JP5927796B2 - 紙箱 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を収納する紙箱に関し、箱の一部分を開封除去して収納物の陳列用紙箱として利用可能な紙箱であって、特に、縦、横両方向に開封ならびに陳列が可能な構造を有する紙箱に関する。
小売店において、商品を陳列するための専用のトレーや箱を準備しておき、商品の形状や向きに応じて、展示効果を考慮しながら陳列することが一般に行われている。この場合、商品の種類に応じて、さまざまなトレーや箱を用意する必要がある。
一方、個別包装袋あるいは個別包装箱が複数収納された外箱を、店頭においてそのまま陳列用の容器として利用することも、従来より一般的に行われている。
かつては、店頭において、外箱の段ボールケースをカッターナイフで切り開いて陳列用トレーを作る作業が行われたりしたが、近年においては、利便性や安全性の観点から、外箱に予め開封帯などを設けておき、手で引き裂くだけで、開封とトレーの作成が同時に行えるような外箱も多く見受けられるようになってきた。
一方、収納物の形状によっては、横方向でも縦方向でも陳列可能であり、売場の状況に応じて、陳列方向の縦横を選択できると都合の良い場合がある。
縦横両方向に開封可能な紙箱の例として特許文献1に記載された縦横開封可能の陳列箱を挙げることができる。この陳列箱は、胴部と底部とを有する紙製容器の胴部を廻るように形成した横方向のジッパと、これに交差する状態で、天部と底部を含む面に跨って縦ジッパを形成し、ジッパの交差部に各ジッパの切れ線の延長上に位置して2本の平行なミシン目を互い違いに刻設したことを特徴とする縦、横開封可能の陳列箱である。
しかしながら、特許文献1に記載された陳列箱は、単に外箱を水平または垂直に切断しただけの単純な構造であり、展示効果の点において満足できるものではなかった。
一方、紙箱の構造として、オートボトム方式またはワンタッチ方式と呼ばれる、底面の一部を予め接着して折畳んでおき、使用に際しては、ブランクを引き起すだけで自動的に底面が形成される構造が知られている。(特許文献2、3、4参照)
オートボトム構造の箱は、充填時に底面を糊付けによって組立てる必要がないため、充填工程を簡略化でき、このため広く用いられるようになっている。
特許文献1に記載された陳列箱は、通常の底面構造を有する箱であり、ワンタッチで組立てることはできない。一方、特許文献2〜4に記載されたようなオートボトム構造の箱に、特許文献1に記載されたような縦、横2方向の開封用ジッパを設けた場合、縦置きで用いるために、底面を2分するようにジッパで切断すると、底面のロックが外れてしまうという問題があった。
特開平10-86936号公報 特開2002-347758号公報 実開昭62-113015号公報 実開昭62-113016号公報
本発明の解決しようとする課題は、オートボトム構造の箱でありながら、縦方向横方向の両方向に開封および陳列が可能であり、しかも展示効果にも優れた紙箱を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、第1側面板(41)、前面板(21)、第2側面板(51)、背面板(31)を折り線を介して順次連設し、糊代(33)によって接着して胴部(2)を形成し、前記各板から折り線を介してそれぞれ第1底面フラップ(13)、第1底面板(11)、第2底面フラップ(14)、第2底面板(12)を連設し、背面板(31)から折り線を介して天面板(61)、前垂れ(71)を順次連設し、第1底面板(11)から折り線を介して連設した第1接着片(15)と第1底面フラップ(13)を、また第2底面板(12)から折り線を介して連設した第2接着片(16)と第2底面フラップ(14)をそれぞれ接着し、胴部内側に折込んで、形成したブランクを引き起すことにより、第1底面板(11)に連設したオートロック用第1舌片(17)と第2底面板(12)に連設したオートロック用第2舌片(18)とが引っ掛かって底面が形成されるオートボトム式紙箱であって、前記前垂れ(71)の先端に設けた前垂れ固定片(72)を前面板(21)に固定することにより、紙箱を封緘し、開封時には、前記前垂れ固定片(72)の付け根部分に設けた横開き用ジッパー(81)を開封することによって、紙箱を横方向に開封および展示可能であり、また前記前面板(21)および第1底面板(11)に設けた縦開き用ジッパー(82)および、前記前垂れ(71)、天面板(61)、背面板(31)および第2底面板(12)に設けた縦開き用ジッパー(83)または、縦開き用ミシン目線(84)を開封することによって、紙箱を縦方向に開封および展示可能であり、縦方向に開封した時に、前記オートロック用第1舌片および第2舌片の係合点(19)は、少なくとも紙箱に残留する部位に設けたことを特徴とする紙箱である。
