JP5929718B2 - 掃除具及びこれを備えた電気掃除機 - Google Patents

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Description

この発明は、掃除具及びこれを備えた電気掃除機に関するものである。
従来における電気掃除機が備える掃除具においては、吸込具(掃除具)に設けられ塵埃を吸引する開口を有する吸込室と、吸込室に臨んで設けられた回転子と、回転子の表面に設けられた起毛布と、を備え、起毛布に吸込室内に流れ込む気流及び/又は吸込室内を流れる気流が直接当たることにより、回転子が回転するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3821097号公報 特許第3213607号公報
このように、特許文献1に示された従来における電気掃除機が備える掃除具においては、電気掃除機が吸引する際に生じる気流を利用して、掃除具に設けられた起毛布を有する回転子(清掃体)を回転させることができる。
しかしながら、気流によって駆動される清掃体として回転子を用いているため、回転子に糸くずや髪の毛等が絡まりやすく、回転子の円滑な回転が妨げられ、清掃効果の低減を招来しやすい。また、このような糸くずや髪の毛等による悪影響を抑制して回転子を気流により円滑に回転させることを考慮すると清掃具が大型化してしまい、清掃具の小型化を図ることが難しい。さらに、起毛布を有する回転子を清掃体として用いた場合、被清掃面のみがき効果に乏しい。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、小型かつ簡潔な構成であって、被清掃面上の塵埃を除去するための清掃体の動作を駆動するための特別な動力源を必要とすることなく効率的に被清掃面上の塵埃を除去するとともに、被清掃面のみがき効果を得ることができる掃除具及びこれを備えた電気掃除機を得るものである。
この発明に係る掃除具においては、少なくともその一部が被清掃面に接し得るように気流の上流側にその一端が固定され、前記気流により前記一端が固定されたまま振動して被清掃面上の塵埃を除去するシート体と、前面に前方開口部が形成され、下面に下方開口部が形成され、前記気流の風路となる枠体と、を備え、前記シート体は、前記枠体内において前記下方開口部を臨むように配置され、前記一端が前記枠体の前記前方開口部側に設けられた支持部材に固定される構成とする。
また、この発明に係る電気掃除機においては、上述したような掃除具と、前記気流を発生させるための送風機と、を備えた構成とする。
この発明に係る掃除具及びこれを備えた電気掃除機においては、小型かつ簡潔な構成であって、効率的に被清掃面上の塵埃を除去するとともに、被清掃面のみがき効果を得ることができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る掃除具を備えた電気掃除機の全体外観を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る吸引パイプの先端に取り付けた掃除具の全体外観を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る吸引パイプの先端に取り付けた掃除具の回動軸を中心に先端側を折り畳む中途の状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る吸引パイプの先端に取り付けた掃除具の回動軸を中心に折り畳んだ状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る吸引パイプの先端に折り畳んだ状態の掃除具を取り付けたままさらに追加接続パイプを接続した状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る掃除具を回動軸を中心に折り畳む際の押しバネの作用を模式的に説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る掃除具を回動軸を中心に折り畳む際の押しバネの作用を模式的に説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る吸引パイプの先端に取り付けた掃除具の斜め上方側から見た外観を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る掃除具の回動軸を中心に先端側を折り畳む中途の状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る吸引パイプ先端の毛ブラシユニットを使用位置にした状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回動軸を中心に折り畳んだ状態の掃除具を下面側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回動軸を中心に折り畳んだ状態の掃除具を下面側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る掃除具の各拭きシートの掃除領域を模式的に説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る掃除具の全体外観を模式的に示す斜視図である。 