JP5928250B2 - 車両用エンジン自動停止装置 - Google Patents

車両用エンジン自動停止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5928250B2
JP5928250B2 JP2012189087A JP2012189087A JP5928250B2 JP 5928250 B2 JP5928250 B2 JP 5928250B2 JP 2012189087 A JP2012189087 A JP 2012189087A JP 2012189087 A JP2012189087 A JP 2012189087A JP 5928250 B2 JP5928250 B2 JP 5928250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving force
engine
automatic
vehicle
actual driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012189087A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014046723A (ja
Inventor
貴洋 阿部
貴洋 阿部
道生 伊藤
道生 伊藤
圭太郎 江角
圭太郎 江角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2012189087A priority Critical patent/JP5928250B2/ja
Publication of JP2014046723A publication Critical patent/JP2014046723A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5928250B2 publication Critical patent/JP5928250B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、エンジンの自動停止および自動再始動を行うようにした車両用エンジン自動停止装置に関するものである。

最近の車両では、燃費向上のために、車両停止時にエンジンを自動停止させるいわゆるアイドルストップを行うものが多くなっている。このエンジン自動停止は、あらかじめ設定された自動停止開始条件が成立したときに実行され、この自動停止開始条件としては、例えば、車速が零であること(車両停止であること)、ブレーキ操作されていること、アクセル操作されていないこと、変速機がニュートラル位置にある等の全ての条件を満足するものとして設定されることが一般的である。
エンジンの自動停止状態から、エンジンを自動再始動するために、あらかじめ自動再始動条件が設定されるが、これは、自動停止開始条件とされたいずれか1つの条件が成立しなかったときとされるのが一般的である(例えばアクセルが踏み込み操作されたときや、ブレーキ操作が解除されたとき)。
車両停止時にエンジンを自動停止させる場合、路面の傾斜が大きいと、車両がずり下がってしまう事態を生じることになる。特許文献1には、エンジンの自動停止時に、自動ブレーキを作動させて車両のずり下がりを防止する一方、エンジンの自動再始動後にエンジン回転数が所定回転数以上となったときに、自動ブレーキを解除することが開示されている。
特許第3635927号公報
ところで、エンジンの自動停止時に自動ブレーキを作動させている状態から、エンジンを自動再始動した際に、運転者の意思に反して車両が急発進してしまうこと(運転者の予期しない車両の飛び出し感を感じさせてしまうこと)は好ましくないものとなる。特許文献1のように、エンジン回転数が所定回転数以上となった時点で自動ブレーキを解除する場合には、車両の急発進を生じやすいものとなり、この点においてなんらかの対策が望まれることになる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、エンジンの自動再始動した際に運転者の意図しない車両の急発進を防止できるようにした車両用エンジン自動停止装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては、基本的に、運転者の操作に基づいて決定される要求駆動力が車両の実際の駆動力以上となったときに、自動ブレーキを解除させるようにしてある。具体的には、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
車両停止時に、自動停止開始条件が成立していることを条件としてエンジンを自動停止し、エンジン自動停止後に自動再始動条件が成立したときにエンジンを自動再始動するようにしたエンジン制御手段と、