また、請求項2に記載の発明は、記天面板(61)の中央部に山折りまたは谷折り可能な天面板折り線(62)が設けられ、前記背面板(31)に前垂れ差し込み用切込み(32)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の紙箱である。
また、請求項3に記載の発明は、記前面板(21)に前面窓用ミシン目線(22)と、山折りまたは谷折り可能な前看板用折り線(24)と、前看板固定用舌片(25)と、切込み(26)とが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の紙箱である。
本発明に係る紙箱は、オートボトム構造を有するワンタッチ式紙箱でありながら、横方向(水平方向)にも縦方向(垂直方向)にも開封および展示することが可能である。このため、箱の組立てと内容物の充填が容易であるというオートボトム構造の特徴を生かしながら、使用時には、展示スペースの状態に合わせて横方向にも縦方向にも開封および展示が可能であるため、極めて利便性が高い紙箱となった。
本発明に係る紙箱(1)は、天面板(61)の先端に前垂れ(71)を延設し、さらに
前垂れの先端に延設した前垂れ固定片(72)を前面板(21)に固定することによって紙箱を封緘するようにしたので、横開きの場合には、前垂れ固定片(72)の付け根部分に設けた横開き用ジッパー(81)を開封するという簡単な操作で開封することができる。
縦開きにする場合には、紙箱を縦方向に一周する縦開き用ジッパー等(82〜84)を切り開く必要があるが、その開始位置は前垂れ(71)および前面板(21)であって、箱の正面に集中しており、異なる2方向であったり、底面等の見えない場所であったりしないため、操作が直感的に分り易いという特長がある。
また縦開きにした場合、底面部のオートロック用第1舌片(17)および第2舌片(18)の係合点(19)は、少なくとも紙箱に残留するようにしたため、底面部がばらばらになり難いという特長がある。
また本発明の請求項2に係る紙箱においては、前記天面板(61)の中央部に山折りまたは谷折り可能な天面板折り線(62)が設けられ、前記背面板(31)に前垂れ差し込み用切込み(32)が設けられているので、天面板(61)を、天面板の中央部に設けた天面板折り線(62)に沿って山折りまたは谷折りして、前垂れ(71)の先端を背面板(31)に設けた前垂れ差し込み用切込み(32)に差し込んで固定することにより、展示用表示板である後看板(63)を形成でき、簡単な操作で展示用看板を形成することができる。
この際に、天面板折り線(62)を山折りした場合には、天面板(61)の外側面が看板面となるので、通常箱の外面に対して施される印刷を看板面の表示にそのまま利用できるという長所がある。一方、天面板折り線(62)を谷折りした場合には、天面板(61)の内側面が看板面となるので、箱の内面に印刷を行っておく必要が生じるが、この場合には後看板を形成するために、前垂れの先端を前垂れ差し込み用切込みに差し込む操作を行うに当って、箱の内容物を一旦取り出す手間がかからないという長所がある。
また本発明の請求項3に係る紙箱においては、前記前面板(21)に、前面窓用ミシン目線(22)と、山折りまたは谷折り可能な前看板用折り線(24)と、前看板固定用舌片(25)と、切込み(26)とが設けられているので、前面板(21)に設けた前面窓用ミシン目線(22)を切り開き、前面板窓部を前看板用折り線(24)に沿って山折りまたは谷折りして、前看板固定用舌片(25)を切込み(26)に差し込んで固定することにより、展示用表示板である前看板(23)を形成でき、簡単な操作で展示用看板を形成することができる。
この際に、前看板用折り線(24)を山折りするか谷折りするかは、後看板(63)の場合と同様に、目的とする展示効果によって前面板窓部の表面側を利用するか、裏面側を利用するか、いずれにも選択することができる。
また前面板用ミシン目線(22)に沿って、窓部をすべて切り取り、内容物である商品を展示するための大きな前面窓として利用することもできる。
