JP2019030456A - 電気掃除機の吸口体およびこれを備えた電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機の吸口体およびこれを備えた電気掃除機 Download PDF

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Taiji Tajima
泰治 田島
剛一 長田
Koichi Osada
剛一 長田
将 矢野
Masaru Yano
将 矢野
泰弘 米川
Yasuhiro Yonekawa
泰弘 米川
貴弘 中居
Takahiro Nakai
貴弘 中居
有香子 上山
Yukako Kamiyama
有香子 上山
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【課題】吸口体と清掃面との気密性を向上させることにより,掃除性能が高く,かつ吸口体の騒音が小さい電気掃除機の吸口体およびこれを備えた電気掃除機を提供する。【解決手段】吸引力を発生する掃除機本体に連通する吸口体と、吸口体の下面の後方に設けられた後方ローラと、吸口体の左右下面に設けられたサイド固定刷毛とを備え、サイド固定刷毛は,後方ローラと吸口体横方向において,重なり部を持つ。【選択図】図3

Description

本発明は、電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機に関する。
本技術分野の背景技術として、特許第5914589号公報(特許文献1)がある。この公報に開示されている掃除機ヘッドは、ブラシバーの形態をした攪拌機と、後方ローラと、チャンバを形成しているハウジングとを備えており、ブラシバーと後方ローラとが、チャンバの内部に少なくとも部分的に配置されている。ブラシバーと後方ローラとは、自身の端部それぞれにおいて、ハウジングの側壁によって支持されている。ブラシバー及び後方ローラがハウジングに対して相対的に回転可能とされるように、ブラシバー及び後方ローラそれぞれが、側壁によって回転可能に支持されている。後方ローラは、タフテッド材料から成るストリップに覆われた中実シャフトの形態をしたコアを備えている。当該タフテッド材料は、ブラシバーのタフテッド材料と同一である。
一方,後方シールストリップは、先縁部に隣り合って且つ後方ソールプレートの下面に沿って設けられている。また、側方シールストリップは、側壁の下側縁部に沿って設けられている。後方シールストリップと側方シールストリップとは、利用の際に清浄すべき表面を密封するように配置されている。後方シールストリップと側方シールストリップとは、例えばナイロンのような適切な材料から作られた繊維を有しているタフテッド織物/ブラシ状の織物のようなパイルを具備する材料を備えている。
後方シールストリップ及び側方シールストリップが、ブラシバーのシール材料の下側周囲部と共に、清浄すべき表面を密封するように、掃除機ヘッドは、ローラによって床に支持されている。従って、チャンバは、後方シールストリップ及び側方シールストリップとブラシバーのシール材料から成るシールストリップとによって、汚染空気入口の周囲部の周りにおいて密封されている。
特許第5914589号公報
しかしながら特許文献1に記載の掃除機ヘッドは、側方シールストリップと後方シールストリップの間,および側方シールストリップと後方ローラの間に隙間が存在し,この隙間から空気が漏れることにより,チャンバ内の気密が低下し,掃除性能が低下するという問題があった。また,この隙間から漏れる音や,隙間を流れる気流音により掃除機ヘッドの騒音が増加するという問題があった。
本発明の目的は、吸口体と清掃面との気密性を向上させることにより,掃除性能が高く,かつ吸口体の騒音が小さい電気掃除機の吸口体およびこれを備えた電気掃除機を提供することにある。
吸引力を発生する掃除機本体に連通する吸口体と、前記吸口体の下面の後方に設けられた後方ローラと、前記吸口体の左右下面に設けられたサイド固定刷毛とを備え、前記サイド固定刷毛は,前記後方ローラと吸口体横方向において,重なり部を持つことを 特徴とする。
本発明によれば、吸口体と清掃面との気密性を向上させることができるので,掃除性能が高く,かつ吸口体の騒音が小さい電気掃除機の吸口体を提供することができる。