この発明の実施の形態3に係る掃除具の全体外観を模式的に示す斜視図である。 この発明の実施の形態3に係る掃除具の変形例の全体外観を模式的に示す斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る掃除具の全体外観を模式的に示す斜視図である。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1から図13は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は掃除具を備えた電気掃除機の全体外観を示す斜視図、図2は吸引パイプの先端に取り付けた掃除具の全体外観を示す斜視図、図3は吸引パイプの先端に取り付けた掃除具の回動軸を中心に先端側を折り畳む中途の状態を示す斜視図、図4は吸引パイプの先端に取り付けた掃除具の回動軸を中心に折り畳んだ状態を示す斜視図、図5は吸引パイプの先端に折り畳んだ状態の掃除具を取り付けたままさらに追加接続パイプを接続した状態を示す斜視図、図6及び図7は掃除具を回動軸を中心に折り畳む際の押しバネの作用を模式的に説明する図、図8は吸引パイプの先端に取り付けた掃除具の斜め上方側から見た外観を示す斜視図、図9は掃除具の回動軸を中心に先端側を折り畳む中途の状態を示す斜視図、図10は吸引パイプ先端の毛ブラシユニットを使用位置にした状態を示す斜視図、図11及び図12は回動軸を中心に折り畳んだ状態の掃除具を下面側から見た斜視図、図13は掃除具の各拭きシートの掃除領域を模式的に説明する図である。
図1において、電気掃除機1の掃除機本体2は、ごみを含む空気(含塵空気)からごみを分離し、ごみが取り除かれた空気(清流空気)を排出する(例えば、室内に戻す)ためのものである。掃除機本体2には、掃除機本体2へと流入した含塵空気中のごみ(塵埃)を捕捉して集める集塵部2aが設けられている。また、掃除機本体2には電動送風機2bが内蔵されている。この電動送風機2bは、掃除機本体2の集塵部2aへと含塵空気を吸引するための気流を作り出すためのものである。
掃除機本体2の前端部には、ホース3の一端部が接続されている。このホース3は、蛇腹により可撓性を備えた筒状の部材からなる。ホース3の他端部には、接続パイプ4の一端部が接続される。この接続パイプ4は、途中で折れ曲がった中空円筒状の部材からなる。接続パイプ4には、取っ手部4aが設けられている。取っ手部4aは、電気掃除機の使用者が持って操作するためのものである。取っ手部4aには、電気掃除機1の運転を制御するための操作スイッチが設けられている。
接続パイプ4の他端部には、吸引パイプ5の一端部が接続される。この吸引パイプ5は、中空円筒状を呈する直状の部材からなる。そして、吸引パイプ5の他側(排気側)の端部には、掃除具6が接続される。この掃除具6は、主に下向きに形成された開口から、床面上のごみ(塵埃)を空気と一緒に吸い込むためのものである。
図2に、掃除具6の詳細を示す。掃除具6は、枠体7、隙間閉塞部8及び連結部材9を備えている。枠体7は略半円筒状を呈する部材から構成されている。枠体7の下面側には、下方開口部7aが形成される。枠体7の前方側すなわち接続パイプ4と接続される側の反対側には、前方開口部7bが設けられる。また、枠体7の後方側すなわち接続パイプ4と接続される側においても、前方開口部7bと同形状の開口部が設けられている。
隙間閉塞部8も枠体7と同じく略半円筒状を呈する部材から構成される。ただし、この隙間閉塞部8の略半円筒状の半径寸法は、枠体7のものよりも若干大きくなるように形成されている。隙間閉塞部8は、枠体7の後方側(接続パイプ4と接続される側)における外周側に配設される。枠体7と隙間閉塞部8とは、前後方向に摺動可能に設けられる。
隙間閉塞部8の後方側には、連結部材9の一端部が取り付けられる。連結部材9の他端部は、吸引パイプ5の先端部に着脱自在に取り付けられる。連結部材9の隙間閉塞部8に取り付けられる前記一端部には、一対の回動軸9aが設けられている。これらの回動軸9aは、連結部材9の前記一端側の左右両側において、それぞれが外方へと突出するようにして設けられる。
これに対応して、隙間閉塞部8の連結部材9に取り付けられる後方側の下部内面には、凹部が設けられている。そして、連結部材9の回動軸9aの先端部を隙間閉塞部8の前記凹部内に係合させることにより、隙間閉塞部8と連結部材9とは、左右方向に沿った軸を中心として回動自在に取り付けられる。
このようにして、枠体7と吸引パイプ5との接続角度を調節可能とすることで、使用者が取っ手部4aを持って掃除具6の下方開口部7aを被清掃面にあてて清掃を行う際に、下方開口部7aが被清掃面に追従させることができる。
連結部材9の前記一端部には、一対の支持板9bが設けられている。これらの支持板9bは、連結部材9の前記一端側の左右両側における回動軸9aの上方側において、それぞれが外方へと突出するようにして設けられた平面板状の部材からなる。