図1は、本発明に係る紙箱の一実施態様を示した正面側斜視図である。 図2は、図1に示した紙箱を横方向に開封して、後看板を形成した状態を示した斜視図である。 図3は、図1に示した紙箱を縦方向に開封しようとする状態を示した背面側斜視図である。 図4は、図3に示した状態の紙箱から、紙箱の上部を開封、除去し、縦方向に展示した状態を示した斜視図である。 図5は、図1〜4に示した紙箱のブランクを示した平面模式図である。 図6は、本発明に係る紙箱の他の実施態様を示した斜視図である。 図7は、図6に示した紙箱を横方向に開封して、前看板および後看板を形成した状態を示した斜視図である。 図8は、図6に示した紙箱を縦方向に開封しようとする状態を示した斜視図である。 図9は、図8に示した状態の紙箱から、紙箱の上部を開封、除去し、縦方向に展示した状態を示した斜視図である。 図10は、図6〜9に示した紙箱のブランクを示した平面模式図である。
以下図面を参照しながら、本発明に係る紙箱について詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明に係る紙箱(1)の一実施態様を示した図であり、図1は、未開封の状態の正面側斜視図であり、図2は、これを横方向に開封して展示した状態を示した斜視図である。図3は、図1に示した紙箱を縦方向に開封しようとする状態を示した背面側斜視図であり、図4は、図3の状態から、紙箱の上部を開封、除去し、縦方向に展示した状態を示した斜視図である。また図5は、紙箱のブランクを示した平面模式図である。以下これらの図を参照しながら、説明する。
本発明に係る紙箱(1)は、第1側面板(41)、前面板(21)、第2側面板(51)、背面板(31)、糊代(33)を折り線を介して順次連設し、前記各板から折り線を介してそれぞれ第1底面フラップ(13)、第1底面板(11)、第2底面フラップ(14)、第2底面板(12)を連設し、背面板(31)から折り線を介して天面板(61)、前垂れ(71)を順次連設してなる。
本発明に係る紙箱(1)は、糊代(33)を第1側面板(41)に接着して胴部(2)を形成し、第1底面板(11)から折り線を介して連設した第1接着片(15)と第1底面フラップ(13)を、また第2底面板(12)から折り線を介して連設した第2接着片(16)と第2底面フラップ(14)をそれぞれ接着し、胴部内側に折込んで、形成したブランクを引き起すことにより、第1底面板(11)に連設したオートロック用第1舌片(17)と第2底面板(12)に連設したオートロック用第2舌片(18)とが引っ掛かって底面が形成されるオートボトム式紙箱である。
本発明に係る紙箱(1)は、前垂れ(71)の先端に設けた前垂れ固定片(72)を前面板(21)に固定することにより、紙箱を封緘するものであり、開封時には、図2に示したように、前垂れ固定片(72)の付け根部分に設けた横開き用ジッパー(81)を開封することによって、紙箱を横方向に開封および展示可能である。
なお、前垂れ固定片(72)を前面板に固定する方法としては、通常の接着剤による方法の他、粘着テープによって固定する方法や、切込みに差し込んでロックする方法あるいは、これらの併用等を任意に選択することができ、特に制約されるものではない。
この実施態様においては、図2に示したように、横方向に開封した紙箱(1)の天面板
(61)を中央に設けられた天面板折り線(62)を山折りすることによって2つに折り、前垂れ(71)の先端を、背面板(31)に設けた前垂れ差し込み用切込み(32)に差し込んで固定することにより、後看板(63)を形成している。
後看板(63)は、図2のように天面板折り線(62)を山折りすることにより、天面板(61)の外側面が看板の表面になるようにすることも出来るし、逆に天面板折り線(62)を谷折りして、天面板(61)の内側面が看板の表面になるようにすることも出来る。
天面板(61)のどちらの面を後看板(63)として利用するかは、目的とする展示効果によって自由に選択できるが、内側面を利用する場合には、内側面にも印刷が必要であるので、用紙の両面に印刷することが必要になる。
この時、天面板(61)の表裏面の印刷内容を異なるものにしておき、2種類の異なる展示内容を選択出来るようにすることも可能である。
前面板(21)に設けた前面窓用ミシン目線(22)を切り取ることにより、前面に窓を設けることもできる。そうする事により、内容物である商品の展示効果を高めることができる。
次に、紙箱(1)を縦方向に開封する場合について説明する。図3に示したように、紙箱(1)の第1側面板(41)が下に、また第2側面板(51)が上になるようにして立て、前面板(21)に設けた縦開き用ジッパー(82)および、前垂れ(71)に設けた縦開き用ジッパー(83)を矢印の方向に開封することによって、図3、図4に示したように、紙箱(1)を縦方向に開封および展示することが可能である。
本発明に係る紙箱(1)においては、図4に示したように、縦方向に開封した時に、オートロック用第1舌片(17)および第2舌片(18)の係合点(19)が、紙箱に残留することを特徴とする。このようにすることにより、底面のロックが外れて底面がばらばらになることを防止することができる。なお、オートロック用舌片(17)、(18)の形状として、通常の場合よりも食込み量が深くなるようにしておくことは、縦方向に開封した際にロックを外れ難くするために好ましい事である。
