JP5927493B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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本発明は、洗浄ノズルより食器類に向けて洗浄水を噴射して食器類を洗浄する食器洗い機に関する。
従来、この種の食器洗い機は、図5に示すように構成されていた。図5は、従来の食器洗い機の側断面図である。以下、その構成について説明する。図5に示すように、従来の食器洗い機1には、内部に洗浄槽2が設けられている。洗浄槽2の底部には排水口3が設けられている。排水口3に連通したポンプ室に洗浄モータ4によって駆動される洗浄ポンプ5が配設されている。洗浄ポンプ5は洗浄水を洗浄槽2の内部に循環させる。まず、洗浄水が排水口3から洗浄ポンプ5に吸い込まれる。その後、洗浄水は洗浄ポンプ5により洗浄ノズル6に供給される。洗浄ノズル6は、洗浄槽2の内底部において回転可能に配設されている。その後、洗浄水は洗浄ノズル6から食器類7に向けて噴射される。最後に、洗浄水は食器類7を洗浄した後、再び排水口3に戻る。このような経路で洗浄水は循環される。
洗浄ノズル6と洗浄槽2の底部との間には、洗浄水および空気を加熱するためのヒータ8が配設されている。制御部9は洗浄水温度検知部10により、洗浄水が所定温度に達したことを検知し、ヒータ8への通電を停止する。また、洗浄ノズル6の上方には、食器類7を収納した食器かご11が設置されている。
食器かご11は、被洗浄物である食器類7を整然と配置することで食器類7に対して洗浄ノズル6から洗浄水を効果的に噴射し、食器類7の洗浄を効率的に行えるように構成されている。
また、洗浄槽2は前方に開口しており、その前面部に、前方に開閉自在な蓋12が取り付けられている。排水ポンプ13は、排水口3から洗浄水を吸い込み、排水ホース14を通して洗浄水を機外に排出する。
洗浄槽2内に溜められる洗浄水は給水ホース15から供給される。洗浄槽2に連通した水位検知部16により所定水位まで洗浄水が供給されたことを検知すると、制御部9は給水弁17を閉じて洗浄水供給を停止する。
乾燥用の送風ファン18は、洗浄槽2内に風を吹き込み、食器類7表面などから発生する水蒸気を蓋12に設けた排気口19より洗浄槽2の外へ排出し、食器類7を乾燥させる。
図6は、従来の食器洗い機の洗浄槽内温度(洗浄水温度、空気温度)および運転状況を示す説明図である。制御部9による運転プログラムと、この場合の洗浄水温度検知部10により検知した洗浄槽2内温度は図6に示すとおりである。
食器洗い機の運転工程は、洗い工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程、乾燥工程の4工程からなる。洗い工程では、給水ホース15から洗浄水を給水後、洗浄ポンプ5とヒータ8を通電し、洗浄水温度が第1の所定温度T2に達するまで運転する。すすぎ工程では、排水ポンプ13により洗浄水を排水した後、新しい洗浄水を洗浄槽2内に溜め、ヒータ8に通電せず洗浄ポンプ5のみの通電で食器類7を所定時間すすぐ動作を2回繰り返す。加熱すすぎ工程では、排水ポンプ13により洗浄水を排水した後、新しい洗浄水を洗浄槽2内に溜め、洗浄ポンプ5とヒータ8を通電する。そして、洗浄水温度が第2の所定温度に達
するまで運転し食器類7をすすぐ。乾燥工程では、排水ポンプ13により洗浄水を排水した後、乾燥用の送風ファン18に通電しながら、ヒータ8へ断続的に通電する運転を所定時間行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−47585号公報
上記のような構成の従来の食器洗い機では、運転プログラムが製造者により運転コースごとに一意に決められていた。よって、従来の食器洗い機は食器類の量の多少や汚れ量の多少にかかわらず同じプログラムで運転されていた。また、従来の食器洗い機は、夜間において使用者が食器洗い機の傍にいない場合においても昼間と同じ運転プログラムで運転されていた。したがって、従来の食器洗い機は、夜間に対応した運転ができず、省エネが図れないという課題を有していた。
本発明は、上述の従来の課題を解決するもので、夜間において使用者が食器洗い機の傍にいない場合においては、運転時間が長くなるものの、洗い工程時の最高温度を低くするなどしてより省エネになるように運転をするよう、自動で切り替えることが可能な食器洗い機を提供することを目的としている。