回動軸9aの周囲には、巻きバネ10が取り付けられている。この巻きバネ10は、隙間閉塞部8又は枠体7の後方側の端部を連結部材9の支持板9bに当接させる方向へと、隙間閉塞部8を連結部材9に対して回転させるように付勢している。
枠体7及び隙間閉塞部8は、連結部材9に対して、回動軸9aを中心として、図2に示す使用位置から、図3に示す状態を経由して図4に示す収納位置へと回転移動する。また、逆に、枠体7及び隙間閉塞部8を、連結部材9に対して、図4の収納位置から図3に示す状態を経由して図2に示す使用位置へと回転移動させることも可能である。
使用位置においては、枠体7又は隙間閉塞部8の後方側の端部が支持板9bに当接している。支持板9bは、枠体7及び隙間閉塞部8の回転移動時において、枠体7及び隙間閉塞部8が使用位置に配置されるようにするための枠体7及び隙間閉塞部8の回動範囲を規制するものともいえる。
また、収納位置にある枠体7及び隙間閉塞部8は、連結部材9及び吸引パイプ5の外周に沿った位置に配置される。そして、この状態においては、吸引パイプ5の先端にさらに延長パイプ11や図示しない他の掃除具等を接続することが可能である(図5)。
このように、枠体7は、枠体7内の空間から吸引パイプ5内の空間までが一続きになるように配置される使用位置と、枠体7が吸引パイプ5の外側に配置される収納位置との間で移動可能に設けられている。そして、このため、掃除具6を使用しない場合に、掃除具6を吸引パイプ5に取り付けた状態のまま、吸引パイプ5の先端に延長パイプ11や他の掃除具等を接続して使用することができるため、非常に利便性が高い。なお、使用位置においては、吸引パイプ5の先端は、枠体7の後方の下寄りに配置されるようになっている。
枠体7の外周の略中央部には、前後方向にわたって凹溝状のバネ収納部7cが形成されている。このバネ収納部7c内には、押しバネ12が収納されている。図6及び図7を参照しながら、この押しバネ12の取り付け状態及びこの押しバネ12による枠体7及び隙間閉塞部8の動作について説明する。押しバネ12の後方側の一端は、枠体7のバネ収納部7cにおける後端部に設けられた枠体側バネ係止部7dに係止されている。押しバネ12の前方側の他端は、隙間閉塞部8の内周面の前端寄り中央に設けられた隙間閉塞部側バネ係止部8aに係止されている。
したがって、押しバネ12は、枠体7を隙間閉塞部8に対して後方側へと付勢する。隙間閉塞部8の後方側には、前述したように連結部材9の支持板9bが配置されている。すなわち、押しバネ12は、枠体7を連結部材9の支持板9bへと押し付ける方向に付勢していると言い換えることができる。
枠体7が略水平に配置された状態(図6)から、枠体7の前端側(図面に向かって左側)が下方へと下がると、押しバネ12の作用により枠体7が隙間閉塞部8よりも後方(図面に向かって右側)へと押し出される(図7)。このため、図8にも示すように、連結部材9に対する枠体7の向きが変化しても、押しバネ12によって枠体7の後端部が支持板9bへと当接した状態が維持され、枠体7の後端部と連結部材9との間に大きく隙間が形成されてしまうことを防止することができる。
このようにして、枠体7と吸引パイプ5との接続部分に、枠体7と吸引パイプ5との接続角度の変化に応じて生じる隙間を閉塞し得るように隙間閉塞部8を設けることで、枠体7と吸引パイプ5との接続部分における気流漏れを抑制し、掃除機本体2の吸引力の低下や、各拭きシートの振動が弱まることによる掃除具6の清掃能力の低下を抑制することができる。
前述したように、掃除具6は吸引パイプ5に対して着脱自在である。吸引パイプ5から取り外された単体の掃除具6を図9に示す。この図9に示すように、連結部材9の後方側すなわち吸引パイプ5と接続される側の左右両側部は、略U字状に切り欠かれて切欠部9cが形成されている。
連結部材9の吸引パイプ5と接続される側の内径寸法は、吸引パイプ5の外径寸法よりも若干小さくなるように調整されている。連結部材9は、プラスチック等の樹脂を一体成型して作製されており、ある程度の弾性を有している。連結部材9は上方が欠けた筒状の部材からなるが、さらに、両側に切欠部9cを形成することで、連結部材9の吸引パイプ5と接続される側が適度に弾性変形するように調節される。そして、この弾性変形時の復元力を利用することで、連結部材9が吸引パイプ5に適切に着脱することができるようになっている。
なお、吸引パイプ5の先端部近傍には、毛ブラシユニット5aが備えられている。吸引パイプ5から掃除具6を取り外した状態で、毛ブラシユニット5aを図10に示す位置に回転移動させることにより、電気掃除機1の使用者は毛ブラシユニット5aのブラシを用いて清掃及び電気掃除機1による吸引を行うことができる。吸引パイプ5に掃除具6を取り付ける際には、毛ブラシユニット5aは、例えば図2や図3に示すような収納位置へと回転移動される。
再び図2に戻って、枠体7内の前方開口部7bを臨む部分には、中央シート支持部材13a、左側シート支持部材13b及び右側シート支持部材13cの3つのシート支持部材が取り付けられている。これらのシート支持部材は、例えば、細い棒状の金属部材を略L字状に折り曲げることにより形成されている。これらのシート支持部材は、前記略L字状の一辺側が枠体7の内周面に取り付けられ、前記略L字状の他辺側が前方開口部7bの開口面に沿って配置される。この際、前記略L字状の他辺側は、枠体7の内周面に対して略垂直になるように配置される。
