JP5928562B2 - 通信装置、そのプログラム - Google Patents
通信装置、そのプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5928562B2 JP5928562B2 JP2014240171A JP2014240171A JP5928562B2 JP 5928562 B2 JP5928562 B2 JP 5928562B2 JP 2014240171 A JP2014240171 A JP 2014240171A JP 2014240171 A JP2014240171 A JP 2014240171A JP 5928562 B2 JP5928562 B2 JP 5928562B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bandwidth
- communication device
- transmission
- used bandwidth
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
況を判断して、エラー状況に応じてファクシミリの送出レベルを調節するファクシミリ機
器が、下記特許文献1に開示されている。
プログラムを提供することを目的とする。
1の使用帯域幅を取得する手段と、前記通信装置とネットワークを介して接続された他の
通信装置と通信を行う際の送信速度に関して、前記第1の使用帯域幅に応じた情報を用い
てネゴシエーションを行うネゴシエーション手段と、前記ネゴシエーション手段のネゴシ
エーション結果として第2の使用帯域幅を取得する手段と、前記第2の使用帯域幅に関す
る情報に応じて、前記第1の使用帯域幅による送信速度よりも低い送信速度で、データを
前記他の通信装置へ送信する通信手段と、を有することを特徴とする。
帯域幅と前記第2の使用帯域幅を比較する比較手段を有し、前記第2の使用帯域幅に関す
る情報は、前記比較手段の比較結果であることを特徴とする。
第1の使用帯域幅と前記第2の使用帯域幅が同じであると判断した場合は、前記通信手段
は、前記第1の使用帯域幅による送信速度よりも低い送信速度で前記他の通信装置へ前記
データを送信することを特徴とする。
が、前記第2の使用帯域幅が、前記第1の使用帯域幅と異なると判断した場合は、前記通
信手段は、前記第2の使用帯域幅による通信速度で、前記他の通信装置へ前記データを送
信することを特徴とする。
クの保証帯域幅を取得する保証帯域幅取得手段と、前記第1の使用帯域幅と前記保証帯域
幅とを比較する保証帯域幅比較手段とを有し、前記保証帯域幅比較手段が前記第1の使用
帯域幅と前記保証帯域幅とが同じであると判断した場合であって、かつ、前記比較手段が
前記第1の使用帯域幅と前記第2の使用帯域幅が同じであると判断した場合に、前記通信
手段は、前記第1の使用帯域幅による送信速度より低い送信速度で、前記他の通信装置へ
前記データを送信することを特徴とする。
段は、前記第1の使用帯域幅と前記保証帯域幅とが異なると判断した場合には、前記通信
手段は、前記第2の使用帯域幅による送信速度で、前記他の通信装置へ前記データを送信
することを特徴とする。
、前記データを送信する間に、再送となったデータに基づく再送情報を取得する再送情報
取得手段と、を有し、前記他の通信装置へ前記データを送信する前記送信速度は、前記再
送情報に基づくことを特徴とする。
応じた表示情報を表示する表示手段を有することを特徴とする。
帯域幅からあらかじめ設定された割合だけ低下させた帯域幅である調整帯域幅情報を取得
する手段を有し、前記ネゴシエーション手段は、前記第1の使用帯域幅に応じた情報とし
て、前記調整帯域幅情報を用いることを特徴とする。
に、前記ネットワークの保証帯域幅を取得する保証帯域幅取得手段と、前記第1の使用帯
域幅と前記保証帯域幅とを比較する保証帯域幅比較手段とを有し、前記ネゴシエーション
手段は、前記帯域幅比較手段が前記第1の使用帯域幅と前記保証帯域幅とが同じあると判
断した場合に、前記第2の使用帯域幅取得手段は、前記第1の使用帯域幅に応じた情報と
して、前記調整帯域幅情報を用いることを特徴とする。
ョン手段は、前記帯域幅比較手段が前記第1の使用帯域幅と前記保証帯域幅とが異なると
判断した場合に、前記第2の使用帯域幅取得手段は、前記第1の使用帯域幅に応じた情報
として、前記第1の使用帯域幅を用いることを特徴とする。
記通信手段は、複数のパケットに分割して前記データを送信することを特徴とする。
得する手段、前記通信装置とネットワークを介して接続された他の通信装置と通信を行う
際の送信速度に関して、前記第1の使用帯域幅に応じた情報を用いてネゴシエーションを
行うネゴシエーション手段、前記ネゴシエーション手段のネゴシエーション結果として第
