JP5923993B2 - 筒内残留ガス量の推定装置及び、推定方法 - Google Patents

筒内残留ガス量の推定装置及び、推定方法 Download PDF

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本発明は、筒内残留ガス量の推定装置及び、推定方法に関する。
内燃機関等のエンジンの燃焼解析を行う場合、指圧線図の解析や熱発生率及び、筒内温度等の状況を把握することが非常に重要となる。例えば、特許文献1には吸気バルブ閉弁時(Intake Valve Close:以下、IVCという)から排気バルブ開弁時(Exhaust Valve Open:以下、EVOという)における筒内残留ガス量を状態方程式に基づいて推定算出する技術が開示されている。しかしながら、このような推定算出方法はIVCからEVOの間にしか適用できず、特に吸気行程時や排気行程時における燃焼解析が困難な現状がある。
特開平3−253734号公報
ところで、エンジンの燃焼状態を把握する上では、筒内の残留ガス量を精度良く解析することが非常に重要となる。筒内のガス量は吸入空気量、EGRガス量、燃焼ガス量及び、残留ガス量により構成され、筒内平均ガス温度を算出する際にこれらのガス量が直接的に影響を与える。
しかしながら、筒内の残留ガス量は排気行程時及び吸気行程時のガスの移動量、すなわち吸気の噴き返しや吹き抜け又は排気の噴き戻し等の収支により決まり、これらガスの移動量を測定することは困難である。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、その目的は、エンジンの排気行程時及び吸気行程時における筒内の残留ガス量を精度良く推定することにある。
上記目的を達成するため、本発明の筒内残留ガス量推定装置は、内燃機関の筒内に残留するガス量を推定する筒内残留ガス量推定装置であって、筒内圧力と筒内容積と予め設定した所定の筒内総ガス量とに基づいて状態方程式より吸気弁閉弁時から排気弁開弁時の間の筒内温度を算出する第1演算過程と、筒内圧力と吸気圧と排気圧と排気温度と前記第1演算過程で算出した筒内温度と予め設定した所定の吸気温度とに基づいて熱力学関係式より排気弁開弁時から吸気弁閉弁時の間の筒内温度と筒内総ガス質量とを算出する第2演算過程とを実行処理する演算手段を備え、前記演算手段は、前記第2演算過程で算出される筒内総ガス量が吸気量と還流ガス量と筒内残留ガス量との総和と等しくなるまで前記所定の吸気温度の値を変化させながら前記第2演算過程を繰り返し実行すると共に、等しくなった際の筒内残留ガス量を残留ガス量推定値とすることを特徴とする。
また、前記演算手段はさらに、前記第1演算過程で算出した筒内温度と前記第2演算過程で算出した筒内温度とが等しくなるまで前記第1及び第2演算過程を繰り返し実行すると共に、二回目以降の第1演算過程では、予め設定した前記所定の筒内総ガス量を直前の第2演算過程で算出した筒内総ガス量に置き換えてもよい。
また、本発明の筒内残留ガス量推定方法は、内燃機関の筒内に残留するガス量を推定する筒内残留ガス量推定方法であって、筒内圧力と筒内容積と予め設定した所定の筒内総ガス量とに基づいて状態方程式より吸気弁閉弁時から排気弁開弁時の間の筒内温度を算出する第1演算過程と、筒内圧力と吸気圧と排気圧と排気温度と前記第1演算過程で算出した筒内温度と予め設定した所定の吸気温度とに基づいて熱力学関係式より排気弁開弁時から吸気弁閉弁時の間の筒内温度と筒内総ガス質量とを算出する第2演算過程とを含み、前記第2演算過程で算出される筒内総ガス量が吸気量と還流ガス量と筒内残留ガス量との総和と等しくなるまで予め設定した前記所定の吸気温度の値を変化させながら前記第2演算過程を繰り返し実行すると共に、等しくなった際の筒内残留ガス量を残留ガス量推定値とすることを特徴とする。
また、前記第1演算過程で算出した筒内温度と前記第2演算過程で算出した筒内温度とが等しくなるまで前記第1及び第2演算過程を繰り返し実行すると共に、二回目以降の第1演算過程では、前記所定の筒内総ガス量を直前の第2演算過程で算出された筒内総ガス量に置き換えてもよい。
本発明の筒内残留ガス量の推定装置によれば、エンジンの排気行程時及び吸気行程時における筒内の残留ガス量を精度良く推定することができる。
