JP5926697B2 - 角形蓄電素子 - Google Patents

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Description

この発明は、角形蓄電素子に関し、より詳細には、電解液が注入される注液口を備える角形蓄電素子に関する。
リチウムイオン等の角形二次電池は、電池缶と、電池缶を密封する電池蓋とにより形成される電池容器内に発電要素が収容され、電解液が注入されている。電解液は、電池蓋に設けられた注液口から電池容器内に注入され、注入後、注液口は封止栓により封止される。封止栓は、通常、レーザ溶接等により注液口の周囲において電池蓋に接合される。
電池蓋に形成される注入口は、注液孔と、注液孔における電池蓋の外面側の端部に設けられた凹部とを有し、封止栓は注液孔に挿入される挿通部と、凹部に挿入される鍔部とを有する。封止栓の鍔部を注入口の凹部に挿入し、レーザ溶接により封止栓の鍔部を電池蓋に接合する。
封止栓と電池蓋との接合をより確実にするために、封止栓の挿通部または鍔部に環状凸部を形成し、注液口の注液孔または凹部に圧入する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−66600号公報
上記特許文献1に記載された発明では、封止栓の挿通部または鍔部に形成された環状凸部を注入口に圧入する方法であるので、圧入時の荷重によりに電池蓋が変形する可能性がある。電池蓋が変形すると、封止栓と電池蓋との溶接不良が発生する。
本発明の角形蓄電素子は、電極群が収容され、電解液が注入された容器と、前記容器の一側面に設けられ注液口と、前記注液口内に圧入され、前記容器の一側面に接合される封止栓と、前記封止栓の外周面または前記注液口の内周面の少なくとも一方に形成された複数の突起部と、を備え、前記突起部は、前記突起部が形成された前記注液口の内周をn等分(nは3以上の整数)した各領域内に1つ以上配置され、かつ、少なくとも1つの前記突起部を起点として、前記突起部が形成された前記注液口の内周を2等分したそれぞれの領域内に1つ以上配置されており前記注液口は、電解液を注入するための注液孔と、前記容器の外面側における前記注液孔の端部外周に設けられた周縁受け部とを有し、前記突起部は、前記注液孔または前記周縁受け部の少なくとも一方の内周側面に形成されている。
また、本発明の角形蓄電素子は、電極群が収容され、電解液が注入された容器と、前記容器の一側面に設けられた注液口と、前記注液口内に圧入され、前記容器の一側面に接合される封止栓と、を備え、前記封止栓は、鍔部と筒状部とを有し、前記鍔部および前記筒状部の少なくとも一方の周側面には複数の突起部が形成され、前記周側面に沿う前記突起部それぞれの長さは、前記周側面に沿う前記突起部間の長さより小さく形成され、前記突起部は、前記突起部が形成された前記封止栓の前記周側面をn等分(nは3以上の整数)した各領域内に1つ以上配置されており、かつ、任意の前記突起部を起点として、前記突起部が形成された前記封止栓の前記周側面を2等分したそれぞれの領域内に1つ以上配置されており、前記封止栓が前記注液口の内周に圧入された状態で、前記封止栓の前記鍔部と前記容器の前記注液口周縁とが接合された溶接部とされている。
本発明によれば、封止栓と注液口とは、複数の突起部において圧入される。換言すれば、圧入部における突起部間が空隙とされている。このため、圧入時の荷重を軽減することができ、容器の一側面における変形を抑制することができる。また、突起部は、突起部が形成された封止栓の外周または注液口の内周をn等分(nは3以上の整数)した各領域内に1つ以上配置され、かつ、少なくとも1つの突起部を起点として、突起部が形成された部材のいずれかの内周を2等分したそれぞれの領域内に1つ以上配置されている。このため、圧入時において、各突起部に作用する反力により、注液口の中心に対する封止栓の偏心を抑制することができる。すなわち、容器の一側面における変形および封止栓の偏心を抑制することが可能となり、封止栓と容器との溶接不良を防止することができる。
本発明に係る角形蓄電素子の一実施の形態としての角形二次電池の外観斜視図。 図1に示された角形二次電池の分解斜視図。 図2に図示された発電要素を、その捲回終端部側を展開した状態の斜視図。 電池蓋の注液口と封止栓との拡大分解斜視図。 (a)は封止栓の断面図、(b)は電池蓋の注液口付近の断面図。 封止栓が電池蓋の注液口に圧入された状態を示す断面図。 図6を上方から観た平面図。 封止栓がセンタリングされるための突起部の配置条件を説明するための平面図。 封止栓がセンタリングされる突起部の配置の変形例1を示す平面図。 封止栓がセンタリングされる突起部の配置の変形例2を示す平面図。 本発明の実施形態2を示す分解斜視図。 本発明の実施形態3を示す分解斜視図。 図12を上方から観た平面図。 本発明の実施形態4を示す分解斜視図。