2の使用帯域幅を取得する手段、前記第2の使用帯域幅に関する情報に応じて、前記第1
の使用帯域幅による送信速度よりも低い送信速度で、データを前記他の通信装置へ送信す
る通信手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
ン結果に応じて、送信側の通信装置の使用帯域幅による速度よりも低い送信速度で、デー
タを送信し、ネットワークにおける帯域制御等に起因する送信の失敗等を防止する。
幅とが異なる場合には、ネゴシエーション結果による速度でデータを送信し、不必要な送
信速度の低下を防止する。
場合には、ネゴシエーション結果による速度でデータを送信し、不必要な送信速度の低下
を防止する。
信速度を低下する割合を調整する。
、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、第1の実施形態における通信装置を説明するための図である。図1に示すよう
に、本実施の形態における通信装置101は、ネットワーク103を介して、他の通信装
置102に接続される。
いて相手先とデータの送受信を行うネットワークファクシミリ装置であって、より具体的
には、例えば、いわゆるT.38プロトコルに基づきIPファックス通信を行うネットワ
ークファクシミリである。
ットワークをいう。ここで、保証帯域幅とは、当該ネットワーク103の利用契約におい
て決まる値であり、当該ネットワーク103自体の能力を意味し、当該ネットワーク10
3に接続された通信装置がネットワーク103利用時に最大限取り得るパケットの送信速
度である。
し、通信装置101、102間に通信経路を設定し、データを送信する。ここで、通信装
置101、102は、例えば、T.38に規定されている通信プロトコルを適用してデー
タ通信を行う。なお、T.38等の通信手順等については周知であることから、詳細な説
明については省略する。
2に示すように、本実施の形態における通信装置101は、例えば、システム制御部20
1、画像蓄積部202、スキャナ203、プリンタ204、操作/表示部205、画像処
理部206、記憶部207、伝送制御部208、第1の使用帯域幅取得部209、第2の
使用帯域幅取得部210、比較部211、送信速度制御部212、調整レート設定部21
3、ネットワークI/F214を有する。
される。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行するための処理ユニットであり
、通信装置101の各部を制御するとともに、後述する各機能を実現する。なお、当該プ
ログラムは、例えば、ネットワークを介して、ダウンロードされて提供されてもよいし、
または、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な各種の情報記
録媒体によって提供されてもよい。
置102等から受信した画像等を蓄積する。
該解像度は、例えばユーザーにより設定される。
まれた画像等または他の通信装置102等から受信した画像等を印刷する。なお、当該解
像度は、例えばユーザーにより設定される。
ーや液晶表示画面等の画面を有する。具体的には、例えば、ユーザーが、操作キーを用い
て通信先の通信装置102を指定したり、送信する画像の拡大・縮小を指示する等である
。
2等から受信した画像等に関するデータの符号化や復号化、拡大、縮小等の処理を行う。
らの信号を受信するとともに、ネットワーク103に信号やデータを送信する。また、ネ
ットワークI/F214は、信号変換及びプロトコル変換等のインターフェース処理を実
行する。
の使用帯域幅等を記憶する。ここで、使用帯域幅とは、ネットワーク103利用時に通信
装置として最大限取り得るデータの送信速度(単位時間当たりの送信量)をいい、ネット
ワーク103の利用契約における値と同じ値またはネットワーク103の利用契約におけ
る値未満の値として設定される。なお、本実施の形態では、使用帯域幅は、当該通信装置
101の接続されたネットワーク103にて確保される上記保証帯域幅と同じであること
を前提として説明する。
101の使用帯域幅(第1の使用帯域幅)を取得する。なお、当該使用帯域幅は、ネット
ワーク103からDHCP等の通信により取得される構成としてもよい。
の通信装置101との間で種々のデータのやり取りを行うための通信制御処理を行う。具
体的には、例えば、伝送制御部208は、ネットワーク103を介して、取得された通信
装置(送信側)101の使用帯域幅についての情報を付加した呼接続要求を通信装置(受
信側)102へ送信する。そして、伝送制御部208は、ネットワーク103を介して、
当該呼接続要求に対する通信装置(受信側)102からの応答を受信する。また、呼接続
中は、例えば、画像蓄積部202等に蓄積された画像データ等を通信装置(受信側)10
