JP5305428B2 - 密閉型電池 - Google Patents

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Description

本発明は、密閉型電池に関し、特にリチウムイオン二次電池に好適な封止構造に関するものである。
携帯用の電子機器は、小型軽量化と共に機能の高度複合化が進むことにより消費電力が増大している。
その結果、これらの電子機器に使用されるバッテリー電源用の電池には、小型、軽量でエネルギー密度が大きく、且つ、繰り返し充電使用の可能な電池が要求されている。
リチウムイオンをドープ、及び脱ドープする正極活物質と負極活物質を用いたリチウムイオン二次電池は、従来から用いられているニッケルカドミウム電池や鉛電池に比べて、容積あるいは質量当りのエネルギー密度が大きく、さらに、充電を繰り返し行ってもメモリ効果を生じないので小型の電子機器用のバッテリー電源として利用されている。
代表的な密閉型電池であるリチウムイオン二次電池は、正極電極と負極電極とをセパレータを介して巻回した電池要素、あるいは正極電極と負極電極を積層した電池要素を金属製の電池缶に収納し、電池缶とは極性の異なる電極を絶縁性部材で絶縁した電極を備えた蓋体を取り付けて電池缶と蓋体とを封口し、電池缶あるいは蓋体に大径部である凹部を設け、この凹部の底に小径部である開孔部を設けて、大径部と小径部とが段部を介して連通されてなるように設けられた電解液を注入する注液孔から所定の量の電解液を注入し、注液孔に嵌合する形状のフランジを有する封止栓を挿入し、レーザー溶接機等を用いて封止栓と注液孔とが接する部位を溶接することにより注液孔を封口して構成している。
図6は、従来の密閉型電池を説明する図であり、図6(a)は、密閉型電池の斜視図で、図6(b)は、密閉型電池の上面図である。
従来の密閉型電池は、アルミニウム合金からなる電池缶2内に電池要素(図示せず)を収納した後に電池缶2の開口部に嵌合する蓋体3を取り付け封口したものであり、蓋体3には、定められた位置に絶縁部材8で絶縁された電極4が設けられると共に注液孔5と安全弁6とが設けられている。
図7は、従来の密閉型電池の注液孔部分を説明する図で、図7(a)は、注液孔の封口工程を説明する断面図であり、図7(b)は、図6(b)の注液孔部分をG−H線で切断した断面図である。
電解液(図示せず)を注入する注液孔5は、板状のアルミニウム合金をプレス加工等によって蓋体3に大径部51と小径部52とが段部53を介して連通するように設けて形成している。
封止栓7は、注液孔5の大径部51に嵌合する側周面71を備える円板状のフランジ70と、注液孔5の小径部52に嵌合する先端を細く窄めた略円柱状の突起部72を設けて形成している。
電解液を注入した密閉型電池の蓋体3の注液孔5に封止栓7を挿入し、注液孔5の大径部51と封止栓7の側周面71とが接する面にレーザー光(図示せず)を照射して溶接することにより、溶接部9を形成して注液孔5を封口している。
この封口工程では、注液孔5の段部53等に付着した電解液の残渣が、溶接によって生じる発熱により、蒸発し、この際に生じる圧力によってピンホールやブローホール等の封口不良を発生する恐れがあった。
特許文献1では、封止栓を挿入する前に注液孔の段部に対してレーザー光を照射して注入作業時に付着した電解液の残渣を蒸発させて除去することで溶接不良の発生を防止した密閉型電池が提案されている。
しかしながら、特許文献1の方法では、封止栓を挿入する前に注液孔にレーザー光を照射することにより注液孔が変形して封口不良を生じたり、レーザー光の反射光が注液口内部に照射されることにより電池内部の電池要素が破損する恐れがあった。
特許文献2では、電解液の注液孔の内側にゴム等の弾性体を装着し、外側には平板状の金属製の押え板を装着して外側の金属製の封止栓と注液孔とが接する部位を溶接した密閉型電池が提案されている。
しかしながら、特許文献2の方法では、ゴム等の弾性体からなる封止栓が溶接時の熱の影響によって軟化変形し、ここから熱によって発熱する残渣が噴出するため封止栓の溶接が不十分なものとなって封口不良を生じる恐れがあった。
特開2000−21437号公報 特開2000−268811号公報
本発明の課題は、電解液注液孔に封止栓を装着して溶接封口する密閉型電池において、封口時に加えられる熱の影響があっても封口不良を生じることがない密閉型電池を提供することにある。