--実施形態1--
[角形蓄電素子の全体構造]
以下、この発明の角形蓄電素子を図面と共に説明する。
図1は、この発明の角形蓄電素子の一実施の形態としての角形二次電池の外観斜視図であり、図2は、図1に示された角形二次電池の分解斜視図である。以下の説明では、角形二次電池をリチウムイオン角形二次電池として説明する。
図1に示すように、角形二次電池100は、電池缶(容器)101と電池蓋102とから構成される電池容器(容器)103を備えている。電池缶101および電池蓋102の材質は、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金などのアルミニウム系金属である。
電池蓋102は、矩形平板状であって、電池缶101の開口101d(図2参照)を塞ぐように接合されている。つまり、電池蓋102は、電池缶101を封止している。電池蓋102には、正極端子141および負極端子151が配設されている。また、電池蓋102には、ガス排出弁104が設けられている。ガス排出弁104は、プレス加工によって電池蓋102を部分的に薄肉化することで形成されている。ガス排出弁104には、開裂時に大きな開口が形成されるように開裂溝が形成されている。ガス排出弁104は、角形二次電池100が過充電等の異常により発熱して内部にガスが発生し、電池容器103内の圧力が上昇して所定圧力に達したときに開裂して、内部からガスを排出することで電池容器103内の圧力を低減させるためのものである。
電池蓋102には、電池容器103内に電解液を注入するための注液口110(図2参照)が形成されている。注液口110は、封止栓120により封止されている。封止栓120の外周は、注液口110の周囲における電池蓋102の部分に、レーザ溶接等により接合されている。封止栓120による注液口110の封止構造の詳細については後述する。
図2に示すように、電池缶101には発電要素(電極群)170が収容されている。電池缶101は、一対の幅広面101aと一対の幅狭面101bと底面101cとを有し、上面が開口された矩形箱状に形成されている。発電要素170は、絶縁ケース108に覆われた状態で電池缶101内に収容されている。絶縁ケース108の材質は、ポリプロピレン等の絶縁性を有する樹脂である。これにより、電池缶101と、発電要素170とは電気的に絶縁されている。
正極端子141が正極集電板180を介して発電要素170の正極電極174に電気的に接続され、負極端子151が負極集電板190を介して発電要素170の負極電極175に電気的に接続されている。これにより、正極端子141および負極端子151を介して外部負荷に電力が供給され、あるいは、正極端子141および負極端子151を介して外部発電電力が発電要素170に供給されて充電される。
電池蓋組立体107は、電池蓋102と、電池蓋102に設けられた一対の貫通孔102hのそれぞれに挿入された一対のガスケット150と、各ガスケット150の貫通孔150aに挿入される正極端子141および負極端子151と、一対の絶縁部材160と、正極集電板180および負極集電板190とにより構成されている。
正極端子141および正極集電板180の材質はアルミニウム合金である。負極端子151および負極集電板190の材質は銅合金である。絶縁部材160およびガスケット150の材質は、ポリブチレンテレフタレートやポリフェニレンサルファイド、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂等の絶縁性を有する樹脂である。
[発電要素]
図3を参照して、発電要素170について説明する。図3は、図2に図示された発電要素を、その捲回終端部側を展開した状態の斜視図である。
蓄電要素である発電要素170は、図3に示すように、長尺状の正極電極174および負極電極175を、セパレータ173を介在させて捲回軸Wの周りに扁平形状に捲回することで積層構造とされている。すなわち、発電要素170は、捲回方向の両端部に断面が半円弧形状の円弧部が形成され、両端部間がほぼ平坦な平坦部を有する扁平形状の電極捲回群である。
正極電極174は、正極箔171と、正極活物質に結着材(バインダ)を配合した正極活物質合剤が正極箔171の両面に塗工されて形成された正極活物質合剤層176とを有する。負極電極175は、負極箔172と、負極活物質に結着材(バインダ)を配合した負極活物質合剤が負極箔172の両面に塗工されて形成された負極活物質合剤層177とを有する。