本発明に係る電気掃除機の全体を示す外観斜視図である。 本発明に係る実施例1の吸口体の上面図である。 本発明に係る実施例1の吸口体の下面図である。 本発明に係る実施例1の吸口体の側面図である。 本発明に係る実施例1の吸口体の上側部分を取り外した状態の上面図である。 図2に記載の吸口体の前進時のA−A断面図である。 図2に記載の吸口体の後退時のA−A断面図である。 本発明に係る実施例1の吸口体の軸受押え部材を外した状態の下面図である。 本発明に係る実施例2の吸口体の下面図である。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
以下、本発明に係る実施例1について図面を参照して説明する。図1に本発明の実施例1に係る電気掃除機の外観図を示す。電気掃除機1は、掃除機本体2と、ホース部3と接続し手元操作スイッチSW等が設けられた操作管4と、伸縮自在に設けられた延長管5と、吸口体6とで構成されている。
掃除機本体2は、吸引力を発生させる電動送風機2a、この電動送風機2aの吸引力で集塵した塵埃を収容する集塵部2bなどを備えている。なお、本実施例では、いわゆるサイクロン式の電気掃除機を例に挙げて説明するが、いわゆる紙パック式の電気掃除機に適用してもよい。
ホース部3の一端は、掃除機本体2の集塵部2bと連通するように掃除機本体2の接続口2cに接続されている。また、ホース部3の他端は、操作管4の一端に接続されている。
操作管4は、手元操作スイッチSWなどを備えたハンドル4a、掃除機本体2から給電される図示しない給電端子などを備えている。この給電端子には、延長管5の一端に設けられる図示しない通電端子が接続される。
操作管4の手元操作スイッチSWを操作することによって、電動送風機2aの運転と停止や強中弱の切り替え、吸口体6に設けられた電動機40(図5参照)の運転と停止が可能となっている。
延長管5は、外管5aと内管5bとを備え、外管5aの他端部に内管5bの一端部が挿入されて外管5aと内管5bとの内側に設けられた図示しない通風路が連通するように連結されて、伸縮自在に構成されている。なお、図1は、延長管5が最短の状態を図示している。
図2は、吸口体の上面図である。図2に示すように、吸口体6は、上面視において略T字形状を呈する吸口ケース10と、吸口ケース10に連結される吸口継手13とを備えている。
吸口ケース10は、上面視において、左右方向(幅方向)に細長く形成された吸口本体11と、吸口本体11の左右方向の中央部に吸口継手13と連結される連結部12とを備えている。連結部12には、吸口本体11と吸口継手13とを連通させる流路R(図3参照)が形成されている。
吸口本体11には、前端面から左右側面にかけてバンパ11aが設けられている。バンパ11aは、ゴムやエラストマー等の弾性材料から形成されており、使用時に吸口本体11内の気密を確保するとともに、電気掃除機1(図1参照)の使用時に吸口本体11が家具等に衝突した際に、当該家具等への傷付き防止と吸口本体11への衝撃を吸収する緩衝材の役割を果たしている。
吸口継手13は、連結部12に対して回動自在に連結される第1連結部14と、この第1連結部14に対して回動自在に連結される第2連結部15とを備えている。第1連結部14は、図2の上面視において略D字形状を呈し、連結部12と連結される円筒形状の軸14aを有している。この軸14aは、軸方向が吸口本体11の左右方向であって、軸14aの両端部が連結部12に形成された軸受部12g(図5参照)に支持されている。また、第1連結部14は、床面(清掃面)M(図4参照)に対して略平行な状態から略垂直な状態まで回動可能となるように構成されている。すなわち、第1連結部14を吸口ケース10に対して軸14aを支点として回動させることによって、延長管5(図1参照)を床面M(図4参照)に略平行な状態と略垂直な状態との間において回動させることができる。
第2連結部15は、第1連結部14に対して吸口本体11の左右方向に(図2の紙面時計回り方向および反時計回り方向に)回動可能となるように構成されている。これにより、例えば、延長管5を床面Mに対して略垂直にした状態から、延長管5を床面Mに略平行な状態に向けて倒すことができる。また、第2連結部15には、給電が行われる給電端子15aが設けられている。なお、本実施例の電気掃除機1(図1参照)では、吸口体6に給電する電力を、掃除機本体2からホース部3、操作管4、延長管5を通じて供給するように構成している。