運転者の操作に基づく要求駆動力を算出する要求駆動力決定手段と、
車両の実際の駆動力を推定する実駆動力推定手段と、
エンジンの自動停止時に自動ブレーキを作動させる一方、自動ブレーキ解除条件が成立したときに自動ブレーキを解除するブレーキ制御手段と、
を備え、
前記自動ブレーキ解除条件が、前記要求駆動力決定手段により決定される要求駆動力が前記実駆動力推定手段により推定された実駆動力以上になったときとして設定されている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、運転者の意思を反映した要求駆動力が、車両の実駆動力以上となったことを条件として自動ブレーキが解除されるので、エンジンを自動再始動した際に、運転者の意図に反して車両が急発進してしまう事態が防止される。すなわち、実駆動力が運転者の意思を反映した要求駆動力よりも大きいときに自動ブレーキを解除してしまうと、運転者の予期しない車両の飛び出し感を運転者に与えてしまうことになるが、このような事態が防止されることになる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記実駆動力推定手段が、エンジン回転数に基づいて前記実駆動力を推定する、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、実駆動力を、エンジン回転数に基づいて容易かつ精度よく推定する上で好ましいものとなる。
前記要求駆動力決定手段が、アクセル開度に基づいて前記要求駆動力を決定する、ようにしてある(請求項3対応)。この場合、運転者の要求する要求駆動力を、運転者によって操作されるアクセルの開度に基づいて、容易かつ精度よく決定することができる。
前記要求駆動力が所定値以下のときは、前記自動ブレーキ解除条件が、前記実駆動力が所定駆動力範囲内に収束したときとされる、ようにしてある(請求項4対応)。この場合、、要求駆動力が所定値以下のとき、例えばアクセルが踏み込み操作されていないときは、実駆動力が所定駆動力範囲内に収束するまで自動ブレーキを解除しないので、実駆動力が大きな状態で自動ブレーキを解除してしまう事態を防止でき、運転者の意図しない急発進を防止する上で好ましいものとなる。
エンジン回転数が所定のアイドル回転数付近に収束し、かつエンジン回転数の変化率が所定値以下のときに、前記実駆動力が所定駆動力範囲内に収束したとされる、ようにしてある(請求項5対応)。この場合、実駆動力が所定駆動力範囲内に安定したことを、エンジン回転数に基づいて容易かつ精度よく判定することができる。
前記自動ブレーキ解除条件として、前記実駆動力が路面傾斜角に基づいて決定されるずり下がり力よりも大きいという条件がさらに設定されている、ようにしてある(請求項6対応)。この場合、自動ブレーキ解除に起因して車両が不用意にずり下がってしまう事態を防止する上で好ましいものとなる。
前記実駆動力が、エンジン回転数と、自動変速機におけるトルクコンバータのトルク比、容量係数およびギアロスと、自動変速機のギア比と、ファイナルギア比と、に基づいて推定される、ようにしてある(請求項7対応)。この場合、自動変速機を有する車両の場合に、実駆動力をより精度よく推定して、請求項1に対応した効果をより十分に発揮させることができる。
本発明によれば、自動ブレーキが解除された際に、運転者の意図しない車両の急発進を防止することができる。
本発明の一実施形態を示す制御系統図。 アクセルが踏み込み操作されているときの自動ブレーキ解除のタイミングを説明するためのタイムチャート。 アクセルが踏み込み操作されていないときの自動ブレーキ解除のタイミングを説明するためのタイムチャート。 車両のずり下がりを防止するようにした自動ブレーキ解除のタイミングを説明するためのタイムチャート。 本発明の制御例を示すフローチャート。 本発明の制御例を示すフローチャート。
図1において、Uは、マイクロコンピュータを利用して構成されたエンジン制御手段およびブレーキ制御手段としてのコントローラである。このコントローラには、各種センサあるいはスイッチS1〜S6からの信号が入力されて、各種機器類1〜3を制御するようになっている。各種機器類のうち、1は燃料噴射弁であり、2はエンジンのスタータモータへ給電するスタータリレーであり、3は自動ブレーキ用のアクチュエータである。
コントローラUは、車両停止時には、基本的にエンジンを自動停止させるように制御する(燃料噴射弁1からの燃料噴射カット)。また、コントローラUは、エンジン自動停止の後のエンジン自動再始動を、スタータモータ2へ給電してスタータモータを駆動すると共に、燃料噴射弁1からの燃料噴射を再開させることによって行うようになっている。なお、実施形態では、1回の車両停止で、エンジン自動停止は最大で1回のみ行うようになっており、したがってエンジンの自動再始動も最大で1回のみとされている。