本発明は、アルミニウム合金からなる電池缶あるいは、電池缶開口部を封口する蓋体に設けた大径部である凹部を設け、この凹部の底に小径部である開孔部を設け、大径部と小径部とが段部を介して連通された電解液の注液孔に、柱状の突起部が植立された板状のフランジを備えた封止栓を装着して溶接封止した密閉型電池であって、封止栓のフランジの側面にフランジの厚みを貫通する少なくとも一つ以上の溝を有する封止栓を注液孔に挿入して注液孔、すなわち、電池缶本体または蓋体と封止栓とが接する面にレーザー光を照射して溶接することにより、注液孔を封口した密閉型電池である。
前記凹部および凹部に装着する封止栓のフランジの形状は、円板状、楕円状、角板状のいずれでもよいが、製造上は円板状が好ましい。
なお、フランジを円板状にした場合は、前記フランジの外径は、前記注液孔の大径部よりも小さい径となるようにしてフランジの全側面すなわち側周面と注液孔の大径部との間に一定の距離を保つ空隙を有するよう構成しても良い。
さらに、前記フランジには、突起部を植立した側の陵部、すなわち、フランジの側面とフランジの底面が成す陵部に面取り部を設けることで溝または空隙と小径部を導通するように構成するのが好ましい。
封止栓を注液孔に装着した後、レーザー溶接機を用いて封止栓と注液孔とが接する面を溶接する場合は、フランジの側面の、溝以外の部分を溶接した後に、溝を最後に溶接して封口する。
複数の溝を設けた場合は、フランジの一つの溝を残して、その他の部分を全て封口した後に、残り一つの溝を最後に溶接して封口する。
フランジの全側面と大径部の間に空隙を設けた場合は、溶接の順序を考慮することがない。すなわち、フランジの一端から溶接を始め、連続して空隙を溶接して封口することが可能となり、製造上好ましい。
密閉型電池の注液孔に装着する封止栓の形状をこのように構成することにより、注液孔の段部に付着した電解液の残渣がレーザー溶接の熱によって気化して蒸発する際の逃げ道となり、残渣の噴出によって生じる圧力を低減し、ピンホールやブローホール等による溶接不良を抑制することができる。
複数の溝を設けた場合、同時に全ての溝を溶接しないのは、最後のレーザー溶接に至るまでに既に十分な熱が加えられ、電解液の残渣が気化して蒸発した後をレーザー溶接することになり、ピンホールやブローホール等の溶接不良を生じないようにするためである。
また、フランジの外径を注液孔の大径部よりも小さい径となるようにしてフランジの全側面と注液孔の大径部との間に空隙を設けることにより、レーザー溶接の熱によって気化して蒸発する際の逃げ道を作り、残渣の噴出によって生じる圧力を低減し、ピンホールやブローホール等による溶接不良を抑制することができる。
さらに、フランジの突起部側の陵部に面取り部を設け、溝や空隙と小径部を導通することにより、注液孔の段部に付着した電解液の残渣が気化して蒸発する際の逃げ道を確保して、残渣の噴出によって生じる圧力を低減し、ピンホールやブローホール等による溶接不良を抑制することができる。
本発明によれば、アルミニウム合金からなる電池缶または前記電池缶の蓋体に凹部を設け、前記凹部の底に開孔部を設けた電解液の注液孔に、前記凹部に嵌合する板状のフランジと、前記フランジの底面に前記開孔部に挿入する柱状の突起部が植立されてなる封止栓を前記注液孔に挿入して、前記フランジと、前記電池缶または前記蓋体を溶接封口した密閉型電池であって、前記フランジの側面に前記フランジの厚み方向に貫通する溝を設けてなることを特徴とする密閉型電池が得られる。
本発明によれば、前記フランジの前記側面と前記底面が成す陵部に面取り加工を施してなることを特徴とする密閉型電池が得られる。
本発明により、封止栓を注液孔に挿入してレーザー溶接を行うときに注液孔の段部に電解液の残渣があった場合でも、レーザー溶接によって生じる熱によって電解液の残渣が気化して蒸発するときに生じる圧力を低減する溝を封止栓に設けることにより、レーザー光による封口工程において、ピンホールやブローホール等の溶接不良がない安定したレーザー溶接を行うことが可能となり、封口不良のない密閉型電池を提供することが可能となった。
本発明の密閉型電池は、アルミニウム合金からなる電池缶に電池要素部を収納し、電池缶に蓋体を取り付けて封口した後、電池缶あるいは蓋体に大径部と小径部とが段部を介して連通するように設けられた電解液を注入する注液孔から電解液を注入し、注液孔の小径部に嵌合する先端が細く窄めた柱状の突起部と板状のフランジを備えた封止栓を挿入したものをレーザー溶接により、注液孔と封止栓のフランジとが接する面を溶接して注液孔を封口する。