2へ送信する。なお、当該データは、例えば、複数のパケットに分割されて送信される。
また、伝送制御部208のその他の具体的な処理については、後述する。
の使用帯域幅についてのネゴシエーション結果(第2の使用帯域幅)を取得する。なお、
ネゴシエーション結果は、通信装置(送信側)101と通信装置(受信側)102の各使
用帯域幅に基づいて決定される。
して1.0Mbpsを呼接続要求に含めて、通信装置(受信側)102に送信した場合を
用いて下記に説明する。
置(受信側)102は、当該1.0Mbpsをネゴシエーション結果として通信装置(送
信側)101に送信する。つまり、通信装置(受信側)102の使用帯域幅が通信装置(
送信側)101の使用帯域幅と同じ場合には、通信装置(受信側)102は、ネゴシエー
ション結果として、通信装置(受信側)102の自己の使用帯域幅を送信する。なお、当
該ネゴシエーション結果は、上記呼接続要求に対する応答に含められる。
通信装置(受信側)102は、0.5Mbpsをネゴシエーション結果として、送信する
。つまり、通信装置(受信側)102の使用帯域幅が通信装置(送信側)101の使用帯
域幅よりも小さい値を有する場合には、通信装置(受信側)102はネゴシエーション結
果として、自己の使用帯域幅を送信する。
通信装置(受信側)102は、1.0Mbpsをネゴシエーション結果として、送信する
。つまり、通信装置(受信側)102の使用帯域幅が通信装置(送信側)101の使用帯
域幅よりも大きい値を有する場合には、通信装置(受信側)102はネゴシエーション結
果として、送信されてきた使用帯域幅を送信する。
れた自装置内、つまり通信装置(送信側)101に設定された使用帯域幅(第1の使用帯
域幅)とを比較する。
装置(受信側)102へデータを送信するよう制御する。具体的には、上記ネゴシエーシ
ョン結果と上記設定された使用帯域幅とが同じであると判断した場合には、上記調整レー
ト設定部213に設定された割合分使用帯域幅を低下させた送信速度で、データを送信す
るよう伝送制御部208へ指示する。なお、ここで、調整レート設定部213は、使用帯
域幅を低下させる割合を保持し、所定の割合とは、例えば5%や20%等である。
、ネゴシエーション結果も1.0Mbpsである場合であって、調整レートが5%に設定
されている場合、送信速度制御部212は、使用帯域幅1.0Mbpsから5%低下させ
た送信速度である0.95Mbpsでデータを送信するよう伝送制御部208へ指示する
。
合には、ネゴシエーション結果の使用帯域幅による送信速度で、データを送信するよう伝
送制御部208へ指示する。
、ネゴシエーション結果が0.5Mbpsである場合、送信速度制御部212は、ネゴシ
エーション結果の送信速度である0.5Mbpsの送信速度でデータを送信するよう伝送
制御部208へ指示する。
03、プリンタ204、操作/表示部205、画像処理部206、伝送制御部208、第
1の使用帯域幅取得部209は、それぞれ内部バス215に接続され、これら各部は内部
バス215を通じて制御される。
。図3に示すように、まず、通信装置(送信側)101と通信装置(受信側)102で呼
接続を行い、通信装置(受信側)102へのデータの送信速度(使用帯域幅)についてネ
ゴシエーションする(S101)。次に、ネゴシエーション結果に応じた送信速度で、デ
ータを送信する(S102)。その後、呼接続を切断する(S103)。なお、通信装置
(送信側)101のより詳細なフローについては、図4を用いて下記に説明する。
である。
内に設定されている使用帯域幅を取得する(S201)。なお、当該使用帯域幅は、例え
ば、記憶部207に記憶されている。
情報を付加した呼接続要求を通信装置(受信側)102へ送信する(S202)。なお、
使用帯域幅についての情報とは、上述のように、通信装置101がネットワーク103利
用時に通信装置として最大限取り得る送信速度(単位時間当たりの送信量)をいい、ネッ
トワーク103の利用契約における値と同じ値またはネットワーク103の利用契約にお
ける値未満の値として設定される情報である。
(受信側)102からの応答を受信する(S203)。
受諾したか否かを、上記応答結果に基づいて判断する(S204)。そして、受諾しなか
ったと判断した場合には、呼接続を切断して処理を終了する(S212)。
から、使用帯域幅についてのネゴシエーション結果(第2の使用帯域幅)を取得する(S
205)。
び通信装置(受信側)102の通信におけるデータの送信速度として設定する(S206
)。
れた使用帯域幅(第1の使用帯域幅)とを比較する(S207)。
た場合には、送信速度制御部212は、上記第1の使用帯域幅による送信速度から、調整
レート設定部213に設定された所定の割合分低下させた送信速度を、データ送信におけ
る速度として設定する(S208)。なお、この場合、上記第1の使用帯域幅による送信