正極箔171は、厚さ20〜30μm程度のアルミニウム合金箔であり、負極箔172は、厚さ15〜20μm程度の銅合金箔である。セパレータ173の素材は多孔質のポリエチレン樹脂である。正極活物質は、マンガン酸リチウム等のリチウム含有遷移金属複酸化物であり、負極活物質は、リチウムイオンを可逆に吸蔵、放出可能な黒鉛等の炭素材である。
発電要素170の幅方向(捲回方向に直交する捲回軸W方向)の両端部は、一方は正極活物質合剤層176が形成されていない未塗工部(正極箔171の露出部)が積層された部分とされている。また、他方は負極活物質合剤層177が形成されていない未塗工部(負極箔172の露出部)が積層された部分とされている。正極側未塗工部の積層体および負極側未塗工部の積層体は、それぞれ予め束ねられて、それぞれ、電池蓋組立体107の正極集電板180および負極集電板190(図2参照)と超音波接合により接続され、電池蓋組立体107に一体化される。
発電要素170は、電池蓋組立体107に一体化された状態で、電池缶101内に収容された絶縁ケース108内に収容される。発電要素170は、捲回軸Wが電池缶101の底面101cに平行にされ、かつ、一対の平坦部を電池缶101の幅広面101aに平行にされて電池缶101内に収容される。この状態で、電池蓋組立体107の電池蓋102は、電池缶101の開口部を閉塞する。
閉塞した電池蓋102の周縁部が、レーザ溶接等により電池缶101の開口部101dの周縁部に接合される。そして、注液口110から非水電解液が注入される。非水電解液としては、たとえば、エチレンカーボネート等の炭酸エステル系の有機溶媒に6フッ化リン酸リチウム(LiPF6)等のリチウム塩が溶解された非水電解液を用いることができる。注液口110から電池缶101内に非水電解液を注入した後、封止栓120により注液口110が封止される。
次に、封止栓120による注液口110の封止構造について説明する。
[注液口の封止構造]
図4は、電池蓋の注液口と封止栓との拡大分解斜視図であり、図5(a)は封止栓の断面図であり、図5(b)は電池蓋の注液口付近の断面図である。また、図6は、封止栓が電池蓋の注液口に圧入された状態を示す断面図であり、図7は、図6を上方から観た平面図である。
注液口110は、電池蓋102の厚さ方向に貫通して形成された注液孔111と、注液孔111の外周に形成された凹部(周縁受け部)112とを有する。注液孔111と凹部(周縁受け部)112との境界部には面取り部113が設けられている。面取り部113は、傾斜面であっても、断面円弧状であってもよい。
凹部112は、電池蓋102の外面側に、注液孔111と同心円に形成されている。凹部112の内周側面には、中心方向に突き出す複数の突起部115が形成されている。複数の突起部115は、各突起部115の内周側の先端部に接する円が、注液孔111と同心円となるように設けられている。各突起部115は、隣接の突起部115とは分離して、つまり、断続して形成され、突起部115間は、空隙となっている。突起部115は、平面視で、半円形または多角形状を有する。詳細は後述するが、突起部115の数は、3つ以上であればよく、図示の例では5つとされている。
封止栓120は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金等のアルミニウム系金属により形成され、底面121aを有する円筒型の筒状部(挿通部)121と、筒状部(挿通部)121の上部周縁部に形成された鍔部122とを有する。封止栓120の筒状部121と鍔部122の中央部には中空部125が形成されている。つまり、封止栓120は、筒状部121と鍔部122を有し、鍔部122側が開口された中空部125を有するほぼハット型形状に形成されている。筒状部121の底面121aの周縁部には、注液口110の面取り部113に対応する面取り部121b(図5(a)参照)が設けられている。また、鍔部122の筒状部121側の周縁部には、突起部115に対応する面取り部122a(図5(a)参照)が設けられている。
図6に図示されるように、注液孔111内に封止栓120の筒状部121が挿入され、凹部112内に封止栓120の鍔部122が挿入される。
封止栓120の鍔部122の外径をD1、筒状部121の外径をD2とし、注液口110の突起部115に内接する円の径をd1、凹部112の内径をd2、注液孔111の内径をd3とした場合、次の条件が満たされている。
条件1.D2<d3
条件2.d1<D1<d2