図3は、吸口体の下面図である。図4は、吸口体の側面図である。図3および図4に示すように、吸口体6は、第1回転清掃体(回転ブラシ)20、第2回転清掃体30を備えている。吸口ケース10(吸口本体11)には、下面(清掃面と向き合う面)に開口部を有するブラシ室Qと、同じく下面に開口部(吸引口)を有する均圧室Pとが形成されている。
第1回転清掃体20は、吸口本体11の左右方向に沿って前後方向の前側に配置され、ブラシ室Q内に回転可能に支持されている。また、第1回転清掃体20は、吸口本体11の左右方向(第1回転清掃体20の軸方向)の一端側から他端側まで連続して設けられている。
また、第1回転清掃体20は、硬さが異なるブラシなど複数種類のブラシ20a、20b、20cを備え、各ブラシ20a、20b、20cがらせん状に配設されている。なお、本実施の形態例では、3種類のブラシ20a、20b、20cを配設した場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、2種類以下であってもよく、4種類以上であってもよく、らせん状に配置されたブラシ間にゴムなどの弾性材料からなるブレード部材をらせん状に配置する構成を追加してもよく、適宜変更することができる。
第2回転清掃体30は、第1回転清掃体20の直径よりも小径で、刷毛体により覆われている。また第2回転清掃体30は、第1回転清掃体20に対して後方且つ平行に配置されており、吸口本体11の左右方向の一端側から他端側にかけて連続して設けられている。
また、第2回転清掃体30は、第1回転清掃体20の回転軸と平行な軸部30a(軸)を有し、軸部30aが吸口ケース10(吸口本体11)に回転可能に支持されている。なお、第2回転清掃体30は、電動機によって駆動されるものではなく、吸口体6を移動させたときの床面M(図4参照)との摩擦力によって回転するように構成されたものである。このように、第2回転清掃体30は、軸部30aを介して吸口本体11に支持されるものであるので、第2回転清掃体30の構成を簡略化することができる。
サイド固定刷毛70および71は、刷毛体等の弾性材料で構成されていて、吸口ケース10(吸口本体11)の左右方向両端に配置されている。サイド固定刷毛70および71は、吸口ケース10(吸口本体11)の左右方向両端付近の床面Mとの隙間を塞ぐことにより,ブラシ室Qと均圧室Pの気密性を向上させ,特に微細塵の集塵性能を向上させている。
吸口体6は、吸口ケース10の連結部12の下面に、ブラシ駆動スイッチ16、車輪17、軸受押え部材31、32を備えている。
ブラシ駆動スイッチ16は、吸口体6の下面が床面M(清掃面)に接触しているか否かを検出するスイッチであり、車輪16aとともに構成されている。この車輪16aは、ばね等の付勢手段によって常に吸口ケース10(連結部12)の下面から一部が突出するように設けられている。そして、車輪16aが吸口ケース10から飛び出して床面Mと接触していないと検出されたときには、回路基板50(制御基板)(図5参照)の制御によって電動機40(図5参照)の駆動が停止され、第1回転清掃体20の回転が停止する。また、車輪16aが押し込まれて床面Mと接触していると検出されたときには、回路基板50の制御によって電動機40が駆動され、第1回転清掃体20が回転する。
車輪17は、操作管4で操作される前後動や回転操作の応力を受けて吸口体6の底面を床面Mに密着させ、これにより吸口体6の操作性能を向上する役割を有している。また、軸受押え部材31は、第1回転清掃体20の回転軸および第2回転清掃体30の軸部30aの一端を支持するものであり、吸口ケース10にねじを用いて固定されている。軸受押え部材32は、第1回転清掃体20の回転軸および第2回転清掃体30の軸部30aの他端を支持するものであり、取り外し可能となるように吸口ケース10にロック機構(図示せず)を用いて固定されている。
フラップ76は,第1回転清掃体20に対して前方且つ平行に配置されており、吸口本体11の左右方向の一端側から他端側にかけて連続して設けられている。
また、フラップ76は、第1回転清掃体20の回転軸と平行な軸部(図示せず)を有し、軸部が吸口ケース10(吸口本体11)に回転可能に支持されている。
吸口体前進時には、フラップ76が床面Mとの摩擦力によって後方に傾斜し,床面Mと上下方向の隙間が大きくなる。これにより前方の比較的大きな塵埃もブラシ室Q内に吸引される。,