速度とネゴシエーション結果は同じとなることから、上記第2の使用帯域幅による送信速
度から、調整レート設定部213に設定された所定の割合分低下させた送信速度を、デー
タ送信における速度として設定してもよいことはいうまでもない。
置(受信側)102へデータを送信する(S209)。
幅とが同じであると判断した場合には、上記低下させた使用帯域幅の送信速度で、データ
を送信する。
合には、伝送制御部208は、上記S206で設定された使用帯域幅、つまりネゴシエー
ション結果の使用帯域幅(第2の使用帯域幅)による送信速度で、通信装置(受信側)1
02へデータを送信する。
(S210)、通信装置(送信側)101は、通信装置(受信側)102から呼切断要求
に対する応答を受信する(S211)。そして、呼接続を終了する(S212)。
通信におけるデータの送信速度を、通信装置(送信側)101にあらかじめ設定されてい
る使用帯域幅(第1の使用帯域幅)と、ネゴシエーション結果(第2の使用帯域幅)との
比較結果に応じて調整する。
と判断した場合には、通信装置101の使用帯域幅による速度よりも低い送信速度で、デ
ータを送信し、ネットワーク103における帯域制御に起因する送信の失敗、例えば、通
信装置101の処理がソフトウェアで行われること等により、パケットの送出レートが一
時的に使用帯域幅を超え、結果としてパケットが破棄されること等、を防止する。一方、
使用帯域幅が上記ネゴシエーション結果と異なると判断した場合には、伝送制御部208
は、ネゴシエーション結果の使用帯域幅で、通信装置(受信側)102へデータを送信し
、不必要に通信装置101の使用帯域幅による送信速度よりも低い送信速度でデータを送
信することを防止する。
成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することが
できる構成で置き換えてもよい。また、特許請求の範囲におけるネゴシエーション手段は
、例えば、上記伝送制御部208に相当し、通信手段は、例えば、送信速度制御部212
、伝送制御部208、ネットワークI/F214に相当する。
図5は、本発明の第2の実施形態における通信装置を説明するための図である。本実施
の形態では、主に、通信装置101が、保証帯域幅取得部501及び保証帯域幅比較部5
02を有する点が、上記第1の実施形態と異なる。なお、下記において、上記第1の実施
形態と同様である点については説明を省略する。
幅取得部501及び保証帯域幅比較部502を有する。
証帯域幅を取得する。なお、当該ネットワーク103の保証帯域幅は、例えば、記憶部2
07に保持され、記憶部207から取得される。また、当該ネットワーク103の保証帯
域幅は、ネットワーク103からDHCP等の通信により取得される構成としてもよい。
と上記取得された保証帯域幅とを比較する。当該使用帯域幅と保証帯域幅が異なると判断
した場合は、送信速度制御部212は、ネゴシエーション結果の使用帯域幅による送信速
度で、データを送信するよう設定する。
記ネゴシエーション結果と自装置内、つまり通信装置101に設定された使用帯域幅とを
比較する等、上記第1の実施の形態と同様の処理を行う。したがって、説明を省略する。
帯域幅取得部209は、通信装置(送信側)101、即ち、自装置内に設定されている使
用帯域幅を取得する(S301)。
情報を付加した呼接続要求を通信装置(受信側)102へ送信する(S302)。
(受信側)102からの応答を受信する(S303)。
送信速度を受諾したか否かを、上記応答結果に基づいて判断する(S304)。そして、
受諾しなかったと判断した場合には、呼接続を切断して処理を終了する(S314)。
から、使用帯域幅についてのネゴシエーション結果を取得する(S305)。
信側)101及び通信装置(受信側)102の通信における送信速度として設定する(S
306)。
域幅を取得する(S307)。
使用帯域幅(第1の使用帯域幅)と保証帯域幅とを比較する(S308)。
、比較部211は、上記ネゴシエーション結果と第1の使用帯域幅取得部209で取得さ
れた使用帯域幅(第1の使用帯域幅)とを比較する(S309)。一方、使用帯域幅と保
証帯域幅が異なると判断した場合には、S311へ進む。
場合には、送信速度制御部212は、第1の使用帯域幅による送信速度から調整レート設
定部213に設定された所定の割合分低下させた送信速度を、データ通信における送信速
度として設定する(S310)。
側)102へデータを送信する(S311)。
12)、通信装置(送信側)101は、通信装置(受信側)102から呼切断要求に対す
る応答を受信する(S313)。そして、呼接続を終了する(S314)。
信速度を、通信装置(送信側)101にあらかじめ設定されている使用帯域幅(第1の使
用帯域幅)と、ネゴシエーション結果との比較結果に応じて調整する。具体的には、通信
