JP3081627U - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP3081627U
JP3081627U JP2001002812U JP2001002812U JP3081627U JP 3081627 U JP3081627 U JP 3081627U JP 2001002812 U JP2001002812 U JP 2001002812U JP 2001002812 U JP2001002812 U JP 2001002812U JP 3081627 U JP3081627 U JP 3081627U
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JP2001002812U
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稔之 中野
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Otsuka Packaging Industries Co Ltd
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Otsuka Packaging Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 残品が倒れるのを防止できて陳列具としての
機能を十分に発揮することができる包装箱を提供する。 【解決手段】 底面板と両側面板と前後両面板と蓋板と
を備えたシート材を折り曲げて直方体形状に組み立てら
れ、前記直方体形状における上側部分の除去を容易にす
るために除去すべき部分の境界縁部に沿って延びる破断
容易な切離部を備え、扁平な被包装物を前後方向に詰め
た状態で列設して収納し得る包装箱であって、箱内に向
けて折り曲げが可能な係止部を前記側面板に設け、該係
止部によって前記被包装物を係止して該被包装物が倒れ
るのを防止するように構成されたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、被包装物を運搬等するための収納箱として用い且つ陳列箱としても 用いることができる包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に示すように、この種の包装箱100は、蓋板101を切り離すことがで き、被包装物Aを店頭で販売するときは、蓋板101を除去して被包装物Aを取 り出せる開口部102を形成することにより陳列具としても用いられるようにな っている。
【0003】 しかし、自立安定性に欠ける扁平な被包装物A、例えばゼリー状の流動性食品 を充填したパウチ等が包装箱に詰められている場合、被包装物Aが引き抜かれた ときには、図8に示すように、包装箱100に残った被包装物(残品)Aが前後 に倒れてしまうので、残品Aを包装箱100から取り出すのが難しくなり、また 、商品陳列の見栄えが悪くなって商品イメージに悪影響を与えるという問題があ った。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであって、残品が倒れるのを防止で きて陳列具としての機能を十分に発揮することができる包装箱を提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題を解決するために、底面板と両側面板と前後両面板と蓋板 とを備えたシート材を折り曲げて直方体形状に組み立てられ、前記直方体形状に おける上側部分の除去を容易にするために除去すべき部分の境界縁部に沿って延 びる破断容易な切離部を備え、扁平な被包装物を前後方向に詰めた状態で列設し て収納し得る包装箱であって、箱内に向けて折り曲げが可能な係止部を前記側面 板に設け、該係止部によって前記被包装物を係止して該被包装物が倒れるのを防 止するように構成されたことを特徴とする包装箱を提供する。
【0006】 前記係止部を前後方向に適宜間隔をおいて複数設けるのが望ましい。
【0007】 前記係止部は、前記側面板の一部を折曲線と切断線とで囲んで構成されるのが 望ましい。
【0008】 また、前記係止部は、前記側面板の一部を折曲線と切断線と前記切離部とで囲 んで構成されるのが望ましい。
【0009】 前記切離部は、前記両側面板に該側面板の上縁部の後端寄りの位置から前記側 面板の前縁部にかけて斜め方向に形成される第1切離部と、前記両側面板の前記 第1切離部の前端同士を結ぶように前記前面板に形成される第2切離部とから成 り、前記蓋板と前記両側面板及び前記前面板の一部を前記切離部で切り離すこと により、斜め前方に開口する開口部が形成されるように構成されるのが望ましい 。
【0010】 前記係止部は、前記側面板の一部を折曲線と切断線と第1切離部とで囲んで構 成されるのが望ましい。
【0011】 前記折曲線は、前記側面板のうち組立後に垂直辺となる辺部と平行に形成する のが望ましい。
【0012】 前記切離部は、2本のミシン目を並設して帯状に構成されるのが望ましい。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0014】 (第1の実施の形態) 図1乃至図4が本考案の第1の実施の形態を示し、包装箱1は、図1及び図2 に示すように、紙等で形成されたシート材2を折り曲げて直方体(立方体を含む )形状に組み立てられるものであり、該シート材2は、展開状態において折目線 3を介して前面板4、後面板5及び両側面板6,7が連設され、前面板4、後面 板5及び両側面板6,7の組立後に下辺となる辺部からは折目線3を介して底片 8a,8b,8c,8dが連設され、これらの底片8a,8b,8c,8dを組 み合わせて底面板8が形成される。