これらのシート支持部材を枠体7へと取り付ける構成について、さらに図11及び図12も参照しながら説明する。これらのシート支持部材は、それぞれのシート支持部材に対応して枠体7の前方側の内周面に設けられた爪状の支持部材固定部に、各シート支持部材の前記略L字状の前記一辺側を係合することにより、枠体7に取り付けられる。
具体的には、中央シート支持部材13aは、枠体7の内周面における前方寄りの略中央部に設けられた中央支持部材固定部14aに係合されて取り付けられる。左側シート支持部材13bは、枠体7の内周面における前方寄りかつ下方開口部7a近傍の一側に設けられた左側支持部材固定部14bに係合されて取り付けられる。また、右側シート支持部材13cは、枠体7の内周面における前方寄りかつ下方開口部7a近傍の他側に設けられた右側支持部材固定部14cに係合されて取り付けられる。
これらのシート支持部材の前記略L字状の前記一辺側は、それぞれ対応する支持部材固定部に対して、前記一辺側の長手方向を軸にしてそれぞれのシート支持部材が回動可能なように係合される。したがって、それぞれのシート支持部材は、前記略L字状の前記他辺側を枠体7の内周面に対して略垂直に直立した状態に配置される使用位置(例えば図2や図3)と、前記略L字状の前記他辺側を枠体7の内周面にほぼ沿って寝かされた状態に配置される収納位置(例えば図11や図12)との間で、回動可能になっている。
各シート支持部材の前記略L字状の前記他辺側には、拭きシートがそれぞれ取り付けられている。具体的には中央シート支持部材13aの前記略L字状の前記他辺側には、中央拭きシート15aが取り付けられ、左側シート支持部材13bの前記略L字状の前記他辺側には、左側拭きシート15bが取り付けられ、右側シート支持部材13cの前記略L字状の前記他辺側には、右側拭きシート15cが取り付けられる。
これらの拭きシートは略矩形状あるいは略短冊状を呈する薄板状のシート体からなる。これらの拭きシートは、拭きシートの周囲に一定以上の風速の気流がある場合に、この気流の作用によりはためいて振動することができる程度に十分な柔軟性を備えた素材からなる。このような素材としては、例えば、紙、織物又は編物等からなる各種の布、不織布、プラスチックシートやビニールシート等を用いることができる。なかでも、特に、不織布は好適である。
各シート支持部材の前記略L字状の前記他辺側に、対応する拭きシートの短辺が固定されることにより、それぞれの拭きシートが対応するシート支持部材に取り付けられる。これらの拭きシートの短辺の長さは、これらの拭きシートを支持する各シート支持部材の前記略L字状の前記他辺の長さとほぼ同一である。
一方、拭きシートの長辺の長さは、中央シート支持部材13aと、左側拭きシート15b及び右側拭きシート15cとで、異なるものとなっている。具体的には、中央拭きシート15aの長辺の長さは、枠体7の前後方向の長さよりも若干短くなっている。これに対し、左側拭きシート15b及び右側拭きシート15cの長辺の長さは、中央拭きシート15aより短く、中央拭きシート15aの約半分程度となっている。
各拭きシートが取り付けられるシート支持部材の前記略L字状の前記他辺側は、前述したように使用位置において枠体7の内周面に対して略垂直に配置される。このため、中央シート支持部材13aに取り付けられる中央拭きシート15aは、下方開口部7aの開口面に対して、長辺の一端縁が対向するように配置される。また、左側シート支持部材13b及び右側シート支持部材13cにそれぞれ取り付けられる左側拭きシート15b及び右側拭きシート15cは、下方開口部7aの開口面に対して、それぞれ略矩形状の一面が対向するように配置される。
換言すれば、中央シート支持部材13aは、枠体7の前側上部の中央から下方向、すなわち、下方開口部7aの開口面に垂直な方向に突出して設けられている。また、左側シート支持部材13b及び右側シート支持部材13cは、枠体7の前部左右両側から下方開口部7aの開口面に平行な方向に突出してそれぞれ設けられている。
枠体7及び隙間閉塞部8が図2に示すような使用位置にある際には、中央シート支持部材13a、左側シート支持部材13b及び右側シート支持部材13cのそれぞれも枠体7内において使用位置に引き出して配置することができる。
一方、枠体7及び隙間閉塞部8を図4や図5に示すような収納位置にする場合には、各シート支持部材をそのまま使用位置にしておいたのでは、シート支持部材と吸引パイプ5とが干渉してしまう。そこで、枠体7及び隙間閉塞部8を収納位置にする際には、先立って各シート支持部材を収納位置にして枠体7の内周面に沿わせ、しかる後に枠体7及び隙間閉塞部8を収納位置にすることで、シート支持部材と吸引パイプ5との干渉を避けることができる。
