JP5929361B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車の内燃機関点火装置に用いられる半導体装置に関し、特に、電流制御機能およびこの電流制御機能の一部である自己遮断機能を備えた半導体装置に関する。
自動車用内燃機関の点火装置には、点火コイルの1次側電流をスイッチング制御するパワー半導体素子を内蔵した半導体装置が用いられている。図12に、パワー半導体素子としてIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を使用した、従来の一般的な内燃機関点火用半導体装置の構成例を示す。
図12に示した点火用半導体装置は、エンジンコントロールユニット(以下、ECU(Electronic control unit)という。)501と、点火用半導体集積回路(以下、IC(IntegratedCircuit)という。)502と、点火コイル503と、電圧源504と、点火プラグ505から構成されている。
点火用IC502は、点火コイルの1次電流をオン・オフ制御する出力段IGBT511と、出力段IGBT511とコレクタとゲートを共通にしてセンス電流を検出するセンスIGBT512およびセンス抵抗513と、ゲート抵抗514と、出力段IGBT511のコレクタ電流を制御する電流制御回路510から構成され、点火コイル503と接続するC端子(コレクタ電極)、接地電位と接続するE端子(エミッタ電極)、ECU501と接続するG端子(ゲート電極)、の3端子を有している。
ここで、図12に示した点火用半導体装置の動作について説明する。ECU501は、点火用IC502の出力段IGBT511のオン・オフを制御する信号をG端子に出力する。例えば、G端子に5Vが出力されると出力段IGBT511がオンし、G端子に0Vが出力されると出力段IGBT511がオフする。
先ず、ECU501からG端子にオン信号が出力されると、点火用IC502の出力段IGBT511はオンし、電圧源504(例えば14V)から点火コイル503の1次コイル506を介して、点火用IC502のC端子にコレクタ電流(以下、Icという。)が流れ始める。このIcは1次コイル506のインダクタンスと印加電圧でdI/dtが決定され、電流制御回路510で制御される一定電流値(例えば13A)まで増加するとこの電流値を維持する。
次に、ECU501からオフ信号がG端子に出力されると、点火用IC502の出力段IGBT511はオフし、Icは急激に減少する。この急激なIcの変化により、1次コイル506の両端電圧は急激に大きくなる。同時に、2次コイル507の両端電圧も数10KV(例えば30KV)まで増加し、その電圧が点火プラグ505に印加される。点火プラグ505は、印加電圧が約10KV以上で放電する。
また、ECU1のオン信号が所定時間より長く出力される、あるいは、IC502の温度が所定温度より高くなる等、点火コイル503やIC502に焼損等の故障が発生する恐れのある場合は、電流制御回路510に内蔵された自己遮断回路が動作してIcを遮断する。しかし、Icを急激に遮断すると点火プラグ505が設定外のタイミングで放電し、エンジンにダメージを与える恐れがあるため、点火プラグ505が誤放電しないような範囲でdI/dtを制御する必要がある。
この電流制御回路510の回路構成例を図13に示す。図13に示した電流制御回路510は、G端子とE端子間の電圧で駆動され、基準電圧回路531と、レベルシフト回路532,534と、自己遮断回路533と、比較回路535と、MOSFET(Metal−Oxide Semiconductor Field−Effect Transistor)536から構成されている。
基準電圧回路531は、DepMOSFET(Depression Metal−Oxide Semiconductor Field−Effect Transistor)811とMOSFET812がゲートを共通にして直列接続されるバイアス回路で生成される電圧を、抵抗813と抵抗814にて所定の電圧に分圧して基準電圧Vrefを出力する。
レベルシフト回路532は、DepMOSFET821とMOSFET822がゲートを共通にして直列接続されるバイアス回路と、MOSFET822とカレントミラー回路を構成するMOSFET823と、MOSFET823と直列接続されるDepMOSFET824とで構成され、基準電圧VrefによりDepMOSFET824のゲートを制御することで、基準電圧Vrefを所定の電圧にレベルシフトした電圧を生成し出力する。