また、封止栓120の筒状部121の高さをH1とし、注液口110の注液孔111の深さ(面取り部113の深さを含む)をh1とした場合、次の条件が満たされている。
条件3.H1<h1
[注液口の封止方法]
封止栓120により注液口110を封止する手順は下記の通りである。
封止栓120と注液口110との中心を位置合せして、封止栓120の筒状部121を、注液口110の注液孔111内に挿入する。このとき、条件1により、封止栓120の筒状部121は、注液口110の凹部112および注液孔111内に遊嵌して挿通される。また、封止栓120には面取り部121bが、注液口110には面取り部113が設けられているため、封止栓120は面取り部121bと113にガイドされ、注液口110の中心軸に沿って下降する。
封止栓120の筒状部121が注液口110に向けられた複数の突起部115に当接するので、不図示の治具を用いて、封止栓120を押し込む。これにより、封止栓120の鍔部122が複数の突起部115の当接部分を押し潰して圧入される。このとき、注液口110の複数の突起部115間は空隙とされており、条件2に示されるように、封止栓120の鍔部122の外周面は、凹部112の内周側面に接触しない。このため、封止栓120の圧入時に電池蓋102にかかる荷重は軽減され、電池蓋102の変形が抑制される。圧入時において、各突起部115の当接部分の圧潰力を低減するために、突起部115は、上述した如く、平面視で半円形や多角形状等、凹部112の内周側面から中心側に向かって先細形状にすることが好ましい。また、凹部112の底面から上部側に向かって、漸次、外周側に傾斜する傾斜面あるいは、断面円弧状にすることが好ましい。
また、鍔部122の筒状部121側の周縁部に設けられた面取り部122aにより、封止栓120は、圧入時に注液口110の中心にガイドされる。封止栓120の鍔部122の下面が注液口110の凹部112の底面に当接した時点で圧入が終了するが、この状態では、条件3により、図6に図示されるように、封止栓120の筒状部121の底面121aが電池蓋102の底面102aから引込んだ位置となる。このことは、封止栓120の底面102aに電池缶101内に収容された部材が当接しないようにするために好ましい。但し、封止栓120の底面121aが電池蓋102の底面102aと同一面か、多少、突き出る程度であってもよい。
上述した如く、封止栓120は注液口110に圧入された状態で、封止栓120の鍔部122の周縁部が、電池蓋102にレーザ溶接等により接合される。
封止栓120を溶接する際、封止栓120が注液口110の中心に対して偏心していると、溶接不良が発生する。
次に、圧入時において、封止栓120が注液口110の中心に位置決めされる、所謂、センタリングされるための突起部115の配置条件について説明する。
[封止栓のセンタリング条件]
図8は、圧入時において、封止栓がセンタリングされるための突起部の配置条件を説明するための平面図である。
図8は、突起部115が形成された注液口110の凹部112の内周を3等分する領域A1、領域A2、領域A3に分割し、かつ、突起部115の数を5つとした例である。
領域A1、領域A2、領域A3は、それぞれ、凹部112の内周を3等分する領域、換言すれば、中心角120度の扇形状を有する領域とされている。突起部115a1〜115a5は、ほぼ凹部112の内周を5等分する位置に配置されている。
そして、領域A1には突起部115a1と突起部115a2が、領域A2には突起部115a3が、領域A3には突起部115a4と突起部115a5が配置されている。
つまり、5つの突起部115a1〜115a5は、領域A1〜A3のそれぞれに少なくとも1つ配置され、かつ、注液口110の内周面に等間隔に配置されている。このため、封止栓120を注液口110に圧入する際、封止栓120は、5つの突起部115a1〜115a5のそれぞれから等しい押付け力を受ける。このため、封止栓120は、注液口110の中心に位置決めされる。換言すれば、封止栓120を注液口110内に圧入するだけで、封止栓120はセンタリングされる。
上記においては、5つの突起部115a1〜115a5が注液口110の内周面に等間隔に配置される構成で例示した。しかし、5つの突起部115a1〜115a5が、領域A1〜A3のそれぞれに少なくとも1つ配置されていれば、注液口110の内周面に等間隔に配置されていない場合でも、封止栓120をセンタリングすることが可能な条件がある。以下に、他の例を示す。
(突起部位置の変形例1)
図9は、突起部の数が3の場合において、図9封止栓をセンタリングすることが可能な突起部の配置の他の例を示す平面図である。