前記各センサ類S1〜S6は、エンジンの自動停止や自動再始動の制御およびブレーキの自動制御に必要な信号を検出するものである。センサS1は、車速を検出する車速センサである。スイッチS2は、運転者によってブレーキ操作されたときにONとされるブレーキスイッチである。センサS3は、アクセル開度を検出するアクセルセンサである。センサS4は、自動変速機のレンジ位置を検出するレンジセンサである。センサS5は、路面の傾斜角を検出する傾斜センサである。センサS6はエンジン回転数を検出する回転数センサである。
ここで、エンジンの自動停止と自動再始動の条件例について説明する。なお、実施形態では、変速機がトルクコンバータ付きの自動変速機とされている。まず、エンジンの自動停止を行うための自動停止開始条件は、車速センサS1で検出される車速が0のとき(つまり車両停止時)であることを前提として、ブレーキスイッチS2がONされていること(ブレーキが踏み込み操作されていること)、アクセルセンサS3で検出されるアクセル開度が0であること、センサS4によって検出されるレンジ位置がニュートラルレンジであること、である。上記角条件が全て満足されたときに、エンジンが自動停止される。
エンジンが自動停止されている状態で、ブレーキスイッチS2がOFFになり(運転者によるブレーキ操作の解除)、かつセンサS4によってDレンジ位置が検出されたときに、自動再始動条件が満足されたとして、エンジンが自動再始動される。
コントローラUは、エンジンの自動停止中は、ブレーキアクチュエータ3を制御して、自動ブレーキを作動させる。自動ブレーキの解除のために、実施形態では、次のような条件が設定される。
条件A:アクセルセンサS3で検出されるアクセル開度が0でないときは、例えばアクセル開度に基づいて算出される運転者の要求駆動力が、例えばエンジン回転数に基づいて検出される車両の実駆動力(実際の駆動力)以上になったとき。
条件B:アクセルセンサS3で検出されるアクセル開度が0であるときは、実駆動力が所定の駆動力範囲内(実施形態ではアイドル回転数付近のエンジン回転数に対応した駆動力範囲内)で安定していること。実駆動力は、例えば、回転数センサS6で検出されるエンジン回転数に基づいて推定することができ、例えば、実際のエンジン回転数が、アイドル回転数(例えば650rpm)付近のとき(例えば650±△neの範囲で、△neとしては例えば50rpm〜100rpm)で、かつエンジン回転数の変化率が小さいとき(所定範囲内にあるとき)に、実駆動力が所定駆動力範囲内で安定している(収束している)と判定することができる。
条件C:実駆動力が、路面傾斜に基づく車両のずり下がり力(後方への移動力)以上であること。
エンジンを自動再始動した後の自動ブレーキの解除は、上記条件Aと条件Cとを共に満足したとき、あるいは条件Bと条件Cとを共に満足したときとされる。条件Cを満足することを条件として自動ブレーキが解除されるので、自動ブレーキ解除に伴って車両がずり下がってしまう事態が防止されることになる。
また、条件Aを満足することにより、運転者の意図しない車両の急発進が防止されることになる。なお、車両が急発進しても、それは、運転者の要求駆動力に基づくものであり、運転者が意図した急発進となるので、問題のないものとなる。さらに、条件Bを満足するときは、自動ブレーキが解除されたときにクリープ現象によって車両が徐々に前進する程度であり、問題のないものとなる。
なお、実駆動力を精度よく推定するために、次のような演算を行うようにしてもよい。すなわち、エンジン回転数に基づくエンジン発生トルクつまり自動変速機の入力軸トルクを推定する。そして、車両の実駆動力を次式に基づいて算出すればよい。なお、トルク比=出力軸トルク/入力軸トルクであり、ne=エンジン回転数であり、容量係数=入力軸トルク/入力軸回転数2(2乗)である。
実駆動力=(トルク比×容量係数×ne2(2乗)×10−6(マイナス6乗)−ギアロス)×変速機ギア比×ファイナルギア比
エンジン自動再始動のときの変速段(変速機ギア比)は1速で既知であり、ファイナルギア比は一定で既知であり、エンジンの発生トルクはエンジン回転数に比例し、トルク比および容量係数、ギアロス(抵抗力)はほぼ一定とみることができるので、実駆動力を、前述のようにエンジン回転数に基づいて推定することが可能であり、エンジン回転数のみに基づいて実駆動力を推定しても、かなり精度よく実駆動力を推定することができる。