自己遮断回路533は、DepMOSFET831とMOSFET832がゲートを共通にして直列接続されるバイアス回路と、MOSFET832とカレントミラー回路を構成するMOSFET833と、MOSFET833と直列接続されるMOSFET834と、コンデンサ835で構成される。MOSFET834は、図示していないタイマー回路あるいは温度検知回路等の手段で生成される自己遮断信号SDでオン・オフが制御され、通常動作時はオンで異常時はオフとなる。また、MOSFET834のオン抵抗をMOSFET833のオン抵抗に比べ十分小さく設定することで、通常動作時は基準電圧Vrefがレベルシフトされた電圧をそのまま出力し、異常時はコンデンサ835に充電された電圧(電荷)をMOSFET833で放電することにより出力電圧を徐々に低下させる。
レベルシフト回路534は、DepMOSFET841とMOSFET842がゲートを共通にして直列接続されるバイアス回路と、MOSFET842とカレントミラー回路を構成するMOSFET843と、MOSFET843と直列接続されるDepMOSFET844とで構成され、図12に示すセンスIGBT512とセンス抵抗513によりIcに比例した電流値を電圧値に変換して検出されたセンス電圧VsnsによりDepMOSFET844のゲートを制御することで、センス電圧Vsnsを所定の電圧にレベルシフトした電圧を生成し出力する。
比較回路535は、自己遮断回路533の出力とレベルシフト回路534の出力とを比較し、比較結果によりMOSFET536のオン・オフを制御する。すなわち、レベルシフトされた基準電圧Vrefよりレベルシフトされたセンス電圧Vsnsが低い場合は、MOSFET536はオフとなり、レベルシフトされた基準電圧Vrefよりレベルシフトされたセンス電圧Vsnsが高い場合は、MOSFET536はオンとなる。
次に、図12に示した点火用半導体装置の動作について、図14を参照して説明する。図14は、Icの電流制御に関する動作波形を示した図である。図14(a)は、コレクタ電流Icが電流制限値Ilimに達した後に自己遮断動作する場合を示し、図14(b)は、電流制限値Ilimに達せずに自己遮断動作する場合を示している。なお、基準電圧Vrefおよびセンス電圧Vsnsはレベルシフト回路532および534を介してレベルシフトされているが、以下の説明では省略して説明する。
図14(a)において、ECU501よりオン信号(例えば5V)が入力されるとIcが流れセンス電圧Vsnsも上昇し、基準電圧Vrefに達するとMOSFET536がオンして出力段IGBT511のゲート電圧VGoutが低下し、比較回路535によりVref=Vsnsとなるように制御される(t1)。次に、自己遮断信号SD(図13参照)が入力されると自己遮断回路533の出力は基準電圧Vrefから徐々に低下し、Vref=Vsnsを保持するようにVGoutも低下していく(t2−t3)。そして、VGout=Vth(IGBT511のしきい値電圧、例えば2V)に達するとIcは完全に遮断する(t3)。
なお、自己遮断回路533の出力は、コンデンサ835の放電により0V程度まで低下するが、Icを完全に遮断しておくためにはIc=0の場合もVsns>Vref>0の関係を維持しておく必要がある。レベルシフト回路534は、この目的で設置されており(レベルシフト回路532はセンス側との特性を整合させるため設置)、センス電圧Vsnsが下限値に達して一定となった後も、自己遮断回路533の出力電圧は低下を続けるため、t3の後は比較回路535の出力電圧は急激に上昇しゲート電圧VGoutは急激に低下する。
また、図14(b)に示すように、電圧源504の電圧値が低くなりIcが電流制限値Ilimに達しない場合は、自己遮断信号SDが入力され自己遮断動作を開始してVref=Vsnsに達するとゲート電圧VGoutは急激に低下する(t4)。このようなゲート電圧VGoutの急激な低下は、Icに振動を発生させ、点火プラグ505の誤点火を引き起こすという問題点がある。
このIcの振動による誤点火の問題を解決する方法として、例えば特許文献1が提案されている。これによれば、出力段IGBTと並列に電圧抑制用IGBTと跳ね上がり電圧抑制用ダイオードを直列接続した回路を設け、出力段IGBTの動作時にコレクタ電圧が上昇しダイオードの耐圧を超えるとダイオードは降伏し、電圧抑制用IGBTを通して電流が流れコレクタ電圧を一定電圧に制限するとしている。