図9に図示された例は、図8に図示された例と同様に、突起部115が形成された注液口110の凹部112の内周を3等分し、かつ、突起部115の数を5つとした例である。
図9に図示された例においても、領域A1には突起部115a1と突起部115a2が、領域A2には突起部115a3が、領域A3には突起部115a4と突起部115a5が配置されている。つまり、凹部112の内周を3等分した各領域A1〜A3に、少なくとも1つの突起部115が配置されている。
しかし、領域A2に配置された突起部115a3は、領域A2における領域A1に近接した位置に配置され、領域A3に配置された突起部115a4と突起部115a5は、領域A3における領域A1に近接した位置に配置されている。
ここで、突起部115a5および中心Cを通る点線で示す直線x−xに関しては、突起部115a4は、直線x−xの一方の領域に配置され、突起部115a1、115a2、115a3は、直線x−xの他方の領域に配置されている。また、中心Cを通り、直線x−xに直交する微細な点線で示す直線y−yに関しては、突起部115a4、115a5、115a1は、直線y−yの一方の領域に配置され、突起部115a2、115a3は、直線y−yの他方の領域に配置されている。この状態では、封止栓120を注液口110に圧入する際、封止栓120は、直交する二方向において、突起部115a1〜115a5の少なくとも1つから押付け力を受け、センタリングされる。注液口110の内周を領域A1〜A3に3等分する場合、1つの領域の中心角は120°であり、直角(90°)より大きい。このため、突起部115が直線x−xの両側の領域に少なくとも1つ配置されていれば、直線y−yの両側にも少なくとも1つ配置されることになる。
従って、5つの突起部115a1〜115a5が、領域A1〜A3のそれぞれに少なくとも1つ配置されており、かつ、少なくとも1つの突起部115を起点として注液口110の内周を2等分したそれぞれの領域内に、1つ以上配置されていれば、封止栓120は、センタリングされる。
(突起部位置の変形例2)
図10は突起部の数が3の場合において、封止栓をセンタリングすることが可能な突起部の配置のさらに、他の例示す平面図である。
図10において、3つの突起部115a1〜115a3は、それぞれ、注液口110の内周を3等分した領域A1、領域A2、領域A3に、それぞれ、1つずつ配置されている。しかし、この例においても、3つの突起部115a1〜115a3は、中心Cに対して、等角度で配置されている訳ではない。中心Cに対して突起部115a1と突起部115a2とがなす中心角は、中心Cに対して突起部115a2と突起部115a3とがなす中心角、および中心Cに対して突起部115a3と突起部115a1とがなす中心角よりも小さい。
しかしながら、中心Cを通る実線で示すように、突起部115a1を起点にして、注液口110の内周を2等分した一方の領域B1に突起部115a2が配置され、他方の領域B2に突起部115a3が配置されている。
また、中心Cを通る点線で示すように、突起部115a2を起点にして、注液口110の内周を2等分した一方の領域B3に突起部115a3が配置され、他方の領域B4に突起部115a1が配置されている。
さらに、中心Cを通る微少な点々で示すように、突起部115a3を起点にして、注液口110の内周を2等分した一方の領域B5に突起部115a2が配置され、他方の領域B6に突起部115a1が配置されている。
つまり、突起部115a1〜115a3は、凹部112の内周を3等分した各領域a1〜a3に1つ配置され、かつ、任意の突起部115a1〜115a3を起点として、凹部112の内周を2等分した各領域内に突起部115a〜115a3のいずれか1つが配置されている。
このような配置条件により、封止栓120を凹部112に形成された複数の突起部115に圧入する際、突起部115から封止栓120に作用する圧入荷重の反力より、封止栓120は、注液口110の中心Cに位置決めされる。
図9に示す例では、1つの突起部115を起点とした場合のみに、注液口110の内周を2等分した各領域内に突起部115a〜115a3のいずれか1つが配置されている。これに対し、図10に示す例では、いずれの突起部115を起点とした場合においても、注液口110の内周を2等分した各領域内に突起部115a〜115a3のいずれか1つが配置されている。このため、図9に示す例の場合よりも、図10に示す例の場合の方が、封止栓120のセンタリングをより正確かつ容易に行うことができるので、好ましい。