本発明の一実施形態に係る筒内残留ガス量の推定装置を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る筒内残留ガス量の推定装置で推定された筒内温度の時間変化を示す図である。 本発明の一実施形態に係る筒内残留ガス量の推定装置で推定された筒内ガス量の時間変化を示す図である。 本発明の一実施形態に係る筒内残留ガス量の推定装置による第1演算過程を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る筒内残留ガス量の推定装置による第2演算過程を示すフローチャートである。
以下、図1〜5に基づいて、本発明の一実施形態に係る筒内残留ガス量の推定装置を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
まず、本実施形態に係る筒内残留ガス量の推定装置10が適用される機関全体の構成から説明する。
図1に示すように、ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)20には吸気ポート21と排気ポート22とが設けられている。また、吸気ポート21には吸気バルブ24の開弁によりエンジン20の筒内20aに吸気を導入する吸気通路26が接続され、排気ポート22には排気バルブ27の開弁により排気ガスを排出する排気通路28が接続されている。
吸気通路26の上流側には、吸入空気量を検出するマスエアフローセンサ(以下、MAFセンサという)30が設けられている。また、吸気ポート21には吸気圧を検出する吸気圧センサ31が設けられ、エンジン20には筒内圧を検出する筒内圧センサ34が設けられている。さらに、排気ポート22には、排気圧を検出する排気圧センサ32と、排気温度(以下、排気ポート内温度)を検出する排気温度センサ33が設けられている。これらMAFセンサ30、吸気圧センサ31、排気圧センサ32、排気温度センサ33及び、筒内圧センサ34は、後述する演算装置50と電気的に接続されており、検出したセンサ値を出力するように構成されている。
EGR装置40は排気の一部を吸気系に還流するもので、排気通路28と吸気通路26とを接続するEGR通路41と、EGR通路41に介装されたEGRクーラ42と、EGRガス量を調整するEGRバルブ43とを備え構成されている。このEGRバルブ43のバルブ開度は、電気的に接続された演算装置50にEGR率として出力される。
演算装置50は、エンジン20の筒内温度や筒内残留ガス量を推定演算するもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え構成されている。この各種演算を行うために、MAFセンサ30、吸気圧センサ31、排気圧センサ32、排気温度センサ33等の各種センサの出力信号がA/D変換された後に入力される。
以下、本実施形態の演算装置50による筒内残留ガス量の推定演算について説明する。まず、この推定演算の基本的な原理について説明する。
IVCからEVO間における筒内平均ガス温度Tclyは、気体の状態方程式に基づいて算出する。しかしながら、吸気行程及び排気行程における筒内20aのガス交換過程では、状態方程式に基づいて算出することができない。そこで、ガス交換過程を含めた燃焼解析を行うことで、エンジン20の運転条件下における筒内残留ガス量Gresを以下の手順で推定する。
系のモデルは、シリンダ(筒内)20aと吸排気ポート21,22とを考慮する。未知数は吸排気バルブ24,27を通過するガス量dGclyin,dGclyoutと、筒内平均ガス温度Tclyと、筒内残留ガス量Gresと、吸気ポート21内の温度Tintである。一方、筒内圧力、吸気ポート圧、排気ポート圧及び、排気ポート22内の温度Toutは実測値を用いる。
IVCからEVOの間及び、EVOからIVCの間における燃焼解析は、それぞれの数値を受け渡すことで演算処理を行う。ここで、IVCからEVOの間で演算されるEVO時筒内平均ガス温度TclyをEVO筒内温度Tcly,1とし、EVOからIVCの間で演算されるEVO時筒内平均ガス温度TclyをIVC筒内温度Tcly,2とする。ただし、それぞれの過程で算出されるEVO筒内温度Tcly,1とIVC筒内温度Tcly,2とは一致する必要がある。
したがって、EVO筒内温度Tcly,1とIVC筒内温度Tcly,2とが等しくなる(Tcly,1=Tcly,2)まで演算を繰り返す。この演算過程において、系のエネルギと物質収支とはバランスが取れているので、EVOからIVCの間における演算過程で筒内残留ガス量Gresが推定されることになる。