また、特許文献2では、出力段IGBTのコレクタ電圧を検出する電圧監視回路と、電圧監視回路の出力により出力段IGBTのゲートに流れる電流を制御する制御電流調整回路を設け、出力段IGBTの電流制限が開始されコレクタ電圧が増大すると電圧監視回路が動作を開始し、制御電流調整回路を通じて出力段IGBTのゲート電圧を増大させコレクタ電圧の増大を抑制させるとしている。
また、特許文献3では、内燃機関用電子制御装置から出力される点火信号に応じて点火コイルに流れる一次電流の通電を遮断制御して点火コイルに高電圧を発生させる絶縁ゲート形バイポーラトランジスタと、該点火コイルに流れる一次電流を制限する電流制限回路と、該点火信号の一定時間以上の入力又は異常発熱を検知すると一次電流をソフトシャットオフさせる回路とを、モノリシックシリコン基板上に集約したワンチップイグナイタであって、上記ソフトシャットオフする時間を、17〜135[ms]の範囲内に設定することで、点火信号の一定時間以上の入力やチップの過熱などの異常事態を検知した場合にコイルの一次電流を遮断する際に、チップの熱破損などの機能不全の発生を防止し、かつ点火プラグに放電を発生させてエンジンにバックファイアなどの有害な燃焼が起きることを防止することが記載されている。
つまり、特許文献3では、ソフトシャットオフ回路を設け緩減時間を設定する方法が開示されている。
また、特許文献4では、異常を検出して自己遮断をするイグナイタにおいて、異常検出回路の立ち上がり出力を、ダイオードとコンデンサとで構成する積分回路を介して、自己遮断用のMOSFETのゲートに印加することで、主電流スイッチングデバイスのIGBTのゲート電圧を緩やかに低減させる。これにより、ミリ秒オーダーの時定数を持つ回路を回路規模及び回路面積を最小限に抑えて実現し、更に異常検出時の誤点火を招かない自己遮断を実現するイグナイタを提供することが記載されている。
つまり、特許文献4では、ダイオードとコンデンサによる積分回路を設けIcの緩減時間を設定する方法が開示されている。
特開2001−153012号公報 特開2002−371945号公報 特開2008−45514号公報 特開2006−37822号公報
上述した従来の内燃機関の点火用装置には、以下のような問題点あった。
図12に示した従来の点火用半導体装置では、電流制御回路の動作時や自己遮断回路の動作時に、出力段IGBTのコレクタ電流Icの振動が発生し、点火プラグの誤点火が発生するという問題点があった。
また、特許文献1および特許文献2で開示された点火用半導体装置では、電流制御回路の動作時の出力段IGBTのコレクタ電流Icの振動は対策しているが、自己遮断回路の動作時の出力段IGBTのコレクタ電流Icの振動対策には言及されておらず、図12に示した従来の点火用半導体装置と同様の問題点がある。
また、特許文献3,4においても、自己遮断回路の動作時の出力段IGBTのコレクタ電流Icの振動対策には言及されておらず、図12に示した従来の点火用半導体装置と同様の問題点がある。
この発明の目的は、前記の課題を解決して、電流制御回路の動作時や自己遮断回路の動作時に、出力段IGBTのコレクタ電流Icが振動せず、点火プラグの誤点火を防止し、さらに装置の小型化を図ることができる半導体装置を提供することである。
前記の目的を達成するために、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明によれば、電流制御機能および該電流制御機能の一部である自己遮断機能を備えた半導体装置であって、異常時に出力段素子に流れる主電流を遮断する機能を有する自己遮断回路と、前記出力段素子にオン信号が入力されている時間が所定時間を超えると前記自己遮断回路に自己遮断動作を開始させるタイマー回路と、該タイマー回路を構成するフリップフロップの信号から所定周期で断続するパルス信号を生成するパルス発生回路と前記自己遮断回路が前記出力段素子に流れる主電流を緩減する時間を設定するコンデンサと、前記パルス発生回路からの前記パルス信号でオン・オフ動作するスイッチ回路と、該スイッチ回路により電流がパルス電流となる電流源回路と、該電流源回路の前記パルス電流で放電する前記コンデンサと、該コンデンサ電圧が基準電圧として入力される比較回路と、該比較回路の出力信号で前記出力段素子のゲート電圧をプルダウンさせるスイッチング素子と、を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、電流制御機能および該電流制御機能の一