上述した一実施の形態では、凹部112の内周を3等分する場合で例示したが、圧入時に、封止栓120がセンタリングされるための条件は、凹部112の内周をn等分(n≧3)する場合において、すべて同様である。すなわち、突起部115が凹部112の内周をn等分した各領域に少なくとも1つ配置され、かつ、少なくとも1つの突起部115を起点として、凹部112の内周を2等分した各領域内に突起部115のいずれか1つが配置されるようにすることにより封止栓120がセンタリングされる条件が満足される。
凹部112の内周をn等分する場合の「n」に上限はない。
しかし、現実的には、突起部115を平面視で半円形とする場合、直径0.1〜0.2mm程度が最小値である。凹部112の円周長を20mm(直径7mm程度)とすると、nは、100〜200程度となる。但し、この値は、単なる参考として示すものである。
なお、凹部112の内周を3等分して、各領域内に突起部115を少なくとも1つ配置する場合には、図9に図示されるように、すべての突起部115が、凹部112の内周を2等分する一方の領域に配置される構造が生じ得る。しかし、凹部112の内周を4等分以上に分割する場合には、各領域内に突起部115を少なくとも1つ配置することで、必然的に、少なくとも1つの突起部115を起点として、凹部112の内周を2等分した各領域内に少なくとも1つの突起部115が配置されることになる。
上記一実施の形態によれば、封止栓120の鍔部122と注液口110の凹部112との圧入時の荷重を軽減して電池蓋102の変形を抑制すると共に、封止栓120の、注液口110の中心からの偏りを抑制することができる。このため、封止栓120と電池蓋102との接合不良を防止することができる。
上記一実施の形態では、封止栓120と注液口110との圧入がなされる圧入部を、注液口110の凹部112の内周側面に形成した突起部115とした場合で例示した。しかし、圧入部を別の構造とすることができる。
以下に、圧入部を別の構造とした他の実施形態を示す。
--実施形態2--
図11は、本発明の実施形態2を示す分解斜視図である。
実施形態2においては、注液口110Aの注液孔111の内周側面に複数の突起部115aを形成し、この注液孔111の突起部115aを、封止栓115との圧入がなされる圧入部とした構造の例である。
図11に図示されるように、注液口110Aの凹部112の内周側面には突起部115は形成されておらず、注液孔111の内周側面に複数の突起部115aが形成されている。封止栓120の構造・形状は実施形態1の場合と同様である。
実施形態2における圧入条件は、封止栓120の筒状部121の径を、注液孔111の内周側面に形成された突起部115aに内接する円の径より大きく、注液孔111の内周側面の径より小さくすることである。
実施形態2においても、封止栓120がセンタリングされるための条件は、実施形態1の場合と同様である。すなわち、注液孔111の内周側面に形成された突起部115aが注液孔111の内周をn等分した各領域に少なくとも1つ配置され、かつ、少なくとも1つの突起部115aを起点として、注液孔111の内周を2等分した各領域内に突起部115のいずれか1つが配置されるようにすることである。
このようにすることにより、封止栓120の筒状部121と注液口110Aの注液孔111との圧入時の荷重を軽減して電池蓋102の変形を抑制すると共に、封止栓120の注液口110の中心からの偏りを抑制することができる。このため、封止栓120と電池蓋102との接合不良を防止することができる。
なお、上記実施形態1および2を組み合わせて、注液口110の注液孔111の内周側面に突起部115を形成し、また、注液口110の凹部112の内周側面に突起部115aを形成するようにしてもよい。
--実施形態3--
図12は、本発明の実施形態3を示す分解斜視図であり、図13は、図12を上方から観た平面図である。
実施形態3においては、封止栓120Aの鍔部122の外周側面122bに複数の突起部115bを形成し、この封止栓120Aの突起部115bを、注液口110Bに圧入される圧入部とした構造の例である。
図12、図13に図示されるように、注液口110Bの注液孔111および凹部112には突起部115は形成されておらず、封止栓120Aの鍔部122の外周側面122bに複数の突起部115bが形成されている。
実施形態3における圧入条件は、注液口110Bの凹部112の内周側面の径を、封止栓120Aの鍔部122の外周側面122bに形成された突起部115bに外接する円の径よりも小さく、かつ、封止栓120Aの鍔部122の外周側面122bの径より大きくすることである。