【0015】 側面板6のうち組立後に上辺となる辺部からは折目線3を介して蓋板9が連設 され、該蓋板9の先端からは折目線3を介してフラップ10が連設され、また、 前面板4及び後面板5の組立後に上辺となる辺部からは折目線3を介してフラッ プ11、12が連設されている。
【0016】 また、側面板6のうち組立後に垂直辺となる辺部からは折目線3を介して糊代 11が連設され、該糊代11は後面板5の縁部に糊付けされる。
【0017】 また、包装箱1は、蓋板9と両側面板6,7及び前面板4の上部が切離部12 によって切り離されるようになっている。切離部12は、両側面板6,7に該両 側面板6,7の上縁部の後端から該側面板6,7の前縁部にかけて斜め方向にそ れぞれ設けられる第1切離部12aと、前面板4に設けられる第2切離部12b とを結んで形成され、第1及び第2の切離部12a,12bはそれぞれ2本のミ シン目12cを並設して帯状に構成されている。
【0018】 したがって、蓋板9と両側面板6,7及び前面板4の上部とを切離部12のミ シン目12cで切り離すことにより、図3に示すように、斜め前方に開口する開 口部13が形成される。切離部12については、蓋板9が除去されるのであれば その位置は特に限定されず、また、開口部13は、自立安定性に欠ける扁平な被 包装物Aが取り出し易く、被包装物Aが顧客の目の止まり易い形状となるのが望 ましい。
【0019】 側面板6,7には被包装物Aが倒れるのを防止するための係止部14が設けら れている。該係止部14は前後方向に一定間隔で第1切離部12aに沿って列設 され、側面板6,7の一部を直線状の折曲線14a(一点鎖線で示す。)とL字 状の切断線14b(実線で示す。)と第1切離部12aとで囲んで構成されてい る。そして、蓋板9を切り離す前は、第1切離部12aの未だ切り離されていな いミシン目12cの存在によって係止部14の折れ曲がりが規制されるので、包 装箱1の運搬中等に係止部14が不用意に折れ曲がることがない。
【0020】 一方、図3のように蓋板9を切り離した後は、ミシン目12cが存在しなくな るので、係止部14を折曲線14aによって包装箱1内に向けて折り曲げること ができる。
【0021】 隣接する係止部14の間隔については、包装箱1内に折り曲げられた隣接する 係止部14間に被包装物Aが少なくとも1個存在するように設定され、図示では 2個の被包装物Aが存在するように設定されている。
【0022】 したがって、被包装物Aが引き抜かれてできる空間を利用して係止部14を包 装箱1内に起こすことにより、残品Aを係止できて残品Aの倒れを防止でき、店 頭の商品管理が容易になる。
【0023】 なお、係止部14の間隔は適宜設計変更できるものである。
【0024】 また、軟質の被包装物A、例えば、飲料等を収納したパウチ等であれば、被包 装物Aが詰まった状態でも、被包装物Aを変形させながら係止部14を折り曲げ ることができる。したがって、被包装物Aが詰まった状態であっても係止部14 を折り曲げて店頭に陳列でき、店頭の商品管理が更に容易になる。
【0025】 後面板5には円弧状のスリット15が設けられ、フラップ12を折目線3で2 つ折りにしてフラップ12の先端をスリット15に差し込むことによりフラップ 12が立てられるようになっている。そして、この立設したフラップ12に宣伝 広告用のラベルを貼るなどして包装箱1の付加価値が高められるようになってい る。
【0026】 (第2の実施の形態) 図5は第2の実施の形態を示し、係止部14は、第1切離部12aから下方に 離れた位置に、直線状の折曲線14aとコ字状のミシン目14cとで囲まれて構 成されており、係止部14を箱内に向けて強い力で押してミシン目を切断した後 、係止部14を箱内に折り曲げるようにする。
【0027】 (第3の実施の形態) 図6は第3の実施の形態を示し、切離部12の第1及び第2の切離部12a, 12bを側面板6,7及び前面板4に上部に水平方向に形成し、蓋板9と前面板 4及び両側面板6,7の一部を切離部12で切り離すことにより、上方に開口す る開口部13が形成されるようになっている。係止部14は、図6のように第2 の実施形態と同様に、第1切離部12aから下方に離れた位置に、側面板6,7 の一部を直線状の折曲線14aとコ字状のミシン目14cとで囲まれて構成され ているが、第1の実施形態のように、側面板6,7の一部を直線状の折曲線14 aとL字状の切断線14bと第1切離部12aとで囲んで構成されるようにして も良い。
【0028】 第2及び第3の実施形態について、第1の実施の形態と同一又は同種の部材に は第1の実施の形態と同一の部材番号を図面に付してその説明を省略する。
【0029】 なお、係止部14の構成は、残品Aを係止できるものであれば特に限定はされ ず、したがって、例えば、係止部14の形状を適宜変更したり、折れ曲がる方向 を斜め方向や図7のように垂直方向にしても良い。
【0030】
【考案の効果】
本考案の包装箱によれば、箱内に向けて折り曲げが可能な係止部を側面板に設 け、該係止部で被包装物を係止して該被包装物が倒れるのを防止できるので、包 装箱の残品を整然と陳列することができ、商品イメージの低下を防止でき、包装 箱からの取り出しも容易となり、販売促進に寄与することができる。