装置(送信側)101の保証帯域幅と使用帯域幅が同じであり、かつ、ネゴシエーション
結果と通信装置(送信側)101の使用帯域幅が同じである場合に、通信装置(送信側)
101の使用帯域幅による送信速度よりも低下させた送信速度で、データを通信装置(受
信側)102へ送信し、通信装置(送信側)101の保証帯域幅と使用帯域幅が異なる場
合に、上記低下させた送信速度でデータが送信させることを防止する。
成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することが
できる構成で置き換えてもよい。
図7は、本発明の第3の実施形態における通信装置を説明するための図である。本実施
の形態では、主に、送信側の通信装置101が再送情報取得部701を有する点が、上記
第1の実施形態と異なる。なお、上記第1の実施形態と同様である点については説明を省
略する。
を取得する。具体的には、例えば、通信装置101がIPファックスである場合、当該I
Pファックスの1通信において、送信したデータのパケット数と、当該データの送信中に
再送となったパケット数を計数し、その比率(再送発生比率)を再送情報として検出し、
取得する。
、当該関係情報に基づいて調整レートを設定する。具体的には、例えば、図8に示すよう
な再送情報と使用帯域幅の調整レートとの関係情報を表の形式で保持し、既に設定されて
いる調整レートに当該表の値を加算した値を調整レートとして設定する。
発生比率が10%の場合には、図8において、当該10%に対応する調整レートは5%で
あることから、調整レート設定部213は、これらの和、つまり、10%(=5%+5%
)を求め、10%低下させた使用帯域幅を送信速度として設定する。
てもよい。また、当該関係情報は、記憶部207に保持され、調整レート設定部213は
記憶部207から当該関係情報を取得する構成としてもよい。
操作/表示部205に表示させる構成とし、当該表示された再送情報をユーザーが参照す
ることにより、当該調整レートをユーザーが決定し、調整レート設定部213に保持され
る構成としてもよい。
て説明する。なお、下記の説明において、最初の呼接続から呼切断までの処理については
、例えば、使用帯域幅の調整レートが0%に設定されている場合であって、通信装置10
1、102間の送信速度、つまり使用帯域幅についてのネゴシエーション結果が1.0M
bpsとなる場合を想定して説明する。
接続を行い、送信速度をネゴシエーションする(S401)。次に、ネゴシエーション結
果に応じた送信速度で、通信装置(送信側)101は通信装置(受信側)102へデータ
を送信する(S402)。
1の各処理が、ソフトウェアで処理されること等により、データの送信速度が一時的に使
用帯域幅を超え、結果としてパケットが破棄されること等により、通信装置(受信側)1
02にパケットが到達しない場合がある。この場合、到達しなかったパケットは、再送さ
れる。具体的には、例えば、計300パケットを送信する場合において、30パケットが
再送される等である。その後、呼接続が切断される(S403)。なお、上記の例におい
ては、使用帯域幅の調整レートが0%に設定されている場合を想定しているため、上記パ
ケットの送信は1.0Mbpsで送信される。
トが再送される場合は、再送発生比率は、30/300、つまり、10%となる。当該再
送発生率10%について、図8の表を参照すると、この場合における調整レートは、5%
であるので、当該5%が調整レート設定部213に設定される。
信側)102で呼接続を行い、送信速度をネゴシエーションする(S404)。次に、ネ
ゴシエーション結果に応じた送信速度で、パケットを送信する(S405)。このとき、
上記のように、調整レートが5%に設定されているので、当該パケットの送信は、上記1
.0Mbpsから5%低下させた送信速度、つまり、0.95Mbpsの送信速度で行わ
れる。その後、呼接続が切断される(S406)。
間の送信速度を、通信装置(送信側)101の使用帯域幅と、ネゴシエーション結果との
比較に応じて調整し、ネットワーク103における帯域制御に起因する送信の失敗を防止
する。具体的には、データを送信する間に再送となったデータに基づいて使用帯域幅を調
整する。
成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することが
できる構成で置き換えてもよい。
図10は、本発明の第4の実施形態における送信側の通信装置を説明するための図であ
る。第4の実施の形態では、主に、第1の使用帯域幅と第2の使用帯域幅を比較せずに、
第1の使用帯域幅よりも所定の割合分低下させた使用帯域幅に応じた情報を用いて、通信
における送信速度をネゴシエーションする点が第1の実施形態と異なる。なお、上記第1