図2は、前記条件Aを満足したときに自動ブレーキを解除するときのタイムチャートを示す。すなわち、運転者による要求駆動力がα1あるいはα2で示され、車両の実駆動力がδで示される。要求駆動力がα1のように変化した場合は、α1に基づく要求駆動力が実駆動力δになったt12時点で自動ブレーキが解除(OFF)される。また、要求駆動力がα2のように変化した場合は、α2に基づく要求駆動力が実駆動力δになったt11時点で自動ブレーキが解除(OFF)される。
図3は、前記条件Bを満足したときに自動ブレーキを解除するときのタイムチャートを示す。すなわち、運転者による要求駆動力はアクセルOFFなので0である。そして、アイドル回転数(に対応したクリープ走行時での駆動力)を中心として、上下に若干の許容回転数幅(許容駆動力変化幅)が設定されて、この許容回転数範囲が所定駆動力範囲とされる。
β1の場合は、エンジン自動再始動によってエンジン回転数が一旦大きく吹き上がって、許容回転幅を大きく超えるが、やがて回転数が徐々に低下され、低下過程にあるエンジン回転数が許容回転数幅の上限値以下になり、かつエンジン回転数の変化率も所定値以下に安定したt2時点で、自動ブレーキが解除される。
一方、β2で示す場合は、エンジン自動再始動によって回転数が上昇するが、許容回転数範囲を超えることなく、許容回転数範囲内にあり、エンジン回転数の変化率が所定値以下に安定したt1時点で、自動ブレーキが解除される。
図4は、車両のずり下がり防止を考慮した自動ブレーキの解除タイミングが示される。すなわち、X1は、路面の傾斜角が大きい場合に対応した大きいずり下がり力を示し、X2は、路面の傾斜が小さい場合に対応した小さいずり下がり力を示す。小さなずり下がり力X2のときは、実駆動力γがX2以上となったt21時点で、自動ブレーキが解除される。また、大きなずり下がり力X1のときは、実駆動力γがX1以上となったt22時点で、自動ブレーキが解除される。なお、ずり下がり力は、傾斜センサS5で検出された路面傾斜角に基づいて算出される。
図2〜図4は、前述した条件A〜条件C単独の場合を示しているが、前述のように、実施形態では、条件Aかつ条件Cを満足したとき、あるいは条件Bかつ条件Cを満足したときに自動ブレーキを解除するようになっている。つまり、条件Aかつ条件Cを満足したときに自動ブレーキを解除するのは、図2において自動ブレーキOFFとなりかつ図4における自動ブレーキOFFとなったタイミングでもって始めて自動ブレーキが解除されることになる。
同様に、条件Bかつ条件Cを満足したときに自動ブレーキを解除するのは、図3において自動ブレーキOFFとなりかつ図4における自動ブレーキOFFとなったタイミングでもって始めて自動ブレーキが解除されることになる。
次に、図5,図6のフローチャートを参照しつつ、エンジンの自動停止および自動再始動の制御と自動ブレーキの作動、解除の制御例について説明する。なお、以下の説明でQはステップを示す。
まず、図5のQ1において、各種センサ類S1〜S6からの信号が入力される。この後、Q2において、フラグが0であるか否かが判別される。このフラグは、1のときがエンジンの自動停止実行中であることを示し、当初は0にイニシャライズされている。
当初は、Q2の判別でYESとなり、このときは、Q3において、自動停止条件が成立しているか否かが判別される。このQ3の判別でYESのときは、Q4において、エンジンが自動停止される(燃料カット)。この後、Q5において、自動停止中であることを示すべく、フラグが1にセットされる。この後、Q6において、自動ブレーキが作動される。
Q6の後、Q1に戻るが、その後のQ2においては、フラグが1にセットされているので、Q2の判別でNOのとなる。このときは、Q7において、自動停止解除条件が成立したか否かが判別される。このQ7での判別は、実施形態では、運転者によるブレーキ操作が解除され、かつ自動変速機のレンジ位置がDレンジ位置にあるか否かの判別とされる。このQ7の判別でNOのときは、Q1に戻り、自動停止が実行され続ける(自動ブレーキも作動されたまま)。
Q7の判別でYESのときは、Q8において、エンジンが自動再始動される(スタータモータ駆動と燃料噴射再開)。この後、Q9において、フラグが0にリセットされる。引き続き、Q10において、自動ブレーキが作動中であるか否かが判別される。このQ10の判別でNOのときはそのままリターンされる。また、Q10の判別でYESのときは、後述するQ11において、自動ブレーキ解除のための制御が実行される。
前記Q11の詳細が、図6に示される。すなわち、図6のQ21において、アクセルがONされているか否かが判別される。このQ21の判別でNOのときは、Q22において、エンジン回転数が、所定のアイドル回転数付近にあるか否か(例えば650rpm±50rpm)が判別される。このQ22の判別でYESのときは、Q23において、エンジン回転数の変化率が所定量以下の小さいときであるか否かが判別される。このQ23の判別でYESのときは、路面傾斜角に基づいて、車両のずり下がり力が算出される。この後、Q25において、車両の実駆動力がQ24で算出されたずり下がり力以上であるか否かが判別される。このQ25の判別でYESのときは、Q26において、自動ブレーキが解除される。