実施形態3においても、封止栓120がセンタリングされるための条件は、実施形態1の場合と同様である。すなわち、封止栓120Aの鍔部122の外周側面122bに形成された突起部115bが封止栓120Aの鍔部122の内周をn等分した各領域に少なくとも1つ配置され、かつ、少なくとも1つの突起部115bを起点として、封止栓120Aの鍔部122の内周を2等分した各領域内に突起部115bのいずれか1つが配置されるようにすることである。
このようにすることにより、封止栓120Aの鍔部122と注液口110Bの注液孔111との圧入時の荷重を軽減して電池蓋102の変形を抑制すると共に、封止栓120Aの注液口110の中心からの偏りを抑制することができる。このため、封止栓120Aと電池蓋102との接合不良を防止することができる。
--実施形態4--
図14は、本発明の実施形態4を示す分解斜視図である。
実施形態4においては、封止栓120Bの筒状部121の外周側面121cに複数の突起部115cを形成し、この封止栓120Bの突起部115cを、注液口110Bに圧入される圧入部とした構造の例である。
図14に図示されるように、注液口110Bの注液孔111および凹部112には突起部115は形成されておらず、封止栓120Bの筒状部121の外周側面121cに複数の突起部115cが形成されている。
実施形態4における圧入条件は、注液口110Bの注液孔111の内周側面の径を、封止栓120Bの筒状部121の外周側面121cに形成された突起部115cに外接する円の径より小さく、かつ、封止栓120Bの筒状部121の外周側面121cの径より大きくすることである。
実施形態4においても、封止栓120Bがセンタリングされるための条件は、実施形態1の場合と同様である。すなわち、封止栓120Bの筒状部121の外周側面121cに形成された突起部115cが封止栓120Bの筒状部121の内周をn等分した各領域に少なくとも1つ配置され、かつ、少なくとも1つの突起部115cを起点として、封止栓120Bno筒状部121の内周を2等分した各領域内に突起部115cのいずれか1つが配置されるようにすることである。
このようにすることにより、封止栓120Bの筒状部121と注液口110Bの注液孔111との圧入時の荷重を軽減して電池蓋102の変形を抑制すると共に、封止栓120Bの注液口110Bの中心からの偏りを抑制することができる。このため、封止栓120Bと電池蓋102との接合不良を防止することができる。
なお、上記実施形態3および4を組み合わせて、封止栓120の鍔部122の外周側面122bに突起部115bを形成し、また、筒状部121の外周側面121cに突起部115cを形成するようにしてもよい。
以上説明した通り、上記各実施形態によれば、下記の効果を奏する。
(1)封止栓120と注液口110とは、複数の突起部115において圧入される。換言すれば、圧入部における突起部115間が空隙とされている。このため、圧入時の荷重を軽減することができ、電池蓋102の変形を抑制することができる。
(2)突起部115は、突起部115が形成された封止栓120または注液口110の内周をn等分(nは3以上の整数)した各領域内に1つ以上配置され、かつ、任意の1つの突起部を起点として、突起部が形成された封止栓120または注液口110の内周を2等分したそれぞれの領域内に1つ以上配置されている。このため、圧入時において、各突起部115に作用する反力により、注液口110の中心に対する封止栓120の偏心を抑制することができる。
(3)圧入時における電池蓋102の変形を抑制し、かつ、注液口110の中心に対する封止栓120の偏心を抑制するので、封止栓120と電池蓋102との溶接不良を防止することができる。
なお、上記実施形態においては、封止栓120および電池蓋102をアルミニウム系金属により形成されているものとした。しかし、封止栓120や電池蓋102の材料は、アルミニウム系金属に限られるものではなく、一方又は他方を銅系金属、鉄、SUS等の他の金属材料により形成する場合にも適用が可能である。
上記実施形態においては、注液口110を、電池缶101を封止する電池蓋102に形成する構造として例示した。しかし、注液口110を、電池缶101に一体的に成形された電池蓋部に形成したり、電池容器103の側部に形成したりしてもよい。
上記実施形態では、封止栓120の筒状部121、鍔部122を円筒状または円盤状として例示した。しかし、これに限らず、筒状部121、鍔部122を断面多角形状または矩形状としてもよい。また、上記実施形態では、注液口110の注液孔111、凹部112を、平面視で円形として例示したが、平面視で、楕円形、多角形等、他の形状としてもよい。