図5は、図1〜図4に示した紙箱(1)のブランクを示した平面模式図である。
前面板(21)から出発する縦開き用ジッパー(82)と前垂れ(71)から出発する縦開き用ジッパー(83)および横開き用ジッパー(81)それぞれの開封方向が矢印で示してある。
各板の間にある折り線は、殆どすべて切れ目線入りとしてあるために、折り曲げやすくなっており、オートロック式の特徴である容易な引き起し性を実現するのに効果がある。第2底面フラップ(14)は、縦開き用ジッパー(82)との干渉を避けるために通常の形状である第1底面フラップ(13)とは異なる形状となっている。
図6〜図10は、本発明に係る紙箱(1)の他の実施態様を示したものである。
図6は、未開封の状態の正面側斜視図であり、図7は、これを横方向に開封して展示した状態を示した斜視図である。図8は、図6に示した紙箱を縦方向に開封しようとする状態を示した斜視図であり、図9は、図8の状態から、紙箱の上部を開封、除去し、縦方向に展示した状態を示した斜視図である。また図10は、紙箱のブランクを示した平面模式図である。以下重複を避けるため、先の実施態様との相違点を中心に説明する。
この実施態様においては、図6に示したように、前垂れ(71)の長さが長く、前面板(21)の大半を覆い隠すようになっている。また横開き用ジッパー(81)は長くなり、前垂れ(71)の幅の約半分の長さを持っている。また縦開き用ジッパー(83)に替り、縦開き用ミシン目線(84)が採用されている。
図7に示したように、後看板(63)に加えて、前看板(23)が設けられている。この実施態様においては、これらの看板は、図ではいずれも板紙の内側面が看板面になるようになっている。
このように折り込む板の中央の折り線を谷折りして、箱の外側に折り込むようにする場合には、内容物を一旦取り出す必要が無いため、店頭における作業効率は良い。特にこの例のように、前垂れ(71)が長いために、前垂れ差し込み用切込み(32)が箱の深い位置にあるような場合には、顕著である。但し、外側面が看板面になるようにすることも勿論出来る。
図8に示したように、この実施態様においては、先の例の縦開き用ジッパー(83)に替り、縦開き用ミシン目線(84)が用いられている。この例のように、前垂れ(71)が長い場合には、このようにすることにより、縦開き時の開封の開始がやり易くなる。図10に示されたように、縦開き用ミシン目線(84)は、前垂れ(71)を水平に進んだ後、天面板(61)を斜上し、背面板(31)において背面板の上隅から出発したミシン目線と合流して縦開き用ジッパー(83)に移行する。前面板(21)から出発したもう1本の縦開き用ジッパー(82)と底面において出会い、不要部分の切り取りが完了する。
この例においても、縦方向に開封した時に、オートロック用第1舌片(17)および第2舌片(18)の係合点(19)は、紙箱側に残留するため、底面部がばらばらになることはない。
図10に示したように、この例においても、各板の間にある折り線は、殆どすべて切れ目線入りとしてあるために、折り曲げやすくなっている。
またこの例においては、前面板(21)に、前面板固定用舌片(25)が設けられており、窓部を前看板用折り線(24)に沿って折り曲げて、前看板(23)を作る際に、この舌片(25)を切込み(26)に挿入して固定できるようになっている。
以上2つの実施態様について説明してきたが、本発明に係る紙箱は、これらに限定されるものではなく、主旨を逸脱しない限りにおいて、さまざまな実施態様が可能である。紙箱を構成する各板の配置や、糊代の位置等についても特に限定されるものではない。
以下実施例に基づいて、本発明に係る紙箱についてさらに説明する。
坪量310g/mの片面コートボール紙の表面側にオフセット印刷を施し、図5に示した形状のブランクを作成した。糊代(33)を第1側面板(41)の裏面に接着して胴部を形成すると共に、第1底面フラップ(13)と第1接着片(15)を、また第2底面フラップ(14)と第2接着片(16)をそれぞれ接着して底面を形成し、箱の内側に折り込んでサック貼り済カートンブランクとした。
カートンブランクを引き起し、内容物を挿入した後、前垂れ固定片(72)を前面板(21)に接着することにより、紙箱を封緘した。紙箱の寸法は、幅、奥行約16cm、高さ約11cmである。
封緘済紙箱の横開き用ジッパー(81)を開封して図2のような状態とし、そのまま店頭に展示した。なお図では内容物は、省略してある。