部である自己遮断機能を備えた半導体装置であって、駆動信号により主電流をオン・オフ制御する第1の絶縁ゲート型トランジスタと、前記駆動信号によりオン・オフが制御され前記第1の絶縁ゲート型トランジスタとコレクタを共通にする第2の絶縁ゲート型トランジスタと、該第2の絶縁ゲート型トランジスタのエミッタに直列接続されるセンス抵抗と、該センス抵抗の電圧を検出し前記第1の絶縁ゲート型トランジスタに流れる前記主電流を制御する電流制御回路とを備え、前記駆動信号が印加され前記第1の絶縁ゲート型トランジスタの第1のゲート電圧および前記第2の絶縁ゲート型トランジスタの第2のゲート電圧のそれぞれを制御するゲート制御回路を備え、前記電流制御回路は、前記第1の絶縁ゲート型トランジスタにオン信号が入力されている時間が所定時間を超えると前記自己遮断回路に自己遮断動作を開始させるタイマー回路と、該タイマー回路を構成するフリップフロップの信号から所定周期で断続するパルス信号生成するパルス発生回路と、該パルス発生回路からの前記パルス信号でオン・オフ動作するスイッチ回路と、該スイッチ回路により電流がパルス電流となる電流源回路と、該電流源回路の前記パルス電流により放電するコンデンサと、該コンデンサ電圧が基準電圧として入力される比較回路と、該比較回路の出力信号で前記第1の絶縁ゲート型トランジスタの第1のゲート電圧および前記第2の絶縁ゲート型トランジスタの第2のゲート電圧をそれぞれプルダウンする第3の絶縁ゲート型トランジスタを備え、自己遮断時に前記基準電圧を前記パルス電流により緩減し、前記第1の絶縁ゲート型トランジスタに流れる主電流を緩減する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明において、前記スイッチ回路は、絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(MOSFET)で構成されるとよい。
また、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明において、前記タイマー回路は、発振器とT型フリップフロップで構成されるとよい。
また、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明において、前記ゲート制御回路は、レベルシフト回路を備え、前記第1および第2の絶縁ゲート電圧に電位差を設定し、前記駆動信号と接地電位間に直列接続される第1の抵抗分圧回路および第2の抵抗分圧回路と、該第2の抵抗分圧回路の出力によりゲート電圧が制御されるMOSFETと第3の抵抗分圧回路が前記駆動信号と接地電位間で直列接続される可変抵抗回路とを備えるとよい。
この発明によると、パルス発生回路とスイッチ回路と電流源回路を備え、電流制御機能および自己遮断機能を備えた点火用半導体装置において、前記パルス発生回路と前記スイッチ回路と前記電流源回路によりパルス電流を発生させ、自己遮断時にコンデンサを前記パルス電流により放電することにより、電流制御回路の動作時や自己遮断回路の動作時に、出力段IGBTのコレクタ電流Icが振動せず、点火プラグの誤点火を防止することができる。
また、前記パルス的に放電させることで、コンデンサの小型化ができて、半導体装置を小型化することができる。
この発明の第1実施例における半導体装置の要部構成図である。 基準電圧源13の一例を示す要部回路図である。 レベルシフト回路14の一例を示す要部回路図である。 タイマー回路15とパルス発生回路23の一例を示す要部回路図である。 自己遮断信号源16の一例を示す要部回路図である。 自己遮断回路17の一例を示す要部回路図である。 ゲート制御回路20の一例を示す要部回路図である。 図1の半導体装置の動作波形図である。 パルス生成過程のタイムチャートを示す図である。 コンデンサ44の容量と放電電流Idの関係を示す図である。 この発明の第2実施例である半導体装置の要部構成図である。 従来の点火用半導体装置の要部構成図である。 電流制御回路510の回路構成例を示す図である。 図12の点火用半導体装置の動作波形図であり、同図(a)はコレクタ電流Icが電流制限値Ilimに達した場合の図、同図(b)は、コレクタ電流Icが電流制限値Ilimに達しない場合の図である。
実施の形態を以下の実施例で説明する。
<実施例1>
図1は、この発明の第1実施例における半導体装置の要部構成図である。この半導体装置は、電流制御機能および自己遮断機能を備えた点火用半導体装置の例である。以下の説明ではMOSFETをMOSと省略して表す。