前記Q22の判別でNOのとき、Q23の判別でNOのときあるいはQ25の判別でNOのときは、それぞれリターンされる(自動ブレーキの作動継続)。
前記Q21の判別でYESのときは、Q27において、アクセル開度に基づいて、運転者の要求駆動力が算出される。この後、Q28において、車両の実駆動力が算出される。そして、Q29において、Q27で算出された要求駆動力がQ28で算出された実駆動力以上であるか否かが判別される。このQ29の判別でYESのときは、Q24に移行される。また、Q29の判別でNOのときは、リターンされる(自動ブレーキの作動継続)。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。自動停止開始条件や自動停止解除条件は実施形態に限定されるものではなく、適宜設定できるものである。条件Cを考慮することなく、条件Aのみを満足したときあるいは条件Bを満足したときにそれぞれ、自動ブレーキを解除するようにしてもよい。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明はアイドルストップを行う車両に適用して好適である。
U:コントローラ(制御手段)
S1:車速センサ
S2:ブレーキセンサ
S3:アクセルセンサ
S4:レンジ位置センサ
S5:傾斜センサ
S6:エンジン回転数センサ
1:燃料噴射弁
2:スタータリレー
3:ブレーキアクチュエータ(自動ブレーキ用)

Claims (7)

  1. 車両停止時に、自動停止開始条件が成立していることを条件としてエンジンを自動停止し、エンジン自動停止後に自動再始動条件が成立したときにエンジンを自動再始動するようにしたエンジン制御手段と、
    運転者の操作に基づく要求駆動力を算出する要求駆動力決定手段と、
    車両の実際の駆動力を推定する実駆動力推定手段と、
    エンジンの自動停止時に自動ブレーキを作動させる一方、自動ブレーキ解除条件が成立したときに自動ブレーキを解除するブレーキ制御手段と、
    を備え、
    前記自動ブレーキ解除条件が、前記要求駆動力決定手段により決定される要求駆動力が前記実駆動力推定手段により推定された実駆動力以上になったときとして設定されている、
    ことを特徴とする車両用エンジン自動停止装置。
  2. 請求項1において、
    前記実駆動力推定手段が、エンジン回転数に基づいて前記実駆動力を推定する、ことを特徴とする車両用エンジン自動停止装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記要求駆動力決定手段が、アクセル開度に基づいて前記要求駆動力を決定する、ことを特徴とする車両用エンジン自動停止装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
    前記要求駆動力が所定値以下のときは、前記自動ブレーキ解除条件が、前記実駆動力が所定駆動力範囲内に収束したときとされる、ことを特徴とする車両用エンジン自動停止装置。
  5. 請求項4において、
    エンジン回転数が所定のアイドル回転数付近に収束し、かつエンジン回転数の変化率が所定値以下のときに、前記実駆動力が所定駆動力範囲内に収束したとされる、ことを特徴とする車両用エンジン自動停止装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
    前記自動ブレーキ解除条件として、前記実駆動力が路面傾斜角に基づいて決定されるずり下がり力よりも大きいという条件がさらに設定されている、ことを特徴とする車両用エンジン自動停止装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
    前記実駆動力が、エンジン回転数と、自動変速機におけるトルクコンバータのトルク比、容量係数およびギアロスと、自動変速機のギア比と、ファイナルギア比と、に基づいて推定される、ことを特徴とする車両用エンジン自動停止装置。
JP2012189087A 2012-08-29 2012-08-29 車両用エンジン自動停止装置 Active JP5928250B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012189087A JP5928250B2 (ja) 2012-08-29 2012-08-29 車両用エンジン自動停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012189087A JP5928250B2 (ja) 2012-08-29 2012-08-29 車両用エンジン自動停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014046723A JP2014046723A (ja) 2014-03-17