本発明の食器洗い機は、洗浄水を噴射して被洗浄物を洗浄する食器洗い機である。食器洗い機は、周囲の明るさを測定する照度測定部と、洗い工程および乾燥工程を含む運転内容を制御する制御部と、を有する。制御部は、照度測定部の出力に基づいて周囲の明るさを判定する。そして、制御部は、周囲の明るさが所定値の明るさより暗いと判定した場合と、周囲の明るさが所定値の明るさよりも明るいと判定した場合とで運転内容を切り替える。さらに、洗浄水の濁度を検出する洗浄水濁度検出部を有し、制御部は、洗浄水濁度検出部により検出される洗浄水の濁度に基づいて洗浄条件を調整するとともに、洗浄水濁度検出部は照度測定部を兼用している。
これにより、周囲の明るさを検知することで夜間において使用者が食器洗い機の傍にいない場合なのかどうかを判断し、自動的に夜間に対応した運転に切り替えることができる。その結果、省エネ効果が高く使い勝手の良い食器洗い機を実現することができる。
本発明の食器洗い機は、夜間において使用者が食器洗い機の傍にいない場合に、より適した運転プログラムに自動で切り替え、省エネ効果が高く使い勝手の良い食器洗い機を実現することができる。
本発明の実施の形態1の食器洗い機の側断面図 本発明の実施の形態1の食器洗い機の洗浄水濁度検出部(照度測定部)を示す図 本発明の実施の形態1の食器洗い機の制御構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1の食器洗い機の洗浄槽内温度(洗浄水温度、空気温度)および運転状況を示す説明図 従来の食器洗い機の側断面図 従来の食器洗い機の洗浄槽内温度(洗浄水温度、空気温度)および運転状況を示す説明図
第1の発明の食器洗い機は、洗浄水を噴射して被洗浄物を洗浄する食器洗い機である。食器洗い機は、周囲の明るさを測定する照度測定部と、少なくとも洗い工程または乾燥工程を含む運転内容を制御する制御部と、を有する。制御部は、照度測定部の出力に基づいて周囲の明るさを判定する。そして、制御部は、周囲の明るさが所定値の明るさより暗いと判定した場合と、周囲の明るさが所定値の明るさよりも明るいと判定した場合とで運転内容を切り替える。さらに、洗浄水の濁度を検出する洗浄水濁度検出部を有し、制御部は、洗浄水濁度検出部により検出される洗浄水の濁度に基づいて洗浄条件を調整するとともに、洗浄水濁度検出部は照度測定部を兼用している。これにより、洗浄水の濁度を検出することで、汚れ量に適した運転プログラムになるよう自動で切り替え可能であるとともに、追加構成無しで、周囲の明るさを検知することで夜間において使用者が食器洗い機の傍にいない場合なのかどうかを判断し、自動的に夜間に対応した運転に切り替えることができる。その結果、省エネ効果が高く使い勝手の良い食器洗い機を実現することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、洗浄水の温度を検知する温度検知部と、洗浄水を加熱するヒータと、をさらに有する。制御部は、洗い工程時に温度検知部が検知した洗浄水の温度が所定温度に達するとヒータへの通電を停止する。制御部は、周囲の明るさが所定値の明るさよりも暗いと判定した場合は、周囲の明るさが所定値の明るさよりも明るいと判定した場合より、所定温度を低くするとともに、洗い工程の運転時間を長くする。これにより、夜間において使用者が食器洗い機の傍にいない場合は運転時間が長くなるものの、洗い工程における消費電力量を少なく済ませることができる。その結果、食器洗い機をより省エネに運転することができる。
第3の発明は、特に第1又は第2の発明において、制御部は、乾燥工程時はヒータを断続通電する。制御部は、周囲の明るさが所定値の明るさよりも暗いと判定した場合は、周囲の明るさが所定値の明るさよりも明るいと判定した場合より、ヒータの断続通電における通電時間を短くするとともに、乾燥工程の運転時間を長くする。これにより、夜間において使用者が食器洗い機の傍にいない場合は運転時間が長くなるものの、乾燥工程における消費電力量を少なく済ませることができる。その結果、食器洗い機をより省エネに運転することができる。