同じ封緘済の紙箱を第1側面板(41)が下になるように置き、縦開き用ジッパー(83)を開封した後、縦開き用ジッパー(82)を開封し、図4に示したように縦置きに展示した。同様に内容物は省略してある。底面のオートロックが外れることはなかった。
坪量310g/mの両面カード紙の表裏面にオフセット印刷を施し、図10に示した形状のブランクを作成した。糊代(33)を第1側面板(41)の裏面に接着して胴部を形成すると共に、第1底面フラップ(13)と第1接着片(15)を、また第2底面フラップ(14)と第2接着片(16)をそれぞれ接着して底面を形成し、箱の内側に折り込んでサック貼り済カートンブランクとした。
カートンブランクを引き起し、内容物を挿入した後、前垂れ固定片(72)を前面板(21)に接着することにより、紙箱を封緘した。紙箱の寸法は、幅約14cm、奥行約10cm、高さ約9cmである。
封緘済紙箱の横開き用ジッパー(81)を開封して図7のような状態とし、そのまま店頭に展示した。なお図では内容物は、省略してある。
同じ封緘済の紙箱を第1側面板(41)が下になるように置き、縦開き用ミシン目線(84)を開封した後、縦開き用ジッパー(82)を開封し、図9に示したように縦置きに展示した。同様に内容物は省略してある。底面のオートロックが外れることはなかった。
1・・・紙箱
2・・・胴部
11・・・第1底面板
12・・・第2底面板
13・・・第1底面フラップ
14・・・第2底面フラップ
15・・・第1接着片
16・・・第2接着片
17・・・オートロック用第1舌片
18・・・オートロック用第2舌片
19・・・オートロック用舌片の係合点
21・・・前面板
22・・・前面窓用ミシン目線
23・・・前看板
24・・・前看板用折り線
25・・・前看板固定用舌片
26・・・切込み
31・・・背面板
32・・・前垂れ差し込み用切込み
33・・・糊代
41・・・第1側面板
42・・・第1側面板フラップ
51・・・第2側面板
52・・・第2側面板フラップ
61・・・天面板
62・・・天面板折り線
63・・・後看板
71・・・前垂れ
72・・・前垂れ固定片
81・・・横開き用ジッパー
82・・・縦開き用ジッパー
83・・・縦開き用ジッパー
84・・・縦開き用ミシン目線

Claims (3)

  1. 第1側面板(41)、前面板(21)、第2側面板(51)、背面板(31)を折り線を介して順次連設し、糊代(33)によって接着して胴部(2)を形成し、前記各板から折り線を介してそれぞれ第1底面フラップ(13)、第1底面板(11)、第2底面フラップ(14)、第2底面板(12)を連設し、背面板(31)から折り線を介して天面板(61)、前垂れ(71)を順次連設し、第1底面板(11)から折り線を介して連設した第1接着片(15)と第1底面フラップ(13)を、また第2底面板(12)から折り線を介して連設した第2接着片(16)と第2底面フラップ(14)をそれぞれ接着し、胴部内側に折込んで、形成したブランクを引き起すことにより、第1底面板(11)に連設したオートロック用第1舌片(17)と第2底面板(12)に連設したオートロック用第2舌片(18)とが引っ掛かって底面が形成されるオートボトム式紙箱であって、前記前垂れ(71)の先端に設けた前垂れ固定片(72)を前面板(21)に固定することにより、紙箱を封緘し、開封時には、前記前垂れ固定片(72)の付け根部分に設けた横開き用ジッパー(81)を開封することによって、紙箱を横方向に開封および展示可能であり、また前記前面板(21)および第1底面板(11)に設けた縦開き用ジッパー(82)および、前記前垂れ(71)、天面板(61)、背面板(31)および第2底面板(12)に設けた縦開き用ジッパー(83)または、縦開き用ミシン目線(84)を開封することによって、紙箱を縦方向に開封および展示可能であり、縦方向に開封した時に、前記オートロック用第1舌片および第2舌片の係合点(19)は、少なくとも紙箱に残留する部位に設けたことを特徴とする紙箱。
  2. 記天面板(61)の中央部に山折りまたは谷折り可能な天面板折り線(62)が設けられ、前記背面板(31)に前垂れ差し込み用切込み(32)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の紙箱。
  3. 記前面板(21)に前面窓用ミシン目線(22)と、山折りまたは谷折り可能な前看板用折り線(24)と、前看板固定用舌片(25)と、切込み(26)とが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の紙箱。
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