なお、図11及び図12に示すように、枠体7の下方開口部7aの左右両側縁部には、一対のガイド部7eが前後方向にわたって形成されている。これらのガイド部7eは、枠体7の外周面から外方へと向かって突出している。そして、これらのガイド部7eは隙間閉塞部8と摺動自在に係合している。これらのガイド部7eは、隙間閉塞部8に対して枠体7が前後方向に摺動する際に、その摺動方向を案内するためのものである。
以上のように構成された掃除具6を備えた掃除機本体2においては、掃除具6の下方開口部7a及び前方開口部7bから掃除機本体2の集塵部2aまでが、吸引パイプ5、接続パイプ4及びホース3の内部を経由して一続きに形成される。すなわち、掃除具6、吸引パイプ5、接続パイプ4及びホース3は、含塵空気を掃除機本体2の集塵部2aへと流入させるための吸引経路の一部を構成している。
使用者が取っ手部4aの操作スイッチを操作すること等により電動送風機2bの吸引動作を開始すると、下方開口部7a及び前方開口部7bから枠体7内の後方に向かい吸引パイプ5に吸い込まれる気流が発生する。
この状態で、下方開口部7aを被清掃面である床面等にあてがうと、下方開口部7aと被清掃面とが対向し、下方開口部7aから空気を吸い込むことができる隙間が小さくなる。一方、前方開口部7bの開口側は広く開けたままである。したがって、掃除具6の下方開口部7aを被清掃面にあてがうと、枠体7内には主に前方開口部7bから流入し、枠体7内を前方から後方に向けて流れる気流が卓越する。
こうして発生した枠体7内の気流中に、中央拭きシート15a、左側拭きシート15b及び右側拭きシート15cが配置されることになる。そうすると、各拭きシートの周囲の気流により、各拭きシートがはためき振動する。
この際、中央拭きシート15aは、前述したように下方開口部7aの開口面に対して長辺の一端縁が対向するように配置されているため、中央拭きシート15aの当該一端縁が被清掃面上を左右に波打つように往復する。そして、中央拭きシート15aの当該一端縁により被清掃面が拭かれ、あるいは、掃かれ、被清掃面上のごみを効率的に除去して掃除機本体2へと吸引することができる。
また、左側拭きシート15b及び右側拭きシート15cは下方開口部7aの開口面に対してそれぞれ一面が対向するように配置されているため、左側拭きシート15b及び右側拭きシート15cの当該一面が被清掃面上に叩き付けられるように上下に波打つ。そして、左側拭きシート15b及び右側拭きシート15cの当該一面が、いわゆる「はたき」と同様の原理により被清掃面上のごみを効率的に除去する。被清掃面上から除去されたごみは掃除機本体2へと吸引される。
図13に、それぞれの拭きシートが被清掃面上のごみを除去することができる掃除領域を示す。中央拭きシート15aは、中央シート支持部材13aにより、枠体7に形成される気流の上流側において、その一端が固定されている。そして、中央拭きシート15aはこの固定された点を中心軸として左右に波打つように振動する。したがって、中央拭きシート15aにより被清掃面上のごみを除去することができる中央シート掃除領域16aは、上流側の中央拭きシート15aが固定された位置で最も狭く、下流にいくに従って徐々に広くなる形状となる。
一方、左側拭きシート15bによる左側シート掃除領域16b、及び、右側拭きシート15cによる右側シート掃除領域16cについては、これらの拭きシートは略矩形状の一面を被清掃面に対向させているため、気流の上流側と下流側とでその幅は大きく異ならない。
この図13からも分かるように、中央拭きシート15aでは、中央拭きシート15aが固定される中央シート支持部材13aの近くの左右両側は清掃することができない。そこで、中央シート支持部材13aの左右両側に左側拭きシート15b及び右側拭きシート15cを配置することで、中央拭きシート15aだけではカバーすることのできない範囲についても、清掃することが可能となる。
このように、中央に設けられる拭きシートの面を被清掃面に対して略垂直となるようにし、左右の拭きシートを中央のものとは長さを短くした上で、拭きシートの面が被清掃面に対して略平行となるように配置することで、中央の拭きシートにより気流の下流側をより広く清掃するとともに、中央の拭きシートだけでは清掃漏れが生じてしまう上流側の左右両側を左右の拭きシートにより清掃し、掃除具6の下方開口部7aにおけるほぼ全域を清掃範囲とすることができる。
なお、図2及び図3に示すように、枠体7の前方寄りにおける下方開口部7aの左右両側縁部には、毛ブラシ部7fが下方に向けて設けられている。したがって、掃除具6を被清掃面に対して前後左右に動かして清掃を行うと、各拭きシートによる清掃効果の他に、この毛ブラシ部7fによっても被清掃面上のごみを補助的に除去する効果を得ることができる。また、この毛ブラシ部7fに代えて、例えば、不織布等を用いても同様の効果を得ることができる。
さらに、各拭きシートを各シート支持部材に対して着脱可能とすることで、拭きシートが汚れたり劣化したり等し、掃除具6の清掃能力が低下した場合にも、容易に拭きシートを新しいものに交換することができ便宜である。また、各シート支持部材を枠体7に対して着脱可能とすることでも、同様の効果を得ることが可能である。