ここで、上述の各演算過程を詳述すると、筒内平均ガス温度Tclyは、次式(1)の状態方程式により算出される。
ここで、Pclyは筒内圧力、Vclyは筒内容積、Gclyは筒内総ガス量、Rはガス定数である。筒内総ガス量Gclyは、吸入空気GMAF、EGRガス量GEGR、燃焼ガス量Gburn及び、筒内残留ガス量Gresの総和であり、次式(2)のように表される。
吸入空気GMAFはMAFセンサ30の検出値を用いる。また、EGRガス量GEGRは、EGRバルブ43の開度であるEGR率と、MAFセンサ30の検出値である吸入空気GMAFとに基づいて算出される。燃焼ガス量Gburnは、筒内圧力変化より算出した熱発生率を積分して得た値を、低位発熱量で除算することで算出される。筒内残留ガス量Gresは、以下に説明するEVOからIVCの間の演算過程において算出される。
EVOからIVCの間における演算過程では、まず上式(1)により得られた筒内平均ガス温度Tclyのうち、t=EVOの時の値であるEVO筒内温度Tcly,1を初期値に設定する。さらに、吸気ポート内温度TintをT1(例えば、80℃)と仮定して筒内20a、吸気ポート21及び排気ポート22内の初期ガス量を算出する。吸排気バルブ24,27を通過するガス流量は、圧縮性流体の絞り流れとして各吸排気ポート21,22や筒内圧力比や有効開口面積等から、次式(3),(4)で算出することができる。
ここで、dGは単位時間当たりに吸排気バルブ24,27を通過するガス流量、Aは吸排気バルブ24,27の有効開口面積、p0は上流側の圧力、pは下流側の圧力、kは上流側の比熱比、Gは上流側のガス量、Vは上流側の容積である。また、筒内温度、圧力及び、ガス量は、エネルギバランス、質量保存及び、状態方程式により算出する。なお、上流側の圧力p0とは、吸気圧センサ31及び排気圧センサ32のうち高い値を示したセンサの検出値をいい、下流側の圧力pとは、吸気圧センサ31及び排気圧センサ32のうち低い値を示したセンサの検出値をいう。
筒内残留ガス量Gresは、このガス交換過程において筒内20aに補足されたガス量として算出することができる。上述のEVOからIVCの間における演算過程をt=IVCの時まで行い、この時点で算出される筒内ガス量Gclyが吸入空気GMAFとEGRガス量GEGRと筒内残留ガス量Gresとの総和(Gcly=GMAF+GEGR+Gres)となるまで、仮定した吸気ポート内温度T1を変化させる。
これらIVCからEVOの間及び、EVOからIVCの間の演算過程は、t=IVCの時において、EVO筒内温度Tcly,1とIVC筒内温度Tcly,2とが等しくなるまで繰り返される。このようにして得られた結果は、図2に示す筒内温度の時間変化及び、図3に示す筒内ガス量の時間変化として表される。
次に、本実施形態の演算装置50による演算過程の流れを図4,5のフローチャートに基づいて説明する。
図4のフローチャートはIVCからEVOの間における演算過程を示している。まずステップ1(以下、ステップを単にSと記載する)ではt=IVC時における各パラメータが設定される。S2では今回の演算過程が1回目の演算であるか否かが確認される。1回目の演算の場合は、S3で筒内残留ガス量Gresを任意の値であるGres,1と仮定する。一方、2回目以降の演算の場合は、S3’で後述するEVOからIVCの間における演算過程で算出されたGres,calcを設定する。
S4では、上式(1)に基づいて筒内平均ガス温度Tclyが算出されると共に、上式(2)に基づいて筒内残留ガス量Gresが算出される。さらにS5ではt=EVOか否かが確認される。t=EVOの場合はS6へと進む一方、t≠EVOの場合はS4に戻される。
S6では、t=EVOの時に算出された筒内平均ガス温度TclyをEVO筒内温度Tcly,1に設定して、図5に示すEVOからIVCの間の演算過程へと進む。
図5のS7ではt=EVO時における各パラメータが設定される。
S8では、吸気ポート内温度Tintを任意の値であるT1(例えば、80℃)に設定する。その後、S9では上式(1)に基づいてGcly(t),Gint(t),Gexh(t)が算出され、さらにS10では上式(3),(4)に基づいてdGcly(t),dPcly(t),dPcly,2(t)が算出される。
S11ではS10で算出されたdGcly(t),dPcly(t),dPcly,2(t)が時間で積分される。そして、S12ではt=IVCであるか否かが確認される。t=IVCの場合はS13へと進む一方、t≠IVCの場合はS10に戻される。