この半導体装置は、ECU1と、点火用IC2と、点火コイル7と、電圧源10と、点火プラグ11と、を備えている。
点火用IC2は、点火コイル7の一次電流をオン・オフ制御する出力段IGBT4と、点火コイル7の一次電流を制御する電流制御回路3と、を備え、点火コイル7と接続するC端子(コレクタ端子)、GNDと接続するE端子(エミッタ端子)、ECU1と接続するG端子(ゲート端子)、の3端子を有している。
電流制御回路3は、G端子とE端子間の電圧で駆動され、センスIGBT5と、センス抵抗6と、ゲート抵抗12と、基準電圧源13と、レベルシフト回路14と、タイマー回路15と、自己遮断信号源16と、自己遮断回路17と、比較回路であるオペアンプ18と、MOS19と、ゲート制御回路20と、パルス発生回路23と、を備えている。
図2は、基準電圧源13の一例を示す要部回路図である。基準電圧源13は、DepMOSFET((Depression Metal−Oxide Semiconductor Field−Effect Transistor)以下、DepMOSという。)24とMOS25がゲートを共通にして直列接続されるバイアス回路で生成される電圧を、抵抗26と抵抗27の分圧回路にて所定の電圧に分圧し、基準電圧Vrefを生成する。この基準電圧Vrefの設定により、Icの定格電流を制御する。
図3は、レベルシフト回路14の一例を示す要部回路図である。レベルシフト回路14は、DepMOS28とMOS29がゲートを共通にして直列接続されるバイアス回路と、MOS29とカレントミラー回路を構成するMOS31と、MOS31と直列接続されるDepMOS30とで構成され、入力信号(基準電圧源Vrefまたはセンス電圧Vsns)によりDepMOS30のゲート電圧を制御し、所定の電圧値にレベルシフトした出力信号(基準電圧Vrefまたはセンス電圧Vsns)を生成し出力する。このレベルシフト回路14を介してセンス電圧がオペアンプ18に入力される。
図4は、タイマー回路15とパルス発生回路23の一例を示す要部回路図である。タイマー回路15は、G端子とE端子間の電圧で駆動され、発振器47と、リセット回路48と、TFF49〜58と、を備える。タイマー回路15はG端子にオン信号が入力されると発振器47が発振(例えば、周期19.6μsec、デューティー50%)を開始し、同時にリセット回路48が一定時間(例えば、10μsec)リセット信号を出力し、T型フリップフロップ(以下「TFF」と略記する)49〜58をリセットし出力をオフにする。リセット信号が停止した後、TFFは入力信号の2倍の周期の信号を出力するので、タイマー回路15の出力信号(TIMER端子から出力される信号)の周期は、この例ではTFFが10段あるため、発振器47の1024倍になる。
また、パルス発生回路23は、G端子とE端子間の電圧で駆動され、DepMOS59と、MOS60〜63と、を備える。MOS60〜63のゲートにはTFF51〜54の出力信号が入力され、すべての信号がオフの場合だけPULSE端子にON信号が出力される。TFF51〜54の出力信号とPULSE端子に出力される信号(パルス信号)のタイムチャートを図9に示す。たとえば、発振器47の信号が周期19.6μsec、デューティー50%の場合、パルス信号は周期627μsec、デューティー12.5%となる。MOS60〜63のゲートの接続位置とMOSの数を任意に選ぶことによりパルス信号の周期とデューティーを決定できる。
図5は、自己遮断信号源16の一例を示す要部回路図である。自己遮断信号源16はリセット回路71とラッチ回路72で構成される。リセット回路71は抵抗71a,71b,71dとインバータ71c、71fとコンデンサ71eで構成される。ラッチ回路72はNOR回路72a,72b,72c,72dで構成される。ラッチ回路のリセット信号はリセット回路71の出力信号である。自己遮断信号源16の入力信号はNOR回路72aに入力される信号であり、過熱信号16aとタイマー信号15aのどちらかである。過熱信号16aかタイマー信号15aが入力されるとOFF端子から出力信号(自己遮断信号)SDが出力され、この出力信号が自己遮断回路17に入力され、自己遮断動作が開始される。