【0031】 また、係止部を前後方向に適宜間隔をおいて複数設けるようにすれば、残品を 1カ所に集めて係止部に係止させなくても、最寄りの係止部に係止できて、商品 管理が容易となる。
【0032】 また、係止部は側面板の一部を折曲線と切断線と切離部とで囲んで構成すれば 、蓋板を切り離した後は切離部が存在しなくなるので、係止部を箱内に向けて容 易に折り曲げることができ、商品の陳列作業が面倒になるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態に係る包装箱を示す展
開図である。
【図2】本考案の第1の実施形態に係る組立状態の包装
箱を示す斜視図である。
【図3】本考案の第1の実施形態に係る包装箱の陳列時
の状態を示す斜視図である。
【図4】本考案の第1の実施形態に係る包装箱の陳列時
の状態を示す斜視図である。
【図5】本考案の第2の実施形態に係る包装箱の陳列時
の状態を示す斜視図である。
【図6】本考案の第3の実施形態に係る包装箱の陳列時
の状態を示す斜視図である。
【図7】本考案の包装箱の係止部の応用例を示す斜視図
である。
【図8】従来の包装箱の陳列時の状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 包装箱 A 被包装物(残品) 2 シート材 3 折目線 4 前面板 5 後面板 6,7 側面板 8 底面板 9 蓋板 12 切離部 12a 第1切離部 12b 第1切離部 12c ミシン目 14 係止部 14a 折曲線 14b 切断線

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面板と両側面板と前後両面板と蓋板と
    を備えたシート材を折り曲げて直方体形状に組み立てら
    れ、前記直方体形状における上側部分の除去を容易にす
    るために除去すべき部分の境界縁部に沿って延びる破断
    容易な切離部を備え、扁平な被包装物を前後方向に詰め
    た状態で列設して収納し得る包装箱であって、 箱内に向けて折り曲げが可能な係止部を前記側面板に設
    け、該係止部によって前記被包装物を係止して該被包装
    物が倒れるのを防止するように構成されたことを特徴と
    する包装箱。
  2. 【請求項2】 前記係止部は、前後方向に適宜間隔をお
    いて複数設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の包装箱。
  3. 【請求項3】 前記係止部は、前記側面板の一部を折曲
    線と切断線とで囲んで構成されたことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の包装箱。
  4. 【請求項4】 前記係止部は、前記側面板の一部を折曲
    線と切断線と前記切離部とで囲んで構成されたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の包装箱。
  5. 【請求項5】 前記切離部は、前記両側面板に該側面板
    の上縁部の後端寄りの位置から前記側面板の前縁部にか
    けて斜め方向に形成される第1切離部と、前記両側面板
    の前記第1切離部の前端同士を結ぶように前記前面板に
    形成される第2切離部とから成り、前記蓋板と前記両側
    面板及び前記前面板の一部を前記切離部で切り離すこと
    により、斜め前方に開口する開口部が形成されるように
    構成されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか
    に記載の包装箱。
  6. 【請求項6】 前記係止部は、前記側面板の一部を折曲
    線と切断線と第1切離部とで囲んで構成されたことを特
    徴とする請求項5に記載の包装箱。
  7. 【請求項7】 前記折曲線は、前記側面板のうち組立後
    に垂直辺となる辺部と平行に形成されたことを特徴とす
    る請求項3から6のいずれかに記載の包装箱。
  8. 【請求項8】 前記切離部は2本のミシン目を並設して
    帯状に構成されたことを特徴とする請求項1から7のい
    ずれかに記載の包装箱。
JP2001002812U 2001-05-09 2001-05-09 包装箱 Expired - Lifetime JP3081627U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010074234A1 (ja) 2008-12-26 2010-07-01 美津濃株式会社 シャトルコック用人工羽根およびバドミントン用シャトルコック
KR101258395B1 (ko) * 2011-03-24 2013-04-25 (주)거성문화 제품 진열 및 적재용 포장용 박스
JP2018193105A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 Fdk株式会社 電池ケース

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WO2010074234A1 (ja) 2008-12-26 2010-07-01 美津濃株式会社 シャトルコック用人工羽根およびバドミントン用シャトルコック
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