S13では、Gcly,IVCからGMAFとGEGRとGres,calcとの総和を減算した値が所定の判定閾値α以下であるか否かが確認される。ここでGres,calcは、S11の過程で算出されるGcly(t+1)の最小値が用いられる。判定閾値α以下の場合はS14へと進む一方、判定閾値αよりも大きい場合はS8に戻される。この時、吸気ポート内温度Tintを新たな値に設定すべくT1にΔT(例えば5℃)が加算される。
S14では、算出された筒内温度Tcly,2と筒内残留ガス量Gres,calcとがEVOからIVCの間の値として記憶される。ここで記憶されるGres,calcは前述のS2で2回目以降の演算と判定された場合のGresに用いられる(図4のS3’参照)。
S15では、EVO筒内温度Tcly,1とIVC筒内温度Tcly,2とが等しいか否かが判定される。Tcly,1とTcly,2とが等しい場合はリターンされる一方、等しくない場合はさらに演算を繰り返すべくS1に戻される。
以上詳述したように、本実施形態の筒内残留ガス量の推定装置10によれば、エンジン20の運転条件下においてガス交換過程(排気・吸気行程)時の筒内ガス量の変化を把握することが可能となる。したがって、筒内20aの残留ガス量を精度良く推定算出することができる。さらに、ガス交換過程時の筒内温度の解析も精度良く行うことができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上述の実施形態において、推定装置10はEGR装置40を備えるエンジン20に適用されるものとして説明したが、EGR装置40を備えないシステムに適用することもできる。この場合は、上述の各演算過程の式からEGRガス量GEGRを省略すればよい。
また、エンジン20はディーゼルエンジンに限定されず、ガソリンエンジン等の他の内燃機関にも広く適用することが可能である。
10 推定装置
20 エンジン
21 吸気ポート
22 排気ポート
24 吸気バルブ
26 吸気通路
27 排気バルブ
28 排気通路
30 MAFセンサ
31 吸気圧センサ
32 排気圧センサ
33 排気温度センサ
34 筒内圧センサ
40 EGR装置
41 EGR通路
43 EGRバルブ
50 演算装置

Claims (2)

  1. 内燃機関の筒内に残留するガス量を推定する筒内残留ガス量推定装置であって、
    筒内圧を検出する筒内圧センサと、
    吸気圧を検出する吸気圧センサと、
    排気圧を検出する排気圧センサと、
    排気温度を検出する排気温度センサと、
    筒内圧力実測値と筒内容積と予め設定した所定の筒内総ガス量とに基づいて状態方程式より吸気弁閉弁時から排気弁開弁時の間の筒内温度を算出する第1演算過程と、筒内圧力実測値と吸気圧実測値と排気圧実測値と排気温度実測値と前記第1演算過程で算出した筒内温度と予め設定した所定の吸気温度とに基づいて熱力学関係式より排気弁開弁時から吸気弁閉弁時の間の筒内温度と筒内総ガスとを算出する第2演算過程とを実行処理する演算手段を備え、
    前記演算手段は、前記第2演算過程で算出される筒内総ガス量が吸気量と還流ガス量と筒内残留ガス量との総和と等しくなるまで前記所定の吸気温度の値を変化させながら前記第2演算過程を繰り返し実行すると共に、等しくなった際の筒内残留ガス量を残留ガス量推定値とすることを特徴とする筒内残留ガス量推定装置。
  2. 内燃機関の筒内に残留するガス量を推定する筒内残留ガス量推定方法であって、
    筒内圧力実測値と筒内容積と予め設定した所定の筒内総ガス量とに基づいて状態方程式より吸気弁閉弁時から排気弁開弁時の間の筒内温度を算出する第1演算過程と、筒内圧力実測値と吸気圧実測値と排気圧実測値と排気温度実測値と前記第1演算過程で算出した筒内温度と予め設定した所定の吸気温度とに基づいて熱力学関係式より排気弁開弁時から吸気弁閉弁時の間の筒内温度と筒内総ガスとを算出する第2演算過程とを含み、
    前記第2演算過程で算出される筒内総ガス量が吸気量と還流ガス量と筒内残留ガス量との総和と等しくなるまで予め設定した前記所定の吸気温度の値を変化させながら前記第2演算過程を繰り返し実行すると共に、等しくなった際の筒内残留ガス量を残留ガス量推定値とすることを特徴とする筒内残留ガス量推定方法。
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