吸口体後進時には、フラップ76は,床面Mとの摩擦力によって前方に傾斜し,床面Mと上下方向の隙間が小さくなる。これにより,ブラシ室Qと均圧室Pの気密性が更に向上し,集塵性能が向上する。
図5は、吸口体6の吸口ケース10の上側部分を取り外した状態の上面図である。図5に示すように、吸口体6は、第1回転清掃体20(図3参照)および第2回転清掃体30(図3参照)の上方に、第1回転清掃体20を駆動する電動機40および電動機40を制御する回路基板50を備えている。
電動機40は、吸口本体11の左右方向の一端側に取り付けられている。また、電動機40は、その出力軸が吸口本体11の左右方向と平行に配置されている。また、電動機40の出力軸は、左右方向の一端側に向けて延び、吸口本体11内の一端部(図示右側の端部)において、歯付きベルト41を介して第1回転清掃体20と連結されている。
回路基板50は、吸口本体11の左右方向で電動機40とは反対側に取り付けられている。また、回路基板50は、長辺が左右方向に沿って配置された長方形状の基板を有し、実装面が鉛直方向上向きの状態で吸口本体11内に配置されている。なお、実装面は、必ずしも鉛直方向上向きに限定されず、水平方向に対して傾斜してもよく、前後方向を向くように(縦向きに)してもよい。
図6および図7は図2におけるA−A断面図である。図6において、63はブラシ室Qと均圧室Pを隔てる前方隔壁、64は第2回転清掃体30と均圧室Pを隔てる後方隔壁である。本実施例では、前方隔壁63が前記第1の気密保持手段を構成し、後方隔壁64が第2の気密保持手段を構成している。
図6に示すように、均圧室Pは床面Mに向かって開口(吸引口)を有しており、その他の面は吸口体筐体の隔壁により囲まれおり、図3に示す流路Rと流路的に連通している。この均圧室Pは、前方隔壁63と後方隔壁64により負圧を大きくすることができる。また、前方隔壁63と後方隔壁64は、床面Mへの傷つけ防止のため、3mmから5mm程度の床面Mとの隙間を有しているが、比較的大きな塵埃は前方から吸引する場合が多いので、前方隔壁63と床面Mとの隙間は、後方隔壁64と床面Mとの隙間より大きいことが望ましい。また第2回転清掃体30の周囲には,断面がほぼ円弧状の隔壁65を設けている。
吸口体前進時には、フラップ76が床面Mとの摩擦力によって後方に傾斜し,床面Mと上下方向の隙間が大きくなる。これにより前方の比較的大きな塵埃D1は、ブラシ室Q内に吸引され,第1回転清掃体20により掻き取られ、吸口体後方へ送られる。そして前方隔壁63と床面Mとの隙間を通って均圧室P内に吸引され、流路R(図3参照)に流入する。
第2回転清掃体30は、パイプ体30cの外側に微細繊維で形成されたカットパイル状の起毛布30bが螺旋状に巻かれており、この起毛布30bの微細繊維はパイプ体30cに対し円周方向に傾斜している。この起毛布30bの先端は、隔壁65の表面に接触する様な刷毛高さを有している。このため、第2回転清掃体30が回転する際、起毛布30bと隔壁65の表面との間で、摩擦抵抗が発生する。この際微細繊維がパイプ体30cに対し円周方向に傾斜しているため、回転方向W1には、摩擦抵抗が大きくほぼロック状態となり、吸口体の前進時には、第2回転清掃体30は回転しない。そのため、均圧室P内に吸引された塵埃D1が、第2回転清掃体30をすり抜けて吸口体6の後方へ取りこぼすことを抑制できる。
一方、吸口体後退時には、図7に示すように、起毛布30bと隔壁65の表面との間の摩擦抵抗が小さく、第2回転清掃体30は床面Mとの摩擦力によって回転方向W2の方向へ回転する。後方の塵埃D2は、第2回転清掃体30が回転することにより、吸口体前方へ送られる。そして後方隔壁64と床面Mとの隙間を通って均圧室P内に吸引され、流路R(図3参照)に流入する。このときフラップ76は,床面Mとの摩擦力によって前方に傾斜し,床面Mと上下方向の隙間が小さくなる。これにより,ブラシ室Qと均圧室Pの気密性が向上し,集塵性能が向上する。また,均圧室P内に吸引された塵埃D2が、吸口体6の前方へ取りこぼすことを抑制できる。