の実施形態と同様である点については説明を省略する。
についての情報(調整帯域幅情報)を生成する。
もに、当該調整帯域幅情報を付加した呼接続要求を通信装置(受信側)102へ送信する
。そして、伝送制御部208は、ネットワーク103を介して、上記呼接続要求に対する
通信装置(受信側)102からの応答を受信する。
る。
101、即ち、自装置内に設定されている使用帯域幅を取得する(S501)。
である調整帯域幅を生成し保持する(S502)。
(受信側)102へ送信する(S503)。
(受信側)102からの応答を受信する(S504)。
求を受諾したか否かを、上記応答結果に基づいて判断する(S505)。そして、受諾し
なかったと判断した場合には、呼接続を切断して処理を終了する(S511)。
から、送信速度についてのネゴシエーション結果を取得する(S506)。
び通信装置(受信側)102の通信における送信速度として設定する(S507)。
で、通信装置(受信側)102へデータを送信する(S508)。
(S509)、通信装置(送信側)101は、通信装置(受信側)102から呼切断要求
に対する応答を受信する(S510)。そして、呼接続を終了する(S511)。
も所定の割合分低下させた調整帯域幅を用いて、通信における送信速度をネゴシエーショ
ンし、ネットワーク103における帯域制御に起因する送信の失敗等を防止する。また、
第1の実施形態における通信装置101と比べ、比較部211における処理が不要で、通
信装置101の処理がより簡潔になる。
成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することが
できる構成で置き換えてもよい。
図12は、本発明の第5の実施形態における送信側の通信装置を説明するための図であ
る。第5の実施の形態では、主に、保証帯域幅取得部501及び保証帯域幅比較部502
を有する点が第4の実施形態と異なる。なお、上記第4の実施形態と同様である点につい
ては説明を省略する。
、当該保証帯域幅は、記憶部207に記憶されている。
使用帯域幅(第1の使用帯域幅)と上記取得された保証帯域幅とを比較する。
信側)102へ送信する。具体的には、保証帯域幅比較部502が当該使用帯域幅と保証
帯域幅が同じであると判断した場合は、上記第4の実施形態と同様に、調整レート設定部
213が第1の使用帯域幅から所定の割合分低下させた使用帯域幅である調整帯域幅に応
じた情報を付加した呼接続要求を通信装置(受信側)102へ送信する。
は、第1の使用帯域幅についての情報を付加した呼接続要求を通信装置(受信側)102
へ送信する。なお、各部のより詳細な処理については下記の処理フローに基づいて説明す
る。
めの図である。
101、即ち、自装置内に設定されている使用帯域幅を取得する(S601)。
取得する(S602)。
幅と保証帯域幅とを比較する(S603)。
た場合は、上記第4の実施形態と同様に、調整レート設定部213は、第1の使用帯域幅
から所定の割合分低下させた調整帯域幅を生成する(S604)。
S605へ進む。
信側)102へ送信する(S605)。具体的には、上記のように、保証帯域幅比較部5
02が当該使用帯域幅と保証帯域幅が同じであると判断した場合は、調整帯域幅を付加し
た呼接続要求を通信装置(受信側)102へ送信する。一方、保証帯域幅比較部502が
、S501及びS502でそれぞれ取得された使用帯域幅及び保証帯域幅が異なると判断
した場合は、当該S501で取得された使用帯域幅(第1の使用帯域幅)についての情報
を付加した呼接続要求を通信装置(受信側)102へ送信する。
(受信側)102からの応答を受信する(S606)。
かを、上記応答結果に基づいて判断する(S607)。そして、受諾しなかったと判断し
た場合には、呼接続を切断して処理を終了する(S613)。
から、使用帯域幅についてのネゴシエーション結果を取得する(S608)。
び通信装置(受信側)102の通信におけるデータの送信速度として設定する(S609
)。
2へデータを送信する(S610)。
(S611)、通信装置(送信側)101は、通信装置(受信側)102から呼切断要求
に対する応答を受信する(S612)。そして、呼接続を終了する(S613)。
用帯域幅と保証帯域幅が同じであると判断した場合に、通信装置101の使用帯域幅によ
る送信速度よりも所定の割合分低下させた送信速度を用いて、通信における送信速度をネ
ゴシエーションし、ネットワーク103における帯域制御に起因する送信の失敗等を防止
する。また、第2の実施形態における通信装置101と比べ、比較部211における処理
が不要で、通信装置101の処理がより簡潔になる。
形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を
達成することができる構成で置き換えてもよい。また、本発明は、互いに矛盾しない限り