以上のように構成された掃除具においては、各拭きシートは、少なくともその一部が被清掃面に接し得るようにその一端が各シート支持部材により固定されている。この際、シート支持部材により固定される拭きシートの一端は、電気掃除機の稼動時に掃除具の枠体内に発生する気流の上流側に配置されている。そして、こうして発生する気流の作用により、各拭きシートがそれぞれの一端が固定されたまま振動して被清掃面上の塵埃を除去する。
また、前面に前方開口部が形成され、下面に下方開口部が形成され、前記気流の風路となる枠体を備え、各拭きシートは、枠体内において下方開口部を臨むように配置され、一端が前記枠体の前記前方開口部側に設けられた各シート支持部材に固定されている。
このため、小型かつ簡潔な構成であり、電気掃除機の電動送風機により発生する気流によって清掃体である拭きシートの動作を駆動することで、被清掃面上の塵埃を除去するための清掃体の動作を駆動するための特別な動力源が不要であって、効率的に被清掃面上の塵埃を除去するとともに、被清掃面のみがき効果を得ることができる。さらに、糸くずや髪の毛等が絡みにくく、これらによって清掃効果に悪影響が及ぶことがない。
なお、各拭きシートは、被清掃面や枠体と激しく接触・摩擦する。そこで、各拭きシート及び/又は枠体に、帯電防止機能を備えても良い。例えば、各拭きシート及び枠体を、カーボン等の帯電防止剤を添加した材料によって構成する。カーボンは繊維状でも構わない。また、アニオン系やカチオン系、ノニオン系の界面活性剤といった有機化合物からなる帯電防止剤を各拭きシートに添加しても良い。あるいは、前述したような有機化合物からなる帯電防止剤を塗布した材料によって各拭きシートを構成しても良い。各拭きシート及び/又は枠体が内部あるいは表面に帯電防止剤を備えることにより、各拭きシートと被清掃面あるいは各拭きシートと枠体との接触によって発生する静電気を低減できる。これにより、枠体に付着する塵埃を少なくすることができる。また、被清掃面に帯電付着している塵埃の除去効果を高めることができる。
なお、中央拭きシート15aを、複数枚のシートを重ね束ねて構成してもよい。気流による振動の妨げとならない程度の柔軟性を有する範囲で複数枚のシートを重ねた中央拭きシート15aを用いることで、気流による振動を弱めることなく、被清掃面上の塵埃の除去効果を高めることができる。
実施の形態2.
図14は、この発明の実施の形態2に係るもので、掃除具の全体外観を模式的に示す斜視図である。
前述した実施の形態1は、拭きシートが取り付けられた枠体を隙間閉塞部に対して前後方向に摺動可能とすることで、連結部材に装着された吸引パイプと枠体とのなす角が変化した場合に、吸引パイプと枠体との間に生じる隙間をなるべく閉塞するようにしたものであった。これに対し、ここで説明する実施の形態2は、このような実施の形態1の構成において、隙間閉塞部の一部に蛇腹部を設けることで、吸引パイプと枠体とのなす角を変化可能としつつ、吸引パイプと枠体とのなす角が変化した際に吸引パイプと枠体との間に隙間が生じることを防止するものである。
図14に示すように、この実施の形態2の掃除具6は、枠体7の後端に隙間閉塞部8の前端が固定されて接続されている。隙間閉塞部8の後端部には、パイプ部17の一端部が接続されている。パイプ部17は、回動軸9aを介して隙間閉塞部8に対して回動可能に取り付けられている。
パイプ部17の他端部は、電気掃除機の吸引パイプの先端部の内径とほぼ同寸法の外径となっており、使用時において、吸引パイプに接続される。なお、このパイプ部17の他端部は、先端にいくほど徐々に細くなっていくテーパ状に形成してもよい。
隙間閉塞部8の上面側であってパイプ部17の外周面と接触する箇所には、蛇腹部8bが設けられている。この蛇腹部8bは、蛇腹部8bの前端部を軸として蛇腹部8bの上面の後部が上下方向に回動可能となっている。そして、蛇腹部8bの側面は、蛇腹部8bの上面後部の上下移動に伴って伸縮可能な蛇腹状となっている。
なお、この実施の形態2においては、実施の形態1のように、枠体7及び隙間閉塞部8を図14に示す使用位置から吸引パイプの外周に沿った収納位置へと移動させることはできないようになっている(したがって、この掃除具6を使用しない場合には、吸引パイプから掃除具6を取り外す)。このため、各拭きシートの支持部材を可動に設ける必要がなく、各シート支持部材は図14に示す位置に固定されている。各シート支持部材を固定することで、使用時における各拭きシートの位置を安定させることができる。
そして、中央シート支持部材13a、左側シート支持部材13b及び右側シート支持部材13cの先端部を、下方開口部7aの前端中央かつ前方開口部7bの下端中央において、互いに連結することで、使用時における各拭きシートの位置をさらに安定させることができる。
その他の構成については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された掃除具においても、蛇腹部を備えた隙間閉塞部の作用により、実施の形態1と同様に、枠体と吸引パイプとの接続部分に、枠体と吸引パイプ5との接続角度の変化に応じて生じる隙間を閉塞し得る。よって、枠体と吸引パイプとの接続部分における気流漏れを抑制し、掃除機本体の吸引力の低下や、各拭きシートの振動が弱まることによる掃除具の清掃能力の低下を抑制することができる。
実施の形態3.