前記封止栓のフランジには、フランジの側面にフランジの厚み方向を貫通する少なくとも一つ以上の溝を有するように構成する。
また、注入孔の段部に面するフランジの陵部には、面取り加工を施し、面取り部を有するように構成する。
なお、封止栓のフランジの側面に設けられた溝は、フランジの上面中心を高さ方向に貫通する軸に対して少なくとも一つ以上の対となるよう点対称に構成するのが良い。
また、注入孔の大径部の内周面と封止栓のフランジの全側面との距離が一定となるように構成しても良い、すなわち、円板状のフランジを用いる場合は、注入孔の大径部の径に対してフランジの側周面の外径を小さくなるように構成するのが良い。
以下に実施例を用いて、本発明の実施の形態を詳述する。
(実施例1)
図1は、本発明の密閉型電池を説明する図であり、図1(a)は、密閉型電池の斜視図であり、図1(b)は、密閉型電池の上面図であり、図1(c)は、図1(b)の注液孔部分をE−F線で切断した断面図である。
本発明の密閉型電池は、幅30mm、高さ48mm、厚さ4mmのアルミニウム合金(合金番号:A3003)製の電池缶2に電池要素(図示せず)を収納した後に、電池缶2とは極性の異なる電極4を絶縁性部材8で絶縁したものと大径部と小径部とが段部を介して連通している階段状の注液孔5と安全弁6とを有し、アルミニウム合金(合金番号:A3003)製の蓋体3を電池缶2に嵌合し溶接にて封口した。
電解液(図示せず)は、六フッ化リン酸リチウムを電解質としてジエチルカーボネート(DEC)とエチレンカーボネート(EC)を主とした混合溶媒に溶解したものを用いた。
蓋体3に設けられた電解液の注液孔5は、蓋体3を構成する厚さ1.0mmの板状のアルミニウム合金に中心の軸が等しい直径2.0mm、深さ0.5mmの大径部51と直径1.2mmの小径部52とが段部53を介して連通し、貫通孔を形成した。
図2は、本発明の密閉型電池の封止栓を説明する図であり、図2(a)は、封止栓の側面図であり、図2(b)は、封止栓の平面図である。
封止栓7aは、アルミニウム合金製で直径2.0mm、厚さ0.5mmの略円板状のフランジ70aとフランジ70aの中心軸上に注液孔5の小径部52に嵌合する先端を窄めて垂直に設けた直径1.2mm、高さ0.7mmの円柱状の突起部72とにより形成した。
フランジ70aには、直交するX軸とY軸とが外周面71aと交わる位置に中心軸に向かって深さ0.1mm、円周方向に幅0.2mmの凹状の溝73aをフランジ70aの側周面71aにフランジの厚みを貫通するように設け、さらに、フランジ70aには、突起部72側の陵部に0.1mm×45°の面取り部74aを設けた。
図3は、密閉型電池の注液孔の封口を説明する図であり、図3(a)は、注液孔に封口工程を説明する断面図であり、図3(b)は、図1(b)の注液孔部分をE−F線で切断した封口後の断面図である。
電解液を注入した密閉型電池の蓋体3に設けられた注液孔5に封止栓7aを挿入し、注液孔5の大径部51と封止栓7aのフランジ70aの側周面71aとが接する面に順次溝73aを埋めていくようにレーザー溶接機にてレーザー光を照射して溶接することにより、溶接部9を形成して注液孔5を封口したリチウムイオン二次電池を500個作製して封口不良の検査を行ったところ、不良の発生はなかった。
(実施例2)
図4は、本発明の密閉型電池の封止栓を説明する図であり、図4(a)、封止栓の側面図であり、図4(b)は、封止栓の平面図である。
封止栓7bは、アルミニウム合金製で直径2.0mm、厚さ0.5mmの円柱状のフランジを中心より等しい距離でX軸とY軸とに平行に溝73bを設けたフランジ70bとフランジの中心軸上に垂直に設けた先端を細く窄めた直径1.2mm、高さ0.7mmの円柱状の突起部72とにより形成した。
フランジ70bは、円柱状のフランジの側周面71bと直交するX軸とY軸とが交わる位置にフランジの中心に向かって深さ0.1mmの位置でX軸とY軸とに平行となる溝73bを設け、さらに、フランジ70bには、突起部72側の陵部の外周上に0.1mm×45°の面取り部74bを設けた。なお、2点鎖線で示す想像線は、注液孔5の大径部51を示している。
本発明の密閉型電池は、封止栓7bを図4のように溝73bの形状を変更した以外は実施例1と同様の部材と工程にてリチウムイオン電池を作製した。
電解液を注入した密閉型電池の蓋体3に設けられた注液孔5に封止栓7bを挿入し、注液孔5の大径部51と封止栓7bのフランジ70bの側周面71bとが接する面に順次溝73bを埋めていくようにレーザー溶接機にてレーザー光を照射して溶接することにより、溶接部9を形成して注液孔5を封口したリチウムイオン二次電池を500個作製して封口不良の検査を行ったところ、不良の発生はなかった。