図6は、自己遮断回路17の一例を示す要部回路図である。自己遮断回路17は、G端子とE端子間の電圧で駆動され、カレントミラー回路である電流源回路21と、スイッチ回路22と、インバータ41と、MOS42と、コンデンサ44と、を備える。スイッチ回路22は、一端をMOS43のソース端子に他端をE端子に接続され、オン・オフをパルス発生回路23の出力であるパルス信号で制御され、例えばMOS45のような半導体スイッチ回路で構成される。そして、パルス信号がオンの間だけ電流源回路21の出力電流が流れる。尚、スイッチ回路22はコンデンサ44の+端子とMOS43のドレイン端子間に接続する回路構成にしてもよい。
図7は、ゲート制御回路20の一例を示す要部回路図である。このゲート制御回路20は、図1のG端子に接続するゲート抵抗12とMOS19のオン・オフで確定する電圧とE端子間で駆動される。出力段IGBT4のゲート電圧VGoutは、図7に示す抵抗37と抵抗38の抵抗分圧回路の分圧電圧により制御される。また、ゲート制御回路20は、抵抗32と抵抗33の分圧電圧によりゲートが駆動されるMOS36と抵抗34と抵抗35からなる可変抵抗回路を備えている。センスIGBT5のゲート電圧VGsnsは、MOS36のオン抵抗を制御することで抵抗34と抵抗35の分圧電圧を可変することで制御される。
また、前記ゲート制御回路は、抵抗32、抵抗33、抵抗34、抵抗35およびMOS36で構成されるレベルシフト回路を備えて、前記出力段IGBT4のゲート電圧VGoutとセンスIGBT5のゲート電圧VGsnsに電位差を設定することで、出力段IGBT4のコレクタ電流Icに振動が発生することを防止している。具体的には、出力段IGBT4のゲート電圧VGoutがしきい値電圧Vthに達して、出力段IGBT4が消弧する時点で、センスIGBT5のゲート電圧VGsnsが出力段IGBT4のゲート電圧VGout(=Vth)より大きくなるように設定する。これにより、出力段IGBT4がオフしてもセンスIGBT5はオン状態にあり、点火コイル7に流れる電流は急激には低下しなくなり、点火プラグ11の誤点火が防止される。
つぎに、図1に示す半導体装置の動作について説明する。ECU1は、点火用IC2の出力段IGBT4のオンとオフを制御する信号を、点火用IC2のG端子に出力する。例えば、G端子に5Vが出力されると、点火用IC2の出力段IGBT4がオンし、G端子に0Vが出力されると、点火用IC2の出力段IGBT4がオフする。
先ず、ECU1からG端子にオン信号が出力されると、点火用IC2の出力段IGBT4はオンし、電圧源10から点火コイル7の一次コイル8を介して、点火用IC2のC端子にコレクタ電流(以下、Icという。)が流れ始める。このIcは一次コイル8のインダクタンスと一次コイル8に印加される電圧でdI/dtが決定され、電流制御回路3で制御される一定電流値(例えば20A)まで増加するとこの電流値を維持する。
次に、ECU1からオフ信号がG端子に出力されると、点火用IC2の出力段IGBT4はオフし、Icは急激に減少する。この急激なIcの変化により、一次コイル8の両端電圧は急激に大きくなる。同時に、二次コイル9の両端電圧も数10kV(例えば30kV)まで増加し、その電圧が点火プラグ11に印加される。点火プラグ11は、印加電圧が約10kV以上で放電する。
また、ECU1から出力されたオン信号が所定時間より長い(例えば10msec以上)、あるいは、IC2の温度が規定値より高い(例えば180℃以上)等、点火コイル7やIC2に焼損等の故障が発生する恐れのある異常状態の場合は、タイマー回路あるいは温度検知回路等の手段を用いた自己遮断信号源16で生成される自己遮断信号SDを発信し、自己遮断回路17が動作しIcを遮断する。
つぎに、図8に示す動作波形について説明する。図8は、出力段IGBT4のコレクタ電流Icが電流制限値Ilimに達した後に自己遮断動作する場合を示している。ECU1よりオン信号(例えば5V)が入力されるとセンス電圧Vsns(センス電圧源Vsをレベルシフト回路14で昇圧した電圧)が上昇し、基準電圧Vref(基準電圧源13のセンス電圧源Vrをレベルシフト回路14で昇圧した電圧)に達すると、MOS19がオンして出力段IGBT4のゲート電圧VGoutが低下し、オペアンプ18によりVref=Vsnsになるように制御される(t1)。次に、自己遮断信号源16から自己遮断信号SD(図5参照)が出力されると、自己遮断回路17により基準電圧Vrefが徐々に低下し、Vref=Vsnsを保持するようにVGoutも低下していく(t2−t3)。そして、VGout=Vth(IGBT4のしきい値電圧、例えば2V)に達するとIcは完全に遮断する(t3)。
尚、レベルシフト回路14は、Ic=0の場合でもVsns>Vref>0の関係を維持するために設置されている。