図15及び図16は、この発明の実施の形態3に係るもので、掃除具の全体外観を模式的に示す斜視図である。
前述した実施の形態1及び実施の形態2は、拭きシートが取り付けられる枠体の形状を略半円筒状としたものであった。これに対し、ここで説明する実施の形態3は、枠体の形状を中空な略三角柱状としたものである。
図15に示すように、この実施の形態3の掃除具6が備える枠体7は、中空な略三角柱状を呈する。枠体7の前記略三角柱状の3つの側面のうちの1つが下方に向くように配置され、この下方に向けられた一面は開口されて下方開口部7aが形成されている。また、枠体7の前端面は開口されて前方開口部7bが形成されている。
枠体7の前後方向の途中から後方側は、後方へといくに従って徐々に下方へと傾斜するようにして後面が形成されている。そして、この枠体7の後面における最下部に吸気口18が形成されている。この吸気口18はパイプ部17の一端へと繋がっている。パイプ部17の他端部は、電気掃除機の吸引パイプの先端部の内径とほぼ同寸法の外径となっており、使用時において、吸引パイプに接続される。なお、このパイプ部17の他端部は、先端にいくほど徐々に細くなっていくテーパ状に形成してもよい。
枠体7の内周面における前方開口部7bと面した位置は、中央シート支持部材13aが設けられている。この中央シート支持部材13aは、枠体7の上辺部から下方に向けて突設されている。そして、中央シート支持部材13aには、中央拭きシート15aの一端が固定される。
また、図16に示すものは、この実施の形態3の変形例である。この図16に示す掃除具6は、実施の形態1や実施の形態2と同様に3枚の拭きシートを備えている。すなわち、枠体7の前方開口部7bと面した内周面には、中央シート支持部材13aの他に、左側シート支持部材13b及び右側シート支持部材13cが設けられている。そして、中央シート支持部材13aには中央拭きシート15aが、左側シート支持部材13bには左側拭きシート15bが、右側シート支持部材13cには右側拭きシート15cが、それぞれ固定されている。
なお、この実施の形態3においては、枠体7及び隙間閉塞部8を図15及び図16に示す位置で固定されている。このため、実施の形態2と同様に、各拭きシートの支持部材を可動に設ける必要がなく、各シート支持部材は図14に示す位置に固定されている。各シート支持部材を固定することで、使用時における各拭きシートの位置を安定させることができる。
また、図16に示す変形例においては、実施の形態2と同様に、中央シート支持部材13a、左側シート支持部材13b及び右側シート支持部材13cの先端部を、下方開口部7aの前端中央かつ前方開口部7bの下端中央において互いに連結することで、各拭きシートの位置のさらなる安定を図っている。
その他の構成については実施の形態1又は実施の形態2と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された掃除具においても、実施の形態1や実施の形態2と同等の効果を期待することができる。
なお、以上で説明した実施の形態1から実施の形態3においては、枠体7は、下方開口部7aの開口面に垂直な断面形状が、三角形状又は半円形状を呈するようになっている。このような枠体7の形状に共通する特徴は、枠体7の下方開口部7aの開口面に平行な断面積が、下方開口部7aに近づくほど広くなるように形成されているということである。
このような枠体7の形状とすることで、下方開口部7aの開口面積を広くして被清掃面における清掃領域を広くするとともに、枠体7で各拭きシートが振動する空間を広く確保することができ、かつ、枠体7内の気流の風路断面積をなるべく狭くして、枠体7内の気流の速度を速くして、各拭きシートの動きをより大きくすることができる。
また、これらの実施の形態においては、枠体7内の空間とパイプ部17内の空間とを連通する吸気口18を、枠体7後方の下寄りに形成している。このようにすることで、枠体7内の気流がより下方開口部7aに近い位置を流れ、各拭きシート(特に中央拭きシート15a)がより下方開口部7aに近い位置で振動するようになる。このため、各拭きシートが被清掃面から離れてしまうことを防止して、より高い清掃効果を得ることができる。
実施の形態4.