JP5928250B2 true JP5928250B2 (ja) 2016-06-01

Family

ID=50606832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012189087A Active JP5928250B2 (ja) 2012-08-29 2012-08-29 車両用エンジン自動停止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5928250B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63251357A (ja) * 1987-04-07 1988-10-18 Isuzu Motors Ltd 制動力保持装置
JP3635927B2 (ja) * 1998-06-19 2005-04-06 株式会社デンソー 車両におけるエンジン自動停止・始動装置
JP5518498B2 (ja) * 2010-01-18 2014-06-11 ダイハツ工業株式会社 アイドルストップ車の制御装置
JP2012016987A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Nissan Motor Co Ltd 運転操作支援装置、運転操作支援方法
JP2012035773A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Denso Corp パーキングブレーキ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014046723A (ja) 2014-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107618354B (zh) 用于混合动力车辆的换挡控制方法
JP6129524B2 (ja) 車両のクラッチ制御方法
JP5839115B2 (ja) 車両の発進クラッチ制御装置
JP5531915B2 (ja) 車両制御装置
JP2002225590A (ja) 車両の走行制御装置
JP5488713B2 (ja) 電動車両の制御装置
US9043117B2 (en) Driver assistance system in a motor vehicle comprising a speed limiting function
WO2017183519A1 (ja) 車両制御装置
KR20160039281A (ko) 감속 과정 중에 내연기관을 연결하기 위한 방법 및 장치
JP2009292419A (ja) 車両の駆動制御装置及び方法
JPWO2013057837A1 (ja) 車両制御装置
GB2565995A (en) A Start-stop system
JP2010247773A (ja) 惰行制御装置
US20150353086A1 (en) Control device for vehicle and control method for vehicle
JP4539428B2 (ja) 車両におけるアクセルペダル操作量に対する応答性補正
JP5655635B2 (ja) クリープ車速制御装置
KR101714239B1 (ko) 차량용 클러치 제어방법
JP5928250B2 (ja) 車両用エンジン自動停止装置
JP5936572B2 (ja) 車両制御装置
JP5994550B2 (ja) 車両の発進クラッチ制御装置
JP5704339B2 (ja) 車両の微動制御装置
JP5195559B2 (ja) 車両の制御装置
JP6197818B2 (ja) 車両の制御装置
JP6965866B2 (ja) 車両の制御装置
GB2516651A (en) A method of controlling the stopping and starting of an engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160411

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5928250

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150