、上記第1乃至第5の実施形態を組み合わせて用いてもよい。
画像蓄積部、203 スキャナ、204 プリンタ、205 操作/表示部、206
画像処理部、207 記憶部、208 伝送制御部、209 第1の使用帯域幅取得部、
210 第2の使用帯域幅取得部、211 比較部、212 送信速度制御部、213
調整レート設定部、214 ネットワークI/F、501 保証帯域幅取得部、502
保証帯域幅比較部、701 再送情報取得部。
Claims (3)
- 通信装置であって、
前記通信装置の使用帯域幅である第1の使用帯域幅を取得する手段と、
前記通信装置が接続されるネットワークの保証帯域幅を取得する保証帯域幅取得手段と、
前記第1の使用帯域幅と前記保証帯域幅とが同じである場合、前記第1の使用帯域幅による送信速度よりも低い送信速度で、データを他の通信装置へ送信する通信手段と、
前記通信装置とネットワークを介して接続された他の通信装置と通信を行う際の送信速度に関して、前記第1の使用帯域幅に基づいてネゴシエーションを行うネゴシエーション手段と、
前記ネゴシエーション手段の前記通信装置の接続要求に対する前記他の通信装置からの応答に基づきネゴシエーション結果として第2の使用帯域幅を取得する手段と、を有し、
前記第1の使用帯域幅と前記保証帯域幅とが同じ場合であって、かつ、前記第1の使用帯域幅と前記第2の使用帯域幅が同じである場合に、前記通信手段は、前記第1の使用帯域幅による送信速度より低い送信速度で、前記他の装置へ前記データを送信する
ことを特徴とする通信装置。 - 前記通信手段は、前記第1の使用帯域幅と前記第2の使用帯域幅が異なる場合は、前記第2の使用帯域幅による通信速度で前記他の装置へ前記データを送信する
ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。 - 通信装置の使用帯域幅である第1の使用帯域幅を取得する手段、
前記通信装置が接続されるネットワークの保証帯域幅を取得する保証帯域幅取得手段、
前記第1の使用帯域幅と前記保証帯域幅とが同じである場合、前記第1の使用帯域幅による送信速度よりも低い送信速度で、データを他の通信装置へ送信する通信手段、
前記通信装置とネットワークを介して接続された他の通信装置と通信を行う際の送信速度に関して、前記第1の使用帯域幅に基づいてネゴシエーションを行うネゴシエーション手段、
前記ネゴシエーション手段の前記通信装置の接続要求に対する前記他の通信装置からの応答に基づきネゴシエーション結果として第2の使用帯域幅を取得する手段としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記第1の使用帯域幅と前記保証帯域幅とが同じ場合であって、かつ、前記第1の使用帯域幅と前記第2の使用帯域幅が同じである場合に、前記通信手段は、前記第1の使用帯域幅による送信速度より低い送信速度で、前記他の装置へ前記データを送信する
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014240171A JP5928562B2 (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | 通信装置、そのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014240171A JP5928562B2 (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | 通信装置、そのプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010137449A Division JP2012004811A (ja) | 2010-06-16 | 2010-06-16 | 通信装置、そのプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015073311A JP2015073311A (ja) | 2015-04-16 |
JP5928562B2 true JP5928562B2 (ja) | 2016-06-01 |
Family
ID=53015348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014240171A Expired - Fee Related JP5928562B2 (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | 通信装置、そのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5928562B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05207058A (ja) * | 1992-01-24 | 1993-08-13 | Fujitsu Ltd | ファクシミリ蓄積交換装置における送信速度指定方式 |