図1及び図6に示すように、パルス発生回路23とスイッチ回路22を設けて、自己遮断回路17のコンデンサ44に蓄積した電荷をMOS43とMOS45を通してパルス的に放電する。これにより、MOSFET45を設けないでコンデンサ44の電荷を直流的に放電する場合に比べて、コンデンサ44の放電時間は8倍長くなる(デューティー12.5%の場合)。言い換えれば、緩減速度dI/dtを変えない場合(放電時間を変えない場合)はコンデンサ44の容量を1/8にできる。すなわち、コンデンサ44の形成面積を1/8に小型化できる。その結果、点火プラグ11の誤点火と焼損を防止しながら半導体装置を小型化することができる。
図10は、コンデンサ44の容量と放電電流Idの関係を示す図である。この図は、電流制御の設定値Ilim=20A、自己遮断開始時のVref=0.5Vの場合、Icの緩減速度dI/dt=−1A/msecとなる自己遮断回路17のMOS43の放電電流Idとコンデンサ44の容量Cdの関係を示している。放電電流Idは平均の電流値である。
コンデンサ44の電荷をパルス的に放電することで、放電電流Idを低下させることができる。その結果、コンデンサ44の容量Cdを図10の直線に沿って小さくすることができて、コンデンサ44を小型化できる。また、コンデンサ44の容量Cdを変えない場合には、電流源回路21の出力電流Idを大きくすることができて、点火プラグ11の誤点火や焼損を高精度に防止することができる。
尚、図14に示されているVGoutの急激な低下によるIcの振動は、図1に示す半導体装置では、ゲート制御回路20の機能により抑制され、誤点火は防止されている。
また、前記のIGBT4,5をパワーMOSFETやバイポーラトランジスタに置き換えても構わない。
<実施例2>
図11は、この発明の第2実施例である半導体装置の要部構成図である。この図11には、半導体装置を構成する自己遮断回路17の回路構成のみが示されている。第2実施例においては自己遮断回路17以外の回路構成は代理人実施例と同じである。
図11に示した自己遮断回路17は、スイッチ回路22の一端をMOS43のゲート端子に他端をE端子に接続している。パルス信号をインバータ46により反転した信号にして、この信号によりスイッチ回路22のオン・オフは制御される。スイッチ回路22がオンの場合、MOS43のゲート端子をプルダウンし、電流源回路21の出力電流を遮断する。自己遮断時のコンデンサ44の電荷をパルス的に放電する動作は図6の自己遮断回路17の場合と同じである。
尚、前記の第1実施例および第2実施例による効果はつぎのようになる。タイマー回路15の信号で動作するパルス発生回路23を設け、自己遮断回路にパルス発生回路の信号でオン・オフするスイッチ回路22を設けることで、自己遮断回路17を構成するコンデンサ44に蓄積した電荷をパルス的に放電することができる。コンデンサ44に蓄積した電荷をパルス的に放電させることで、放電電流Idを小さくできて、コンデンサ44の容量Cdを小さくすることができる。その結果、コンデンサ44の形成面積を縮小することができて半導体装置の小型化をはかることができる。
また、電流制御回路3の動作時や自己遮断回路17の動作時に、ゲート制御回路20の動作により出力段IGBT4のコレクタ電流Icの振動を防止できる。
さらに、前記コンデンサ44の容量Cdを同じにした場合は、前記電流源回路21に流れる電流を大きくできるため、電流源回路21の電流値を高精度化することができる。その結果、コンデンサ44の放電電流Idの電流値が高精度化され、オペアンプ18の基準電圧Vrefが高精度になり、点火プラグ11の誤点火や焼損を確実に防止できる。
1 エンジンコントロールユニット(ECU)
2 点火用半導体集積回路(点火用IC)
3 電流制御回路
4 出力段IGBT
5 センスIGBT
6 センス抵抗
7 点火コイル
8 一次コイル
9 二次コイル
10 電圧源
11 点火プラグ
12 ゲート抵抗
13 基準電圧源
14 レベルシフト回路
15 タイマー回路
16 自己遮断信号源
17 自己遮断回路
18 オペアンプ
19,25,29,31,36,40,42,43,45,60,61,62、63 MOSFET(MOS)
20 ゲート制御回路
21 電流源回路
22 スイッチ回路
23 パルス発生回路
24,28,30,39,59 DepMOSFET(DepMOS)
26,27,32,33,34,35,37,38,71a,71b,71d 抵抗
41,46,71c,71f インバータ
44,71e コンデンサ
71 リセット回路
72 ラッチ回路
72a,72b,72c,72d NOR回路
C コレクタ端子
E エミッタ端子
G ゲート端子
Ic コレクタ電流
Ilim 電流制限値
Id MOSのドレイン電流
VG ゲート端子の電圧
VGout 出力段IGBTのゲート電圧
VGsns センスIGBTのゲート電圧
Vp パルス信号
Vr 基準電圧源
Vref 基準電圧(Vrをレベルシフトした電圧)
SD 自己遮断信号
Vs センス電圧源
Vsns センス電圧(Vsをレベルシフトした電圧)
Vth しきい値電圧

Claims (5)

  1. 電流制御機能および該電流制御機能の一部である自己遮断機能を備えた半導体装置であって
    異常時に出力段素子に流れる主電流を遮断する機能を有する自己遮断回路と、前記出力段素子にオン信号が入力されている時間が所定時間を超えると前記自己遮断回路に自己遮断動作を開始させるタイマー回路と、該タイマー回路を構成するフリップフロップの信号から所定周期で断続するパルス信号を生成するパルス発生回路と前記自己遮断回路が前記出力段素子に流れる主電流を緩減する時間を設定するコンデンサと、前記パルス発生回路からの前記パルス信号でオン・オフ動作するスイッチ回路と、該スイッチ回路により電流がパルス電流となる電流源回路と、該電流源回路の前記パルス電流で放電する前記コンデンサと、該コンデンサ電圧が基準電圧として入力される比較回路と、該比較回路の出力信号で前記出力段素子のゲート電圧をプルダウンさせるスイッチング素子と、を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 電流制御機能および該電流制御機能の一部である自己遮断機能を備えた半導体装置であって
    駆動信号により主電流をオン・オフ制御する第1の絶縁ゲート型トランジスタと、前記駆動信号によりオン・オフが制御され前記第1の絶縁ゲート型トランジスタとコレクタを共通にする第2の絶縁ゲート型トランジスタと、該第2の絶縁ゲート型トランジスタのエミッタに直列接続されるセンス抵抗と、該センス抵抗の電圧を検出し前記第1の絶縁ゲート型トランジスタに流れる前記主電流を制御する電流制御回路とを備え、
    前記駆動信号が印加され前記第1の絶縁ゲート型トランジスタの第1のゲート電圧および前記第2の絶縁ゲート型トランジスタの第2のゲート電圧のそれぞれを制御するゲート制御回路を備え、
    前記電流制御回路は、前記第1の絶縁ゲート型トランジスタにオン信号が入力されている時間が所定時間を超えると前記自己遮断回路に自己遮断動作を開始させるタイマー回路と、該タイマー回路を構成するフリップフロップの信号から所定周期で断続するパルス信号生成するパルス発生回路と、該パルス発生回路からの前記パルス信号でオン・オフ動作するスイッチ回路と、該スイッチ回路により電流がパルス電流となる電流源回路と、該電流源回路の前記パルス電流により放電するコンデンサと、該コンデンサ電圧が基準電圧として入力される比較回路と、該比較回路の出力信号で前記第1の絶縁ゲート型トランジスタの第1のゲート電圧および前記第2の絶縁ゲート型トランジスタの第2のゲート電圧をそれぞれプルダウンする第3の絶縁ゲート型トランジスタを備え、
    自己遮断時に前記基準電圧を前記パルス電流により緩減し、前記第1の絶縁ゲート型トランジスタに流れる主電流を緩減することを特徴とする半導体装置。
  3. 前記スイッチ回路は、絶縁ゲート型電界効果トランジスタで構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記タイマー回路は、発振器とT型フリップフロップで構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  5. 前記ゲート制御回路は、レベルシフト回路を備え、前記第1および第2の絶縁ゲート電圧に電位差を設定し、前記駆動信号と接地電位間に直列接続される第1の抵抗分圧回路および第2の抵抗分圧回路と、該第2の抵抗分圧回路の出力によりゲート電圧が制御されるMOSFETと第3の抵抗分圧回路が前記駆動信号と 接地電位間で直列接続される可変抵抗回路と、を備えたことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
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