の発明は、特に第1〜第3のいずれかの発明において、洗浄水濁度検出部は洗浄水が通過する通水部を挟んで発光素子と受光素子が対向して配置される。制御部は、発光素子を通電しない場合に、受光素子が検出した出力に基づいて周囲の明るさを判定する。これにより、洗浄水濁度検出部の構成を変更せず、制御部の制御のみで、洗浄水濁度検出部に食器洗い機の周囲の明るさを検出させることができる。
以下、本発明の実施の形態1における食器洗い機について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の食器洗い機の側断面図である。図2は、本発明の実施の形態1の食器洗い機の洗浄水濁度検出部(照度測定部)を示す図である。図3は、本発明の実施の形態1の食器洗い機の制御構成を示すブロック図である。図4は、本発明の実施の形態1の食器洗い機の洗浄槽内温度(洗浄水温度、空気温度)および運転状況を示す
説明図である。なお、図5および図6を参照して説明した従来例の食器洗い機と同じ構成要素は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の食器洗い機20には、洗浄槽21内に上下に配置した2個の食器かご11が設けられている。食器かご11に収容した食器類7(被洗浄物)を洗浄するために、回転可能な洗浄ノズル6のほかに、洗浄槽21の背面に固定洗浄ノズル22が設けられている。洗浄ノズル6と固定洗浄ノズル22が、合わせて洗浄水を食器類7に噴射する。
洗浄槽21の底部に排水口3が設けられている。排水口3に連通したポンプ室に洗浄モータ4によって駆動される洗浄ポンプ5が配設されている。洗浄ポンプ5は洗浄水を洗浄槽21の内部に循環させるように構成されている。まず、洗浄水が排水口3から洗浄ポンプ5に吸い込まれる。その後、洗浄水は洗浄ポンプ5により洗浄ノズル6および固定洗浄ノズル22に供給される。洗浄ノズル6は、洗浄槽21の内底部に回転可能に配設されている。固定洗浄ノズル22は背面に設けられている。その後、洗浄水は、これらの洗浄ノズルから食器類7に向けて噴射される。最後に、洗浄水は食器類7を洗浄した後、再び排水口3に戻る。このような経路で洗浄水は循環される。
固定洗浄ノズル22に供給される洗浄水の一部は、接続管23を通して洗浄水濁度検出部24(照度測定部)に導かれている。洗浄水濁度検出部24は洗浄槽21内の上方後部に配設されている。図2に示すように、洗浄水濁度検出部24は通水部26を挟さんで発光素子27と受光素子28が対向して設けられている。通水部26は透光性を有するカバー部25の一部に接続管23からの洗浄水が導かれるように構成されている。受光素子28は通水部26中を流れる洗浄水の濁度が高い場合は出力電圧が低く、洗浄水の濁度が低い場合は出力電圧が高くなるように設定されている。制御部29は、発光素子27への通電を制御するとともに、受光素子28の出力電圧を検出している。
制御部29は、また、洗浄ポンプ5、ヒータ8、排水ポンプ13、給水弁17、送風ファン18等を制御して、使用者により設定された運転コースに応じて、洗い工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程、乾燥工程を実行する。運転コースには、汚れに応じた洗浄強さの他、各工程の組み合わせや、乾燥工程のみなどが含まれる。これらの電気部品の中で、食器洗い機20の消費電力において大きな割合を占めるのがヒータ8である。
洗浄槽21は前方に開口しており、その前面部に、前方に開閉自在な蓋30が取り付けられている。蓋30の上方部の表面の一部31と裏面の一部32は透明部材で構成されている。そのため、食器洗い機20の周囲が明るければ、蓋30の透明部分を通して、食器洗い機20の周囲の光が洗浄槽21内に導かれる。制御部29は、発光素子27に通電中の受光素子28の出力は洗浄水の濁度に関する情報として処理する。制御部29は、発光素子27に通電していないときの受光素子28の出力は食器洗い機20の周囲の照度に関する情報として処理する。
次に、本実施の形態の食器洗い機20の動作、作用を説明する。洗浄ポンプ5、洗浄ノズル6、固定洗浄ノズル22、ヒータ8、洗浄水温度検知部10、排水ポンプ13、水位検知部16、給水弁17、送風ファン18等を使用しての食器洗い機としての基本動作は、従来例の食器洗い機と同様である。以下、従来例の食器洗い機とは相違する、本発明の特徴ある構成に関わる動作、作用について詳細に説明する。