(実施例3)
図5は、本発明の密閉型電池の封止栓を説明する図であり、図5(a)、封止栓の側面図であり、図5(b)は、封止栓の平面図である。
封止栓7cは、アルミニウム合金製で直径1.9mm、厚さ0.5mmの略円柱状のフランジ70cとフランジの中心軸上に垂直に設けた先端を細く窄めた直径1.2mm、高さ0.7mmの円柱状の突起部72とにより形成した。
フランジ70cには、突起部72側の陵部に0.03mm×45°の面取り部74cを設けた。なお、2点鎖線で示す想像線は、注液孔5の大径部51を示している。
本発明の密閉型電池は、封止栓7cを図4のように円筒状の空隙73cを形成した以外は実施例1と同様の部材と工程にてリチウムイオン二次電池を作製した。
電解液を注入した密閉型電池の蓋体3に設けられた注液孔5に封止栓7cを挿入し、注液孔5の大径部51と封止栓7cのフランジ70cの側周面71cとが接する面に順次空隙73cを埋めていくようにレーザー溶接機にてレーザー光を照射して溶接することにより、溶接部9を形成して注液孔5を封口したリチウムイオン電池を500個作製して封口不良の検査を行ったところ、不良の発生はなかった。
(比較例)
封止栓の構造を変更した以外は実施例1と同様にリチウムイオン電池を作製した。
図7に示すように、封止栓7のフランジ部に空隙部が生じないように注液孔5と嵌合するように形成した。
電解液を注入した密閉型電池の蓋体3に設けられた注液孔5に封止栓7を挿入し、注液孔と封止栓7とが接する面にレーザー溶接機にてレーザー光を照射して溶接することにより、溶接部9を形成して注液孔5を封口してリチウムイオン二次電池を作製した。
作製した500個のリチウムイオン二次電池について、レーザー溶接後の封口不良を検査したところ、3個のピンホール、ブローホールによる溶接不良が発生した。
以上、実施例を用いて、この発明の実施の形態を説明したが、この発明は、これらの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。すなわち、当業者であれば、当然なしえるであろう各種変形、修正もまた本発明に含まれる。
本発明の密閉型電池を用いることにより、携帯用の電子機器に使用されるバッテリー電源において、注液孔の封口不良のないリチウムイオン二次電池を提供することができる。
本発明の密閉型電池を説明する図。図1(a)は、斜視図。図1(b)は、上面図。図1(c)は、図1(b)の注液孔部分をE−F線で切断した断面図。 本発明の密閉型電池の封止栓を説明する図。図2(a)は、側面図。図2(b)は、平面図。 密閉型電池の注液孔の封口を説明する図。図3(a)は、注液孔に封口工程を説明する断面図。図3(b)は、図1(b)の注液孔部分をE−F線で切断した封口後の断面図。 本発明の密閉型電池の封止栓を説明する図。図4(a)は、側面図。図4(b)は、平面図。 本発明の密閉型電池の封止栓を説明する図。図5(a)は、側面図。図5(b)は、平面図。 従来の密閉型電池を説明する図。図6(a)は、斜視図。図6(b)は、上面図。 従来の密閉型電池を説明する図。図7(a)は、注液孔の封口工程を説明する断面図。図7(b)は、図6(b)の注液孔部分をG−H線で切断した断面図。
符号の説明
2 電池缶
3 蓋体
4 電極
5 注液孔
6 安全弁
7、7a、7b、7c 封止栓
8 絶縁部材
9 溶接部
51 大径部
52 小径部
53 段部
70、70a、70b、70c フランジ
71、71a、71b、71c 側周面
72 突起部
73、73a、73b 溝
73c 空隙
74、74a、74b、74c 面取り部

Claims (2)

  1. アルミニウム合金からなる電池缶または前記電池缶の蓋体に凹部を設け、前記凹部の底に開孔部を設けた電解液の注液孔に、前記凹部に嵌合する板状のフランジと、前記フランジの底面に前記開孔部に挿入する柱状の突起部が植立されてなる封止栓を前記注液孔に挿入して、前記フランジと、前記電池缶または前記蓋体を溶接封口した密閉型電池であって、前記フランジの側面に前記フランジの厚み方向に貫通する溝を設けてなることを特徴とする密閉型電池。
  2. 前記フランジの前記側面と前記底面が成す陵部に面取り加工を施してなることを特徴とする請求項1に記載の密閉型電池。
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