1のディジタルフィルタの位相分解能および前記第2のディジタルフィルタの位相分解能の積として表される場合に、
    前記位相精度変換手段は、前記ディジタル信号の位相を示すビットのうち、前記第1のディジタルフィルタの位相分解能を表すビット数分の上位ビットを前記第1の位相信号とし、残りの下位ビットを前記第2の位相信号とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号生成装置。
  3. 前記第2のディジタルフィルタが備える乗算器がK個の場合に、
    前記位相誤差算出手段は、
    前記出力サンプリング周期単位でKステップ前までの前記第2の位相信号を保存可能なレジスタ、を備え、
    前記レジスタに保存した1ステップ前からKステップ前の前記第2の位相信号とオーバーサンプリング数とに基づいて、1ステップ前からKステップ前の位相誤差信号を算出する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の信号生成装置。
  4. 前記第2の係数読出し手段は、前記1ステップ前からKステップ前の位相誤差信号に基づいて、1ステップ前からKステップ前に前記第1のディジタルフィルタから出力された信号に対して、前記第2のディジタルフィルタのフィルタ係数を前記第2のメモリから読み出す、
    ことを特徴とする請求項3に記載の信号生成装置。
  5. 前記第2の係数読出し手段は、前記位相誤差信号の位相誤差値と前記位相誤差信号の遅延ステップ数とに基づいて、一意に前記第2のメモリからフィルタ係数を読み出す、
    ことを特徴とする請求項3に記載の信号生成装置。
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