図17は、この発明の実施の形態4に係るもので、掃除具の全体外観を模式的に示す斜視図である。
前述した実施の形態1から実施の形態3は、掃除具へと吸引される気流を利用して拭きシートを振動させるものであった。これに対し、掃除具から吹き出される気流を利用して拭きシートを振動させるようにしたものである。
この実施の形態4に係る掃除具6は、図17に示すように、略円筒状のパイプ部17の先端に吹出口19が形成されている。このパイプ部17から吹出口19へと至る部分には、吹出口19へと向けて徐々に風路断面積を絞るテーパ状の部材が設けられている。吹出口19の形状は上下方向に長辺を有する略矩形状である。
吹出口19の前方側には中央シート支持部材13aが設けられている。この中央シート支持部材13aは、吹出口19の上縁から延設されて、吹出口19の前方側において上下方向にわたって設けられる。中央シート支持部材13aには、中央拭きシート15aの一端が固定されている。
このように構成された掃除具6においては、図示しない電動送風機等により生成された気流がパイプ部17を通じて吹出口19から吹き出される。すると、この気流の作用により中央拭きシート15aが波打つように振動する。こうして振動している中央拭きシート15aを被清掃面に接触させることで、中央拭きシート15aにより被清掃面上から塵埃を除去するとともに、こうして除去された塵埃を吹出口19からの気流により吹き飛ばすことができる。
したがって、実施の形態1等と同様、小型かつ簡潔な構成で、被清掃面上の塵埃を除去するための清掃体の動作を駆動するための特別な動力源を必要とすることなく、効率的に被清掃面上の塵埃を除去するとともに、被清掃面のみがき効果を得ることができる。
1 電気掃除機、 2 掃除機本体、 2a 集塵部、 2b 電動送風機、 3 ホース、 4 接続パイプ、 4a 取っ手部、 5 吸引パイプ、 5a 毛ブラシユニット、 6 掃除具、 7 枠体、 7a 下方開口部、 7b 前方開口部、 7c バネ収納部、 7d 枠体側バネ係止部、 7e ガイド部、 7f 毛ブラシ部、 8 隙間閉塞部、 8a 隙間閉塞部側バネ係止部、 8b 蛇腹部、 9 連結部材、 9a 回動軸、 9b 支持板、 9c 切欠部、 10 巻きバネ、 11 延長パイプ、 12 押しバネ、 13a 中央シート支持部材、 13b 左側シート支持部材、 13c 右側シート支持部材、 14a 中央支持部材固定部、 14b 左側支持部材固定部、 14c 右側支持部材固定部、 15a 中央拭きシート、 15b 左側拭きシート、 15c 右側拭きシート、 16a 中央シート掃除領域、 16b 左側シート掃除領域、 16c 右側シート掃除領域、 17 パイプ部、 18 吸気口、 19 吹出口。

Claims (17)

  1. 少なくともその一部が被清掃面に接し得るように気流の上流側にその一端が固定され、前記気流により前記一端が固定されたまま振動して被清掃面上の塵埃を除去するシート体と、
    前面に前方開口部が形成され、下面に下方開口部が形成され、前記気流の風路となる枠体と、を備え
    前記シート体は、前記枠体内において前記下方開口部を臨むように配置され、前記一端が前記枠体の前記前方開口部側に設けられた支持部材に固定されることを特徴とする掃除具。
  2. 前記支持部材は、前記枠体の前側上部の中央から下方向に突出して設けられた中央支持部材を備えたことを特徴とする請求項に記載の掃除具。
  3. 前記支持部材は、前記枠体の前側上部の中央から前記下方開口部の開口面に垂直な方向に突出して設けられた中央支持部材と、前記枠体の前部左右両側から前記下方開口部の開口面に平行な方向に突出してそれぞれ設けられた左右の支持部材と、を備え、
    前記シート体は、その一端が前記中央支持部材に固定された中央シート体と、それぞれの一端が前記左右の支持部材にそれぞれ固定された左右のシート体と、を備えたことを特徴とする請求項に記載の掃除具。
  4. 前記左右のシート体の前記枠体の前後方向に沿った長さは、前記中央シート体の前記枠体の前後方向に沿った長さよりも短いことを特徴とする請求項に記載の掃除具。
  5. 前記中央支持部材の先端部と前記左右の支持部材の先端部とが互いに連結されたことを特徴とする請求項又は請求項に記載の掃除具。
  6. 前記枠体は、前記下方開口部の開口面に平行な断面積が、前記下方開口部に近づくほど広くなるように形成される請求項から請求項のいずれか一項に記載の掃除具。
  7. 前記枠体は、前記下方開口部の開口面に垂直な断面形状が、三角形状又は半円形状を呈することを特徴とする請求項に記載の掃除具。
  8. 前記枠体の後方側に接続された管体を備え、
    前記枠体内の空間と前記管体内の空間とは、前記枠体後方の下寄りに形成された吸気口を介して通じていることを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載の掃除具。
  9. 前記枠体と前記管体との接続角度を調節可能であることを特徴とする請求項に記載の掃除具。
  10. 前記枠体と前記管体との接続部分に生じる隙間を閉塞する隙間閉塞手段を備えたことを特徴とする請求項に記載の掃除具。
  11. 前記隙間閉塞手段は、前記枠体と前記管体との接続角度の変化に応じて変化する隙間を閉塞し得るように設けられることを特徴とする請求項10に記載の掃除具。
  12. 前記枠体は、前記枠体内の空間から前記管体内の空間が一続きになるように配置される使用位置と、前記枠体が前記管体の外側に配置される収納位置との間で移動可能に設けられることを特徴とする請求項から請求項11のいずれか一項に記載の掃除具。
  13. 前記支持部材は、前記枠体の内面に沿った位置へと収納可能に設けられることを特徴とする請求項12に記載の掃除具。
  14. 前記シート体は、前記支持部材に対して着脱可能であることを特徴とする請求項から請求項13のいずれか一項に記載の掃除具。
  15. 前記支持部材は、前記枠体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項から請求項14のいずれか一項に記載の掃除具。
  16. 前記枠体における前記下方開口部の周縁に設けられ、被掃除面上の塵埃を除去する塵埃除去手段を備えたことを特徴とする請求項から請求項15のいずれか一項に記載の掃除具。
  17. 請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の掃除具と、
    前記気流を発生させるための送風機と、を備えた電気掃除機。
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