食器洗い機の運転を開始すると、制御部29は発光素子27の通電をしない状態で受光素子28の出力を検出する。制御部29は、受光素子28の検出結果が所定値よりも低い(所定の明るさより暗い)と判断される場合は夜間において使用者が食器洗い機20の傍にいない場合であると判定する。一方、制御部29は、受光素子28の検出結果が所定値
よりも高い(所定の明るさより明るい)と判断される場合は夜間でないか、夜間であっても照明が点灯していて使用者が食器洗い機20の傍にいると判定する。このとき、制御部29は、洗浄水濁度検出部24を照度測定部として兼用、動作させている。
制御部29は、夜間でないか、夜間であっても照明が点灯していて使用者が食器洗い機20の傍にいると判定した場合は、発光素子27に通電して洗浄水濁度検出部24を本来の洗浄水濁度検出部として機能させる。そして、制御部29は、従来の食器洗い機と同様の運転を行い、洗い工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程および乾燥工程を実行する。この場合の洗浄水温度および運転状況の推移は、従来の食器洗い機で示した図6と同じである。
ここで、本実施の形態の食器洗い機20は、従来の食器洗い機に対し、洗浄水濁度検出部24を備えたことにより、制御部29は、洗浄水濁度検出部24により検出される洗浄水の濁度に基づいて洗浄条件を調整することが可能となる。これにより、本実施の形態の食器洗い機20は、食器類7の多寡や汚れ量の多少に応じて給水量を変えたり、分水部を設けて洗浄ノズル6と固定洗浄ノズル22への洗浄水供給比率を変えたり、すすぎ回数を変えたり、乾燥工程におけるヒータ8の通電時間を変えることができる。その結果、本実施の形態の食器洗い機20は、省エネ運転、節水効果の高い運転が可能となる。
一方、制御部29は、夜間において使用者が食器洗い機20の傍にいないと判定した場合は、図4に示すように、洗い工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程および乾燥工程を実行する。このように、夜間であれば食器の洗浄を急ぐ必要はないという考えから、時間の短縮より消費電力を低く抑えることを優先して食器洗い機20を運転する。
制御部29は、洗い工程における洗浄水の最高温度T1を、使用者が食器洗い機20の傍にいると判定した場合の最高温度T2(図6参照)に比べて低く抑える。ここで、最高温度とは制御部29がヒータ8の通電を停止する温度である。さらに、制御部29は、洗い工程の運転時間t1を使用者が食器洗い機20の傍にいると判定した場合の運転時間t2(図6参照)より長くする。これにより、洗い工程におけるヒータ8の通電時間を短くして消費電力量を低く抑えることができ、より省エネの運転ができる。
また、同様に、制御部29は、夜間において使用者が食器洗い機20の傍にいないと判定した場合は、乾燥工程におけるヒータ8の通電時間t3を、使用者が食器洗い機20の傍にいると判定した場合の通電時間t4(図6参照)に比べて短くして乾燥温度を低く抑える。さらに、制御部29は、乾燥工程の運転時間t5を使用者が食器洗い機20の傍にいると判定した場合の運転時間t6(図6参照)より長くする。これにより、乾燥工程における消費電力量を低く抑えることができ、より省エネの運転ができる。
したがって、本実施の形態の食器洗い機20では、夜間において使用者が食器洗い機20の傍にいない場合においては、運転時間が長くなるものの、洗い工程時、乾燥工程時のヒータ8の通電時間を短くする。その結果、消費電力量を低く抑えてより省エネ効果の高い運転をするよう、自動で切り替えることが可能な食器洗い機を実現することができる。
なお、本実施の形態においては、制御部29は発光素子27の通電をしない状態で受光素子28の出力を検出し、検出結果が所定値よりも低い場合は夜間において使用者が食器洗い機20の傍にいない場合であると判定した。しかしながら、逆に受光素子28の検出結果が所定値よりも高い場合は夜間において使用者が食器洗い機20の傍にいない場合であると判定するように、洗浄水濁度検出部(照度測定部)24およびその駆動・通電検出部を構成してもよい。要は、制御部29は発光素子27の通電をしない状態で受光素子28の出力を検出し、検出結果に基づいて周囲の明るさが所定値の明るさより暗いと判断さ
れる場合は夜間において使用者が食器洗い機20の傍にいない場合であると判定するように構成すれば、本発明の効果を得ることが可能である。
また、本実施の形態においては、洗浄水濁度検出部24を用いて、食器洗い機20の周囲の明るさを検出したが、例えば制御部29の中に周囲照度検出部を設けても同様の効果が得られる。また、食器洗い機20の天面に小穴または透明部分を設け、食器洗い機20の周囲の光を洗浄水濁度検出部24のほうへ導くことで、より正確に食器洗い機20の周囲の明るさを検出することができる。
また、本発明は、夜間であれば食器の洗浄を急ぐ必要はないという考えから、時間の短縮より消費電力を低く抑えることを優先して運転するために、周囲照度検出部を設けて夜間の人の在否を判定して自動で運転内容を切り替えるようにした。しかしながら、たとえ夜間において使用者が食器洗い機の傍にいないと判定される条件であっても急ぐ必要がある時は自動の判定を解除する設定を設けてもよい。逆に、使用者が食器洗い機の傍にいると判定される条件でも時間より消費電力を低く抑えることを優先した運転としたりできる設定部を設けてもよい。このようにすれば、使用者にとって運転内容の選択肢が広がり、使い勝手をより向上した食器洗い機を提供することができる。
また、本実施の形態において、制御部は、乾燥工程におけるヒータの通電時間を短くして乾燥温度を低く抑えたが、ヒータへの印加電圧を下げて乾燥温度を低く抑えてもよい。
以上のように、本発明に係る食器洗い機は、食器洗い機の周囲の明るさを測定する照度測定部と、運転内容を制御する制御部を有する。制御部は、照度測定部の出力に基づいて周囲の明るさが所定値より暗いと判定した場合には、夜間において使用者が食器洗い機の傍にいないと判定する。そして、それ以外の場合とで運転内容を自動で切り替えることが可能となるので、家庭内で使用される食器洗い機等として有用である。
5 洗浄ポンプ
6 洗浄ノズル
7 食器類(被洗浄物)
8 ヒータ
10 洗浄水温度検知部
13 排水ポンプ
18 送風ファン
20 食器洗い機
21 洗浄槽
22 固定洗浄ノズル
24 洗浄水濁度検出部
27 発光素子
28 受光素子
29 制御部

Claims (4)

  1. 周囲の明るさを測定する照度測定部と、少なくとも洗い工程または乾燥工程を含む運転内容を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記照度測定部の出力に基づいて前記周囲の明るさを判定し、前記周囲の明るさが所定値の明るさより暗いと判定した場合と、前記周囲の明るさが前記所定値の明るさよりも明るいと判定した場合とで運転内容を切り替えるように構成された、洗浄水を噴射して被洗浄物を洗浄する食器洗い機であって、
    前記洗浄水の濁度を検出する洗浄水濁度検出部をさらに有し、前記制御部は、前記洗浄水濁度検出部により検出される前記洗浄水の濁度に基づいて洗浄条件を調整するとともに、前記洗浄水濁度検出部は前記照度測定部を兼用している食器洗い機。
  2. 前記洗浄水の温度を検知する温度検知部と、前記洗浄水を加熱するヒータと、をさらに有し、前記制御部は、前記洗い工程時に前記温度検知部が検知した前記洗浄水の温度が所定温度に達すると前記ヒータへの通電を停止し、前記周囲の明るさが前記所定値の明るさよりも暗いと判定した場合は、前記周囲の明るさが前記所定値の明るさよりも明るいと判定した場合より、前記所定温度を低くするとともに、前記洗い工程の運転時間を長くする請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 前記洗浄水を加熱するヒータをさらに有し、前記制御部は、前記乾燥工程時は前記ヒータを断続通電し、前記周囲の明るさが前記所定値の明るさよりも暗いと判定した場合は、前記周囲の明るさが前記所定値の明るさよりも明るいと判定した場合より、前記ヒータの断続通電における通電時間を短くするとともに、前記乾燥工程の運転時間を長くする請求項1又は2に記載の食器洗い機。
  4. 前記洗浄水濁度検出部は前記洗浄水が通過する通水部を挟んで発光素子と受光素子が対向して配置され、前記制御部は、前記発光素子を通電しない場合に、前記受光素子が検出した出力に基づいて前記周囲の明るさを判定する請求項1〜3のいずれか一項に記載の食器洗い機。
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