次にサイド固定刷毛70および71の構成について詳しく説明する。図3に示すように,サイド固定刷毛70および71は,前後方向に長い縦部分70aおよび71aと,左右方向に長い横部分70bおよび71bとから構成されている。この横部分70bおよび71bにより,第2回転清掃体30の起毛布30bの端部と縦部分70aおよび71aとの隙間部L3およびL4部分を塞いでいる。言い換えると,第2回転清掃体30の起毛布30bの横幅L1よりも,横部分70bと71bの間隔L2狭いため,サイド固定刷毛は70および71,第2回転清掃体30の起毛布30bと吸口体横方向において,重なり部を持っている。
第2回転清掃体30は,吸口ケース10(吸口本体11)に回転可能に支持されているため,左右に必要な吸口ケース10(吸口本体11)との隙間を塞ぐ事ができる。
以上述べたように本実施例によれば、第2回転清掃体30の左右両端付近の吸口体と清掃面との気密性を向上させることにより,ブラシ室Qと均圧室Pの気密性を向上させ,特に微細塵の集塵性能を向上させることができる。また,第2回転清掃体30の左右両端付近からの音の漏れやこの隙間部分を流れる高速の空気の流れにより発生する気流音を抑えることができるので,吸口体の騒音を低減するという効果がある。
また,図8に示すように、サイド固定刷毛70および71は,それぞれ軸受押え部材32および31に設けられており,軸受押え部材32および31は,吸口ケース10(吸口本体11)から取り外し可能な構造になっているため,長期の使用でサイド固定刷毛70や71が摩耗しても,軸受押え部材32または31の交換で行えるため,修理が簡単になるという効果もある。
以下、本発明に係る実施例2について図3を参照して説明する。なお、実施例1と同一の構成物には同一番号を付している。
図3は、実施例2の吸口体の下面図である。サイド固定刷毛72〜74は、刷毛体等の弾性材料で構成されていて、吸口ケース10(吸口本体11)の左右方向両端に配置されている。サイド固定刷毛72および73は、吸口ケース10(吸口本体11)の左右方向両端付近の床面Mとの隙間を塞ぐことにより,ブラシ室Qと均圧室Pの気密性を向上させ,特に微細塵の集塵性能を向上させている。
さらにサイド固定刷毛72および73は,第2回転清掃体30の起毛布30bの端部とサイド固定刷毛72aおよび73との隙間部L5およびL6部分を塞いでいる。これにより,第2回転清掃体30が,吸口ケース10(吸口本体11)に回転可能に支持されているため,左右に必要な吸口ケース10(吸口本体11)との隙間を塞ぐ事ができる。
以上述べたように本実施例によれば、第2回転清掃体30の左右両端付近の吸口体と清掃面との気密性を向上させることにより,ブラシ室Qと均圧室Pの気密性を向上させ,特に微細塵の集塵性能を向上させることができる。また,第2回転清掃体30の左右両端付近からの音の漏れやこの隙間部分を流れる高速の空気の流れにより発生する気流音を抑えることができるので,吸口体の騒音を低減するという効果がある。
また,本実施例によれば、清掃時に吸口体が傾いたときに,吸口体が床面と接触して,床面を傷つけることを防止する効果もある。
また,本実施例では,床移動型の掃除機の吸口体について述べたが,いわゆるコードレススティック型掃除機の吸口体に適用しても,同様の効果が得られる。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
2a 電動送風機
2b 集塵部
6 吸口体
10 吸口ケース
20 第1回転清掃体(回転ブラシ)
30 第2回転清掃体
40 電動機
50 回路基板(制御基板)
70、71 実施例1によるサイド固定刷毛
72〜75 実施例2によるサイド固定刷毛
M 床面
Q ブラシ室
P 均圧室

Claims (2)

  1. 吸引力を発生する掃除機本体に連通する吸口体を備え、該吸口体の下面の後方に設けられた後方ローラと、前記吸口体の左右下面に設けられたサイド固定刷毛とを備え、前記サイド固定刷毛は,前記後方ローラと吸口体横方向において,重なり部を持つことを特徴とする電気掃除機の吸口体およびこれを備えた電気掃除機。
  2. 吸引力を発生する掃除機本体に連通する吸口体を備え、該吸口体の下面の後方に設けられた後方ローラと、前記吸口体の左右下面に設けられたサイド固定刷毛とを備え、前記後方ローラと前記サイド固定刷毛との間に,第2のサイド固定刷毛を設けることを特徴とする電気掃除機の吸口体およびこれを備えた電気掃除機。
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