上記実施形態では、突起部115を、注液口110または封止栓120の一方に形成した構造として例示した。しかし、突起部115を、注液口110と封止栓120の両方に形成してもよい。例えば、注液口110の凹部112の内周側面と、封止栓120の筒状部121の外周側面とに突起部115を形成する。または、注液口110の注液孔111の内周側面と、封止栓120の鍔部122の外周側面とに突起部115を形成する。
本発明は、リチウムイオン角形二次電池に限られるものではなく、ニッケル水素電池またはニッケル・カドミウム電池、鉛蓄電池のように水溶性電解液を用いる角形二次電池にも適用が可能である。また、本発明は、リチウムイオンキャパシタや電解二重層コンデンサ等にも適用が可能である。
その他、本発明の角形蓄電素子は、種々、変形して適用することが可能であり、要は、容器の一側面に設けられた注液口に封止栓を圧入し、封止栓の周縁部を容器に接合する角形蓄電素子において、少なくとも、封止栓と注液口とが圧入される圧入部に、封止栓または注液口の少なくとも一方の周側面に複数の突起部を形成し、突起部は、突起部が形成された封止栓または注液口の内周をn等分(nは3以上の整数)した各領域内に1つ以上配置され、かつ、少なくとも1つの突起部を起点として、突起部が形成された注液口または封止栓の内周を2等分したそれぞれの領域内に1つ以上配置されているものであればよい。
100 角形二次電池
101 電池缶(容器)
102 電池蓋
103 電池容器
110、110A、110B 注液口
111 注液孔
112 凹部(周縁受け部)
115、115a、115b、115c 突起部
120、120A、120B 封止栓
121 筒状部(挿通部)
122 鍔部
170 発電要素(電極群)

Claims (6)

  1. 電極群が収容され、電解液が注入された容器と、
    前記容器の一側面に設けられ注液口と、
    前記注液口内に圧入され、前記容器の一側面に接合される封止栓と
    記注液口の内周面に形成された複数の突起部と、を備え、
    前記突起部は、前記突起部が形成された前記注液口の内周をn等分(nは3以上の整数)した各領域内に1つ以上配置され、かつ、少なくとも1つの前記突起部を起点として、前記突起部が形成された前記注液口の内周を2等分したそれぞれの領域内に1つ以上配置されており
    前記注液口は、電解液を注入するための注液孔と、前記容器の外面側における前記注液孔の端部外周に設けられた周縁受け部とを有し、前記突起部は、前記注液孔または前記周縁受け部の少なくとも一方の内周側面に形成されている、角形蓄電素子。
  2. 請求項1に記載の角形蓄電素子において、
    前記突起部は、前記突起部が形成された前記注液口の内周をn等分(nは3以上の整数)した各領域内に1つ以上配置され、かつ、任意の前記突起部を起点として、前記突起部が形成された前記注液口の内周を2等分したそれぞれの領域内に1つ以上配置されている、角形蓄電素子。
  3. 請求項に記載の角形蓄電素子において、
    前記封止栓は、前記注液口を貫通して挿通される挿通部と、前記挿通部における前記容器の外面側の外周に設けられ鍔部とを有し、前記封止栓の前記鍔部における前記挿通部側の底部外周縁には、全周に亘り、面取りが設けられている、角形蓄電素子。
  4. 請求項に記載の角形蓄電素子において、
    前記注液口前記注液孔と前記周縁受け部との境界部には、全周に亘り、面取りが設けられている、角形蓄電素子。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の角形蓄電素子において、
    前記突起部は、平面視で円弧形状を有する、角形蓄電素子。
  6. 電極群が収容され、電解液が注入された容器と、
    前記容器の一側面に設けられ注液口と、
    前記注液口内に圧入され、前記容器の一側面に接合される封止栓と、を備え、
    前記封止栓は、鍔部と筒状部とを有し、
    前記鍔部および前記筒状部の少なくとも一方の周側面には複数の突起部が形成され、
    前記周側面に沿う前記突起部それぞれの長さは、前記周側面に沿う前記突起部間の長さより小さく形成され、
    前記突起部は、前記突起部が形成された前記封止栓の前記周側面をn等分(nは3以上の整数)した各領域内に1つ以上配置されており、かつ、任意の前記突起部を起点として、前記突起部が形成された前記封止栓の前記周側面を2等分したそれぞれの領域内に1つ以上配置されており、
    前記封止栓が前記注液口の内周に圧入された状態で、前記封止栓の前記鍔部と前記容器の前記注液口の周縁とが接合された溶接部とされている、角形蓄電素子。
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