JP3584519B2 (ja) * | 1995-02-22 | 2004-11-04 | 富士ゼロックス株式会社 | ファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置 |
JP2000341342A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Canon Inc | 通信装置および通信方法 |
JP2001189836A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Ricoh Co Ltd | 通信端末装置 |
JP2001218003A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-08-10 | Canon Inc | 画像通信装置 |
-
2014
- 2014-11-27 JP JP2014240171A patent/JP5928562B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015073311A (ja) | 2015-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5376317B2 (ja) | 画像通信装置 | |
US20050009560A1 (en) | Wireless facsimile adapter and system for printer and all-in-one devices and methods using the same | |
JP2017041849A (ja) | 通信装置、その制御方法及びプログラム | |
JP2012004811A (ja) | 通信装置、そのプログラム | |
JP2007019649A (ja) | 通信端末 | |
JP5928562B2 (ja) | 通信装置、そのプログラム | |
US9338315B2 (en) | Image communication apparatus, method, and storage medium for performing image communication and voice communication | |
JP2002141964A (ja) | 送受信方法およびその装置 | |
JP2014027613A (ja) | 映像送信装置、及び映像送信方法 | |
JP2006041845A (ja) | 画像処理装置 | |
JP4808170B2 (ja) | ネットワーク通信端末装置、ネットワーク通信方法、ネットワーク通信プログラム並びに記録媒体 | |
JP5724412B2 (ja) | 通信装置、通信方法及び通信プログラム | |
JP5402586B2 (ja) | 通信装置 | |
JP2013115704A (ja) | 通信装置、その制御方法、および制御プログラム | |
JP2006229714A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013055612A (ja) | 通信装置および通信方法 | |
JP6916529B2 (ja) | デバイスサーバ及びデバイスサーバの制御方法 | |
KR101691019B1 (ko) | 팩시밀리 장치, 그 제어방법 및 기억매체 | |
JP6307197B2 (ja) | ファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP5957943B2 (ja) | 通信装置およびインタネットファクシミリ装置 | |
JP5837164B2 (ja) | 通信装置 | |
JP2024032351A (ja) | ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、及びプログラム | |
JP6061559B2 (ja) | 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP2013165464A (ja) | ファクシミリ装置及びファクシミリ通信方法 | |
JP2009147582A (ja) | 通信端末装置およびその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5928562 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |